JP3424892B2 - 画像形成装置の作像ユニット - Google Patents

画像形成装置の作像ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真式複写機、
プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、
特に感光体、現像装置、帯電装置等を一つのケース内に
納めた作像ユニットを有し、この作像ユニットごと交換
可能である画像形成装置に関する。更に詳細には、感光
体を帯電するために作像ユニット内に組み込まれた帯電
ローラが作像ユニットを搬送する際の衝撃によって感光
体に衝突、圧接して種々の不具合をもたらすことを防止
することができる作像ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ等の電子写真式画
像形成装置においては、感光体、現像装置、帯電装置等
を一体のケース内に納めて作像ユニットを形成し、画像
形成装置に対してユニット単位で着脱可能に構成するこ
とにより、画像形成装置全体としての小型化を図ってい
る。このような作像ユニットに内蔵する帯電装置は、帯
電ローラを用いて感光体表面にイオンあるいは電子を付
着させて一定電位に均一に帯電する帯電ローラ方式のも
のであることが多い。図9はこのような方式の帯電装置
および感光体の従来構成(未公知)を示す図であり、こ
の帯電装置は、帯電ローラ1を帯電ローラケース2に保
持するために、帯電ローラ1の両軸端部を軸支する軸受
3と帯電ローラケース2の下面との間にスプリング4、
4を配して帯電ローラ1を支持し、更に帯電ローラ1、
ケース2、及びスプリング4を含む帯電装置全体を感光
体表面に向かって上下動自在に支持する。更に、図示せ
ぬ回動アーム等によって帯電装置全体を感光体に向かっ
て押し下げることにより帯電ローラ1が感光体5と接し
たときに、スプリング4の付勢力によって帯電ローラ1
を感光体5に均等に押し付けて感光体5と連れ回りさ
せ、感光体5の表面を均一に帯電させる。また帯電ロー
ラケース2の下面にはスポンジ等からなるクリーニング
パッド6を貼付してあり、非作像工程時に帯電ローラ表
面をクリーニングするために、図示せぬアームによっ
て、帯電ローラ1が感光体5に接した上記状態よりもさ
らに帯電ローラケース2を押し下げて、クリーニングパ
ッド6を強く帯電ローラ1に接触させ、感光体5との連
れ回りによって回転する帯電ローラ1の表面との摺接に
より帯電ローラ1の表面からトナーその他の異物を除去
する。上記のごとく帯電ローラを感光体に対して接離さ
せることにより帯電ローラが感光体に常時接触すること
による感光体の汚損を防止する為の機構を備えた作像ユ
ニットは公知でない一方で、このような接離機構を設け
た場合には作像ユニット単体、或は画像形成装置ごと運
搬する場合等に、振動、衝撃等によって帯電ローラが感
光体に衝突、圧接して感光体の損傷等の不具合が生じる
ので、この点の改善が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これを更に詳述する
と、上記のごとき構成を備えた作像ユニットを用いた画
像形成装置では、その小型化が重要な課題であり、作像
ユニット内での感光体、帯電装置、現像装置等の各構成
要素間のスペースとしては、通常画像形成装置として機
能する上で必要な最低限度のクリアランスしか許されな
い場合が多い。図9に示した作像ユニットにおいても、
非作像時に帯電ローラ1が感光体5から離間している際
の両者のクリアランスはわずか2mm程度である。この
ような作像ユニットにおいて、作像ユニット単体、或は
画像形成装置の搬送時に振動や落下による衝撃を受ける
と、帯電ローラケース2が作像ユニット内で上下動して
帯電ローラ1が感光体5に衝突することがある。このよ
うな場合に、通常の画像形成動作時にはありえない衝撃
が帯電ローラから感光体に与えられることにより、帯電
ローラのゴム成分が感光体表面に付着したり、感光体表
面に打痕跡やキズが発生したりして、異常画像の原因と
なる。本発明は上記に鑑みてなされたものであり、作像
ユニットを搬送する際の振動、落下による衝撃を受けた
としても、作像ユニット内で帯電ローラケースが上下動
せず、帯電ローラが感光体に衝突することによる異常画
像の発生を防止できる画像形成装置の作像ユニットを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項1の発明は、 画像形成装置本体に対して着脱自
在に装着される作像ユニットであって、上記作像ユニッ
トは、感光体に接触・離間自在であり且つ該感光体との
接触時には従動回転しつつ該感光体を帯電する帯電ロー
ラ、該帯電ローラの芯金を回転自在に軸支する軸受を感
光体に向けて進退自在に保持する帯電ローラケース、
帯電ローラケースを感光体から離間する方向へ弾性付勢
する押し上げスプリング、該帯電ローラケースと該軸受
との間に配置されて帯電ローラを感光体側へ弾性付勢す
る加圧スプリング、及び該帯電ローラケースを上記押し
上げスプリングに抗して感光体側へ押圧したり押圧解除
することにより帯電ローラを感光体に接触・離間させる
接離機構、を備えた帯電装置と、該帯電装置の下方に位
置する感光体と、現像装置と、をケース内に納めた構成
を備え、上記ケースは、上記帯電ローラケースの上面側
を覆う上カバーを備え、上記帯電ローラが上記感光体か
ら離間している時に、振動及び落下時の衝撃により上記
帯電ローラケースが上下動して帯電ローラが感光体に
突することを防止するために帯電ローラケースを上記上
カバーに対して着脱自在に固定する板バネ製の固定部材
を備えていることを特徴とする。請求項2の発明は、請
求項1において、上記固定部材は、上カバーの上面に当
接する中央部と、該中央部の一端から延びて上カバーの
一部を係止する第1の爪と、該中央部の他端から上カバ
ーの下方へ延びて帯電ローラケースの一部を係止する第
2の爪と、該中央部から上カバーの外側へ延びる操作把
持部と、を備えていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の作像ユニットの実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る帯電装置を用いた作像ユニット
の分解斜視図、図2は図1の作像ユニット、転写・分離
装置、定着装置等を示す断面図である。まず、これらの
図面により、本発明の帯電装置の一実施形態を用いた画
像形成装置の作像ユニットの構成を説明する。なおこれ
らの図において、符号10は作像ユニット、11は転写
・分離装置、12は定着装置であり、作像ユニット10
はカートリッジ状に形成してあって図示せぬ画像形成装
置本体に対して着脱可能になっている。また転写・分離
装置11は、転写ローラ13を備え、回動支点14によ
り図中上下方向で回動可能にしてあり、定着装置12
は、加圧ローラ15と加熱ローラ16とから構成されて
いる。図示の作像ユニット10は、合成樹脂製の感光体
周りケース17と上カバー37とによりケースを構成
し、その内側に、感光体18、帯電装置を構成する帯電
ローラ19、現像装置20、クリーニング装置21及び
クリーニング装置21で回収した残留トナーを現像装置
11へ送り込むトナーリサイクルベルト22、トナー搬
送スクリュー42、剤攪拌部材43等を備えている。ま
た上カバー37は感光体周りケース17上を覆うように
取り付けてあり、感光体18や帯電ローラ19等にオペ
レータやサービスマンの手などが接触するのを防止して
いる。
【0006】帯電装置の帯電ローラ19は、図3の分解
斜視図に示すように、金属製の芯金27の外周に、吸湿
性が小さく抵抗値が安定しているローラ状の導電性ゴム
(例えばエピクロルヒドリンゴム)28の軸心を固定し
たものであり、導電性ゴム28の表面をドラム状感光体
18の表面に接触させた状態で芯金27に高電圧を印加
することによって、感光体18の表面を一様に帯電す
る。帯電ローラ19の芯金27の両端部は、軸受29、
29によって回転自在に保持されており、各軸受29を
帯電ローラケース31により図中上下方向へ移動可能に
支持するとともに、軸受29と帯電ローラケース31の
内面との間に加圧スプリング33を介在させ、この加圧
スプリング33の付勢力によって帯電ローラ19を感光
体18へ所定の加圧力で押し付け可能にしている。軸受
29をケース31により上下動自在に支持する構造は、
例えば軸受29の両端部から突出した被ガイド突起29
aをケース31に設けた長穴(或は溝)31aによって
上下動自在に支持する。
【0007】また帯電ローラ19の保持部材である帯電
