JP3421141B2 - 車両用のモータ駆動装置 - Google Patents
車両用のモータ駆動装置Info
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Description
置に関するものである。
タはCPUによって制御されるようになっていて、該C
PUにトルク指令、レゾルバからのレゾルバ信号等が入
力され、これらの信号に基づいて発生させられた電流指
令信号が前記CPUから出力される。そして、前記電流
指令信号は電流比較回路に入力され、該電流比較回路に
おいて、電流指令信号とモータからフィードバックされ
たモータ電流信号とが比較される。
偏差は、PWM信号発生回路に対して出力され、該PW
M信号発生回路において、入力された偏差と基準三角波
とが比較され、スイッチングパルスが発生させられ、P
WM信号としてゲート回路に対して出力される。そし
て、該ゲート回路は、入力されたPWM信号をインバー
タに対して出力し、該インバータはバッテリからの直流
電流をスイッチングして3相(U相、V相及びW相)の
交流電流を発生させる。このようにして発生させられた
交流電流は、モータに供給されモータを駆動する。
れぞれ別体で形成され、3本の給電線によって接続され
る。したがって、給電線から電磁ノイズが発生してしま
う。そこで、前記給電線をシールドしたり、モータ及び
インバータの配設位置を変更して給電線を短くしたりす
ることによって、電磁ノイズが発生するのを抑制するよ
うにしている(特公平5−30123号公報参照)。
来のモータ駆動装置においては、給電線を短くするのに
限界があり、電磁ノイズが発生するのを十分に抑制する
ことができない。そこで、モータとインバータとを一体
化したモータ駆動装置が提供されている(特開平6−3
0547号公報参照)。この場合、インバータの下部に
放熱板を形成し、該放熱板の両側壁をモータの側面に固
定するようになっいる。したがって、モータの直上にイ
ンバータが配設されることになり、給電線を更に短くす
ることができる。
れのケース外において給電線によって接続されるので、
同様に電磁ノイズが発生してしまう。また、前記給電線
は可撓(かとう)性を有する構造になっているので、こ
れを空中結線して電気自動車に搭載した場合には、振動
によって強度が低下したり、連結部分にゆるみが発生し
たりしてしまう。そこで、通常、給電線は強度の高い金
属部材に固定されるようになっている。
分とが短絡したり、電磁ノイズが発生したりしてしま
う。また、モータ及びインバータのそれぞれのケースの
外側には給電線、コネクタ等が配設されることになるの
で、水滴が付着して短絡が発生したり、他の部品、人体
等と接触したときに断線が発生したりしてしまう。本発
明は、前記従来のモータ駆動装置の問題点を解決して、
モータとインバータとの間の給電線を不要にして電磁ノ
イズが発生するのを防止するだけでなく、短絡、断線等
が発生することがない車両用のモータ駆動装置を提供す
ることを目的とする。
両用のモータ駆動装置においては、モータと、該モータ
を収容するモータケースと、前記モータに電流を供給す
るインバータと、前記モータケースに固定され、前記イ
ンバータを収容するインバータケースと、前記モータケ
ース内からインバータケース内に直接延びる連結部材と
を有する。
の巻線の圧着端子とが、他端とインバータの端子とがそ
れぞれボルトによって固定された金属棒を備え、前記モ
ータケース及びインバータケースから電気的に絶縁され
る。
車両用のモータ駆動装置においては、モータと、該モー
タを収容するモータケースと、前記モータに電流を供給
するインバータと、前記モータケースに固定され、前記
インバータを収容するインバータケースと、前記モータ
ケース内からインバータケース内に直接延びる連結部材
とを有する。そして、該連結部材は、一端と前記モータ
の巻線の圧着端子とが、他端とインバータの端子とがそ
れぞれボルトによって固定された金属棒を備え、前記モ
ータケース及びインバータケースから電気的に絶縁され
る。
せられた交流電流は、前記連結部材を介してモータの巻
線に流れ、モータを駆動する。そして、前記連結部材の
金属部分が極めて短くなるので、電磁ノイズが発生する
のを十分に抑制することができる。また、モータケース
及びインバータケースの外側に給電線、コネクタ等が配
設されないので、車両用のモータ駆動装置の構造を簡素
化することができる。したがって、水滴の付着による短
絡が発生することがないので、車両用のモータ駆動装置
を防水構造にする必要がなく、コストを低減することが
できる。また、他の部品、人体等との接触による断線が
発生するのを防止することもできる。
インバータケースから電気的に絶縁されるので、モータ
とインバータとを電気的に接続する金属部分において短
絡が発生したり、電磁ノイズが発生したりするのを防止
することができる。また、金属棒は強度が高いので、電
磁応力、車両の振動等による断線が発生することがな
く、連結部材の耐久性を向上させることができる。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
