JP3425754B2 - レイヤ2多重処理方式 - Google Patents

レイヤ2多重処理方式

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JP3425754B2
JP3425754B2 JP21000294A JP21000294A JP3425754B2 JP 3425754 B2 JP3425754 B2 JP 3425754B2 JP 21000294 A JP21000294 A JP 21000294A JP 21000294 A JP21000294 A JP 21000294A JP 3425754 B2 JP3425754 B2 JP 3425754B2
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ITU−T勧告に規定
されるLAPD(Q.921)やLAPF(Q.92
2)のようなレイヤ2プロトコルを利用して、複数の通
信装置と同時に多重リンクを設定して通信する通信装置
のレイヤ2多重処理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図4に示すように、通信開始前
に予め登録したリンク識別子にのみ固定的にリンク状態
管理用リソース41を割り付けて通信を行っていた。ま
た登録したリンク識別子のリンクは全て確立し、最大同
時接続リンク数の監視は上位レイヤが実行し、違反を検
知した場合には上位レイヤが当該リンクの切断を起動し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来技術で
は、通信開始前に予め使用するリンク識別子を登録し、
これに対応するリンク状態管理用リソース41を事前に
割り付けておく必要があるため、利用する可能性のある
リンク識別子数(Nリンク)が増加すると、たとえ最大
同時接続リンク数(Mリンク)は制限されていても登録
するリンク識別子数に応じて多くのリソース(Nリンク
分)を用意しておく必要があり、実際にはこれらのリソ
ースのほとんど(N−Mリンク分)が利用されないとい
う問題があった。
【0004】例えばLAPDでは加入者あたり最大12
6端末(TEI)を登録加納で、各端末は最大64SA
PIを利用することができるため、任意のTEI/SA
PIを利用可能にするためには126×24=8064
リンク分のリンク状態管理用リソース41を準備する必
要があった。しかし、実際には加入者あたりの最大同時
接続リンク数は例えば16程度に制限されており、ほと
んどのリソースは利用されないまま無駄に保留されるこ
とになる。さらにLAPFを用いた通信では、アドレス
パートの拡張によりさらに利用可能なリンク識別子数を
増やすことが可能であり、通信装置が規定する最大同時
接続数とは無関係に利用可能なリンク識別子数に応じた
リソースが必要になる。
【0005】また、従来技術ではLAPD処理を例にと
ると、加入者毎の最大レイヤ2リンク数が規定されてお
り、リンク確立後に上位レイヤが同時接続リンク数をチ
ェックし、最大同時接続リンク数を越えたリンクが設定
された場合には当該リンクの切断を起動していたが、こ
のような手順では、上位レイヤの処理負荷が増加する
上、瞬間的にレイヤ2リンクが確立するため、切断前に
情報フレームが到着してしまうすれちがいが発生する可
能性があり、上位レイヤでこれに対処する必要からさら
に処理複雑化していた。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、少ないリンク状態管理用リソースを最大限に利用し
て、高多重のレイヤ2通信処理を実現すると共に、リン
ク設定に伴う上位レイヤの処理負荷を軽減し、処理を単
純化するレイヤ2多重処理方式を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のレイヤ2多重処理方式は、リンクを識別する
ためのリンク識別子を有するフレームを利用して、1つ
以上の通信装置と、それぞれ1つ以上の論理的なレイヤ
2リンクを確立して同時に通信を行う通信装置におい
て、リンク状態管理用リソースを同時通信可能なリンク
数分に限定して配備し、リンク確立を契機として未使用
のリソースプールから1リンク分のリンク状態管理用リ
ソースを獲得して割り当て、当該リンク識別子と前記リ
ンク状態管理用リソースの対応関係をリンク識別子−リ
ンク状態管理用リソースマッピング機構に登録してリン
ク識別子から対応するリンク状態管理用リソースを参照
することを可能とし、前記リンクのリンク解放を契機と
して前記リンク状態管理用リソースを前記リンク識別子
−リンク状態管理用リソースマッピング機構から削除
し、前記リンク状態管理用リソースを未使用リソースプ
ールの末尾に積み込むことを特徴とするものである。
【0008】又、本発明のレイヤ2多重処理方式は、未
使用のリソースプールの空リソースが枯渇した場合、新
規リンクの確立を拒否することを特徴とするものであ
る。又、本発明のレイヤ2多重処理方式は、相手通信装
