JP3424143B2 - 電気掃除機の吸込具 - Google Patents

電気掃除機の吸込具

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JP3424143B2 JP25856695A JP25856695A JP3424143B2 JP 3424143 B2 JP3424143 B2 JP 3424143B2 JP 25856695 A JP25856695 A JP 25856695A JP 25856695 A JP25856695 A JP 25856695A JP 3424143 B2 JP3424143 B2 JP 3424143B2
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/02Nozzles
    • A47L9/04Nozzles with driven brushes or agitators
    • A47L9/0461Dust-loosening tools, e.g. agitators, brushes
    • A47L9/0466Rotating tools
    • A47L9/0477Rolls

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機におい
て、塵埃等を吸引する吸込具に係り、さらに詳しくは、
床面などを雑巾で拭くのと同様の機能を有する回転ロー
ラ体を備えた電気掃除機の吸込具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は特開平5−261035号公報
(以下従来技術1という)に開示された吸込具の断面図
である。図において、61は上部ケース、62は下部ケ
ースで、バンパー63を挟んで一体に結合されている。
64は下部ケース62に設けた吸込口で、吸込口64か
ら吸引された空気流は上下のケース61,62に回転自
在に装着された継手65を介して電気掃除機本体(図示
せず)に流れるようになっている。66は下部ケース6
2のバンパー63側に設けた前車輪、67は下部ケース
62の継手65側に設けた回転ローラ体である。
【0003】回転ローラ体67は、図10、図11に示
すように、円筒68の外周に起毛布69を巻回したもの
で、その両端部にはキャップ70が結合され、このキャ
ップ70にはコイルばね72を介してシャフト71が取
付けられ、回転ローラ体67を回転可能に保持してい
る。そして、シャフト71は下ケース62に設けた取付
穴73に嵌入されて下ケース62に装着され、コイルば
ね72は圧縮された状態でキャップ70とシャフト71
の端面を押圧している。
【0004】上記のような吸込具60において、吸込口
64から吸込まれた塵埃などは、継手65からパイプ、
ホースを通って電気掃除機本体内に堆積する。吸込具6
0の前進時には、吸込口64が塵埃などを吸込んだあと
で回転ローラ体67が床面上を通過し、床面上に付着し
たほこりなどを起毛布69によって拭きとる。このと
き、回転ローラ体67は床面上では摩擦抵抗がコイルば
ね72の付勢力より小さいため回転せず、固定された状
態で床面を拭きとる。一方、吸込具60によりじゅうた
んの掃除をするときは、摩擦抵抗が大きいため回転ロー
ラ体67はコイルばね72の付勢力に打勝って回転し、
じゅうたんの表面をクリーニングする。
【0005】図12は従来の他の例の電気掃除機の吸込
具(以下従来技術2という)の断面図である。なお、図
9の従来技術1と同じ機能の部分にはこれと同じ符号を
付し、説明を省略する。下ケース62には円筒68に起
毛布69を巻回した回転ローラ体67が設けられてい
る。75は一端にローラ77を有するアームで、そのほ
ぼ中央部は軸76により回動可能に支持されており、他
端と下ケース62との間にはコイルばね78が介装さ
れ、アーム75を矢印方向に付勢している。79はアー
ム75の他端に連結された操作ボタン、80は回転ロー
ラ体67と対向して下ケース62に設けらたれ受け台で
ある。
