JP3425655B2 - 消防ホース用自動水圧調整装置 - Google Patents

消防ホース用自動水圧調整装置

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JP3425655B2
JP3425655B2 JP2000105760A JP2000105760A JP3425655B2 JP 3425655 B2 JP3425655 B2 JP 3425655B2 JP 2000105760 A JP2000105760 A JP 2000105760A JP 2000105760 A JP2000105760 A JP 2000105760A JP 3425655 B2 JP3425655 B2 JP 3425655B2
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昌弘 岩本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消防ホースを介し
て給水中に、外圧により給水が停止されたときの逆流過
剰水を外部に放出させる消防ホース用自動水圧調整装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から消防ホースを使用した消火活動
には、アール状の傾斜面を設けた台盤上の内側に窪み部
を設けたブロックを左右に並設し、その窪み部内に消防
ホースを嵌め込み、直接消防ホースに支障を来たさない
ようにしたカーブリッジが提案されている(例えば特開
平7−185032号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の消防ホース用カ
ーブリッジは、消火活動に当り、路面に消防ホースを延
設する場合にカーブリッジの窪み部に嵌め込んで放水の
円滑化を図っているけれども、交通量の多い場所におい
ては、消火活動中、必ずしも多くの車両の車輪がカーブ
リッジ上を通過するということは実行し難く、殊に火災
発生場所付近を通過するトラックや自動車は狼狽するた
め消防ホース上を直接圧縮するので消火作業に支障を来
たすだけでなく消防ホース自体を破裂させる危険性を有
し、また消火機器に悪影響を与えるという問題点があっ
た。また、消防ホースの嵌め込み作業に時間を要し、火
災範囲を拡大させるという問題点もあった。
【0004】そこで、本発明は、消防機器を介して吸水
管より吸水された水を消防ポンプにより消防ホースに供
給中、消防ホースが外部より圧縮されたときの水圧によ
る逆流水を自動水圧調整手段により有底逃水管の方向へ
流入させて外部に放出させ、送水力に支障を来たさず円
滑に駆動するための消防ホース用自動水圧調整装置を提
供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、第1の消防ホ
ースと第2の消防ホースの継手間に、前後部を螺合した
送水管の側方に有底逃 水管の前後部を連通開口し、前記
消防ホースの外圧時に送水管後側開口部を閉蓋し逆流水
を前記有底逃水管の方向へ迂回流入させて外部放出手段
を備えた消防ホース用自動水圧調整装置において、送水
管後側開口部に、後端口は消防ホースの継手と螺合して
いる二又接続部の先端口の一方を一体的に接続し、先端
口の他方は、有底逃水管後口端に接続し、逆流水を有底
逃水管方向へ迂回流入させる手段を送水管後側開口部を
開閉自在に設けた逆止弁とし、逆流水の外部放出手段を
前記有底逃水管の内部にチャッキバルブとこのチャッキ
バルブを支承した発条を備え前記有底逃水管の後方外周
に形成した放水口とし、供給水と逆流水の外部放出手段
を前記送水管の側方前方と前記有底逃水管前方をチャッ
キバルブ圧力調整用送水管にて連通開口し、このチャッ
キバルブ圧力調整用送水管よりやや後方且つ有底逃水管
の上面に開閉自在の高圧メートルコックを備えた放水管
としたことを特徴とする。 請求項2記載の発明は、逆止
弁と高圧メートルコックに夫々回転軸を具備し、前記逆
止弁の支軸には、二又接続部を貫通した回転軸の下端部
を取付けその上端部に大径歯車を固着し、前記高圧メー
トルコックには、前記放水管を貫通した回転軸の下端部
を取付けその上端部に小径歯車を固着し、前記大径歯車
と小径歯車にチェーンを懸廻し、前記大径歯車にはスプ
リングの一端を取付けたことを特徴とする。 請求項3記
載の発明は、送水管後側開口部を開閉する逆止弁の蓋部
の内部を凹部に形成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図面に基づいて説明する。各図面において、図1は