置もしくは通信装置群ごとに最大同時接続リンク数に制
限を設けることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明では、請求項1に示すようなリンク状態
に同期したリンク状態管理用リソースの獲得/解放手順
を設けることにより、最大同時接続リンク数分だけのリ
ソースで任意のリンク識別子を利用した通信を可能にす
ることができる。
【0010】さらに本発明を利用すると、複数加入者と
の通信を同時に処理する通信装置においては、実際には
全ての加入者が最大同時接続数のリンクは設定しないこ
とに着目し、統計多重効果を見込んで「加入者数×加入
者毎の最大同時接続数」より少ないリソースのみを利用
して通信することも可能である。この場合、予想より多
くのリンクが設定される事態が起こりうるが、この場合
には請求項2に示すような機構を利用して新規リンクの
設定を拒否することができる。
【0011】本発明では、請求項3に示すような手順を
利用して、レイヤ2処理の中で最大同時接続リンク数を
チェックし、違反検出時にはレイヤ2リンクを拒否する
ことが可能なため、上位レイヤでの最大同時接続数チェ
ック処理は一切不要であり、すれちがいによるフレーム
受信への対処も不要にできる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1に請求項1に示す発明の実施例を示す。
図1の構成例では、リンク確立時に空きリソース登録キ
ュー11の先頭から空いているリンク状態管理用リソー
ス12を獲得し、リンク識別子−リンク状態管理用リソ
ースマッピング機構13に登録し、以後の当該リンク状
態管理に使用する。リンク解放時にこのリンク状態管理
用リソース12をリンク識別子−リンク状態管理用リソ
ースマッピング機構13から削除し、空きリソース登録
キュー11の末尾に積み込む。
【0013】ここで示すリンク識別子−リンク状態管理
用リソースマッピング機構13は、通常使われているデ
ータベース機能であり、簡単なテーブルでも実現可能で
あるが、検索を高速化するためにはソートリストなどに
よる検索手段やハードウェアの検索機構を使用したりす
ることもできる。
【0014】使用可能なリンク識別子数(Nリンク)が
最大同時接続リンク数(Mリンク)に比べて充分大きい
場合でも、リンク状態管理用リソース12は最大同時接
続リンク数(Mリンク)分のみ用意し、極めて効率的に
利用可能である。
【0015】ここで、図1にある「参照」の意味につい
て述べると、この参照は、リンク識別子から、対応する
リンク状態管理用リソース12を見つけることを意味す
る。リンク状態管理用リソース12が割り付けられてい
ないリンク識別子については、参照できない。この場
合、空きリソースから1リソースを獲得して、新規にリ
ンク識別子−リンク状態管理用リソースマッピング機構
13に登録する必要がある。一旦、リンク識別子−リン
ク状態管理用リソースマッピング機構13に登録する
と、リンク識別子から対応するリソースを参照すること
が可能である。削除するまで登録されたままの状態が続
く。
【0016】次に、リンク状態管理用リソース12の役
割について述べると、リンク状態管理用リソース12は
各リンクの通信処理に必須のリソースの総称であり、例
えば、リンク毎のタイマ機能、リンク毎の統計情報管
理、リンク毎のプロトコル状態変数を含む。
【0017】上記のリソースを特定リンクに割り付けに
せず、リンク設定時に空きリソースから1リンク分を動
的に割り当てるのが本発明である。この場合、以下のよ
うに動作する。
【0018】a、リンク確立時には1リンク分のリソー
ス割り当てが必須である。 b、リソース割り当てすると、はじめてそのリンクのプ
ロトコル処理が可能になる。
【0019】c、リソース割り当てなしでは、そのリン
クに関するプロトコル処理はできない。 d、リンク状態管理用リソース12は#1から#Mまで
Mリンク分あり、各リソースが空き/割り当て中のいづ
れかの状態にある。空き状態では空きリソース登録キュ
ー11に登録されており、割り当て状態ではリンク識別
子−リンク状態管理用リソースマッピング機構13に登
録されている。
【0020】e、従って「リンク状態管理用リソース1
2に割り付け」ではなく「リンク状態管理用リソース1
2を割り付け」であり、「リンク状態管理用リソース1
2から外れる」ではなく「リンク状態管理用リソース1
2を解放する」である。
【0021】請求項2に示す発明の実施例は、図1にお
いて空きリソース登録キュー11が空の状態で、新規に
リンク確立要求が発生した場合に、プロトコル手順に従
って当該リンクの接続を拒否するものである。
【0022】リンク状態管理用リソース12の数 M個
(#1〜#M) 0≦空きリソース数≦M (すべてのリソースを空きリ
ソースとして登録可能) M−空きリソース数=割り当て中リソース数 空きリソース数=0の状態で、新規のリンクを設定しよ
うとしても、リソースを割り付けることができないの
で、この場合にはその新規リンクの確立を拒否するのが
