JP3425971B2 - 容器供給停止装置 - Google Patents

容器供給停止装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ビール等のボトリング
ライン等で使用されるコンベヤシステムにおいて、充填
機等の上流側に設置され、その搬送対象である壜等の容
器の供給に対して衝撃を除去して停止させる場合に用い
られる容器供給停止装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種、ボトリングライン等のコンベヤ
システムにおいては、王冠等の資材の供給不足やラベル
の交換時期の到来、ないし下流側工程におけるトラブル
の発生等により、その搬送対象である容器の供給を停止
する必要が生じる場合がある。このような場合、停止指
令信号に基づいてストッパ部材を容器間に挿入して容器
の供給を停止する方法があるが、このように急激に停止
しようとすると、停止した容器と後続の容器が次々に衝
突し、騒音や容器の転倒等のトラブルの原因となり、時
には破壜等、容器の破損を招くこともあった。これに対
処するため、コンベヤスピードを徐々に遅くして停止す
ることも考えられるが、ビール充填の場合のように、充
填後キャッピングするまでの間に空寸部に泡を立てて酸
素を除去する必要がある等、一定の処理条件を伴う工程
を含んだもの、一例をあげればビールの液の上面の空気
を水を吹き付けて泡だたせることによって取り除く、ジ
ェットフォーマのタイミングがずれないようにする必要
があるため、充填機を低速にできず、高速で移動して充
填している時に、いきなり容器を止めなくてはならなか
った。これを解決したものとして、ガイド軸及びテーブ
ル減速停止用エアーシリンダを取付台に取り付けると共
に、同取付台を給壜コンベヤの側方位置に配設し、壜ス
トッパ用スターホイール及びスターホイール停止用エア
ーシリンダをテーブルに取り付けると共に、同テーブル
を上記ガイド軸により給壜コンベヤの搬送方向に移動可
能に支持し、同テーブルを上記テーブル減速停止用エア
ーシリンダに連結した給壜装置の壜停止装置が従来から
知られている(特開平2−138015号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術においては、先ず、ストッパ用スターホイール
が瞬時に停止し、ストッパ用スターホイールに入ってい
る壜と、その上流側に存在している壜の押圧によって、
ストッパ用スターホイールが待機位置から停止位置に移
動を開始する訳であるが、ストッパ用スターホイールが
停止した上流側の壜には瞬間的に抵抗が加わり、衝撃と
その時発生する壜同志の衝突音は避けられないという問
題点があった。しかも、容器を停止させる時、待機位置
から停止位置への移動は、容器の押圧によるもので、シ
リンダは単なるブレーキの役目をするだけである。よっ
て、待機位置から停止位置への容器移動の制御はできな
い。ストッパ用スターホイールを押し出してから移動が
始まるので、最初はどうしても衝撃があるという問題点
があった。なお、ストッパ用スターホイールに換えて爪
式ストッパを採用しても同様の問題点がある。本発明
は、この事情に鑑みて、前記従来技術の欠点を解消し、
容器停止信号の入力により、先ず減速用押圧装置、例え
ば減速用シリンダを介して移動式ストッパ装置が、ほぼ
容器の流れ速度と同速か、あるいはそれ以上の速度で待
機位置から停止位置の方向に移動し始める。そして、移
動している途中で、その移動したことを検出器で検出し
て、この検出信号の入力によりストッパ用シリンダが作
動し、ストッパ部材が出る。その後、減速用シリンダ自
体の移動速度が低下しながら、殆ど速度が零に近い速度
で停止位置に到達するようにした容器供給停止装置を提
供することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図ったもので、容器搬送用コンベヤ上を搬送される
容器間に挿入され、かつ前記容器搬送用コンベヤの搬送
方向に沿って移動しながら、前記容器を徐々に停止する
ストッパ部材を有する移動式ストッパ装置を備えた容器
供給停止装置において、該移動式ストッパ装置を移動さ
せる手段と、移動式ストッパ装置が容器の速度とほぼ同
速あるいはそれ以上の速度で移動したことを検出する検
出器とを備え、さらに検出器の信号により、ストッパ部
材が移動式ストッパ装置の高速移動中に容器間に突出す
るように制御する押圧摺動制御装置とを具備するという
技術手段を採用した。 【0005】 【作用】本発明は、以上の技術手段を採用することによ
り、容器の流れとほぼ同速で移動しながらストッパ部材
