JP3425999B2 - 電気機器及び該電気機器を製造する方法 - Google Patents
電気機器及び該電気機器を製造する方法Info
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/0239—Electronic boxes
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/0026—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units
- H05K5/0043—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units comprising a frame housing mating with two lids wherein the PCB is flat mounted on the frame housing
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
-
- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/59—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/189—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components characterised by the use of a flexible or folded printed circuit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路を備えている
少なくとも１つのプリント配線板と、接続接点を備えて
いるプラグ条片とを有しており、この場合プリント配線
板が導体シートとして構成されていて、熱伝導性の良好
なプレートの片側に装着されている形式の電気機器、並
びにこのような電気機器を製造する方法に関する。
少なくとも１つのプリント配線板と、接続接点を備えて
いるプラグ条片とを有しており、この場合プリント配線
板が導体シートとして構成されていて、熱伝導性の良好
なプレートの片側に装着されている形式の電気機器、並
びにこのような電気機器を製造する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第
４０２３３１９．７号明細書に基づいて公知の制御機器
では、フレキシブルな導体シートが保持体にラミネート
されている。この場合導体シートの面積は保持体の面積
よりも小さいので、保持体の縁部は空いたままである。
この範囲において保持体の上側及び下側には、フード状
のカバーが載着している。機器の内部の密閉を可能にす
るために、カバーと保持体との間にはそれぞれシール部
材が挿入されている。この公知の機器は、しかしながら
極めて高価であり、この場合特に多数の組立てステップ
及び付加的な機械的な部材が必要である。
４０２３３１９．７号明細書に基づいて公知の制御機器
では、フレキシブルな導体シートが保持体にラミネート
されている。この場合導体シートの面積は保持体の面積
よりも小さいので、保持体の縁部は空いたままである。
この範囲において保持体の上側及び下側には、フード状
のカバーが載着している。機器の内部の密閉を可能にす
るために、カバーと保持体との間にはそれぞれシール部
材が挿入されている。この公知の機器は、しかしながら
極めて高価であり、この場合特に多数の組立てステップ
及び付加的な機械的な部材が必要である。
【０００３】さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第
４０３５５２６．８号に基づいて公知の折畳み可能なケ
ーシングを備えた制御機器では、連続したフレキシブル
な導体シートが２つの保持体にラミネートされており、
両保持体は折り畳まれた状態において機器の上側及び下
側を形成するようになっている。フレキシブルな導体シ
ートの舌片状の延長部によってブレードが固定されてお
り、これらのブレードは、ケーシングが折り畳まれる前
にそれぞれの保持体に対して垂直に立ち上げられる。そ