請求項2の特長である。
【0023】従って、請求項2の実施例をあげると、図
3のようなアルゴリズムになる。すなわち、図3に示す
ように、リンク設定要求があり、割り当てリソースがあ
る場合は、当該リンクの状態に応じたプロトコル処理を
行う。一方、リンク設定要求があり、割り当てリソース
がない場合は、空きリソースがあるか否かを判断し、空
きリソースがある場合は新規リソースを登録して、リン
ク設定処理する。これに対し、リンク設定要求があって
も、割り当てリソースがなく、空きリソースもない場合
には、リンク設定を拒否する。図3の太線部分が請求項
2の実施例となる。
【0024】図2に請求項3に示す発明の実施例を示
す。本実施例では、相手通信装置に対応した数だけ、図
1と同様のリンク識別子−リンク状態管理用リソースマ
ッピング機構131,132………を用意し、登録時に
各通信装置毎に登録リンク識別子数をチェックし、予め
登録してある各通信装置毎の同時接続リンク数を上回る
場合には、例え空きリソース登録キュー11にリソース
が残っていても新規リンクの接続を拒否する。
【0025】以上のように本実施例によれば、次のよう
な効果がある。 (1) リンク状態に同期したリンク状態管理用リソー
スの獲得/解放手順を設けることにより、最大同時接続
リンク数分だけのリソースで任意のリンク識別子を利用
した通信を可能にすることができる。
【0026】(2) 複数加入者との通信を同時に処理
する通信装置においては、実際には全ての加入者が最大
同時接続数のリンクは設定しないことに着目し、統計多
重効果を見込んで「加入者数×加入者毎の最大同時接続
数」より少ないリソースのみを利用して通信することも
可能である。
【0027】(3) レイヤ2処理の中で最大同時接続
リンク数をチェックし、違反検出時にはレイヤ2リンク
を拒否することが可能なため、上位レイヤでの最大同時
接続数チェック処理は一切不要であり、すれちがいによ
るフレーム受信への対処も不要にできる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、少な
いリンク状態管理用リソースを最大限に利用して、高多
重のレイヤ2通信処理を実現すると共に、リンク設定に
伴う上位レイヤの処理負荷を軽減し、処理を単純化する
レイヤ2多重処理方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す構成説明図である。
【図3】本発明の請求項2の実施例を示すフローチャー
トである。
【図4】従来技術を示す構成説明図である。
【符号の説明】
11…空きリソース登録キュー、12…リンク状態管理
用リソース、13,131,132…リンク識別子−リ
ンク状態管理用リソースマッピング機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−291039(JP,A) 特開 平4−172733(JP,A) 特表 平8−508864(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08 H04L 29/04 H04L 12/56 H04L 12/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンクを識別するためのリンク識別子を
    有するフレームを利用して、1つ以上の通信装置と、そ
    れぞれ1つ以上の論理的なレイヤ2リンクを確立して同
    時に通信を行う通信装置において、リンク状態管理用リ
    ソースを同時通信可能なリンク数分に限定して配備し、
    リンク確立を契機として未使用のリソースプールから1
    リンク分のリンク状態管理用リソースを獲得して割り当
    、当該リンク識別子と前記リンク状態管理用リソース
    の対応関係をリンク識別子−リンク状態管理用リソース
    マッピング機構に登録してリンク識別子から対応するリ
    ンク状態管理用リソースを参照することを可能とし、前
    記リンクのリンク解放を契機として前記リンク状態管理
    用リソースを前記リンク識別子−リンク状態管理用リソ
    ースマッピング機構から削除し、前記リンク状態管理用
    リソースを未使用リソースプールの末尾に積み込むこと
    を特徴とするレイヤ2多重処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレイヤ2多重処理方式に
    おいて、未使用のリソースプールの空リソースが枯渇し
    た場合、新規リンクの確立を拒否することを特徴とする
    レイヤ2多重処理方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレイヤ2多重処理方式に
    おいて、相手通信装置もしくは通信装置群ごとに最大同
    時接続リンク数に制限を設けることを特徴とするレイヤ
    2多重処理方式。
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