JP3424599B2 - 熱間加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 - Google Patents

熱間加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間加工性に優れ
たCu含有オーステナイト系ステンレス鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高温環境下で使用されるボイラや
化学プラント等における装置用材料としてSUS304
H、SUS316H、SUS321HおよびSUS34
7H等の18−8系オーステナイトステンレス鋼が使用
されてきた。しかし、近年、このような高温環境下にお
ける装置の使用条件が著しく苛酷化し、それに伴って使
用材料に対する要求性能が厳しくなり、従来用いられて
きた18−8系オーステナイトステンレス鋼では高温強
度が不十分となってきている。
【0003】そこで高価な元素を多量添加することなく
高温強度を改善した鋼として、本発明者らはクリープ破
断強度を向上させる元素であるCu、NbおよびNを複
合添加した高温強度の良好なオーステナイト系耐熱鋼を
提案した(特公平8−30247号公報、特開平8−1
3102号公報)。
【0004】しかし、このようなCu含有鋼は、従来の
18−8系オーステナイトステンレス鋼と比較して熱間
加工性が不芳で、実生産においてはその改善が必要とな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高温
強度が良好であると共に、熱間加工性に優れたCu含有
オーステナイト系ステンレス鋼を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、下記
(1)および(2)のオーステナイト系ステンレス鋼に
ある。
【0007】(1)重量%で、C:0.03〜0.15
%、Si:1.5%以下、Mn:0.1〜2%、P:
0.05%以下、S:0.01%以下、Cr:15〜2
5%、Ni:6〜25%、Cu:2〜6%、Nb:0.
1〜0.8%、Al:0.001〜0.1%、N:0.
05〜0.3%、Y、La、CeおよびNdのうちの1
種または2種以上を合計で0.01〜0.2%、B:0
〜0.01%、MgおよびCa:各0〜0.015%、
ただしMg+Ca≦0.015%、を含有し、かつ下記
式で示すW値が−2000〜+2000の範囲内にあ
り、残部がFeおよび不可避的不純物からなる熱間加工
性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼。
【0008】 W={(Mn+283Mg+192Ca+25Y+18La+19Ce+23Nd)×10Al/S}−(85900Cu×S) ここで、元素記号は各元素の含有量(重量%)を示す。
【0009】(2)さらに、Mo:0.3〜2%および
W:0.5〜4%のうちの1種または2種を含有する上
記(1)に記載のオーステナイト系ステンレス鋼。
【0010】本発明者らは、前記の課題を解決するため
Cu含有オーステナイト系ステンレス鋼の熱間加工性に
ついて鋭意実験、検討をおこなった結果、新しく下記の
知見を得て本発明を完成するに至った。
【0011】a)Cu添加オーステナイト系ステンレス
鋼においてはCuがSの粒界偏析を助長し、熱間加工性
を著しく低下させている。
【0012】b)下記式で規定するW 値が−2000〜
+2000の範囲内になるように、Mnに加え、Y、L
a、CeおよびNdの1種または2種以上、さらに必要
に応じてMgおよびCaの一方または両方を含有させる
ことにより、Cuに起因して粒界に偏析したSを硫化物
として固定することにより、Cu含有オーステナイト系
ステンレス鋼の熱間加工性は著しく改善される。
【0013】 W={(Mn+283Mg+192Ca+25Y+18La+19Ce+23Nd)×10Al/S}−(85900Cu×S)
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオーステナイト系
ステンレス鋼の化学組成を限定した理由について説明す
る。なお、以下の化学成分の%表示は重量%を示す。
【0015】C:0.03〜0.15% 高温環境下で使用される際に必要となる引張強さ、およ
びクリープ破断強度を確保するために有効な元素であ
る。しかし、Cを0.15%を超えて含有させても溶体
化状態における未固溶炭化物量が増加するだけで、高温
強度の向上に寄与しなくなるばかりでなく、靭性等の機
械的性質も劣化する。したがって、C含有量の上限は
0.15%とした。本発明鋼ではNも含有させるためC
含有量は低めであってもよいが、上記の効果を得るため
には下限は0.03%とする必要がある。好ましくは
0.05%以上である。
【0016】Si:1.5%以下 Siは、脱酸剤として用いる元素であり、また耐酸化性
の向上に有効な元素であるが、含有量が多くなると溶接
性や熱間加工性が劣化する。また、本発明鋼ではNも含
有させるため、多量に添加すると高温での使用中に析出
する窒化物量が増加し、靭性や延性の低下を招く。従っ
て、Si含有量は1.5%以下とした。靭性や延性を重
視する場合には0.5%以下とするのが望ましく、さら
に望ましくは0.3%以下である。他の元素で脱酸作用
が十分確保されている場合には実質的に含有させなくと
もよい。
【0017】Mn:0.1〜2% Mnは、Siと同様に脱酸剤として用いる元素であり、
またCuによって粒界偏析が助長されるSを固定し、熱
間加工性を改善する重要な元素である。その効果を十分
得るためには0.1%以上含有させる必要がある。しか
し、2%を超えるとσ相等の金属間化合物の析出を招
き、高温強度、機械的性質を低下させる。したがって、
Mn含有量は0.1〜2%とした。より望ましくは0.
