JP2989864B2 - 端末アドレス管理方式 - Google Patents

端末アドレス管理方式

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、同一回線上に複数端末をバス接続し、端末
と網間で発着信制御のための信号情報を転送するための
フレームアドレスを自動的に割当てる網側の端末アドレ
ス管理方式に関する。
(従来の技術) CCITT(国際電信電話諮問委員会)で国際標準化が進
められてきたISDN(サービス総合ディジタル網)の研究
が終了し、世界各国でその構築が進められている。
ISDNでは、電話、データ、画像等の各種通信サービス
が同一のユーザ・網インタフェースで一元的に提供され
ているのに加え、高速・同時複数チャネル通信等、従来
の通信網にない特長を有する。
例えば、CCITTのIシリーズ勧告で規定される基本イ
ンタフェースでは、64kbpsの伝送容量を持つ2つの情報
(B)チャネルと16kbpsの伝送容量を持つ1つの信号
(D)チャネルを多重化(2B+D)して伝送し、同一の
回線に最大8台間での端末をバス接続して同時に複数の
端末が通信できるようなっている。
ところで、同一の回線に複数の端末をバス接続する場
合には、PBX(構内交換機)等の網と端末間で、発着信
制御のための信号情報の転送に際し、端末を特定するた
めに端末固有のアドレスを信号情報を転送するためのフ
レームに付加する必要がある。例えば、端末から網方向
の信号転送では、その信号情報のフレームのアドレスに
より網はそのフレームの発信元を識別し、逆に網から端
末方向の信号転送は、そのフレームのアドレスでその受
信側を指定する。
ISDNの基本インタフェースでは、端末の移動をユーザ
が自由にできるようにするため、CCITT勧告I.441(Q.92
1)において、上記フレームのアドレスを自動的に割当
てる手順が規定されている。
第6図は勧告I.441で規定されている信号情報転送の
ためのフレームフォーマットである。フレームは、開始
フラグ(SFLAG)、サービスアクセスポイント識別子(S
ARI)、端末終端点識別子(TEI)、制御フィールド(CN
T)、情報フィールド(I)、フレームチェックシーケ
ンス(FCS)、終了フラグ(EFLAG)で構成されている。
このうち、フレームアドレスは、TEIと対応している。
同勧告で規定されているTEI割当て手順を第7図に示
す。規定に端末を接続した場合、端末TE1は網に対し、S
API=63、TEI=127でTEI要求メッセージを送信する。網
では、端末からのTEI要求メッセージを受信すると、勧
告I.441の規定に従い64〜126の範囲のTEI値を選択し、T
EI割当てメッセージでTEI値(例えば、TEI=64)を割当
てる。網では各端末からTEI要求があると、順次未割当
てのTEIを選択し割当てを行ない、端末ではTEIの割当て
を受けると以後そのTEIを記憶し、発信や着信際してそ
のTEIを用いて信号情報のフレーム転送を行なう。第7
図では、端末TEIからの発信動作の一部が示されてい
る。
すなわち、ユーザからの発信要求があると、勧告I.44
1の規定を従い、データリンク初期設定コマンドSABMEが
送信され、網は割当て済みTEIを含むSABMEを受信する
と、初期設定レスポンスUAを端末に送信する。以後、発
信信号情報を含む呼設定メッセージ、呼設定受付メッセ
ージが端末・網間で転送され呼処理が進む。
端末は一旦TEI割当てを受けるとそのTEIを記憶し、以
後そのTEIが網から解除されない限り、TEI要求をしな
い。従って、2回目以後の発信や着信に際してはデータ
リンク初期設定コマンドSABMEの送信から開始されるこ
とに成る。
ところで、TEI割当ての管理を行なっているPBX等で障
害によりシステムダウンもしくは部分ダウンが発生し、
システムリセットや回線インタフェースのリセットによ
り、前記割当て済みTEIの管理テーブルが初期化されて
しまった場合、以下のような不都合を生じる。
まず、網側が障害回復後に各回線の端末に対しTEI解