【0006】上記のような吸込具60において、床面を
掃除するときは操作ボタン79を一方の側に位置させて
図の状態(自由状態)に保持する。このとき、アーム7
5はコイルばね78に付勢されて矢印方向に回動し、ロ
ーラ77は回転ローラ体67の円筒68と受け台80と
の間に侵入し、その楔作用により回転ローラ体67を回
転不能にロックして床面のほこりなどを拭きとる。ま
た、じゅうたんを掃除するときは操作ボタン79を他方
の側に位置させる。これにより、アーム75は反矢印方
向に回動してローラ77のロックが解除されるので、回
転ローラ体67は自由に回転することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1の吸込具は
上記のように構成されているので、被掃除面の摩擦抵抗
がコイルばね72の付勢力より大きいときのみ回転ロー
ラ体67が回転するようになっている。このため、摩擦
抵抗の小さい床面や畳面などを掃除するときは、回転ロ
ーラ体67は完全に固定されており、吸込具60を移動
させるためには大きな操作力を必要とする。また、床面
などを掃除するときは、回転ローラ体67は被掃除面と
常に一か所で接するため起毛布69の摩耗が激しく、片
減りの原因になっていた。
【0008】また、従来技術2においては、床面(畳
面)又はじゅうたん面を掃除するときは、その都度操作
ボタン79により回転ローラ体67の動作(固定か回転
か)を切換えなければならないので、操作が面倒であ
る。さらに、床面(畳面)上を掃除するときは回転ロー
ラ体67は固定されているので、操作に力を要するばか
りでなく、回転ローラ体67は床面などと1か所で接す
るための起毛布69の摩耗が激しく、これまた片減りの
原因になっていた。
【0009】本発明に係る電気掃除機の吸込具は、床
面、畳面などの摩擦抵抗の小さい被掃除面を掃除する
際、また、じゅうたんのような摩擦抵抗の大きい被掃除
面を掃除する際のいずれの場合も回転し、さらに、被掃
除面の摩擦抵抗の変化に対応して自動的に回転速度を変
えることのできる回転ローラ体を備えることにより、吸
込具の操作力を軽減すると共に、回転ローラ体の起毛布
の片減りをなくすことのできる電気掃除機の吸込具を得
ることを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る電気掃除機の吸込具は、回転ローラ
体をローラ本体とその両端部に設けた支持部とによって
構成し、少なくとも一方の支持部に粘性抵抗装置を設け
たものである。これにより、摩擦抵抗の小さい被掃除面
を掃除する際は回転ローラ体はゆっくり回転し、摩擦抵
抗の大きい被掃除面を掃除するときは回転ローラ体は前
記よりも若干早く回転して、被掃除面をクリーニングす
る。
【0011】(2)また、上記(1)の電気掃除機の吸
込具において、粘性抵抗装置をローラ本体と同軸上に配
置し、この粘性抵抗装置に回転ローラ体を吸込具に装着
するためのキャップを取付けると共に、キャップの一部
及び粘性抵抗装置をホルダで被覆したものである。
【0012】(3)さらに、上記(1)の電気掃除機の
吸込具において、回転ローラ体の支持部を、凹部を有し
ローラ本体の端部に固定されるハウジング、中心部に貫
通穴を有しシール材を介してハウジングの開口部を閉塞
する上蓋、及び一端にハウジングの凹部に配設される抵
抗体を有し上蓋の貫通穴に挿通されて他端に連結部が設
けられた抵抗部材からなり、ハウジングと上蓋とによっ
て形成された空間部に粘性流動体を充填してなる粘性抵
抗装置と、一端に抵抗部材の連結部に係合する係合部を
有し、他端に吸込具に取付けるための支持軸を有するキ
ャップと、このキャップの一部及び粘性抵抗装置を被覆
してローラ本体の端部に固定されるホルダとによって構
成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る吸込具を備え
た電気掃除機の一例を示す斜視図である。56は電気掃
除機本体で、ホース57、パイプ58を介して吸込具1
と連結されており、被掃除面の塵埃は、吸込具1の底面
に設けられた吸込口より吸込まれ、パイプ58、ホース
