JP3426990B2 - 車両用内装部品 - Google Patents

車両用内装部品

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JP3426990B2 JP36908098A JP36908098A JP3426990B2 JP 3426990 B2 JP3426990 B2 JP 3426990B2 JP 36908098 A JP36908098 A JP 36908098A JP 36908098 A JP36908098 A JP 36908098A JP 3426990 B2 JP3426990 B2 JP 3426990B2
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rib
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、車両用内装部品に係り、特に、
車体対向側の面上に、外部からの衝撃を吸収せしめるた
めの複数のリブが一体的に形成されてなる車両用内装部
品に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、自動車等の車両においては、衝
突事故等の発生時における乗員の保護を目的とした安全
装置が設けられる等して、乗員に対する安全対策が種々
講じられており、そのような対策の一つとして、インス
トルメントパネルやドアトリム、ピラーガーニッシュ
等、車体の一部を覆って配置される内装部品に対して、
衝撃吸収構造を付与することが行なわれている。
【0003】そして、実際には、合成樹脂製の平板から
なる複数のリブを有し、それら複数のリブの衝撃による
変形(具体的には潰れ変形)に基づいて、該衝撃のエネ
ルギーを吸収し得るように構成されたリブ構造体を、上
述の如き車両用内装部品の車体対向側の面上に配設する
ことによって、該内装部品に対して衝撃吸収構造が付与
されており、以て、衝突事故時等に乗員が内装部品に接
触した際に、乗員に加わる衝撃が緩和されて、乗員の保
護が図られるようになっているのである。
【0004】ところで、よく知られているように、上述
の如くして衝撃吸収構造が付与された内装部品には、独
立して成形されたリブ構造体が、車体対向側の面上に、
適当な締結部材を介して、或いは熱カシメ等により取り
付けられてなるものと、車体対向側の面上に、リブ構造
体を構成する平板状のリブの複数が一体成形により一体
的に形成されてなるものとがあるが、前者よりも後者の
方が、コストと製造効率の両面において優位性が発揮さ
れ得るところから、近年では、後者、つまり車体対向側
の面上に、複数のリブが一体成形により一体的に形成さ
れて構成された内装部品が、衝撃吸収構造を有する内装
部品の多くを占めるようになってきている。
【0005】また、そのように複数のリブが一体形成さ
れてなる車両用内装部品にあっても、それら複数のリブ
が、内装部品の長手方向に延びる縦リブの複数と、該縦
リブに交差して延びる横リブの複数とにて構成されたも
のと、それら複数の横リブのみにて構成されたものとが
あるが、複数の横リブのみが一体形成されてなる内装部
品においては、衝撃が加えられる方向によって、それら
横リブが、その基部で折れて、倒れるような状態となる
ことがあり、そうなった場合に、内装部品に加わる衝撃
の荷重値とその変形量(変位量)との関係を示す荷重−
変位特性における初期荷重が小さくなって、衝撃エネル
ギーの吸収量が不十分なものとなってしまうといった欠
点があった。
【0006】これに対して、互いに交差する複数の縦リ
ブと複数の横リブとが車体対向側の面上に一体形成され
てなる内装部品にあっては、複数の横リブが複数の縦リ
ブにて支えられた状態でそれぞれ形成されるところか
ら、如何なる方向から衝撃が加えられても、それら複数
の横リブが倒れてしまうことなく、その高さ方向に潰れ
変形せしめられて、荷重−変位特性における初期荷重が
有効に高められ得ることとなるものの、複数の横リブの
みを設けたものに比して、衝撃ストローク(衝撃が加え
られた際の変形量の最大値)が不可避的に小さくなっ
て、平均荷重値が高くなってしまうため、十分に満足し
得る衝撃吸収性能を得ることが難しかったのである。
【0007】しかも、そのような内装部品において、縦
リブ若しくは横リブが、該内装部品の縁部に近接し、且
