JP3428356B2 - 生理活性物質及びその製造方法 - Google Patents

生理活性物質及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アガリクスブラゼ
イの菌糸体や子実体などから得られる生理活性物質およ
び、この生理活性物質を得るための製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アガリクスブラゼイ(Agaricus
blazei)は、ブラジル原産の担子菌類キノコ
で、ガンやその他の成人病に対して優れた効果のあるこ
とが知られている。近年、このキノコの人工培養方法も
開発されているが、栽培方法が難しいため、需要の拡大
に供給が追いついていないのが現状である。
【0003】一方、アガリクスブラゼイに関する医学的
および栄養学的研究は比較的盛んであり、このキノコに
含有される主要な有効成分は多糖の一種であるβ−グル
カンであることが報告されている。このβ−グルカン
は、免疫賦活能力が高く、免疫細胞(NK細胞等)を活
性化してガン細胞を攻撃し、ガンを殺滅させることが知
られている。β−グルカンは、アガリクスブラゼイに限
らず、シイタケ、マツタケ、マイタケ等のキノコ類でも
知られ、シイタケから抽出したレンチナンやカワラタケ
から抽出したクレスチンは、既に抗ガン剤として製薬化
されているが、現在までの幾つかの研究では、アガリク
スブラゼイが最も抗ガン作用のあるキノコとされてい
る。
【0004】従来、アガリクスブラゼイからβ−グルカ
ン等の有効多糖を抽出する方法が提案されているが(例
えば、特開平1−67195号参照)、アガリクスブラ
ゼイに含まれるβ−グルカン等がきわめて少ないことか
ら、所定量の抽出量を得るためには大量のアガリクスブ
ラゼイを必要とするといった問題があった。また、酵素
剤を利用してアガリクスブラゼイの菌体からエキス成分
を抽出する方法として、特開平5−268905号が知
られている。この方法は、アガリクスブラゼイの菌体に
エンド−1,4−β−グルカナーゼ、キシラナーゼおよ
びエンド−1,3−β−グルカナーゼを含有する酵素剤
を作用させて、マツタケ様の風味を保持した抽出エキス
液を得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たエキス成分の抽出方法では、β−グルカナーゼを含む
酵素剤を利用しているために、アガリクスブラゼイの菌
体中に含まれるβ−グルカンあるいは菌体処理の途中で
得られたβ−グルカンがさらに分解してセルビオースや
グルコースができてしまうといった問題があった。
【0006】そこで、本発明は、アガリクスブラゼイの
菌糸体や子実体、あるいは菌糸体を培養した後の廃液か
らβ−グルカン等の有効多糖を多量に含む生理活性物質
を得ることを目的としている。特に、ヘミセルラーゼを
酵素剤として利用することでアガリクスブラゼイの構造
糖であるヘミセルロースを分解してβ−グルカンを多量
に含む活性多糖を得、アガリクスブラゼイからβ−グル
カンの収率を向上させるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の請求項1
に係る生理活性物質は、アガリクスブラゼイの菌糸体、
子実体、又は菌糸体を培養した後の廃液のいずれかを
ヘミセルラーゼによる酵素剤で分解処理することによっ
て得られるβ−グルカンを含有することを特徴としてい
る。
【0008】また、本発明の請求項2に係る生理活性物
質の製造方法は、アガリクスブラゼイの菌糸体、子実
体、又は菌糸体を培養した後の廃液のいずれかにヘミセ
ルラーゼによる酵素剤を作用させて分解処理することを
特徴とする。
【0009】本発明における生理活性物質は、β−D−
グルカン等の低分子の活性多糖を多量に含有するもの
で、それ以外にも核酸等の有効成分を含むものである。
活性多糖の分子量は約200万〜50万程度であり、こ
のように低分子化することで、体内での消化吸収が一段
と高まり、免疫賦活効果を期待できることになる。アガ
リクスブラゼイの菌糸体は、液体培養および固体培養の
いずれによっても得ることができる。また、アガリクス