57を経て電気掃除機本体56内に堆積される。
【0014】図2は本発明に係る吸込具の一実施形態の
縦断面図、図3はその底面図である。両図において、2
は上部ケース、3は上部ケース2と一体に結合された下
部ケースで、被掃除面Fの塵埃などは、吸込通路5,5
から吸込口4に吸込まれるようになっている。吸込口4
の後方には横方向に凹部6が形成され、この凹部6内に
は円筒体の周りに起毛布を巻付けた回転ローラ体20が
配設されており、吸込具1はこの回転ローラ体20と後
車輪8,8とにより被掃除面Fに接している。なお、7
は上ケース2と下ケース3との間に回転自在に装着され
た継手である。
【0015】次に、回転ローラ体20について説明す
る。この回転ローラ体20は、図3、図4に示すよう
に、円筒体22の外周に起毛布23を巻付けたローラ本
体21と、その両端部に設けられた支持部25a,25
bとからなっている。支持部25aは、図5〜図7に示
すように、ハウジング31、上蓋35、抵抗部材37等
からなる粘性抵抗装置30と、キャップ47及びホルダ
52とからなっている。
【0016】ハウジング31は、円筒状の本体32と、
本体32の両側に突設された回り止め33,33とから
なり、本体32には大径部と小径部とからなる凹部34
が形成されている。この回り止め33,33の長さは、
ローラ本体21の円筒体22の外径とほぼ等しく形成さ
れている。なお、回り止め33,33は1個でもよく、
その形状も適宜変更することができる。上蓋35は大径
部と小径部とからなり、大径部はハウジング31の凹部
34の大径部に、小径部は同じく小径部に嵌合しうる大
きさに形成されており、中心部には貫通穴36が設けら
れている。
【0017】抵抗部材37は、一端にハウジング31の
凹部34の小径部内に配設しうる複数枚の回転羽根39
を有し、他端に例えば角柱40が形成されて上蓋35の
貫通穴36に回転可能に挿通される軸体38と、外周に
例えば歯車の如き係止部42を有し、中心部に軸体38
の角柱40が結合される角穴43を有する連結部41と
からなっている。
【0018】この抵抗部材37に設けた回転羽根39は
図示の形状及び数に限定するものではなく、回転に際し
て後述の粘性流動体との間に抵抗を生ずるものであれ
ば、その形状及び数は問わない。また、軸体38に設け
た角柱40も四角形以外の多角形、スプライン、キー溝
等、連結部41が回転不能に結合しうるものであればよ
く、さらに、連結部41に歯車42を設けた場合を示し
たが、これも多角形、スプラインあるいはキー溝等、後
述のキャップが回転不能に連結しうるものであればよ
い。
【0019】キャップ47は、内周に抵抗部材37の連
結部41の係止部42に係合する係合部(本例において
は内歯歯車であるが図示せず)を有する本体48と、本
体48から突設された軸部49と、軸部49から突設さ
れた例えば角柱状の支持軸50とからなっている。ホル
ダ52は、キャップ47が回転可能に嵌入されて少なく
とも支持軸50が突出する円筒部53と、ハウジング3
1が嵌合するフランジ部54とからなり、フランジ部5
4にはハウジング31の回り止め33,33が嵌合する
切欠き部55が設けられている。なお、フランジ部54
の外径は、ローラ本体21の円筒体22の外径とほぼ等
しく形成されている。
【0020】次に、図5〜図7により粘性抵抗装置30
の組立順序の一例を説明する。先ず、ハウジング31の
凹部34の小径部内に、例えば、シリコンオイル、グリ
セリンあるいは機械油、エンジンオイルなどの化学合成
オイルの如き粘性流動体を所定量充填し、ついで、抵抗
部材37の回転羽根39及び軸体38の一部を凹部34
内に収容する。そして、貫通穴36を軸体38に回転可
能に嵌合した上蓋35をオイルシール45,45を介し
てハウジング31の凹部34に結合し、凹部34の開口
部を閉塞する。最後に、軸体38の角柱40に連結部材
37の角穴43を圧入して一体的に結合すれば、粘性抵
抗装置30の組立が完了する。
【0021】次に、粘性抵抗装置30の連結部41にキ
ャップ47の係合部を係合させ、ついで、キャップ47
