JP3427519B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の記録装置に関するものであり、特に、
記録装置のユーザインタフェースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の記録装置の高機能化とともに、機
能を選択するために必要となるボタンの数も増加の一途
をたどっている。そのため、実際にボタンを操作パネル
に配置せず、例えば、LCDやCRT等の画面上に機能
ボタンを表示し、LCDやCRT等に重ねて配置されて
いるタッチパネルへのタッチを検出して、その機能ボタ
ンの入力を行なうものが一般的になってきている。この
ような画面上に機能ボタンを表示する構成では、画面上
の表示とタッチパネルの検出位置を変化させることによ
って、種々の入力が可能となる。このような利点を生か
し、例えば、特開平4−191757号公報などに記載
されているように、各種の機能選択を複数画面に分けて
配置し、機能ボタンを押すと、その機能のパラメータを
選択入力するための機能ボタンを配置したポップアップ
画面を表示し、ユーザに選択させる方法が開発されてい
る。
【0003】しかし、このような従来の方法では、一旦
設定した機能を変更するときや取り消すときには、もう
一度その機能ボタンを押下してポップアップ画面を開
き、新たな設定のソフトボタンを押したり、「取消」の
ボタンを押す必要がある。そのため、操作が面倒である
という問題が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ポップアップ画面を開かな
くても、機能に対するいくつかの操作を行なうことがで
きるようにし、ユーザの操作ステップを減少させ、ポッ
プアップ画面の表示時間を省略して、全体としてユーザ
操作時間を減少させた記録装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録装置にお
いて、記録装置の有する複数の記録処理機能について該
記録処理機能の設定内容とボタン領域を少なくとも表示
する画面表示手段と、ユーザの選択動作を検出する選択
位置検出手段と、1つの前記ボタン領域に対して複数の
選択領域からなる選択領域集合を保持可能であり前記各
ボタン領域ごとに該選択領域集合を保持管理する選択領
域登録手段と、前記選択領域に対応した動作を登録保持
する選択動作登録手段と、前記選択位置検出手段と前記
選択領域登録手段との内容を照合して選択の有無の判定
を行なうとともに選択が行なわれた場合には前記選択動
作登録手段を用いて動作を決定する選択判定手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0006】さらに、前記選択領域集合を複数登録保持
可能なボタン登録手段と、該ボタン登録手段に保持され
ている選択領域集合のどれを使用するかを決定するUI
モード切り替え手段を備え、該UIモード切り替え手段
によって決定された選択領域集合が選択領域登録手段に
保持されることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、1つのボタン領域に対して複
数の選択領域を選択領域登録手段に設定しておく。ま
た、各々の選択領域に対応した動作を選択動作登録手段
に登録保持させておく。そして、ユーザによる選択が行
なわれたとき、選択判定手段でどのボタン領域のどの選
択領域が選択されたかを選択領域登録手段を参照して判
定し、対応する動作を選択動作登録手段を用いて決定す
る。これにより、表示されている1つのボタンでも、ボ
タンを押す位置によって異なる動作を行なわせることが
できる。この異なる動作として、記録装置の設定の変更
のほかに、取り消しやヘルプ画面表示等を対応させるこ
とができ、これらの動作を従来のようにポップアップ画
面を開く操作をショートカットし、ワンタッチで行なえ
るようになる。このように、ユーザの操作ステップおよ
び操作時間を減少させることができる。
【0008】また、複数の選択領域を設けても、選択時
の動作は選択領域登録手段と選択動作登録手段を検索す
るだけである。このように選択領域とその選択領域に対
応する動作をまとめて保存しているので、選択領域や対
応する動作の登録変更を簡単に行なうことができる。
【0009】さらに、選択領域集合を複数登録保持可能
とし、それらを選択的に用いることができるように構成
することができる。これにより、例えば、初心者に対し
ては、1つの機能ボタンに対して1つの動作を割り付け
て機能に対する理解を容易にし、熟練者に対しては1つ
の機能ボタンに対して複数の動作を割り付けて操作ステ
ップおよび操作時間を減少させるなど、種々のユーザの
ニーズに即したユーザインタフェースを提供することが
