JP3425513B2 - テーピング絞りパイプ - Google Patents

テーピング絞りパイプ

Info

Publication number
JP3425513B2
JP3425513B2 JP00563397A JP563397A JP3425513B2 JP 3425513 B2 JP3425513 B2 JP 3425513B2 JP 00563397 A JP00563397 A JP 00563397A JP 563397 A JP563397 A JP 563397A JP 3425513 B2 JP3425513 B2 JP 3425513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
taping
cable
throttle pipe
cable core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00563397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10231064A (ja
Inventor
光三 泉谷
稔尚 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP00563397A priority Critical patent/JP3425513B2/ja
Publication of JPH10231064A publication Critical patent/JPH10231064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3425513B2 publication Critical patent/JP3425513B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、光ファイ
バケーブルを構成するケーブルコアの外周に自動的にテ
ープを被覆するためのテーピング絞りパイプに関し、詳
しくはケーブルコアの軸方向に沿って縦添えされるテー
プを安定的に巻き付けることができるテーピング絞りパ
イプの構造に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、光ファイバケーブル等のケーブ
ルコアにシールド用のテープを縦添え被覆する場合、テ
ープ両側のテープエッジを重ね合わせてケーブルコアを
円筒状に被覆するには、両テープエッジが突き合わされ
ずに段差を持って重ね合わされなければならない。 【0003】図5に示すように従来例の縦添え被覆のた
めの縦添えテーピング絞りパイプ10の基本構成は、漏
斗状のテープ導入部12と、テーピング対象のケーブル
コア16の外径よりテープ17の厚さ分だけ大径の円筒
部14と、テーピングされたケーブルコア16が引き出
される導出部15とから構成されている。 【0004】前記従来の縦添えテーピング絞りパイプ1
0は、ケーブルコア16と同方向から供給される縦添え
テープ(例えば、不織布等)をケーブルコアに沿わせた
状態で漏斗状のテープ導入部12から挿入することによ
ってテープの縦添えが行われている。 【0005】前記縦添えテープ17のテーピングのと
き、確実にケーブルコア16を包み込むために該ケーブ
ルコア外周の長さよりも若干幅広い、例えばケーブルコ
ア16の外周長さよりも5mm程度幅広いテープを用い
てテープ両側端を重ね合わせるようにしている。この縦
添えテープ17の重ね方向は、テーピング工程の準備段
階で設定し、稼動中は一定の重ね方向を維持する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の縦添えテーピング絞りパイプ10では、テープの
重ね方向を規定することが容易でないため、図6に示す
ようにケーブルコア16に対して縦添えテープ17の重
ね方向が正常な場合に対して、図7に示すように縦添え
テープ17の重ね方向が逆転して、しわ等が発生するこ
とでケーブルの品質が損なわれるという問題があった。 【0007】本発明の目的は、ケーブルに縦添えテープ
を被覆するときに、縦添えテープの重なり方向を安定さ
せ、しわ等を防止することでケーブルの品質向上を図る
ことができるテーピング絞りパイプを提案することにあ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】 本発明に係わる上記課
題は、外周面にテーピングされるケーブルと該ケーブル
の外周面に縦添え被覆されるテープとを円筒部内に挿通
させることで前記ケーブルのテーピングを行うテーピン
グ絞りパイプにおいて、テーピング時に前記一方側のテ
ープ側端の上方に、重ね合わせられる他方のテープ側端
の重ね方向を規定するために、少なくとも一つのテープ
押え部材が、前記ケーブルに対して縦添えされる前記テ
ープの両側端の少なくとも一方側のテープ側端に接触さ
せるように前記テープ導入部内に突出するように設け、
該テープ押え部材の先端が前記テープの少なくとも一方
側のテープ側端を案内する湾曲状の接触面を備えている
ことを特徴とするテーピング絞りパイプによって解決す
ることができる。 【0009】前記構成のテーピング絞りパイプにおいて
は、ケーブルの下側にテープを縦添えした状態で円筒部
の軸方向に引き取ることで、ケーブルの下側に入るべき
テープの一方のテープ側端がテープ押え部材先端の接触
面によって案内されケーブル上に先に巻き付けられる。
そして、テープの他方のテープ側端が、漏斗状のテープ
導入部に沿って徐々に狭められながら、しわ等の入らな
い状態でケーブル上にすでに巻き付けられた一方のテー
プ側端上に重なり合うようにして確実に巻き付けられ
る。すなわち、テープは、テープ押え部材で案内された
一方の側端が常に下側になるように重ね合わされるの
で、安定した巻き付け方向を確保することができ、ケー
ブルの品質向上を図ることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明のテーピング絞りパ
イプの一実施の形態例を図1乃至図4に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明のテーピング絞りパイプの一実