つ該縁部に沿って延びる、所謂縁部リブを含んでなるも
のにあっては、その成形に際して用いられる成形金型
が、該縁部と縁部リブとの対向面間の狭幅の空隙を形成
する、薄肉で、強度の低い、所謂狭幅空隙形成部を有し
て構成されることとなるため、成形時において、例え
ば、金型に対する様々な加圧力等により、かかる狭幅空
隙形成部が変形する等して、縁部リブが所望の形状に成
形され得なくなることがあり、また場合によっては、縁
部リブの成形自体が不可能となる恐れさえもあったので
ある。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述せる如き事
情を背景にして為されたものであって、その解決課題と
するところは、外部からの衝撃を吸収するための複数の
リブが一体的に形成されてなる車両用内装部品におい
て、荷重−変位特性における初期荷重と衝撃ストローク
が大きく、優れた衝撃吸収性能が発揮され得、しかも、
複数のリブの全べてが、その形成位置に拘わらず、所望
の形状をもって確実に形成され得るようにした構造を提
供することにある。
【0009】
【解決手段】そして、本発明においては、かかる課題の
解決のために、車体の一部である角部を覆って配置され
る合成樹脂製の車両用内装部品であって、その車体対向
側の面上に、縁部に近接して、該縁部に沿って延びる
厚が0.8〜2.0mmの平板状の縁部リブを含む第一
のリブの少なくとも一つと、該第一のリブと交差して延
びる板厚が0.6〜2.0mmの平板状の第二のリブの
複数とを、前記角部対向位置に一体成形により一体的に
形成すると共に、該複数の第二のリブの互いの配置間隔
を20〜40mmとして、それら第一のリブと第二のリ
ブの変形により、外部からの衝撃を吸収せしめ得るよう
にしたものにおいて、前記縁部リブを、前記複数の第二
のリブの両面から該第二のリブの厚さ方向の突出長さが
4〜10mmとなるようにそれぞれ突出せしめ、且つ該
第二のリブと交差する部位においては存在するように間
欠的に形成して、それら複数の第二のリブの隣接するも
のの中間部に、12〜20mmの不連続部を形成せしめ
る一方、それら縁部リブ及び第二のリブが、それぞれ、
前記角部の車室側の面に対応した先端面形状を有し、且
つ該第二のリブの先端面が前記角部に対応した凹面形状
とされて、それら縁部リブ及び第二のリブのそれぞれの
先端面の全体において前記角部の車室側の面に接触せし
められるようになっていることを特徴とする車両用内装
部品を、その要旨とするものである。
【0010】すなわち、本発明に従う車両用内装部品に
あっては、第一のリブと第二のリブとが、車体対向側の
面上に、互いに交差する状態で一体的に形成されている
ため、衝撃の加えられる方向に拘わらず、それら第一の
リブと第二のリブとが互いに支え合って、何れも倒れる
ことなく、高さ方向において効率的に潰れ変形せしめら
れ得るのであり、それによって、第一のリブと第二のリ
ブの何れか一方のみが一体形成されるものに比して、荷
重−変位特性における初期荷重が有効に高められ得るこ
ととなる。
【0011】また、かかる車両用内装部品においては、
第一のリブを構成する、内装部品の縁部に近接し、且つ
それに沿って延びる縁部リブが、複数の第二のリブと交
差する部位においては存在するように間欠的に形成され
て、該縁部リブと交差する複数の第二のリブの互いに隣
接するものの中間部に不連続部が形成されているところ
から、それら複数の第二のリブにおいて互いに隣接する
ものの間に、第一のリブが存在しない部分が設けられ、
その分だけ、第一のリブが、複数の第二のリブにおいて
互いに隣接するものの間に連続して延びるように形成さ
れた従来品に比して、衝撃ストロークが効果的に増大せ
しめられ得るのである。
【0012】しかも、かかる車両用内装部品にあって
は、上述の如く、縁部リブと交差する複数の第二のリブ
の互いに隣接するものの中間部に不連続部が形成されて
いることから、縁部リブと内装部品の縁部との対向面に
形成される狭幅の空隙が、そのような不連続部を通じ
て、縁部リブの縁部側とは反対側に広がる広幅の空隙に
連通せしめられて構成されることとなる。それ故、その
ような内装部品の成形に際して用いられる成形金型にお
いて、縁部リブと縁部との対向面間における狭幅の空隙
を形成する、前記した薄肉の狭幅空隙形成部が、縁部リ
ブの縁部側とは反対側に広がる広幅の空隙を形成する厚
肉の広幅空隙形成部に対して、前記不連続部を形成する
