JP3427957B2 - 液晶注入装置 - Google Patents

液晶注入装置

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JP3427957B2
JP3427957B2 JP21976195A JP21976195A JP3427957B2 JP 3427957 B2 JP3427957 B2 JP 3427957B2 JP 21976195 A JP21976195 A JP 21976195A JP 21976195 A JP21976195 A JP 21976195A JP 3427957 B2 JP3427957 B2 JP 3427957B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図11) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)液晶注入装置の全体構成(図1〜図3) (2)液晶注入部の構成(図4〜図6) (3)実施例の動作(図7) (4)実施例の効果 (5)他の実施例(図8〜図10) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶注入装置に関
し、例えば比較的大型形状でなる液晶パネル内部に液晶
を注入する液晶注入装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の液晶パネルの液晶注入装
置として、図9に示すようなものがある。この液晶注入
装置1には、ベルジヤ2内に液晶3が満たされたボート
4が設けられ、当該ボート4を上下方向に移動し得るよ
うになされている。
【0004】この液晶注入装置1を用いて空セル5に液
晶を注入する場合、まずベルジヤ2内におけるボート4
上の所定位置に空セル5を固定した後、ボート4を上方
向に移動させることにより、空セル5に形成された液晶
注入口(図示せず)をボート4内の液晶3に浸漬させ
る。この状態においてベルジヤ2内を真空状態にするこ
とにより、空セル5の液晶注入口から当該空セル5内部
に液晶が注入される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
液晶注入装置1によれば、予め所望の注入量以上の液晶
を余分に供給しておく必要があることから、注入されな
かつた液晶が無駄になる。特に、液晶パネルとして薄板
ガラスでなるフラツトパネルを用いる場合には、ベルジ
ヤ内で気体を真空圧により吸引する際に多面ガラス面に
歪みを生ずるおそれがあり、このため薄板ガラスの接着
部にクラツクを発生させ易くなるという問題があつた。
【0006】ところで、近年、液晶パネルは大型化する
傾向にあり、これに伴つて液晶注入装置も装置全体とし
て大型化する傾向にある。さらに、装置メーカーによつ
ては到達真空度に応じてチヤンバを使い分けるところも
あり、ますます液晶注入装置は大型化及び高価格化にな
る傾向にある。ところが、チヤンバが大きくなれば、液
晶注入装置内に設けられた真空排気装置にメカニカルブ
ースタ又はターボ分子ポンプを併用する必要が生じるた
め、装置全体として煩雑になる問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、装置全体として構成を簡易にし得ると共に効率良く
短時間で液晶を注入し得る液晶注入装置を提案しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、フラツトパネルの所定位置に形成
された液晶注入口を閉塞する閉塞手段と、閉塞手段を介
してフラツトパネル内部に負圧を与える負圧手段と、負
圧手段によりフラツトパネル内部に与えられる負圧の大
きさを調整する負圧調整手段と、液晶注入口に液晶を供
給する液晶供給手段とを有し、負圧量調整手段は、負圧
手段によつてフラツトパネル内部の圧力をほぼ真空状態
にさせた後、負圧の大きさを低下させることにより、液
晶供給手段から液晶注入口に供給される液晶をフラツト
パネル内部に注入する液晶注入装置において、閉塞手段
は、所定材からなるブロツク状部材を削ることにより形
成された、液晶注入口と連通する第1の中空部と、ブロ
ツク状部材を削ることにより形成された、第1の中空部
と連通する液晶供給手段でなる第2の中空部とを設け、
負圧量調整手段は、負圧手段によつてフラツトパネル内
部の圧力をほぼ真空状態にさせた後、第2の中空部の圧
力を低下させることにより液晶を第2の中空部から液晶