できる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の記録装置の一実施例を示す
ブロック図である。1はタッチ位置検出部、2はタッチ
判定部、3は画面表示部、4はタッチ領域テーブル、5
はタッチ動作登録部、6はUIモード切換部、7はボタ
ン登録部である。この実施例では、入力手段としてタッ
チパネルを用いるものとし、ユーザがタッチパネルにタ
ッチすることによって選択入力を行なう場合を例に説明
する。しかし、これに限らず、ライトペンやポインティ
ングデバイスなどによる選択入力を行なうように構成す
ることも可能である。
【0011】タッチ位置検出部1は、タッチパネルにユ
ーザがタッチした際に、タッチした位置を検出する。タ
ッチ判定部2は、タッチ領域テーブル4の中のタッチ領
域の情報をもとに、タッチ位置検出部1で検出したタッ
チ位置を含むタッチ領域が存在するか否かを調べる。タ
ッチ位置を含むタッチ領域が存在すれば、そのタッチ領
域に対応する動作をタッチ動作登録部5から取得して実
行する。動作の実行に際し、表示画面の変更が必要であ
れば、画面表示部3に対し、表示画面の変更を指示す
る。画面表示部3は、LCDやCRT等の表示装置を制
御し、表示画面を形成する。表示画面としては、各種の
機能設定を行なうための機能ボタンを配列した複数枚の
設定画面や、各機能に対応して適宜表示されるポップア
ップ画面等がある。このほかにも、記録装置本体の情報
を表示したり、ユーザに対するメッセージや、ガイダン
ス等のヘルプ表示も行なう。
【0012】タッチ領域テーブル4には、現在表示画面
に表示されているボタンに対応した有効なすべてのタッ
チ領域の情報が格納されている。タッチ領域の情報とし
ては、例えば、タッチパネル上の範囲に関する情報と、
対応するタッチパネル領域の識別情報などが格納され
る。
【0013】タッチ動作登録部5は、タッチ領域のタッ
チによって行なわれる動作を格納している。動作として
は、タッチされたボタン自身の局所的な表示切り替え、
例えば、ボタンを押すとボタン絵柄がへこんだ絵柄に変
化し、ボタンを離すとボタン絵柄がハイライト表示され
るなどや、ボタン受け付け、チェック等を行なう内部動
作と、他の画面を表示するなどの外部動作がある。これ
らの個々の内部動作、外部動作が登録されている。
【0014】UIモード切換部6は、タッチ領域テーブ
ル4に1つのボタンに対して複数のタッチ領域集合が格
納されている場合に、どのタッチ領域集合を用いるかを
指示し、タッチ領域集合を切り換える。
【0015】ボタン登録部7には、複数のタッチ領域か
らなる複数のタッチ領域集合と、各タッチ領域個々のタ
ッチ領域に対応する動作の組あるいは動作の列が登録さ
れている。タッチ領域は、例えば、表示画面に表示され
ているボタンに対応して設定された入力可能な領域であ
り、1つのボタンに対して複数のタッチ領域を設定する
ことができる。この複数のタッチ領域により、タッチ領
域集合が構成される。そして、複数のボタンに対して設
定されたタッチ領域により、さらに大きなタッチ領域集
合が構成される。このような大きなタッチ領域集合を複
数登録することができ、これらをUIモード切換部6で
切り換えることができる。
【0016】図2は、機能選択画面の一例の説明図であ
る。図2に示した例では、3つの機能設定画面を有し、
そのうちの1つの機能設定画面が表示されている。表示
されている機能設定画面には、3つの機能について、そ
の機能の絵表示と現在設定されているモード、それに機
能ボタンが配置されている。
【0017】図3は、機能ボタンとタッチ領域の関係の
説明図、図4は、ポップアップ画面表示の一例の説明図
である。図中、11ないし14はタッチ領域である。図
3では、図2に示した機能選択画面のうち、両面コピー
機能の選択を行なう部分のみを示している。
【0018】図3(A)には、従来と同様、1つの機能
ボタンに対しタッチ領域を1つだけ設定した場合の例で
ある。画面に表示されている機能ボタンに重ねて、タッ
チ領域11が設定されている。ユーザが表示を見てボタ
ン上をタッチすることによって、タッチ領域11が選択
されたことになる。ここでは、タッチによって両面コピ
ー機能が選択される。すると、図4に示すような「両面
コピー」ポップアップ画面が表示される。このポップア
ップ画面では、上部に「ヘルプ」ボタン、「取消」ボタ
ン、「終了」ボタンが表示されている。「ヘルプ」ボタ
ンにタッチするとヘルプ画面が表示される。「取消」ボ
タンにタッチすると、この機能のデフォルト値である
「片面→片面」が選択され、このポップアップ画面を閉
じる。また、「終了」ボタンにタッチすると、このポッ
プアップ画面を閉じる。「片面→片面」ボタン、「片面
→両面」ボタン、「両面→片面」ボタン、「両面→両
面」ボタンは、それぞれの示すモードを設定するための
