JP3423236B2 - 多段圧縮装置の連結機構 - Google Patents

多段圧縮装置の連結機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窒素ガスなどの所要
の気体を、ピストンをコンロッドを介してヨークに連結
した複数の往復圧縮部を備えて多段階で高圧に圧縮する
多段圧縮装置の連結機構に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種の多段圧縮装置としては、圧
縮段数の増加に従って往復圧縮部、すなわち、シリンダ
とピストンとによる圧縮部を高圧側になるほどシリンダ
とピストンの直径を細くするとともに、L型・V型・W
型・半星型・星型・対向釣り合い型などに配置して、各
圧縮部を所要の位相にずらせた行程で動作するように、
クランク軸に連結して連動することにより多段階の圧縮
動作を行う機構を電動機などの駆動源により運転する構
成が開示されている(日本機械学会昭和45年9月15
日「機械工学便覧」第10編第30図〜第32図な
ど)。
【0003】また、従来、図8に示したように、4つの
往復圧縮部101・102・103・104を直交する
軸105・106上で往復連動するように配置し、往復
圧縮部101から順次に高圧化して往復圧縮部104を
最終段の高圧圧縮部とした多段圧縮装置100が、例え
ば米国特許第5,033,940号明細書などで周知で
ある。
【0004】そして、上記多段圧縮装置100において
は、一対の対向するピストン51・53はコンロッド5
5・57を介してヨーク1Aに連結し、他の一対の対向
するピストン52・54はヨーク1Aと向きを90度ず
らして配設したヨーク1Bにコンロッド56・58を介
して連結し、図示しない電動機部の電動モータなどによ
って、クランク軸59を回転させクランクピン60をク
ランク軸59の回りに回転させて、一対のピストン51
・53を軸105の方向にのみ往復運動させ、他の一対
のピストン52・54を軸106の方向にのみ往復運動
させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記往復圧縮部
103・104のコンロッド57・58とピストン53
・54の連結は、ピストン53・54に設けた雄型連結
部を、コンロッド57・58に設けた雌型連結部(図7
参照)に挿入して連結していたので、連結部に摺動部が
でき、摺動部の磨耗、強度、耐久性などに問題があっ
た。なお上記従来例では、第1段目往復圧縮部101の
ピストン51とコンロッド55および第2段目往復圧縮
部102のピストン52とコンロッド56は直接固定さ
れて連結されているので摺動部がない。本発明の目的
は、窒素ガスなどの所要の気体を多段階で高圧に圧縮す
る多段圧縮装置の連結機構において、往復圧縮部のコン
ロッドとピストンの連結部を改良して連結部の耐磨耗
性、強度、耐久性などを向上させた信頼性が高い多段圧
縮装置の連結機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、ピ
ストンをコンロッドを介してヨークに連結した複数の往
復圧縮部を備えて気体を多段階で圧縮する多段圧縮装置
のピストンをコンロッドに連結するための連結機構であ
って、曲面を有するピストンの雄型連結部を、コンロッ
ドの雌型連結部に挿入して連結し、このコンロッドの雌
型連結部は、前記ピストンの雄型連結部をコンロッドの
外側面入口から前記雌型連結部に挿入して連結できる
が、前記外側面入口から180°離れた外側面には入口
を設けない構造の雌型連結部とし、両者を連結した後必
要に応じてこの雌型連結部の外面に補強部材を装着する
ことを特徴とする多段圧縮装置の連結機構に関する。
【0007】本発明の請求項2は、ピストンをコンロッ
ドを介してヨークに連結した複数の往復圧縮部を備えて
気体を多段階で圧縮する多段圧縮装置のピストンをコン
ロッドに連結するための連結機構であって、曲面を有す
るピストンの雄型連結部を、コンロッドの雌型連結部に
挿入して連結し、前記ピストンの雄型連結部の先端が前
記コンロッドの雌型連結部の底部に接する箇所に高強度
補強部材を装着したことを特徴とする多段圧縮装置の連
結機構に関する。
【0008】本発明の請求項3は、ピストンをコンロッ
ドを介してヨークに連結した複数の往復圧縮部備えて気
体を多段階で圧縮する多段圧縮装置のコンロッドをヨー
クに連結するための連結機構であって、コンロッドを螺
子を用いてヨークに固定して連結するか、螺子部を一体
に形成したコンロッドの前記螺子部を用いてヨークに固
定して連結するか、あるいは両者を組み合わせてコンロ
ッドをヨークに固定して連結し、シリンダを構成する材
料の線膨張率を前記ピストンを構成する材料の線膨張率
より大きくしたことを特徴とする多段圧縮装置の連結機
構に関する。
【0009】本発明の請求項4は、ピストンをコンロッ