してこれらのブレードは、折り畳まれた状態においてケ
ーシングの側壁を形成する。この公知の機器はしかしか
ながら複数の側において開放しており、従ってこのよう
な機器をシールすることは比較的面倒かつ高価である。
４０３５５２６．８号に基づいて公知の折畳み可能なケ
ーシングを備えた制御機器では、連続したフレキシブル
な導体シートが２つの保持体にラミネートされており、
両保持体は折り畳まれた状態において機器の上側及び下
側を形成するようになっている。フレキシブルな導体シ
ートの舌片状の延長部によってブレードが固定されてお
り、これらのブレードは、ケーシングが折り畳まれる前
にそれぞれの保持体に対して垂直に立ち上げられる。そ
してこれらのブレードは、折り畳まれた状態においてケ
ーシングの側壁を形成する。この公知の機器はしかしか
ながら複数の側において開放しており、従ってこのよう
な機器をシールすることは比較的面倒かつ高価である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、比較的少ない組立てステップで、比較的単純かつ少
数の機械的な構成部材で製造することができ、ひいては
極めて安価に製造することができる電気機器を提供する
ことである。
は、比較的少ない組立てステップで、比較的単純かつ少
数の機械的な構成部材で製造することができ、ひいては
極めて安価に製造することができる電気機器を提供する
ことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、両方のプレートが閉鎖されたフレ
ームに密に載着しており、少なくともプラグ条片の範囲
においてはフレームと両プレートとの間にそれぞれ導体
シートが位置しており、プラグ条片の内側には、接続接
点のための開口を備えた中間プレートが配置されてお
り、該中間プレートが両プレートと同じ材料から製造さ
れていて、導体シートが両プレートの間の領域において
中間プレートにラミネートにより固定されており、さら
に、プラグ条片と導体シートとが、両プレートの間の範
囲において接続されているようにした。
に本発明の構成では、両方のプレートが閉鎖されたフレ
ームに密に載着しており、少なくともプラグ条片の範囲
においてはフレームと両プレートとの間にそれぞれ導体
シートが位置しており、プラグ条片の内側には、接続接
点のための開口を備えた中間プレートが配置されてお
り、該中間プレートが両プレートと同じ材料から製造さ
れていて、導体シートが両プレートの間の領域において
中間プレートにラミネートにより固定されており、さら
に、プラグ条片と導体シートとが、両プレートの間の範
囲において接続されているようにした。
【０００６】また本発明による電気機器を製造する方法
では、２つのプレートと、プラグ条片の内側に配置され
た中間プレートとに、プリント配線板として働く導体シ
ートを圧力下でラミネートし、導体シートに電気的な素
子を載着し、両プレートの間の範囲においてプラグ条片
と導体シートとを接続させ、一方のプレートに閉じられ
たフレームを載着し、プラグ条片と他方のプレートとを
折り曲げて、他方のプレートをフレームに接触させて、
プラグ条片をフレームの端面の前に位置させるようにし
た。
では、２つのプレートと、プラグ条片の内側に配置され
た中間プレートとに、プリント配線板として働く導体シ
ートを圧力下でラミネートし、導体シートに電気的な素
子を載着し、両プレートの間の範囲においてプラグ条片
と導体シートとを接続させ、一方のプレートに閉じられ
たフレームを載着し、プラグ条片と他方のプレートとを
折り曲げて、他方のプレートをフレームに接触させて、
プラグ条片をフレームの端面の前に位置させるようにし
た。
【０００７】
【発明の効果】本発明のように構成された電気機器に
は、先行技術のものに比べて、極めて安価に製造するこ
とができるという利点がある。しかも本発明による電気
機器は、周囲からの影響に対してほぼ密に閉鎖されてい
る。しかも本発明による電気機器は、比較的少ない組立
てステップで、比較的単純かつ少数の機械的な構成部材
で製造することができる。これによって本発明による電
気機器は特に大量生産に適している。
は、先行技術のものに比べて、極めて安価に製造するこ
とができるという利点がある。しかも本発明による電気