除を通知しない場合には、端末からの発着信に際し第8
図に示すような現象を生じる。
すなわち、勧告I.441では、網では、未割当てのTEIを
含むフレームは廃棄する規定となっているため、端末か
らの発信や着信に際してのデータリンク初期設定コマン
ドSABMEを受信しても廃棄してしまう。端末では、デー
タリンク初期設定コマンドSABME送信後、1秒以内に初
期設定レスポンスUAを受信しない時、SABMEを1秒周期
で最大3回再送することが規定されており、この再送が
終了した後、TEIの検証要求メッセージUIを送信するこ
とになる。
網では、TEI検証要求メッセージUIを受信すると、そ
のTEIを割当てしていない時は、TEI解除メッセージを送
信し、これを受信した端末では記憶しているTEIを消去
して、再びTEI要求メッセージを送信して網からTEI割当
てメッセージを受信した後、再びデータリンク初期設定
コマンドSABMEを送信して前述した正常なシーケンスに
回復する。
しかし、その間約4秒もの時間が経過してしまうた
め、発信ユーザはその間呼処理が進まないまま待たされ
てしまうことになり、スムーズな通信ができない不都合
が生ずる。
次に、網側が障害回復後に各回線の全端末に対し、TE
I解除を通知する場合について説明する。
第9図は、網側で障害が発生し、初期化、回復後、勧
告I.441で規定されたTEI解除メッセージを網が全回線の
端末に通知するシーケンスを示している。
この場合、網は初期化により各回線の端末に対し、以
前割当てたTEIの管理テーブルが初期化されて割当てTEI
が不明となっているので、全TEI値の解除通知を端末に
2回通知する。この手順により、各回線の端末は、TEI
を消去するので、次の発着信に際しては、第7図で示し
たTEI要求手順から始るので、ユーザにとって呼接続ま
での待ち時間がない。ところが、PBX等では、多数の回
線を収容し、また端末に対し給電しているので、障害回
復時に上記TEI解除手順が各回線の回線インタフェース
で一斉に起動されると、初期化された回線に接続された
全ての端末が一斉に起動し、特に給電の容量が瞬間的に
増大することになり、PBX等では、全回線の全端末が一
斉に起動した場合に対応できる容量の給電用電源が必要
となる。
一方、給電を受けない商用電源動作の端末であって
も、ファクシミリのように待機中は、主電源をOFFとし
ている端末でも、上記TEI解除メッセージ受信のため
に、自動的に電源が投入され、一斉に端末が立上がり、
商用電源の負荷も瞬間的に増大することになる。
さらに、ISDNでは端末の移動を容易とするため、網側
では、各回線に接続された端末の属性(電話、ファクシ
ミリ、PC等)を管理しないことに加え、接続端末の有無
さえ管理しないことから、PBX等では各回線上に端末が
接続されていなくとも前述の解除手順を試行する必要が
ある。しかし、端末がその時に接続されておらず、後刻
再接続されたような場合は、次の発着信に際して無効ア
ドレスの検出までに数秒間が必要で、PBX等における呼
接続処理が遅延する。
(発明が解決しようとする課題) 従来においては、アドレス(TEI)の自動割当てを行
なう網が障害、保守等により初期化された場合、以前に
アドレス割当て済みの端末がその後の発着信に際してユ
ーザに呼接続の待ち時間を生じたり、網からのアドレス
解除時に一斉に全端末が立上がり、給電電源等に過負荷
がかかるといった問題がある。
本発明は、このような従来の欠点を除去するためにな
されたもので、網が障害、保守等により初期化された場
合、以前にアドレス割当て済みの端末がその後の発着信
に際してユーザに呼接続の待ち時間を生じたり、網から
のアドレス解除時に一斉に全端末が立上がり、給電電源
等に過負荷がかかることを防止しうる網側の端末アドレ
ス管理方式を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記従来の目的を達成する本発明は、同一回線上に複
数端末をバス接続し、端末と網間で発着信制御のための
信号情報を転送するためのフレームアドレスを自動的に