送水管後側開口部を開放した状態を示す要部の一部切欠
平面断面図、図2は送水管後側開口部を閉蓋した状態を
示す要部の一部切欠平面断面図、図3は平面図、図4は
正面図、図5は背面図である。
【0007】まず、図1〜図5において、前開口部は、
第1の消防ホース1の継手と螺合している送水管2後側
開口部と、後端口は第2の消防ホース3の継手と螺合し
ている二又接続部4の先端口の1方とを一体的に接続
し、先端口の他方は有底逃水管5後口端に接続すること
により、この有底逃水管5を送水管2の側方に併設し、
送水管2と有底逃水管5の前後は支持板6a、6bによ
って支持されている。有底逃水管5の前方には、送水管
2と連通開口しているチャッキバルブ圧力調整用送水管
7を形成し、このチャッキバルブ圧力調整用送水管7よ
りやや後方且つ有底逃水管5の上面より立ち上がらせて
送水管2方向に跨って高圧メートルコック9を内装した
放水管8を形成している。有底逃水管5は、発条10で
支承されたチャッキバルブ11を内装し、外周後方には
放水口12を設けている。高圧メートルコック9には上
方部に小径歯車13を固着している回転軸15が具備さ
れている。有底逃水管5側の二又接続部4の先端口近傍
には上端に大径歯車14を固着した回転軸16を設け、
これら小径歯車13と大径歯車14はチェーン17によ
って正逆同期回転するように懸廻されている。上端に大
径歯車14を固着した回転軸16の下方は、二又接続部
4を貫通し、下端部には、送水管2後側開口部を開閉自
在の逆止弁18が支軸によって取付けられている。前側
支持板6aの送水管2上方位置には、スプリング取付部
19が形成され、水圧に対応してスプリング20の張力
を調整するスプリング取付孔21にスプリング20の一
方を取付けし、他方は大径歯車14に取付けられてい
る。
【0008】次にこのような実施の形態の実際の作動に
ついて説明する。消火活動中、消防ホースを交通路に敷
設された場合にトラックその他交通機関が消防ホース上
を通過すると、加圧により消防ホースは圧縮され逆流現
象が起こり消防ホース内の供給水が逆流するので、図1
に示されるように、開放されていた逆止弁18は逆流水
により押圧され、図2で示されるようにスプリング20
勢力により送水管2後側開口部を閉じると共に、大
径歯車14及び小径歯車13は、チェーン17を介して
同期回転し、閉じていた高圧メートルコック9を開放さ
せる。詳しくは、逆止弁18が60°回転して送水管2
後側開口部を閉蓋すると、大径歯車14も回転軸16を
介して60°回転をし、小径歯車13はチェーン17を
介して90°回転をするようになしている。よって、高
圧メートルコック9も回転軸15を介して90°回転を
する。すると、逆流水は有底逃水管5の方向に迂回送水
し、その水圧により有底逃水管5内のチャッキバルブ1
1は発条10を圧縮し後退する。チャッキバルブ11の
摺接により閉塞されていた放水口12は開放されこの放
水口12により逆流水は外部に放出されると同時にチャ
ッキバルブ11の間隙を通って、有底逃水管5内の前側
を通過し、開放されている高圧メートルコック9を介し
て放水管8より外部へ放出される。ポンプによって吸水
管(図示せず)を介して供給されている供給水はチャッ
キバルブ圧力調整用送水管7を通って有底逃水管5内に
流入後、開放されている高圧メートルコック9を介して
放水管8より外部に放出され、このようにチャッキバル
ブ圧力調整用送水管7の大きさによって、供給水の水圧
と逆流水の水圧の均衡は保持されるように働き、消防ホ
ースの破裂の危険性を防止し消火活動を円滑に行うこと
ができる。外部の障害が解消されると同時に供給水は、
送水管2内を第2の消防ホース3方向へ流れ、回転軸1
6、大径歯車14と逆止弁18は同時に回転し、逆止弁
18は送水管2後側開口部を開放させ、大径歯車14は
チェーン17を介して小径歯車13を回転させ高圧メー
トルコック9は閉じ、スプリング20、発条10は
力により復元しチャッキバルブ11も元の位置に移動す
る。
【0009】ここで、消防ホース用自動水圧調整装置の
材質は、特に限定するものでないが防錆性、携行至便、
強度を有する例えばステンレススチール或は合成樹脂製
のものが好ましい。
【0010】本発明は、スプリング20を単数取付ける
ことを説明したが、本発明はこれに限定するものではな
く複数取付けることも包含する。又、逆止弁18の形状
も送水管2後側開口部を開閉可能なものであれば良く、
