JP3425080B2 - ハーベスト式製氷装置 - Google Patents

ハーベスト式製氷装置

Info

Publication number
JP3425080B2
JP3425080B2 JP13154998A JP13154998A JP3425080B2 JP 3425080 B2 JP3425080 B2 JP 3425080B2 JP 13154998 A JP13154998 A JP 13154998A JP 13154998 A JP13154998 A JP 13154998A JP 3425080 B2 JP3425080 B2 JP 3425080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice making
brine
valve
inlet valve
hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13154998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11325678A (ja
Inventor
正昭 今井
昌弘 足立
桂三 門野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sasakura Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sasakura Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sasakura Engineering Co Ltd filed Critical Sasakura Engineering Co Ltd
Priority to JP13154998A priority Critical patent/JP3425080B2/ja
Publication of JPH11325678A publication Critical patent/JPH11325678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3425080B2 publication Critical patent/JP3425080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷点以下に冷却し
た製氷板の表面に、これに対して水を供給することによ
り、氷を付着・成長し、この氷の厚さが或る値以上に成
長すると、前記製氷板を温めてその表面における氷を剥
離・落下して、その下方の蓄熱槽に溜めることを繰り返
すようにしたハーベスト式の製氷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハーベスト式製氷装置の
一つに、例えば、特開平8−261614号公報等に記
載され、且つ、図1に示すように構成されたものがあ
る。すなわち、蓄熱槽Aの上方に、上下方向に延びる冷
却通路B1を備えた一枚又は複数枚の第1製氷板Bと、
同じく上下方向に延びる冷却通路C1を備えた一枚又は
複数枚の第2製氷板Cとを配設し、前記蓄熱槽A内の水
をポンプDにて汲み出して、前記各製氷板B,Cの上端
における表面に散布するように構成する。
【0003】一方、アンモニヤ等のように蒸発と凝縮と
を繰り返す冷媒を、圧縮機Eで圧縮したのち凝縮器Fに
て凝縮し、次いで、膨張弁Gにて断熱膨張しながらフラ
ッシュタンクHに送り、このフラッシュタンクH内にお
ける冷媒を、冷媒ポンプIにより、前記第1製氷板Bに
おける冷却通路B1の下端に冷媒入口弁Jを介して供給
したのち第1製氷板Bにおける冷却通路B1の上端から
冷媒出口弁Kより前記フラッシュタンクHを経て前記圧
縮機Eに戻して第1製氷板Bを冷却することにより、こ
の第1製氷板Bの表面に氷を付着・成長する一方、前記
圧縮機Eで圧縮した直後のホットな冷媒の一部を、前記
第2製氷板Cにおける冷却通路C1の上端にホット冷媒
入口弁Lより供給したのち第2製氷板Cにおける冷却通
路C1の下端におけるホット冷媒出口弁Mより膨張弁N
を経て前記フラッシュタンクHを経て前記圧縮機Eに戻
して第2製氷板Cを温めることにより、この第2製氷板
Cの表面に付着している氷を、その一部を溶かして下方
の蓄熱槽Aに入るように剥離・落下する。
【0004】そして、前記第1製氷板Bの表面に氷が所
定の厚さになるまで付着・成長し、第2製氷板Cの表面
における氷が剥離・落下すると、前記第1製氷板Bの下
端における冷媒入口弁Jを閉じてホット冷媒出口弁Oを
開くと同時に、この第1製氷板Bにおける冷却通路B1
における冷却通路B1の上端における冷媒出口弁Kを閉
じてホット冷媒入口弁Pを開くことにより、第1製氷板