注入口へ供給すると共に、第1の中空部の圧力を低下さ
せることにより液晶注入口からフラツトパネル内部に液
晶を注入するようにした。
【0009】また本発明においては、第1及び第2の中
空部は、第1の中空部のうち鉛直方向の上端部と第2の
中空部のうち鉛直方向の下端部とが連通されるようにし
た。さらに本発明においては、第1及び第2の中空部
は、第1の中空部のうち鉛直方向の下端部と液晶注入口
とを連通する第1の連通孔と、第2の中空部のうち鉛直
方向の下端部と液晶注入口とを連通する第1の連通孔よ
りも孔径の小さい第2の連通孔とによつて連通されるよ
うにした。
【0010】このように閉塞手段によつてフラツトパネ
ルの所定位置に形成された液晶注入口を閉塞し、閉塞手
段を介してフラツトパネル内部に負圧手段によつて負圧
を与えてフラツトパネル内部の圧力をほぼ真空状態にさ
せた後、閉塞手段の第2の中空部の圧力を低下させるこ
とにより液晶を第2の中空部から液晶注入口へ供給する
と共に、閉塞手段の第1の中空部の圧力を低下させるこ
とにより液晶注入口からフラツトパネル内部に液晶を注
入するようにしたことにより、装置全体として構成を簡
易にし得ると共に効率良く短時間で液晶を注入し得る。
また液晶供給手段から液晶注入口までの液晶の流路を閉
塞手段内部で連通するようにしたことにより、従来より
も格段と容易に洗浄し得、かくしてメンテナンスが容易
な液晶注入装置を実現し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0012】(1)液晶注入装置の全体構成 図1及び図2において、20は全体として液晶注入装置
を示し、架台21上に固定された板状のベース部材22
上には棚状のパネル配置部23及び制御部24が配設さ
れている。パネル配置部23は、複数のホツトプレート
25A〜25Dがそれぞれベース部材22と平行に棚状
に配設され、当該各ホツトプレート25A〜25Dの上
面両端側にはそれぞれ一対の液晶注入部32A〜32D
が固定されている。
【0013】各ホツトプレート25A〜25D上には、
それぞれフラツトパネル(図示せず)が1枚ずつ載置さ
れ、当該各フラツトパネルの両端部がそれぞれ一対の液
晶注入部32A〜32Dと所定の位置決め状態に着脱自
在に取り付けられている。
【0014】また図3に示すように、パネル配置部23
の上端には天板26がベース部材22及び各ホツトプレ
ート25A〜25Dと平行に設けられ、当該天板26上
にそれぞれ複数のリークバルブ27A及び27B、電磁
バルブ28A〜28L及びニードルバルブ29A〜29
Dが配設されている。これら各バルブは、所定の配管状
態でそれぞれパネル内真空引用配管30A及び30B及
び脱泡用配管31A及び31Bと接続されると共に、こ
れらのバルブのうち一部はポンプ用配管33を介してロ
ータリーポンプ35と接続されている。
【0015】パネル内真空引用配管30A及び30B
は、それぞれ電磁バルブ37A及び37B及び続くフレ
キシブルチユーブ(以下、これをパネル内真空引用チユ
ーブと呼ぶ)38A及び38Bを介して各液晶注入部3
2A〜32Dの所定部位に接続されている。また脱泡用
配管31A及び31Bは、それぞれ電磁バルブ37C及
び37D及び続くフレキシブルチユーブ(以下、これを
脱泡用チユーブと呼ぶ)39A及び39Bを介して各液
晶注入部32A〜32Dの所定部位に接続されている。
【0016】従つてロータリーポンプ35によつて真空
圧が加えられた場合、液晶注入部32A〜32Dは、パ
ネル内真空引用チユーブ38A及び38B及び脱泡用チ
ユーブ39A及び39Bを介してフラツトパネル内部に
液晶を注入する真空引と液晶注入部の内部に予め所定量
供給されている液晶の脱泡を同時に行い得るようになさ
れている。さらにロータリーポンプ35によつて液晶注
入部32A〜32D内部は非常に緩やかな排気(以下、
これをスロー排気)がなされ、これにより当該液晶注入
部32A〜32D内部の圧力のバランスを保ち得るよう
になされている。
【0017】因みにロータリーポンプ35は、フラツト
パネルのコンダクタンスが非常に大きいことから、短時
間で所定の真空度に到達させるために大排気量で真空圧
を加え得るようになされている。ここでコンダクタンス
とは、一方から他方へ気体が導管を通過するときの通り
抜け易さを示す係数でなり、単位時間当たりの導管を通
過する気体の体積で表される。但し、双方に圧力差が生
じるときには、コンダクタンスの逆数は導管を通過する
気体に対して抵抗となる。
【0018】また最上段のホツトプレート25A上に