ローラケース31の下面には、帯電ローラ19の表面を
クリーニングするためのクリーニングパッド34を、例
えば両面テープ等の接着剤で貼り付けておく。帯電ロー
ラ19は、帯電動作時には感光体18の表面に接触し続
ける。帯電ローラ19は、周知のように感光体18の表
面に付着している微小なトナーによって表面が汚れて帯
電ムラを引き起こしやすいが、帯電ローラの表面にクリ
ーニングパッド34を圧接させてクリーニングし、付着
しているトナーを取り除くことによって帯電ローラ19
が汚れた場合に生じる帯電ムラを防止できるようになっ
ている。さらに帯電ローラケース31の長手方向の両端
部内側と、作像ユニット10の感光体周りケース17に
設けたバネ受け35、35との間には、スプリング(押
し上げスプリング)36、36をそれぞれ介在させ、帯
電動作時と帯電ローラ19のクリーニング時以外の状態
で帯電装置全体を感光体18から離れるように、スプリ
ング36の付勢力によって帯電ローラケース31を図中
上方へ付勢する(押し上げる)。
【0008】図中の符号40、40は、帯電ローラ19
を感光体18に対して接離させる接離機構を構成する揺
動可能な一対の加圧アームである。図1及び図4、図5
に示すように、両アーム40の間は回転軸99によって
連結してあり、図示せぬ画像形成装置本体側に回転可能
に軸支するとともに一方のアーム40の端部40aに偏
心カム100の外周面を接触させ、電磁クラッチ等の駆
動手段によって偏心カム100を所要角度づつ回転させ
ることにより、これらアーム40を回転軸99を中心と
して回動させ得るようになっている。そして、アーム4
0の先端で帯電ローラケース31(上ケース37の穴3
7Aから上面の一部が露出している)の上面を加圧する
ことによって帯電ローラケース31ごと帯電ローラ19
を感光体18側に押圧する。加圧アーム40を帯電ロー
ラケース31の上面から離せば、スプリング36の付勢
力によって帯電ローラ19及び帯電ローラケース31が
感光体18から離れるようになっている。なお図中10
1は図示せぬ除電ランプのホルダーで、剛性の高い金属
製等からなり、アーム40の先端側に回転軸99と平行
に固定してある。
【0009】このように構成した作像ユニットを用いた
作像動作を簡単に説明する。まず画像形成装置本体を所
定の位置に装着した状態で、感光体18が図示せぬ駆動
源によって図2中の矢印方向に回転可能になり、画像形
成動作が開始すると、感光体18に図示せぬ除電ランプ
から除電光を照射してその表面を除電し、表面電位を例
えば0〜−150Vの基準電位に平均化する。次に、感
光体18の表面に接触した状態にある帯電ローラ19に
高電圧を印加して感光体18を帯電し、その表面電位を
例えば−1100V前後にする。そして、その帯電した
電位面に対して露光して、画像となる表面電位が例えば
0〜−290Vの潜像部分を形成する。この潜像部分
が、感光体18の回転によって現像装置20の現像スリ
ーブ23の位置まで移動すると、その潜像部分に例えば
−800V前後のバイアスを掛けてある現像スリーブ2
3の表面に保持されているトナーが付着し、潜像部分が
現像されてトナー像(可視像)となる。
【0010】一方、図示せぬ給紙部から給紙された転写
紙Pは、その先端と感光体18上のトナー像の先端とを
転写ローラ13の位置で一致するようにレジストローラ
対24によってタイミング調整され、感光体18上のト
ナー像が転写ローラ13によって転写紙Pに転写され
る。その転写紙Pを定着装置12の加圧ローラ15と加
熱ローラ16間へ搬送し、そこで熱と圧力により転写し
たトナーを転写紙Pへ融着させ、機外の図示せぬ排紙ト
レイ等に排出する。画像転写後に感光体18上に残った
残留トナーは、クリーニング装置21のクリーニングブ
レード25により掻き落とし、感光体18の表面にほと
んどトナーが付着、残留していない状態で次の作像工程
へ移る。クリーニング装置21によって回収した残留ト
ナーは、トナーリサイクルベルト22により現像装置2
0の現像剤攪拌部26へ搬送して回収し、剤攪拌部材4
3で攪拌して再度現像スリーブ23へ供給してトナーを
リサイクルする。なお図中41はクリーニングブレード
25のホルダーである。
【0011】図6(a) (b) (c) は上述のような作像ユニ
ットの各動作時における帯電ローラ19、帯電ローラケ
ース31及びアーム40の動作と位置関係を示す図であ
る。まず図6(a) に示す感光体18への帯電を行ってい
ない解除時には、アーム40は偏心カム100によって
最も上方へ回動した状態となっており、帯電ローラ19
及び帯電ローラケース31はスプリング36によって押
し上げられて感光体18の表面から離れている。次に図
6(b) に示す、感光体18への帯電を行う帯電モード時
には、アーム40は偏心カム100によって下方へ回動
した状態となっており、帯電ローラケース31はスプリ
ング36の付勢力に抗して押し下げられ、帯電ローラ1
9はスプリング33の付勢力によって感光体18の表面
に所要の押圧力で接触し、感光体18と連れ回りする。
この状態で感光体18の表面を帯電する。さらに図6
(c) に示す、帯電ローラ19の表面のクリーニングを行
うクリーニングモードでは、アーム40は偏心カム10
0によって最も下方へ回動した状態となっており、帯電
ローラ19は強く感光体18の表面に押し付けられ、ク
リーニングパッド34は帯電ローラ19の表面へ食い込
むようにして接触し、感光体18と連れ回りする帯電ロ
ーラ19の表面と摺接してトナー等を清掃、除去するよ
うになっている。そして上述の各モードは、偏心カム1
00のカム曲線の変化に応じて交互に繰り返される。
【0012】ところで、本実施形態の装置の特徴的な構
成は、図7(a) (b) に示すように、ユニットや装置本体
の運搬時に、作像ユニット10の上方から上カバー37
と、帯電ローラケース31を固定するに際して、2つの
固定部材60、60によって手前側、奥側をそれぞれ固
定し、帯電ローラケース31が作像ユニット10内で上
下動しないようにしている点にある。上カバー37は上
面に穴37Aを有し、この穴37Aからケース31の一
部が覗いている。固定部材60は、樹脂、金属等の板バ
ネなどから構成し、右端部(操作用把持部)60a
と、中央部60bと、左端部(第1の爪)60cと、
中央部適所から下方へ延びる第2の爪60dを有する。
固定部材60は、上記アーム40が当接する位置を回避
した位置に配置される。固定部材60の取り付け方法と
しては、図7(b)の断面図に示すように、固定部材6
0の向かって右側端部60aを手で持ち、左側端部の
1の爪60cを上カバー37の凹所37Bに引っかけ、
そのまま下方向へ下ろすと中央部から下に伸びる第2の
60dが帯電ローラケース31に弾性的に引っかか
る。取り外しに際しては、右側端部60aを持ち上げ方
向に引き上げるだけで、中央部60b、第1の爪60c
第2の爪60dが次々と外れる。運搬等が終了した場
合には、この固定部材60を除去することにより、装置
本体は正常に機能することができる。
【0013】図8(a) 及び(b) は本発明に係る他の実施
形態、つまり請求項3の実施形態を示す図であり、(a)
は外観斜視図、(b) はその要部断面図である。この形態
例の特徴は、弾性材料等から成る緩衝部材61、61
を、作像ユニット10の手前側、奥側の2ケ所で帯電ロ
ーラ19と感光体18の間の非画像領域に差し込むこと
で帯電ローラ19が感光体18と接触するのを防止する
点にある。各緩衝部材61の取り付け、取り外しは簡単
であり、図8(b)の断面図中の緩衝部材61の左端6
1aを持ち、差し込んで取り付け、抜き取って取り外す
ものである。左端61aは、例えば厚紙等で構成し、緩
衝部材本体は発泡スチロール、スポンジ等から構成す
る。この緩衝部材は上記固定部材60と併用してもよい
し、単独で使用してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、作像ユニットの運搬じには、固定部材により帯電ロ
ーラを支持するケースを固定するようにしたので、作像
ユニットを小型化しながらも、作像ユニットの搬送時の
振動、落下による衝撃により、帯電ローラケースが作像
ユニット内で上下動し、帯電ローラが感光体にぶつかる
のを防止でき、帯電ローラが感光体にぶつかることで起
こる感光体表面上の傷による異常画像の発生も防止でき
る。また、請求項2の発明によれば、請求項1と同様の
効果に加え、固定部材の脱着が容易に行えるので、組付
け時の負荷も少なく、市場でユーザーやサービスマンが
作像ユニットを交換する際も開梱作業が容易に行なえる
効果がある。また、請求項3の発明によれば、緩衝部材
を帯電ローラと感光体との間に配置したので、固定部材
を使用しなくても、請求項1、請求項2と同様の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯電装置を用いた作像ユニットの
分解斜視図。
【図2】図1の作像ユニット、転写・分離装置、定着装
置等を示す断面図。
【図3】図1の要部分解斜視図。
【図4】加圧アームの構成を示す平面図。
【図5】図4の正面図。
【図6】(a) (b) (c) は加圧アームの動作説明図。
【図7】(a) 及び(b) は本発明の特徴的な構成である固
定部材の説明図。
【図8】(a) 及び(b) は本発明の他の形態例の説明図。
【図9】従来例の説明図。
【符号の説明】
10 作像ユニット、11 転写・分離装置、12 定
着装置、13 転写ローラ、14 回動支点、17 感
光体周りケース、18 感光体、19 帯電ローラ、2
0 現像装置、21 クリーニング装置、40 アー
ム、31 帯電ローラケース、33 加圧スプリング、
34 クリーニングパッド、60 固定部材、61 緩
衝部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 滋 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 山口 俊隆 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 吉永 洋 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 須田 武男 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (56)参考文献 特開 平8−292626(JP,A) 特開 平8−30177(JP,A) 特開 平5−257412(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/02 - 15/02 103 G03G 21/00 G03G 21/00 560 - 578 G03G 21/10 - 21/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に対して着脱自在に装
    着される作像ユニットであって、 上記作像ユニットは、感光体に接触・離間自在であり且
    つ該感光体との接触時には 従動回転しつつ該感光体を帯
    電する帯電ローラ、該帯電ローラの芯金を回転自在に軸
    支する軸受を感光体に向けて進退自在に保持する帯電ロ
    ーラケース、該帯電ローラケースを感光体から離間する
    方向へ弾性付勢する押し上げスプリング、該帯電ローラ
    ケースと該軸受との間に配置されて帯電ローラを感光体
    側へ弾性付勢する加圧スプリング、及び該帯電ローラケ
    ースを上記押し上げスプリングに抗して感光体側へ押圧
    したり押圧解除することにより帯電ローラを感光体に接
    触・離間させる接離機構、を備えた帯電装置と、該帯電
    装置の下方に位置する感光体と、現像装置と、をケース
    に納めた構成を備え、上記ケースは、上記帯電ローラケースの上面側を覆う上
    カバーを備え、 上記帯電ローラが上記感光体から離間している時に、
    動及び落下時の衝撃により上記帯電ローラケースが上下
    動して帯電ローラが感光体に衝突することを防止するた
    めに帯電ローラケースを上記上カバーに対して着脱自在
    に固定する板バネ製の固定部材を備えていることを特徴
    とする画像形成装置の作像ユニット。
  2. 【請求項2】 上記固定部材は、上カバーの上面に当接
    する中央部と、該中央部の一端から延びて上カバーの一
    部を係止する第1の爪と、該中央部の他端から上カバー
    の下方へ延びて帯電ローラケースの一部を係止する第2
    の爪と、該中央部から上カバーの外側へ延びる操作把持
    部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置の作像ユニット。
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