Bにおける冷却通路B1内にホット冷媒が流れるように
して、この第1製氷板Bの表面に付着している氷を蓄熱
槽Aに入るように剥離・落下する一方、前記第2製氷板
Cにおける冷却通路C1の上端におけるホット冷媒入口
弁Lを閉じて冷媒出口弁Qを開くと同時に、この第2製
氷板Cにおける冷却通路C1の下端におけるホット冷媒
出口弁Mを閉じて冷媒入口弁Rを開くことにより、第2
製氷板Cにおける冷却通路C1内に冷媒が流れるように
して、この第2製氷板Cの表面に氷を付着・成長するよ
うに構成している。
【0005】また、従来における別のハーベスト式製氷
装置では、図2に示すように、前記図1におけるフラッ
シュタンクH及び冷媒ポンプIを廃止し、圧縮機E及び
凝縮器Fより下流における膨張弁Iからの冷媒を、第1
製氷板B又は第2製氷板Cにおける冷却通路B1,C1
の下端に冷媒入口弁J,Rより供給し、この第1製氷板
B又は第2製氷板Cにおける冷却通路B1,C1の上端
からの冷媒を、冷媒出口弁K,Qより前記圧縮機Eに戻
す一方、前記圧縮機Eの直後におけるホットな冷媒の一
部を、第1製氷板B又は第2製氷板Cにおける冷却通路
B1,C1の上端にホット冷媒入口弁L,Pより供給し
て、これら第1製氷板B又は第2製氷板Cにおける冷却
通路B1,C1の下端からのホット冷媒を、ホット冷媒
出口弁M,Oより前記圧縮機Eと膨張弁Iとの間に戻す
と言う構成にしている。
【0006】なお、この従来例において、冷媒入口弁
J,R、冷媒出口弁K,Q、ホット冷媒入口弁L,P及
びホット冷媒出口弁M,Oの切換え操作は、前記と同じ
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来に
おけるハーベスト式製氷装置は、そのいずれも、蒸発と
凝縮とを繰り返す冷媒を、各製氷板B,Cにおける冷却
通路B1,C1内の各々に直接的に流すように構成した
ものであって、換言すると、前記各製氷板B,Cが、そ
の各々おける冷却通路B1,C1内を蒸発と凝縮とを繰
り返す冷媒が流れると言う冷媒の冷凍サイクルの一部を
構成していることにより、 .蒸発と凝縮とを繰り返す高価な冷媒を、各製氷板に
おける冷却通路内、及びこの冷却通路に対する各種の配
管内にも充填しなければならないから、冷媒の使用量が
著しく多い。 .前記各製氷板B,Cにおける冷却通路、及びこの各
製氷板に対する各種の配管、並びに各種の弁を、圧縮機
にて圧縮した直後のホットな冷媒の供給に備えて、高圧
の法定設計圧力に耐えるように肉厚にする等の耐高圧の
仕様の構造に構成しなければならない。 .前記各製氷板B,C、及び、これに対する各種の冷
媒配管、並びに、この冷媒配管に対する各種の弁を、そ
の内部を流れる冷媒に対する異物及び水分の混入をでき
るだけ少なくするように、その内部を厳格に清掃し、且
つ、十分に乾燥しなががら組み立てるようにしなければ
ならないから、これに多大の手数と時間とを必要とす
る。と言う問題があった。
【0008】本発明は、これらの問題を解消すると共
に、冷凍能力をより向上できるようにした装置を提供す
ることを技術的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「内部に冷却通路を備えた複数枚の製
氷板と、これら各製氷板の外表面に水を散布する手段
と、冷媒を圧縮機、凝縮器及び膨張弁を順次経て再び前
記圧縮機に戻すように循環する冷凍サイクル管路とを
えて成るハーベスト式製氷装置において、前記冷凍サイ
クル管路のうち前記膨張弁と前記圧縮機との間において
前記冷媒が膨張蒸発する部位に、間接式の第1熱交換器
設ける一方、前記冷凍サイクル管路のうち前記凝縮器
前記膨張弁との間において前記冷媒が膨張蒸発する前
部位に、間接式の第2熱交換器を各々設け、更に、前
記各製氷板に、その冷却通路に対するコールドブライン
の入口弁及び出口弁と、ホットブラインの入口弁及び出
口弁とを各々設け、前記コールドブラインの入口弁と出
口弁との間を、コールドブラインが入口弁から前記冷却
通路内に入って出口弁より流出して再び入口弁に戻るよ
うにコールドブライン循環管路にて接続して、このコー
ルドブライン循環管路中に、前記間接式の第1熱交換器
を配設する一方、前記ホットブラインの入口弁と出口弁
との間を、ホットブラインが入口弁から前記冷却通路内
に入って出口弁より流出して再び入口弁に戻るようにホ
ットブライン循環管路にて接続して、このホットブライ
ン循環管路中に、前記第2熱交換器を配設した。」と言
う構成にした。
【0010】
【作 用】この構成において、各製氷板を、一枚又は
複数枚の第1製氷板と、残りの同じく一枚又は複数枚の
第2製氷板とに分け、前記第1製氷板において製氷を行
う一方、前記第2製氷板において氷の剥離・落下を行う
場合には、前記第1製氷板におけるホットブラインの入
口弁及び出口弁を閉じてコールドブラインの入口弁及び