は、それぞれパネル内真空引用チユーブ38A及び38
B及び脱泡用チユーブ39A及び39Bと接続するよう
にそれぞれ複数の真空計34A〜34Dが取り付けら
れ、これらは各段のホツトプレート25A〜25D上に
設けられた各液晶注入部32A〜32Dにおける所定の
タンク内の真空度を計測し得るようになされている。
【0019】また、最上段のホツトプレート25A上に
載置されたフラツトパネルには液晶が注入されることな
く、上面中央部から所定の穴が形成されており、当該穴
を介して真空計34Eが取り付けられている。従つて当
該フラツトパネル内部の真空度を計測することができ、
この結果間接的に他のフラツトパネル内部の真空度も計
測し得ることとなる。
【0020】(2)液晶注入部の構成 ここで図4に示すように、液晶注入部32は、金属性の
筐体40を有し、当該筐体40の下端部がホツトプレー
ト25の上面に設けられた凹部空間内で固定されてい
る。この筐体40の上端部にはその厚みを介して押さえ
プレート41が取り付けられ、当該押さえプレート41
の下端面には例えばテフロン材でなるブロツク状の注入
ブロツク42が筐体40内に着脱自在に取り付けられて
いる。
【0021】また筐体40の下側内壁面にはゴムシート
43が敷設され、当該ゴムシート43の上面とホツトプ
レート25の上面とが互いに同一平面となるように当該
ゴムシート43の厚みが選定されている。
【0022】筐体40の上側両端部には、クランプスク
リユー44A及び44Bが当該筐体40を介挿して注入
ブロツク42の上端面と当接するように取り付けられ、
当該クランプスクリユー44A及び44Bによつて注入
ブロツク42を押圧し得るようになされている。この場
合、ゴムシート43の上面と注入ブロツク42の下端面
との間にはフラツトパネル45の厚みとほぼ同じ幅の隙
間が設けられ、この結果当該隙間の幅は注入ブロツク4
2の被押圧により調整され得る。
【0023】注入ブロツク42は、ブロツク状部材でな
るベース部42Aの下端面にブロツク状部材でなるタン
ク内蔵部42Bの上端面が当接した構造でなり、ベース
部42A及び押さえプレート41間が複数のクランプナ
ツト48A〜48C及び対応するクランプボルト49A
〜49Cの螺合により圧着されている。このタンク内蔵
部42Bには、バツフアタンク46及び液晶タンク47
が当該タンク内蔵部42Bを削りとるように形成されて
いる。
【0024】また押さえプレート41の上端面側から
は、パネル内真空引用チユーブ38A(38B)及び脱
泡用チユーブ39A(39B)が、当該押さえプレート
41及びベース部42Aを介してそれぞれタンク内蔵部
42B内のバツフアタンク46及び液晶タンク47とつ
ながるように連通されている。
【0025】ここで液晶供給手段としての液晶タンク4
7は、略円筒状に形成され、その下端側面部からはサイ
ホン(液体を一度液面より高い所に上げてから低い所に
移すために用いる曲がつた管)50がタンク内蔵部42
Bを通じてバツフアタンク46の上端側面部に接続する
ように穿通されている。またバツフアタンク46は、略
円筒状でその下端がテーパ状に形成され、その先端から
は液晶注出口51がタンク内蔵部42Bを貫通して設け
られている。
【0026】因みにタンク内蔵部42Bの下側面には、
バツフアタンク46の液晶注出口51に対応して複数の
Oリング52A及び52Bが埋設されており、当該液晶
注出口51の密着性及び横漏れを防止し得るようになさ
れている。
【0027】ここでフラツトパネル45に液晶を注入す
るにあたつて、注入ブロツク42を筐体40内に取り付
ける前に液晶タンク47に予め所定量の液晶を供給して
おく。このとき液晶タンク47内の液面はサイホン構造
により所定の高さに保持されている。
【0028】ここで、図5(A)において、液晶注入部
32、ホツトプレート25及びフラツトパネル45の位
置関係を表す上面図を示し、さらに図5(A)のA−
A′線を断面にとつて表す図5(B)において図4の部
分的側面図を示す。
【0029】次に、ホツトプレート上にフラツトパネル
45を載置する際に、当該フラツトパネル45の上面に
設けられた液晶注出口45A(45B)が注入ブロツク
42の下端面に設けられた液晶注入口51と位置合わせ
し得るように(図4)、フラツトパネル45を注入ブロ
ツク42の下端面及びゴムシート43の上面間に差し込
む。この状態において、クランプスクリユー44A及び
44Bを用いて注入ブロツク42を押圧することによ
り、フラツトパネル45は注入ブロツク42の下端面及