ボタンである。
【0019】図3(B)には、1つの機能ボタンに対し
て複数のタッチ領域を設定し、タッチする場所によって
異なる動作を行なうように構成した例を示している。こ
の例では、「両面コピー」ボタンに複数のタッチ領域1
2,13,14を設定している。これらのタッチ領域の
設定は、ボタン登録部7によってタッチ領域テーブル4
に登録される。また、タッチ領域12〜14の各々のタ
ッチ領域が押下された場合の動作が、タッチ動作登録部
5に登録される。
【0020】ここで、タッチ領域12には、図3(A)
のタッチ領域11と同様の「ポップアップ画面表示」の
機能を、タッチ領域13には「機能取消&機能選択画面
表示」の機能を、タッチ領域14には「ヘルプ画面表
示」の機能を果たす外部動作を登録する。すると、タッ
チ領域12にタッチしたときには、図4に示すような
「両面コピー」ポップアップ画面が表示され、図3
(A)の従来の機能ボタンと同じ動作を行なうことにな
る。また、タッチ領域13をタッチしたときには、両面
コピー機能のデフォルト値である「片面→片面」が選択
された状態となる。すなわち、このタッチ領域13をタ
ッチしただけで、機能ボタンをタッチしてポップアップ
画面を開き、「取消」ボタンをタッチするという2回の
タッチ動作を行なった場合と同じ動作を行なわせること
ができる。同様に、タッチ領域14をタッチしたとき
は、ヘルプ画面が表示される。すなわち、機能ボタンを
タッチしてポップアップ画面を開き、「ヘルプ」ボタン
をタッチするという2回のタッチ動作を行なった場合と
同じ動作を、たった1回のタッチ動作で実現することが
できる。
【0021】本発明では、図3(A)に示すような、従
来と同様に1つの機能ボタンに対しタッチ領域を1つだ
け設定することも、また、図3(B)に示すように、1
つの機能ボタンに対して複数のタッチ領域を設定し、タ
ッチする場所によって異なる動作を行なうように構成す
ることもできる。また、この2つの設定を切り換えて用
いることも可能である。このとき、図3(A)に示すよ
うな1つの機能ボタンにタッチ領域11のみを対応させ
るタッチ領域集合と、図3(B)に示すような1つの機
能ボタンに複数のタッチ領域を対応させるタッチ領域集
合をタッチ領域テーブルに格納しておく。そして、UI
モード切換部6からどちらのタッチ領域集合を使用する
かを指示すればよい。例えば、初心者には動作の単純な
図3(A)に示す構成を使わせ、熟練者には図3(B)
に示すような構成として、少し複雑だが従来よりも操作
を大幅に短縮できるショートカットボタンを使わせるよ
うにすることができる。
【0022】図5,図6は、タッチ領域集合の切換を行
なう表示画面の一例の説明図である。図3(A)や図3
(B)に示すようなタッチ領域の切り換えは、例えば、
図5に示すようなパスワード入力画面で行なうように構
成することができる。UIモード切換部6は、「初心
者」ボタンと「熟練者」ボタンを表示し、ユーザがどち
らかを選択するようにしている。また、あらかじめユー
ザに対応させて選択するタッチ領域集合を登録してお
き、ユーザIDおよびパスワードの入力によって自動的
にタッチ領域集合を選択するように構成することもでき
る。
【0023】また、初期設定画面に図6に示すようなU
Iモード設定のポップアップ画面を設け、この画面でタ
ッチ領域集合を選択するように構成してもよい。図6に
示した画面では、「初心者」ボタンと「熟練者」ボタン
が表示されており、ユーザがどちらかを選択する。ユー
ザによって選択されたタッチ領域集合の情報は、UIモ
ード切換部6に保持される。
【0024】上述の図3(B)に示した例では、タッチ
領域12〜14に「ポップアップ画面表示」、「機能取
消&機能選択画面表示」、「ヘルプ画面表示」の機能を
設定したが、設定する機能はこれらに限らない。例え
ば、タッチ領域13を1回タッチするたびに、パラメー
タを順番に選択する方法もある。すなわち、「両面コピ
ー」の初期状態は「片面→片面」であるが、タッチ領域
13を1回タッチするとポップアップ画面を開かなくて
も「片面→両面」が選択され、さらに1回ずつタッチす
るたびに「両面→片面」「両面→両面」「片面→片面」
のように循環式にパラメータが選択されるように、動作
を登録しておくこともできる。
【0025】また、タッチ領域をどの部分にいくつ設定
するかは任意であり、タッチ領域13をパラメータの表
示領域に設定したり、タッチ領域14をさらに分割する
など、位置や個数に制限はない。しかし、表示画面は狭
いので、ユーザのタッチが正確に行なわれるような個
数、位置に配置することが望ましい。
【0026】図7は、概念的な内部データ構造の一例の
説明図である。タッチ動作登録部5には、内部動作プロ
グラムおよび外部動作プログラムが登録、格納されてい
る。内部動作プログラムは、ボタンが押された時のボタ
