JP2003208077A - プロセスカートリッジ及び該プロセスカートリッジを備えた画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び該プロセスカートリッジを備えた画像形成装置

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JP2003208077A
JP2003208077A JP2002009147A JP2002009147A JP2003208077A JP 2003208077 A JP2003208077 A JP 2003208077A JP 2002009147 A JP2002009147 A JP 2002009147A JP 2002009147 A JP2002009147 A JP 2002009147A JP 2003208077 A JP2003208077 A JP 2003208077A
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charging unit
process cartridge
cartridge
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Takashi Akutsu
隆 阿久津
Etsuichi Sasako
悦一 笹子
Yoshiyuki Matori
至之 馬鳥
Masaya Morioka
昌也 森岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジ枠体の強度低下を招くことな
く、かつ帯電ローラを有する帯電ユニットをプロセスカ
ートリッジから容易に取り外すことができるようにす
る。 【解決手段】 カートリッジ枠体40の側壁25に設け
たガイド開口部27から、帯電ローラ8を有する帯電ユ
ニット20を感光ドラム7の長手方向に沿ってカートリ
ッジ枠体40内への装着及びカートリッジ枠体40内か
らの取り出しを行うことができるので、カートリッジ枠
体40の強度低下を招くことなく、かつ帯電ローラ8を
有する帯電ユニット20をプロセスカートリッジ100
から容易に取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
に着脱自在なプロセスカートリッジ、及び該プロセスカ
ートリッジが着脱自在に装着可能な電子写真方式や静電
記録方式によって画像形成を行う複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いて記録媒体に画
像形成する電子写真画像形成装置においては、電子写真
感光体及び電子写真感光体に作用するプロセス手段(帯
電装置、現像装置、クリーニング装置など)を一体的に
カートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置
本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が従来
より多く採用されている。
【0003】このプロセスカートリッジ方式によれば、
画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらずに
ユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向
上させることができる。そのため、このプロセスカート
リッジ方式は、複写機、プリンタ等の画像形成装置にお
いて広く用いられている。
【0004】ところで、このようなプロセスカートリッ
ジに設けられる帯電装置として、近年、オゾンの発生が
ほとんどなくかつ低電力等の利点を有する、感光ドラム
に接触して帯電する帯電ローラ等の接触帯電装置が多く
利用されている。
【0005】接触帯電装置としては、例えば図9に示す
ように、カートリッジ枠体40内に感光ドラム7と帯電
ローラ8を備え、帯電ローラ8を感光ドラム7に圧接す
る構成のものがある。
【0006】帯電ローラ8は、図10(a)に示すよう
に、その回転軸8aの両端に各々軸受部材51が取り付
けられており、その軸受部材51にスプリング52の一
端側を取り付けてカートリッジ枠体40のガイド50間
に挿入し、スプリング52を圧縮してその付勢力で軸受
部材51を矢印Aの向きに付勢する。
【0007】そして、図10(b)に示すように、軸受
部材51をガイド50の爪部50aに当て、この状態で
感光ドラム7を帯電ローラ8に接するようにして取り付
けることにより、スプリング52がさらに圧縮され、ス
プリング52の付勢力で帯電ローラ8を感光ドラム7に
所定の加圧力で押し当てていた。
【0008】また、特許第3039693号公報に記載
されているように、帯電ローラを上述のような構成でカ
ートリッジ枠体ではなく別ハウジングに取り付けてユニ
ット化し、このユニットをカートリッジ枠体に取り付け
るように構成することで組立作業性の向上を図っている
ものがある。
【0009】また、近年、環境問題に対する意識の高ま
りからゴミ削減、省資源の目的で、使用後のプロセスカ
ートリッジを回収し、分解、清掃後に部品の再使用や材
料再生を行っている。このため、通常摺動する部品では
なく劣化もしにくい上記した帯電ローラは、使用後のプ
ロセスカートリッジから取り出され、清掃・検査後に再
使用されることが多い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9に示し
た従来のプロセスカートリッジでは、帯電ローラ8を取
り外す際には、感光ドラム7を取り外すなどしてプロセ
スカートリッジを分解する必要があった。
【0011】また、帯電ローラをユニット化した構成に
おいても、上記した特許第3039693号公報に記載
されている実施例のようにプロセスカートリッジがカバ
ー部材を有する場合、帯電ローラを感光ドラムに所定の
加圧力で接触させるために、カートリッジ枠体にその長
手にわたって大きく開口部を設けてもカバー部材により
カートリッジ枠体の強度を保つことはできるが、帯電ユ
ニットをプロセスカートリッジから取り外すには前記カ
バー部材を外す必要があった。
【0012】また、上記カバー部材を有さず、長手にわ
たって開口しているプロセスカートリッジの場合には、
この開口部から帯電ユニットの着脱を可能な構成とする
ことは可能であるが、帯電ローラを感光ドラムに所定の
加圧力で接触させるために長手にわたって大きく開けら
れた開口部により、カートリッジ枠体の強度に悪影響を
及ぼすおそれがある。
【0013】そこで本発明は、カートリッジ枠体の強度
低下を招くことなく、かつ帯電ローラを有する帯電ユニ
ットを容易に取り外すことができるプロセスカートリッ
ジ及び該プロセスカートリッジを備えた画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも、感光体と、帯電バイアスの印
加により前記感光体を帯電する帯電部材を有している帯
電ユニットとがカートリッジ枠体内に設けられ、画像形
成装置本体に対して着脱自在に装着されるプロセスカー
トリッジにおいて、前記カートリッジ枠体を分解して開
放することなく前記感光体の長手方向から前記帯電ユニ
ットの前記カートリッジ枠体内への装着及び前記帯電ユ
ニットの前記カートリッジ枠体内からの取り出しを可能
とするガイド手段を有することを特徴としている。
【0015】また、前記帯電ユニットは、前記カートリ
ッジ枠体内に装着された状態において、前記帯電部材が
前記感光体から離間された離間位置と前記帯電部材が前
記感光体に圧接する圧接位置とに設置自在であることを
特徴としている。
【0016】また、少なくとも、感光体と、帯電バイア
スの印加により前記感光体を帯電する帯電部材を有して
いる帯電ユニットとがカートリッジ枠体内に設けられた
プロセスカートリッジが、画像形成装置本体に着脱自在
に装着される画像形成装置において、前記カートリッジ
枠体を分解して開放することなく前記感光体の長手方向
から前記帯電ユニットの前記カートリッジ枠体内への装
着及び前記帯電ユニットの前記カートリッジ枠体内から
の取り出しを可能とするガイド手段を有することを特徴
としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
【0018】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係るプロセスカートリッジを示す概略断面図で
あり、複写機やプリンタなどの画像形成装置の画像形成
装置本体に着脱自在に装着される。
【0019】本実施の形態のプロセスカートリッジ10
0は、ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと
いう)7、帯電ローラ8を有する帯電ユニット20、現
像器9及びクリーニング器10は、カートリッジ枠体4
0によって一体的にカートリッジ化されて構成されてお
り、不図示の画像形成装置の画像形成装置本体に着脱自
在に装着される(本発明の特徴である帯電ユニット20
の構成については後述する)。
【0020】感光ドラム7は矢印方向(時計方向)に回
転し、この感光ドラム7はこれに接触して回転する帯電
ユニット20の帯電ローラ8により一様に帯電される。
感光ドラム7は不図示の露光装置(レーザ走査装置)か
らのレーザ光により照射され、画像情報に応じた静電潜
像が感光ドラム7上に形成される。
【0021】そして、現像器9の現像スリーブ12上に
弾性ブレード13により層厚規制されたトナー粉体で感
光ドラム7の静電潜像は現像されて顕像化される。顕像
化されたトナー像は、不図示の給紙ローラによって給紙
されてレジストローラ対(不図示)でタイミングを合わ