びゴムシート43の上面間で挟まれて圧着固定される。
【0030】ここで、図6(A)及び(B)においてフ
ラツトパネル45の構造を示す。フラツトパネル45は
バツクライト60上に順次、偏向板61、プラズマブロ
ツク62、液晶ブロツク63、カラーフイルタブロツク
64及び偏向板65が積層された構成からなる。
【0031】このうちプラズマブロツク62は、バツク
ガラス66上にそれぞれリブ67Aが形成された複数の
電極67Bが配設され、当該複数のリブ67A上に薄膜
ガラス68が積層されると共に周囲壁としてフリツトシ
ール69が形成されている。また液晶ブロツク63は、
上面及び下面がそれぞれ波状の配向膜70及び71を有
し、当該配向膜70及び71間で所定幅の空隙72が形
成されると共に周囲壁としてエポキシシール73が形成
されている。さらにカラーフイルタブロツク64は、黒
(BL)、赤(R)、緑(G)及び青(B)でなる複数
のカラーフイルタ72A上にそれぞれITO(Indium T
in Oxide)電極72Bが設けられ、それらの上にフロン
トガラス73が積層されている。
【0032】またフラツトパネル45の上面には、偏向
板65、カラーフイルタブロツク64及び液晶ブロツク
63の配向膜71を貫通するように液晶注入口45A及
び45Bが穿設され、当該液晶注入口45A及び45B
を介して液晶74が注入され得るようになされている。
【0033】(3)実施例の動作 以上の構成において、図1〜図3との対応部分に同一符
号を付した図7に示すように、制御部24はホツトプレ
ート25A〜25Dを所定温度(約50〔℃〕)に加熱し
た後、ロータリーポンプ35を運転開始させることによ
り、各フラツトパネル45内部の気体をバツフアタンク
46、パネル内真空引用チユーブ38A(38B)及び
パネル内真空引用配管30A(30B)を介して真空圧
により吸引(以下、これを真空引と呼ぶ)すると共に、
液晶タンク47内の液晶の気体(泡状)部分を脱泡用チ
ユーブ39A(39B)及び脱泡用配管31A(31
B)を介して真空圧により吸引(以下、これを脱泡と呼
ぶ)する。
【0034】このときパネル内真空引用配管30A(3
0B)内及び脱泡用配管31A(31B)内が同圧であ
れば、理論的に液晶の移動はないはずだが、液晶タンク
47及びバツフアタンク46間がバルブを有しないサイ
ホン構造でなるため、液晶タンク47及びバツフアタン
ク46間のコンダクタンスが相違する。従つてニードル
バルブ29Cを介してスロー排気を行うことにより、吸
引開始時に液晶タンク47及びバツフアタンク46間で
差圧が生じるのを回避することができる。
【0035】因みに脱泡時のスロー排気の具体的な程度
としては、例えば大気圧 760〔Torr〕の状態において、
ニードルバルブ29Cに接続された電磁バルブ28Jを
制御して当該ニードルバルブ29Cを開動作させること
により、大気圧状態から緩やかな曲線を描くように次第
に下降させ、最大30分後に真空圧10-2〔Torr〕の状態に
安定させるようにする。
【0036】このようにフラツトパネル45内の真空引
及び液晶タンク47内の脱泡を十分に行つた後、制御部
24はリークバルブ27B(27A)を制御調整するこ
とにより、脱泡用配管31A(31B)の圧力を低下さ
せる。このときリークバルブ27B(27A)は非常に
緩やかなリーク(以下、これをスローリークと呼ぶ)で
行われ、これにより脱泡用配管31A(31B)内にエ
アが混入するのを最小限に抑えられ得るようになされて
いる。この結果、パネル内真空引用配管30A(30
B)と脱泡用配管31A(31B)の間に微少な圧力差
を生じ、かくして液晶タンク47内の液晶はサイホン5
0を介してバツフアタンク46の下端部に設けられた液
晶注出口51へ移送される。
【0037】因みに液晶タンク47からバツフアタンク
46へ液晶を移送するときのスローリークの具体的な程
度としては、リークバルブ27B(27A)を60秒間の
うち10秒間のみ開いた状態に制御するようになされてい
る。
【0038】続いて液晶注出口51に移送された液晶
は、バツフアタンク46内においても所定時間脱泡さ
れ、この後制御部24はニードルバルブ29B(29
A)に対応して接続された電磁バルブ28D(28C)
を制御してスローリークを行うことにより、パネル内真
空引用配管30A(30B)を大気開放して液晶の注入
を開始する。このときリークバルブ29B(29A)は
スローリークで行われ、これによりパネル内真空引用配
管30A(30B)内にエアが混入するのを最小限に抑
えられ得るようになされている。かくして液晶注入口5
1からフラツトパネル45の液晶注入口45A(45
B)に液晶が注入される。
【0039】因みに液晶注入時のスローリークの具体的
な程度としては、例えば真空圧10-2〔Torr〕の状態にお
いて、ニードルバルブ29B(29A)に対応して接続
された電磁バルブ28D(28C)をそれぞれ制御して
当該ニードルバルブ29B(29A)を開動作させるこ
とにより、真空圧状態から緩やかな曲線を描くように次
第に上昇させ、最大2時間後に大気圧 760〔Torr〕の状
態に安定させるようにする。
【0040】この実施例の場合、液晶注入装置20では
片側注入方式が用いられている。すなわち例えば一方の
液晶注入部32AX〜32DXから液晶を注入する場合
(図1)、液晶注入が完了するまで他方の液晶注入部3
2AY〜32DYを真空引した状態にしておく。液晶注
入終了後、ロータリポンプ35の運転を停止させ、液晶
注入部32AX〜32DX及び32AY〜32DYの真
空引状態を解除する。続いて液晶注入部32AY〜32
DYからエアの混入を防ぐようにするため、液晶注入部
32AX〜32DXを真空引にした状態にしたまま液晶
注入部32AY〜32DYから若干量の液晶を短時間注
入する。この後ロータリーポンプ35の運転を停止させ
る。
【0041】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、フラツトパネル45に形成された
液晶注入口45A(45B)を閉塞するためのブロツク
状部材でなる注入ブロツク42を設け、当該注入ブロツ
ク42を削りとるように液晶タンク47及びバツフアタ
ンク46を形成するようにしたことにより、従来のよう
な真空チヤンバを用いる必要がなく装置全体として構成
を簡易にし得る。また負圧手段としてロータリーポンプ
35のみ用いれば良く、このため従来の真空チヤンバ方
式と比較して格段と小型化し得る。
【0042】また液晶タンク47から液晶注出口51ま
での液晶の流路が注入ブロツク42内部で連通されてい
ることから、従来のように液晶タンクから引き出された
吐出バルブを洗浄する必要がなく注入ブロツク42を洗
浄するのみでメンテナンスを図ることができる。
【0043】さらに液晶タンク47から液晶注出口51
までの液晶の流路をサイホン構造にしたことにより、フ
ラツトパネル45に注入前に必要最小限量の液晶を液晶
タンク47内に蓄積しておけば良く、このため液晶を無
駄に使用することなく効率良く使用することができる。
また真空引する時間を最小限に抑えることができ、この
結果薄板ガラスでなるフラツトパネルを用いる場合にフ
ラツトパネルにクラツクが生じるのを回避し得る。
【0044】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、図4に示すような液晶注
入部32においてサイホン構造でなる注入ブロツク42
を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、液晶注入部32に代えて例えば図8に示すような液
晶注入部80を用いるようにしても良い。
【0045】この場合注入ブロツク81は、図4におけ
る注入ブロツク42とはサイホン構造でないことを除い
てほぼ同様の構成でなり、上端側及び下端側に設けられ
たそれぞれブロツク状部材でなるベース部81A及び8
1C間にタンク内蔵部81Bが挟まれた構造でなる。こ
のタンク内蔵部42Bには、バツフアタンク82及び液
晶タンク83が当該タンク内蔵部81Bを削りとるよう
に形成されている。またバツフアタンク82及び液晶タ
ンク83は、それぞれベース部81A及び押さえプレー
ト41を介してそれぞれパネル内真空引用チユーブ38
A(38B)及び脱泡用チユーブ39A(39B)とつ
ながるように連通されている。
【0046】ここでバツフアタンク82の下端はテーパ
状に形成され、その先端はタンク内蔵部81Bの下端面
に沿つて所定幅の溝(以下、これを第1の溝と呼ぶ)8
4が形成されている。この第1の溝84は、タンク内蔵
部81Bの下端面のほぼ中央部において、ベース部81
Cを貫通して設けられた液晶注出口85とつながるよう
に接続されている。また液晶タンク83の下端はテーパ
状に形成され、その先端はタンク内蔵部81Bの下端面
に沿つて第1の溝84よりも幅が狭い溝(以下、これを
第2の溝と呼ぶ)86が形成され、当該第1の溝84と
連通されている。
【0047】因みにタンク内蔵部81Bの下側面には、
第1及び第2の溝84及び86に対応してOリング87
が埋設されており、第1及び第2の溝84及び86の密
着性及び横漏れを防止し得るようになされている。また
下端側のベース部81Cの下側面には、液晶注出口85
に対応してOリング88A及び88Bが埋設されてお
り、液晶注出口85の密着性及び横漏れを防止し得るよ
うになされている。
【0048】このように注入ブロツク81は、サイホン
構造でなる注入ブロツク42(図4)と同様にバルブを
有しない構造でなり、第1及び第2の溝84及び86の
コンダクタンスの差を利用することにより、注入ブロツ
ク42の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0049】ここで、バツフアタンク82及び液晶タン
ク83を同時に真空引した場合、液晶タンク83から第
2の溝86を介して供給された液晶が第1の溝84まで
粘度の高い液晶が若干流入するおそれがある。しかし、
第2の溝86は第1の溝84よりも幅が狭いため、液晶
タンク83からバツフアタンク82に液晶が大量に移送
されるのを回避し得る。
【0050】またフラツトパネル45内を真空引した場
合、第1の溝84は第2の溝86よりもコンダンタンス
が小さいことから、フラツトパネル45内の気体は液晶
注出口85及び第1の溝84を介してバツフアタンク8
2側から排気されることとなる。
【0051】一方、フラツトパネル45に液晶を注入す
る場合、バツフアタンク82側の圧力より、液晶タンク
83側の圧力を高めに保ちながら、スローリークを行つ
てバツフアタンク82側を次第に大気圧まで開放してい
くことにより、液晶注出口85からフラツトパネル45
内に液晶を注入することができる。
【0052】以上の構成によれば、フラツトパネル45
に形成された液晶注入口45A(45B)を閉塞するた
めのブロツク状部材でなる注入ブロツク81を設け、当
該注入ブロツク81を削りとるように液晶タンク83及
びバツフアタンク82を形成するようにしたことによ
り、従来のような真空チヤンバを用いる必要がなく装置
全体として構成を簡易にし得る。また負圧手段としてロ
ータリーポンプ35(図1)のみ用いれば良く、このた
め従来の真空チヤンバ方式と比較して格段と小型化し得
る。また液晶タンク83から液晶注出口85までの液晶
の流路が注入ブロツク81内部で連通されていることか
ら、従来のように液晶タンクから引き出された吐出バル
ブを洗浄する必要がなく注入ブロツク81を洗浄するの
みでメンテナンスを図ることができる。
【0053】また上述の実施例においては、図4に示す
ような液晶注入部42を用いてフラツトパネル45内部
に液晶を注入するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えば図9に示すような液晶注入
部90を用いるようにしても良い。
【0054】この場合、液晶注入部90における注入ブ
ロツク42は、ブロツク状部材でなるベース部91Aの
下端面にブロツク状部材でなるタンク内蔵部91Bの上
端面が当接した構造でなり、図4に示す注入ブロツク4
2と異なり、タンク内蔵部91Bにはバツフアタンク9
2及び液晶注出口93のみが当該タンク内蔵部91Bを
削りとるように形成されている。なお、液晶注入部90
では、注入ブロツク91以外の図4の液晶注入部42と
の対応部分の構成については省略することとする。
【0055】パネル内真空引用配管30A(30B)
は、二股継手94を介して注入ブロツク91内に形成さ
れたバツフアタンク92及び液晶注出口93とつながる
ように連通されている。また脱泡用配管31A(31
B)は、注入ブロツク91の外部に設けられた液晶タン
ク96と連通され、当該液晶タンク96は制御バルブ9
5を介して二股継手94と連通接続されている。かくし
てこの制御バルブ95の開閉動作に基づいてそれぞれ注
入ブロツク91に液晶が注入され得るようになされてい
る。
【0056】以上の構成によれば、フラツトパネル45
に形成された液晶注入口45A(45B)を閉塞するた
めのブロツク状部材でなる注入ブロツク91を設け、当
該注入ブロツク91を削りとるようにバツフアタンク9
2を形成するようにしたことにより、従来のような真空
チヤンバを用いる必要がなく装置全体として構成を簡易
にし得る。また負圧手段としてロータリーポンプ35
(図1)のみ用いれば良く、このため従来の真空チヤン
バ方式と比較して格段と小型化し得る。
【0057】さらに上述の実施例においては、図4に示
すような液晶注入部42を用いてフラツトパネル45内