施の形態例を示す平面図、図2は図1におけるテープ導
入側から見た平面図、図3は図1におけるテープ導出側
から見た平面図、図4はテープ導入側からケーブルコア
とテープが導入されている状態を示す斜視図である。 【0011】本実施の形態の縦添えテーピング絞りパイ
プ1は、想像線で示した光ファイバケーブル用のケーブ
ルコア6に縦添えテープ(例えば、不織布等)7を巻き
付ける際に縦添えテープの重なり方向を一方向に規制さ
せて安定したテープの巻き付け構造を得るものである。 【0012】前記縦添えテーピング絞りパイプ1の基本
構成は、漏斗状のテープ導入部2と、ケーブルコア6の
外径よりテープ7の厚さ分だけ大径(本実施の形態で
は、ケーブルコア径にテープ厚さの3倍を加えた径)の
円筒部4と、テーピングされたケーブルコア6が引き出
される導出部5とから構成されている。 【0013】そして、ケーブルコア6に対して縦添えさ
れるテープ7の両側端の一方側のテープ側端7aに接触
し、テーピング時に前記テープ側端7aの上方から重ね
合わせられる他方側のテープ側端7bの下方にテープ重
ね方向を規定するテープ押え部材3が設けられている。
このテープ押え部材3の先端は、漏斗状のテープ導入部
2内に突出しており、一方側のテープ側端7aに接触
し、該テープ側端7aを案内する円弧状の接触面3aを
備えている。 【0014】また、本実施の形態の縦添えテーピング絞
りパイプ1では、テープ押え部材3を溶接によって縦添
えテーピング絞りパイプ1のテープ導入部2の開口縁に
固定している。このため、テープ押え部材3がテーピン
グ中に位置ずれしたりするようなことはない。 【0015】次に、本実施の形態の縦添えテーピング絞
りパイプのテーピング時の作動説明をする。図2及び図
4に示すようにケーブルコア6に縦添えテープ7を沿わ
せた状態で、矢印Aの方向に引き取ると、下側に入る一
方側のテープ側端7aは、テープ押え部材3先端の円弧
状の接触面3aに接触しながらケーブルコア6側に案内
され、ケーブルコア6上に巻き付けられる。このとき、
縦添えテープ7の他方側のテープ側端7bは漏斗状のテ
ープ導入部2に沿って徐々に挟まれながら、しわ等の入
らない状態でケーブルコア6上にすでに巻き付けられた
一方側のテープ側端7a上に重なり合うように巻き付け
られる。 【0016】その後、円筒部4内を通過しながら巻き付
け状態、特に他方のテープ側端7bの重なり部分が整え
られる。そして、図3に示すように先端に開口した導出
部5より引き出される。 【0017】また、図4に示すようにケーブルコア6が
矢印B方向に回転している場合には、縦添えテーピング
絞りパイプ1本体をケーブルコア6と同じ方向に回転さ
せることによって縦添えテープ7の巻き付けをより安定
的に行うことができる。 【0018】上述したように本実施の形態の縦添えテー
ピング絞りパイプによれば、縦添えテープの重ね方向を
規定する円弧状の接触面3aを備えたテープ押え部材3
が設けられている。したがって、ケーブルコア6に縦添
えされる縦添えテープ7の両側端の内、下側に入る一方
側のテープ側端7aを接触させながらケーブルコア側に
案内して、先にケーブルコア6上に巻き付け、その後テ
ープ側端7a上に重ね合わすように他方側のテープ側端
7bを確実に巻き付けることができる。よって、縦添え
テープ7にしわ等を発生させることなく縦添えテープ7
をケーブルコア6上に巻き付けることができ、縦添えテ
ープ重ね合わせ部分の反転を確実に防止することができ
る。 【0019】また、ケーブルコア6に対する縦添えテー
プ7の配置位置を厳密に位置決めすることなく重ね合わ
せ方向を確実に規定できるので、縦添えテープ7の配置
作業が容易になり作業効率を向上させることができる。 【0020】なお、本発明は上述した本実施の形態の縦
添えテーピング絞りパイプに限定されるものでないこと
はいうまでもなく、他の実施の形態にも適用することが
できる。即ち、テープ押え部材3を溶接によって固定し
ていたが、他の固定手段でも差し支えなく、例えば、ね
じ止めにより固定しても良く、ネジ止めによる調整可能
な構成にすることも可能である。 【0021】 【発明の効果】 以上説明したように本発明の縦添えテ
ーピング絞りパイプにおいては、テーピング時に前記一
方側のテープ側端の上方に、重ね合わせられる他方のテ
ープ側端の重ね方向を規定するために、少なくとも一つ
のテープ押え部材が、前記ケーブルに対して縦添えされ
る前記テープの両側端の少なくとも一方側のテープ側端
に接触させるように前記テープ導入部内に突出するよう
に設け、該テープ押え部材の先端が前記テープの少なく
とも一方側のテープ側端を案内する湾曲状の接触面を備
えている。 【0022】したがって、ケーブルの下側に入るべきテ
ープの一方のテープ側端がテープ押え部材先端の接触面
によって案内されケーブル上に先に巻き付けられ、他方
のテープ側端がテープ導入部に沿って徐々に狭められな
がら、しわ等の入らない状態でケーブル上にすでに巻き
付けられた一方のテープ側端上に重なり合うようにして
確実に巻き付けられる。よって、安定した巻き付け方向
を確保することができ、ケーブルの品質向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の縦添えテーピング絞りパイプの一実施
の形態を示す平面図である。 【図2】図1における縦添えテーピング絞りパイプをテ
ープ導入部側から見た平面図である。 【図3】図1における縦添えテーピング絞りパイプを導
出部側から見た平面図である。 【図4】図1における縦添えテーピング絞りパイプの作
動状態を示す要部の部分斜視図である。 【図5】従来の縦添えテーピング絞りパイプの平面図で
ある。 【図6】ケーブルコアに対するテープの重ね方向が正常
な場合を示す断面図である。 【図7】図6に対してテープの重ね方向が逆転した場合