不連続部形成部を介して連結せしめられることとなり、
以て、狭幅空隙形成部が広幅空隙形成部にて補強され
て、該狭幅空隙形成部の強度が効果的に高められ得るの
である。そして、それによって、かかる車両用内装部品
の成形時において、成形金型に対する様々な加圧力等に
より該成形金型の狭幅空隙形成部が変形せしめられるよ
うなことが有利に防止され得、その結果として、前記縁
部リブが所望の形状をもって確実に形成され得ることと
なるのである。
【0013】従って、このような本発明に従う車両用内
装部品にあっては、荷重−変位特性における初期荷重と
衝撃ストロークが共に有利に大ならしめられ得て、従来
品には見られない優れた衝撃吸収性能が効果的に発揮さ
れ得ると共に、縁部に近接し、且つそれに沿って延びる
縁部リブを含む第一のリブと複数の第二のリブの全べて
のものが、その形成位置に拘わらず、所望の形状をもっ
て確実に形成され得る構造とをもって、極めて有利に構
成され得ることとなるのである。
【0014】なお、本発明に従う車両用内装部品におい
ては、有利には、前記不連続部の長さが12mm以上と
される一方、該不連続部が中間部に形成される、互いに
隣接する第二のリブ同士の配置間隔が20〜40mmと
される。これによって、かかる車両用内装部品を成形す
る際に用いられる成形金型における前記狭幅空隙形成部
と前記広幅空隙形成部との連結部位たる前記不連続部形
成部の長さが有効に確保されて、金型の製造が容易とな
るばかりでなく、狭幅空隙形成部が広幅空隙形成部にて
より十分に補強されて、該狭幅空隙形成部の強度がより
効果的に高められ得、その結果として、前記縁部リブが
所望の形状もって、更に一層確実に形成され得るのであ
る。
【0015】また、かかる本発明に従う車両用内装部品
の好ましい態様の一つによれば、前記複数の第二のリブ
が、前記変形による衝撃の吸収時に、前記車体対向側の
面から容易に分離され得る接合長さにおいて、該車体対
向側の面上に一体的に形成されることとなる。
【0016】このような構成を採用すれば、車両用内装
部品が、例えば、車室側に向かって凸となる角部を有す
る車体の一部を覆い、且つそのような角部に対して前記
第一のリブと第二のリブとの交差部位が当接して位置せ
しめられる場合において、外部から衝撃が加えられた際
に、かかる衝撃荷重に対する応力の集中により、第一の
リブと第二のリブとが変形する前に、該第一のリブと該
第二のリブの交差部位(接合部位)において、それらが
互いに分離してしまう「裂け」が生じることがあって
も、第二のリブが車体対向側の面から容易に分離される
ことにより、該交差部位における「裂け」の発生量が可
及的に小さく抑えられ得、それによって、第一のリブと
第二のリブとが互いに交差した状態で潰れ変形せしめら
れることにより奏される前述の如き優れた効果が有効に
確保され得るのである。また、そのように、衝撃が加え
られた際に、第二のリブが車体対向側の面から分離され
るようになっていることによって、第一及び第二のリブ
が一体形成される内装部品本体に衝撃による変形状態に
さほど大きな影響を受けることなく、第一のリブと第二
のリブとが前述の如き車体の一部を覆う位置に保持され
得ることとなり、以て、それら第一のリブと第のリブと
が効率的に変形せしめられて、衝撃吸収性能の向上が確
実に図られ得るのである。
【0017】そして、このような本発明に従う車両用内
装部品は、有利には、ピラーガーニッシュに対して適用
されるのであり、それによって、乗員の頭部の保護が極
めて有効に図られ得ることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより具体的に明ら
かにするために、本発明に係る車両用内装部品の構成に
ついて、図面を参照しつつ、詳細に説明することとす
る。
【0019】先ず、図1及び図2には、本発明に従う構
造を有する車両用内装部品の一例としての自動車のピラ
ーガーニッシュが、概略的に示されている。それら図1
及び図2からも明らかなように、ピラーガーニッシュ1
0は、ポリプロピレン製の本体12と、該本体12に対
して一体成形により一体的に形成された、第一のリブ及
び第二のリブとしてのポリプロピレン製の縦リブ14及
び横リブ16とを有して、成っている。
【0020】より具体的には、このピラーガーニッシュ
10を構成する本体12は、全体として、長手矩形状の
