JP3424257B2 - テープ記録再生装置 - Google Patents
テープ記録再生装置Info
- Publication number
- JP3424257B2 JP3424257B2 JP07104193A JP7104193A JP3424257B2 JP 3424257 B2 JP3424257 B2 JP 3424257B2 JP 07104193 A JP07104193 A JP 07104193A JP 7104193 A JP7104193 A JP 7104193A JP 3424257 B2 JP3424257 B2 JP 3424257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- guide
- contact
- rotary head
- reinforcing pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転ヘッドドラムに
より記録再生を行うテープ記録再生装置に関するもので
ある。
より記録再生を行うテープ記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドドラムにより記録再生を行う
テープ記録再生装置は、記録担体であるテープを回転ヘ
ッドドラムに所定角度,巻き付け、かつ回転ヘッドドラ
ムをテープに対して傾け、これによりテープに対して斜
め方向に記録再生を行う。
テープ記録再生装置は、記録担体であるテープを回転ヘ
ッドドラムに所定角度,巻き付け、かつ回転ヘッドドラ
ムをテープに対して傾け、これによりテープに対して斜
め方向に記録再生を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テープ
が進行して回転ヘッドドラムに当接する入口部におい
て、図7に示すように、テープ61の下エッジ部61a
が回転ドラム62のヘッド62aから逃げてしまうの
で、テープへの十分なヘッドタッチが得られず、図8の
p部に示すように、十分なRF(ビデオ・PCM等)出
力等が得られないという問題点があった。
が進行して回転ヘッドドラムに当接する入口部におい
て、図7に示すように、テープ61の下エッジ部61a
が回転ドラム62のヘッド62aから逃げてしまうの
で、テープへの十分なヘッドタッチが得られず、図8の
p部に示すように、十分なRF(ビデオ・PCM等)出
力等が得られないという問題点があった。
【0004】これを解消するために、テープガイド等の
傾きを調整してテープの下エッジ側を張る場合もあった
が、この場合にはテープの上走行ぐせが強くなり、テー
プダメージの原因になっていた。
傾きを調整してテープの下エッジ側を張る場合もあった
が、この場合にはテープの上走行ぐせが強くなり、テー
プダメージの原因になっていた。
【0005】また、上記の問題点は、テープが進行して
回転ヘッドドラムから離れる出口部においても、同様に
生じ、図8のq部に示すように、十分なRF出力が得ら
れない。
回転ヘッドドラムから離れる出口部においても、同様に
生じ、図8のq部に示すように、十分なRF出力が得ら
れない。
【0006】そこで本発明の目的は、テープの走行ぐせ
をあまり変化せずに、テープへのヘッドタッチを強く
し、もって十分な出力特性が得られるテープ記録再生装
置を提供することにある。
をあまり変化せずに、テープへのヘッドタッチを強く
し、もって十分な出力特性が得られるテープ記録再生装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するために、本
発明のテープ記録再生装置は、記録担体であるテープ
の、回転ヘッドドラムの回転ヘッドに近い側のエッジ部
に当接する当り補強ピンを設けたテープ記録再生装置に
おいて、当り補強ピンは、ローラガイドと傾斜ガイドと
を突設した移動ガイドベース上であって、傾斜ガイドに
回動自在に軸支された可動レバー上に突設され、傾斜ガ
イドと回転ヘッドドラムとの間でテープに当接する位置
に配置され、ばね体の付勢力によって、付勢された可動
レバーの回動動作を制御して、可動レバーを所定位置に
定めたとき、当り補強ピンがテープのエッジ部に当接
し、エッジ部に所定の張力を生じさせることを特徴とし
ている。
発明のテープ記録再生装置は、記録担体であるテープ
の、回転ヘッドドラムの回転ヘッドに近い側のエッジ部
に当接する当り補強ピンを設けたテープ記録再生装置に
おいて、当り補強ピンは、ローラガイドと傾斜ガイドと
を突設した移動ガイドベース上であって、傾斜ガイドに
回動自在に軸支された可動レバー上に突設され、傾斜ガ
イドと回転ヘッドドラムとの間でテープに当接する位置
に配置され、ばね体の付勢力によって、付勢された可動
レバーの回動動作を制御して、可動レバーを所定位置に
定めたとき、当り補強ピンがテープのエッジ部に当接
し、エッジ部に所定の張力を生じさせることを特徴とし