ブラゼイの子実体にはもちろんのこと菌糸体を培養した
後の廃液にもβ−グルカンなどが含まれることから、こ
れらから生理活性物質を得ることができる。
【0010】本発明に用いられる酵素剤の主体はへミセ
ルラーゼである。本発明のヘミセルラーゼは、トリコデ
ルマ・ビリデ JAM4033、トリコデルマ・ハルジ
アナム JAM4031、アスペルギルス・タマリ J
AM4007及びアスペルギルス・ニガー JAM40
12のそれぞれを培養することによって得られた酵素群
(例えば、マンナーゼ、アラビノシダーゼ、キシロビア
ーゼなど)や、一般に市販されている酵素剤(例えば、
シグマ社製のヘミセルラーゼ)を利用することもでき
る。へミセルラーゼを単独で使用することもできるが、
他にペクチナーゼを混合して使用することで酵素処理の
段階的反応がスムーズに移行する。
【0011】菌糸体を酵素処理したときのβ−グルカン
の分解生成過程を図1の概念図で説明すると、菌糸体
は、β−グルカンのほか、キシランやマンナン、アラビ
ナン等が結合して長鎖繊維を構成している。これにヘミ
セルラーゼ又はペクチナーゼを混合した酵素を作用させ
ると、ヘミセルロースが段階的に加水分解して結合鎖が
切れ、高分子多糖を経て活性多糖(β−D−グルカン)
が得られる。
【0012】菌糸体に対する酵素剤の添加割合は0.0
1〜0.5重量%、望ましくは0.1重量%前後であ
る。また、酵素処理液のpHは、3.0〜8.5、望ま
しくはpH4.5前後である。酵素処理の温度は25〜
60℃、望ましくは約45℃である。さらに、酵素処理
時間は20〜120分、望ましくは約60分程度であ
る。
【0013】酵素処理による反応がある程度まで進行し
たら、処理液を加熱して酵素反応を止める。通常、80
〜100℃で約10分間加熱して酵素を失活させる。酵
素反応の停止によって、アガリクスブラゼイ由来のβ−
グルカンを多量に含む活性多糖の原料が完成する。さら
に、これを濃縮、乾燥することで本発明の生理活性物質
を得る。乾燥法は凍結乾燥が望ましいが、有効成分が比
較的熱にも強いことからスプレードライによる乾燥も可
能である。本発明生理活性物質は、主成分であるβ−グ
ルカンの他にα−グルカン、β−ガラクトグルカン、タ
ンパク質グルカン等を含有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、上記アガリクスブラゼイ
から得られる菌糸体等の培養方法およびこれを酵素処理
する場合の実施の形態を説明する。
【0015】アガリクスブラゼイの菌糸体は、固体培養
または液体培養のいずれの方法でも得ることができ、ま
たアガリクスブラゼイの子実体は、本発明者が既に特許
出願している栽培方法などによって得ることができる
(特願平7−324617号公報参照)。アガリクスブ
ラゼイの菌糸体を固体培養によって得る方法としては、
例えば、麦粒を主体とした固体培地、又はMYA(麦芽
エキス2%、酵母エキス1%、寒天2%)培地を滅菌
し、アガリクスブラゼイの種菌を無菌操作によって接種
し、25度で30日間培養することで菌糸体が得られ
る。
【0016】一方、アガリクスブラゼイの菌糸体を液体
培養によって得る方法としては、例えばSMY培地を用
いた方法がある。このSMY培地の組成例を表1に示
す。液体培養は一般的な好気性菌の培養方法に準ずる。
培養条件例を表2に通す。元菌はアガリクスブラゼイか
ら分離した菌株を用いる。元菌はスラント又は冷凍保存
しておく。保存株をスラント等に継代しておこした後、
液体培養に移す。通常、500ミリリットルの三角コル
ベンに200ミリリットルの液体培地を入れ、25度で
振盪培養した場合、2週間で培養が完了する。出来上が
った菌糸は無数の球状になり、液体部分は完全に澄んで
いる。必要な量に応じてスケールを変えていく。大型タ
ンクでも培養可能である。
【0017】
【表1】アガリクスブラゼイ菌糸体のSMY培地の組成
例 ブドウ糖 2% 麦芽エキス 2% 酵母エキス 2% pH 6.5
【0018】
【表2】アガリクスブラゼイ菌糸体の培養条件の例 ジヤーファーメンターの場合 培養温度 25度 通気量 1:1(V/V) 培養期間 3週間
【0019】出来上がった菌糸体と培養液を分離し菌糸
体を回収する.分離する方法としては、メッシュによる
ロ過または遠心分離で行う。回収した菌糸体は粗く破砕
する。破砕するのは次の工程の酵素反応を容易にするた
めである。
【0020】回収した菌糸体はヘミセルラーゼを主体と
する酵素剤によって酵素処理を行なう。この発明におけ
る最も特徴的な工程であり、へミセルラーゼを単独で、
もしくはへミセルラーゼにペクチナーゼを混合して使用
する。酵素反応条件は使用する酵素に最も適した条件が
選ばれるが、その一例を表3に示す。反応時間は通常1
時間程度である。
【0021】
【表3】 アガリクス菌糸体の酵素処理条件 使用酵素 へミセルラーゼ:ペクチナーゼ 2:1 pH 4.5 温度 45度 反応時間 1時間 酵素液濃度 0.1% 酵素液:菌糸体(V:V) 2:1
【0022】ある程度まで反応が進行したら酵素反応を
止める。通常、摂氏70度まで昇温して酵素を失活させ
る。酵素反応の停止によって、アガリクスブラゼイ由来
の活性多糖の原料が完成する。しかし、このままではへ
ミセルラーゼ以外の酵素反応が進んだり、他の微生物の
汚染による腐敗の心配があるので、酵素処理後に濃縮、
乾燥して試料を得た。乾燥法としては凍結乾燥が望まし
い。しかし、有効成分が比較的熱にも強いことからスプ
レードライによる乾燥でも可能である。
【0023】次に、アガリクスブラゼイの子実体を酵素
処理法について説明する。子実体も菌糸体の一種なの
で、基本的には上述した菌糸体の酵素処理法に準じ、特
別な処理方法はない。子実体は生のものでも乾燥品でも
よい。生の子実体は2倍量の水を加え、そのままミキサ
ーで破砕してから酵素処理する。乾燥子実体は20倍量
(W/W)の水で10分程度煎じた後ミキサーで破砕
し、煎じ液と共に酵素処理する。酵素液は、終濃度で
0.1%になるよう調整する。
【0024】次に、上記試料を用いて行った臨床例の結
果を示す。 臨床例1 北海道の女性(20才)は子宮ガンと診断され、平成7
年7月24日の血液検査では血液成分(赤血球、血色
素、へマトクリット、LYM等)の降下がみられた。そ
の後、平成7年9月20日には白血球数の減少が見られ
(4200から3400に減少)、更に平成7年11月
13日には2900、平成8年1月初旬には白血球数が
400まで落ち込み、MCVの上昇がみられた。そこ
で、その直後から本発明の生理活性物質を服用したとこ
ろ、翌平成8年2月の血液検査では白血球数がほぼ正常
値を示し、その後の検査でも正常値を維持している。白
血球数の変化を図2に示す。
【0025】臨床例2 東京の女性(51才)は、平成8年2月27日の血液検
査で中性脂肪とALTが平常値を越えていたが、その直
後に本発明の生理活性物質を服用したところ約1か月後
の3月28日には検査結果が大幅に改善され、さらに6
月15日の検査ではほぼ正常値まで改善することができ
た。その結果を表4に示す。
【0026】
【表4】
【0027】臨床例3 山梨の男性(54才)は、平成5年7月1日の血液検査
では総体的に悪い数値(例えば中性脂肪950、ヘモグ
ロビンA1C9.5、血糖値233)を示していたが、
平成8年5月から本発明の生理活性物質を服用したとこ
ろ平成8年7月5日の血液検査では既に改善され、更に
平成8年12月17日の血液検査ではほぼ正常値まで改
善した。その結果を表5に示す。
【0028】
【表5】
【0029】臨床例4 45才の女性は、肝臓ガンで平成9年l月3日より入
院、抗ガン剤と併用して本発明の生理活性物質を服用し
たところ、抗ガン剤による副作用も減退し、抗ガン剤効
果が顕著に現れた。抗ガン剤との併用も有効と思われ
る。
【0030】臨床例5 22才の女性は、子宮ガンと診断された。妊娠中にガン
細胞が発見されたので、すぐに本発明の生理活性物質を
投与した。約3か月後、母子ともに出産することができ
た。
【0031】臨床例6 20才の男性は脳腫瘍と診断され、言語に障害がみられ
る程重傷であったが、本発明の生理活性物質を投与した
ところ,4か月後の平成9年1月10日には退院できる
までに回復した。
【0032】臨床例7 その他、土佐清水病院では現在100例ほどを臨床試験
中であるが、概して有効とみられる。詳細は6月頃発表
される。