3〜2%、組織安定性を重視する場合には0.5〜1.
5%が好ましい。
【0018】P:0.05%以下 Pは、不可避的不純物として含有して、熱間加工性を著
しく劣化させる。そのためできるだけ低くするのがよい
が、脱Pコストも考慮して0.05%以下とした。望ま
しくは0.04%以下である。
【0019】S:0.01%以下 Sも、不可避的不純物として含有して、熱間加工性を著
しく劣化させる。この劣化を防止するため、0.01%
以下とした。低いほどよく、望ましくは0.005%以
下である。
【0020】Cr:15〜25% Crは、高温での耐酸化性や耐食性を向上させるために
必要な元素であり、含有量の増加に伴いこれらの性能は
向上する。これらの効果を十分得るためには15%以上
が必要である。一方、25%を超えるとオーステナイト
組織が不安定になる。したがって、Cr含有量は15〜
25%とした。
【0021】Ni:6〜25% 安定なオーステナイト組織を確保するための必須成分で
あり、その最適含有量は鋼中に含まれるCr、Mo、
W、Nb等のフェライト生成元素やC、N等のオーステ
ナイト生成元素の含有量によって定まる。本発明鋼では
6%未満ではオーステナイト組織の安定化が困難であ
り、一方、25%を超えて含有させることは経済的に不
利であるため、その含有量は6〜25%とした。
【0022】Cu:2〜6% Cuは、高温で使用中の鋼中で、微細なCu相としてオ
ーステナイト母相に整合析出し、クリープ破断強度の向
上に大きく寄与するが、その効果を発揮させるには2%
以上含有させることが必要である。しかし、6%を超え
て含有させるとクリープ破断延性や加工性が劣化する。
したがって、Cu含有量は2〜6%とした。
【0023】Nb:0.1〜0.8% Nbは、微細な炭窒化物の分散析出強化によりクリープ
破断強度を向上させる元素である。しかし、その含有量
が0.1%未満では十分な効果が得られず、一方、0.
