JP3422267B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3422267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機能を備えた
通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送受信機能を有する通信端末装置におい
ては、送信時の原稿を読み取る読取部と、受信時の原稿
を出力する記録部を有しており、この読取部および記録
部を用いて、複写機能を実現している。
【0003】通信端末装置における複写機能は、光学式
の複写機とは異なり、原稿から読み取った画像を一旦メ
モリに蓄積し、蓄積された画像を記録部において被記録
媒体上に記録する。そのため、例えば複数部の複写を行
う場合でも、1回の読み取りでよいなどの利点を有して
いる。
【0004】図6は、従来の通信端末装置における複写
機能時のデータの流れの一例を示す説明図である。図
中、1は読取部、2,6はイメージメモリ、3,5はコ
ーデック、4は画像メモリ、7は記録部である。読取部
1で読み取った原稿上の画像は、一旦、イメージメモリ
2に格納する。1ページ分の画像がイメージメモリ2に
格納された後、コーデック3によってイメージメモリか
ら画像を読み出し、符号化して画像メモリ4に蓄積す
る。画像メモリ4内の符号化された画像は、コーデック
5によって読み出され、復号されてイメージメモリ6に
一旦格納される。その後、イメージメモリ6に格納され
た画像は、記録部7において被記録媒体上に記録され
る。
【0005】このような処理のうち、画像を読み取って
符号化し、画像メモリ4に格納するまでの処理と、画像
メモリ4から符号化された画像を読み出し、復号して記
録部7で記録する処理は、並行して行うことができる。
すなわち、1ページ分の画像が符号化されて画像メモリ
4に格納されてしまえば、次の原稿の画像を読み取り、
符号化して画像メモリ4に格納する処理を行うことがで
きる。そのため、例えば複数部の複写を行って記録に時
間がかかっている場合でも、読み取りは先に行うことが
できる。これによって、読み取りに要する時間を削減す
るとともに、次の複写や送信のために読取部1を提供す
ることができる。
【0006】しかし、最初の原稿を読み取らせてから複
写された画像を得るまでに、符号化して画像メモリ4に
一旦格納し、さらに画像メモリ4から読み出して復号す
るという処理を経るため、多大な時間を要する。そのた
め、利用者は最初の複写された画像を得るまでに長時間
待たされるという問題があった。
【0007】また、画像メモリ4には、例えば話中や予
約機能により通信待ち状態の符号化された画像が多数格
納される。そのため、画像メモリ4に空き領域がない場
合もある。このような場合に従来の通信端末装置では、
複写すべき画像を符号化して画像メモリ4に格納できな
いため、複写機能を利用できないという問題もあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、複写時に最初の原稿を読み
取ってから複写された原稿が得られるまでの時間を短縮
するとともに、画像メモリに空き領域がない場合にも複
写を行うことができる、複写機能付きの通信端末装置を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複写機能を備
えた通信端末装置において、読み取った画像を格納する
第1の画像メモリと、符号化された画像を格納する第2
の画像メモリと、画像を記録する記録手段と、第1の画
像メモリから画像を読み出して記録手段に記録させると
ともに該画像を符号化して第2の画像メモリに格納する
ように制御する制御手段を有することを特徴とするもの
である。最初の原稿の画像は、読み取られて第1の画像
メモリに格納された後、そのまま記録手段により記録出
力するため、従来に比べて高速に記録画像を得ることが
できる。また、この記録出力と並行して画像を符号化
し、第2の画像メモリに格納しているので、複数部の複
写を行う場合でも従来と同様に1回の読み取りでよい。
【0010】また、例えば第2の画像メモリに符号化し
た画像を格納できない場合には、制御手段は、第2の画
像メモリに格納することなく記録手段による記録を行わ
せ、記録終了後に次の画像の読み取りを可能にする。こ
れによって、第2の画像メモリに空き領域がない場合で
あっても、複写機能を実行させることが可能となる。
【0011】このとき、第1の画像メモリが複数の画像
を格納可能であれば、制御手段は、第2の画像メモリに
格納することなく前記記録手段による記録を行わせ、該
記録と並行して次の画像の読み取りを可能にすることが
できる。これによって、第2の画像メモリに空き領域が
ない場合であっても、複写機能を実行させることが可能
となるとともに、記録中に次の原稿を読み取ることがで
き、複写速度を向上させることができる。
【0012】なお、第2の画像メモリに符号化した画像
を格納可能であっても、1ないし数部程度の複写を行う
場合には、第2の画像メモリに格納することなく第1の
画像メモリに格納された画像を記録手段によって記録す
るように構成してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は主
制御部、12は表示部、13は操作部、14は読取部、
15は記録部、16,17はコーデック、18はNC
U、19はモデム、20は画像メモリ、21はRAM、
22はイメージメモリ、23はROM、24はバスであ
る。
【0014】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、複写機能などを実現す
る。特に、複写機能においては、読取部14で読み取っ
た画像をイメージメモリ22に格納後、コーデック16
または17において符号化して画像メモリ20に格納す
るとともに、記録部15が空いていれば記録部15に転
送し、記録を行わせる。また、画像メモリ20に空き領
域がない場合には、符号化して画像メモリ20に格納せ
ずに、そのまま記録部15に転送し、記録を行わせる。
【0015】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。操作部13
は、利用者が各種の設定や指示などを行う際に用いられ
る。例えば、送信機能あるいは複写機能の選択や、複写
部数の設定、選択した機能の実行指示などを行うことが
できる。
【0016】読取部14は、原稿上の画像を読み取る。
読み取った画像は、RAM21内のイメージメモリ22
に格納される。読取部14としては、例えばイメージス
キャナやディジタルカメラなどの種々の画像入力機器で
構成することができる。
【0017】記録部15は、RAM21内のイメージメ
モリ22に格納されている画像を、被記録媒体上に形成
する。記録方法としては、例えば電子写真方式やインク
ジェット方式など、種々の方式を採用することができ
る。
【0018】コーデック16,17は、画像の符号化お
よび復号を行う。ここでは、コーデック16によってイ
メージメモリ22内の画像を符号化し、画像メモリ20
に格納する。また、コーデック17によって画像メモリ
20に格納されている符号化された画像を復号し、イメ
ージメモリ22に格納する。ここでは画像の読込時の符
号化と画像形成時の復号を同時に行うことができるよう
に、2つのコーデックを備えているが、1つのコーデッ
クで構成してももちろんよい。
【0019】NCU18は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。モデム19は、送受信する画像データの
変復調を行う。なお、通信は符号化データによって行う
ので、画像を送信する場合には、画像メモリ20に格納
されている符号化された画像を送信する。また、画像を
受信した場合には、符号化された画像を画像メモリ20
に格納する。
【0020】画像メモリ20は、送信すべきあるいは複
写する符号化された画像や、受信した符号化された画像
を蓄積する。
【0021】RAM21は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
RAM21はイメージメモリ22を有している。イメー
ジメモリ22には、読取部14で読み取った画像や、記
録部15で記録する画像が格納される。なお、この例で
は読取動作と記録動作を並行して行えるように、読み取
った画像を格納する領域と、記録する画像を格納する領
域が設けられているものとする。これらの領域は、画像
メモリ20に空き領域がない場合には、両方の領域を読
取動作および記録動作に用いる。
【0022】ROM23は、主制御部11の動作を規定
したプログラムや、固定的なデータなどが格納されてい
る。
【0023】バス24は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、記録部15、コーデック1
6,17、NCU18、モデム19、画像メモリ20、
RAM21、ROM23等を相互に接続しており、これ
らの間のデータ転送を可能にしている。
【0024】図2は、本発明の通信端末装置の実施の一
形態におけるイメージメモリの一構成例および複写機能
実行時のデータの流れの概要を示す説明図である。図
中、31,32はメモリ制御部、33,34はイメージ
メモリである。ここでは、イメージメモリ33には読み
取った画像を格納し、イメージメモリ34には記録する
画像を格納する。メモリ制御部31はイメージメモリ3
3を制御し、読取部14から送られてくる画像をイメー
ジメモリ33に書き込み、またイメージメモリ33から
読み出した画像をコーデック16に対して出力すること