割当てる網側の端末アドレス管理方式において、回線イ
ンタフェース単位でインタフェース上の端末アドレスを
管理する機能を構成し、該回線インタフェースが初期化
された後の当該回線インタフェース上の複数端末のいず
れかに当該回線インタフェース上で最初の発信呼または
着信呼が発生したことを検出する手段を有し、該検出さ
れた発信呼または着信呼の発生に基づき、該発信呼また
は着信呼の制御ための信号情報転送に先立ち、端末アド
レスの解除メッセージを当該回線インタフェース上の全
端末に通知することを特徴とする。
(作 用) 本発明では、PBX等において、障害回復後、各回線毎
に呼が発生した時に、信号情報転送に先立ちアドレスの
解除メッセージを該端末に通知されるため、ユーザの呼
接続までの待ち時間を生じたり、各回線の全端末が一斉
に起動されることもなく、給電電源等に対する過負荷も
発生しない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るアドレス管理方式を
網、例えばPBX(構内交換機)に適用した場合のブロッ
ク図である。
第1図において、1はPBX、3は呼処理部、4はデー
タハイウェイ、5はPCMハイウェイ、6はPCMスイッチ、
21,22・・・2nは回線インタフェース、31,32・・・3nは
端末である。
PBX1は回線インタフェース21,22・・・2nを複数収容
している。回線インタフェース21,22・・・2nは、端末
−PBX間の電気信号(レイヤ1)伝送及び発着信制御の
ための信号情報を所定のフレームフォーマットで転送し
たり、そのフレームアドレスの管理手順を行なうレイヤ
2の機能を有する。ここでは、レイヤ1の機能には、CC
ITT勧告I.430で規定されているISDN基本インタフェース
(2B+D)を適用し、レイヤ2の機能にはCCITT勧告I.4
31を適用している。回線インタフェース21,22・・・2n
では、音声等の通信情報に用いられる2つのBチャネル
がレイヤ1で分離されて、PCMスイッチ6で端末−端末
間情報の交換が行なわれる。また、信号情報を転送する
ためのDチャネルは、回線インタフェース内でレイヤ2
処理を行なった後、信号情報のみがデータハイウェイ4
を介して呼処理部3と接続される。
呼処理部3は、PBX1全体の制御すなわち各回線のイン
タフェースを介して、各端末31,32・・・3nからの発信
要求を示す信号情報を分析して、着信先への着信通知
や、PCMスイッチ6に対し端末−端末間の情報のスイッ
チ制御を行なう。
この呼制御部3は、汎用のマイクロプロセッサと呼処
理ソフトウェアにより、呼処理部3のデータハイウェイ
4上に接続されている回線インタフェース21,22・・・2
nとの間で信号情報を授受することになる。
第2図は、回線インタフェース21,22・・・2nの内部
構成を示すブロック図である。CCITT勧告I.430に準じた
レイヤ1部10は、2つのBチャネルと1つのDチャネル
の多重・分離と2B+Dの電気信号を回線に接続された端
末間で伝送する機能を有する。このうちB1、B2の2つの
Bチャネルは、第1図で示したPBX1本対のPCMハイウェ
イ5を介してPCMスイッチ6に接続される。
一方、レイヤ1部10からのDチャネルは、第6図に示
したレイヤ2フレームフォーマットのSAPI=0の信号情
報と、SAPI=63のアドレス管理手順フレームの多重・分
離を行なうフレーム多重・分離部12に接続される。フレ
ーム移動・分離部12のSAPI=0の端子には、CCITT勧告
I.441の規定に準じてレイヤ2フレームの転送制御を行
なうレイヤ2部13が接続され、またSAPI=63の端子には
同じく勧告I.441の規定に準じてアドレス管理手順を行
なうMM部(管理モジュール)14が接続されている。
このうち、レイヤ2部13は、さらにデータハイウェイ
4を介して第1図に示した呼処理部3に接続されて信号
情報の授受を行なう。一般に、フレーム多重・分離部1
2、レイヤ12部13及びMM部14はマイクロプロセッサとそ
のソフトウェアによりその機能が実現される。
次に、第3図から第5図を参照して本発明によるアド