ている。
【0008】当り補強ピンは、移動ガイドベース上に固
着してあってもよい。
着してあってもよい。
【0009】当り補強ピンは、移動ガイドベースに回動
可能に軸支され、かつばねにより一方向に付勢された可
動レバーの自由端部に突設してあってもよい。
可能に軸支され、かつばねにより一方向に付勢された可
動レバーの自由端部に突設してあってもよい。
【0010】当り補強ピンは、テープが回転ヘッドドラ
ムに当接する入口部もしくは、出口部もしくは、その両
方に配置してあってもよい。
ムに当接する入口部もしくは、出口部もしくは、その両
方に配置してあってもよい。
【0011】
【作用】記録担体であるテープの、回転ヘッドドラムの
回転ヘッドに近い側のエッジ部に当接する当り補強ピン
は、ローラガイドと傾斜ガイドとを突設した移動ガイド
ベース上であって、傾斜ガイドに回動自在に軸支された
可動レバー上に突設され、傾斜ガイドと回転ヘッドドラ
ムとの間でテープに当接する位置に配置され、ばね体の
付勢力によって、付勢された可動レバーの回動動作を制
御して、可動レバーを所定位置に定めたとき、当り補強
ピンがテープの下エッジ部に僅かなラックアングルで当
接し押圧する。これにより、テープの下エッジ部に僅か
な所定の張力を生じさせることができる。
回転ヘッドに近い側のエッジ部に当接する当り補強ピン
は、ローラガイドと傾斜ガイドとを突設した移動ガイド
ベース上であって、傾斜ガイドに回動自在に軸支された
可動レバー上に突設され、傾斜ガイドと回転ヘッドドラ
ムとの間でテープに当接する位置に配置され、ばね体の
付勢力によって、付勢された可動レバーの回動動作を制
御して、可動レバーを所定位置に定めたとき、当り補強
ピンがテープの下エッジ部に僅かなラックアングルで当
接し押圧する。これにより、テープの下エッジ部に僅か
な所定の張力を生じさせることができる。
【0012】テープのエッジ部のみに張力がかかるの
で、テープの走行ぐせがあまり変化せず、従って、テー
プダメージを生じることが防止される。
で、テープの走行ぐせがあまり変化せず、従って、テー
プダメージを生じることが防止される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0014】まず、本発明の第1実施例を説明する。
【0015】本実施例が適用されるテープ記録再生装置
は、図3に示すように、左右1対のガイドベース1,2
がテープカセット3の前端部からテープ4を引き出し
て、回転ヘッドドラム5にM字形に巻き付ける、Mロー
デイング方式であり、左側のガイドベース1に本発明が
適用してある。
は、図3に示すように、左右1対のガイドベース1,2
がテープカセット3の前端部からテープ4を引き出し
て、回転ヘッドドラム5にM字形に巻き付ける、Mロー
デイング方式であり、左側のガイドベース1に本発明が
適用してある。
【0016】次に左側のガイドベース1を図1に基づい
て説明する。
て説明する。
【0017】同図(a)に示すように、ガイドベース1
上にはローラガイド7が垂直に突設してある。また、傾
斜ガイド8が固定して突設してある。ローラガイド7及
び傾斜ガイド8の、ガイドベース1上における配置位
置,及び傾斜ガイドの傾き方向等は、従来と同様であ
る。
上にはローラガイド7が垂直に突設してある。また、傾
斜ガイド8が固定して突設してある。ローラガイド7及
び傾斜ガイド8の、ガイドベース1上における配置位
置,及び傾斜ガイドの傾き方向等は、従来と同様であ
る。
【0018】次に、傾斜ガイド8の根元部分8aは、同
図(b)に示すように、ガイドベース1に垂直に形成し
てあり、この根元部分8aに、後述する当り補強ピン9
が突設される可動レバー10が、ガイドベース1の上面
に平行に回動可能に取り付けてある。根元部分8aと可
動レバー10との間に軸受部11が設けてある。即ち、
ナイロン系,又はPOM等のすべり軸受からなる軸受リ
ング11を挟んで、回動摩擦抵抗の減少,回動精度の向
上を確保してある。そして可動レバー10を、テープが
張られる側に、付勢するために、ガイドベース1上に第
1のばね止め1aを設け,また可動レバー10上に第2
のばね止め10aを設けて、根元部分8aに巻いたねじ
りコイルばね12を、それらのばね止め1a,10aに
渡してある。ねじりコイルばね12の付勢力は、当り補
強ピン9がテープ4を所定の僅かな力で押すように設定
してある。次に、ガイドベース1上には、ねじりコイル
ばね12により付勢された可動レバー10の回動を一定
位置で停止して、当り補強ピン9がテープを押し過ぎな
いための、レバーストッパー1bが、所定位置に設けて
ある。なお、傾斜ガイド8の傾斜部と根元部8aとの境
界部には、鍔部8bを設けて、テープが可動レバー10
側に侵入するのを防止してある。
図(b)に示すように、ガイドベース1に垂直に形成し
てあり、この根元部分8aに、後述する当り補強ピン9