ができる。また、メモリ制御部31は、イメージメモリ
34に対しても書き込みを行うことができる。メモリ制
御部32はイメージメモリ34を制御し、コーデック1
7から送られてくる復号した画像をイメージメモリ34
に書き込み、またイメージメモリ34から読み出した画
像を記録部15に対して出力することができる。
【0025】図3、図4は、本発明の通信端末装置の実
施の一形態における動作の一例を示すフローチャートで
ある。ここでは、上述の図2に示した構成をもとに、複
写機能を用いて複数部の複写を行う場合の動作の一例を
説明する。例えば操作部13において、複写部数を指定
した後、複写開始の指示を行うことによって、複写機能
が開始される。
【0026】S41において、画像メモリ20に空き領
域が存在するか否かを判定する。もし、1ページ分以上
の符号化された画像を格納できるだけの空き領域が存在
しない場合には、S71へ進んで画像メモリ20を用い
ない複写動作を行う。画像メモリ20に空き領域が存在
している場合には、S42以降の画像メモリ20を用い
た複写動作を行う。なお、画像メモリ20が故障などに
よって利用できない場合も、空き領域が存在しない場合
と同様の動作を行わせることができる。
【0027】S42において、読取部14で原稿の画像
の読み取りを開始する。S43において、読取部14で
読み取った画像は、メモリ制御部31によってイメージ
メモリ33およびイメージメモリ34の両方に書き込
む。その後S44において、メモリ制御部31は、イメ
ージメモリ33に書き込んだ画像を読み出し、コーデッ
ク16に対して出力する。コーデック16はメモリ制御
部31から渡された画像を符号化し、画像メモリ20に
蓄積してゆく。それと同時に、メモリ制御部32は、イ
メージメモリ34に書き込まれた画像を読み出し、記録
部15に対して出力する。記録部15は、メモリ制御部
32から転送された画像を被記録媒体上に記録する。
【0028】このようにして、1ページ目の原稿上の画
像は、画像メモリ20を経由せずに記録部15で記録さ
れる。そのため、読み取りを開始してから1枚目の複写
画像が記録されるまでの時間を短縮することができる。
【0029】S45において、読取部14における1ペ
ージ目の原稿の画像の読み取りが終了し、またイメージ
メモリ33に蓄積された画像の符号化および画像メモリ
20への蓄積が終了し、さらに記録部15における1枚
目の記録が終了すると、少なくともイメージメモリ33
を開放する。これ以後、S46〜S51における記録処
理と、S61〜S65における読取処理を並行して行
う。
【0030】まず記録処理について説明する。ここまで
の処理において、1ページ目の原稿画像の1部目の記録
を行った。ここでは複数部の複写を行うので、さらに1
ページ目の原稿画像についてさらに記録動作を行う。な
おこの時点では、原稿画像がイメージメモリ34に格納
されている。まずS46において、指定された部数だけ
の記録を行ったか否かを判定する。指定された部数だけ
の記録を行っていない場合には、S47ないしS48に
おいて、イメージメモリ34に格納されている画像をメ
モリ制御部32が読み出し、記録部15に転送する。記
録部15は、転送されてきた画像を被記録媒体に記録す
る。この動作を、指定された部数だけ記録する間で繰り
返し行う。
【0031】S46において指定された部数だけの記録
が終了したと判定されると、次のページの原稿につい
て、指定された部数だけの記録を行う。なお、複数部の
記録を行っている間に、S61〜S65において読取処
理を行っており、さらに複写すべき原稿が存在する場合
には、この時点で画像メモリ20に原稿の画像が符号化
されて蓄積されている。
【0032】S49において、次のページの原稿の画像
が画像メモリ20に蓄積されているか否かを判定する。
次のページの原稿画像が画像メモリ20に蓄積されてい
る場合には、S50ないしS51において、画像メモリ
20から次ページの原稿の符号化された画像を読み出
し、コーデック17によって復号した後、メモリ制御部
32を介してイメージメモリ34に画像を書き込む。こ
れとともに、あるいは、イメージメモリ34に書き込ん
だ画像をメモリ制御部32で読み出しながら、記録部1
5において1部目の記録を行う。その後S46へ進み、
2部目以降の記録動作を行う。
【0033】このようにして各原稿の画像について、指
定された部数だけの記録動作を繰り返し行う。S49に
おいて画像メモリ20に蓄積された次ページの原稿の符
号化された画像がなくなると、複写処理を終了する。
【0034】次に読取動作を説明する。1ページ目の原
稿の1部目の記録が終了すると、上述のようにイメージ
メモリ33を開放し、次の原稿の読み取りを可能にす
る。S61において、次のページの原稿が存在するか否
かを判断し、原稿が存在する場合には、S62において
読取部14は次の原稿の読み取りを開始する。S63に
おいて、読取部14で読み取った画像は、メモリ制御部
31によってイメージメモリ33に書き込まれる。読み
取った原稿の画像をイメージメモリ33に蓄積後、S6
4〜S65において、メモリ制御部31はイメージメモ
リ33内の画像を読み出してコーデック16に転送す
る。コーデック16は転送された画像を符号化し、画像
メモリ20に蓄積する。このような読取動作を、読み取
るべき原稿がなくなるまで繰り返し行う。また、このよ
うな読取動作は、S46〜S51における記録動作と並
行して行うことができる。S61において読み取るべき
原稿がなくなると、読取動作を終了する。
【0035】次に、画像メモリ20に十分な空き領域が
存在しない場合の動作について説明する。この場合に
は、画像メモリ20を用いずに複数部の記録動作を行
う。S71において、読取部14で原稿の画像の読み取
りを開始する。S72において、読取部14で読み取っ
た画像は、メモリ制御部31によってイメージメモリ3
3およびイメージメモリ34の両方、あるいはイメージ
メモリ34のみに書き込む。S73において、メモリ制
御部32は、イメージメモリ34に書き込まれた画像を
読み出し、記録部15に対して出力する。記録部15
は、メモリ制御部32から転送された画像を被記録媒体
上に記録する。このようにしてS74までにおいて、原
稿の読み取りと1部目の記録が行われる。
【0036】S75において、指定された部数だけの記
録を行ったか否かを判定する。指定された部数だけの記
録を行っていない場合には、S76〜S77において、
メモリ制御部32は、イメージメモリ34内の画像を読
み出し、記録部15に対して出力して記録する。この記
録処理を、指定された部数となるまで行う。
【0037】ある原稿について指定された部数だけの記
録が行われると、S75からS78へ進み、S78にお
いて次の複写すべき原稿が存在するか否かを判定する。
複写すべき原稿が存在する場合には、S71に戻って、
次の原稿の読み取りおよび指定された部数の記録を行
う。
【0038】このようにして、画像メモリ20に空き領
域がない場合には、画像メモリ20を用いずに、イメー
ジメモリ34から直接、記録部15に画像を転送し、複
数部の記録を行う。これによって、画像メモリ20に余
裕がない場合でも、複写機能を利用することが可能にな
る。
【0039】図5は、本発明の通信端末装置の実施の一
形態における画像メモリに十分な空き領域が存在しない
場合の動作の別の例を示すフローチャートである。上述
の図4に示した画像メモリ20に十分な空き領域が存在
しない場合の動作例では、指定された部数の記録が終了
しないと次の原稿の読み取りを行っていない。しかし、
図2に示すようにイメージメモリが複数存在する場合、
あるいは、イメージメモリに複数ページ分の画像が格納
可能な場合には、記録動作中に次の原稿の読み取りを並
行して行うことができる。なお、メモリ制御部31およ
びメモリ制御部32は、イメージメモリ33,34のい
ずれもアクセス可能であるものとする。
【0040】S81において、読取部14で原稿の画像
の読み取りを開始する。S82において、読取部14で
読み取った画像は、メモリ制御部31によってイメージ
メモリ33またはイメージメモリ34のいずれか一方に
書き込まれる。ここでは、イメージメモリ33に書き込
むものとする。S83において、メモリ制御部32は、
イメージメモリ33に書き込まれた画像を読み出し、記
録部15に対して出力して、画像の記録を開始する。
【0041】S84において読取部14での1ページ分
の原稿の読み取りが終了したことを確認後、S85にお
いて次に読み取るべき原稿が存在するか否かを判定す
る。存在すれば、S86において、読取部14は次の原
稿の読み取りを開始し、S87において、読み取った画
像をメモリ制御部31によりイメージメモリ34に書き
込む。このとき、記録部15はイメージメモリ33に蓄
積されている画像の記録を行っていてよい。これによっ
て、画像の記録動作中に次の原稿の読取動作を行うこと
ができ、処理時間を短縮することができる。
【0042】記録部15は、イメージメモリ33に蓄積
されている画像を、指定された部数だけ記録する。S8
8において、指定部数だけの記録が終了するのを待つ。
指定部数だけの記録が終了すると、S89で読み取りが
終了していることを確認後、S90においてイメージメ
モリ34に蓄積されている画像の記録を開始する。この
とき、次の原稿の記録を開始する間で原稿の読み取りを
待たなくてよいので、処理時間を短縮することができ
る。
【0043】S91において、次に読み取るべき原稿が
存在するか否かを判定する。存在すれば、S92におい
て、読取部14は次の原稿の読み取りを開始し、S93
において、読み取った画像をメモリ制御部31によりイ
メージメモリ33に書き込む。このとき、記録部15は
イメージメモリ33に蓄積されている画像の記録を行っ
ていてよい。記録部15は、イメージメモリ33に蓄積
されている画像を、指定された部数だけ記録する。S9
4において、指定部数だけの記録が終了するのを待つ。
指定部数だけの記録が終了すると、S95で読み取りが
終了していることを確認後、S96においてイメージメ
モリ33に蓄積されている画像の記録を開始し、S85
へ進む。
【0044】このようにして、イメージメモリ33とイ
メージメモリ34を交互に用いて、読み取った原稿の画
像を蓄積させ、記録部15において指定部数だけの記録
を行う。これにより、イメージメモリのみを用いた複写
動作の処理速度を向上させることができる。S85また
はS91において、次の原稿がなくなると、S97にお
いて最後の原稿について指定された部数の記録の終了を
待ち、複写機能を終了する。
【0045】なお、イメージメモリの数が3つ以上、あ
るいは容量が3ページ分以上ある場合には、先読みする
原稿のページ数を増加させ、処理速度を向上させること
もできる。
【0046】上述の例では、画像メモリ20の空き領域
が少なく、符号化した画像を蓄積できない場合に、画像
メモリ20に蓄積することなく、イメージメモリ22か
ら記録部14に画像を直接転送して記録動作を行った。
しかしこれに限らず、画像メモリ20に空き領域が存在
する場合でも、例えば複写部数が1部のみの場合や、数
部程度の場合には、画像メモリ20への蓄積を行わずに
記録動作を行ってもよい。また、画像メモリ20が故障
などによってアクセスできない場合も、同様にイメージ
メモリ22からの記録動作を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、最初の原稿を読み取って第1の画像メモリに
格納するとともに、記録を開始するので、複写動作開始
から1枚目の記録開始までの時間を短縮することができ
る。また、第1の画像メモリから直接、記録手段によっ
て記録することによって、例えば符号化した画像を第2
の画像メモリに蓄積できない場合でも、1ないし複数部
の複写動作を行わせることが可能である。このとき、第
1の画像メモリが複数の画像を格納可能であれば、処理
速度の向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
イメージメモリの一構成例および複写機能実行時のデー
タの流れの概要を示す説明図である。
【図3】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
動作の一例を示すフローチャート(続き)である。
【図5】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
画像メモリに十分な空き領域が存在しない場合の動作の
別の例を示すフローチャートである。
【図6】従来の通信端末装置における複写機能時のデー
タの流れの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…読取部、2,6…イメージメモリ、3,5…コーデ
ック、4…画像メモリ、7…記録部、11…主制御部、
12…表示部、13…操作部、14…読取部、15…記
録部、16,17…コーデック、18…NCU、19…
モデム、20…画像メモリ、21…RAM、22…イメ
ージメモリ、23…ROM、24…バス、31,32…
メモリ制御部、33,34…イメージメモリ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機能を備えた通信端末装置におい
    て、読み取った画像を格納する第1の画像メモリと、符
    号化された画像を格納する第2の画像メモリと、画像を
    記録する記録手段と、前記第1の画像メモリから画像を
    読み出して前記記録手段に記録させるとともに該画像を
    符号化して前記第2の画像メモリに格納するように制御
    する制御手段を有することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第2の画像メモリ
    に格納することなく前記記録手段による記録を行わせ、
    記録終了後に次の画像の読み取りを可能にすることを特
    徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像メモリは、複数の画像を
    格納可能であり、前記制御手段は、前記第2の画像メモ
    リに格納することなく前記記録手段による記録を行わ
    せ、該記録と並行して次の画像の読み取りを可能にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
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