平板が、幅方向両端を互いに接近させるように、厚さ方
向一方側に湾曲せしめられてなる如き湾曲形状をもって
構成されている。そして、この本体12が、その内側面
17において、車体の一部たるフロントピラー18(図
2において仮想線で示した。)の車室側の面に対向して
位置せしめられるようになっている。
【0021】また、横リブ16は、複数(ここでは5
個)のものが、それぞれ、薄肉平板からなる同一の形状
を有しており、本体12の前記内側面17の幅方向中央
から一方側に偏倚した位置において、該本体12の長手
方向に直角な方向に延び、且つ該長手方向に所定の間隔
をあけて互いに平行に配されるようにして、立設せしめ
られている。そして、それら複数の横リブ16にあって
は、それぞれのものにおける先端面20の形状が、前記
フロントピラー18の車室側に向かって凸となる角部2
2の車室側の面に対応した凹面形状とされており、それ
によって、本体12がフロントピラー18の車室側の面
に対向位置せしめられた際に、各横リブ16が、その先
端面20の全体において、該フロントピラー18の車室
側の面に接触せしめられるようになっている。
【0022】また、ここでは、かかる横リブ16におけ
る本体12の幅方向に対向位置する狭幅の二つの側面2
4a,24bのうち、本体12の幅方向中央側に位置す
る側面24aと前記先端面20とのなす角:θが、40
〜70°程度の鋭角とされていることにより、該側面2
4aが急勾配とされて、本体12の幅方向に対応する長
さ、つまり、本体12に対する接合長さ(図2におい
て、mにて示される寸法)が十分に短くされており、そ
れによって、それら横リブ16が、外部からの衝撃によ
り潰れ変形せしめられる際に、本体12の前記内側面1
7から容易に分離され得るようになっている。
【0023】一方、縦リブ14は、薄肉の平板からなる
小片リブ26を、複数(ここでは5個)有している。ま
た、それら複数の小片リブ26は、前記複数の横リブ1
6のそれぞれにおける長さ方向一方側の端部、詳しく
は、本体12の幅方向に対向する二つの縁部28a,2
8bのうち、横リブ16が偏倚して位置せしめられる側
の縁部28bに近接する、各横リブ16の端部の両面か
ら、各横リブ16の長さ方向に対して直角な方向に、所
定寸法だけ突出して延び出すように、立設せしめられて
いる。要するに、複数の小片リブ26が、本体12の内
側面17における前記縁部28bに近接した位置におい
て、該縁部28bに沿って延び、且つ各横リブ16に直
交する状態で、該本体12の内側面17上に一体形成さ
れており、そして、それら複数の小片リブ26にて、縦
リブ14が構成されているのである。
【0024】また、このような縦リブ14(小片リブ2
6)にあっては、その先端面32の形状が、前記横リブ
16と同様に、前記フロントピラー18の前記角部22
の車室側の面に対応した形状とされていることによっ
て、本体12がフロントピラー18の車室側の面に対向
位置せしめられた際に、縦リブ14の先端面32の全体
がフロントピラー18の角部22の車室側の面に接触せ
しめられるようになっている。更に、かかる縦リブ14
と横リブ16との交差部位の角部形状が、0.3〜1.
0mm程度の半径の円弧面を有する湾曲形状とされてお
り、それによって、縦リブ14と横リブ16との接合強
度が高められて、後述する如き縦リブ14と横リブ16
の潰れ変形時に、それら縦リブ14と横リブ16とが、
かかる交差部位において分離せしめられる、所謂「裂
け」の発生が可及的に抑制されるようになっている。
【0025】そして、本実施形態に係るピラーガーニッ
シュ10においては、特に、縦リブ14を構成する複数
の小片リブ26が、互いに隣接する横リブ16と横リブ
16の間において、一定の間隔をあけて配置されている
ことによって、縦リブ14が、複数の横リブ16と交差
する部位においては存在するように間欠的に形成されて
おり、以て、それら互いに隣接する横リブ16と横リブ
16との間に、縦リブ14が存在しない不連続部30
が、それぞれ形成されている。また、そのような不連続
部30が形成された、互いに隣接する横リブ16,16
の間には、それらの横リブ16,16にそれぞれ交差す
る小片リブ26,26と、本体12の一方の縁部28b
とに挟まれてなる狭幅の空隙34と、該小片リブ26,
26と本体12の他方の縁部28aとに挟まれてなる広
幅の空隙36とがそれぞれ形成され、更に、それら狭幅