レス管理手順の動作を説明する。
第3図は第2図で示したレイヤ2部13の概略動作のフ
ローチャートである。レイヤ2部13はPBX1の電源投入ま
たは回線インタフェース単位でのリセットにより空状態
に遷移する(ステップS1)。空状態では、端末からの発
信に伴うレイヤ1部10の起動(ステップS2)か、呼処理
部3からの端末への着信通知(ステップS3)か何れかの
事象が発生するまで待機する。
どちらかの事象が発生すると、この事象の発生をMM部
14に通知する(ステップS4,5)。着信通知の場合には、
所定の遅延(ステップS)の後、呼設定メッセージを送
信して(ステップS7)、TEI割当て待ち状態へ遷移する
(ステップS8)。レイヤ1部10起動通知の場合は、その
ままTEI割当て待ち状態へ遷移する。上記遅延は、MM部1
4でTEI解除メッセージを端末へ送信する手順の処理時間
に相当する長さに設定される。
TEI割当て状態では、MM部14から端末に割当てられたT
EI値の通知を受ける事象を待つ。MM部14からこの通知を
受けると(ステップS9)、リンク設定待ち状態に遷移し
(ステップS10)、端末からの割当てられたTEI値を含む
SABMEの受信を待ち(ステップS11)、UAを送信して(ス
テップS12)、以下信号情報の転移が可能なリンク設定
状態へと遷移する(ステップS13)。
第4図はMM部14の概略動作のフローチャートである。
レイヤ2部13と同様にリセットにより動作を開始し、ま
ずTEI割当てテーブルの初期化を行ない(ステップS
1)、全てのTEIが未割当て状態にテーブルを設定し空状
態に遷移する(ステップS2)。空状態では、レイヤ2部
13からのレイヤ1起動通知(ステップS3)または送信通
知(ステップS4)の事象が発生するまで待機する。
その後、どちらかの事象が発生すると、MM部14はTEI
解除メッセージを端末に送信して(ステップS5)、TEI
割当て可状態に遷移する(ステップS6)。TEI割当て可
状態は、端末からのTEI要求メッセージの受信を待つ状
態であり、これを受信すると(ステップS7)、TEI割当
てメッセージを参照して、割当て可能な空TEI値を選択
してテーブルを更新する(ステップS8)。その後、TEI
割当てメッセージを送信する(ステップS9)。さらに、
割当てられたTEI値をレイヤ2部13に通知して(ステッ
プS10)、そのTEI値を含むフレームがレイヤ2部13で転
送可能な状態とする。
第5図は上述した回線インタフェース21,22・・・2n
の内部動作を回線インタフェース−端末間の視点から示
した動作シーケンス図である。
第5図(A)は、回線インタフェースが初期化された
後の最初の呼が端末側の発信により発生した場合であ
る。この時、端末は、回線インタフェスが初期化される
以前に割当てられたTEI値、例えば64を記憶している。
端末からの発信に際しては、CCITT勧告I.430の規定に
従い端末側レイヤ1からの起動要求電気信号Info1が送
信され、回線インタフェースはこれを受信するとInfo2
を端末に送信する。端末では、Info2を受信して、ディ
ジタル信号送信のためにInfo2から同期クロックをPLL等
により抽出し、同期確立状態になるとInfo3を送信す
る。
回線インタフェースでは、Info3を受信すると、レイ
ヤ2部13からMM部14にレイヤ1起動通知がなされると共
に、レイヤ1起動確立を示すInfo4を端末に送信する。
以後は、端末−回線インタフェース間で各種メッセージ
送信が可能な状態となる。前述したように、レイヤ1起
動通知によりMM部14は、初期化後の状態にある時TEI解
除メッセージを端末に送信するので、これを受信した端
末では記憶しているTEIを消去して、TEI要求メッセージ
の送信をすることになる。従って、第8図に示したよう
に以前に割当てられたTEI値でのレイヤ2初期設定コマ
ンドSABMEが再送されることはない。
第5図(B)は、回線インタフェースの初期化以後、
最初の呼が別の回線の端末から発信され、当該回線上の
端末へ着信される場合の動作シーケンス図である。
着信の場合、レイヤ1起動は、PBX1側のレイヤ1から
のレイヤ1起動信号Info2によって開始され、以下Info
3、Info4と端末発信の場合と同様のレイヤ1起動手順が
実行される。
レイヤ1起動すると、MM部14から第4図に示したよう
にTEI解除メッセージが送信され、その後でレイヤ2部1
3から端末に着信通知の呼設定メッセージを送信するの
で、端末からは、以前に割当てられていたTEI=64を消
去した後、TEI要求メッセージが送信され、TEI割当てメ
ッセージを受信した後、レイヤ2初期設定コマンドSABM
Eが新しく割当てられたTEIを含むフレームで送信され
る。未割当てTEIを含むフレームを回線インタフェース
が受信し、廃棄されることにより、第8図に示したよう
なレイヤ2初期設定コマンドSABMEが再送され、呼設定
手順の開始までに無用な時間をようすることはない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の端末アドレス管理方式に
よれば、PBX等の網における端末アドレス管理方式とし
て、網での障害や保守に際し、端末アドレス管理を行な
う回線インタフェースが初期化され割当て済みアドレス
が消去された場合、その回線上で発信または着信の呼が
発生した時に、その回線上に接続された端末に対しアド
レス解除メッセージを送信するので、以前にアドレス割
当て済みの端末がその後の発着信に際してユーザに呼接
続の待ち時間を生じたり、網からのアドレス解除時に一
斉に全端末が立上がり、給電電源等に過負荷がかかるこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るアドレス管理方式を
網、例えばPBX(構内交換機)に適用した場合のブロッ
ク図、第2図は回線インタフェースの内部構成を示すブ
ロック図、第3図は第2図で示したレイヤ2部の概略動
作のフローチャート、第4図はMM部の概略動作のフロー
チャート、第5図(A),(B)の回線インタフェース
の内部動作を回線インタフェース−端末間の視点から示
した動作シーケンス図、第6図はCCITT勧告I.441で規定
されている信号情報転送のためのフレームフォーマッ
ト、第7図はアドレス割当て手順と信号情報の転送シー
ケンス図、第8図は従来の未割当てアドレスを含むフレ
ーム転送を示すシーケンス図、第9図は従来のTEI解除
メッセージを網が全回線の端末に通知するシーケンス図
である。 1……PBX、3……呼処理部、4……データハイウェ
イ、5……PCMハイウェイ、6……PCMスイッチ、10……
レイヤ1部、12……フレーム多重・分離部、13……レイ
ヤ2部、14……MM部、21,22・・・2n……回線インタフ
ェース、31,32・・・3n……端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 結城 浜美 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04L 12/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一回線上に複数端末をバス接続し、端末
    と網間で発着信制御のための信号情報を転送するための
    フレームアドレスを自動的に割当てる網側の端末アドレ
    ス管理方式において、 回線インタフェース単位でインタフェース上の端末アド
    レスを管理する機能を構成し、該回線インタフェースが
    初期化された後の当該回線インタフェース上の複数端末
    のいずれかに当該回線インタフェース上で最初の発信呼
    または着信呼が発生したことを検出する手段を有し、該
    検出された発信呼または着信呼の発生に基づき、該発信
    呼または着信呼の制御ための信号情報転送に先立ち、端
    末アドレスの解除メッセージを当該回線インタフェース
    上の全端末に通知することを特徴とする端末アドレス管
    理方式。
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