せられて搬送される用紙などのシート材上に転写ローラ
(不図示)によって転写される。トナー像が転写された
シート材は不図示の定着器により定着される。一方、転
写後に感光ドラム7上に残存するトナーは、クリーニン
グ器10のクリーニングブレード10aにより清掃され
る。
【0022】次に、本発明の実施の形態1における帯電
ユニット20の詳細について説明する。
【0023】帯電ユニット20は、図1、図2に示すよ
うに、ハウジング21、軸受41,42、加圧バネ4
3,44、給電部材22、押し上げバネ23,24、及
び帯電ローラ8によって構成されており、図3に示すよ
うに、カートリッジ枠体40に装着されて組み込まれた
際に感光ドラム7に接触する帯電ローラ8は、ガイド壁
18,19により動きが規制されているハウジング21
に回転自在に支持されている。
【0024】帯電ローラ8は、芯金上に導電性の弾性層
を有し、その上に高抵抗の弾性層、さらにその表面に保
護膜を有している。帯電ローラ8の芯金両端部8a及び
8bは、各々軸受41,42に回動可能に支持されてい
る。軸受41,42はハウジング21内のガイド21a
及びガイド21bに各々係合し、上下方向に可動となっ
ている。軸受42は、導電性樹脂材によって形成されて
いる。
【0025】軸受41,42とハウジング21との間に
は加圧バネ43,44が設けられ、軸受41,42を介
して帯電ローラ8を下方向に押し付けている。また、加
圧バネ44とハウジング21の間には金属製の給電部材
22が設けられ、その逆側の端部は帯電ユニット20を
離間位置に押し上げるための押し上げバネ24と接して
いる。
【0026】押し上げバネ23,24は、ハウジング2
1の両端に設けられた凸壁21c,21dの下面に形成
した下突起21e,21fに差し込まれることで取り付
けられており、また、前記凸壁21c,21dの長手方
向外側には、横突起21g,21hが設けられている。
【0027】上記した帯電ユニット20は、感光ドラム
7の長手方向に沿ってプロセスカートリッジ100のカ
ートリッジ枠体40内に着脱自在に装着可能である。次
に、帯電ユニット20のカートリッジ枠体40への装着
について、図4、図5、図6を参照して説明する。
【0028】図4に示すように、本実施の形態のプロセ
スカートリッジ100では、カートリッジ枠体40の一
方の側壁25に形成したガイド開口部27から帯電ユニ
ット20を挿入し、その後ガイド開口部27に横蓋28
を取り付けることで、帯電ユニット20を感光ドラム7
の長手方向に沿ってプロセスカートリッジ100に装着
できる。なお、図4では、感光ドラム7とクリーニング
器10側のカートリッジ枠体40を示しており、現像器
9側は省略している。以下、帯電ユニット20のカート
リッジ枠体40への装着の詳細について説明する。
【0029】図5に示すように、帯電ユニット20のハ
ウジング21の上下寸法Bは、側壁25のガイド開口部
27の上下寸法B’に対しわずかに小さくなっている
(B<B’)。また、帯電ユニット20のハウジング2
1の左右寸法Aは、側壁25のガイド開口部27の左右
寸法A’に対しある程度の余裕をもって小さくなってい
る(A<A’)。また、カートリッジ枠体40内の長手
方向両側に形成したガイド壁18,19の切り欠いた左
右(内側)寸法A”は、帯電ユニット20のハウジング
21の左右寸法Aに対しわずかに大きくなっている(A
<A”)。
【0030】そして、図6に示すように、帯電ユニット
20を側壁25のガイド開口部27に挿入していくと、
上記のようにガイド開口部27と帯電ユニット20のハ
ウジング21はそれぞれの上下寸法B、B’の違いが微
小であり、またガイド開口部27がある程度の厚みを有
しているため、帯電ユニット20はガイド開口部27に
対し上下方向ではほぼ真っすぐに挿入される。
【0031】このため、横突起21hに設けた押し上げ
バネ24が挿入の邪魔になったり、ハウジング21が感
光ドラム7に接触することはない。そして、図3に示し
たように、帯電ユニット20を挿入しきるとハウジング
21がガイド開口部27から外れ、帯電ユニット20は
上下方向に移動可能にガイド壁18,19で保持され
る。この際、帯電ユニット20の左右方向に関しては、
上記したようにハウジング21とガイド開口部27との
間に余裕があるため、その余裕分の自由度がある。
【0032】また、上記したように2つのガイド壁1
8,19の切り欠いた左右(内側)寸法A”は、ハウジ
ング21の左右寸法Aに対しわずかに大きくなっている
ので、帯電ユニット20は、ガイド壁18,19により
左右方向の動きが規制されるように挿入されて保持され
る。そして、帯電ユニット20の挿入後に横蓋28をガ
イド開口部27に取り付けることで、帯電ユニット20
のプロセスカートリッジ100への装着が完了する。
【0033】図3のように、帯電ユニット20がプロセ
スカートリッジ100に装着された状態において、感光