の空隙34と広幅の空隙36とが、前記不連続部30に
よって互いに連通せしめられるようになっている。この
ことから明らかなように、本実施形態では、縦リブ14
にて、縁部リブが構成されているのである。
【0026】なお、これによって、本実施形態では、ピ
ラーガーニッシュ10の成形のために用いられる成形金
型として、前記狭幅の空隙34を形成する薄肉の狭幅空
隙形成部が、前記広幅の空隙36を形成する厚肉の広幅
空隙形成部に対して、前記不連続部30を形成する不連
続部形成部を介して連結せしめられ、以て、薄肉の狭幅
空隙形成部が、厚肉の広幅空隙形成部にて補強されてな
る成形金型が用いられるようになっている。
【0027】而して、このような構造を有するピラーガ
ーニッシュ10が、本体12の内側面17を前記フロン
トピラー18の車室側の面に対向させ、且つ互いに交差
せしめられた縦リブ14と複数の横リブ16のそれぞれ
の先端面32,20を該フロントピラー18の角部22
に接触せしめた状態下で、本体12において、接着剤や
両面テープ等の接合部材やビス等の締結部材等が用いら
れて、或いはそれらの部材を何等用いることのない凹凸
嵌合等によって、フロントピラー18に対して固定され
るようになっている。そして、それによって、かかるピ
ラーガーニッシュ10に対して外部から衝撃が加えられ
た際に、その衝撃エネルギーが、縦リブ14と複数の横
リブ16の潰れ変形によって有効に吸収せしめられ得る
ようになっており、しかも、前述の如く、縦リブ14に
おける小片リブ26の複数と横リブ16の複数とが、本
体12の内側面17上において互いに交差する状態で、
それぞれ一体形成されていることにより、衝撃の入力方
向に拘わらず、横リブ16のそれぞれが、縦リブ14の
小片リブ26にて支えられて、倒れることなく、確実に
高さ方向に潰れ変形せしめられ得るようになっているの
である。
【0028】なお、ここにおいて、本実施形態のピラー
ガーニッシュ10にあっては、縦リブ14と横リブ16
における適度な変形強度と優れた成形性とを確保するた
めに、縦リブ14(小片リブ26)の板厚が0.8〜
2.0mm程度で、横リブ16の板厚が0.6〜2.0
mm程度とされていることが望ましい。また、各横リブ
16の互いの配置間隔は、好ましくは20〜40mm程
度とされる。そうすることによって、外部から加えられ
る衝撃により各横リブ16が潰れ変形せしめられて、該
衝撃のエネルギーが吸収せしめられる際に、配置間隔が
狭すぎて、互いに隣接する横リブ16同士が接触する等
して互いに干渉し合い、有効ストローク(横リブの潰れ
代:aに対する実際の潰れ量:bの比:b/a)が小さ
くなってしまったり、或いは配置間隔が広過ぎて、衝撃
の加えられる位置の違いにより、衝撃エネルギーの吸収
量にバラツキが生ぜしめられて、衝撃吸収性能が低下し
てしまったりすることが有効に阻止されるからである。
更に、かかる有効ストロークをより有利に確保するため
には、縦リブ14における各横リブ16の厚さ方向の中
心線からの突出長さが10mm以下とされていることが
望ましい。更にまた、縦リブ14における各小片リブ2
6の配置間隔、換言すれば、前記不連続部30の長さ
は、有利には、12mm以上とされる。何故なら、該不
連続部30の長さが12mmよりも小さい場合には、前
記ピラーガーニッシュ10の成形金型における前記不連
続部形成部の長さが小さくなり過ぎて、該成形金型の製
造加工が困難となるばかりでなく、前記広幅空隙形成部
による前記狭幅空隙形成部の補強効果が小さくなってし
まうからである。
【0029】そして、上記の点を全べて考慮すると、本
実施形態では、縦リブ14における各横リブ16の厚さ
方向の中心線からのそれぞれの突出長さが、有利には、
4〜10mm程度とされ、また、本体12の長手方向に
おける各縦リブ14の配置間隔、つまり前記不連続部3
0の長さが、好ましくは、12〜20mm程度とされる
のである。また、それに加えて、ここでは、衝撃入力時
の縦リブ14の倒れを防止するために、縦リブ14にお
ける各横リブ16の厚さ方向の中心線からのそれぞれの
突出長さが、縦リブ14の先端側よりも基部側の方が所
定寸法長さとされる。例えば、該先端側の突出長さが4
mmである場合には、該基部側の突出長さが6mm程度
とされることとなるのである。
【0030】このように、本実施形態に係るピラーガー
ニッシュ10にあっては、縦リブ14における小片リブ