機器は、周囲からの影響に対してほぼ密に閉鎖されてい
る。しかも本発明による電気機器は、比較的少ない組立
てステップで、比較的単純かつ少数の機械的な構成部材
で製造することができる。これによって本発明による電
気機器は特に大量生産に適している。
【０００８】本発明のその他の有利な構成は、請求項２
〜７及び請求項９〜１１に記載されている。
〜７及び請求項９〜１１に記載されている。
【０００９】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【００１０】図１には符号１０及び１１で、例えばアル
ミニウムのような熱伝導性の良好な第１及び第２の方形
のプレートが示されており、両プレート１０，１１の片
側には、導体シートが圧力下でラミネートされている。
ラミネートというのは、金属製のシート、ここでは導体
シート１３を、金属製のベース体に、圧力（約１．４〜
２．８Ｍｐａ）と熱（約１８０゜〜２００゜）とを加え
ながら接着剤を用いて取り付けることである。プレート
１０，１１は電気機器１２の一部であり、その上側面及
び下側面として働く。導体シート３の面積はプレート１
０，１１の面積よりも小さいので、プレート１０，１１
の縁部は、特に導体シート１３の端部範囲において、空
いている。機器１２の組み立てられた状態において、導
体シート１３は横断面Ｕ字形に構成されており、この場
合両プレート１０，１１の間の範囲において導体シート
１３に配置されて、プラグ条片１５の背側が位置してい
る。導体シート１３は、プレート１０，１１におけると
同様に、直接又は間接的にプラグ条片１５にラミネート
によって固定されている。プラグ条片１５は円形の開口
１６を有しており、この開口１６には接続接点１７が突
入しており、この接続接点１７はウェブ１８に密に埋め
込まれている。接続接点１７はウェブ１８を貫通してい
て、接続接点１７の端部は導体シート１３と直接接触接
続されている。このためにプラグ条片１５の内側には、
接続接点１７のための開口２０を備えた中間プレート１
９が配置されている。また両プレート１０，１１に対し
てのみならず中間プレート１９に対しても導体シート１
３の良好なラミネートを可能にするために、中間プレー
ト１９にも、両プレート１０，１１の材料と同じ材料が
使用される。接続接点１７の端部は、ろう接を用いて導
体シートと結合されている。両プレート１０，１１の間
には、機器１２の側壁として働く閉じられたフレーム２
５が配置されている。このフレーム２５は、その上側も
しくは下側に、つまり両プレート１０，１１に向けられ
た側に、環状溝２６，２７を有しており、両環状溝２
６，２７にはそれぞれシールリング２８が挿入されてい
る。図４及び図５に示されているように、プレート１０
及びプレート１１はそれぞれねじ３０を用いてフレーム
２５に結合されており、ひいてはこのフレーム２５を介
して互いに堅く結合されている。プラグ条片１５は導体
シート１３にのみ固定されていて、従って垂れ下がって
いるので、プラグ条片１５は付加的にねじ３３を用いて
フレーム２５と結合されている。機器１２の内部には、
つまりプレート１０，１１の範囲においてフレーム２５
の内部には、導体シート１３に電子回路が装着されてお
り、図面にはこの電子回路のうちの素子３５だけが象徴
的に示されている。この素子３５は特に、ＳＭＤ構造形
式（Surface・Mounted・Device）で固定されている電子的
なモジュール３５であり、つまりこの素子３５は接着さ
れていて、リフロー式はんだ付けによって導電式に導体
シート１３と結合されている。
ミニウムのような熱伝導性の良好な第１及び第２の方形
のプレートが示されており、両プレート１０，１１の片
側には、導体シートが圧力下でラミネートされている。
ラミネートというのは、金属製のシート、ここでは導体
シート１３を、金属製のベース体に、圧力（約１．４〜
２．８Ｍｐａ）と熱（約１８０゜〜２００゜）とを加え
ながら接着剤を用いて取り付けることである。プレート
１０，１１は電気機器１２の一部であり、その上側面及
び下側面として働く。導体シート３の面積はプレート１
０，１１の面積よりも小さいので、プレート１０，１１
の縁部は、特に導体シート１３の端部範囲において、空