を示す断面図である。 【符号の説明】 1 縦添えテーピング絞りパイプ 2 テープ導入部 3 テープ押え部材 3a 接触面 4 円筒部 5 導出部 6 ケーブルコア 7 縦添えテープ 7a 一方側のテープ側端 7b 他方側のテープ側端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−145086(JP,A) 特開 昭53−28746(JP,A) 特開 昭51−62370(JP,A) 特開 平1−308368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 81/00 G02B 6/44 391 H01B 13/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外周面にテーピングされるケーブルと該
    ケーブルの外周面に縦添え被覆されるテープとを円筒部
    内に挿通させることで前記ケーブルのテーピングを行う
    テーピング絞りパイプにおいて、テーピング時に前記一方側のテープ側端の上方に、重ね
    合わせられる他方のテープ側端の重ね方向を規定するた
    めに、 少なくとも一つのテープ押え部材が、前記ケーブルに対
    して縦添えされる前記テープの両側端の少なくとも一方
    側のテープ側端に接触させるように前記テープ導入部内
    に突出するように設け、該テープ押え部材の先端が前記
    テープの少なくとも一方側のテープ側端を案内する湾曲
    状の接触面を備えている ことを特徴とするテーピング絞
    りパイプ。
JP00563397A 1997-01-16 1997-01-16 テーピング絞りパイプ Expired - Fee Related JP3425513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00563397A JP3425513B2 (ja) 1997-01-16 1997-01-16 テーピング絞りパイプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00563397A JP3425513B2 (ja) 1997-01-16 1997-01-16 テーピング絞りパイプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10231064A JPH10231064A (ja) 1998-09-02
JP3425513B2 true JP3425513B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=11616559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00563397A Expired - Fee Related JP3425513B2 (ja) 1997-01-16 1997-01-16 テーピング絞りパイプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3425513B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101930044B (zh) * 2009-06-26 2012-10-10 江苏通鼎光电股份有限公司 电缆在线生产过程中钢带与金属护套导通点的检测装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7316794B2 (ja) 2019-01-10 2023-07-28 古河電気工業株式会社 光ファイバケーブル、ケーブルコアの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101930044B (zh) * 2009-06-26 2012-10-10 江苏通鼎光电股份有限公司 电缆在线生产过程中钢带与金属护套导通点的检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10231064A (ja) 1998-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0228369B1 (en) Means for pulling tape from a reel
JP3425513B2 (ja) テーピング絞りパイプ
US4482413A (en) Methods of and apparatus for forming strips of non-metallic and metallic material into tubular covers having overlapped seams
JPS61295973A (ja) 光フアイバ線の巻取方法
JP3242560B2 (ja) 光ケーブルの接続函及び接続方法
JP2946716B2 (ja) 偏向ヨーク
JP3355751B2 (ja) 静止誘導機器及びその製造方法
JP3374089B2 (ja) 絶縁テープ巻きケーブルのジョイント部
US4165051A (en) Tape reel
JPH01308366A (ja) ロール紙巻取り装置
JP2988273B2 (ja) 光ケーブルの端末部及び処理方法
JPH045633B2 (ja)
JPH0419923A (ja) 同軸ケーブルの製造方法
JPS5930898Y2 (ja) 光ファイバケ−ブルの接続部
KR830001726B1 (ko) 디가우싱 코일(Degaussing Coil)의 절연 피복 방법
JPH0219841A (ja) 写真フイルムを結合する方法,カートリッジ及びスプール
JPH04188512A (ja) ドレイン線縦添えケーブルの製造方法
JPH10264938A (ja) 束取りされた線条体の包装方法、および引き出し方法
JPH0723005Y2 (ja) 電動機
JP2803668B2 (ja) 光コード引留構造
JP2860478B2 (ja) 光ケーブル
JP2544063Y2 (ja) 外被シース剥ぎ取り部補修構造体
JPH0497507A (ja) ロータリトランス
JPH0566310A (ja) 光ケーブル端末及び光ケーブル接続方法
JPH07127764A (ja) 結束具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees