JP3421305B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP3421305B2
JP3421305B2 JP2000216849A JP2000216849A JP3421305B2 JP 3421305 B2 JP3421305 B2 JP 3421305B2 JP 2000216849 A JP2000216849 A JP 2000216849A JP 2000216849 A JP2000216849 A JP 2000216849A JP 3421305 B2 JP3421305 B2 JP 3421305B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平滑された直流電
圧と脈流電圧とに基づいて出力電圧を生成するスイッチ
ング電源装置に関し、詳しくは、高力率で電圧変換が可
能なスイッチング電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、コンデンサインプット形のス
イッチング電源装置では、入力電流がパルス状に流れ込
むことによって入力電流高調波が発生する。したがっ
て、スイッチング電源装置の生成電力が大きい場合や複
数を同時に使用する場合は、この有害な高調波成分が商
用電力系に及ぼす影響が大きく、高調波誘導障害の発生
や電圧波形歪みによる電力機器の加熱等種々の支障をき
たす。このため、近年、入力電流高調波の低減が要請さ
れており、この入力電流高調波を低減可能な力率改善型
の各種スイッチング電源装置が提案されている。この種
のスイッチング電源装置として、出願人は、図6に示す
電源装置41を既に開発している。
【0003】この電源装置41は、コンデンサインプッ
ト形の昇降圧コンバータ回路46と、力率改善用の昇降
圧コンバータ回路47とを備え、両コンバータ回路4
6,47で1つのスイッチング素子を共通使用するフラ
イバック形の構成が採用されている。具体的には、電源
装置41は、トランス42,43を備え、両トランス4
2,43の一次回路側に、昇降圧コンバータ回路46の
一部を構成する回路として、ダイオード11,12、コ
ンデンサ13およびダイオード44が配設されている。
また、一次回路側には、昇降圧コンバータ回路47の一
部を構成する回路として、ダイオードスタック21と、
コンデンサ23,24およびチョークコイル25で構成
されたノイズフィルタ22と、ダイオード45と、例え
ばFETで構成されたスイッチ4とが配設されている。
一方、トランス42,43の二次回路側には、ダイオー
ド31,32およびコンデンサ33が配設されている。
【0004】この電源装置41では、ダイオード11,
12およびコンデンサ13が入力交流VACを整流平滑す
ることにより直流電圧VDCを生成し、ダイオードスタッ
ク21が入力交流VACを整流して脈流電圧VR を生成す
る。この場合、脈流電圧VRの高電圧期間(山の期間)
においては、昇降圧コンバータ回路47が出力電圧VO
を生成する。具体的には、スイッチ4のオン期間では、
ダイオードスタック21、ノイズフィルタ22、トラン
ス43の一次巻線43a、ダイオード45およびスイッ
チ4からなる経路を電流I11が流れ、これにより、トラ
ンス43にエネルギーが蓄積される。次いで、スイッチ
4のオフ期間に、ダイオード32およびコンデンサ33
が、トランス43の二次巻線43bに誘起した電圧を整
流平滑することにより出力電圧VO を生成する。
【0005】一方、脈流電圧VR の電圧が徐々に低下す
ると、昇降圧コンバータ回路47が出力電圧VO として
の電力を生成するための入力電力が不足する。したがっ
て、昇降圧コンバータ回路46が、出力電圧VO の生成
に徐々に寄与することになり、脈流電圧VR が最も低下
する期間においては、昇降圧コンバータ回路46のみが
出力電圧VO を生成する。この際には、スイッチ4のオ
ン期間では、コンデンサ13の正極端子、トランス42
の一次巻線42a、ダイオード44、スイッチ4、およ
びコンデンサ13の負極端子からなる経路を電流I12が
流れ、これにより、トランス42にエネルギーが蓄積さ
れる。次いで、スイッチ4のオフ期間では、ダイオード
31およびコンデンサ33が、トランス42の二次巻線
42bに誘起した電圧を整流平滑することにより出力電
圧VO を生成する。この結果、入力交流VACの1サイク
ルに亘って出力電圧VO が安定的に生成される。また、
この電源装置41では、入力交流VACに基づく入力電流
が入力交流VACのほぼ1サイクル全域に亘って流れ込む
ため、良好な力率改善効果を得ることができ、しかも1
コンバータ方式のため、高効率で出力電圧VO を生成す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この電源装
置41には、以下の改善すべき点がある。すなわち、電
源装置41では、スイッチ4のオン期間において、電流
I11(またはI12)がダイオード45(または44)を
流れるため、ダイオード45(または44)による電力
損失が常時発生している。このため、その分変換効率が
低下しており、これを改善するのが好ましい。また、ス
イッチ4のオフ期間では、電流I11または電流I12と同
じ向きの電流がスイッチ4に内蔵されている寄生容量5
に流れ込むため、その寄生容量5が充電される。この場
合、寄生容量5に蓄積されたエネルギーは、ダイオード
44,45によって放出が阻止されている。したがっ
て、スイッチ4がオン状態に移行する際には、寄生容量
5の両端がスイッチ4によって短絡されるため、寄生容
量5の蓄積エネルギーが損失される。このため、変換利
得の低下やノイズの発生を招くおそれがある結果、この
点を改善するのが好ましい。この場合、ダイオード4
4,45を配設せずに、一次巻線42aの巻始め側端子
と一次巻線43aの巻き終わり側端子を直接的に接続す
ることも考えられる。しかし、かかる場合、一方の一次
巻線42a(または43a)に電圧が誘起した際に、他
方の一次巻線43a(または42a)を介してコンデン
サ24(または13)に電流が流れ込むという短絡現象
が発生し、かかる場合には、さらに多くの電力を損失す
るという課題が生じる。
【0007】さらに、電源装置41では、脈流電圧VR
の高電圧期間においては、昇降圧コンバータ回路47が
出力電圧VO を生成し、脈流電圧VR の低電圧期間(谷
の期間)においては、昇降圧コンバータ回路46が出力
電圧VO を生成する。このため、両トランス42,43
が装置の出力電力に見当たった容量をそれぞれ有する必
要があるため、同程度の容量を有するスイッチング用の
トランスが2つ必要となる。したがって、電源装置41
の部品コストが高騰すると共に装置の大型化を招いてお
り、これを改善するのが好ましい。
【0008】また、技術的に関連する電源装置として、
特開平7−222447号に開示されたスイッチング電
源装置も従来から知られているが、このスイッチング電
源装置にも、スイッチ素子(24)に内蔵されている寄
生容量の両端がスイッチ素子(24)によって短絡され
るため、上記した電源装置41と同様にして、変換利得
の低下やノイズの発生を招くという課題がある。また、
このスイッチング電源装置では、電源装置41における
トランス42,43を1つのトランス(20)で構成し
た点が電源装置41とは異なっている。しかし、このス
イッチング電源装置では、逆流防止用のダイオード(1
1)を直流電圧の供給経路中に配設しているため、その
ダイオード(11)を直流電流が流れることに起因し
て、常に損失が発生する。このため、このスイッチング
電源装置には、効率が悪いという問題点がある。また、
このスイッチング電源装置では、脈流電圧の低電圧期間
において、全波整流器(3)、並びに第1および第2の
ダイオード(8),(9)のいずれにも入力電流IINが
流れていないいわゆる不連続期間te(同公報の図2
(d)参照)が存在するため、入力力率が低く、高調波
規制を満足しにくいという問題点もある。
【0009】本発明は、かかる課題を解決すべくなされ
たものであり、高い入力力率を維持しつつ、装置の小型
・低価格化、変換利得の向上およびノイズの低減を図り
得るスイッチング電源装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載のスイッチング電源装置は、一次巻線および
二次巻線をそれぞれ有する第1および第2のトランス
と、入力交流を整流して脈流電圧をそれぞれ生成する2
つの整流回路と、当該一方の整流回路によって生成され
た前記脈流電圧を平滑して直流電圧を生成する平滑回路
と、スイッチング素子とを備え、前記第1のトランスの
前記一次巻線と前記スイッチング素子との直列回路が他
方の前記整流回路の正極出力端子および負極出力端子の
間に接続され、前記第2のトランスの前記一次巻線が前
記平滑回路の正極出力端子と前記他方の整流回路の前記
正極出力端子との間に接続され、前記スイッチング素子
をスイッチングさせることにより、前記両トランスの各
二次巻線に誘起した電圧を整流して合成することにより
出力電圧を生成することを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載のスイッチング電源装
置は、一次巻線および二次巻線をそれぞれ有する第1お
よび第2のトランスと、入力交流を整流して脈流電圧を
生成する整流回路と、脈流電圧を平滑して直流電圧を生
成する平滑回路と、前記整流回路と前記平滑回路との間
に接続されて当該整流回路から当該平滑回路に向けての
電流のみを導通させる一方向性素子と、スイッチング素
子とを備え、前記第1のトランスの前記一次巻線と前記
スイッチング素子との直列回路が前記整流回路の正極出
力端子および負極出力端子の間に接続され、前記第2の
トランスの前記一次巻線が前記平滑回路の正極出力端子
と前記整流回路の前記正極出力端子との間に接続され、
前記スイッチング素子をスイッチングさせることによ
り、前記両トランスの各二次巻線に誘起した電圧を整流
して合成することにより出力電圧を生成することを特徴
とする。
【0012】また、請求項3記載のスイッチング電源装
置は、一次巻線および二次巻線をそれぞれ有する第1お
よび第2のトランスと、入力交流を整流して脈流電圧を
生成する整流回路と、平滑回路と、スイッチング素子と
を備え、前記第1のトランスの前記一次巻線と前記スイ
ッチング素子との直列回路が前記整流回路の正極出力端
子および負極出力端子の間に接続され、前記平滑回路が
前記第2のトランスの前記一次巻線を介して前記整流回
路の前記正極出力端子に接続され、前記スイッチング素
子をスイッチングさせることにより、前記両トランスの
各二次巻線に誘起した電圧を整流して合成することによ
り出力電圧を生成することを特徴とする。
【0013】さらに、請求項4記載のスイッチング電源
装置は、請求項1から3のいずれかに記載のスイッチン
グ電源装置において、ノイズフィルタと、ノイズフィル
タから直列回路に向けての電流のみを導通させる一方向
性素子とが整流回路の正極出力端子と直列回路との間に
接続されていることを特徴とする。
【0014】また、請求項5記載のスイッチング電源装
置は、請求項1から4のいずれかに記載のスイッチング
電源装置において、フォワード型スイッチング電源装置
であって、両トランスにおける各二次巻線の高電位端子
にアノードがそれぞれ接続されると共にカソード同士が
接続された整流用の第1および第2のダイオードと、両
ダイオードのカソードと高電位出力部との間に接続され
た平滑用チョークコイルと、チョークコイルにおける高
電位出力部側の一端と低電位出力部との間に接続された
平滑用コンデンサと、各二次巻線の低電位端子および低
電位出力部にアノードが接続されると共にそのカソード
が両ダイオードのカソードに接続された転流用のダイオ
ードとを備えていることを特徴とする。
【0015】また、請求項6記載のスイッチング電源装
置は、請求項1から5のいずれかに記載のスイッチング
電源装置において、スイッチング素子は、スイッチング
素子に対して等価的に並列接続されている容量性素子に
蓄積されたエネルギーが両一次巻線を介して平滑回路側
に回生された後にオン状態に制御されることを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るスイッチング電源装置の好適な実施の形態につ
いて説明する。なお、電源装置41と同一の構成につい
ては、同一の符号を付して重複した説明を省略し、同一
の動作についての重複した説明も省略する。
【0017】図1に示すように、電源装置1は、フライ
バック型のスイッチング電源装置であって、スイッチン
グ用のトランス2(第2のトランス)およびトランス3
(第1のトランス)を備えている。この場合、トランス
2における一次巻線2aの巻き終わり側端子は、コンデ
ンサ13の正極端子に接続され、一次巻線2aの巻始め
側端子は、トランス3における一次巻線3aの巻終わり
側端子およびダイオードスタック21(他方の整流回
路、整流回路)の正極出力端子に接続されている。一
方、トランス3の一次巻線3aの巻始め側端子は、スイ
ッチ4を介して、ダイオードスタック21の負極出力端
子に接続されている。
【0018】また、電源装置1は、電源装置41と同様
にして2つの昇降圧コンバータ回路6,7を備えてい
る。昇降圧コンバータ6は、入力交流VACを整流するダ
イオード11,12、整流された電圧を平滑して直流電
圧VDCを生成する平滑用のコンデンサ13、トランス
2,3、およびスイッチング素子としてのスイッチ4で
構成され、力率改善用の昇降圧コンバータ7は、ダイオ
ードスタック21、トランス3、およびスイッチ4で構
