JP3421003B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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康浩 ▲くわ▼原
勤 甲斐
智子 末武
勉 三上
章夫 小嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙幣や有価証券ある
いは各種金券などの複製が禁止された紙葉類の偽造防止
機能を備えた複写機などに用いる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機などのハードコピーは、原稿に忠
実な画像を形成することを目的として技術開発が進めら
れてきた結果、近年では一見してオリジナル画像と区別
がつかない再生画像を形成できるカラー複写機も市販さ
れている。このようにオリジナル画像にきわめて近い再
生画像が得られると、紙幣や有価証券などの偽造に悪用
される恐れがある。
【0003】従来、このような偽造を防止するため、入
力画像信号が複写を禁止されている紙幣や証券類の画像
信号であるかを特徴抽出により判別し、複写を禁止され
た画像信号であると判定した場合は、縮小処理や鏡像反
転などの変換処理を行ってから画像を再生することによ
り偽造を防止する方法が考案されている(たとえば特開
平1−316783)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、複写が禁止されているものか否かの判定
を多少なりとも誤った場合、通常の画像の再生が正常に
できなくなったり、複写が禁止されているにも関わらず
正常な再生画像を得ることができてしまうという問題点
を有していた。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、複写が禁止さ
れているものか否かの判定があいまいであっても、再生
画像の画質を低下することなく、紙幣や有価証券などの
安易な偽造を抑制することができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、画像形成に用いた画像形
成装置を特定するために、少なくとも画像形成装置ごと
に割り当てられた情報を含む所定の情報を繰り返して発
生する手段と、前記繰り返し発生した所定の情報を入力
画像信号全体に付加する付加手段と、前記付加手段から
の信号に基づき記録媒体上に画像を形成する手段とを設
け、かつ前記付加手段は、前記所定の情報に基づいて、
入力画像信号の階調処理に変化を持たせることにより、
所定の情報を前記入力画像信号に付加することを特徴と
する。
【0007】本発明は上記の構成によって、少なくとも
画像形成装置ごとに固有の情報を含ませておくことによ
り、画像形成装置の設置場所や管理者を再生画像より特
定できるので、紙幣や有価証券などの容易な偽造を抑圧
することができることとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例の画像形
成装置を用いたカラー複写機の画像信号処理部のブロッ
ク図である。図1において、ラインイメージセンサ21は
R,G,Bに色分解された原稿の画像信号R,Gおよび
Bを出力する。A/D変換器22、23および24はラインイ
メージセンサ21からの画像信号R,GおよびBをディジ
タル信号に変換する。シェーディング補正回路25はイメ
ージセンサ21からのディジタル画像信号のシェーディン
グ歪を補正し、シェーディング補正された画像信号26、
27および28を出力する。ガンマ補正回路30はシェーディ
ング補正された画像信号26、27および28を入力とし、画
像信号の階調性を補正し、階調補正した画像信号Dr,
DgおよびDbを出力する。マスキング処理回路31は階
調補正した画像信号Dr,DgおよびDbを用いて、プ
リントに必要な適正量のC(シアン),M(マゼン
タ),Y(イエロー)を算出するとともに墨版生成のた
め適正なBk(ブラック)を算出する。セレクタ32は
C,M,YおよびBkのうち1つを順次選択して信号33
を出力する。パルス幅変調回路34はセレクタ32により選
択された信号33に基づいてパルス幅変調を行ない、パル
ス幅変調された画像信号35を出力する。レーザドライバ
36はパルス幅変調された画像信号35で半導体レーザを駆
動する。パルス幅変調回路34およびレーザドライバ36を
含む回路37は本実施例の画像形成装置に属する。
【0009】レーザドライバ36を含むプリンタ部は周知
のレーザービームプリンタであり、C,M,Y,Bkの
色毎に面順次で画像を形成し、重ねることにより原稿の
カラー画像を再生する。イメージセンサ21を含む画像読
み取り部は4回原稿を副走査し、セレクタ32はC,M,
Y,Bkの信号を原稿読み取り部の副走査毎に切り換え
る。
【0010】特徴抽出回路38はシェーディング補正され
た画像信号26、27および28をもとにあらかじめ設定され
ている紙幣証券類の特徴とマッチングするか否か判定
する。CPU40はCPUバス39を介していくつかの前記
判定結果を読みとり、判定結果をもとに画像信号が紙幣
証券類であるかの最終判定を行う。CPU40は肯定判定
した場合、出力ポートの判定信号41をハイレベルにす
る。パルス幅変調回路34は判定信号41がハイレベルであ
るときは、変調パターンを変化させて所定の情報を再生
画像に付与する。このパルス幅変調回路34についての詳
細を次に説明する。
【0011】図2はパルス幅変調回路34のブロック図で
ある。D/Aコンバータ51はセレクタ32で選択されたデ
ィジタルの画像信号33をアナログ画像信号52に変換す
る。変調回路53は内部で発生する三角波とアナログ画像
信号52を比較することによってパルス幅変調を行う。変
調回路53は内部で2種類の三角波を発生し、各三角波に
基づいて変調された2つのパルス幅変調信号54および55
を出力する。セレクタ56は信号61がローレベルのときに
パルス幅変調信号54を選択し、信号61がハイレベルのと
きにパルス幅変調信号55を選択する。付加情報発生回路
58は再生画像に付与する情報を信号59として発生する。
付加情報発生回路58についての詳細は後述する。アンド
ゲート60はCPUの出力ポートの判定信号41がローレベ
ルのときは信号61をローレベルに固定し、出力ポートの
判定信号41がハイレベルのときは信号59を信号61として
そのまま出力する。
【0012】この構成により、CPU40が入力画像信号
を紙幣や証券類のものであると判定しない場合、信号61
はローレベルに固定されセレクタ56はパルス幅変調信号
54を常時選択するので通常の画像が再生される。また、
CPU40が入力画像信号を紙幣や証券類のものであると
判定した場合、信号61は付加情報発生回路58の出力信号
59によりセレクタ56はパルス幅変調信号54を選択するか
パルス幅変調信号55を選択するかを局所的に切り替える
ので、入力画像信号は付加情報発生回路58の出力信号59
の情報が付加された状態となる。そこで再生画像におい
てパルス幅変調特性の変化を解析することにより、再生
画像に付与された情報を得ることが可能である。
【0013】図3は付加情報発生回路58の発生する信号
の例である。付加情報発生回路58は図3のようなビット
マップデータを繰り返し読みだすことにより再生画像全
面に図3の付加情報をパルス幅変調特性の変化として付
加することができる。たとえば図3の矩形1ますはN
(整数)画素に相当するようにする。また、付加する情
報はたとえば画像形成装置のシリアルナンバーとするこ
とにより、再生画像からその画像を再生した画像形成装
置を特定することができる。付加する情報としては日付
や地域コードなどとしても良い。
【0014】図4は変調回路53のブロック図である。シ
リアルインパラレルアウトのシフトレジスタ73は画像信
号に同期した画素クロック71をシリアル入力、画素クロ
ックの8倍の周波数で画素クロックに同期したクロック
72をシフトクロックとして入力され、シフトレジスタ73
は45°ずつ位相の異なる8つの信号78を出力する。3ビ
ットバイナリカウンタ76はレーザービームプリンタ部の
発生するライン同期パルス信号75をクロック入力とし、
3ビットのカウント値を信号77に出力する。セレクタ74
はシフトレジスタ73から出力される45°ずつ位相の異な
るQA〜QH出力の8つの信号78を入力とし、3ビット
バイナリカウンタ76のカウント値77により信号78を順次
選択して信号79を出力する。この信号79はレーザービー
ムプリンタ部のライン走査ごとに45°ずつ位相がずれる
クロックとなる。三角波発生回路80は信号79に基づき信
号79と同じ周波数、位相である三角波82をパターン信号
として発生する。三角波発生回路81はシフトレジスタ73
のQA出力に基づきQA出力と同じ周波数、位相である
三角波83をパターン信号として発生する。コンパレータ
84は三角波82とアナログ画像信号52を比較することによ
ってパルス幅変調信号55を出力し、コンパレータ85は三
角波83とアナログ画像信号52を比較することによってパ
ルス幅変調信号54を出力する。
【0015】図5はセレクタ56が変調信号54を選択した
ときの再生画像の変調パターンの例であり、図6はセレ
クタ56が変調信号55を選択したときの再生画像の変調パ
ターンの例である。したがって図1のCPU40が肯定判
定をし、制御信号としてハイレベルの判定信号41を出力
した場合、図5のような変調パターンの再生画像の中
に、図3のような情報が図6のような変調パターンとし
て組み込まれることになり、この変化を解析することに
より、再生画像に付与された図3のような所定の情報を
知ることができる。このとき、図5の変調パターンに対
して図6の変調パターンは7.125 °傾いているだけであ
るので、変調はパターンが付加情報発生回路58の出力信
号59の情報により局所的に切り替わっても再生画像の再
現性に影響を与えることは少なく、再生画像の画質を低
下させることはない。この影響をさらに小さくする必要
がある場合は、変調パターンの傾きの変化をさらに小さ
くすることも可能である。
【0016】また、実施例ではPWM変調の変調特性の
切換えに付いて述べたが、多値ディザ法や、濃度階調法
を用いた場合でも、閾値パターンの切換やスクリーン角
の切換により再生画像への情報付加を行っても良い。
【0017】さらに、本実施例では入力画像が複写
止されたものであると判定したときのみ再生画像に情報
を付加するとしているが、変調パターンの切換が再生画
像の画質を与える影響が無視できる場合には、判定手段
を省略して常に再生画像に付加情報を与えるようにして
も良い。さらに本実施例では、再生画像に付加する情報
はシリアルナンバーを数字そのもので付与しているが、
バーコードなどの符号化パターンにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定情報
が入力画像信号に対して繰り返して重畳されるので、記
録画像の一部に画像ベタ部が存在する場合であっても、
記録媒体上に所定情報を確実に設けることができる。こ
のことにより、記録画像の画像状態に係わらず、所定情
報を確実に設けることができ、この所定の情報に少なく
とも画像形成装置ごとの固有の情報を含ませておくこと
により、画像形成装置の設置場所や管理者を再生画像よ
り特定でき、紙幣や有価証券などの安易な偽造を抑圧す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置を用いたカラ
ー複写機の画像信号処理部のブロック図
【図2】同画像信号処理部におけるパルス幅変調回路の
ブロック図
【図3】同パルス幅変調回路における付加情報発生回路
が発生する情報信号の一例を示す図
【図4】同パルス幅変調回路における変調回路のブロッ
ク図
【図5】同パルス幅変調回路における変調パターンの一
例を示す図
【図6】同パルス幅変調回路における他の変調パターン
の一例を示す図
【符号の説明】
21 イメージセンサ 25 シェーディング補正回路 30 ガンマ補正回路 31 マスキング処理回路 32 セレクタ 34 パルス幅変調回路 36 レーザドライバ 38 特徴抽出回路 53 変調回路 56 セレクタ 58 付加情報発生回路 73 シフトレジスタ 74 セレクタ 76 カウンタ 80、81 三角波発生回路 84、85 コンパレータ
フロントページの続き (72)発明者 甲斐 勤 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 末武 智子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 三上 勉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小嶋 章夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−316783(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 G06T 1/00 500

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成に用いた画像形成装置を特定する
    ために、少なくとも画像形成装置ごとに割り当てられた
    情報を含む所定の情報を繰り返して発生する手段と、 前記繰り返し発生した所定の情報を入力画像信号全体に
    付加する付加手段と、 前記付加手段からの信号に基づき記録媒体上に画像を形
    成する手段とを設け、かつ前記付加手段は、前記所定の
    情報に基づいて、入力画像信号の階調処理に変化を持た
    せることにより、所定の情報を前記入力画像信号に付加
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記所定の情報は2次元ビットマップデー
    タであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】前記階調処理は、パルス幅変調処理である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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