いている。機器１２の組み立てられた状態において、導
体シート１３は横断面Ｕ字形に構成されており、この場
合両プレート１０，１１の間の範囲において導体シート
１３に配置されて、プラグ条片１５の背側が位置してい
る。導体シート１３は、プレート１０，１１におけると
同様に、直接又は間接的にプラグ条片１５にラミネート
によって固定されている。プラグ条片１５は円形の開口
１６を有しており、この開口１６には接続接点１７が突
入しており、この接続接点１７はウェブ１８に密に埋め
込まれている。接続接点１７はウェブ１８を貫通してい
て、接続接点１７の端部は導体シート１３と直接接触接
続されている。このためにプラグ条片１５の内側には、
接続接点１７のための開口２０を備えた中間プレート１
９が配置されている。また両プレート１０，１１に対し
てのみならず中間プレート１９に対しても導体シート１
３の良好なラミネートを可能にするために、中間プレー
ト１９にも、両プレート１０，１１の材料と同じ材料が
使用される。接続接点１７の端部は、ろう接を用いて導
体シートと結合されている。両プレート１０，１１の間
には、機器１２の側壁として働く閉じられたフレーム２
５が配置されている。このフレーム２５は、その上側も
しくは下側に、つまり両プレート１０，１１に向けられ
た側に、環状溝２６，２７を有しており、両環状溝２
６，２７にはそれぞれシールリング２８が挿入されてい
る。図４及び図５に示されているように、プレート１０
及びプレート１１はそれぞれねじ３０を用いてフレーム
２５に結合されており、ひいてはこのフレーム２５を介
して互いに堅く結合されている。プラグ条片１５は導体
シート１３にのみ固定されていて、従って垂れ下がって
いるので、プラグ条片１５は付加的にねじ３３を用いて
フレーム２５と結合されている。機器１２の内部には、
つまりプレート１０，１１の範囲においてフレーム２５
の内部には、導体シート１３に電子回路が装着されてお
り、図面にはこの電子回路のうちの素子３５だけが象徴
的に示されている。この素子３５は特に、ＳＭＤ構造形
式（Surface・Mounted・Device）で固定されている電子的
なモジュール３５であり、つまりこの素子３５は接着さ
れていて、リフロー式はんだ付けによって導電式に導体
シート１３と結合されている。
【００１１】図３〜図８には、機器１２の組立て過程の
主要なステップが示されている。開始にあたって、プレ
ート１０，１１と中間プレート１９とは同一平面に配置
されている。この場合に重要なことは、プレート１０，
１１と中間プレート１９とが導体シート１３に向けられ
た側において平らに位置していることであり、これによ
って、１つの作業動作で導体シート１３をプレート１
０，１１及び中間プレート１９にラミネートすることが
できる。この場合にさらに注意すべきことは、プレート
１０と中間プレート１９との間の間隔もしくは中間プレ
ート１９とプレート１１との間の間隔が適当な大きさを
有していることであり、すなわち両プレート１０，１１
が機器１２の上側面及び下側面として折り畳まれ得るこ
とであり、かつこの折り畳まれた状態においてなお十分
な遊びをそれぞれプラグ条片１５への範囲に有している
ことである。導体シート１３がラミネートされた後で、
電気回路、つまり素子３５が上に述べた形式で導体シー
ト１３に接着され、リフロー式はんだ付けによって導電
式に導体シート１３と結合される。図４に示されている
次の組立てステップにおいて、機器１２の下側面である
プレート１１に、フレーム２５が装着される。このフレ
ーム２５には既に両シールリング２８がそれぞれの溝２
６，２７に挿入されている。フレーム２５はいまやプレ
ート１１に装着され、この場合フレーム２５は、プラグ
条片１５に向けられた端部に対して間隔をおいて、導体
シート１３及びプレート１１に装着される。プラグ条片
１５に対向して位置している側においてフレーム２５
は、図１に示されているように、直接プラグに載着して
いる。次いでプレート１１とフレーム２５とは、複数の
ねじ３０を用いて互いに堅く結合される。次にプラグ条
片１５とプレート１０とは、矢印３７の方向において上
方に向かって移動させられ、この結果プレート１０は、
図５に示されているように、フレーム２５に載着してい
る。この場合、既にプレート１１におけるように、プラ