を出し、停止させる。しかも最初は高圧で速く移動し、
徐々に圧力が低下するに従って減速するようにしたの
で、容器の供給停止が行われた瞬間に上流側の容器にシ
ョックを与えないで、容器同志の衝突音を発生させない
ものである。しかも、容器の移送状態を不安定にするこ
とがないものである。 【0006】 【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。図1に示したものは具体的な一実施例の概略
平面図である。洗浄殺菌済みの容器1が、容器搬送用コ
ンベヤ2で搬送され、タイミングスクリュー3を経て充
填機(図示されていない)に移送される。前記容器搬送
用コンベヤ2に平行して、移動式ストッパ装置4が設け
られ、この移動式ストッパ装置4それ自体を摺動させる
減速用シリンダ5が、一端に設けられている。しかも、
ストッパ部材6の進退動を行うストッパ用シリンダ7
が、移動式ストッパ装置4の取付台8に設けられてい
る。そして、この減速用シリンダ5への空気圧の作用に
より、移動式ストッパ装置4は、ガイドロッド9を介し
て往復摺動する。それは何等かのトラブルが発生して、
容器1の供給を停止しなければならない状態になった場
合、移動式ストッパ装置4が移動したことを検出する第
1検出器10と、移動式ストッパ装置4が停止位置23
に到達したことを検出する第2検出器11を、減速用シ
リンダ5あるいは移動式ストッパ装置4の適宜の部位に
設けてある。さらに、ストッパ解除信号によりストッパ
部材6が後退したことを検出する第3検出器12が設け
られている。これらの各検出器10,11,12の検出
により、切り換え制御をおこなう押圧摺動制御装置13
が設けられている。そしてこの押圧摺動制御装置13に
より減速用シリンダ5とストッパ用シリンダ7の往復摺
動の制御を行うものである。この押圧摺動制御装置13
は、図1に示すように、エアー源14からレギュレータ
ー15を介して減速用シリンダ5とストッパ用シリンダ
7の二方向に分岐され、減速用シリンダ5のピストンの
前後端にエアーを切り換え送気できるように、第1スピ
ードコントロールバルブ16と第1,第2切換電磁弁1
7,18とクッションタンク19を介して、それぞれエ
アー源14と接続されている。また、ストッパ用シリン
ダ7のピストンの前後端にエアーを切り換え送気できる
ように、ストッパ用シリンダ7を切り換え作動させる第
3切換電磁弁20を介して接続されている。 【0007】次に、図1〜図6に基づいて作動を説明す
る。先ず、概略的に説明すると、容器を停止させる時、
待機位置から停止位置への移動は、信号が入力され、移
動を開始する。それで移動途中でストッパ部材が突出す
る。移動速度は減速用シリンダによって制御されている
ので、最初は高速で移動し、徐々に低速となり、衝撃を
小さくするものである。これを、さらに経時的に詳細に
説明すると、ストッパ部材6が退避した状態で正常に運
転されている場合、この際のエアー源14のエアーは、
レギュレーター15,15を介してストッパ用シリンダ
7側の第3切換電磁弁20まで、そして、減速用シリン
ダ5側は、第1スピードコントロールバルブ16からク
ッションタンク19そして第1切換電磁弁17まで、さ
らに、第2スピードコントロールバルブ21から第2切
換電磁弁18まで、それぞれ充満されている。この際ス
トッパ用シリンダ7の部位は、待機位置22に位置して
いる(図1の点線で示したものを参照)。続いて機械停
止信号が入力されると、先ず第1切換電磁弁17が開か
れて減速用シリンダ5が作動する。この作動は摺動作用
で、開かれた瞬間は高圧が作用しているため、最初のう
ちは、容器1の流れ速度とほぼ同速か、あるいはそれ以
上の速度で待機位置22から停止位置23の方向に移動
を始める(図2の点線で示したものを参照)。その移動
したことを第1検出器10で検出して第3切換電磁弁2
0を開くか、第1切換電磁弁17が開いてから、ある設
定された時間経過後に信号を送信するようにしたタイマ
ーを設け、このタイマーの信号を受け取って、第3切換
電磁弁20の開くタイミングを設定することにより、ス
トッパ用シリンダ7が作動し、ストッパ部材6が出る。
また、移動したことを検出する第1検出器10の代わり
に、移動式ストッパ装置4の移動過程の適宜部位に検出
器を設けても前記の作動は奏される。そして、その後減
速用シリンダ5自体の移動に従って、エアー圧が低下す
るように第1スピードコントロールバルブ16によって
クッションタンク19へのエアー供給量を絞ってあるの
で、移動速度が低下しながら殆ど速度が零に近い速度で
停止位置23に到達するようになっている(図3の点線
で示したものを参照)。次に停止位置23に到達したこ
