JP3422746B2 - 船舶用糧食冷凍冷蔵庫枠体およびその作製方法 - Google Patents

船舶用糧食冷凍冷蔵庫枠体およびその作製方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定大の防熱パネ
ルを用いて船舶に搭載される船舶用糧食冷凍冷蔵庫の作
製方法および船舶用糧食冷凍冷蔵庫枠体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の船舶用糧食冷凍冷蔵庫は、船舶
内に設置されていて、乗船している人達の食用に供する
糧食を冷凍、冷蔵する収容庫として知られている。この
船舶用糧食冷凍冷蔵庫は、一般的に、魚や肉類を収容す
る冷凍室と、野菜等を収容する冷蔵室と、これら庫に入
る前の空間であるロビーとから構成されており、それぞ
れ必要な温度が異なっている。
【0003】図13は、従来の船舶用糧食冷凍冷蔵庫を
示す横断面図である。この図13において、船舶用糧食
冷凍冷蔵庫101は図示しない船舶に設置されている。
この船舶用糧食冷凍冷蔵庫101は、魚類を収容する魚
用冷凍室102と、肉類を収容する肉用冷凍室103
と、野菜等を収容する野菜用冷蔵室104と、これらの
室102,103,104に入る前の空間であるロビー
105とから構成されている。魚用冷凍室102と肉用
冷凍室103は例えば摂氏マイナス18度に、野菜用冷
蔵室104は例えば摂氏プラス3度に、ロビー105は
例えば摂氏プラス約8度に、それぞれ設定されている。
【0004】ロビー105には外部に通ずる出入口10
6が設けられており、その出入口106にはドアー10
7が開閉可能に設けられている。魚用冷凍室102、肉
用冷凍室103および野菜用冷蔵室104にはロビー1
05にのみ通ずる出入口108,109および110が
それぞれ設けられており、それら出入口108,109
および110にはドアー111,112および113が
それぞれ設けられている。
【0005】このような船舶用糧食冷凍冷蔵庫101
は、ポリウレタンフォームを薄板鋼板で挟み形成した防
熱パネルを使用し、次の二つの工法により構築してい
た。図14は、当該防熱パネルを使用して構築した船舶
用糧食冷凍冷蔵庫の外壁を構成する例を説明するために
示す図である。この図14において、符号121は天井
パネル、符号122はサイドパネル、符号123は床パ
ネル、符号124は排水口、符号125は出入口用サイ
ドパネル、符号126はドアー、符号127はリフトヒ
ンジ、符号128は開閉用セフティーハンドル、符号1
29はロータリーロックである。
【0006】このような防熱パネルを使用し、従来、二
つの工法によって船舶用糧食冷凍冷蔵庫は構築されてい
た。それでは、これら従来の二つの工法について、以下
に説明する。第1の工法および第2の工法とも、船舶毎
の寸法に合わせてパネル工場において、図14に示すよ
うな各パネル121,122,123、125等を製作
し、造船所に運び込むところまでは同じである。
【0007】ここで、第1の工法では、これらパネル1
21,122,123、125やその他冷凍冷蔵庫を構
築するに必要な部品等を船舶内の冷凍冷蔵庫設置場所に
運び込んだ後、まず、床パネル128を船内の設置場所
に配置する。床パネル128上の所定の位置にサイドパ
ネル122、125を立ててロータリーロック129に
より、床パネル128とサイドパネル122,125、
およびサイドパネル122,125同士をロータリーロ
ック129により固定する。また、サイドパネル12
2,125の上に天井パネル121を置いて同様にサイ
ドパネル122,125にロータリーロック129にで
固定する。また、その内部等に各種の部品等を取り付け
配置することにより船舶用糧食冷凍冷蔵庫101は構築
される。
【0008】第2の工法では、これらパネル121,1
22,123、125等を地上(船外)の組み立て場所
に運び、組み立て場所に床パネル128を置いて、以下
第1の工法と同様にパネルの組み立て作業を行なう。ま
た、その他冷凍冷蔵庫を構築するに必要な部品等を取り
付け配置する。ついで、第2の工法では、前記組み立て
作業をしたことにより船舶用糧食冷凍冷蔵庫の形状にさ
れた構築物をクレーンで吊り上げ、船内の冷凍冷蔵庫設
置場所に吊り下げて当該場所に固定することにより、船
舶用糧食冷凍冷蔵庫を構築していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
工法では、パネルの組み立て作業が船内工事となり、船
内の各種構造物等から作業の制約を受けるため、他の船
内工事との混在が発生し作業性が悪く、作業時間が多く
かかるという欠点があった。また、この第1の工法で
は、パネルの組み立て作業が終了しないと、船舶用糧食
冷凍冷蔵庫の内部付属品の取り付け工事ができず、作業
時間をさらに要するという不都合があった。
【0010】さらに、第1の工法にあっては、パネルの
組み立て作業が終了するまでは、船舶用糧食冷凍冷蔵庫
の周辺の艤装品等取り付け作業ができず、船の他の船内
工事との混在が発生して作業工率の低下により、建造工
事が遅れるという欠点もあった。一方、第2の工法にあ
っては、船外の工事であるため、第1の工法のような作
業時間が多くかかる欠点や、船の建造工事に遅れがでる
という欠点は解消できるものの、地上で構築した糧食冷
凍冷蔵庫をクレーンで吊り上げて船内に吊り下ろし固定
する際に、接合部に捩れや間隙が発生したり、パネルに
外的損傷を受けたりし、防熱性が低下するという不都合
があった。本発明は、上述した点に鑑みなされたもので
あり、作業性のよい船外組み立てを採用し、かつ接合部
に捩れや間隙が発生しない船舶用糧食冷凍冷蔵庫の作製
方法および船舶用糧食冷凍冷蔵庫枠体を提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に係る発明の船舶用糧食冷凍冷蔵庫枠
体は、軽量で堅牢な板体を立体形状の1面を除いた8個
の2面接合部から各2面に向けて所定幅だけ延長させ、
かつ、前記1面部分の2面接合部位置付近の少なくとも
2箇所の2面接合部にフランジを有する所定容積の第1
の枠ユニットと、軽量で堅牢な板体により立体形状の1
面を除いた8個の2面接合部から各2面に向けて所定幅
だけ延長させかつ前記1面部分の2面接合部位置付近の
少なくとも2箇所の2箇所合部にフランジを有する所定
容積の第2の枠ユニットと、第1の枠ユニットのフラン
ジを設けた一面と第2の枠ユニットのフランジを有する
1面とを合わせてフランジ同士を螺合してなることを特
徴とする。
【0012】本願請求項2に係る発明は、請求項記載
の船舶用糧食冷凍冷蔵庫枠体において、前記第1の枠ユ
ニットと前記第2の枠ユニットは、トラック輸送が可能
な外形、容積に構成したものであることを特徴とする。
本願請求項3に係る発明は、請求項記載の船舶用糧食
冷凍冷蔵庫枠体において、前記第1の枠ユニットと前記
第2の枠ユニットがフランジ同士で接合される部分は、
野菜用冷蔵室およびロビーとなる領域に位置する構造の
ものであることを特徴とする。本願請求項4に係る発明
は、前記請求項1ないし3に記載の船舶用糧食冷凍冷蔵
庫の枠体の作製方法において、所定大の防熱パネルを用
いて船舶に搭載される船舶用糧食冷凍冷蔵庫の作製、設
置する方法において、船外にて、当該船舶用糧食冷凍冷
蔵庫の壁、床および天井を構成する防熱パネルを嵌め込
むための枠体であって、この枠体を所定の容積の二つの
枠ユニットに予め形成し、その後、この枠ユニットを接
合して前記枠体を構成する工程と、船外にて、前記枠体
内周6面に前記防熱パネルを嵌め込み、その内部を冷凍
室、冷蔵室およびロビーに分ける仕切壁を設けて冷凍冷
蔵庫構造体を作製する工程と、前記冷凍冷蔵庫構造体を
船内に運び込み固定する工程とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1ないし図12は本発明
の実施の形態に係る船舶用糧食冷凍冷蔵庫を説明するた
めに示す図である。図1は本発明の実施の形態により設
置した船舶用糧食冷凍冷蔵庫を示す横断面図、図2は前
記船舶用糧食冷凍冷蔵庫を構成する枠体を示す斜視図、
図3は前記枠体の接合部の詳細を示す側面図、図4は前
記枠体と受け金具との関係および枠ユニットの接合部の
部品の配置関係を示す図、図5は枠体の下面に設ける突
起を示す正面図、図6は枠体を受け金具の上に載せたと
きの状態と受け金具の配置位置の関係を示す断面図、図
7は前記受け金具の内の第1の受け金具を拡大して示す
平面図、図8は図7のA−A線断面図、図9は受け金具
の内の第2の受け金具を拡大して示す平面図、図10は
前記第2の受け金具を拡大して示す正面図、図11は前
記第2の受け金具を拡大して示す側面図、図12は前記
受け金具の内の第3の受け金具を拡大して示す平面図で
ある。
【0014】この図1において、本発明の実施の形態に
おける船舶用糧食冷凍冷蔵庫1は、図示しない船舶に設
置されていて、魚類と肉類とを共に収容する魚肉用冷凍
室2と、野菜等を収容する野菜用冷蔵室4と、これら冷
凍室2および冷蔵室4に入る前空間であるロビー5とか
らなる。ここで、魚肉用冷凍室2は従来同様摂氏マイナ
ス18度に、野菜用冷蔵室4は同様に摂氏プラス3度
に、ロビー5は同様に摂氏プラス8度にそれぞれ設定さ
れることになる。
【0015】前記ロビー5には外部に通ずる出入口6が
設けられており、その出入口6にドアー7が開閉可能に
設けられている。魚肉用冷凍室2にはロビー5に通ずる
出入口8が設けられており、この出入口8にドアー9が
設けられている。野菜用冷蔵室4には前述同様にロビー
5に通ずる出入口10が設けられており、この出入口1
0にはドアー11が設けられている。このような構造を
した船舶用糧食冷凍冷蔵庫1は次のような作製方法によ
り構築される。
【0016】この船舶用糧食冷凍冷蔵庫の第1の作製方
法は、大別すると、枠ユニットを作製する工程と、これ
ら枠ユニット内に防熱パネルを固定し、かつ、冷凍冷蔵
庫として必要な部品を取り付ける工程と、二つの枠ユニ
ットを連結して冷凍冷蔵庫構造体を作製する工程と、こ
の冷凍冷蔵庫構造体を船内に運び込んで固定する工程と
からなる。
【0017】(1−1)まず、枠ユニットを作製する工
程について説明する。この工程では、工場において二つ
の枠ユニット、すなわち第1の枠ユニット20および第
2の枠ユニット30を作製している。まず、第1の枠ユ
ニット20について説明する。型鋼や軽量型鋼からなる
山形鋼を使用し、この山形鋼から6種類の長さの部品を
得る。また、型鋼や軽量型鋼からなる溝形鋼を使用し、
2種類の長さの部品を得ておく。さらに、型鋼や軽量型
鋼からなるリップ溝形鋼を使用し、1種類の長さの部品
を得ておく。なお、第1の枠ユニット20において、符
号は同一の部品を現しており、符号の後のアルファベッ
トは配置位置を特定するための付したものである。
【0018】3種類の長さ山形鋼からなる部品を使用
し、図2に示すように、左下梁21a、左上梁21b、
左柱22a、右柱22b、下梁23a、上梁23、右
下梁21c、右上梁21dを配置し、左柱22aの下端
と左下梁21aの端部と梁23aの端部の接合部、左
柱22aの上端と左上梁21bの端部と上梁23bの端
部の接合部、柱22bの下端と右下梁21cの端部と
下梁23aの端部の接合部、右柱22bの上端と右上梁
21dの端部と上梁23bの端部の接合部のそれぞれを
溶接で固定する。また、3種類の長さ山形鋼からなる部
品を使用し、図2に示すように、左柱24、右柱25、
上梁26を配置するとともに、1種類の溝型鋼からなる
部品を下梁27として配置し、左柱24の下端と左下梁
21aの端部と下梁27の端部の接合部、左柱24の上
端と左上梁21bの端部と上梁26の端部の接合部をそ
れぞれ溶接して固定する。
【0019】この際に、左柱24、右柱25、上梁26
は、フランジ構成部分が外側に向くように配置してあ
る。また、1種類の溝型鋼からなる部品を使用し、図2
に示すように、溝が図示下側に向くようにして下梁27
と下梁23aとの間に補強材28を配置し、下梁27と
補強材28の一端の接合部、補強材28の他端と下梁2
3aの接合面をそれぞれ溶接して固定する。また、下梁
3aと上梁3bの長手方向の中間位置程にリップ溝
型鋼からなる補強材29を配置し、補強材29の一端部
と下梁23aの接合部および補強材29の他端部と上梁
23bの接合部のそれぞれを溶接して固定する。
【0020】また、各接合面の溶接は、例えば図4に示
すように、左柱24の下端と、下左梁21aの端部と、
下梁27の端部との接合面の溶接のように行なうものと
する。これにより、第1の枠ユニット20を得ることが
できる。この第1の枠ユニット20の内側に等価的に一
つの立体形状が形成されることになる。
【0021】このように構成することにより、第1の枠
体ユニット20で囲まれた立体形状の1面を除いた8個
の2面接合部から、型鋼や軽量型鋼のような軽量で堅牢
な板体(21、22、23)で、前記立体形状の各2面
に向けて所定幅だけ延長させた構造になる。また、左柱
24,右柱25および上梁26により接合面部分の2面
接合部位置付近の2面接合部の3箇所にフランジ24
f,25f,26fが設けたた構造になる。また、フラ
ンジ24fとフランジ26fは、図3に示すように、2
面接合部よりやや後退した位置に配置されることにな
る。なお、第1の枠ユニット20の左下梁21a,右下
梁21c,下梁23aの下面の所定の位置には、図5に
示す突起Tがそれぞれ設けられている。なお、その位置
の詳細については、後述する。
【0022】つぎに、第2の枠ユニット30について説
明する。この第2の枠ユニット30で必要な部品は、型
鋼や軽量型鋼からなる山形鋼から1種類の長さの部品を
得る。また、型鋼や軽量型鋼からなる溝形鋼から、1種
類の長さの部品を得て。残りの部品は第1の枠ユニット
20を製造したときに使用した部品を使用できるので、
同一部品には、同一の符号を付して説明する。また、第
2の枠ユニット30においても、符号は同一の部品を現
しており、符号の後のアルファベットは配置位置を特定
するための付したものである点は第1の枠ユニット20
と同じである。
【0023】また、第2の枠ユニット30において、第
2の枠ユニット30の梁31および補強材32の長さが
第1の枠ユニット20の梁21および補強材28より長
い点が異なるだけであり、他の部品には変更がない。し
たがって、異なっている部分のみ説明し、他の部分は第
1の枠ユニット20と同一符号とアルファベットを付し
て説明を省略する。
【0024】図2に示すように、右下梁31a、左上梁
31b、左柱22a、右柱22b、下梁23a、上梁2
3a、右下梁31c、右上梁31dを配置し、各接合部
のそれぞれを溶接で固定する。また、図2に示すよう
に、右柱24、左柱25、上梁26を配置するととも
に、1種類の溝型鋼からなる部品を下梁27として配置
し、各接合部をそれぞれ溶接して固定する。この際に、
右柱24、左柱25、上梁26は、フランジ構成部分が
外側に向くように配置してある。これにより、第2の枠
ユニット30を得ることができる。この第2の枠ユニッ
ト30の内側に等価的に一つの立体形状が形成されるこ
とになる。
【0025】このように構成することにより、第2の枠
体ユニット30で囲まれた立体形状の1面を除いた8個
の2面接合部から、型鋼や軽量型鋼のような軽量で堅牢
な板体(21、22、23)で、前記立体形状の各2面
に向けて所定幅だけ延長させた構造になる。また、右柱
24,左柱25および上梁26により接合面部分の2面
接合部位置付近の2面接合部の3箇所にフランジ24
f,25f,26fが設けたた構造になる。また、フラ
ンジ24fとフランジ26fは、図3に示すように、2
面接合部よりやや後退した位置に配置されることにな
る。なお、第2の枠ユニット30の左下梁31a,右下
梁31c,下梁23aの下面の所定の位置には、図5に
示す突起Tがそれぞれ設けられている。なお、その位置
の詳細については、後述する。
【0026】このような第1の枠ユニット20と、第2
の枠ユニット30は、大型トラックで搬送できる容積に
構成されている。したがって、これら枠ユニット20、
30は工場等で製造し、トラックで造船所まで搬送でき
る。このように工場等で枠ユニット20,30を作製で
きるため、製造コストを低く抑えることができ、製造効
率もよくなる。
【0027】(1−2)工場において、上記二つの枠ユ
ニット20,30を製造している間に、造船所側におい
て船舶内の冷凍冷蔵庫設置場所に受け金物を設置する工
事を行っておく。この工事について図6ないし図12を
参照して説明する。まず、工場で、図7ないし図12に
示す3種類の受け金物41,42,43を製造し、造船
所に運び込み、図6に示すような位置関係に受け金物4
1,42,43を配置して船舶構造体に溶接して固定す
る。符号40は枠体を示し、この枠体40は受け金物4
1,42,43との間で、図6に示すような位置関係に
なる。
【0028】第1の受け金物41は、図7および図8に
示すように、ほぼ正方形状の枠受面45の2側面からL
字状の案内板46を溶接し、かつ、ほぼ正方形状の枠受
面45中央には枠体40の下面の突起Tが嵌入される受
孔47が穿設された構造をしている。受孔47は上側が
漏斗状な形状をしている。これら第1の受け金物41,
41,41,41は、図6に示すように、枠体40の四
隅を載せる位置に配置されている。
【0029】第2の受け金物42は、図9ないし図11
に示すように、長方形状の枠受面48の側面側に立設さ
せた案内板49を溶接し、かつ、ほぼ長方形状の枠受面
48には枠体40の下面の突起T,Tが嵌入される受孔
50,50が穿設された構造をしている。受孔50,5
0は上側が漏斗状な形状をしている。この第2の受け金
物42は、図10および図11に示すように、キャンバ
ー調整が可能なように、キャンバー調整代51,52を
設けている。これら第2の受け金物42,42は、図6
に示すように、枠体40の接合面部分の位置に配置され
ている。
【0030】第3の受け金物43は、第2の受け金物4
2と同じ外形をしており、図12に示すように、長方形
状の枠受面53の側面側に立設させた案内板54を溶接
し、かつ、ほぼ長方形状の枠受面53に枠体40の下面
の突起Tが嵌入される受孔55が穿設された構造をして
いる。受孔55は上側が漏斗状な形状をしている。この
第3の受け金物43は、図12に示すように、キャンバ
ー調整が可能なように、キャンバー調整代56,57を
設けている。この第3の受け金物43,43は、図6に
示すように、枠体40の下梁23a,23aの中央位置
に配置されている。なお、受け金物41,42,43
は、配置される位置によって異なるキャンバー調整代
(それぞれを図示しない)を当然設けている。また、枠
体40の下面に設けた突起T,T,…位置は、図6に示
すような位置に配置された受け金具41,42,43に
穿設された受孔47,…、50,…、55,…の位置と
なる。
【0031】(2)次に、これら枠ユニットの内部に防
熱パネルを固定し、かつ、冷凍冷蔵庫として必要な部品
を取り付ける工程について説明する。この工程では、工
場で完成した二つの枠ユニット20、30の内部の内周
5面に、この工場において、前記防熱パネルを嵌め込み
前記防熱パネルの合わせ面に設けられたファスナーで防
熱パネルを固定する。また、工場において、防熱パネル
を用いて、二つの枠ユニット20,30の内部を冷凍室
と冷蔵室とロビーとに分けるための仕切壁を設ける。さ
らに、前記各枠ユニット20,30の内部に防熱パネル
を用いて外壁、仕切壁をそれぞれ設けた後に、冷凍機や
食品棚やその他の部品等を設置する。
【0032】上述したように、工場において、各枠ユニ
ット20,30の各内部に防熱パネルを使用して外壁、
仕切壁を設け、かつ、冷凍機や食品棚やその他の部品等
を設置してなる構造体ユニットは、トラックにより造船
所内の冷凍冷蔵庫構造体の組立場所に運ばれる。
【0033】(3)二つの枠ユニットを連結して、二つ
の構造体ユニットを組み付けて冷凍冷蔵庫構造体を構成
させる工程について説明する。この冷凍冷蔵庫の組立場
所に運ばれた前記各枠ユニット20,30を含む二つの
構造体ユニットは、図2に示すように、前記第1の枠ユ
ニット20のフランジ24f,25f,26fを設けた
接合面(一面)と、第2の枠ユニット30のフランジ2
4f,25f,26fを設けた接合面(1面)とを合わ
せる。
【0034】ついで、前記第1の枠ユニット20のフラ
ンジ24f,25f,26fと、第2の枠ユニット30
のフランジ24f,25f,26fとを、図3に示すよ
うに、ボルト35、ナット36で螺合する。これによ
り、二つの枠ユニット20,30は、堅固に固定されて
枠体40に組み立てられる。なお、二つの枠ユニット2
0,30の接合面にはシール材を充填しておく。このよ
うにして組み立てられた枠体40は、基本的に、防熱パ
ネルで構成される立体の四隅を保護するように配置され
るため、全体を金属で覆ったものより軽量になり、か
つ、防熱パネルを確実に保護することができる。このよ
うに枠体40として組み立てられると、その枠体40の
内部には、冷凍庫、冷蔵庫およびロビーに仕切られ、か
つ、冷凍機や棚やその他の部品が配置された冷凍冷蔵庫
構造体となる。
【0035】(4)最期に、この冷凍冷蔵庫構造体を船
内に運び込んで固定する工程について説明する。上記
(3)の工程により完成した冷凍冷蔵庫構造体をクレー
ンで吊り上げ、船内の冷凍冷蔵庫設置場所(図6参照)
に吊り下げる。この吊り下げる際に、冷凍冷蔵庫構造体
の枠体40の下面に設けた突起T,T,…を、図6に示
す位置に配置された受け金具41,42,43の受孔4
7,…、50,…、55,…に嵌入させる。このように
受け金具41,42,43に枠体40が載置されると、
例えば右下梁21a、右柱24、下梁27と、第2の受
け金具42との位置関係は、図4に示すようになる。
【0036】そして、枠体40が受け金具41,42,
43の上に載置された状態で、受け金具41,42,4
3の案内板46,49,54と枠体40の下梁21a,
21c,13a,31a,31cとの間に楔を打ち込ん
で固定する。なお、その他の工事、例えば電気工事等が
あれば、これを完成させる。このようにすることによ
り、船舶用糧食冷凍冷蔵庫が作製、設置されることにな
る。
【0037】ここで、二つの枠ユニット20,30で構
成した枠体40の分割位置(接合面)Cと、冷凍室、冷
蔵室等との関係を図6を参照して説明する。冷凍冷蔵庫
構造体の枠体40が、図6に示す位置に固定されると、
船舶用糧食冷凍冷蔵庫1が完成し、図6に示すように魚
肉用冷凍室2、野菜用冷蔵室4およびロビー5が形成さ
れる。すると、枠体40の二つの枠ユニット20,30
の分割位置(接合面)Cは野菜用冷蔵室4およびロビー
5の位置に配置されることになる。これにより、分割位
置(接合面)Cは、高温側に位置することになるため、
冷却効率が低下することがない。
【0038】このようにこの実施の形態では、工場にお
いて、二つの枠ユニットの各内部にそれぞれ防熱パネル
を嵌め込むとともに間仕切りをし、冷凍冷蔵庫として必
要な装置や棚等を取り付けて二つの構造体ユニットを作
製しているので、冷凍冷蔵庫の内部付属品の取り付け工
事も簡単にでき、しかも、トラックで造船所まで運搬し
て冷凍冷蔵庫構造体を完成させるので、作業時間を縮小
でき作業効率が向上する。また、この実施の形態によれ
ば、船外で冷凍冷蔵庫構造体を作製するので、冷凍冷蔵
庫設置場所周辺の艤装品等取り付け作業を冷凍冷蔵庫の
作製作業に関係なく行なうことができ、これが原因によ
る船の建造工事の遅れがなくなる。さらに、この実施の
形態によれば、地上で構築した冷凍冷蔵庫構造体をクレ
ーンで吊り上げて船内に吊り下ろし固定する際でも、枠
体の剛性により接合部に捩れや間隙が生じることがな
く、冷却効率の向上が図れる。
【0039】上記実施の形態では、枠体40を二つの枠
ユニット20,30で構成する例で説明したが、他の実
施の形態では、枠体を構成するための部材をトラック等
で造船所に運び込み、造船所内の地上で一つの枠体とし
て組み立てれば、二つの枠ユニットに分割せずに構成す
ることができる。
【0040】この一つの枠体は、軽量で堅牢な板体を、
所定の大きさの立体形状があるものとして、この立体形
状の12個の2面接合部から各2面に向けて所定幅だけ
延長させた構造となる。したがって、この一つの枠体に
は、接合面(分割位置)という概念はででこない。それ
ゆえ、接合面(分割位置)から冷却エネルギーが放出さ
れる恐れはない。
【0041】また、この一つの枠体が完成した後の防熱
パネルの組み付け、間仕切り、所定の部材の取り付け、
船内に搬送する工程は、上記実施の形態と同様である。
この他の実施の形態によっても、冷凍冷蔵庫構造体を船
外で作製するので、枠体やパネルの組み立て作業が船外
工事となり、作業性がよくなり、作業時間を短縮できる
他、冷凍冷蔵庫の内部付属品の取り付け工事も簡単にで
きることから作業時間を縮小できる。
【0042】また、この実施の形態によれば、船外で冷
凍冷蔵庫構造体を作製するので、冷凍冷蔵庫設置場所周
辺の艤装品等取り付け作業を冷凍冷蔵庫の作製作業に関
係なく行なうことができ、これが原因による船の他の船
内工事との混在作業がなくなり、作業効率低下による建
造工事の遅れがなくなる。さらに、この実施の形態によ
れば、地上で構築した冷凍冷蔵庫構造体をクレーンで吊
り上げて船内に吊り下ろし固定する際でも、接合部に捩
れや間隙が生じることがなく、冷却効率の向上が図れ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る冷凍冷
蔵庫の作製方法によれば、冷凍冷蔵庫構造体を船外で作
製するので、枠体やパネルの組み立て作業が船外工事と
なり、作業性がよくなり、作業時間を短縮できる他、冷
凍冷蔵庫の内部付属品の取り付け工事も簡単にできるこ
とから作業時間を縮小できる。
【0044】また、本発明に係る冷凍冷蔵庫の作製方法
によれば、船外で冷凍冷蔵庫構造体を作製するので、冷
凍冷蔵庫設置場所周辺の艤装品等取り付け作業を冷凍冷
蔵庫の作製作業に関係なく行なうことができ、これが原
因による船の他の船内工事との混在作業がなくなり、作
業効率低下による建造工事の遅れがなくなる。
【0045】さらに、本発明に係る冷凍冷蔵庫の作製方
法によれば、地上で構築した冷凍冷蔵庫構造体をクレー
ンで吊り上げて船内に吊り下ろし固定する際でも、接合
部に捩れや間隙が生じることがなく、冷却効率の向上が
図れる。
【0046】また、本発明に係る枠体は、軽量で堅牢な
板体を立体形状の12個の2面接合部から各2面に向け
て所定幅だけ延長させた構造からなるので、全体を金属
で覆ったものより軽量になり、かつ、防熱パネルを確実
に保護することができる。
【0047】さらに、本発明に係る枠体は、二つに分割
した枠ユニットを合わせて構成したものであるため、工
場等で枠ユニットを作製でき、製造コストを低くでき、
製造効率もよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態により設置した船舶用糧食
冷凍冷蔵庫を示す横断面図である。
【図2】前記船舶用糧食冷凍冷蔵庫を構成する枠体を示
す斜視図である。
【図3】前記枠体の接合部の詳細を示す側面図である。
【図4】前記枠体と受け金具との関係および枠ユニット
の接合部の部品の配置関係をを示す図である。
【図5】枠体の下面に設ける突起を示す正面図である。
【図6】枠体を受け金具の上に載せたときの状態と受け
金具の配置位置の関係を示す断面図である。
【図7】前記受け金具の内の第1の受け金具を拡大して
示す平面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】受け金具の内の第2の受け金具を拡大して示す
平面図である。
【図10】前記第2の受け金具を拡大して示す正面図で
ある。
【図11】前記第2の受け金具を拡大して示す側面図で
ある。
【図12】前記受け金具の内の第3の受け金具を拡大し
て示す平面図である。
【図13】従来の船舶用糧食冷凍冷蔵庫を示す横断面図
である。
【図14】前記防熱パネルを使用して構築した船舶用糧
食冷凍冷蔵庫の外壁を構成する例を説明するために示す
図である。
【符号の説明】
1 船舶用糧食冷凍冷蔵庫 2 魚肉用冷凍室 4 野菜用冷蔵室 5 ロビー 6,8,10 出入口 7,9,11 ドアー 20 第1の枠ユニット 21a,21b,21c,21d,23a,23b,2
6 梁 22a,22b,24,25 柱 30 第2の枠ユニット 31a,31b,31c,31d 梁 40 枠体 41 第1の受け金物 42 第2の受け金物 43 第3の受け金物 45,48,53 枠受面 46,49,54 案内板 47,50,55 受孔 T 突起 C 分割位置
フロントページの続き (72)発明者 高尾 健次 愛媛県越智郡大西町大字新町甲945番地 株式会社新来島どっく内 (56)参考文献 特開 昭52−81649(JP,A) 実開 昭55−114480(JP,U) 実開 昭62−6692(JP,U) 特公 昭46−15991(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/06 303

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量で堅牢な板体を立体形状の1面を除
    いた8個の2面接合部から各2面に向けて所定幅だけ延
    長させ、かつ、前記1面部分の2面接合部位置付近の少
    なくとも2箇所の2面接合部にフランジを有する所定容
    積の第1の枠ユニットと、 軽量で堅牢な板体により立体形状の1面を除いた8個の
    2面接合部から各2面に向けて所定幅だけ延長させかつ
    前記1面部分の2面接合部位置付近の少なくとも2箇所
    の2箇所合部にフランジを有する所定容積の第2の枠ユ
    ニットと、 第1の枠ユニットのフランジを設けた一面と第2の枠ユ
    ニットのフランジを有する1面とを合わせてフランジ同
    士を螺合してなることを特徴とする船舶用糧食冷凍冷蔵
    庫枠体。
  2. 【請求項2】 前記第1の枠ユニットと前記第2の枠ユ
    ニットは、トラック輸送が可能な外形、容積に構成した
    ものであることを特徴とする請求項記載の船舶用糧食
    冷凍冷蔵庫枠体。
  3. 【請求項3】 前記第1の枠ユニットと前記第2の枠ユ
    ニットがフランジ同士で接合される部分は、野菜用冷蔵
    室およびロビーとなる領域に位置する構造のものである
    ことを特徴とする請求項記載の船舶用糧食冷凍冷蔵庫
    枠体。
  4. 【請求項4】 所定大の防熱パネルを用いて船舶に搭載
    される船舶用糧食冷凍冷蔵庫の作製、設置する方法にお
    いて、 船外にて、当該船舶用糧食冷凍冷蔵庫の壁、床および天
    井を構成する防熱パネルを嵌め込むための枠体であっ
    て、この枠体を所定の容積の二つの枠ユニットに予め形
    成し、その後、この枠ユニットを接合して前記枠体を構
    する工程と、 船外にて、前記枠体内周6面に前記防熱パネルを嵌め込
    、その内部を冷凍室、冷蔵室およびロビーに分ける仕
    切壁を設けて冷凍冷蔵庫構造体を作製する工程と、 前記冷凍冷蔵庫構造体を船内に運び込み固定する工程と
    を備えたことを特徴とする前記請求項1ないし3に記載
    船舶用糧食冷凍冷蔵庫の枠体の作製方法。
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