ドラム7は、カートリッジ枠体40の側壁25,26に
回転可能に支持されている。また、上述したように帯電
ユニット20は、図3の前後方向の動きはガイド壁1
8,19により規制されており、更に、図3の左右方向
の動きはカートリッジ枠体40の側壁26と横蓋28に
より規制されているため上下方向にのみ移動可能であ
る。
【0034】そして、押し上げバネ23,24により、
帯電ローラ8は感光ドラム7から離間している離間位置
に保たれている。また、帯電ユニット20の両端部に設
けられた横突起21g,21hは、カートリッジ枠体4
0及び横蓋28に設けられた長穴29,30を通過して
外側に突出している。
【0035】このように本実施の形態では、感光ドラム
7の長手方向から帯電ユニット20のカートリッジ枠体
40内への装着、及び帯電ユニット20のカートリッジ
枠体40内からの取り出しを可能とするガイド手段は、
ガイド壁18,19、ガイド開口部27、横蓋28、横
突起21g、21h等を主要部材として構成されてい
る。
【0036】なお、画像形成時には、不図示の押圧手段
により前記横突起21g,21hを帯電ユニット20の
ハウジング21の下部がガイド壁18,19の爪部18
a,19a(図5参照)に突き当たるまで押し下げるこ
とで、所定の圧力で押圧できるようになっている。
【0037】上記押圧手段としては、不図示の画像形成
装置本体のプロセスカートリッジ装着ガイドによりプロ
セスカートリッジ100を装着すると、前記横突起21
g,21hを下側に押圧する構成や、プロセスカートリ
ッジ100を画像形成装置本体に対して装着した後に不
図示の電磁クラッチやカムなどを用いて押圧する構成な
どが考えられる。
【0038】また、図3のように、帯電ユニット20が
プロセスカートリッジ100に装着された状態におい
て、右側の押し上げバネ24がカートリッジ枠体40の
バネ受け32上に取り付けられた電極板33に接してお
り、この電極板33が不図示の画像形成装置本体側の高
圧電源部と電気的に接続して帯電ローラ8に給電され
る。即ち、画像形成装置本体側の高圧電源部、電極板3
3、押し上げバネ24、給電部材22、加圧バネ44、
軸受42、帯電ローラ(芯金端部8b)8という経路で
給電が行われる。
【0039】次に、装着されている帯電ユニット20を
プロセスカートリッジ100から取り外す場合について
説明する。
【0040】先ず、横蓋28を取り外し、横突起21g
をつかんで帯電ユニット20をガイド開口部27方向に
引くと、図3、図7に示すように、ガイド開口部27の
下部内側に斜部34が設けられており、また、帯電ユニ
ット20のハウジング21の下部にも斜部21iが設け
られていることから、帯電ユニット20がガイド開口部
27に導かれる。
【0041】この時、ハウジング21の斜部21i側の
上側部分21jが丸形状に形成されているので、帯電ユ
ニット20がガイド開口部27に導かれる邪魔になるこ
とはない。そして、さらに帯電ユニット20を引くこと
でガイド開口部27を通して、帯電ユニット20をプロ
セスカートリッジ100から取り出すことができる。こ
の時、帯電ローラ8は感光ドラム7に対し離間されてい
るため、帯電ローラ8に損傷を与えることなく帯電ユニ
ット20を問題なく取り出すことができる。
【0042】このように本実施の形態によれば、プロセ
スカートリッジ100を分解して開放することなしに、
帯電ユニット20を感光ドラム7の長手方向に沿ってプ
ロセスカートリッジ100に対して容易に着脱すること
ができるので、帯電ユニット20のプロセスカートリッ
ジ100への組立て作業性の向上を図ることができ、か
つ帯電ローラ8を有する帯電ユニット20をプロセスカ
ートリッジ100から容易に取り出すことが可能とな
り、帯電ローラ8のリサイクル性を向上させることがで
きる。
【0043】また、帯電ユニット20を感光ドラム7の
長手方向に沿って着脱することにより、カートリッジ枠
体40の側面に設けるガイド開口部27の開口が小さく
強度低下を招くこともないので、カートリッジ枠体40
の強度に悪影響を及ぼすこともない。
【0044】なお、上述した実施の形態1においては、
帯電ユニット20のハウジング21の側面から突起を出
し、カートリッジ枠体40の側面から外側に突出するよ
うにして、これを押圧することで帯電ローラ8を感光ド
ラム7に押圧する構成としたが必ずしもこれに限ったも
のではなく、例えば特開平11−249528号公報に
開示されているようにカートリッジ枠体の上部に開口を
設け画像形成装置本体に設けられた押圧機構が、その開
口を通り帯電ユニットを上から押圧するような構成とし
ても良い。
【0045】更に、本実施の形態では、プロセスカート
リッジ100内にプロセス手段として帯電手段以外に、
現像手段やクリーニング手段を有するものを示したが、
必ずしもこれに限るものではない。
【0046】〈実施の形態2〉図8は、本発明の実施の
形態2に係るプロセスカートリッジを備えた画像形成装
置(本実施の形態では、電子写真方式のレーザビームプ
リンタ)Aを示す概略構成図である。
【0047】この画像形成装置(レーザビームプリン
タ)Aは、電子写真画像形成プロセスによって感光ドラ
ム7上に形成されたトナー像をシート材(用紙やOHP
シートなど)2に転写して画像形成を行う。また、この
画像形成装置(レーザビームプリンタ)Aは、図1に示
したプロセスカートリッジ100が着脱自在に装着され
ている。プロセスカートリッジ100の構成及びプロセ
スカートリッジ100に着脱自在に装着される帯電ロー
ラ8を有する帯電ユニットの構成は、図1乃至図7に示
した実施の形態1と同様である。なお、図8に示したプ
ロセスカートリッジ100と図1に示した実施の形態1
のプロセスカートリッジ100の断面形状が多少異なっ
ているが、実際は同様である。
【0048】画像形成時には、帯電手段としての帯電ロ
ーラ8によって回転している感光ドラム7に帯電を行
い、次いで、この感光ドラム7に露光装置1から画像情
報に応じたレーザ光を、プロセスカートリッジ100の
上部に形成した開口部(不図示)を通して照射して静電
潜像を形成する。露光装置1は、レーザダイオード1
a、ポリゴンミラー1b、レンズ1c、反射ミラー1d
などを有している。そして、この静電潜像を現像器9の
トナー(現像剤)によって現像してトナー像を形成す
る。なお、上記のトナーとしては、例えば磁性粒子を樹
脂中に分散した1成分磁性トナーを使用することができ
る。
【0049】現像器9は、上述したように、弾性ブレー
ドによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像スリ
ーブ表面に形成し、そのトナーを感光ドラム7の現像領
域へ供給する。そして、そのトナーを前記静電潜像に応
じて感光ドラム7へ転移させることによって、トナー像
を形成して可視像化する。
【0050】そして、トナー像の形成と同期して、複数
の給紙カセット3aにセットした所定サイズの用紙など
のシート材2を、ピックアップローラ3b、搬送ローラ
対3c、3d及びレジストローラ対3eによって、感光
ドラム7と転写手段としての転写ローラ4間の転写ニッ
プ部に搬送する。
【0051】そして、感光ドラム7に形成されたトナー
像を、転写バイアスが印加された転写ローラ4によって
シート材2上に転写する。その後、トナー像の転写を受
けたシート材2は、搬送ガイド3fでガイドされて定着
器5へと搬送される。定着器5は、駆動ローラ5cと、
ヒータ5aを内蔵する定着ローラ5bを有しており、ト
ナー像が転写されたシート材2を駆動ローラ5cと定着
ローラ5b間の定着ニップ部で挟持搬送して、通過する
シート材2に熱及び圧力を印加して、転写されたトナー
像を定着する。
【0052】そして、トナー像が定着されたシート材2
を、排出ローラ対3g、3h、3iで搬送して排出トレ
イ6へと排出する。この排出トレイ6は、画像形成装置
本体14の上面に設けられている。なお、揺動可能なフ
ラッパ3kを動作させることにより、排出ローラ対3m
によってトナー像が定着されたシート材2を画像形成装
置本体14の側面から排出することもできる。また、前
記転写後に感光ドラム7上に残留している転写残トナー
は、クリーニング器10のクリーニングブレード10a
によって除去されて次の画像形成動作に備える。
【0053】また、プロセスカートリッジ100のカー
トリッジ枠体に着脱自在に装着される帯電ローラ8を有
する帯電ユニットの構成は、図1乃至図7に示した実施
の形態1と同様であり、本実施の形態ではその説明は省
略する。
【0054】このように本実施の形態に係る画像形成装
置は、プロセスカートリッジ100を分解して開放する
ことなしに、帯電ユニットをプロセスカートリッジ10
0に対して容易に着脱することができるので、帯電ロー
ラ8を有する帯電ユニットをプロセスカートリッジ10
0から容易に取り出すことが可能となり、帯電ローラ2
のリサイクル性を向上させることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ロセスカートリッジを分解して開放することなく容易に
感光体の長手方向から帯電部材を有する帯電ユニットの
カートリッジ枠体内への装着及びカートリッジ枠体内か
らの取り外しが可能となり、カートリッジ枠体の強度を
保ちつつ帯電部材を有する帯電ユニットをプロセスカー
トリッジから容易に取り出すことができるので、帯電ユ
ニットのプロセスカートリッジへの組立て作業性の向
上、及び帯電部材のリサイクル性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジを示す概略断面図。