部に液晶を注入するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば図10に示すような液晶
注入部100を用いるようにしても良い。
【0058】この場合、液晶注入部100は図9に示す
液晶注入部90が複数個(この場合は3個であるが、2
個又は4個以上でも良い)連結された構成を有し、これ
ら各液晶注入部90はそれぞれ単一の液晶タンク101
から液晶が供給されるようになされている。すなわち液
晶タンク101は複数の継手102、103及び104
を介してそれぞれ制御バルブ95と連通され、当該各制
御バルブ95の開閉動作に基づいてそれぞれ注入ブロツ
ク91に液晶が注入され得るようになされている。また
液晶タンク101は、図9に示す液晶タンク96よりも
大容量化され、定量吐出機能を有する。
【0059】以上の構成によれば、フラツトパネル45
に形成された液晶注入口45A(45B)を閉塞するた
めのブロツク状部材でなる注入ブロツク91を設け、当
該注入ブロツク91を削りとるようにバツフアタンク9
2(図9)を形成するようにしたことにより、従来のよ
うな真空チヤンバを用いる必要がなく装置全体として構
成を簡易にし得る。さらに液晶タンク101を注入ブロ
ツク91と別個に設け、複数の注入ブロツク91と連通
させたことにより、図9の場合よりもさらに装置全体と
しての構成を簡易にし得る。また負圧手段としてロータ
リーポンプ35(図1)のみ用いれば良く、このため従
来の真空チヤンバ方式と比較して格段と小型化し得る。
【0060】さらに上述の実施例によれば、フラツトパ
ネル45の一面の両端部にそれぞれ液晶注入口45A及
び45Bを設けた場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、フラツトパネル45の一面の一端部に単一の
液晶注入口を設けるようにしても良く、またフラツトパ
ネル45の一面の所定位置に複数の液晶注入口を設ける
ようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、フラツト
パネルの所定位置に形成された液晶注入口を閉塞する閉
塞手段と、閉塞手段を介してフラツトパネル内部に負圧
を与える負圧手段と、負圧手段によりフラツトパネル内
部に与えられる負圧の大きさを調整する負圧調整手段
と、液晶注入口に液晶を供給する液晶供給手段とを有
し、負圧量調整手段は、負圧手段によつてフラツトパネ
ル内部の圧力をほぼ真空状態にさせた後、負圧の大きさ
を低下させることにより、液晶供給手段から液晶注入口
に供給される液晶をフラツトパネル内部に注入する液晶
注入装置において、閉塞手段は、所定材からなるブロツ
ク状部材を削ることにより形成された、液晶注入口と連
通する第1の中空部と、ブロツク状部材を削ることによ
り形成された、第1の中空部と連通する液晶供給手段で
なる第2の中空部とを設け、負圧量調整手段は、負圧手
段によつてフラツトパネル内部の圧力をほぼ真空状態に
させた後、第2の中空部の圧力を低下させることにより
液晶を第2の中空部から液晶注入口へ供給すると共に、
第1の中空部の圧力を低下させることにより液晶注入口
からフラツトパネル内部に液晶を注入するようにしたこ
とにより、装置全体として構成を簡易にし得ると共に効
率良く短時間で液晶を注入し得る。
【0062】さらに上述の実施例によれば、負圧調整手
段として制御部24とパネル配置部23に配設された複
数のリークバルブ27、電磁バルブ28、37及びニー
ドルバルブ29とでなるものを用いた場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、フラツトパネル45内部
に与える負圧の大きさを制御部24によつて調整し得る
ものであれば種々のバルブを適用し得る。
【0063】さらに上述の実施例によれば、注入ブロツ
ク42、81及び91をテフロン材を用いる場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えばテフロン以
外の他のポリフツ化エチレン系繊維を用いるようにして
も良く、要は高度の耐熱性及び耐化学薬品性を有するも
のであれば種々の材質のものを適用し得る。
【0064】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、フラツト
パネル内部に液晶を注入する液晶注入装置において、フ
ラツトパネルの所定位置に形成された液晶注入口を閉塞
手段により閉塞し、閉塞手段を介してフラツトパネル内