ドを介してヨークに連結した複数の往復圧縮部を備えて
気体を多段階で圧縮する多段圧縮装置のピストンをコン
ロッドに連結するための連結機構であって、曲面を有す
るピストンの雄型連結部を、コンロッドの雌型連結部に
挿入して連結し、シリンダを構成する材料の線膨張率を
前記ピストンを構成する材料の線膨張率より大きくした
ことを特徴とする多段圧縮装置の連結機構に関する。
【0010】本発明の請求項5は、ピストンをコンロッ
ドを介してヨークに連結した複数の往復圧縮部を備えて
気体を多段階で圧縮する多段圧縮装置のコンロッドをヨ
ークに連結するための連結機構であって、コンロッドを
螺子を用いてヨークに固定して連結するか、螺子部を一
体に形成したコンロッドの前記螺子部を用いてヨークに
固定して連結するか、あるいは両者を組み合わせてコン
ロッドをコンロッドをヨークに固定して連結し、前記ピ
ストンが下死点に達した際にピストンに設けたラビリン
ス溝がシリンダから出ないようにしたことを特徴とする
多段圧縮装置の連結機構に関する。
【0011】本発明の請求項6は、ピストンをコンロッ
ドを介してヨークに連結した複数の往復圧縮部を備えて
気体を多段階で圧縮する多段圧縮装置のピストンをコン
ロッドに連結するための連結機構であって、曲面を有す
るピストンの雄型連結部を、コンロッドの雌型連結部に
挿入して連結し、前記ピストンが下死点に達した際にピ
ストンに設けたラビリンス溝がシリンダから出ないよう
にしたことを特徴とする多段圧縮装置の連結機構に関す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る
多段圧縮装置の連結機構の一実施形態を示すもので、
(A)は第3段目往復圧縮部103の断面を示す説明図
であり、(B)は第3段目往復圧縮部103のコンロッ
ド57とピストン53の断面を示す説明図である。
【0013】図1(B)に示したように、この例では、
第3段目往復圧縮部103のコンロッド57の一端に設
けた球面を有する雌型連結部64に、ピストン53の一
端に設けたそれに対応する球面を有する雄型連結部65
を挿入して連結して図1(A)に示したように、第3段
目往復圧縮部103が形成されている。66はガイドリ
ングである。このようにすることにより連結部の摺動性
が向上して耐磨耗性、耐久性、信頼性などが向上する。
【0014】図1(B)に示したように、ピストン53
の雄型連結部65の先端がコンロッド57の雌型連結部
64の底部に接する箇所(最も負荷のかかる箇所)には
高強度補強部材67が装着されている。例えばピストン
53を超硬合金で作り、コンロッド57を加工性のよい
S45Cなどの安価な材料で作り、高強度補強部材67
を装着しておけば連結部の耐磨耗性、耐久性、信頼性な
どが一層向上する上、コストダウンが可能となる。
【0015】図1(A)に示したように、ピストン53
はシリンダ70内に僅かな間隙を維持して挿入されてお
り、ピストン53の周囲には複数のラビリンス溝71を
設けてラビリンスシールしている。シリンダ70を構成
する材料の線膨張率α2をピストン53を構成する材料
の線膨張率α1以上とすれば、圧縮性能を低下させず、
ピストン53とシリンダ70とのカジリなどを抑制、防
止できる。線膨張率α2が線膨張率α1より大きけれ
ば、特に限定されないが、線膨張率α2と線膨張率α1
の関係が次式(1)で表される範囲にあると、より圧縮
性能を低下させず、ピストン53とシリンダ70とのカ
ジリなどを一層抑制、防止できる。 2.0α1≧α2≧α1 式(1)
【0016】また、ピストン53が図1(A)の右方向
に移動して下死点に達した際にピストン53の右端部に
設けたラビリンス溝71Aがシリンダ70から外部に出
ないようにすることが好ましい。ピストン53が下死点
に達した際にラビリンス溝71Aがシリンダ70から外
部に出ると、ピストン53が再度シリンダ70に入る
時、ラビリンス溝71Aのエッジがシリンダ70を削る
恐れがある。そこで、ピストン53が下死点に達した際
にラビリンス溝71Aがシリンダ70から外部に出ない
ようにすることにより、このようなことが防止でき信頼
性が向上する。
【0017】図2にコンロッド57の雌型連結部64の
側面を示したように、コンロッド57の雌型連結部64
には、ピストン53の雄型連結部65を挿入するために
外側面入口68が設けてあり、この外側面入口68から
180°離れた位置の外側面には入口を設けない構造に
してある。ピストン53の雄型連結部65を外側面入口
68から雌型連結部64に挿入して連結できる。しか
し、前記外側面入口68から180°離れた外側面には
入口がないのでこの外側面からは雄型連結部65を雌型
連結部64に挿入して連結できない。前記外側面入口6
8から180°離れた外側面にも入口を設けた従来のも
のに比較して、連結部への応力集中を避けられるため連
結部の強度が向上し耐久性、信頼性が向上する。
【0018】図3(A)にコンロッド57の雌型連結部
64とピストン53の雄型連結部65の連結部断面を示
したように、この例では両者を連結後、雌型連結部64
の外側面に補強リング(補強部材)69をねじ込んで固
定するようになっている。66はガイドリングである。
図3(B)は図3(A)のA−A線断面説明図である。
このような構造とすることによりやはり連結部の強度が
向上し耐久性、信頼性が向上する。
【0019】図4に、ピストン53の一端に円錐面を有
する雄型連結部65を設けた例を示す。円錐面を有する
雄型連結部65をコンロッド57の対応する雌型連結部
64に挿入して連結するようになっている。このように
することにより連結部の加工性が向上してコストダウン
が図れるとともに、連結部の応力集中が防止でき、摺動
性が向上して耐磨耗性、耐久性、信頼性などが向上す
る。また、コンロッド57を図4の右方向に引く時、雄
型連結部65の円錐の肩部の面が雌型連結部64に良く
かかるので、応力の分散が図れる。
【0020】図5に、ピストン53の一端に楕円面を有
する雄型連結部65を設けた例を示す。楕円面を有する
雄型連結部65をコンロッド57の対応する雌型連結部
64に挿入して連結するようになっている。このように
することにより連結部の加工性が向上してコストダウン
が図れるとともに、連結部の応力集中が防止でき、摺動
性が向上して耐磨耗性、耐久性、信頼性などが向上す
る。
【0021】図6に、ピストン53の雄型連結部65の
先端が線接触でコンロッド57の雌型連結部64の底部
に接する構造とした例を示す。線接触とすることにより
応力集中が防止でき、摺動性が向上して耐磨耗性、耐久
性、信頼性が向上する。
【0022】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。例えば、
複数の往復圧縮部を上記のL型・V型・W型・半星型・
星型・対向釣り合い型などに配置した構成、または、3
つまたは5つ以上の往復圧縮部を星型に配置した構成の
多段圧縮装置であっても良い。また、上記実施形態で
は、第3段目往復圧縮部103について説明したが、こ
れらは当然のことながら第4段目往復圧縮部104につ
いても適用できるものである。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、コンロッドの
雌型連結部は、ピストンの雄型連結部をコンロッドの外
側面入口から雌型連結部に挿入して連結できるが、前記
外側面入口から180°離れた外側面には入口を設けな
い構造の雌型連結部とし、両者を連結した後必要に応じ
て雌型連結部の外面に補強部材を装着することにより、
連結部への応力集中を避けられるため連結部の強度が向
上し耐久性、信頼性が向上する。
【0024】また、請求項2の発明によれば、ピストン
の雄型連結部の先端がコンロッドの雌型連結部の底部に
接する箇所に高強度補強部材を装着することにより、連
結部の耐磨耗性、耐久性、信頼性などが一層向上する。
【0025】さらに、請求項3又は請求項4の発明によ
れば、シリンダを構成する材料の線膨張率をピストンを
構成する材料の線膨張率より大きくすることにより、圧
縮性能の低下がなく、ピストンとシリンダのカジリなど
を抑制、防止でき信頼性などが一層向上する。
【0026】そして、請求項5又は請求項6の発明によ
れば、ピストンが下死点に達した際にピストンに設けた
ラビリンス溝がシリンダから出ないようにすることによ
り、ピストンとシリンダとのカジリなどを抑制、防止で
き信頼性などが一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多段圧縮装置の連結機構の一実
施形態を示すもので、(A)は第3段目往復圧縮部の断
面を示す説明図であり、(B)は第3段目往復圧縮部の
コンロッドとピストンの断面を示す説明図である。
【図2】 コンロッドの雌型連結部の側面の説明図であ
る。
【図3】 (A)はコンロッドの雌型連結部とピストン
の雄型連結部の連結部断面の説明図であり、(B)は
(A)のA−A線断面説明図である。
【図4】 ピストンの一端に円錐面を有する雄型連結部
およびコンロッドの雌型連結部の断面を示す説明図であ
る。
【図5】 ピストンの一端に楕円面を有する雄型連結部
およびコンロッドの雌型連結部の断面を示す説明図であ
る。
【図6】 ピストンの一端に曲面を有する雄型連結部お
よびコンロッドの雄型連結部の断面を示す説明図であ
る。
【図7】 従来の多段圧縮装置のコンロッドとヨークの
連結部の断面を示す説明図である。
【図8】 従来の多段圧縮装置の断面説明図である。
【符号の説明】
100 多段圧縮装置 101 第1段目往復圧縮部 102 第2段目往復圧縮部 103 第3段目往復圧縮部 104 第4段目往復圧縮部 105、106 軸 1A、1B ヨーク 51〜54 ピストン 55〜58 コンロッド 61 ピン 64 雌型連結部 65 雄型連結部 66 ガイドリング 67 高強度補強部材 68 外側面入口 69 補強リング(補強部材) 70 シリンダ 71、71A ラビリンス溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間 誠 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 清水 栄一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 里 和哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−287560(JP,A) 特開 平6−2652(JP,A) 特開 平8−42452(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/04 F04B 35/01 F04B 37/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンをコンロッドを介してヨークに
    連結した複数の往復圧縮部を備えて気体を多段階で圧縮
    する多段圧縮装置のピストンをコンロッドに連結するた
    めの連結機構であって、曲面を有するピストンの雄型連
    結部を、コンロッドの雌型連結部に挿入して連結し、こ
    のコンロッドの雌型連結部は、前記ピストンの雄型連結
    部をコンロッドの外側面入口から前記雌型連結部に挿入
    して連結できるが、前記外側面入口から180°離れた
    外側面には入口を設けない構造の雌型連結部とし、両者
    を連結した後必要に応じてこの雌型連結部の外面に補強
    部材を装着することを特徴とする多段圧縮装置の連結機
    構。
  2. 【請求項2】 ピストンをコンロッドを介してヨークに
    連結した複数の往復圧縮部を備えて気体を多段階で圧縮
    する多段圧縮装置のピストンをコンロッドに連結するた
    めの連結機構であって、曲面を有するピストンの雄型連
    結部を、コンロッドの雌型連結部に挿入して連結し、前
    記ピストンの雄型連結部の先端が前記コンロッドの雌型
    連結部の底部に接する箇所に高強度補強部材を装着した
    ことを特徴とする多段圧縮装置の連結機構。
  3. 【請求項3】 ピストンをコンロッドを介してヨークに
    連結した複数の往復圧縮部備えて気体を多段階で圧縮す
    る多段圧縮装置のコンロッドをヨークに連結するための
    連結機構であって、コンロッドを螺子を用いてヨークに
    固定して連結するか、螺子部を一体に形成したコンロッ
    ドの前記螺子部を用いてヨークに固定して連結するか、
    あるいは両者を組み合わせてコンロッドをヨークに固定
    して連結し、シリンダを構成する材料の線膨張率を前記
    ピストンを構成する材料の線膨張率より大きくしたこと
    を特徴とする多段圧縮装置の連結機構。
  4. 【請求項4】 ピストンをコンロッドを介してヨークに
    連結した複数の往復圧縮部を備えて気体を多段階で圧縮
    する多段圧縮装置のピストンをコンロッドに連結するた
    めの連結機構であって、曲面を有するピストンの雄型連
    結部を、コンロッドの雌型連結部に挿入して連結し、シ
    リンダを構成する材料の線膨張率を前記ピストンを構成
    する材料の線膨張率より大きくしたことを特徴とする多
    段圧縮装置の連結機構。
  5. 【請求項5】 ピストンをコンロッドを介してヨークに
    連結した複数の往復圧縮部を備えて気体を多段階で圧縮
    する多段圧縮装置のコンロッドをヨークに連結するため
    の連結機構であって、コンロッドを螺子を用いてヨーク
    に固定して連結するか、螺子部を一体に形成したコンロ
    ッドの前記螺子部を用いてヨークに固定して連結する
    か、あるいは両者を組み合わせてコンロッドをコンロッ
    ドをヨークに固定して連結し、前記ピストンが下死点に
    達した際にピストンに設けたラビリンス溝がシリンダか
    ら出ないようにしたことを特徴とする多段圧縮装置の連
    結機構。
  6. 【請求項6】 ピストンをコンロッドを介してヨークに
    連結した複数の往復圧縮部を備えて気体を多段階で圧縮
    する多段圧縮装置のピストンをコンロッドに連結するた
    めの連結機構であって、曲面を有するピストンの雄型連
    結部を、コンロッドの雌型連結部に挿入して連結し、前
    記ピストンが下死点に達した際にピストンに設けたラビ
    リンス溝がシリンダから出ないようにしたことを特徴と
    する多段圧縮装置の連結機構。
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