にホルダ52を回転可能に嵌合してその支持軸50及び
軸部49の一部を円筒部53の端部から突出させると共
に、切欠き部55をハウジング31の回り止め33,3
3に嵌合する。そして、ハウジング31の回り止め3
3,33及びホルダ52の下面を接着剤によりローラ本
体21の円筒体22の端面に接着する。なお、ローラ本
体21の他方の端部には、上述した粘性抵抗装置30を
有する支持部25bを設けてもよく、あるいは、ローラ
本体21に対して回転可能な角柱の如き支持軸を取付け
てもよい。
【0022】上記のように構成した回転ローラ体20に
おいて、ローラ本体21を固定してキャップ47を回転
しようとすると、これに連結された抵抗部材37も回転
しようとするが、ハウジング31と上蓋35との間に充
填された粘性流動体により回転羽根39の回転を阻止す
る力が働く。しかし、粘性流動体は摩擦抵抗と異なり、
回転羽根39の回転を完全にロックできないため、キャ
ップ47はホルダ52の円筒部53をガイドとしてゆっ
くりと回転することができる。このときの回転の速さ
は、粘性流動体の粘度と羽根39の形状によって定ま
る。したがって、キャップ47を固定してローラ本体2
1を回転しようとすれば、これに加わる外力に応じてロ
ーラ本体21が回転する。なお、実施例では、粘性流動
体として、その粘度が粘性抵抗装置30のトルク値で4
0g・cm〜300g・cm範囲のものを使用した。
【0023】一方、吸込具1の下ケース3の凹部6の一
方の端面には、図8に示すように、窓11を有する凹部
10を設ける共に、この凹部10には、キャップ47の
支持軸50が嵌入する嵌合部13を有するキャツプ受け
12が前後に摺動可能に挿入され、側壁との間に介装さ
れたばね14により窓11側に付勢された軸受部9aが
設けられている。なお、凹部6の他方の端面には、上述
の軸受部9a又は支持軸が回転不能に嵌入される穴から
なる軸受部9bを設けられている。
【0024】上記のように構成した回転ローラ体20
は、吸込具1の下ケース3に設けたキャップ受け12を
有する軸受部9aに、一方の支持部25a(又は25
b)の支持軸50を挿入してばね14を押圧し、他方の
支持部25b(又は25a)の支持軸を他方の軸受部9
bに嵌入して手を離せば、回転ローラ体20は、ばね1
4に付勢されて両支持部25a,25b間に支持され
る。なお、回転ローラ体20を吸込具1から取外すとき
は上記と反対の操作を行えばよいので、着脱がきわめて
容易である。
【0025】吸込具1に装着された回転ローラ体20
は、図4に示すように、キャップ47及びこれに連結さ
れた抵抗部材37は、吸込具1の下ケース3に支持軸5
0を介して回転不能に保持されており、キャップ52、
ハウジング31及びローラ本体21は粘性流動体を介し
てキャップ47に回転可能に保持されている。
【0026】次に、上記のように構成した本発明の作用
を説明する。上述の回転ローラ体20を備えた吸込具1
により、例えば、床面又は畳などの被掃除面を掃除する
場合は、吸込口4から床面上などの塵埃等を吸込むと共
に、回転ローラ体20に対する摩擦抵抗が比較的小さい
ため、回転ローラ体20は吸込具1の移動に対してゆっ
くりと回転し、床面などとの接触時間を長くして起毛布
23により床面などを拭き掃除する。また、被掃除面が
じゅうたんのように摩擦抵抗が大きい場合は、吸込口4
から塵埃等を吸込むと共に、回転ローラ体20は、床面
などの場合に比べて比較的早く回転し、じゅうたんの表
面をクリーニングする。
【0027】このように、本発明においては、被掃除面
が床面や畳面の場合でも、あるいはじゅうたんの場合で
あっても、回転ローラ体20との間に摩擦抵抗があれ
ば、特別な操作を行うことなく、回転ローラ体20は被
掃除面の摩擦抵抗に対応した速度で自動的に、かつゆっ
くりと回転して被掃除面の拭き掃除やクリーニングを行
うことができる。このため、吸込具1の操作が容易で大
きな力を必要とせず、また、起毛布23は被掃除面に回