26の複数と横リブ16の複数とが、本体12の内側面
17上に、それぞれ一体形成されているところから、そ
れら縦リブ14と横リブ16とが、低コストで且つ効率
的に形成され得るのである。
【0031】また、かかるピラーガーニッシュ10にお
いては、本体12の内側面17上に一体形成された縦リ
ブ14における小片リブ26の複数と横リブ16の複数
とが互いに交差せしめられていることにより、フロント
ピラー18に取り付けられた状態下で、衝撃が加えられ
た際に、その衝撃の入力方向に拘わらず、横リブ16の
それぞれが、縦リブ14の小片リブ26にて支えられ
て、倒れることなく、確実に高さ方向に潰れ変形せしめ
られ得るようになっていることから、横リブ16のみが
設けられる場合に比して、荷重−変位特性における初期
荷重が有効に高められ得ることとなる。
【0032】さらに、かかるピラーガーニッシュ10に
おいては、縦リブ14が、複数の横リブ16と交差する
部位においては存在するように間欠的に形成されて、互
いに隣接する横リブ16と横リブ16との間に、縦リブ
14が存在しない不連続部30がそれぞれ形成されてい
るところから、縦リブ14の形成量が、衝撃が加えられ
た際における横リブ16の倒れを防止するのに必要且つ
十分な分だけに抑えられ、それによって、横リブ16の
みを設ける場合程ではないにしろ、横リブ16と横リブ
16の間に縦リブ14が連続して延びるように形成され
る場合に比して、衝撃ストロークが効果的に増大せしめ
られ得るのである。
【0033】しかも、かかるピラーガーニッシュ10に
あっては、そのような不連続部30が所定寸法以上の長
さをもって形成されていることにより、その成形時に用
いられる成形金型として、狭幅の空隙34を形成する薄
肉の狭幅空隙形成部が、広幅の空隙36を形成する厚肉
の広幅空隙形成部にて確実に補強されて、該狭幅空隙形
成部の強度が効果的に高められてなるものが有利に用い
られ得ることから、成形時において、成形金型に加えら
れる様々な圧力により、該成形金型の狭幅空隙形成部が
変形せしめられるようなことが有利に防止され得、その
結果として、該狭幅空隙形成部の変形に伴う縦リブ14
の変形が有効に回避され得て、該縦リブ14が所望の形
状をもって確実に形成され得ることとなるのである。
【0034】従って、本実施形態に係るピラーガーニッ
シュ10にあっては、荷重−変位特性における初期荷重
の向上と衝撃ストロークの増大とによって、衝撃吸収性
能の向上が極めて効果的に図られ得ると共に、内側面1
7上に、複数の横リブ16は勿論、縦リブ14も、安定
した形状をもって、確実に形成され得るのである。
【0035】また、かかるピラーガーニッシュ10にお
いては、縦リブ14と横リブ16との交差部位の角部形
状が湾曲形状とされていることにより、それら縦リブ1
4と横リブ16との接合強度が高められて、フロントピ
ラー18への取付状態下における外部からの衝撃による
縦リブ14と横リブ16の変形時に、縦リブ14と横リ
ブ16の交差部位における「裂け」の発生が可及的に抑
制されるようになっているところから、それら縦リブ1
4と横リブ16の効率的な潰れ変形が有効に確保され、
以て衝撃吸収エネルギーの吸収が十分に行なわれ得るこ
ととなる。
【0036】さらに、かかるピラーガーニッシュ10に
あっては、複数の横リブ16の本体12に対する接合長
さが十分に短くされて、それら複数の横リブ16が、外
部からの衝撃により潰れ変形せしめられる際に、本体1
2の前記内側面17から容易に分離され得るようになっ
ているところから、前記縦リブ14と横リブ16との交
差部位における「裂け」の発生が、より効果的に少なく
され得ると共に、本体12の変形状態に拘わらず、複数
の横リブ16が、その先端面20においてフロントピラ
ー18の角部22に接触せしめられた状態が有効に維持
され得るのであり、それによって、縦リブ14と横リブ
16の効率的な潰れ変形が更に一層有効に確保され得、
その結果として、衝撃吸収性能がより効果的に高められ
得ることとなるのである。
【0037】因みに、このような本実施形態に係るピラ
ーガーニッシュ10が、上述の如き優れた特徴を有する
ものであることを確認するために、実際に、図1及び図
2に示される如き構造を有するピラーガーニッシュ(本
発明例)を製造し、このピラーガーニッシュに対して、
公知の手法により衝突試験を行なって、荷重値と変位量