【図2】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジに装着される帯電ユニットの分解した状態を示す斜
視図。
【図3】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジに帯電ユニットが装着された状態を示す概略断面
図。
【図4】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジへの帯電ユニットの装着を説明するための概略斜視
図。
【図5】本発明の実施の形態1における帯電ユニットと
ガイド開口部とガイド壁の寸法関係を説明するための
図。
【図6】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジへの帯電ユニットの装着を説明するための概略断面
図。
【図7】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジからの帯電ユニットの取り外しを説明するための概
略断面図。
【図8】本発明の実施の形態2に係るプロセスカートリ
ッジを備えた画像形成装置を示す概略断面図。
【図9】従来例におけるプロセスカートリッジへの帯電
ローラの支持状態を示す概略斜視図。
【図10】(a)、(b)は、従来例におけるプロセス
カートリッジへの帯電ローラの支持方法を示す概略斜視
図。
【符号の説明】
1 露光装置 4 転写ローラ 5 定着器 7 感光ドラム(感光体) 8 帯電ローラ(帯電部材) 9 現像器 10 クリーニング器 10a クリーニングブレード 12 現像スリーブ 14 画像形成装置本体 18,19 ガイド壁 20 帯電ユニット 21 ハウジング 22 給電部材 25,26 側壁 27 ガイド開口部 40 カートリッジ枠体 100 プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬鳥 至之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 森岡 昌也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA04 BA05 BA20 BA23 BA27 BA29 BA33 BA36 CA02 DA06 DA08 DA09 DA12 DA13 DA15 2H200 FA02 FA12 FA13 FA14 GA23 GA34 GA46 GB12 HA02 HB12 HB22 HB43 HB45 JA02 JB20 LA02 LA07 LA17 LA24 LA38 MA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、感光体と、帯電バイアスの
    印加により前記感光体を帯電する帯電部材を有している
    帯電ユニットとがカートリッジ枠体内に設けられ、画像
    形成装置本体に対して着脱自在に装着されるプロセスカ
    ートリッジにおいて、 前記カートリッジ枠体を分解して開放することなく前記
    感光体の長手方向から前記帯電ユニットの前記カートリ
    ッジ枠体内への装着及び前記帯電ユニットの前記カート
    リッジ枠体内からの取り出しを可能とするガイド手段を
    有する、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記帯電ユニットは、前記カートリッジ
    枠体内に装着された状態において、前記帯電部材が前記
    感光体から離間された離間位置と前記帯電部材が前記感
    光体に圧接する圧接位置とに設置自在である、 ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 少なくとも、感光体と、帯電バイアスの
    印加により前記感光体を帯電する帯電部材を有している
    帯電ユニットとがカートリッジ枠体内に設けられたプロ
    セスカートリッジが、画像形成装置本体に着脱自在に装
    着される画像形成装置において、 前記カートリッジ枠体を分解して開放することなく前記
    感光体の長手方向から前記帯電ユニットの前記カートリ
    ッジ枠体内への装着及び前記帯電ユニットの前記カート
    リッジ枠体内からの取り出しを可能とするガイド手段を
    有する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記帯電ユニットは、前記カートリッジ
    枠体内に装着された状態において、前記帯電部材が前記
    感光体から離間された離間位置と前記帯電部材が前記感
    光体に圧接する圧接位置とに設置自在である、 ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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