出口弁を開く一方、前記第2製氷板におけるコールドブ
ラインの入口弁及び出口弁を閉じてホットブラインの入
口弁及び出口弁を開き、この状態で運転する。これによ
り、前記コールドブライン循環管路におけるコールドブ
ラインは、前記第1製氷板における冷却通路内と冷凍サ
イクル管路中の第1熱交換器との間を循環して、第1熱
交換器の箇所において、冷凍サイクル管路を循環する冷
媒のうち膨張弁と圧縮機との間の部位で膨張蒸発によっ
て温度が下がった状態の冷媒に 間接的に冷却され、そ
して、このコールドブラインにて前記第1製氷板が冷却
されるから、この第1製氷板の表面において製氷する
とができる。 一方、前記ホットブライン循環管路におけ
るホットブラインは、前記第2製氷板における冷却通路
内と冷凍サイクル管路中の第2熱交換器との間を循環し
て、第2熱交換器の箇所において、冷凍サイクル管路を
循環する冷媒のうち凝縮器と膨張弁との間の部位で膨張
蒸発よりも前で温度が下がらないホットな状態の冷媒に
て間接的に温められ、そして、このホットブラインにて
前記第2製氷板が温められるから、この第2製氷板の表
面における氷を剥離・落下することができる。
【0011】このようにして、各製氷板のうち一部の第
1製氷板において氷を付着・成長する一方、残りの第2
製氷板において氷を剥離・落下すると、前記第1製氷板
におけるコールドブラインの入口弁及び出口弁を閉じて
ホットブラインの入口弁及び出口弁を開く一方、前記第
2製氷板におけるホットブラインの入口弁及び出口弁を
閉じてコールドブラインの入口弁及び出口弁を開くこと
により、前記コールドブライン循環管路におけるコール
ドブラインは、前記第2製氷板における冷却通路内と冷
凍サイクル管路中の第1熱交換器との間を循環して、第
1熱交換器において冷凍サイクル管路における冷媒のう
ち膨張蒸発にて温度が下がった状態の冷媒にて間接的に
冷却され、そして、このコールドブラインにて前記第2
製氷板が冷却されるから、この第2製氷板の表面におい
て製氷することができる一方、前記ホットブライン循環
管路におけるホットブラインは、前記第1製氷板におけ
る冷却通路内と冷凍サイクル管路中の第2熱交換器との
間を循環して、第2熱交換器において冷凍サイクル管路
における冷媒のうち膨張蒸発前のホットな状態の冷媒に
間接的に温められ、そして、このホットブラインにて
前記第1製氷板が温められるから、先にこの第1製氷板
の表面に付着・成長した氷を剥離・落下することができ
るのであり、以下、前記の操作を交互に繰り返すのであ
る。
【0012】また、前記各製氷板を、三群以上の複数群
の製氷板に分けることにより、この複数群の製氷板のう
ち一部の一つ又は複数群における製氷板にて製氷し、同
時に、残りの一つ又は複数群における製氷板にて氷の剥
離・落下を行うようにすることができることは言うまで
もない。
【0013】
【発明の効果】このように、本発明は、製氷板の表面に
おける氷の付着・成長を、蒸発と凝縮とを繰り返す冷媒
の冷凍サイクル管路のうち冷媒の温度が膨張蒸発にて下
がって部位(膨張弁と前記圧縮機との間の部位)に設け
た第1熱交換器において間接的に冷却したコールドブラ
インにて行う一方、前記製氷板の表面に付着・成長した
氷の剥離・落下を、前記冷凍サイクル管路のうち冷媒が
膨張蒸発する前、つまり冷媒の温度が下がる前の部位
(凝縮器と膨張弁との間の部位)に設けた第2熱交換器
において間接的に温めたホットブラインにて行うもので
あって、換言すると、前記各製氷板の各々における冷却
通路内には、コールドブライン及びホットブラインを低
い圧力で流すものであることにより、 .蒸発と凝縮とを繰り返す高価な冷媒を、各製氷板に
おける冷却通路内、これる対する各種の管路内に充填す
る必要がないから、冷媒の使用量を、前記した従来の場
合よりも大幅に少なくできる。 .前記各製氷板における冷却通路、及びこの各製氷板
に対する各種の管路、並びに各種の弁を、高い冷媒の圧
力に耐えるような構造に構成する必要がなく、二次冷媒
としてのブラインを循環させるだけの低い圧力に耐えう
るように低圧仕様に構成することができる。 .前記各製氷板における冷却通路、及びこの各製氷板
に対する各種の管路、並びに各種の弁には、異物及び水
分が混入することを極度に防止するようにしなければな
らない冷媒が流れることがないから、これらの組み立て
が至極簡単にできて、これに要する手数と時間とを、前
記した従来の場合よりも大幅に軽減できる。と言う効果
を有する。
【0014】しかも、本発明は、前記各製氷板に対する
ホットブラインを、冷媒の冷凍サイクル管路中における
凝縮器と膨張弁との間の部位において冷媒が膨張蒸発す
る前の部位に設けた第2熱交換器にて間接的に温めるこ
とにより、前記冷凍サイクル管路のうち膨張弁前で膨張
蒸発する前における冷媒の温度を、当該冷媒にて前記ホ
ットブラインを間接的に温める分だけ下げることができ
て、熱効率をアップできるから、この分、製氷能力を向
上できる効果をも有する。
【0015】ところで、各製氷板に対するコールドブラ
インの流れの方向を、常に、一つの方向にしていると、
各製氷板の表面における氷は、当該各製氷板に対するコ
ールドブラインの入口側において厚く、コールドブライ
ンの出口側において薄くなると言うように、各製氷板の
長手方向にわたって各所不均一に付着・成長することに
なるし、また、各製氷板に対するホットブラインの流れ
の方向を、常に、一つの方向にしていると、各製氷板の
表面に付着している氷は、各製氷板のうちホットブライ
ンの入口側において早く剥離・落下しようとするにもか
かわらず、ホットブラインの出口側における剥離・落下
が遅くなることにより、脱氷時間として遅い方の時間が
必要となるから、いずれの場合においても、製氷能力を
低下を招来する。
【0016】これに対して、本発明は、請求項2に記載
したように、コールドブラインの循環管路に、その内部
におけるコールドブラインの流れを各製氷板における冷
却通路に対する入口弁から入って出口弁から流出する順
方向と、出口弁から入って入口弁から流出する逆方向と
に切り換えるようにしたコールドブライン流れ方向切換
手段を設けることと、請求項3に記載したように、ホッ
トブラインの循環管路に、その内部におけるホットブラ
インの流れを各製氷板における冷却通路に対する入口弁
から入って出口弁から流出する順方向と、出口弁から入
って入口弁から流出する逆方向とに切り換えるようにし
たホットブライン流れ方向切換手段を設けることとを提
案する。
【0017】前記したように、コールドブラインの循環
管路において、そのコールドブラインの流れ方向を流れ
方向切換手段にて順方向と逆方向とに切り換えることを
適宜時間の間隔で行うことにより、各製氷板の表面に付
着・成長する氷の厚さを、各製氷板の全長にわたって各
所略均一にできるから、製氷能力をアップを図ることが
できる。
【0018】また、前記したように、ホットブラインの
循環管路において、そのホットブラインの流れ方向を流
れ方向切換手段にて順方向と逆方向とに切り換えること
を適宜時間の間隔で行うことにより、各製氷板の表面に
おける氷の剥離・落下を、各製氷板の全長にわたって各
所均一に早く行うことができるから、前記と同様に、製
氷能力をアップを図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面について説明する。図3〜図5は、第1の実施の
形態を示す。この図において、符号1は、上面を開放し
た蓄熱槽を示し、この蓄熱槽1の上方に、図4又は図5
に示すように、上下方向に延びる複数本の冷却通路2a
を備えた一枚又は複数枚の第1製氷板2と、同じく図4
又は図5に示すように、上下方向に延びる冷却通路3a
を備えた一枚又は複数枚の第2製氷板3とを配設し、前
記受け槽1内の水をポンプ4にて汲み出して、前記各製
氷板2,3の上端における表面に散布するように構成す
る。
【0020】なお、本発明における製氷板は、前記図4
又は図5に示すように構成したものに限らず、図6に示
すように、複数本の冷却通路2a,3aを横方向に延び
るように設けた形式等のように、要するに冷却通路を備
えた板状体であれば良く、しかも、この製氷板における
冷却通路も、前記図4〜図6に示すように、冷却流体が
一端から他端に流れるワンパス型のものに限らず、冷却
流体が一つの冷却通路内を一端から他端に流れたのち他
の冷却通路内を他端から一端に向かって折り返し状に流
れるツーパス型のものでも良いことは言うまでもなく、
また、この冷却通路の断面形状は、円形及び角型等の任
意の形状しても良い。
【0021】また、符号5は、アンモニア等の一次冷媒
の冷凍サイクルを形成する冷凍サイクル管路を示し、こ
の冷凍サイクル管路5中には、圧縮機6と、この圧縮機
6で圧縮した冷媒を凝縮する凝縮器7と、凝縮した冷媒
を膨張する膨張弁8とが設けられ、且つ、この冷凍サイ
クル管路5のうち前記膨張弁8と圧縮機6との間の部位
には、間接式の第1熱交換器9が、前記凝縮器7と膨張
弁8との間の部位には、間接式の第2熱交換器10が各
々設けられている。
【0022】前記各製氷板2,3の一端部には、各冷却
通路2a,3a内への入口弁11,12,13,14が
各々設けられている一方、各製氷板2,3の他端部に
は、各冷却通路2a,3a内からの出口弁15,16,
17,18とが各々設けられている。そして、前記各製
氷板2,3における一方の入口弁11,12と前記第1
熱交換器9との間、及び第1熱交換器9と前記各製氷板
2,3における一方の出口弁15,16との間を、循環
管路19及び循環ポンプ20付き循環管路21にて各々
接続することにより、これらの間を二次冷媒であるエチ
レングリコール等のコールドブラインが循環するように
構成する。
【0023】一方、前記各製氷板2,3における他方の
入口弁13,14と前記第2熱交換器10との間、及び
第2熱交換器10と前記各製氷板2,3における他方の
出口弁17,18との間を、循環管路22及び循環ポン
プ23付き循環管路24にて各々接続することにより、
これらの間を二次冷媒であるエチレングリコール等のホ
ットブラインが循環するように構成する。
【0024】この構成において、第1製氷板2において
製氷を行う一方、第2製氷板3において氷の剥離・落下
を行う場合には、第1製氷板2におけるホットブライン
の入口弁13及び出口弁17を閉じてコールドブライン
の入口弁11及び出口弁15を開く一方、第2製氷板3
におけるコールドブラインの入口弁12及び出口弁16
を閉じてホットブラインの入口弁14及び出口弁18を
開き、この状態で運転する。これにより、前記コールド
ブライン循環管路19,21におけるコールドブライン
は、前記第1製氷板2における各冷却通路2a内と冷凍
サイクル管路5中の第1熱交換器9との間を循環して、
第1熱交換器9の箇所において、冷凍サイクル管路5を
循環する冷媒のうち膨張弁8と圧縮機6との間の部位で
膨張蒸発によって温度が下がった状態の冷媒にて間接的
に冷却され、そして、このコールドブラインにて前記第
1製氷板2が冷却されるから、この第1製氷板2の表面
において製氷することができる一方、前記ホットブライ
ン循環管路22,24におけるホットブラインは、前記
第2製氷板3における各冷却通路3a内と冷凍サイクル
管路5中の第2熱交換器10との間を循環して、第2熱
交換器10の箇所において、冷凍サイクル管路5を循環
する冷媒のうち凝縮器7と膨張弁8との間の部位で膨張
蒸発よりも前で温度が下がらないホットな状態の冷媒に
て間接的に温められ、そして、このホットブラインにて
前記第2製氷板3が温められるから、この第2製氷板3
の表面における氷を、下方の蓄熱槽1に入るように剥離
・落下することができる。
【0025】このようにして、第1製氷板2において氷
を付着・成長する一方、第2製氷板3において氷を剥離
・落下すると、第1製氷板2におけるコールドブライン
の入口弁11及び出口弁15を閉じてホットブラインの
入口弁13及び出口弁17を開く一方、第2製氷板3に
おけるホットブラインの入口弁14及び出口弁18を閉
じてコールドブラインの入口弁12及び出口弁16を開
くことにより、前記コールドブライン循環管路19,2
1におけるコールドブラインは、前記第2製氷板3にお
ける各冷却通路3a内と冷凍サイクル管路5中の第1熱
交換器9との間を循環して、第1熱交換器9において冷
凍サイクル管路5における冷媒のうち膨張蒸発にて温度
が下がった状態の冷媒にて間接的に冷却され、そして、
このコールドブラインにて前記第2製氷板3が冷却され
るから、この第2製氷板3の表面において製氷すること
ができる一方、前記ホットブライン循環管路22,24
におけるホットブラインは、前記第1製氷板2における
各冷却通路2a内と冷凍サイクル管路5中の第2熱交換
器10との間を循環して、第2熱交換器10において冷
凍サイクル5における膨張蒸発前のホットな状態の冷媒
にて間接的に温められ、そして、このホットブラインに
て前記第1製氷板2が温められるから、先にこの第1製
氷板2の表面に付着・成長した氷を、下方の蓄熱槽1に
入るように剥離・落下することができるのであり、以
下、前記の操作を交互に繰り返すのである。
【0026】つまり、本発明においては、各製氷板2,
3の表面における氷の付着・成長を、一次冷媒が循環す
る冷凍サイクル管路5のうち一次冷媒の温度が下がった
箇所に設けた第1熱交換器5にて間接的に冷却したコー
ルドブラインを、循環管路19,21にて各製氷板2,
3における各冷却通路2a,3aに流すことによって行
う一方、前記各製氷板2,3の表面に付着・成長した氷
の剥離・落下を、前記冷凍サイクル管路5のうち一次冷
媒の膨張蒸発前で温度が下がらない箇所に設けた第2熱
交換器10にて間接的に温めたホットブラインを、循環
管路22,24にて各製氷板2,3における各冷却通路
2a,3aに流すことによって行うものである。
【0027】なお、前記した実施の形態は、複数枚の製
氷板を、一枚又は複数枚の第1製氷板2と、同じく一枚
又は複数枚の第2製氷板3とに分けた場合を示したが、
本発明は、これに限らず、三群以上の複数群の製氷板に
分けることにより、この複数群の製氷板のうち一部の一
つ又は複数群における製氷板にて製氷し、同時に、残り
の一つ又は複数群における製氷板にて氷の剥離・落下を
行うように構成して良いのである。
【0028】ところで、前記冷凍サイクル管路5中に、
第2熱交換器10が設けられていない場合、その冷媒
は、図7に示すモリエル線図のように、膨張弁8にて断
熱膨張したの状態から第1熱交換器9においての状
態まで蒸発し、次いで、圧縮機6にての状態まで圧縮
したのち、凝縮器7にての状態まで冷却されると言う
A−B−C−Dの冷凍サイクルを描くことになる。
【0029】これに対して、前記したように、前記冷凍
サイクル管路5のうち前記凝縮器7と膨張弁8との間の
部位に第2熱交換器10を設けて、この第2熱交換器1
0においてホットブラインを間接的に温め、更には、こ
のホットブラインにて各製氷板2,3を温めて、その表
面における氷の剥離・落下を行うように構成した場合に
は、前記冷凍サイクル管路5において、凝縮器7にて
の状態まで冷却された冷媒は、図7に示すモリエル線図
のように、前記第2熱交換器10において更に冷却され
D′の状態になったのち、膨張弁8にてA′の状態ま
で断熱膨張して蒸発することになる。つまり、前記第2
熱交換器10を設けることにより、A′−B−C−D′
の冷凍サイクルを描くことになって、冷凍サイクルの面
積が増大するから、前記第2熱交換器10を設けない場
合におけるA−B−C−Dの冷凍サイクルに比べて、熱
効率を向上できるのである。
【0030】また、前記した第1の実施形態のように、
コールドブライン及びホットブラインを、各製氷板2,
3における各冷却通路2a,3bに、その一端から供給
して、他端から流出するように構成した場合、各製氷板
2,3の表面に付着・成長する氷は、各製氷板2,3の
うちコールドブラインの入口側において厚く、コールド
ブラインの出口側において薄くなると言うように、各製
氷板2,3の長手方向にわたって各所不均一に付着・成
長することになるし、また、各製氷板2,3の表面に付
着・成長した氷は、各製氷板2,3のうちホットブライ
ンの入口側において早く剥離・落下しようとするにもか
かわらず、ホットブラインの出口側における剥離・落下
が遅くなることにより、脱氷時間として遅い方の時間が
必要となるから、いずれの場合においても、製氷能力の
低下を招来する。
【0031】これに対しては、図8に示す第2の実施形
態のように、前記第1熱交換器9と各製氷板2,3の間
を接続する両コールドブライン循環管路19,21に対
して、この両循環管路19,21の途中の各々に設けた
弁25a,25bと、この両循環管路19,21の間を
接続する二つの管路25c,25dと、この二つの管路
25c,25dに設けた弁25e,25fとで構成され
るコールドブライン流れ方向切換手段25を設ける。
【0032】つまり、このコールドブライン流れ方向切
換手段25は、その二つの弁25a,25bを開き、別
の二つの弁25e,25fを閉じることにより、コール
ドブラインを、各製氷板2,3における各冷却通路2
a,3a内を一端部から他端部への順方向に流すが、そ
の二つの弁25a,25bを閉じ、別の二つの弁25
e,25fを開くことにより、コールドブラインを、各
製氷板2,3における各冷却通路2a,3a内を他端部
から一端部への逆方向に流すようにする。
【0033】また、図8に示す第2の実施形態のよう
に、前記第2熱交換器10と各製氷板2,3の間を接続
した両ホットブライン循環管路22,24に対して、こ
の両循環管路22,24の途中の各々に設けた弁26
a,26bと、この両循環管路22,24の間を接続す
る二つの管路26c,26dと、この二つの管路26
c,26dに設けた弁26e,26fとで構成されるホ
ットブライン流れ方向切換手段26を設ける。
【0034】つまり、このホットブライン流れ方向切換
手段26は、その二つの弁26a,26bを開き、別の
二つの弁26e,26fを閉じることにより、ホットブ
ラインを、各製氷板2,3における各冷却通路2a,3
a内を一端部から他端部への順方向に流すが、その二つ
の弁26a,26bを閉じ、別の二つの弁26e,26
fを開くことにより、ホットブラインを、各製氷板2,
3における各冷却通路2a,3a内を他端部から一端部
への逆方向に流すようにする。
【0035】このように、前記コールドブラインの循環
管路19,21に、コールドブライン流れ方向切換手段
25を設けて、そのコールドブラインの流れ方向を順方
向と逆方向とに切り換えることを適宜時間の間隔で行う
ことにより、各製氷板2,3の表面に付着・成長する氷
の厚さを、各製氷板2,3の全長にわたって各所略均一
にできるのである。
【0036】また、前記ホットブラインの循環管路2
2,24において、ホットブライン流れ方向切換手段2
6を設けて、そのホットブラインの流れ方向を順方向と
逆方向とに切り換えることを適宜時間の間隔で行うこと
により、各製氷板2,3の表面における氷の剥離を、各
製氷板2,3の全長にわたって各所均一に、且つ、早く
行うことができるのである。
【0037】更にまた、図9に示す第3の実施形態のよ