モータ駆動装置の断面図、図2は本発明の実施例におけ
るモータ駆動装置の側面図、図3は図2のX−X断面
図、図4は図3のY−Y断面の外観図である。
12は該モータアッセンブリ11の上に配設されたイン
バータアッセンブリである。前記モータアッセンブリ1
1はモータケース14内にモータ本体15を収容するこ
とによって、前記インバータアッセンブリ12はインバ
ータケース16内に図示しないインバータ本体を収容す
ることによって構成される。
状を有し、有底円筒状部分14a、該有底円筒状部分1
4aの両端において上方に突出する矩形(くけい)部分
14b、14c、及び前記有底円筒状部分14aの一端
を閉鎖してモータ収容室18を形成する蓋(ふた)部分
14dから成る。一方、インバータケース16はボルト
21を介して前記矩形部分14b、14cに固定された
ベース16a、及びボルト22を介して前記ベース16
aに固定された有底箱状部16bから成る。
数のフィン24が外方に突出させて形成され、モータ本
体15によって発生させられた熱を放出する。また、前
記ベース16aの下面には複数のフィン26が下方に突
出させて形成され、前記インバータ本体によって発生さ
せられた熱を放出する。そして、前記有底円筒状部分1
4aの底部の中央、及び蓋部分14dの中央には穴が形
成され、該穴を貫通させてモータシャフト27が配設さ
れ、ベアリング29、30によって回転自在に支持され
る。また、前記蓋部分14dの中央の穴に隣接させて環
状凸部32が形成され、該環状凸部32を蓋部材33に
より閉鎖することによって、センサ室34が形成され
る。
34に臨ませてレゾルバ35が配設され、該レゾルバ3
5は前記穴を貫通してセンサ室34内に突出するモータ
シャフト27の回転数及びモータの磁極位置を検出す
る。前記モータ本体15は、前記モータシャフト27の
ほぼ中央に取り付けられ、該モータシャフト27と共に
回転させられるロータ37、有底円筒状部分14aの円
筒部の内周面において前記ロータ37と対向させて固定
されたステータ38、及び前記インバータ本体において
発生させられた3相の交流電流が供給される巻線39か
ら成る。
巻線42及びW相巻線43から成り、該U相巻線41、
V相巻線42及びW相巻線43の各圧着端子41a〜4
3aはそれぞれ上方に延び、モータケース14内におい
て連結部材51に接続される。一方、インバータ本体の
各トランジスタの端子62は、インバータケース16内
において連結部材51に接続される。そして、該連結部
材51はモータケース14内からインバータケース16
内に直接延びる。したがって、外気が連結部材51に直
接触れることがない。
されたブロック53、該ブロック53と蓋部分14dと
の間に配設されたスペーサ54、前記ブロック53の上
面から上方に立ち上がる3本のスリーブ55、及び該ス
リーブ55内を垂直に延び、上端においてインバータ本
体の各トランジスタの端子62に接続される金属棒56
から成る。
4及びスリーブ55は、いずれも絶縁材料によって形成
され、絶縁部材を構成する。前記ブロック53は、前記
圧着端子41a〜43aを矩形部分14bから電気的に
絶縁するものであって、各圧着端子41a〜43aを収
容する端子収容室53a〜53cを有する。そして、各
圧着端子41a〜43aはそれぞれ端子収容室53a〜
53c内において前記金属棒56の下端に接続される。
また、前記スペーサ54は、前記圧着端子41a〜43
aを蓋部分14dから電気的に絶縁するものであって、
前記端子収容室53a〜53cの蓋部分14d側に配設
され、端子収容室53a〜53cを覆う。
タケース14とインバータケース16との間において、
前記金属棒56をモータケース14及びインバータケー
ス16から電気的に絶縁する。なお、矩形部分14bに
形成された段部Pに前記ブロック53を係止し、該ブロ
ック53及びスペーサ54を押し付けるようにして前記
蓋部分14dを有底円筒状部分14aの端面に固定する
ことによって、ブロック53を固定することができる。
子41a〜43aとはボルト61によって、各金属棒5
6の上端とインバータ本体の各トランジスタの端子62
とはボルト63によって固定される。このように、モー
タ本体15とインバータ本体とを連結する連結部材51
はモータケース14内及びインバータケース16内に配
設されるので、前記スリーブ55を極めて短くすること
ができる。したがって、電磁ノイズが発生するのを十分
に抑制することができる。
ース16の外側には給電線、コネクタ等が配設されない
ので、モータ駆動装置の構造を簡素化することができ
る。したがって、水滴の付着による短絡が発生すること
がないので、防水構造とする必要がなく、コストを低減
することができる。また、他の部品、人体等との接触に
よる断線が発生するのを防止することもできる。
とを電気的に接続する金属棒56は、ブロック53、ス
ペーサ54及びスリーブ55によってモータケース14
及びインバータケース16から電気的に絶縁される。し
たがって、金属棒56とモータケース14との間及び金