との関係を調べた。その結果を、図3に示した。
【0038】また、比較のために、本体の内側面上に、
該本体の長手方向に沿って連続して延びる縦リブと、該
縦リブに交差する複数の横リブとが一体成形により一体
的に形成されてなるピラーガーニッシュ(比較例1)
と、複数の横リブのみが、本体の内側面上に一体形成さ
れたピラーガーニッシュ(比較例2)とを用い、それら
従来構造を有する比較例1と比較例2の2種類のピラー
ガーニッシュのそれぞれに対して、前記本発明例のピラ
ーガーニッシュと同様な衝突試験を行なって、比較例1
及び比較例2のピラーガーニッシュにおける荷重値と変
位量との関係を調べた。その結果を、図3に併せて示し
た。
【0039】なお、ここでは、本発明例のピラーガーニ
ッシュと比較例1及び比較例2の比較例のピラーガーニ
ッシュとを与える材料として、ポリプロピレンを用い
た。また、本発明例のピラーガーニッシュにおける縦リ
ブと横リブの厚さを、それぞれ、1.0mmと1.2m
mとすると共に、縦リブにおける横リブの厚さ方向の中
心線からの突出長さを、先端側で6.0mm、基部側で
8.0mmとし、更に横リブの配置間隔を30mmとし
た。一方、比較例1のピラーガーニッシュにおける横リ
ブと縦リブの厚さと横リブの配置間隔、及び比較例2の
ピラーガーニッシュにおける横リブの厚さと配置間隔
も、本発明のピラーガーニッシュのそれらと同一寸法と
した。
【0040】図3からも明らかなように、本発明例のピ
ラーガーニッシュにあっては、衝撃ストロークが、比較
例1のピラーガーニッシュよりも大きく、また、初期荷
重が、比較例2のピラーガーニッシュよりも高くなって
いる。更に、それら3種類のピラーガーニッシュのそれ
ぞれのHIC(d)値を公知の手法に従って算出したと
ころ、比較例1のピラーガーニッシュが1009で、比
較例2のピラーガーニッシュが929であったのに対し
て、本発明例のピラーガーニッシュは883と、二つの
比較例に対して明らかに小さな値となっていた。これら
のことから、本発明例のピラーガーニッシュが、従来構
造を有する二つ比較例のピラーガーニッシュに対して、
衝撃吸収性能に優れたものであることが、明確に認識さ
れ得るのである。
【0041】以上、本発明の具体的な構成について詳述
してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであっ
て、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受
けるものではない。
【0042】例えば、前記実施形態では、ピラーガーニ
ッシュ10の構成材料として、ポリプロピレンが用いら
れていたが、かかるピラーガーニッシュ10の構成材料
は、何等これに限定されるものではなく、縦リブ14及
び横リブ16の潰れ変形による衝撃エネルギーの吸収特
性の設定の容易性や取扱性、更にはコスト性等を考慮し
て、従来より公知の合成樹脂材料の中から、適宜に選択
されて用いられることとなる。
【0043】また、第一のリブとしての縦リブ14と第
二のリブたる横リブ16のそれぞれの形状やそれらの厚
さ及び長さ、更に縦リブ14同士または横リブ同士16
の配置間隔は、何れも、前記実施形態に示されるもの
に、特に限定されるものでないことは勿論である。
【0044】さらに、前記実施形態では、第一のリブた
る縦リブ14を構成する複数の小片リブ26が、本体1
2の内側面17における前記縁部28bに近接した位置
において、複数の横リブ16に対してそれぞれ一つずつ
直交するように形成されていたが、それら複数の小片リ
ブ26を、該縁部28bに近接した位置とそれから離隔
した位置とにおいて、各横リブ16に対してそれぞれ二
つ以上直交するように形成しても良い。換言すれば、第
一のリブを、縁部リブとしての縦リブとそれ以外の縦リ
ブとにて構成することも可能なのである。
【0045】更にまた、前記実施形態では、縁部リブ
が、第一のリブたる縦リブ14のみにて構成されていた
が、第二のリブとしての複数の横リブ16における少な
くとも一つを縁部リブとして構成しても良い。勿論、そ
の場合にあっては、かかる縁部リブを与える横リブ16
が、縦リブ14と交差する部位においては存在するよう
に間欠的に設けられて、それら縁部リブを構成する横リ
ブ16と横リブ16との間に不連続部が形成されること
となる。
【0046】また、前記実施形態では、横リブ16の本