部に負圧手段によつて負圧を与えてフラツトパネル内部
の圧力をほぼ真空状態にさせた後、負圧調整手段によつ
て負圧の大きさを低下させることによつて液晶供給手段
から液晶注入口に供給される液晶をフラツトパネル内部
に注入するようにしたことにより、装置全体として構成
を簡易にし得ると共に効率良く短時間で液晶を注入し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶注入装置の一実施例の全体構
成を示す正面図である。
【図2】本発明による液晶注入装置の一実施例の構成を
示す側面図である。
【図3】パネル配置部の上端面における配管の様子を示
す略線的な上面図である。
【図4】液晶注入部の構成を示す部分的断面図である。
【図5】フラツトパネルの固定状態の説明に供する上面
図及び部分的断面図である。
【図6】フラツトパネルの構成を示す断面図及び部分的
断面をとつた略線図である。
【図7】液晶注入装置の配管の様子の説明に供する略線
図である。
【図8】他の実施例による液晶注入部の構成を示す部分
的断面図である。
【図9】他の実施例による液晶注入部の構成を示す略線
的な部分的断面図である。
【図10】他の実施例による液晶注入部の構成を示す略
線図である。
【図11】従来の液晶注入装置の構成を示す略線図であ
る。
【符号の説明】
1、20……液晶注入装置、23……パネル配置部、2
4……制御部、25……フラツトパネル、27……リー
クバルブ、28、37……電磁バルブ、29……ニード
ルバルブ、30……パネル内真空引用配管、31……脱
泡用配管、32、80、90、100……液晶注入部、
35……ロータリーポンプ、38……パネル内真空引用
チユーブ、39……脱泡用チユーブ、42、81、91
……注入ブロツク、45……フラツトパネル、45A、
45B……液晶注入口、46、82、92……バツフア
タンク、47、83、96、101……液晶タンク、5
0……サイホン、51……液晶注出口、52、87、8
8……Oリング、84……第1の溝、86……第2の
溝、95……制御バルブ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラツトパネルの所定位置に形成された液
    晶注入口を閉塞する閉塞手段と、上記閉塞手段を介して
    上記フラツトパネル内部に負圧を与える負圧手段と、上
    記負圧手段により上記フラツトパネル内部に与えられる
    負圧の大きさを調整する負圧調整手段と、上記液晶注入
    口に上記液晶を供給する液晶供給手段とを有し、上記負
    圧量調整手段は、上記負圧手段によつて上記フラツトパ
    ネル内部の圧力をほぼ真空状態にさせた後、上記負圧の
    大きさを低下させることにより、上記液晶供給手段から
    上記液晶注入口に供給される上記液晶を上記フラツトパ
    ネル内部に注入する液晶注入装置において、 上記閉塞手段は、所定材からなるブロツク状部材を削る
    ことにより形成された、上記液晶注入口と連通する第1
    の中空部と、上記ブロツク状部材を削ることにより形成
    された、上記第1の中空部と連通する上記液晶供給手段
    でなる第2の中空部とを具え、 上記負圧量調整手段は、上記負圧手段によつて上記フラ
    ツトパネル内部の圧力をほぼ真空状態にさせた後、上記
    第2の中空部の圧力を低下させることにより上記液晶を
    上記第2の中空部から上記液晶注入口へ供給すると共
    に、上記第1の中空部の圧力を低下させることにより上
    記液晶注入口から上記フラツトパネル内部に上記液晶を
    注入することを特徴とする液晶注入装置。
  2. 【請求項2】上記第1及び第2の中空部は、上記第1の
    中空部のうち鉛直方向の上端部と上記第2の中空部のう
    ち鉛直方向の下端部とが連通されたことを特徴とする請
    求項1に記載の液晶注入装置。
  3. 【請求項3】上記第1及び第2の中空部は、上記第1の
    中空部のうち鉛直方向の下端部と上記液晶注入口とを連
    通する第1の連通孔と、上記第2の中空部のうち鉛直方
    向の下端部と上記液晶注入口とを連通する上記第1の連
    通孔よりも孔径の小さい第2の連通孔とによつて連通さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の液晶注入装置。
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