グ条片１５の範囲においてプレート１０とフレーム２５
との間には導体シート１３が位置しているのに対して、
プラグ条片１５とは反対の側においてフレーム２５はプ
レート１０に直接載着している。最後に、複数のねじ３
１を用いてプレート１０は機械的に堅くフレーム２５に
固定される。電気的な素子３５はこれによってケーシン
グ１２内に突入し、つまりすべてがフレーム２５の内部
に配置されることになり、この結果機器１２、特に電気
的な素子３５は、密にかつ周囲からの影響に対して保護
されて配置されることになる。図４〜図８においてフレ
ーム２５は変化実施例として、プラグ条片１５に向けら
れた側に切欠き３９を有しており、この切欠き３９の中
には、接続接点１７の端部が組み立てられた状態で突入
することができる。プレート１０及びプレート１１がフ
レームに固定された後で、導体シート１３においてのみ
懸吊されているプラグ条片１５が、フレーム２５に向か
って移動させられ、この結果、両プレート１０，１１の
端面はプラグ条片１５と当接する。可能な限りコンパク
トでスペースを節約する構造形式を可能にするために、
プラグ条片１５は縁部にそれぞれ小さな段部４０を有し
ており、この段部４０には両プレート１０，１１の端面
が接触するようになっている。図２に示されているよう
に、プラグ条片１５は２つのねじ３３だけを用いてフレ
ーム２５に固定されている。接続接点１７の端部を周囲
からの影響に対して保護するために、図７に示されてい
るフレーム２５に設けられた孔４１を通して、プラグ条
片１５とフレーム２５とプレート１０，１１との間にお
いて形成される室４２は、例えばシリコンのようなプラ
スチック物質４３によって満たされる。この場合孔４１
は、特にフレーム２４の切欠き３９の範囲において構成
されている。
主要なステップが示されている。開始にあたって、プレ
ート１０，１１と中間プレート１９とは同一平面に配置
されている。この場合に重要なことは、プレート１０，
１１と中間プレート１９とが導体シート１３に向けられ
た側において平らに位置していることであり、これによ
って、１つの作業動作で導体シート１３をプレート１
０，１１及び中間プレート１９にラミネートすることが
できる。この場合にさらに注意すべきことは、プレート
１０と中間プレート１９との間の間隔もしくは中間プレ
ート１９とプレート１１との間の間隔が適当な大きさを
有していることであり、すなわち両プレート１０，１１
が機器１２の上側面及び下側面として折り畳まれ得るこ
とであり、かつこの折り畳まれた状態においてなお十分
な遊びをそれぞれプラグ条片１５への範囲に有している
ことである。導体シート１３がラミネートされた後で、
電気回路、つまり素子３５が上に述べた形式で導体シー
ト１３に接着され、リフロー式はんだ付けによって導電
式に導体シート１３と結合される。図４に示されている
次の組立てステップにおいて、機器１２の下側面である
プレート１１に、フレーム２５が装着される。このフレ
ーム２５には既に両シールリング２８がそれぞれの溝２
６，２７に挿入されている。フレーム２５はいまやプレ
ート１１に装着され、この場合フレーム２５は、プラグ
条片１５に向けられた端部に対して間隔をおいて、導体
シート１３及びプレート１１に装着される。プラグ条片
１５に対向して位置している側においてフレーム２５
は、図１に示されているように、直接プラグに載着して
いる。次いでプレート１１とフレーム２５とは、複数の
ねじ３０を用いて互いに堅く結合される。次にプラグ条
片１５とプレート１０とは、矢印３７の方向において上
方に向かって移動させられ、この結果プレート１０は、
図５に示されているように、フレーム２５に載着してい
る。この場合、既にプレート１１におけるように、プラ
グ条片１５の範囲においてプレート１０とフレーム２５
との間には導体シート１３が位置しているのに対して、
プラグ条片１５とは反対の側においてフレーム２５はプ
レート１０に直接載着している。最後に、複数のねじ３
１を用いてプレート１０は機械的に堅くフレーム２５に
固定される。電気的な素子３５はこれによってケーシン
グ１２内に突入し、つまりすべてがフレーム２５の内部
に配置されることになり、この結果機器１２、特に電気
的な素子３５は、密にかつ周囲からの影響に対して保護
されて配置されることになる。図４〜図８においてフレ
ーム２５は変化実施例として、プラグ条片１５に向けら
れた側に切欠き３９を有しており、この切欠き３９の中
には、接続接点１７の端部が組み立てられた状態で突入
することができる。プレート１０及びプレート１１がフ
レームに固定された後で、導体シート１３においてのみ
懸吊されているプラグ条片１５が、フレーム２５に向か
って移動させられ、この結果、両プレート１０，１１の
端面はプラグ条片１５と当接する。可能な限りコンパク
トでスペースを節約する構造形式を可能にするために、
プラグ条片１５は縁部にそれぞれ小さな段部４０を有し
ており、この段部４０には両プレート１０，１１の端面
が接触するようになっている。図２に示されているよう
に、プラグ条片１５は２つのねじ３３だけを用いてフレ
ーム２５に固定されている。接続接点１７の端部を周囲
からの影響に対して保護するために、図７に示されてい
るフレーム２５に設けられた孔４１を通して、プラグ条
片１５とフレーム２５とプレート１０，１１との間にお
いて形成される室４２は、例えばシリコンのようなプラ
スチック物質４３によって満たされる。この場合孔４１
は、特にフレーム２４の切欠き３９の範囲において構成
されている。
【００１２】図９に示された変化実施例には、フレーム
に向けられた側における接続接点１７のシール形式が示
されている。この実施例ではプラグ条片１５に環状溝３
７が構成されており、この環状溝３７の縁部３８には両
プレート１０，１１の端部が接触している。シールのた
めに環状溝３７にはプラスチック物質が満たされてお
り、これによって、プレート１０，１１とプラグ条片１
５との接触面を介して湿気が接続接点に侵入することを
確実に回避することができる。
に向けられた側における接続接点１７のシール形式が示
されている。この実施例ではプラグ条片１５に環状溝３
７が構成されており、この環状溝３７の縁部３８には両
プレート１０，１１の端部が接触している。シールのた
めに環状溝３７にはプラスチック物質が満たされてお
り、これによって、プレート１０，１１とプラグ条片１
５との接触面を介して湿気が接続接点に侵入することを
確実に回避することができる。
【図１】組み立てられた制御機器を示す断面図である。
【図２】プラグ条片を有しているケーシング端面を示す
平面図である。
平面図である。
【図３】制御機器の組立て工程の第１ステップを示す図
である。
である。
【図４】制御機器の組立て工程の第２ステップを示す図
である。
である。
【図５】制御機器の組立て工程の第３ステップを示す図
である。
である。
【図６】制御機器の組立て工程の第４ステップを示す図
である。
である。
【図７】プラグ条片とフレームと両プレートとの間にお
ける室に、プラスチック物質を充填するための孔を示す
図である。
ける室に、プラスチック物質を充填するための孔を示す
図である。
【図８】プラスチック物質を満たされた状態を示す図で
ある。
ある。
【図９】シールのためにプラスチック物質を満たされて
いる変化実施例を示す断面図である。
いる変化実施例を示す断面図である。
１０，１１ プレート、 １２ 電気機器、 １３ 導
体シート、 １５ プラグ条片、 １６ 開口、 １７
接続接点、 １８ ウェブ、 １９ 中間プレート、
２０ 開口、 ２５ フレーム、 ２６，２７ 環状
溝、 ３０ ねじ、 ３３ ねじ、 ３５ 素子、 ３
７ 環状溝、 ３８ 縁部、 ３９ 切欠き、 ４１
孔、 ４２ 室
体シート、 １５ プラグ条片、 １６ 開口、 １７
接続接点、 １８ ウェブ、 １９ 中間プレート、
２０ 開口、 ２５ フレーム、 ２６，２７ 環状
溝、 ３０ ねじ、 ３３ ねじ、 ３５ 素子、 ３
７ 環状溝、 ３８ 縁部、 ３９ 切欠き、 ４１
孔、 ４２ 室
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 トーマス ヴィーザ
ドイツ連邦共和国 ファイヒンゲン ア
ン デア エンツ ２ イム ヘルンレ
26
(56)参考文献 特開 平３−159191（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−170597（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−170598（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H05K 7/14
Claims (11)
- 【請求項１】 電子回路（３５）を備えている少なくと
も１つのプリント配線板（１３）と、接続接点（１７）
を備えているプラグ条片（１５）とを有しており、この
場合プリント配線板（１３）が導体シート（１３）とし
て構成されていて、熱伝導性の良好なプレート（１０，
１１）の片側に装着されている形式の電気機器（１２）
において、両方のプレート（１０，１１）が閉鎖された
フレーム（２５）に密に載着しており、少なくともプラ
グ条片（１５）の範囲においてはフレーム（２５）と両
プレート（１０，１１）との間にそれぞれ導体シート
（１３）が位置しており、プラグ条片（１５）の内側に
は、接続接点（１７）のための開口（２０）を備えた中
間プレート（１９）が配置されており、該中間プレート
（１９）が両プレート（１０，１１）と同じ材料から製
造されていて、導体シート（１３）が両プレート（１
０，１１）の間の領域において中間プレート（１９）に
ラミネートにより固定されており、さらに、プラグ条片
（１５）と導体シート（１３）とが、両プレート（１
０，１１）の間の範囲において接続されていることを特
徴とする電気機器。 - 【請求項２】 フレーム（２５）において両プレート
（１０，１１）に向けられた側に、少なくとも１つのシ
ールリング（２６）が配置されている、請求項１記載の
電気機器。 - 【請求項３】 プラグ条片（１５）が、両プレート（１
０，１１）の端面に接触している、請求項１又は２記載
の電気機器。 - 【請求項４】 両プレート（１０，１１）とフレーム
（２５）とが、ねじ結合（３０，３１，３３）を用いて
互いに結合されている、請求項１から３までのいずれか
１項記載の電気機器。 - 【請求項５】 プラグ条片（１５）とフレーム（２５）
とがねじ結合（３３）を用いて互いに結合されている、
請求項１から４までのいずれか１項記載の電気機器。 - 【請求項６】 プラグ条片（１５）と両プレート（１
０，１１）とフレーム（２５）との間における室（４
２）が、プラスチック物質（４３）によって満たされて
いる、請求項１から５までのいずれか１項記載の電気機
器。 - 【請求項７】 プラグ条片（１５）に環状溝（３７）が
構成されていて、該環状溝（３７）の一方の縁部が両プ
レート（１０，１１）の端部と接触しており、環状溝
（３７）が少なくとも部分的にプラスチックによって満
たされている、請求項１から６までのいずれか１項記載
の電気機器。 - 【請求項８】 電気機器を製造する方法であって、この
場合２つのプレート（１０，１１）と、プラグ条片（１
５）の内側に配置された中間プレート（１９）とに、プ
リント配線板として働く導体シート（１３）を圧力下で
ラミネートし、導体シート（１３）に電気的な素子（３
５）を載着し、両プレート（１０，１１）の間の範囲に
おいてプラグ条片（１５）と導体シート（１３）とを接
続させ、一方のプレート（１１）に閉じられたフレーム
（２５）を載着し、プラグ条片（１５）と他方のプレー
ト（１０）とを折り曲げて、他方のプレート（１０）を
フレーム（２５）に接触させて、プラグ条片（１５）を
フレーム（２５）の端面の前に位置させることを特徴と
する、電気機器を製造する方法。 - 【請求項９】 両プレート（１０，１１）とプラグ条片
（１５）とを、ねじ結合（３０，３１，３３）を用いて
機械的に互いに堅く結合させる、請求項８記載の方法。 - 【請求項１０】 プラグ条片（１５）と両プレート（１
０，１１）とフレーム（２５）との間における室（４
２）を、プラスチック物質（４３）で満たす、請求項９
記載の方法。 - 【請求項１１】 プラグ条片（１５）をフレーム（２
５）に向かって両プレート（１０，１１）の間に挿入
し、両プレート（１０，１１）の端部を少なくとも、プ
ラグ条片（１５）に構成された環状溝（３７）の縁部に
接触させ、該環状溝（３７）を少なくとも部分的にプラ
スチックで満たす、請求項８又は９記載の方法。
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