8%を超えて過剰に含有させると溶接性や加工性が劣化
すると共に、N含有鋼では未固溶の炭窒化物量が増加
し、機械的性質も劣化する。したがって、Nbの含有量
は0.1〜0.8%とした。
【0024】Al:0.001〜0.1% 脱酸材として用いる元素であり、その効果を得るために
は0.001%以上含有させる必要がある。しかし、
0.1%を超えて含有させると、高温域で長時間使用す
る際、σ相等の金属間化合物の析出が促進され、靭性が
劣化する。したがって、Alの含有量は0.001〜
0.1%とした。望ましくは0.001〜0.06、さ
らに望ましくは0.001〜0.03%である。
【0025】N:0.05〜0.3% Nは、Cと同様、引張強さやクリープ破断強度の向上に
有効な元素であるが、その含有量が0.05%未満では
十分な効果を発揮させることはできない。一方、NはC
に比較して固溶限が大きいので、比較的多量に含有させ
ても溶体化状態で十分固溶し、時効中に生じる窒化物析
出に伴う靭性低下も比較的少ないが、0.3%を超えて
含有させると時効後靭性が低下する。したがって、Nの
含有量は0.05〜0.3%とした。
【0026】B:0〜0.01 Bは、炭窒化物の微細分散析出強化および粒界強化によ
りクリープ破断強度の向上に寄与するため、必要に応じ
て含有させることができる。含有させる場合、0.00
1%未満ではその効果が発揮されず、一方、0.010
%を超えて含有させると溶接性が劣化する。したがっ
て、含有させる場合は0.001〜0.01%とする。
望ましくは0.001〜0.008%である。
【0027】Mg、Ca:0〜0.015% これらの元素は、主としてSを硫化物として固定し熱間
加工性を改善する。しかし、過剰に含有させると、逆に
熱間加工性が低下するため上限はそれぞれ0.015%
とした。下限は特に限定しないが、0.001%以上と
するのが好ましい。
【0028】含有させる場合のこれら元素の望ましい含
有量は、それぞれ0.002〜0.01%である。これ
らの元素は1種だけ含有させてもよく、2種複合して含
有させてもよいが、これらの元素は基本的には同様な作
用効果を有しているので2種同時に含有させる場合の上
限は、合計で0.015%とする必要がある。
【0029】Y、La、Ce、Nd:0.01〜0.2
% これらの元素は、Sと結びつき硫化物を形成し、かつそ
の硫化物の溶解度積はMnの硫化物のそれよりも小さい
ので、Sの固定がより強固となり、熱間加工性が改善さ
れる。また、これら元素の硫化物はMnの硫化物に比べ
て微細に分散するのでγ粒の成長抑制にも有効に作用す
る。これらの効果を得るには、合計で0.01%以上が
必要となる。しかし、0.2%を超えると硫化物が凝集
粗大化して熱間加工時にこれを起点に割れが生じる場合
があり、逆に熱間加工性が低下するので上限は0.2%
とした。したがって、これら元素の含有率は0.01〜
0.2%とした。熱間加工性をさらに良好にする場合に
は0.03〜0.15%とすることが望ましい。
【0030】これらの元素は1種だけ含有させてもよ
く、また、2種以上複合して含有させてもよく、いずれ
の元素も同様な作用効果を有しているので2種以上同時
に含有させる場合、これら元素の合計で0.01〜0.
2%の範囲とする。
【0031】Mo:0.3〜2%、W:0.5〜4% これらの元素は、高温強度を改善する作用を有している
ため、必要に応じて1種又は2種を含有させる。含有さ
せる場合、Mo量が0.3%未満であったり、W量が
0.5%未満であるとその効果が十分発揮されない。一
方、Moについては2%、Wについては4%を超えて含
有させるとその効果は飽和傾向を示すとともに、組織安
定性、加工性が劣化する。そのため含有させる場合は、
Moについては0.3〜2%、Wについては0.5〜4
%とした。
【0032】 W={(Mn+283Mg+192Ca+25Y+18La+19Ce+23Nd)×10Al/S}−(85900Cu×S) Cuを含有する鋼では、CuによりSの粒界偏析が助長
されるため、Sを低めるだけでは熱間加工性の改善は不
十分であり、Sを完全に固定する必要がある。そのため
には、種々の実験で得られた上記の式で示すW値が−2
000〜+2000の範囲内になるように、Mnに加え
てY、La、CeおよびNdの1種または2種以上を、
さらに必要に応じてMg、Caの一方または両方を含有
させることが必要である。
【0033】Wが、−2000未満の場合は、Sの固
定が不完全となり微量のSの粒界偏析が残存し熱間加工
性が低下する。一方、+2000を超えると硫化物の個
数が減少してγ粒が粗大化するとともに、酸化物系介在
物の増加と低融点金属間化合物の析出の重畳により熱間
加工性が劣化する。そのため上記W値は−2000〜+
2000とした。
【0034】
【実施例】表1に示す30種の化学組成のオーステナイ
ト系ステンレス鋼を溶製し、50kgインゴットとし
た。
【0035】
【表1】
【0036】表中の記号1〜23は本発明鋼、A〜Gは
本発明で規定するW値が外れている比較鋼である。
【0037】鋳造のままの各インゴットから、熱間加工
性を評価するための下記引張試験片および圧延試験片を
切り出した。
【0038】引張試験片:直径10mm、長さ130m
mの丸棒試験片 圧延試験片:厚さ20mm、幅100mm、長さ250
mm 引張試験は、1000℃に加熱して歪速度1/sの高速
引張試験をおこない、試験後の破断面から絞り率を求め
て熱間加工性を評価した。また、圧延試験片は、120
0℃に加熱した後、熱間圧延して板厚10mmに仕上
げ、圧延後の割れの発生状況を調べ、熱間圧延における
加工性を評価した。
【0039】結果を表1に併せて示す。
【0040】図1は、表1に示した絞り率とW 値との関
係を示した図である。図1から明らかなように、W 値が
本発明で規定する−2000〜+2000の範囲内にあ
る場合は、高速引張試験で60%以上の絞り率が得られ
る。一方、W 値が−2000未満および+2000超の
場合では、60%以上の絞り率が得られなかった。
【0041】また、表1の熱間圧延後の割れ発生結果を
示す加工性の欄に示すように、本発明例の鋼(記号1〜
23)は、いずれも割れは発生しなかった。
【0042】これに対し、W 値が−2000〜+200
0の範囲を外れ、高速引張試験で60%未満の絞り率し
か示さない比較例の鋼(記号A〜G)は、熱間圧延にお
いて、いずれも割れが発生した。これは比較例の鋼は表
1に示すように、通常であれば十分な量のMnに加え、
Y、La、Ce、Nd等を含有しており、さらにはMg
やCaを含有するが、W 値が本発明で規定する範囲を外
れるために、Cuによる粒界へのS偏析が完全に防止さ
れなかったことを示している。
【0043】
【発明の効果】本発明鋼は、高温強度が良好でありなが
ら熱間加工性に優れており、各種形状の部材に熱間加工
しても割れることがなく、製品を高歩留まりで製造する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】W 値と絞り率の関係を示す図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、C:0.03〜0.15%、S
    i:1.5%以下、Mn:0.1〜2%、P:0.05
    %以下、S:0.01%以下、Cr:15〜25%、N
    i:6〜25%、Cu:2〜6%、Nb:0.1〜0.
    8%、Al:0.001〜0.1%、N:0.05〜
    0.3%、Y、La、CeおよびNdのうちの1種また
    は2種以上を合計で0.01〜0.2%、B:0〜0.
    01%、MgおよびCa:各0〜0.01%、ただしM
    g+Ca≦0.015%、を含有し、かつ下記式で示す
    W値が−2000〜+2000の範囲内にあり、残部が
    Feおよび不可避的不純物からなる熱間加工性に優れた
    オーステナイト系ステンレス鋼。 W={(Mn+283Mg+192Ca+25Y+18La+19Ce+23Nd)×10Al/S}−(85900Cu×S) ここで、元素記号は各元素の含有量(重量%)を示す。
  2. 【請求項2】重量%で、C:0.03〜0.15%、S
    i:1.5%以下、Mn:0.1〜2%、P:0.05
    %以下、S:0.01%以下、Cr:15〜25%、N
    i:6〜25%、Cu:2〜6%、Nb:0.1〜0.
    8%、Al:0.001〜0.1%、N:0.05〜
    0.3%、Y、La、CeおよびNdのうちの1種また
    は2種以上を合計で0.01〜0.2%、Mo:0.3
    〜2%およびW:0.5〜4%のうちの1種または2
    種、B:0〜0.01%、MgおよびCa:各0〜0.
    01%、ただしMg+Ca≦0.015%、を含有し、
    かつ下記式で示すW値が−2000〜+2000の範囲
    内にあり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる熱
    間加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼。 W={(Mn+283Mg+192Ca+25Y+18La+19Ce+23Nd)×10Al/S}−(85900Cu×S) ここで、元素記号は各元素の含有量(重量%)を示す。
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