うに、前記コールドブラインの循環管路19,21に、
その間を互いに連通する流量調節弁27付きバイパス管
路28を設け、一方の循環管路19に流量調節弁29を
設けて、各製氷板2,3における冷却通路2a,3a内
を流れるコールドブラインの流量を多く、ひいては、冷
却通路2a,3a内におけるコールドブラインの流速を
早くすることにより、コールドブラインの各製氷板に対
する熱伝達係数の増大を図ることができる。
【0038】加えて、図9に示す第3の実施形態のよう
に、前記ホットブラインの循環管路22,24に、その
間を互いに連通する流量調節弁30付きバイパス管路3
1を設け、一方の循環管路22に流量調節弁32を設け
て、各製氷板2,3における冷却通路2a,3a内を流
れるホットブラインの流量を多く、ひいては、冷却通路
2a,3a内におけるホットブラインの流速を早くする
ことにより、ホットブラインの各製氷板に対する熱伝達
係数の増大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来におけるハーベスト式製氷装置を示す図で
ある。
【図2】従来における別のハーベスト式製氷装置を示す
図である。
【図3】本発明における第1の実施形態を示す図であ
る。
【図4】製氷板の例を示す斜視図である。
【図5】製氷板の別の例を示す斜視図である。
【図6】製氷板の別の例を示す斜視図である。
【図7】本発明の冷凍サイクルを示すモリエル線図であ
る。
【図8】本発明における第2の実施形態を示す図であ
る。
【図9】本発明における第3の実施形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 蓄熱槽 2 第1製氷板 3 第2製氷板 2a,3a 冷却通路 5 冷凍サイクル管路 6 圧縮機 7 凝縮器 8 膨張弁 9 第1熱交換器 10 第2熱交換器 11,12 コールドブラインの入口弁 15,16 コールドブラインの出口弁 13,14 ホットブラインの入口弁 17,18 ホットブラインの出口弁 19,21 コールドブラインの循環管路 22,24 ホットブラインの循環管路 25 コールドブラインの流れ方向切換手
段 26 ホットブラインの流れ方向切換手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−261614(JP,A) 特開 平9−184644(JP,A) 特開 平3−221787(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25C 1/00 - 5/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に冷却通路を備えた複数枚の製氷板
    と、これら各製氷板の外表面に水を散布する手段と、
    媒を圧縮機、凝縮器及び膨張弁を順次経て再び前記圧縮
    機に戻すように循環する冷凍サイクル管路とを備えて成
    ハーベスト式製氷装置において、 前記冷凍サイクル管路のうち前記膨張弁と前記圧縮機と
    の間において前記冷媒が膨張蒸発する部位に、間接式の
    第1熱交換器を設ける一方、前記冷凍サイクル管路のう
    前記凝縮器と前記膨張弁との間において前記冷媒が膨
    張蒸発する前の部位に、間接式の第2熱交換器を各々設
    け、更に、前記各製氷板に、その冷却通路に対するコー
    ルドブラインの入口弁及び出口弁と、ホットブラインの
    入口弁及び出口弁とを各々設け、前記コールドブライン
    の入口弁と出口弁との間を、コールドブラインが入口弁
    から前記冷却通路内に入って出口弁より流出して再び入
    口弁に戻るようにコールドブライン循環管路にて接続し
    て、このコールドブライン循環管路中に、前記間接式の
    第1熱交換器を配設する一方、前記ホットブラインの入
    口弁と出口弁との間を、ホットブラインが入口弁から前
    記冷却通路内に入って出口弁より流出して再び入口弁に
    戻るようにホットブライン循環管路にて接続して、この
    ホットブライン循環管路中に、前記第2熱交換器を配設
    したことを特徴とするハーベスト式製氷装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1の記載において、前記コール
    ドブライン循環管路に、その内部におけるコールドブラ
    インの流れを各製氷板における冷却通路に対する入口弁
    から入って出口弁から流出する順方向と、出口弁から入
    って入口弁から流出する逆方向とに切り換えるようにし
    たコールドブライン流れ方向切換手段を設けたことを特
    徴とするハーベスト式製氷装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1の記載において、前記ホット
    ブライン循環管路に、その内部におけるホットブライン
    の流れを各製氷板における冷却通路に対する入口弁から
    入って出口弁から流出する順方向と、出口弁から入って
    入口弁から流出する逆方向とに切り換えるようにしたホ
    ットブライン流れ方向切換手段を設けたことを特徴とす
    るハーベスト式製氷装置。
JP13154998A 1998-05-14 1998-05-14 ハーベスト式製氷装置 Expired - Fee Related JP3425080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13154998A JP3425080B2 (ja) 1998-05-14 1998-05-14 ハーベスト式製氷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13154998A JP3425080B2 (ja) 1998-05-14 1998-05-14 ハーベスト式製氷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11325678A JPH11325678A (ja) 1999-11-26
JP3425080B2 true JP3425080B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=15060686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13154998A Expired - Fee Related JP3425080B2 (ja) 1998-05-14 1998-05-14 ハーベスト式製氷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3425080B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100385185C (zh) * 2006-05-24 2008-04-30 浙江大学 溶液式动态制冰系统
JP2011058770A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 製氷機
CN101957113B (zh) * 2010-02-11 2013-07-24 中机西南能源科技有限公司 一种两组板板冰机热气脱冰制冷系统
CN110818166A (zh) * 2019-12-11 2020-02-21 上海理工大学 一种连续对海水冷冻进行海水淡化的装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11325678A (ja) 1999-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3425080B2 (ja) ハーベスト式製氷装置
US4932222A (en) In-line milk cooler
JP7208769B2 (ja) 熱交換器及び熱交換器のデフロスト方法
JP2000356482A (ja) プレート式熱交換器及びこれを備える氷蓄熱装置
JPS6363833B2 (ja)
JPH065536Y2 (ja) 過冷却水の過冷却状態解除装置
JP2000055408A (ja) シャーベット式製氷方法及びその装置
JP2630143B2 (ja) 製氷装置
JP2009222379A (ja) 自動製氷機
CN109900047A (zh) 风冷冰箱
JP2946889B2 (ja) 製氷装置
WO2023234121A1 (ja) 車載用熱交換器
JPS6365273A (ja) 低温シヨ−ケ−ス
JP3023362B1 (ja) 氷蓄熱装置
JP2982742B2 (ja) 製氷装置
JPS58195725A (ja) 氷蓄熱利用空調システム
JPH0561539B2 (ja)
US20100300122A1 (en) Refrigerating Circuit And Method Of Selectively Cooling Or Defrosting An Evaporator Thereof
JP2003194444A (ja) 自動製氷機
JPH07104087B2 (ja) 製氷用熱交換器
JP2806155B2 (ja) 製氷装置
JP3082803B2 (ja) 水の過冷却装置
JPH07104088B2 (ja) 氷蓄熱用製氷装置
JPH0410531Y2 (ja)
JP2004003750A (ja) 氷蓄熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees