JP3427906B2 - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

熱硬化性樹脂組成物

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JP3427906B2
JP3427906B2 JP10380194A JP10380194A JP3427906B2 JP 3427906 B2 JP3427906 B2 JP 3427906B2 JP 10380194 A JP10380194 A JP 10380194A JP 10380194 A JP10380194 A JP 10380194A JP 3427906 B2 JP3427906 B2 JP 3427906B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重合性不飽和単量体と
してオリゴエチレングリコールモノアルキルエーテルメ
タクリレートを必須成分として含有する低臭性、空乾
性、密着性、親水性に優れた熱硬化性樹脂組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、不飽和ポリエステル樹脂、エポ
キシアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等の
熱硬化性樹脂は、重合性不飽和単量体としてスチレンモ
ノマーを用いて組成物としている。通常用いられるスチ
レンモノマーは、上記の樹脂組成物の重合性不飽和単量
体として、成形性、成形品の諸物性等を見る限り、極め
て優秀な原料である。
【0003】しかしながら、臭気および有害性や、嫌気
性のため、用途によっては上記樹脂組成物の使用が制限
されたり、使用出来なかったりする等の空乾性の問題が
あった。さらに、樹脂の密着性、親水性に劣ると言った
問題がある。
【0004】臭気に対しては、ジシクロペンタジエンを
導入した不飽和ポリエステル樹脂で高固形分化したり、
(メタ)アクリル酸エステルモノマーを使用する方法
(特開昭54−21427号公報)等の方法が提案され
ているが、満足できるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スチ
レンモノマーの使用による問題点、臭気性、空乾性、即
ち嫌気性のために用途によって使用が制限されたり使用
出来なかったりする等の問題点、更には、樹脂の密着
性、親水性を改善することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するためにスチレンモノマーに代わるモノマーに
ついて鋭意研究の結果、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、(a)不飽和ポリエステ
ル、(b)エポキシ(メタ)アクリレート、(c)ウレ
タン(メタ)アクリレート、(d)不飽和ポリエステル
アクリレートから選ばれた重合性不飽和結合基を含有す
る樹脂(A)と、重合性不飽和単量体(B)とからなる
熱硬化性樹脂組成物において、重合性不飽和単量体とし
エチレングリコールモノメチルエーテル(メタ)ア
クリレートを必須成分として含有し、かつ水を前記樹脂
組成物100重量部に対して、10重量部以下、前記樹
脂組成物中に1.23重量%超含有することを特徴とす
る熱硬化性樹脂組成物を提供するものである。
【0008】次に本発明を詳細に説明する。
【0009】(構成)本発明の重合性樹脂(A)とは、
好ましくは、(a)不飽和ポリエステル、(b)エポキ
シ(メタ)アクリレート、(c)ウレタン(メタ)アク
リレート、(d)不飽和ポリエステルアクリレートから
選ばれた少なくとも1種以上のものである。
【0010】本発明で用いられる不飽和ポリエステル
(a)とは、好ましくはα,β−不飽和二塩基酸を含む
二塩基酸類と多価アルコ−ル類、必要によりジシクロ系
化合物との縮合反応で得られるものである。好ましくは
数平均分子量500〜5000の範囲のものである。
【0011】不飽和ポリエステル(a)を製造するにあ
たって使用されるα,β−不飽和二塩基酸としては、例
えば、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコ
ン酸、無水イタコン酸等を挙げることができる。飽和二
塩基酸としては、例えば、フタル酸、無水フタル酸、ハ
ロゲン化無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
テトラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、ヘキ
サヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、コ
ハク酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、1,12−ドデカン2酸,2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、2,3−
ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタレンジカルボ
ン酸無水物、4,4’−ビフェニルジカルボン酸、また
これらのジアルキルエステル等を挙げることができる。
【0012】多価アルコ−ル類としては、例えばエチレ
ングリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、トリエチレング
リコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、プロピレングリコ
−ル、ジプロピレングリコ−ル、ポリプロピレングリコ
−ル、2−メチル−1,3−プロパンジオ−ル、1,3
−ブタンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、水素化ビ
スフェノ−ルA、1,4−ブタンジオ−ル、ビスフェノ
−ルAとプロピレンオキシドまたはエチレンオキシドの
付加物、1,2,3,4−テトラヒドロキシブタン、グ
リセリン、トリメチロ−ルプロパン、1,3−プロパン
ジオ−ル、1,2−シクロヘキサングリコ−ル、1,3
−シクロヘキサングリコ−ル、1,4−シクロヘキサン
グリコ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル、パ
ラキシレングリコ−ル、ビシクロヘキシル−4,4’−
ジオ−ル、2,6−デカリングリコ−ル、2,7−デカ
リングリコ−ル等を挙げることができる。
【0013】また、不飽和ポリエステル(a)にスルホ
ン酸金属塩基を導入してもよく、その原料は、スルホン
酸金属塩基を有する二塩基酸類または多価アルコール類
(二塩基酸の場合はその縮合可能誘導体でも良い)であ
り、例えばスルホイソフタル酸、スルホテレフタル酸、
スルホフタル酸、4−スルホナフタレン−2,7−ジカ
ルボン酸(またはこれらの誘導体)のナトリウム塩等が
挙げられる。この不飽和ポリエステルにスルホン酸塩基
を導入させる原料は、不飽和ポリエステル固形分中に
0.1〜20重量%、好ましくは3〜5重量%用いられ
る。
【0014】本発明において用いられるエポキシ(メ
タ)アクリレート(b)とは、例えば、ビスフェノール
・タイプのエポキシ樹脂の単独を、あるいは、ビスフェ
ノール・タイプのエポキシ樹脂とノボラック・タイプの
エポキシ樹脂との併用、1,6−ナフタレン型エポキシ
樹脂のジ(メタ)アクリレート等になるものを指称し、
その平均エポキシ当量が、好ましくは150〜450な
る範囲内にあるようなエポキシ樹脂と、不飽和一塩基酸
とを、エステル化触媒の存在下で、反応せしめて得られ
るものである。
【0015】ここで、上記したビスフェノール・タイプ
のエポキシ樹脂として特に代表的なもののみを挙げるに
とどめれば、エピクロルヒドリンと、ビスフェノールA
ないしはビスフェノールFとの反応によって得られる、
実質的に一分子中に2個以上のエポキシ基を有する、グ
リシジルエーテル型のエポキシ樹脂;またはメチルエピ
クロルヒドリンと、ビスフェノールAないしはビスフェ
ノールFとの反応によって得られる、ジメチルグリシジ
ルエーテル型のエポキシ樹脂;あるいは、ビスフェノー
ルAのアルキレンオキサイド付加物と、エピクロルヒド
リンまたはメチルエピクロルヒドリンとの反応によって
得られるエポキシ樹脂などである。
【0016】また、上記したノボラックタイプのエポキ
シ樹脂としては、特に代表的なもののみを挙げるにとど
めれば、フェノール・ノボラックまたはクレゾール・ノ
ボラックと、エピクロルヒドリンまたはメチルエピクロ
ルヒドリンとの反応によって得られるエポキシ樹脂など
である。
【0017】さらに、上記した不飽和一塩基酸として特
に代表的なもののみを挙げるにとどめれば、アクリル
酸、メタクリル酸、桂皮酸、クロトン酸、ソルビン酸、
モノメチルマレート、モノプロピルマレート、モノブチ
ルマレート、またはモノ(2−エチルヘキシル)マレー
トなどがある。好ましくは、アクリル酸、メタクリル酸
である。
【0018】なお、これらの不飽和一塩基酸は、単独使
用でも2種以上の併用でもよい。上記したエポキシ樹脂
と不飽和一塩基酸との反応は、好ましくは、60〜14
0℃、特に好ましくは、80〜120℃なる範囲内の温
度において、エステル化触媒を用いて行われる。
【0019】エステル化触媒としては、公知慣用の化合
物をそのまま使用できるが、そのうちでも特に代表的な
もののみを挙げるにとどめれば、トリエチルアミン、
N,N−ジメチルベンジルアミン、N,N−ジメチルア
ニリンもしくはジアザビシクロオクタンの如き、各種の
3級アミン類;またはジエチルアミン塩酸塩などであ
る。
【0020】かかるエポキシ(メタ)アクリレート
(b)の数平均分子量としては、好ましくは、900〜
2,500、特に好ましくは1,300〜2,200な
る範囲内が適切である。分子量が900よりも小さい場
合には、得られる硬化物に粘着性が生じたり、強度物性
が低下したりするようになるし、一方、2,500より
も大きい場合には、硬化時間が長くなり、生産性が劣っ
て来るようになる。
【0021】本発明のウレタンアクリレート(c)は、
好ましくはポリイソシアネートと、ポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオール、ポリブタジエンポリオ
ール等の単独、又は併用したポリオール及びヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレート化合物とを反応させて得
られる樹脂で、例えばポリプロピレングリコールとトリ
レンジイソシアネート(TDI)を1対2のモル比で反
応させたポリイソシアネートと2−ヒドロキシエチルメ
タアクリレートとを1対2のモル比で反応させたもの等
を挙げることができる。
【0022】このポリエーテルポリオールとは、好まし
くは数平均分子量400以上のポリアルキレンポリオー
ルで、特に好ましくは400〜5000、さらに好まし
くは500〜3000のものであり、例えば、ポリオキ
シプロピレンジオール(以下PPGと略す)、ポリテト
ラメチレングリコール(以下PTMGと略す)、ポリオ
キシメチレンジオール等が挙げられる。なかでも、耐擦
傷性、耐摩耗性を向上させる上では、少なくとも3つの
水酸基を有するポリアルキレンポリオールであることが
好ましい。
【0023】こうした物としては、例えばグリセリン−
エチレンオキシド付加物、グリセリン−プロピレンオキ
シド付加物、グリセリン−テトラヒドロフラン付加物、
グリセリン−エチレンオキシド−プロピレンオキシドラ
ンダム付加物、グリセリン−エチレンオキシド−プロピ
レンオキシドブロック付加物等、トリメチロールプロパ
ン−エチレンオキシド付加物、トリメチロールプロパン
−プロピレンオキシド付加物、トリメチロールプロパン
−テトラヒドロフラン付加物、トリメチロールプロパン
−エチレンオキシド−プロピレンオキシドランダム付加
物、トリメチロールプロパン−エチレンオキシド−プロ
ピレンオキシドブロック付加物等の3つの水酸基を有す
るグリコールのアルキレンオキシド付加物;、ペンタエ
リスリトール−エチレンオキシド付加物、ペンタエリス
リトール−プロピレンオキシド付加物、ペンタエリスリ
トール−テトラヒドロフラン付加物、ペンタエリスリト
ール−エチレンオキシド−プロピレンオキシドランダム
付加物、ペンタエリスリトール−エチレンオキシド−プ
ロピレンオキシドブロック付加物等の4つの水酸基を有
するグリコールのアルキレンオキシド付加物、ジペンタ
エリスリトール−エチレンオキシド付加物、ジペンタエ
リスリトール−プロピレンオキシド付加物、ジペンタエ
リスリトール−テトラヒドロフラン付加物、ジペンタエ
リスリトール−エチレンオキシド−プロピレンオキシド
ランダム付加物、ジペンタエリスリトール−エチレンオ
キシド−プロピレンオキシドブロック付加物等の4つの
水酸基を有するグリコールのアルキレンオキシド付加物
等が挙げられる。
【0024】本発明のウレタンアクリレート(c)は、
分子中に少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基及び
少なくとも1個のアリルエーテル基を持たせたものも含
むものである。かかる樹脂は、例えばポリイソシアネー
トとポリエーテルポリオール等のポリオール及び水酸基
含有アクリル化合物及び水酸基含有アリルエーテル化合
物とを反応させて得られるものであるが、イソシアネー
ト基と水酸基との当量比がほぼ同じとなるように各化合
物を反応せしめ、具体的には先ずポリエーテルポリオー
ル等のポリオールとポリイソシアネートとを反応して、
イソシアネート基含有プレポリマーを得、次いで該プレ
ポリマーと、水酸基含有アクリル化合物及び水酸基含有
アリルエーテル化合物とを反応せしめて得られるものが
好ましい。
【0025】ポリイソシアネートとしては、2,4−ト
リレンジイソシアネート及びその異性体または異性体の
混合物(以下TDIと略す)、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
水添キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ナ
フタリンジイソシアネート、トリフェニルメタントリト
ソシアネート、バーノックDー750、クリスボンNX
(大日本インキ化学工業(株)製品)、デスモジュール
L(住友バイエル社製品)、コロネートL(日本ポリウ
レタン社製品)、タケネートD102(武田薬品社製
品)、イソネート143L(三菱化成社製)等を挙げる
ことができ、それらの単独または2種以上で使用するこ
とができる。上記ポリイソシアネートのうちジイソシア
ネート、特にTDIが好ましく用いられる。
【0026】水酸基含有アクリル化合物としては、水酸
基含有(メタ)アクリル酸エステルが好ましく、例え
ば、2ーヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート;ポリエチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート等の様な水酸基を2個有
するアルコールのモノ(メタ)アクリレート類;トリス
(ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸のジ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレ
ート等の様な3個以上の水酸基を有するアルコールの部
分(メタ)アクリレート類が挙げられる。
【0027】水酸基含有アリルエーテル化合物として
は、公知慣用のものが使用できるが、うちでも代表的な
ものにはエチレングリコールモノアリルエーテル、ジエ
チレングリコールモノアリルエーテル、トリエチレング
リコールモノアリルエーテル、ポリエチレングリコール
モノアリルエーテル、プロピレングリコールモノアリル
エーテル、ジプロピレングリコールモノアリルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノアリルエーテル、ポ
リプロピレングリコールモノアリルエーテル、1,2−
ブチレングリコールモノアリルエーテル、1,3−ブチ
レングリコールモノアリルエーテル、ヘキシレングリコ
ールモノアリルエーテル、オクチレングリコールモノア
リルエーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテ
ル、グリセリンジアリルエーテル、ペンタエリスリトー
ルトリアリルエーテル等の多価アルコール類のアリルエ
ーテル化合物等が挙げられ、水酸基を1個有するアリル
エーテル化合物が好ましい。
【0028】本発明のウレタン(メタ)アクリレート
(c)の製造方法の一例を挙げれば、ポリエーテルポリ
オール単独又は併用ポリオールとポリイソシアネートと
を、好ましくは数平均分子量800〜30000、特に
好ましくは1000〜20000になるようにNCO/
OH=2〜1.5で反応させ、末端イソシアネート基含
有プレポリマーを生成し、次いでそれに水酸基含有アク
リル化合物及び水酸基含有アリルエーテル化合物を該プ
レポリマーのイソシアネート基に対して水酸基がほぼ当
量となるように反応する。この際、水酸基含有アクリル
化合物/水酸基含有アリルエーテル化合物のモル比率
は、好ましくは90/10〜20/80、より好ましく
は70/30〜40/60である。水酸基含有アリルエ
ーテル化合物が、10より少ないと表面乾燥性の点で劣
り、80より多いと硬化性に劣るという問題があり好ま
しくない。
【0029】別の方法としては、まず水酸基含有アクリ
ル化合物及び水酸基含有アリルエーテル化合物とポリイ
ソシアネートとを反応させ、次いで得られたイソシアネ
ート基含有化合物とポリエーテルポリオール単独もしく
は併用ポリオールとを反応させて、好ましくは数平均分
子量800〜30000、より好ましくは1000〜2
0000のアリルエーテル基含有ウレタンアクリレート
を製造することができる。
【0030】本発明の不飽和ポリエステル・アクリレー
ト(d)としては、前記の不飽和ポリエステル(a)の
末端に(メタ)アクリル化合物を反応した不飽和ポリエ
ステル(メタ)アクリレートである。
【0031】(メタ)アクリル化合物としては、不飽和
グリジジル化合物、アクリル酸またはメタアクリル酸の
如き各種の不飽和一塩基酸、及びそのグリシジルエステ
ル類、例えばば、グリシジルアクリレートまたはグリシ
ジルメタクリレートなどである。好ましくは、グリシジ
ルアクリレートの使用が望ましい。かかる樹脂の数平均
分子量としては、好ましくは1,500〜3,000で
ある。
【0032】本発明に使用される重合性不飽和単量体
(B)としては、ジエチレングリコールモノメチルエー
テルメタアクリレートである。併用できるオリゴエチレ
ングリコールモノメチルエーテルメタアクリレートは、
オリゴエチレングリコールモノアルキルエーテルのアク
リル酸、または、メタクリル酸エステル等を挙げること
ができ、具体的には、トリエチレングリコールモノメチ
ルエーテルメタアクリレート、テトラエチレングリコー
ルモノメチルエーテルメタアクリレートを挙げられ、こ
れらの単量体の1種又は2種以上を有効に使用できる。
また、オリゴエチレングリコール骨格のエチレン基の水
素原子をアルキル基で置換したものも使用できる。これ
らは、単独で使用しても併用しても良い。
【0033】本発明の樹脂組成物は、重合性樹脂(A)
20〜90重量部、好ましくは30〜80重量部を重合
性不飽和単量体(B)80〜10重量部、好ましくは7
0〜20重量部に溶解して組成物を形成する。
【0034】本発明の重合性不飽和単量体(B)には、
本発明の効果を損なわない範囲で通常不飽和ポリエステ
ル樹脂に使用される、例えば、スチレン、α-メチルス
チレン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ジビニル
ベンゼン、t-ブチルスチレン、ビニルトルエン、酢酸ビ
ニル、ジアリルフタレ-ト、トリアリルシアヌレ-ト、さ
らにアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等;
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、エチレングリコ-ルジ
メタクリレ-ト、ジエチレングリコ-ルジメタクリレ-
ト、トリエチレングリコ-ルジメタクリレ-ト、ネオペン
チルグリコ-ルジ(メタ)アクリレ-ト、トリメチロ-ル
プロパントリ(メタ)アクリレ-ト、ペンタエリスリト-
ルテトラ(メタ)アクリレ-ト、ジペンタエリスリト-ル
ペンタ(メタ)アクリレ-ト、ジペンタエリスリト-ルヘ
キサ(メタ)アクリレ-トを併用でき、樹脂と架橋可
能な不飽和単量体或は不飽和オリゴマー等が挙げられ
る。
【0035】本発明の樹脂組成物には、重合禁止剤を添
加するのが好ましく、該重合禁止剤としては、トリハイ
ドロキノン、ハイドロキノン、p−tert−ブチルカ
テコール、2,6−tert−ブチル−4−メチルフェ
ノール等が挙げられる。樹脂組成物中が好ましい。
【0036】この樹脂組成物には、重合禁止剤が好まし
く使用され、例えばハイドロキノン、ベンゾキノン、ト
ルハイドロキノン、1,4−ナフトキノン、パラベンゾ
キノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、p−te
rt−ブチルカテコール、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−4−メチルフェノール等を添加できる。その使用量
は、好ましくは樹脂組成物に、10〜1000ppmで添
加しうるものである。
【0037】また、本発明の熱硬化性樹脂組成物には、
硬化を速めるために硬化剤を含有することも好ましく、
これには有機過酸化物が挙げられる。具体的には、ジア
シルパーオキサイド系、パーオキシエステル系、ハイド
ロパーオキサイド系、ジアルキルパーオキサイド系、ケ
トンパーオキサイド系、パーオキシケタール系、アルキ
ルパーエステル系、パーカーボネート系等公知のものが
使用される。
【0038】硬化剤の添加量は、好ましくは重合性樹脂
と重合性不飽和単量体の合計量100重量部に対して、
0.1〜5重量部である。上記硬化剤は、2種以上組み
合わせて使用しても良い。
【0039】本発明の熱硬化性樹脂組成物には、硬化促
進剤を含有させることも好ましく、硬化促進剤として
は、金属石鹸類、例えばナフテン酸コバルト、オクテン
酸コバルト、オクテン酸バナジル、ナフテン酸銅、ナフ
テン酸バリウムが挙げられ、金属キレート化合物として
は、バナジルアセチルアセテート、コバルトアセチルア
セテート、鉄アセチルアセトネートがある。またアミン
類には、アニリン、N,N-ジメチルアニリン、N,N−ジエ
チルアニリン、p−トルイジン、N,N-ジメチルパラトル
イジン、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)−p−トルイ
ジン、4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド、4-N,N-
ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノベンズアルデヒド、
4-メチルヒドロキシエチルアミノベンズアルデヒド、N,
N-ビス(2−ヒドロキシプロピル)−p−トルイジン、
N−エチル−メタトルイジン、トリエタノールアミン、
m-トルイジン、ジエチレントリアミン、ピリジン、フェ
ニルモルホリン、ピペリジン、N,N-−ビス(ヒドロキシ
エチル)アニリン、ジエタノールアニリン等のN,N-置換
アニリン、N,N-置換-p-トルイジン、4-(N,Nー置換アミ
ノ)ベンズアルデヒドが挙げられる。
【0040】硬化促進剤の添加量は、熱硬化性樹脂と重
合性不飽和単量体の合計量脂100重量部に対して好ま
しくは0.1〜5重量部使用する。本発明においてはア
ミン系促進剤が好ましい。なお、硬化促進剤は、予め樹
脂に添加しておいても良いし、使用時に添加しても良
い。
【0041】本発明では、各種添加剤、例えば、充填
剤、紫外線吸収剤、顔料、増粘剤、低収縮剤剤、老化防
止剤、可塑剤、骨材、難燃剤、安定剤、補強材等を使用
してもよい。
【0042】充填剤としては、水硬性ケイ酸塩材料(セ
メント)、炭酸カルシウム粉、クレー、アルミナ粉、硅
石粉、タルク、硫酸バリウム、シリカパウダー、ガラス
粉、ガラスビーズ、マイカ、水酸化アルミニウム、セル
ロース糸、硅砂、川砂、寒水石、大理石屑、砕石等が挙
げられる。
【0043】本発明では、本発明の樹脂組成物を用いる
場合、水を加えても硬化可能である。その量は樹脂組
成物100重量部に対して、10重量部以下、前記樹脂
組成物中に1.23重量%超含有するものである。この
水には一般に使用される水道水、井戸水等であれば良
く、海水や、酸塩を含む水等も使用可能である。
【0044】
【実施例】以下本発明を実施例によって更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。また文章中「部」とあるのは、重量部を示すもの
である。
【0045】(実施例1)<不飽和ポリエステル樹脂組
成物> 温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を
備えた3リットルの四つ口フラスコに、プロピレングリコー
ル604部、イソフタル酸830部を仕込み、窒素雰囲
気中210℃まで昇温し、10時間反応し、ソリッド酸
価1になったところで、120℃まで冷却し、無水マレ
イン酸245部を仕込み、205℃まで昇温し、10時
間反応後、ジエチレングリコールモノメチルエーテルメ
タアクリレート969部、トルハイドロキノン0.10
部加え不揮発分60.0%、酸価18.3、ガードナー
粘度Yの樹脂組成物を得た。得られた不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物について下記の評価試験を行い、結果を表
1に示した。
【0046】[低臭性]樹脂組成物の臭気を判定した。
その評価は「○:鼻から30cmの位置で臭気を感じな
い、×:鼻から30cmの位置で臭気を感じる」で行っ
た。
【0047】[空乾性]樹脂組成物100部に対し、ジ
メチルアニリン0.5部、50%ベンゾイルパーオキサ
イド2部、130、135、140、145゜Fワック
スを添加し、硬化後の状態を指触により評価した。その
評価は、「○:1時間以内で乾燥、×:1時間では未乾
燥」で行った。
【0048】[引張り強度及び引張り伸び率]樹脂組成
物100部に対し、ジメチルアニリン0.5部、50%
ベンゾイルパーオキサイド2部を添加し、攪拌後脱泡
し、2mm厚の注型板を作製した。室温で24時間放置
後、120℃2時間のアフターキュアーを行い、引張り
試験テストピースを作製し、引張り強度及び引張り伸び
率の測定を行った。
【0049】[密着性]注型板(厚さ2mm)をガラス板
上に置き、1gf/cm2の圧力で10分間圧着し、ガラス板
との密着性を評価した。その評価は「○:非常に剥がれ
難い、△:剥がれ易い、×:接着していない」で行っ
た。
【0050】[水の分散性、及び水混合時の硬化性]樹
脂組成物100部に対し、水10部を添加し1分間攪拌
し、30分後の状態を観察した。また、30分経過した
試料100部に対し、ジメチルアニリン0.2部、50
%ベンゾイルパーオキサイド2部を添加し、硬化状態を
観察した。その評価は、「○:樹脂と水が混合、×:樹
脂と水が2層に分離」、「○:樹脂と水が混合したまま
硬化、−:実施せず」で行った。
【0051】(実施例2)<不飽和ポリエステル樹脂組
成物> 温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を
備えた3リットルの四つ口フラスコに、プロピレングリコー
ル604部、無水フタル酸370部、無水マレイン酸4
90部を仕込み、窒素雰囲気中215℃まで昇温し、1
3時間反応後、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ルメタアクリレート1345部、トルハイドロキノン
0.06部を加え不揮発分50.0%、酸価7.2、ガ
ードナー粘度Q−Rの樹脂組成物を得た。得られた不飽
和ポリエステエル樹脂組成物について、実施例1と同様
に評価試験を行い、結果を表1に示した。
【0052】(実施例3)<不飽和ポリエステル樹脂組
成物> 温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を
備えた2リットルの四つ口フラスコに、ジシクロペンタジエ
ン380部、無水マレイン酸262部、水52部を仕込
み、窒素雰囲気中130℃まで昇温し、5時間反応し、
ソリッド酸価210になったところで、120℃まで冷
却した。これに、エチレングリコール109部を仕込
み、185℃まで昇温し、10時間反応後、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテルメタアクリレート773
部、トルハイドロキノン0.08部を加え、不揮発分5
0.0%、酸価11.0、ガードナー粘度Cの樹脂組成
物を得た。得られた不飽和ポリエステル樹脂組成物につ
いて、実施例1と同様に評価試験を行い、結果を表1に
示した。
【0053】(実施例4)<不飽和ポリエステルアクリ
レート樹脂組成物> 温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を
備えた2リットルの四つ口フラスコに、ネオペンチルグリコ
ール173部、ビスフェノールA−エチレンオキサイド
2モル付加物347部、イソフタル酸261部を仕込
み、窒素雰囲気中215℃まで昇温し、10時間反応
し、ソリッド酸価1になったところで、120℃まで冷
却し、フマル酸183部を加えて200℃まで昇温し、
4時間反応させ、ソリッド酸価64になったところで、
130℃まで冷却した。これに、グリシジルメタアクリ
レート146部を加え、130℃で3時間反応後、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテルメタアクリレート
700部、トルハイドロキノン0.08部を加え、不揮
発分60.0%、酸価38.6、ガードナー粘度Zの樹
脂組成物を得た。得られた樹脂組成物について、実施例
1と同様に評価試験を行い、結果を表1に示した。
【0054】(実施例5)<エポキシアクリレート樹脂
組成物> ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応により
得られたエポキシ当量189のエピクロン850(大日
本インキ化学工業(株)製エポキシ樹脂)458部、メタ
クリル酸215部、ハイドロキノン0.35部及びトリ
エチルアミン2.1部を加えて、110℃間で昇温し、
6時間反応後、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ルメタアクリレート673部、トルハイドロキノン0.
06部を加え不揮発分50.0%ガードナー粘度Wの樹
脂組成物を得た。得られた樹脂組成物について、実施例
1と同様に評価試験を行い、結果を表1に示した。
【0055】(実施例6)<ウレタンアクリレート樹脂
組成物> 温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を
備えた1リットルの四つ口フラスコに、三井ポリオールジオ
ール700(三井東圧化学(株)製)を283部、TDI
を144部仕込み、窒素雰囲気中80℃に保持し、5時
間反応後理論NCO当量516を確認した。30℃まで
冷却し、2−ヒドロキシエチルメタアクリレートを10
9部仕込み、80℃で4時間反応し、NCO%が0.1
重量%以下になったところでジエチレングリコールモノ
メチルエーテルメタアクリレート358部トルハイドロ
キノン0.08部、ターシャリブチルカテコール0.0
26部を加え、不揮発分60.0、ガードナー粘度Pの
樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物について、実施
例1と同様に評価試験を行い、結果を表2に示した。
【0056】(実施例7)<不飽和ポリエステル樹脂組
成物> 温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を
備えた3リットルの四つ口フラスコに、プロピレングリコー
ル604部、無水フタル酸370部、無水マレイン酸4
90部を仕込み、窒素雰囲気中215℃まで昇温し、1
3時間反応後、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ルメタアクリレート1210部、ジエチレングリコール
ジメタアクリレート135部、トルハイドロキノン0.
06部を加え不揮発分50.0%、酸価7.2、ガード
ナー粘度U−Vの樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成
物について、実施例1と同様に評価試験を行い、結果を
表1に示した。
【0057】比較例1−6 実施例1−6で得られた樹脂ソリッドを各実施例と同等
の不揮発分となるようにスチレンモノマーで希釈し、樹
脂組成物を得た。得られた樹脂組成物について、実施例
1と同様に評価試験を行い、結果を表2に示した。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、重合性性単量体
としてエチレングリコールモノメチルエーテル(メ
タ)アクリレートを必須成分として含有することによ
り、低臭性、空乾性、密着性、親水性に優れたものであ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−200822(JP,A) 特開 平4−85320(JP,A) 特開 平4−85319(JP,A) 特開 平3−200821(JP,A) 特開 昭53−103413(JP,A) 特開 平7−25957(JP,A) 特開 昭59−207977(JP,A) 特公 平4−75943(JP,B2) 特殊アクリレートモノマー,日本,共 栄社油脂化学工業株式会社,1980年10月 滝山栄一郎,ポリエステル樹脂ハンド ブック,日本,日刊工業新聞社,1988年 6月30日,1,152−153 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 283/01 C08F 290/00 - 290/14 C08F 299/00 - 299/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)不飽和ポリエステル、(b)エポ
    キシ(メタ)アクリレート、(c)ウレタン(メタ)ア
    クリレート、(d)不飽和ポリエステルアクリレートか
    ら選ばれた重合性不飽和結合基を含有する樹脂(A)
    と、重合性不飽和単量体(B)とからなる熱硬化性樹脂
    組成物において、重合性不飽和単量体としてエチレン
    グリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレートを
    必須成分として含有し、かつ水を前記樹脂組成物100
    重量部に対して、10重量部以下、前記樹脂組成物中に
    1.23重量%超含有することを特徴とする熱硬化性樹
    脂組成物。
  2. 【請求項2】 不飽和ポリエステル(a)が、不飽和二
    塩基酸かつ飽和二塩基酸と、アルコール、必要によりジ
    シクロ系化合物からなるものであることを特徴とする請
    求項1記載の熱硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 エポキシ(メタ)アクリレート(b)
    が、平均エポキシ当量が150〜450なる範囲内にあ
    るエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸とをエステル化触
    媒の存在下で反応せしめて得られるものであること特徴
    とする請求項1記載の熱硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 ポリウレタン(メタ)アクリレート
    (c)が、ポリオールにポリイソシアネートを反応して
    イソシアネート基含有プレポリマーを得、ついでそれと
    水酸基含有アクリル化合物を反応して得られることを特
    徴とする請求項1記載の熱硬化性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 不飽和ポリエステルアクリレート(d)
    としては、不飽和ポリエステルの末端に(メタ)アクリ
    ル化合物を反応して得られるものであること特徴とする
    請求項1記載の熱硬化性樹脂組成物。
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滝山栄一郎,ポリエステル樹脂ハンドブック,日本,日刊工業新聞社,1988年 6月30日,1,152−153
特殊アクリレートモノマー,日本,共栄社油脂化学工業株式会社,1980年10月

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