転接触するので、片減りすることもない。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、電気掃除機の吸込具に取付ける回転ローラ体を、ロ
ーラ本体とその両端部に設けた支持部とによって構成
し、少なくとも一方の支持部に粘性抵抗装置を設けたの
で、掃除に際して回転ローラ体はは被掃除面の状態に対
応して自動的かつゆっくりと回転し、被掃除面の拭き掃
除やクリーニングを行なうことができる。このため、吸
込具の操作が容易で大きな力を必要とせず、また、回転
ローラ体に巻き付けた起毛布の片減りを防止することが
できる。
【0029】さらに、粘性抵抗装置をローラ本体と同軸
上に設けたので、回転ローラ体がコンパクトになり、ま
た、吸込具への着脱が簡単でメンテナンスが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る吸込具を備えた電気掃除機の一
例の斜視図である。
【図2】 本発明に係る吸込具の一実施形態の縦断面図
である。
【図3】 図2の底面図である。
【図4】 図2の回転ローラ体の要部を示す断面図であ
る。
【図5】 図4の分解斜視図である。
【図6】 図5の粘性抵抗装置の組立状態を一部断面で
示した平面図である。
【図7】 一部断面で示した図6の正面図である。
【図8】 吸込具に設けた軸受部の分解斜視図である。
【図9】 従来の電気掃除機の吸込具の一例の縦断面図
である。
【図10】 図9の要部の分解斜視図である。
【図11】 図10の組立図である。
【図12】 従来の電気掃除機の吸込具の他の例の縦断
面図である。
【符号の説明】
1 吸込具、2 上ケース、3 下ケース、4 吸込
口、9a,9b 軸受部、20 回転ローラ体、21
ローラ本体、22 円筒体、23 起毛布、25a,2
5b 支持部、30 粘性抵抗装置、31 ハウジン
グ、33 回り止め、34 凹部、35 上蓋、37
抵抗部材、39 回転羽根、41 連結部、45 オイ
ルシール、47 キャップ、50 支持軸、52 ホル
ダ、55 切欠き部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−292647(JP,A) 特開 平5−253129(JP,A) 特開 平7−127680(JP,A) 実開 昭57−181250(JP,U) 実開 平5−89991(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面などを拭くための回転ローラ体を備
    えた電気掃除機の吸込具において、 前記回転ローラ体をローラ本体とその両端部に設けた支
    持部とによって構成し、少なくとも一方の支持部に粘性
    抵抗装置を設けたことを特徴とする電気掃除機の吸込
    具。
  2. 【請求項2】 前記粘性抵抗装置をローラ本体と同軸上
    に配置し、該粘性抵抗装置に回転ローラ体を吸込具に装
    着するためのキャップを取付けると共に、該キャップの
    一部及び前記粘性抵抗装置をホルダで被覆したことを特
    徴とする請求項1記載の電気掃除機の吸込具。
  3. 【請求項3】 前記回転ローラ体の支持部を、 凹部を有しローラ本体の端部に固定されるハウジング、
    中心部に貫通穴を有しシール材を介して前記ハウジング
    の開口部を閉塞する上蓋、及び一端に前記ハウジングの
    凹部に配設される抵抗体を有し前記上蓋の貫通穴に挿通
    されて他端に連結部が設けられた抵抗部材からなり、前
    記ハウジングと上蓋とによって形成された空間部に粘性
    流動体を充填してなる粘性抵抗装置と、 一端に前記抵抗部材の連結部に係合する係合部を有し、
    他端に吸込具に取付けるための支持軸を有するキャップ
    と、 該キャップの一部及び前記粘性抵抗装置を被覆して前記
    ローラ本体の端部に固定されるホルダとによって構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の吸込
    具。
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