ン受付チェックやボタン押下時のボタン絵柄のへこみ表
示などのボタンの局所的な動作が記述されている。ま
た、外部動作プログラムは、ポップアップ画面の表示や
表示隠蔽などの表示画面全体にわたる動作が記述され
る。
【0027】これらの内部動作プログラム、外部動作プ
ログラムは、異なるタッチ領域で共有される。例えば、
図3(B)のタッチ領域13に取消の機能を持たせると
すると、このタッチ領域13と図4の「取消」ボタンと
では、タッチ領域と内部動作は異なるが、外部動作とし
ては、「片面→片面」パラメータの設定、ポップアップ
画面の表示隠蔽、機能選択画面の再表示という3つの動
作を一括して実行するという同じ動作を行なえばよい。
このように複数のタッチ領域間の動作が同じ場合は、1
つだけ動作プログラムを登録しておく。そして、ボタン
登録部7の各タッチ領域から参照すればよい。
【0028】ボタン登録部7には、機能選択画面やポッ
プアップ画面等に表示される可能性のあるすべてのボタ
ンについて、各ボタンごとに、そのボタンの名前と、タ
ッチ領域に関する情報の列が格納されている。各ボタン
には、UIモード切換部6で切換可能なモードごとに、
複数のタッチ領域を設定することができる。また、各タ
ッチ領域に対応して、そのタッチ領域がタッチされた場
合の動作を示すタッチ動作登録部5内の内部動作プログ
ラムおよび外部動作プログラムへのポインタが格納され
ている。異なるタッチ領域に対応して格納されているポ
インタが同じ内部動作プログラムまたは外部動作プログ
ラムを指し示してもよい。
【0029】図7では、機能選択画面に表示される「両
面」ボタンと、ポップアップ画面に表示される「取消」
ボタン、「ヘルプ」ボタンについてのみ、ボタン登録部
7に登録されている情報を示している。例えば、「両
面」ボタンの情報として、ボタンの名前「両面」と、初
心者用タッチ領域に関する情報と、熟練者用タッチ領域
に関する情報が格納されている。初心者用タッチ領域に
関する情報としては、1つのタッチ領域とそれに対応す
る内部動作プログラムおよび外部動作プログラムへのポ
インタが格納されている。また、熟練者用タッチ領域に
関する情報としては、複数のタッチ領域とそれぞれのタ
ッチ領域に対応する内部動作プログラムおよび外部動作
プログラムへのポインタが格納されている。もちろん、
ポップアップ画面に表示されるボタンについても、複数
のモードに対応する情報を有するように登録しておくこ
ともできる。また、モードの数は2つに限らない。
【0030】UIモード切換手段6は、選択されたモー
ドを保持している。タッチ領域テーブル4には、現在表
示されているボタンに対応するタッチ領域の情報と、ボ
タン登録部7に格納されているそのタッチ領域の情報へ
のポインタが格納されている。図7では、モードとして
熟練者用タッチ領域が設定されている場合を示してお
り、「両面」ボタンについて、熟練者用タッチ領域が設
定されている。表示されている他のボタンについても同
様に、タッチ領域に関する情報がタッチ領域テーブル4
に格納されている。
【0031】なお、画面表示部3は、表示する各画面ご
とにその画面に表示するボタンの情報を保持している。
また、各ボタンを表示するための絵柄や位置なども保持
している。タッチ動作登録部5に登録されている内部動
作プログラムあるいは外部動作プログラムがタッチ判定
部2で実行されることによって、表示状態に関する情報
が変更され、変更された表示状態に関する情報に従っ
て、これらの情報を選択的に用い、表示画面を構成す
る。
【0032】このように図7に示した内部データ構造を
採用することによって、各ボタンに対して複数のタッチ
領域および各タッチ領域に対応した内部動作、外部動作
を登録することができる。また、複数のモードに対応し
たタッチ領域を登録することができるようになる。さら
に、動作プログラムを複数のタッチ領域から参照できる
構成となっているので、複数のタッチ領域を設けても、
タッチ時の動作プログラムを重複して格納する必要はな
く、メモリを節約することができる。また、新たにタッ
チ領域を登録する際も、既存の動作プログラムを用いる
場合には新たにタッチ領域データと動作へのポインタデ
ータを持つだけで済み、多くのメモリを確保する必要が
ない。
【0033】図8は、本発明の記録装置の一実施例にお
ける動作の一例を示すフローチャートである。以下の説
明では、図7に示した内部データ構造を有しているもの
として説明する。まず、S21において、現在の表示画
面の状態を画面表示部3により表示する。次に、S22
において、UIモード切換部6から設定されているモー
ドを取得する。そして、S23において、取得したモー
ドに合わせてタッチ領域テーブル4を更新する。例え
ば、図2に示した機能選択画面が表示されているとき、