形状は問うものではない。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上の用に構成されているの
で、以下に記載する効果を奏する。本発明は、送水管前
後側開口部に螺合部を形成したので消防ホースの螺合が
極めて容易になし得ると共に有底逃水管を設けたので、
消防ホースに外圧が加わってもポンプの故障或は消防ホ
ースの破裂のがないという効果がある。また、送水管
後側開口部と有底逃水管後口端を二又接続部、送水管
側方前方と有底逃水管の前方とはチャッキバルブ圧力調
整用送水管で連通開口し、さらに送水管後側開口部
閉自在の逆止弁を備え、有底逃水管は内部にチャッキバ
ルブを支承した発条と有底逃水管後方に放水口と高圧メ
ートルコックを内装した放水管とを備え、これを大径歯
車、小径歯車のチェーン駆動により、たとえ消防ホース
が外圧を受け供給水の逆流現象が生じたとしても、供給
水及び逆流水は、送水管後側開口部を逆止弁で閉蓋する
ことによって有底逃水管の方向に迂回流入して放水口と
放水管より外部に放出され、消防ホースの衝撃を阻止す
ると共に円滑に消火活動を継続することができるという
効果がある。また、逆止弁の蓋部の内部を窪ませている
ので、外圧が解消されたときに直ちに正常な送水を行う
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】送水管後側開口部を開放した状態を示す要部の
一部切欠平面断面図である。
【図2】送水管後側開口部を閉蓋した状態を示す要部の
一部切欠平面断面図である。
【図3】平面図である。
【図4】正面図である。
【図5】背面図である。
【符号の説明】
1 第1の消防ホース 2 送水管 3 第2の消防ホース 4 二又接続部 5 有底逃水管 7 チャッキバルブ圧力調整用送水管 8 放水管 9 高圧メートルコック 10 発条 11 チャッキバルブ 12 放水口 13 小径歯車 14 大径歯車 15、16 回転軸 17 チェーン 18 逆止弁 20 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 33/00 F16K 15/03 F16K 31/53 F16L 55/07

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の消防ホースと第2の消防ホースの
    継手間に、前後部を螺合した送水管の側方に有底逃水管
    の前後部を連通開口し、前記消防ホースの外圧時に送水
    管後側開口部を閉蓋し逆流水を前記有底逃水管の方向へ
    迂回流入させて外部放出手段を備えた消防ホース用自動
    水圧調整装置において送水管後側開口部に、後端口は消防ホースの継手と螺合
    している二又接続部の先端口の一方を一体的に接続し、
    先端口の他方は、有底逃水管後口端に接続し、逆流水を
    有底逃水管方向へ迂回流入させる手段を送水管後側開口
    部を開閉自在に設けた逆止弁とし、逆流水の外部放出手
    段を前記有底逃水管の内部にチャッキバルブとこのチャ
    ッキバルブを支承した発条を備え前記有底逃水管の後方
    外周に形成した放水口とし、供給水と逆流水の外部放出
    手段を前記送水管の側方前方と前記有底逃水管前方をチ
    ャッキバルブ圧力調整用送水管にて連通開口し、このチ
    ャッキバルブ圧力調整用送水管よりやや後方且つ有底逃
    水管の上面に開閉自在の高圧メートルコックを備えた放
    水管とした ことを特徴とする消防ホース用自動水圧調整
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の逆止弁と高圧メートルコ
    ックに夫々回転軸を具備し、前記逆止弁の支軸には、二
    又接続部を貫通した回転軸の下端部を取付けその上端部
    に大径歯車を固着し、前記高圧メートルコックには、前
    記放水管を貫通した回転軸の下端部を取付けその上端部
    に小径歯車を固着し、前記大径歯車と小径歯車にチェー
    ンを懸廻し、前記大径歯車にはスプリングの一端を取付
    けたことを特徴とする請求項1記載の消防ホース用自動
    水圧調整装置。
  3. 【請求項3】 送水管後側開口部を開閉する逆止弁の蓋
    部の内部を凹部に形成したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の消防ホース用自動水圧調整装置。
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