とを第2検出器11で検出したら第1切換電磁弁17は
閉り、再びクッションタンク19内は畜圧する。この状
態の時には、ストッパ部材6はまだ突出したままである
(図4の点線で示したものを参照)。そして、トラブル
を解消し、機械が動き出したことを知らせる信号が入力
されると、ストッパ部材6を引っ込めるように、第3切
換電磁弁20で切り換える(図5の点線で示したものを
参照)。これにより、ストッパ解除信号の指令によりス
トッパ部材6が後退したことを第3検出器12で検出し
たら第2切換電磁弁18が開かれ、減速用シリンダ5を
待機位置22まで戻す(図6の点線で示したものを参
照)。ただし、この時減速用シリンダ5のピストンが第
1検出器10の部分を通過するが、ストッパ部材6が突
出しないように、ソフト上は考慮されていることはいう
までもない。なお、本実施例ではクッションタンク19
を採用したものについて説明をしたが、クッションタン
ク19を取り除いて第1スピードコントロールバルブ1
6、第2スピードコントロールバルブ21の流量を自動
的に変化させれば同じ効果が得られる。図7、図8に示
したものは、移動式ストッパ装置4だけを取り出した平
面図と側面図である。ストッパ部材6、ストッパ用シリ
ンダ7を取り付けた取付台8が、減速用シリンダ5の往
復動によりガイドロッド9を案内にして左右に摺動する
ものである。なお、往復動を回転動に変換して、ネジ軸
を案内に摺動させることもできることはいうまでもな
い。また、移動式ストッパ装置4として、ストッパ用シ
リンダ7でストッパ部材6を突出させるものを示してあ
るが、これに限らず図示したストッパ部材の代わりに、
前記従来技術のストッパ用スターホイールを使用しても
良いことはいうまでもない。 【0008】 【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次の効果を得ることができる。 (1)ストッパ部材が出た瞬間に、上流側の容器にショ
ックを与えないので、容器同志の衝突音を発生しない
し、容器の移送状態を不安定にすることがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の1実施例に関する容器供給停止装置の
正常運転時の概略平面図である。 【図2】前記実施例における機械停止信号が入力された
際の状態を示す概略平面図である。 【図3】前記実施例におけるストッパ部材が待機位置か
ら停止位置への移動を第1検出器が検出した際の状態を
示す概略平面図である。 【図4】前記実施例におけるストッパ部材が停止位置に
到達したことを第2検出器で検出した際の状態を示す概
略平面図である。 【図5】前記実施例における充填機等の装置全体が正常
に復帰して動きだした信号が入力された際の状態を示す
概略平面図である。 【図6】前記実施例におけるストッパ部材が引っ込んだ
ことを第3検出器で検出した際の状態を示す概略平面図
である。 【図7】本発明の移動式ストッパ装置を取り出して示す
平面図である。 【図8】前記実施例における側面図である。 【符号の説明】 1‥‥容器 2‥‥容器
搬送用コンベヤ 3‥‥タイミングスクリュー 4‥‥移動
式ストッパ装置 5‥‥減速用シリンダ 6‥‥スト
ッパ部材 7‥‥ストッパ用シリンダ 8‥‥取付
台 9‥‥ガイドロッド 10‥‥第1
検出器 11‥‥第2検出器 12‥‥第
3検出器 13‥‥押圧摺動制御装置 14‥‥エ
アー源 15‥‥レギュレーター 16‥‥第1スピードコントロールバルブ 17‥‥第1切換電磁弁 18‥‥第
2切換電磁弁 19‥‥クッションタンク 20‥‥第
3切換電磁弁 21‥‥第2スピードコントロールバルブ 22‥‥待機位置 23‥‥停
止位置

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 容器搬送用コンベヤ上を搬送される容器
    間に挿入され、かつ前記容器搬送用コンベヤの搬送方向
    に沿って移動しながら、前記容器を徐々に停止するスト
    ッパ部材を有する移動式ストッパ装置を備えた容器供給
    停止装置において、該移動式ストッパ装置を移動させる
    手段と、移動式ストッパ装置が容器の速度とほぼ同速あ
    るいはそれ以上の速度で移動したことを検出する検出器
    とを備え、さらに検出器の信号により、ストッパ部材が
    移動式ストッパ装置の高速移動中に容器間に突出するよ
    うに制御する押圧摺動制御装置とを具備することを特徴
    とする容器供給停止装置。
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