属棒56とインバータケース16との間において短絡が
発生したり、電磁ノイズが発生したりするのを防止する
ことができる。
って形成される給電線より強度が高いので、電磁応力、
車両の振動等による断線が発生することがなく、耐久性
を向上させることができる。
図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 モータと、該モータを収容するモータケ
ースと、前記モータに電流を供給するインバータと、前
記モータケースに固定され、前記インバータを収容する
インバータケースと、前記モータケース内からインバー
タケース内に直接延びる連結部材とを有するとともに、
該連結部材は、一端と前記モータの巻線の圧着端子と
が、他端とインバータの端子とがそれぞれボルトによっ
て固定された金属棒を備え、前記モータケース及びイン
バータケースから電気的に絶縁されることを特徴とする
車両用のモータ駆動装置。 - 【請求項2】 前記連結部材は、前記金属棒を前記モー
タケース及びインバータケースから電気的に絶縁する絶
縁部材を備える請求項1に記載の車両用のモータ駆動装
置。 - 【請求項3】 モータと、該モータを収容するモータケ
ースと、前記モータに電流を供給するインバータと、前
記モータケースに固定され、前記インバータを収容する
インバータケースと、前記モータケースと前記インバー
タケースとを連通させる連通孔に、絶縁された支持部材
を介して支持され、一端が前記モータケース内に突出さ
せられ、他端が前記インバータケース内に突出させられ
た金属棒とを有するとともに、前記金属棒の一端と前記
モータの給電線の圧着端子とが、前記金属棒の他端と前
記インバータの端子とがそれぞれボルトによって固定さ
れることを特徴とする車両用のモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20215594A JP3421141B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 車両用のモータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20215594A JP3421141B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 車両用のモータ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865944A JPH0865944A (ja) | 1996-03-08 |
JP3421141B2 true JP3421141B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=16452877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20215594A Expired - Lifetime JP3421141B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 車両用のモータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3421141B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3593102B2 (ja) * | 2002-01-08 | 2004-11-24 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
DE60321928D1 (de) | 2002-09-13 | 2008-08-14 | Aisin Aw Co | Antriebseinrichtung |
JPWO2006109714A1 (ja) * | 2005-04-08 | 2008-11-13 | 株式会社ミツバ | モータ装置 |
JP5434996B2 (ja) | 2011-09-09 | 2014-03-05 | トヨタ自動車株式会社 | 導体ケーブルのシールド構造及び電動車両 |
JP2016223452A (ja) * | 2013-09-18 | 2016-12-28 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用駆動装置 |
JP6427333B2 (ja) * | 2014-04-16 | 2018-11-21 | 株式会社不二工機 | 電磁的駆動コイル装置の成形方法 |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP20215594A patent/JP3421141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0865944A (ja) | 1996-03-08 |
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