成されている。すなわち、この電源装置1でも、スイッ
チ4は、両昇降圧コンバータ6,7によって共通的に使
用される。なお、ダイオード11,12が本発明におけ
る一方の整流回路を構成し、コンデンサ13が本発明に
おける平滑回路を構成する。一方、トランス2の二次巻
線2b側およびトランス3の二次巻線3b側には、整流
用のダイオード31,32および平滑用のコンデンサ3
3が配設されている。
【0019】この電源装置1では、ダイオード11,1
2およびコンデンサ13が、図2(a)に示す入力交流
VACを整流平滑することにより直流電圧VDCを生成し、
ダイオードスタック21が、入力交流VACを整流するこ
とにより、その最高電圧VMAX が直流電圧VDCの電圧に
ほぼ等しい脈流電圧VR (同図(b)参照)を生成す
る。そして、脈流電圧VR の高電圧期間(例えば同図
(b)に示す電圧VS を超える期間)においては、主と
して、昇降圧コンバータ7が出力電圧VO を生成する。
つまり、この電源装置1では、スイッチ4のオン期間で
は、トランス2の一次巻線2aとトランス3の一次巻線
3aとの間に脈流電圧VR の最高電圧VMAXとほぼ等し
い電圧の直流電圧VDCが印加され、かつトランス3の一
次巻線3aの両端に脈流電圧VR が印加される。このた
め、トランス2の一次巻線2aの両端には、直流電圧V
DCと脈流電圧VR の電圧差が印加される。したがって、
その電圧差が小さいときほど、昇降圧コンバータ7が電
力を生成する寄与度が大きく、その電圧差が大きいほ
ど、昇降圧コンバータ6が電力を生成する寄与度が大き
くなる。したがって、脈流電圧VR の高電圧期間では、
スイッチ4がオン状態に制御されると、主として、電流
I1 が、ダイオードスタック21の正極出力端子、トラ
ンス3の一次巻線3a、スイッチ4、およびダイオード
スタック21の負極出力端子からなる経路を流れ、これ
により、トランス3にエネルギーが蓄積される。次い
で、スイッチ4のオフ期間において、ダイオード32お
よびコンデンサ33が、トランス3の二次巻線3bに誘
起した電圧を整流平滑することにより出力電圧VO を生
成する。
【0020】次いで、脈流電圧VR の電圧が徐々に低下
し、脈流電圧VR の電圧が電圧VSよりも低下する低電
圧期間においては、主として、昇降圧コンバータ6が出
力電圧VO を生成する。具体的には、この期間では、ス
イッチ4のオン期間において、電流I2 が、コンデンサ
13の正極端子、トランス2の一次巻線2a、トランス
3の一次巻線3a、スイッチ4、ダイオードスタック2
1、およびコンデンサ13の負極端子からなる電流経路
を流れ、これにより、トランス2,3にエネルギーが蓄
積される。なお、この際には、ダイオードスタック21
内のダイオードが一方向性素子として機能して、トラン
ス2の一次巻線2aから正極出力端子への電流の流入を
阻止する。次いで、スイッチ4のオフ期間において、ダ
イオード31,32およびコンデンサ33が、トランス
2,3の各二次巻線2b,3bにそれぞれ誘起した電圧
を整流平滑することにより出力電圧VO を生成する。
【0021】なお、上記した脈流電圧VR の高電圧期間
および低電圧期間の境界を規定する電圧VS の電圧値
は、トランス2における一次巻線2aのインダクタンス
およびトランス3における一次巻線3aのインダクタン
スをそれぞれ「L2」および「L3」とし、直流電圧V
DCの電圧値を「VMAX 」とした場合、インダクタンスL
2とインダクタンスL3との加算値でインダクタンスL
3を除した値に電圧値VMAX を乗算することによって求
められる。また、インダクタンスL2をインダクタンス
L3よりも大きく規定する(例えば5:3)。この場
合、インダクタンスL2をインダクタンスL3よりも大
きくすればする程、電圧VS の電圧値が低下するため、
昇降圧コンバータ回路6の出力電圧VO の生成に対する
寄与度が少なくなる。さらに、各トランス2,3に必要
とされる容量は、トランス3については、装置の出力電
力と同程度の容量であって、トランス2については、イ
ンダクタンスL2とインダクタンスL3との加算値でイ
ンダクタンスL2を除した値にトランス3の容量を乗算
することによって求められる。したがって、両トランス
2,3全体としては、上記の例(例えば5:3)では、
装置の出力電力に対して1.37倍(1+3/8倍)の
容量となる。このため、従来の電源装置41(2倍程
度)と比較して、トランス2を小型化することができる
ため、装置の小型化を図ることができると共に、部品コ
ストの低減、ひいては装置のコストダウンを図ることが
できる。
【0022】以上の動作により、図2(c),(d)に
それぞれ示すように、脈流電圧VRの電圧が電圧VS よ
りも高い期間においては、主としてトランス3の一次巻
線3aに電流I1 が流れることによって出力電圧VO が
生成され、脈流電圧VR の電圧が電圧VS よりも低い期
間においては、主として両一次巻線2a,3aに電流I
2 が流れることによって出力電圧VO が生成される。一
方、ダイオード11,12には、図2(e)に示すよう
に、脈流電圧VR の電圧値が最高電圧VMAX の近傍のと
きに、入力電流I1IN がパルス状に流れ込む。このた
め、電源装置1に流れ込む入力電流IINは、同図(c)
に示す電流I1 と、同図(e)に示す入力電流I1IN と
の合成となるため、同図(f)に示す電流波形となる。
したがって、電流IINが入力交流VACのほぼ1サイクル
全域に亘って流れ込む結果、入力力率が0.85〜0.
9程度の良好な力率改善効果が得ることができる。した
がって、不連続期間を有する特開平7−222447号
に開示されたスイッチング電源装置と比較して、入力力
率を十分に改善することができる。
【0023】一方、スイッチ4がオフ状態に移行した際
には、電流I1または電流I2と同じ向きの電流が寄生
容量5に流れ込むため、寄生容量5が充電される。この
場合、この電源装置1では、スイッチ4からコンデンサ
13に向かう経路内に電流の流出を阻止するダイオード
などの半導体素子が配設されていないため、寄生容量
5、トランス3の一次巻線3a、トランス2の一次巻線
2a、およびコンデンサ13からなる経路で、電流1 と
逆向きの電流が流れる。これにより、寄生容量5の蓄積
エネルギーが回生されて、寄生容量5の充電電圧が低下
する。そして、その後に電流が流れ込んで寄生容量5を
再度充電するという充放電が繰り返される共振現象が生
じる。したがって、図外のスイッチング制御回路が、寄
生容量5の充電電圧が0ボルトまたは0V近辺にまで低
下した時点で、スイッチ4をオン状態に制御する。これ
により、いわゆるゼロボルトスイッチが行われる。な
お、共振周波数fは、寄生容量5の容量値を「COSS 」
とした場合、下記の式で表される。 f=1/(2×π×√((L2+L3)×COSS ))・・・式
【0024】したがって、寄生容量5の蓄積エネルギー
の一部または全部がコンデンサ13に回生されるため、
スイッチ4がオン状態に移行する際の短絡を回避でき
る。この結果、電力損失を低減することができるため装
置の変換利得を向上させることができると共に、短絡ノ
イズを低減することができる。また、電源装置41や、
特開平7−222447号に開示されたスイッチング電
源装置とは異なり、トランス2の一次巻線2aとスイッ
チ4との間、およびトランス3の一次巻線3aとスイッ
チ4との間にダイオードが接続されていないため、ダイ
オードによる電力損失を回避することができ、その分、
変換効率を向上させることができる。
【0025】次に、他の実施の形態に係る電源装置1A
について、図3を参照して説明する。同図に示すよう
に、この電源装置1Aは、電源装置1とは異なり、本発
明における他方の整流回路に相当するダイオードスタッ
ク(全波整流器)21が、本発明における一方の整流回
路としての機能を兼用する構成が採用されている。ま
た、ダイオードスタック21の正極出力端子と、本発明
における平滑回路に相当するコンデンサ13との間に、
ダイオードスタック21からコンデンサ13に向けての
電流のみを導通させるダイオード14(一方向性素子)
が接続されている。したがって、この電源装置1Aによ
れば、1つの整流器で2つの整流回路を構成することが
できるため、その分、装置の小型・低価格化を達成する
ことができる。なお、ダイオード14を後述するダイオ
ード26のアノードとコンデンサ13の正極端子との間
に接続することもできる。
【0026】さらに、電源装置1Aは、電源装置1とは
異なり、ノイズフィルタ22と本発明における一方向性
素子に相当するダイオード26とが配設されている。ノ
イズフィルタ22は、ダイオードスタック21の正極出
力端子およびトランス2,3における各一次巻線2a,
3aの接続部位の間に接続されている。また、ノイズフ
ィルタ22は、例えば、2つのコンデンサ23,24お
よびチョークコイル25で構成される。一方、ダイオー
ド26は、ノイズフィルタ22およびトランス2,3の
一次巻線2a,3aの接続部位の間に接続されると共に
ノイズフィルタ22から一次巻線2a,3aの接続部位
に向けての電流のみを導通させ、トランス2の一次巻線
2aおよびトランス3の一次巻線3aからノイズフィル
タ22への電流の逆流を阻止する。この構成を採用する
ことで、ノイズフィルタ22が、スイッチ4によるスイ
ッチングの際に発生するスイッチングノイズを除去する
ため、入力交流VACが供給される入力部側へのノイズの
漏洩量を低減することができる。この電源装置1Aで
は、基本的に電源装置1と同様に作動するため、同図に
おいて電源装置1と同一の構成要素には同一の符号を付
して、その動作説明を省略する。
【0027】次いで、さらに他の実施の形態に係る電源
装置1Bについて、図4を参照して説明する。同図に示
すように、この電源装置1Bは、電源装置1Aと同様に
して、本発明における他方の整流回路に相当するダイオ
ードスタック21が、本発明における一方の整流回路と
しての機能を兼用する構成が採用され、平滑回路として
のコンデンサ13が、トランス2における一次巻線2a
の巻き終わり側端子に接続されると共に一次巻線2aを
介してダイオードスタック21から供給される脈流電圧
VR を平滑して直流電圧VDCを生成する。
【0028】この電源装置1Bでは、入力電流I1IN
が、ダイオードスタック21の正極出力端子、トランス
2の一次巻線2a、およびコンデンサ13からなる経路
を流れることにより、コンデンサ13が、脈流電圧VR
を平滑すると共に充電される。この構成によれば、整流
回路として機能する2つのダイオード11,12を省く
ことができるため、その分、装置の小型・低価格化を達
成することができる。なお、この電源装置1Bでも、基
本的に電源装置1と同様に作動するため、同図において
電源装置1と同一の構成要素には同一の符号を付して、
その動作説明を省略する。
【0029】さらに、本発明に係るスイッチング電源装
置は、図5に示すように、フォワード形の電源装置1C
にも適用することもできる。電源装置1Cは、両トラン
ス2,3の二次巻線2b,3b側の二次回路に、ダイオ
ード31(第2のダイオード)、ダイオード32(第1
のダイオード)、転流用のダイオード(フライホイール
ダイオード)34、平滑用のコンデンサ33、および平
滑用のチョークコイル35が配設されている。この場
合、この二次回路では、トランス3の二次巻線3bの巻
き終わり側端子(高電位端子)と高電位出力部(+電圧
出力端子)との間に、ダイオード32およびチョークコ
イル35が接続されると共に、トランス2の二次巻線2
bの巻き終わり側端子(高電位端子)と高電位出力部と
の間に、ダイオード31およびチョークコイル35が接
続されている。また、コンデンサ33が高電位出力部お
よび低電位出力部(アース電位端子)間に接続されてい
る。さらに、ダイオード34は、アノードがトランス
2,3の各二次巻線2b,3bの巻き始め側端子(低電
位端子)、および低電位出力部に接続され、かつカソー
ドがダイオード31,32のカソードに接続されてい
る。
【0030】この電源装置1Cは、基本的には、通常の
フォワード型電源装置と同様にして、スイッチ4のオン
期間において、両ダイオード31,32が、各二次巻線
2b,3bに誘起した電圧を整流し、かつチョークコイ
ル35およびコンデンサ33が、整流された直流電圧を
平滑することによって出力電圧VO を生成する。また、
ダイオード34がチョークコイル35に蓄積されたエネ
ルギーに基づくフライホイール電流を導通させる。この
電源装置1Cによれば、1つのダイオード34がフライ
ホイールダイオードとして機能するため、フォワード型
のスイッチング電源装置の二次回路を簡易に構成するこ
とができる。
【0031】なお、本発明におけるスイッチング電源
は、上記した電源装置1〜1Cの構成に限らず、適宜変
更が可能である。例えば、電源装置1、1B,1Cにノ
イズフィルタ22とダイオード26とを設けることがで
きるのは勿論である。また、本発明は、トランス2,3
の各一次巻線2a,3aおよび二次巻線2b,3bの巻
数は特に限定されず、適宜変更が可能である。また、ス
イッチ4としては、FETに限らず、トランジスタなど
の各種スイッチング素子を採用することもできる。さら
に、スイッチ4をトランス3の一次巻線3aにおける巻
き終わり側端子とトランス2の一次巻線2aにおける巻
始め側端子との間に接続してもよい。加えて、フォワー
ド型電源に適用する場合、電源装置1Cと同等の機能が
実現できる限り、ダイオード31,32や、チョークコ
イル35の接続位置は適宜変更することができるのは勿
論である。例えば、チョークコイル35については、各
二次巻線2b,3bの巻始め側端子と、低電位出力部と
の間に接続することもできる。また、ダイオード31,
32については、各二次巻線2b,3bの巻始め側端子
と低電位出力部との間に接続することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のスイッチ
ング電源装置によれば、第1のトランスの一次巻線とス
イッチング素子との直列回路を他方の整流回路の正極出
力端子および負極出力端子の間に接続し、かつ第2のト
ランスの一次巻線を平滑回路の正極出力端子および他方
の整流回路の正極出力端子の間に接続し、スイッチング
素子をスイッチングし、両トランスの各二次巻線に誘起
した電圧を整流および合成して出力電圧を生成すること
により、ダイオードなどの半導体が両一次巻線に直列接
続されていない分、電力損失を低減することができ、こ
れにより、変換利得を向上させることができる。また、
電源装置41と比較して、第2のトランスを小型化する
ことができるため、装置の小型化を図ることができると
共に、部品コストの低減、ひいては装置の低価格化を図
ることができる。さらに、入力交流のほぼ1サイクル全
域に亘って電流を装置内に流れ込ませることができる結
果、不連続期間を有する特開平7−222447号に開
示されたスイッチング電源装置と比較して、入力力率を
十分に改善することができる。加えて、スイッチング素
子に等価的に並列接続される容量の蓄積エネルギーが両
トランスの一次巻線側で生じる共振現象によって回生さ
れるため、スイッチング素子がオン状態に移行する際の
電力損失を低減することができ、これにより、装置の変
換利得を向上させることができると共に短絡ノイズを低
減することができる。
【0033】また、請求項2,3記載のスイッチング電
源装置によれば、両トランスの各一次巻線に供給する脈
流電圧および直流電圧を1つの整流回路が生成するた
め、2つの整流回路を用いる構成と比較して、装置の小
型・低価格化を達成することができる。
【0034】さらに、請求項4記載のスイッチング電源
装置によれば、ノイズフィルタおよび一方向性素子を整
流回路の正極出力端子と直列回路との間に接続したこと
により、第2のトランスの一次巻線からノイズフィルタ
への電流の逆流を阻止しつつ、スイッチングの際に発生
するスイッチングノイズがノイズフィルタによって除去
されるため、交流入力部側へのノイズの漏洩量を低減す
ることができる。
【0035】加えて、請求項5記載のスイッチング電源
装置によれば、フォワード型のスイッチング電源装置の
二次回路を簡易に構成することができる。
【0036】また、請求項6記載のスイッチング電源装
置によれば、スイッチング素子に等価的に並列接続され
た容量性素子に蓄積されたエネルギーが両トランスの各
一次巻線を介して直流電圧の供給ライン側に回生された
ときにスイッチング素子をオン状態に制御することによ
り、スイッチング素子のオン時における損失を確実に低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電源装置1の回路図
である。
【図2】電源装置1の動作を説明するための波形図であ
って、(a)は入力交流VACの電圧波形図、(b)は脈
流電圧VR の電圧波形図、(c)は電流I1 の電流波形
図、(d)は電流I2 の電流波形図、(e)は入力電流
I1IN の電流波形図、(f)は入力電流IINの電流波形
図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る電源装置1Aの
回路図である。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態に係る電源装置
1Bの回路図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態に係る電源装置
1Cの回路図である。
【図6】出願人が既に開発している電源装置41の回路
図である。
【符号の説明】
1,1A〜1C 電源装置 2,3 トランス 2a,3a 一次巻線 2b,3b 二次巻線 4 スイッチ 5 寄生容量 11,12,14,31,32,34 ダイオード 13,33 コンデンサ 21 ダイオードスタック 22 ノイズフィルタ 26 ダイオード 35 チョークコイル VDC 直流電圧 VO 出力電圧 VP 脈流

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線および二次巻線をそれぞれ有す
    る第1および第2のトランスと、入力交流を整流して脈
    流電圧をそれぞれ生成する2つの整流回路と、当該一方
    の整流回路によって生成された前記脈流電圧を平滑して
    直流電圧を生成する平滑回路と、スイッチング素子とを
    備え、前記第1のトランスの前記一次巻線と前記スイッ
    チング素子との直列回路が他方の前記整流回路の正極出
    力端子および負極出力端子の間に接続され、前記第2の
    トランスの前記一次巻線が前記平滑回路の正極出力端子
    と前記他方の整流回路の前記正極出力端子との間に接続
    され、前記スイッチング素子をスイッチングさせること
    により、前記両トランスの各二次巻線に誘起した電圧を
    整流して合成することにより出力電圧を生成することを
    特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 一次巻線および二次巻線をそれぞれ有す
    る第1および第2のトランスと、入力交流を整流して脈
    流電圧を生成する整流回路と、脈流電圧を平滑して直流
    電圧を生成する平滑回路と、前記整流回路と前記平滑回
    路との間に接続されて当該整流回路から当該平滑回路に
    向けての電流のみを導通させる一方向性素子と、スイッ
    チング素子とを備え、前記第1のトランスの前記一次巻
    線と前記スイッチング素子との直列回路が前記整流回路
    の正極出力端子および負極出力端子の間に接続され、前
    記第2のトランスの前記一次巻線が前記平滑回路の正極
    出力端子と前記整流回路の前記正極出力端子との間に接
    続され、前記スイッチング素子をスイッチングさせるこ
    とにより、前記両トランスの各二次巻線に誘起した電圧
    を整流して合成することにより出力電圧を生成すること
    を特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 一次巻線および二次巻線をそれぞれ有す
    る第1および第2のトランスと、入力交流を整流して脈
    流電圧を生成する整流回路と、平滑回路と、スイッチン
    グ素子とを備え、前記第1のトランスの前記一次巻線と
    前記スイッチング素子との直列回路が前記整流回路の正
    極出力端子および負極出力端子の間に接続され、前記平
    滑回路が前記第2のトランスの前記一次巻線を介して前
    記整流 回路の前記正極出力端子に接続され、前記スイッ
    チング素子をスイッチングさせることにより、前記両ト
    ランスの各二次巻線に誘起した電圧を整流して合成する
    ことにより出力電圧を生成することを特徴とするスイッ
    チング電源装置。
  4. 【請求項4】 ノイズフィルタと、当該ノイズフィルタ
    から前記直列回路に向けての電流のみを導通させる一方
    向性素子とが前記整流回路の前記正極出力端子と前記直
    列回路との間に接続されていることを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 フォワード型スイッチング電源装置であ
    って、前記両トランスにおける各二次巻線の高電位端子
    にアノードがそれぞれ接続されると共にカソード同士が
    接続された整流用の第1および第2のダイオードと、当
    該両ダイオードのカソードと高電位出力部との間に接続
    された平滑用チョークコイルと、当該チョークコイルに
    おける前記高電位出力部側の一端と低電位出力部との間
    に接続された平滑用コンデンサと、前記各二次巻線の低
    電位端子および前記低電位出力部にアノードが接続され
    ると共にそのカソードが前記両ダイオードのカソードに
    接続された転流用のダイオードとを備えていることを特
    徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスイッチン
    グ電源装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチング素子は、当該スイッチ
    ング素子に対して等価的に並列接続されている容量性素
    子に蓄積されたエネルギーが前記両一次巻線を介して前
    記平滑回路側に回生された後にオン状態に制御されるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のスイ
    ッチング電源装置。
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