が突設される可動レバー10が、ガイドベース1の上面
に平行に回動可能に取り付けてある。根元部分8aと可
動レバー10との間に軸受部11が設けてある。即ち、
ナイロン系,又はPOM等のすべり軸受からなる軸受リ
ング11を挟んで、回動摩擦抵抗の減少,回動精度の向
上を確保してある。そして可動レバー10を、テープが
張られる側に、付勢するために、ガイドベース1上に第
1のばね止め1aを設け,また可動レバー10上に第2
のばね止め10aを設けて、根元部分8aに巻いたねじ
りコイルばね12を、それらのばね止め1a,10aに
渡してある。ねじりコイルばね12の付勢力は、当り補
強ピン9がテープ4を所定の僅かな力で押すように設定
してある。次に、ガイドベース1上には、ねじりコイル
ばね12により付勢された可動レバー10の回動を一定
位置で停止して、当り補強ピン9がテープを押し過ぎな
いための、レバーストッパー1bが、所定位置に設けて
ある。なお、傾斜ガイド8の傾斜部と根元部8aとの境
界部には、鍔部8bを設けて、テープが可動レバー10
側に侵入するのを防止してある。
【0019】次に、当り補強ピン9は、可動レバー10
の自由端部に突設してある。即ち図2(a),(b)に
示すように(図2(a)の2点鎖線5a,5bはそれぞ
れ、回転ヘッドドラム5の上ドラム上エッジ,下ドラム
下エッジを示す)、当り補強ピン9は、ローデイング完
了時に、上述のねじりコイルばね12の付勢力の下に、
当り補強ピン9が傾斜ガイド8と回転ドラム5との間
で、テープ4に、角度5〜6°の、僅かのラップアング
ル(巻き付け角)で当接する可動レバー10上の位置に
突設してある。また、ローデイング完了の直前に、当り
補強ピン9がテープ4と初めて当接するように、可動レ
バー10上の位置に突設してある。そして、テープパス
(テープ移動経路)をくずさないために、上記のテープ
との当接位置で、テープ面に対して平行かつ進行方向に
対して垂直になるように、当り補強ピン9は可動レバー
10に対して所定の方向に傾斜して取り付けてある。そ
して、当り補強ピン9がテープ4の下エッジ部のみに当
接するように、その長さが定めてあり、またテープ4を
傷つけないように、図1(c)に示すごとく、頭部9a
を半球状に形成してある。
の自由端部に突設してある。即ち図2(a),(b)に
示すように(図2(a)の2点鎖線5a,5bはそれぞ
れ、回転ヘッドドラム5の上ドラム上エッジ,下ドラム
下エッジを示す)、当り補強ピン9は、ローデイング完
了時に、上述のねじりコイルばね12の付勢力の下に、
当り補強ピン9が傾斜ガイド8と回転ドラム5との間
で、テープ4に、角度5〜6°の、僅かのラップアング
ル(巻き付け角)で当接する可動レバー10上の位置に
突設してある。また、ローデイング完了の直前に、当り
補強ピン9がテープ4と初めて当接するように、可動レ
バー10上の位置に突設してある。そして、テープパス
(テープ移動経路)をくずさないために、上記のテープ
との当接位置で、テープ面に対して平行かつ進行方向に
対して垂直になるように、当り補強ピン9は可動レバー
10に対して所定の方向に傾斜して取り付けてある。そ
して、当り補強ピン9がテープ4の下エッジ部のみに当
接するように、その長さが定めてあり、またテープ4を
傷つけないように、図1(c)に示すごとく、頭部9a
を半球状に形成してある。
【0020】ガイドベース1の前端部には、ローデイン
グ完了時に、シャーシ上に設けられたVブロック13
(図2(a)参照)に嵌合して位置決めするための、位
置決めピン1cが設けてあり、またガイドベース1の裏
面にはシャーシに形成されたガイド溝(図示省略)を摺
動するガイド軸(図示省略)が設けてあり、また、図2
(a)に示すように、ガイドベース1の後部には、ガイ
ドベース1を駆動するためのリンク14が連結してあ
る。
グ完了時に、シャーシ上に設けられたVブロック13
(図2(a)参照)に嵌合して位置決めするための、位
置決めピン1cが設けてあり、またガイドベース1の裏
面にはシャーシに形成されたガイド溝(図示省略)を摺
動するガイド軸(図示省略)が設けてあり、また、図2
(a)に示すように、ガイドベース1の後部には、ガイ
ドベース1を駆動するためのリンク14が連結してあ
る。
【0021】本実施例はこのように構成してあり、図3
に示すように、テープカセット3をテープ記録再生装置
に装着すると、左右のガイドベース1,2がガイド溝に
沿って移動し、ローラガイド7及び傾斜ガイド8がテー
プ4を引き出しながら、回転ヘッド5に巻き付けてい
く。そして、ローデイング完了の直前において、ドラム
入口側のガイドベース1上に配置された当り補強ピン9
がテープ4の下エッジ部に僅かなラックアングルで当接
し、ねじりコイルばね12の付勢力により、所定の僅か
な張力を下エッジ部に生じさせる。
に示すように、テープカセット3をテープ記録再生装置
に装着すると、左右のガイドベース1,2がガイド溝に