体12に対する接合長さが十分に短くされて、それら横
リブ16が、外部からの衝撃により潰れ変形せしめられ
る際に、本体12の前記内側面17から容易に分離され
得るようになっていたが、必ずしもそうする必要はな
く、横リブ16の本体12に対する接合長さを、従来品
と同様な長さに設定しても、何等差し支えない。
【0047】加えて、前記実施形態では、本発明を、フ
ロントピラーを覆って配置されるピラーガーニッシュに
適用したものの具体例を示したが、本発明は、その他、
センターピラーやクォーターピラー等の各種のピラー
や、フロントヘッダー、リヤヘッダー、ルーフサイドレ
ール等のピラー以外のボデー構成部品を覆って配置され
る、自動車及び自動車以外の車両用内装部品の何れに対
しても、有利に適用され得ることは、勿論である。
【0048】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもないところである。
【0049】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に従う車両用内装部品にあっては、荷重−変位特性に
おける初期荷重と衝撃ストロークが共に有利に大ならし
められ得て、従来品には見られない優れた衝撃吸収性能
が効果的に発揮され得るのであり、また、縁部に近接
し、且つそれに沿って延びる縁部リブを含む第一のリブ
と複数の第二のリブの全べてのものが、その形成位置に
拘わらず、所望の形状をもって確実に形成され得ること
となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う車両用内装部品の一例を示す正面
説明図である。
【図2】図1におけるII−II断面説明図である。
【図3】図1に示された車両用内装部品と従来の2種類
の車両用内装部品のそれぞれにおける荷重値と変位量と
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 ピラーガーニッシュ 12 本体 14 縦リブ 16 横リブ 17 内側面 18 フロントピ
ラー 26 小片リブ 28 縁部 30 不連続部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の一部である角部を覆って配置され
    る合成樹脂製の車両用内装部品であって、その車体対向
    側の面上に、縁部に近接して、該縁部に沿って延びる
    厚が0.8〜2.0mmの平板状の縁部リブを含む第一
    のリブの少なくとも一つと、該第一のリブと交差して延
    びる板厚が0.6〜2.0mmの平板状の第二のリブの
    複数とを、前記角部対向位置に一体成形により一体的に
    形成すると共に、該複数の第二のリブの互いの配置間隔
    を20〜40mmとして、それら第一のリブと第二のリ
    ブの変形により、外部からの衝撃を吸収せしめ得るよう
    にしたものにおいて、 前記縁部リブを、前記複数の第二のリブの両面から該第
    二のリブの厚さ方向の突出長さが4〜10mmとなるよ
    うにそれぞれ突出せしめ、且つ該第二のリブと交差する
    部位においては存在するように間欠的に形成して、それ
    ら複数の第二のリブの隣接するものの中間部に、12〜
    20mmの不連続部を形成せしめる一方、それら縁部リ
    ブ及び第二のリブが、それぞれ、前記角部の車室側の面
    に対応した先端面形状を有し、且つ該第二のリブの先端
    面が前記角部に対応した凹面形状とされて、それら縁部
    リブ及び第二のリブのそれぞれの先端面の全体において
    前記角部の車室側の面に接触せしめられるようになって
    いることを特徴とする車両用内装部品。
  2. 【請求項2】 前記複数の第二のリブが、前記縁部とは
    反対側の側面と前記先端面とのなす角が40〜70゜の
    鋭角となるように形成されて、前記変形による衝撃の吸
    収時に、前記車体対向側の面から容易に分離され得る接
    合長さにおいて、該車体対向側の面上に一体的に形成さ
    れている請求項1に記載の車両用内装部品。
  3. 【請求項3】 前記車両用内装部品がピラーガーニッシ
    ュである請求項1又は請求項2に記載の車両用内装部
    品。
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