「両面」ボタン、「出力」ボタン、「濃度」ボタンのそ
れぞれについて、ボタン登録部7から、例えば、熟練者
用タッチ領域に関する情報中のタッチ領域の情報と、そ
のタッチ領域の情報中の所定のアドレスを得て、タッチ
領域テーブル4を更新する。
【0034】S24〜S26では、ユーザのタッチの判
定を行なう。S24において、タッチ位置検出部1は、
ユーザのタッチを検出し、タッチされた位置をタッチ判
定部2に渡す。S25において、タッチ判定部2は、タ
ッチ領域テーブル4を参照し、タッチされた位置とタッ
チ領域テーブル4の中のタッチ領域との比較を行なう。
S26において、ユーザのタッチ位置がいずれかのタッ
チ領域内に存在するか否かを判定する。タッチ位置がい
ずれかのタッチ領域内に存在しない場合には、ボタン以
外の部分をタッチされたと考えられるので、このタッチ
を無視し、S24に戻って次のタッチの検出に備える。
【0035】S26でタッチ位置がいずれかのタッチ領
域内に存在すると判定された場合には、S27におい
て、そのタッチ領域に対応するボタン登録部7へのポイ
ンタをタッチ領域テーブル4から取得し、それをもとに
ボタン登録部7に登録されている当該タッチ領域に対応
する内部動作プログラムへのポインタおよび外部動作プ
ログラムへのポインタを得る。そして、S28におい
て、内部動作プログラムへのポインタで指し示されるタ
ッチ動作登録部5内の内部動作プログラム、および、外
部動作プログラムへのポインタで指し示されるタッチ動
作登録部5内の外部動作プログラムを実行し、タッチさ
れたタッチ領域に対応する動作を実行する。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、1つの機能ボタンに対して複数の動作を実行
させることができるようになった。これにより、1つの
ボタンに対して複数のショートカットキーを割り付ける
ことができ、ユーザの操作ステップおよび操作時間を減
少できる。
【0037】また、1つの機能ボタンに対して1つの動
作しかない場合と、複数の動作を割り付ける場合など、
複数のモードを切り替える手段を設けることにより、初
心者モードと熟練者モードなど、種々のユーザに対応し
たモードを1つのユーザインタフェースに共存させるこ
とができる。これにより、初心者の学習を容易にし、か
つ熟練者には高い操作性を提供することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の記録装置の一実施例を示すブロック
図である。
【図2】 機能選択画面の一例の説明図である。
【図3】 機能ボタンとタッチ領域の関係の説明図であ
る。
【図4】 ポップアップ画面表示の一例の説明図であ
る。
【図5】 タッチ領域集合の切換を行なうためのパスワ
ード入力画面の一例の説明図である。
【図6】 タッチ領域集合の切換を行なうための初期設
定画面の一例の説明図である。
【図7】 概念的な内部データ構造の一例の説明図であ
る。
【図8】 本発明の記録装置の一実施例における動作の
一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…タッチ位置検出部、2…タッチ判定部、3…画面表
示部、4…タッチ領域テーブル、5…タッチ動作登録
部、6…UIモード切換部、7…ボタン登録部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置の有する複数の記録処理機能に
    ついて該記録処理機能の設定内容とボタン領域を少なく
    とも表示する画面表示手段と、ユーザの選択動作を検出
    する選択位置検出手段と、1つの前記ボタン領域に対し
    て複数の選択領域からなる選択領域集合を保持可能であ
    り前記各ボタン領域ごとに該選択領域集合を保持管理す
    る選択領域登録手段と、前記選択領域に対応した動作を
    登録保持する選択動作登録手段と、前記選択位置検出手
    段と前記選択領域登録手段との内容を照合して選択の有
    無の判定を行なうとともに選択が行なわれた場合には前
    記選択動作登録手段を用いて動作を決定する選択判定手
    段を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記選択領域集合を複数登録保持可能な
    ボタン登録手段と、該ボタン登録手段に保持されている
    選択領域集合のどれを使用するかを決定するUIモード
    切り替え手段を備え、該UIモード切り替え手段によっ
    て決定された選択領域集合が選択領域登録手段に保持さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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