沿って移動し、ローラガイド7及び傾斜ガイド8がテー
プ4を引き出しながら、回転ヘッド5に巻き付けてい
く。そして、ローデイング完了の直前において、ドラム
入口側のガイドベース1上に配置された当り補強ピン9
がテープ4の下エッジ部に僅かなラックアングルで当接
し、ねじりコイルばね12の付勢力により、所定の僅か
な張力を下エッジ部に生じさせる。
【0022】この状態で、テープの再生を行うと、回転
ヘッドドラムの入口部において、下エッジ部の回転ドラ
ムからの逃げが防止されるので、回転ヘッドのテープへ
のタッチが増加し、従ってこの部分での十分なRF出力
(図8のp部)を得ることができる。そして、下エッジ
部のみに張力が作用し、また、小さな付勢力のねじりコ
イルばね12を用いて下エッジ部に張力を作用させ、当
り補強ピンへのテープのラップアングルを非常に小さく
しているので、これによりテープパスの上走行ぐせがあ
まり変化せず、テープダメージ等を引き起こさない。
ヘッドドラムの入口部において、下エッジ部の回転ドラ
ムからの逃げが防止されるので、回転ヘッドのテープへ
のタッチが増加し、従ってこの部分での十分なRF出力
(図8のp部)を得ることができる。そして、下エッジ
部のみに張力が作用し、また、小さな付勢力のねじりコ
イルばね12を用いて下エッジ部に張力を作用させ、当
り補強ピンへのテープのラップアングルを非常に小さく
しているので、これによりテープパスの上走行ぐせがあ
まり変化せず、テープダメージ等を引き起こさない。
【0023】本実施例は、可動レバー10を傾斜ガイド
8を中心にして回動するとしたが、図4に示すように、
可動レバー20の回動軸26を傾斜ガイド28とは異な
るガイドベース21上の位置に設けてもよい。この場合
にも、当り補強ピン29の可動レバー20上での位置及
び傾き等は、当り補強ピン29が、テープに対して小さ
なラップアングルになり、かつテープ面に平行かつテー
プの進行方向に垂直になるように設定する。
8を中心にして回動するとしたが、図4に示すように、
可動レバー20の回動軸26を傾斜ガイド28とは異な
るガイドベース21上の位置に設けてもよい。この場合
にも、当り補強ピン29の可動レバー20上での位置及
び傾き等は、当り補強ピン29が、テープに対して小さ
なラップアングルになり、かつテープ面に平行かつテー
プの進行方向に垂直になるように設定する。
【0024】次に本発明の第2実施例を図5に基づいて
説明する。
説明する。
【0025】同図において、ロールガイド37,傾斜ガ
イド38が、従来と同様にガイドベース31上に突設し
てあり、当り補強ピン39は、ガイドベース31上に直
接固着して設けてある。当り補強ピン39の位置及び傾
き等は、当り補強ピン39がローデイング完了の直前に
テープと当接し、またローデイングが完了したときに、
当り補強ピン39が、テープに対して小さなラップアン
グルで当接し、かつテープ面に平行かつテープの進行方
向に垂直になるように設定してある。本実施例は当り補
強ピン39をガイドベースに直接固着するので回動部分
がなく、また当り補強ピン39は短いので、機構,形状
が極めて簡単になる。
イド38が、従来と同様にガイドベース31上に突設し
てあり、当り補強ピン39は、ガイドベース31上に直
接固着して設けてある。当り補強ピン39の位置及び傾
き等は、当り補強ピン39がローデイング完了の直前に
テープと当接し、またローデイングが完了したときに、
当り補強ピン39が、テープに対して小さなラップアン
グルで当接し、かつテープ面に平行かつテープの進行方
向に垂直になるように設定してある。本実施例は当り補
強ピン39をガイドベースに直接固着するので回動部分
がなく、また当り補強ピン39は短いので、機構,形状
が極めて簡単になる。
【0026】次に本発明の第3実施例を図6に基づいて
説明する。
説明する。
【0027】本実施例は、進行したテープが回転ヘッド
ドラムから離れる出口部において、テープの上エッジ部
に当接する当り補強ピン49を設けてある。即ち、図6
において、ガイドベース42上には、従来と同様に、ロ
ールガイド47,傾斜ガイド48が、突設してある。そ
して、可動レバー40の回動軸46を傾斜ガイド48と
は異なるガイドベース42上の位置に設けてある。そし
て、可動レバー40の自由端部に支持棒50を立設し、
支持棒50の上端部にテープ側に向けて当り補強ピン4
9を取り付けてあり、これにより、当り補強ピン49が
テープの上エッジのみに当接する。ガイドベース40は
ねじりコイルばね52により付勢してある。ガイドベー
ス42上での当り補強ピン49の位置及び傾き等は、当
り補強ピン49がローデイング完了の直前にテープの上
エッジ部と当接し、またローデイングが完了したとき
に、当り補強ピン49が、ねじりコイルばね52の付勢
力の下に、テープに対して小さなラップアングルで当接
し、かつテープ面に平行かつテープの進行方向に垂直に
なるように設定してある。