【0033】次にNK活性についての臨床例を説明す
る。白血球の中にはB細胞、T細胞、マクロファージと
共に、NK細胞(Natural Killer ce
ll)が存在する。このNK細胞はガン細胞を直接攻撃
することが知られている。この活性がNK活性である。
NK活性は、試験管内でガン細胞を3時間で殺滅する割
合(%)で示し、例えばNK活性が55とは、100個
あったガン細胞のうち55個が3時間で殺滅されること
を意味する。数値が大きいほどNK活性が高く、通常は
健康人で55〜75、ガン患者では20〜40程度であ
る。NK活性が55以上であれば、ガン細胞の増殖をN
K細胞による攻撃が上回って、ガンが抑制あるいは縮小
する可能性が高い。従って、NK活性は55以上を維持
する必要があるが、現代社会における生活習慣では50
を下回ることは珍しくない。
【0034】in vitro試験(試験管内試験) A,B,C3名の血液からNK細胞を分離し、試験管内
で本発明の生理活性物質を作用させて16時間放置した
後にNK活性を測定した。その結果を、NK細胞に本発
明の生理活性物質を作用させないでNK活性を測定した
場合との比較で図2に示した。なお、NK細胞濃度によ
る影響を避けるために、NK細胞とガン細胞の濃度は3
段階で試験し、平均値で示した。
【0035】in vivo試験(生体内試験) D,E2名に本発明の生理活性物質を1日当たり約50
mg、1週間に亘って飲用させたのち、血液からNK細
胞を採取してNK活性を測定した。NK活性の測定は、
上記と同様の方法で行った。その結果を、本発明の生理
活性物質を飲用する前のNK活性の測定値と比較した場
合を図3に示した。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る生理
活性物質及びその製造方法によれば、アガリクスブラゼ
イの菌糸体、子実体又は菌糸体を培養した後の廃液のい
ずれかを、ヘミセルラーゼによる酵素剤で分解処理する
ことで、β−グルカンを多量に含有する活性多糖の収率
を上げることができた。また、活性多糖の濃度が高めら
れることから、本発明の生理活性物質を体内に取り込ん
だときの消化吸収が飛躍的に向上し、また速効性もあっ
てガンその他の成人病に対して優れた免疫賦活効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生理活性物質の分解生成過程を示
す概念図である。
【図2】本発明における生理活性物質を使用した時の白
血球の増加を示す図である。
【図3】in vitro試験におけるNK活性の測定
図である。
【図4】in vivo試験におけるNK活性の測定図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 43/00 111 A61P 43/00 111 (72)発明者 森尾 恒久 東京都中央区京橋1−19−8 アサヒビ ール薬品株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−268905(JP,A) 特開 昭52−79014(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 19/00 - 19/64 A23L 1/28 A61K 35/84 A61K 31/715 - 31/716 BIOSIS/MEDLINE/WPID S(STN) JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アガリクスブラゼイの菌糸体、子実体、
    又は菌糸体を培養した後の廃液のいずれかを、ヘミセル
    ラーゼによる酵素剤で分解処理することによって得られ
    るβ−グルカンを含有する生理活性物質。
  2. 【請求項2】 アガリクスブラゼイの菌糸体、子実体、
    又は菌糸体を培養した後の廃液のいずれかにヘミセルラ
    ーゼによる酵素剤を作用させて分解処理することを特徴
    とするβ−グルカンを含有する生理活性物質の製造方
    法。
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