ドラムから離れる出口部において、テープの上エッジ部
に当接する当り補強ピン49を設けてある。即ち、図6
において、ガイドベース42上には、従来と同様に、ロ
ールガイド47,傾斜ガイド48が、突設してある。そ
して、可動レバー40の回動軸46を傾斜ガイド48と
は異なるガイドベース42上の位置に設けてある。そし
て、可動レバー40の自由端部に支持棒50を立設し、
支持棒50の上端部にテープ側に向けて当り補強ピン4
9を取り付けてあり、これにより、当り補強ピン49が
テープの上エッジのみに当接する。ガイドベース40は
ねじりコイルばね52により付勢してある。ガイドベー
ス42上での当り補強ピン49の位置及び傾き等は、当
り補強ピン49がローデイング完了の直前にテープの上
エッジ部と当接し、またローデイングが完了したとき
に、当り補強ピン49が、ねじりコイルばね52の付勢
力の下に、テープに対して小さなラップアングルで当接
し、かつテープ面に平行かつテープの進行方向に垂直に
なるように設定してある。
【0028】本実施例はこのように構成してあり、テー
プ4の回転ヘッドドラム5からの出口部において、当り
補強ピン49により上エッジ部に張力がかかるので、こ
の部分の回転ヘッドドラム5からの逃げが防止され、こ
の部分のRF出力(図8のq部)が向上する。
プ4の回転ヘッドドラム5からの出口部において、当り
補強ピン49により上エッジ部に張力がかかるので、こ
の部分の回転ヘッドドラム5からの逃げが防止され、こ
の部分のRF出力(図8のq部)が向上する。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、テ
ープの走行ぐせをあまり変化せずに、テープへのヘッド
タッチを強くし、以て十分な出力特性を得ることができ
る。
ープの走行ぐせをあまり変化せずに、テープへのヘッド
タッチを強くし、以て十分な出力特性を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のガイドベースの説明図で
あり、同図(a)は斜視図,同図(b)は傾斜ガイドの
根元部分における可動レバーとの嵌合状態を示す断面
図,同図(c)は当り補強ピンの断面図である。
あり、同図(a)は斜視図,同図(b)は傾斜ガイドの
根元部分における可動レバーとの嵌合状態を示す断面
図,同図(c)は当り補強ピンの断面図である。
【図2】同図(a)は図1のガイドベースのローデイン
グ完了時の回転ヘッドドラムとの位置関係を示す平面図
であり、同図(b)はそのときのテープと当り補強ピン
との接触の状態を示す斜視図である。
グ完了時の回転ヘッドドラムとの位置関係を示す平面図
であり、同図(b)はそのときのテープと当り補強ピン
との接触の状態を示す斜視図である。
【図3】図1のガイドベースが用いられるテープ記録再
生装置の概略平面図である。
生装置の概略平面図である。
【図4】本発明の第1実施例のガイドベースの他の構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例のガイドベースの斜視図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第3実施例のガイドベースの斜視図で
ある。
ある。
【図7】従来の、テープの回転ヘッドドラムへの入口部
における、テープの下エッジ部が逃げている様子を示す
説明図である。
における、テープの下エッジ部が逃げている様子を示す
説明図である。
【図8】従来のテープ記録再生装置の場合のRF出力の
グラフである。
グラフである。
1、21,31,42 ガイドベース
4 テープ
5 回転ヘッドドラム
7,37,47 ローラガイド
8,28,38,48 傾斜ガイド
9,29,39,49 当り補強ピン
10,20,40 可動レバー
12,52 ばね
Claims (2)
- 【請求項1】 記録担体であるテープの、回転ヘッドド
ラムの回転ヘッドに近い側のエッジ部に当接する当り補
強ピンを設けたテープ記録再生装置において、 上記当り補強ピンは、ローラガイドと傾斜ガイドとを突
設した移動ガイドベース上であって、上記傾斜ガイドに
回動自在に軸支された可動レバー上に突設され、上記傾
斜ガイドと上記回転ヘッドドラムとの間で上記テープに
当接する位置に配置され、上記当り補強ピンを上記テー
プに当接させる付勢力を付与するばね体で、上記可動レ
バーの回動動作を制御して、当該可動レバーを所定位置
に定めたとき、上記当り補強ピンが上記テープのエッジ
部に当接され、その押圧力で上記エッジ部に所定の張力
を生じさせる ことを特徴とするテープ記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記当り補強ピンは、上記テープが上記回転ヘッドドラ
ムに当接する入り口部もしくは、出口部もしくは、その
両方に配置してあることを特徴とするテープ記録再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07104193A JP3424257B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | テープ記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07104193A JP3424257B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | テープ記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06259847A JPH06259847A (ja) | 1994-09-16 |
JP3424257B2 true JP3424257B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=13449048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07104193A Expired - Fee Related JP3424257B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | テープ記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3424257B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP07104193A patent/JP3424257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06259847A (ja) | 1994-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3424257B2 (ja) | テープ記録再生装置 | |
JPH04265553A (ja) | テープ駆動装置 | |
US5808212A (en) | Apparatus for testing components to be incorporated in a video cassette recorder | |
US4429377A (en) | Rotary recording medium reproducing apparatus having a jacket opening enlarging device | |
JP3022731U (ja) | テンションレバー駆動装置 | |
JP2521322B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
US5523906A (en) | Recording and/or reproducing apparatus having mechanism for causing rotary drum and tape cassette to relatively come close to each other | |
JP2567115B2 (ja) | ビデオテープレコーダのテープローディング機構 | |
JPS6117578Y2 (ja) | ||
KR0130200Y1 (ko) | 자기기록재생기의 핀치암 및 테이크업 가이드 구동장치 | |
JP3095645U (ja) | ビデオカセットレコーダ | |
JPH0447783Y2 (ja) | ||
JPH0627009Y2 (ja) | 磁気記録/再生装置 | |
KR940005822Y1 (ko) | 브이씨알의 가이드 아암 및 핀치 아암 조립체 | |
JPS58189855A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP3389950B2 (ja) | 磁気テープ装置の逆転用テープテンション機構 | |
JPH0650839Y2 (ja) | テ−ププレ−ヤのテ−プロ−デイング装置 | |
JPH0728600Y2 (ja) | テ−プ走行装置 | |
JP2541504Y2 (ja) | 磁気ヘッドクリーニング装置を具えた磁気記録再生装置 | |
JPS609964Y2 (ja) | カセツトプレ−ヤ | |
JPS62256251A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH03295056A (ja) | テープローディング機構 | |
JPS6122380B2 (ja) | ||
JPH05217252A (ja) | テープローディング機構 | |
JPH05144137A (ja) | テープローデイング機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |