JP3420639B2 - インクジェット・カートリッジ用のプライマ装置及びプライミング方法 - Google Patents

インクジェット・カートリッジ用のプライマ装置及びプライミング方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にインクジェット
・プリンタ技術に関し、特に熱インクジェット・プリン
トヘッド・カートリッジをプライミングする装置及び方
法に関する。
【0002】
【技術背景】熱インクジェット・プリンタは、一般に、
代表的には単数又は複数個のインク溜めと、プリントヘ
ッドに供給される電気パルスに応動してインク小滴を噴
射するインク噴射ノズルの配列を有するノズル・プレー
トを含んだ集積回路プリントヘッドとを含んだインクジ
ェット・プリントヘッド・カートリッジを利用してい
る。
【0003】印刷用にカートリッジを準備するには、プ
リントヘッド・カートリッジに関して重要な配慮が必要
である。例えば、新たなカートリッジをプリンタに装着
した場合、又は未使用期間を経た場合に、例えば異物に
よるノズルの汚染や、ノズル中の乾燥したインク、又は
ノズルに注入された空気に起因して、カートリッジは単
数又は複数のノズルでインク滴を生成することができな
くなる場合がある。
【0004】プライミングのための公知のシステムに
は、インク噴射ノズルの近傍のインク収納チャンバー内
にインクの流れを生じさせるために、インク供給源に圧
力を加える方法が含まれている。このような公知のシス
テムでは、インク溜めにアクセスするための、また結局
はノズルに到達する圧力を減じるインク溜めとノズルと
の間の種々の機械的な抵抗にアクセスするための、配慮
が必要である。
【0005】
【発明の目的】従って、インクジェット・カートリッジ
のノズルにプライミング用の負圧を直接付与するインク
ジェット・カートリッジ・プライマを供給することが有
利であり、本発明は、このインクジェット・プリンタの
カートリッジ、特に熱インクジェット・プリントヘッド
・カートリッジをプライミングする装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【発明の概要】前記の利点及びその他の利点は、本発明
の、長手方向に沿って収縮可能であり、端部に上下端部
キャップを有する弾性ベロー・アセンブリを備えたプラ
イマ装置によって達成できる。上部キャップは、上下の
端部キャップが互いに離れるように変位すると、そこに
負圧(すなわち、大気圧よりも低い圧力)が生成される
開口部を含んでいる。開口部を有するキャップ手段は、
ベロー・アセンブリの第1端部キャップによって支持さ
れ、プライミングされるカートリッジのノズル配列、又
はプライミングされるカートリッジのノズル・プレート
に連結された導管構造と選択的に係合して、第1端部キ
ャップの開口部内に生成された負圧がノズル配列のノズ
ルと連通するように構成されている。下端部キャップ
(lowerend cap)の変位は、回転可能なカ
ム・アセンブリの平行板状のギア・セクタの内側に対向
する両面上に形成されたカム面によって制御され、前記
のカム・アセンブリはまた上端部キャップ(upper
end cap)を引っ込み位置と伸張位置との間で
移動させるスライド・カム部材を移動させるカム・エッ
ジを含んでおり、その際に、上端部キャップの引っ込み
位置から伸張位置への移動は下端部キャップから離れる
ように行われる。カム・アセンブリの一方向への回転
と、次の逆方向への回転によって、キャップ手段が、プ
ライミングされるカートリッジのノズル・プレート、又
はプライミングされるカートリッジのノズル・プレート
に連結された導管構造と係合すると、負圧がキャップ手
段の開口部に生成され、次にインク吸引用の負圧が生成
され、負圧がキャップ手段の開口部に保持されている間
に、キャップ手段がカートリッジのノズル・プレート又
は導管構造から離脱される。このようにして、キャップ
手段がノズル・プレートに対して係合中は常にキャップ
手段の開口部に負圧が付与され、それによってカートリ
ッジのノズル配列に正圧又はゼロ圧がキャップ手段によ
って付与されることが回避される。
【0007】
【実施例】下記の詳細な説明及び幾つかの図面では、同
様のものには同一の参照番号を付す。
【0008】さて図1及び図2を参照すると、プリンタ
のカートリッジから取り外され、プライマに装入された
インクジェット・カートリッジ57をプライミングす
る、本発明に従ったオフライン・インクジェット・カー
トリッジ・プライマの概略斜視図が示されている。プラ
イマは、互いに固定された上部ハウジング51と底部ハ
ウジング53とを含んでいる。上部ハウジング51はイ
ンクジェット・ノズルの配列を含んだ下方に面したノズ
ル・プレート58を含むインクジェット・カートリッジ
57を受容するシュート55を備えている。公知の設計
に従って、インクジェット・カートリッジは、ノズル配
列のノズルの近傍に位置するインク・ファイアリング・
チャンバー(ink firing chamber)
(図示せず)に適宜に供給されるインクを含んだインク
溜め54を含んでいる。
【0009】シュート55は、前壁56と、側壁59
と、前壁56から後方に片寄った上壁と、カートリッジ
57を固定位置に保持する適宜の止めとクリップとを含
んでいる。シュート55は、カートリッジ57を保持す
るように構成されており、その際に、ノズル・プレート
のノズル配列はプライマ内に支持され、且つ上部ハウジ
ング51の上壁内の開口部内に位置するキャップ手段1
19内の開口部と位置合わせされるようにされている。
キャップ手段119は、ゴムのような弾性材料から成
り、その開口部はノズル・プレート58のノズル配列を
囲み、ノズル配列とシール(seal)を形成できる隆
起したリム(rim)を含んでいる。後により詳細に説
明するように、カートリッジ57をシュート55内に固
定する際、プライミング手順を実施するためにプランジ
ャ61を手動で押し下げ、それによって、キャップ手段
119がカートリッジのノズル・プレートに対して隆起
しているので、該キャップ手段の開口部に負圧(すなわ
ち大気圧より低い圧力)が生成する。キャップ手段11
9は、ノズル・プレート58に対する係合状態を保持
し、その間にキャップ手段の開口部での負圧がより負に
なり、それによってノズル配列のノズル内にインクが吸
引される。負圧がキャップ手段の開口部内に存在し続け
ている間に、キャップ手段はノズルから引っ込められ
る。このようにして、キャップ手段119がノズル・プ
レート58と係合した時点から、ノズル・プレート58
から離脱される時点までの間、キャップ手段119の開
口部には継続して負圧が存在するので、キャップ手段に
よってカートリッジ57のノズル配列に正圧もゼロ圧も
加えられることがない。
【0010】さて図3を参照すると、キャップ手段11
9を支持し、図5を参照して後に詳述するようにプライ
マ内に収納されているベロー・アセンブリ50の概略断
面図が示されている。ベロー・アセンブリ50は、上下
の端部キャップ101,103と、端部が端部キャップ
101,103内の保持溝107,109内に係合した
内部ばね105とを含んでいる。柔軟でしなやかなスリ
ーブ111がばね105をぴったりと囲み、その端部は
端部キャップ101,103の基部に形成された環状凸
状ビード113,115の周囲に固定して係合してい
る。スリーブ111は、ベローが完全に伸張すると内部
ばね105が僅かに収縮し、それによって、収縮しない
ベロー・アセンブリの長さがスリーブ111によって決
定されるように構成されている。
【0011】(図4の上面図にも図示されている)上端
部キャップ101は、ベロー・アセンブリの内部容積内
に延びた開口部を有する軸方向の突出部117を含んで
おり、キャップ手段119は、その開口部が突出部11
7の開口部と連通するように突出部117の端部に嵌め
込まれる。トップ・プレート102は、突出部117を
囲み、介在溝によって突出部から分離されている。上端
部キャップ101は更に、ベロー・アセンブリの長手方
向の延長と位置合わせされ、直径方向の反対位置にある
ピン121を備えている。図5を参照して詳述するよう
に、ピン121は上部ハウジング51の上壁の対応する
開口部91とスライド可能に係合し、上端部キャップ1
01がベロー・アセンブリの長手方向の延長に沿って移
動できるようにする。このような運動は、トップ・プレ
ートの周囲エッジよりも低くなるようにトップ・プレー
トに対して下方に片寄った横向きに延びたカム従動子ペ
グ131の運動によって上端部キャップ101に加えら
れる。
【0012】下端部キャップ103は、ベロー・アセン
ブリ50の伸張によってベロー・アセンブリがキャップ
手段119の開口部に負圧を生成できるようにするのに
充分な空気不浸透性を有するインク浸透性プラグ125
を保持するための中央に位置する孔123を含んでい
る。下端部キャップ103は更に、各々が径向きに延び
た部分と上方に延びた部分とを有する直径方向と反対側
のL形ガイド129を備えている。カム従動子ペグ12
7は、ガイド129から径方向に延びている。
【0013】プライマに装着する際に、ベロー・アセン
ブリ50は、上端部キャップ101と下端部キャップ1
03とを互いの方向に制御可能に移動することによって
収縮及び伸張される。すなわち、端部キャップ101,
103は、ベロー・アセンブリ50の長手方向の延長に
沿ってだけ移動できるように拘束され、上端部キャップ
101のカム従動子ペグ131と、下端部キャップ10
3のカム従動子ペグ127とは、ベロー・アセンブリの
長手方向の延長に沿った各端部キャップの運動を制御す
るそれぞれのカム面に対して係合している。実施例で
は、上端部キャップ101のカム従動子ペグ131用の
カム面はペグの上部と係合し、一方、下端部キャップ1
03のカム従動子ペグ127用のカム面はペグの下部と
係合し、ベロー・アセンブリ50は、カム面によって許
容される最大伸張状態になると、部分的に収縮されるの
に充分な長さを有している。このようにして、カム従動
子ペグ127,131は、それらの関連するカム面に対
して継続的に伸張バイアスを付与する。
【0014】さて図5を参照すると、カートリッジ57
のノズル配列にプライミング用の負圧を供給するために
ベロー・アセンブリ50と共同するプライマの部品の分
解斜視図が示されている。ベロー・アセンブリのL形ガ
イド125は、基部ハウジング53の底部に取付けられ
た縦向きに延びるガイド部材131の隣接するエッジに
よって形成された縦スロット129内にスライド可能に
係合し、一方、ベロー・アセンブリの上端部キャップ1
01のペグ121は、上部ハウジング51の上壁内のア
パーチャ91内にスライド可能に係合している。前記の
アパーチャは、上下の端部キャップ101,103がベ
ロー・アセンブリ50の長手方向の延長に沿って互いに
位置合わせされるように、また端部キャップ101,1
03の変位がベロー・アセンブリ50の長手方向の延長
に沿って行われるように、配設されている。
【0015】上端部キャップ101の縦位置は、上端部
キャップ101のトップ・プレート102を囲む長方形
スライダ70の平行カム部材64の底部のカム面に対す
るカム従動子ペグ131の係合によって制御される。平
行カム部材64は、隣接する上端部キャップのトップ・
プレート102の対応するエッジに対して接線方向に位
置しており、平行カム部材64の端部間に位置する平行
支持部材66によって互いに固定されている。平行カム
部材64は、上端部キャップ101のカム従動子ペグ1
31によって上部ハウジング51上壁の内面に対してス
ライド可能にバイアスされている。トップ・プレート1
02に対するカム部材64の位置により、スライダ70
の運動は、図5の二方矢印65に示すように、カム部材
64に沿うように制限されている。起動ペグ93が、平
行カム部材64から横向きに延び、後に詳述するように
軸65に沿ってスライダ70を移動するように係合して
いる。
【0016】下端部キャップ103の縦位置は、回転可
能なカム・アセンブリ60の平行板状のギア・セクタ6
5の内向きの対向面上に形成されたカム面95に対する
カム従動子ペグ127の係合によって制御される。補助
ばね133が、下端部キャップ103と、基部ハウジン
グ53の底部に位置するインク吸収パッドとの間に配設
され、下端部キャップ上に上向きにバイアスされ、下端
部キャップのカム従動子ペグ127に対するカム面95
の運動による下端部キャップ103の上方運動を促進す
る。カム・アセンブリ60のギア・セクタ65は、横部
材67,69と、内面のカム面95とによって互いに固
定され、相互に対称形である。円筒状スペーサ71とス
ピンドル73とが各ギア・セクタ65上に配設され、双
方のスピンドルは各ギア・セクタのギア部75の軸心に
よって形成された線上で同軸である。円筒状スペーサ7
1の周囲には捩じりコイル状のワイヤばね77が設けら
れ、各ワイヤの端部77a,77bは、ギア・セクタの
適宜の位置に形成された位置決め用の止め81a,81
bを越えて延びるばねを形成している。スピンドル73
は、基部ハウジング53の前後の壁の上部エッジ内に形
成されたスロット79内に回転可能に支持されている。
カム・アセンブリ60の回転によって、下端部キャップ
103の下方へのバイアス、及び補助ばねの上方へのバ
イアスと相互作用して、下端部キャップ103がスロッ
ト129に沿って上下に移動される。L形のガイド12
5の上方に延びた部分は、ガイド125が縦スロット1
29内で上下に移動する際に、このガイド125の回転
を防止することによって、下端部キャップがスロット1
29内を上下に移動する際の向きを維持する。
【0017】カム・アセンブリ60のギア・セクタは更
に、ギア歯の反対位置のギア・セクタに形成されたスラ
イダ係合エッジ74a,74bを含んでいる。係合エッ
ジ74a,74bは、カム・アセンブリ60の回転の適
宜の位置でスライダの起動ペグ93と係合することによ
って、スライダ70を移動するように構成されている。
【0018】さて図6を参照すると、各カム面95の外
郭が概略的に示されている。この外郭は、下端部キャッ
プ103用の最下部の縦位置を規定する下部停止セクシ
ョンD1と、縦の運動セクションMと、下部端部キャッ
プ103の最上部位置を規定する上部停止セクションD
2とを含んでいる。下部停止セクションD1と上部停止
セクションD2とは、スピンドル軸に対してそれぞれ一
定の半径を有しており、下部停止セクションD1は、上
部停止セクションD2よりも半径が大きい。縦移動セク
ションMの各点は、スピンドル軸から異なる距離を隔て
ており、この距離は、下部停止セクションD1に最も近
接した縦の変位セクションの端部の下部停止セクション
の半径から、上部休止部分D2に最も近接した縦の移動
セクションMの端部の上部停止セクションの半径へと減
少している。
【0019】カム・アセンブリ60のギア・セクタ65
は、円筒形のはずみ車83のそれぞれの側に位置し、は
ずみ車と同軸のピニオン・ギア85と係合するギヤ歯7
5を含んでいる。ピニオン・ギアの外側のスピンドル8
7は、基部支持体53の前後の壁の内側に形成されたは
ずみ車支持部材89のスロット内にスライド可能に係合
している。このようにして、はずみ車は、カム・アセン
ブリ60の回転と共に回転する。
【0020】例えば、カム・アセンブリの時計回りの回
転は、カム・アセンブリを回転させ、それによって支持
部材67が下端部キャップ103のカム従動子ペグ12
7の方向に移動し、これは図5の斜視図、図6のカム輪
郭及び図8〜図17の正面図において一貫している。
【0021】ここでプライマの動作と、更に詳細を図7
〜図17を参照して説明するが、図7はカム・アセンブ
リ60の時計回り(CW)及び逆時計回り(CCW)の
回転と、上端部キャップ101、下端部キャップ103
及びスライダ70の変位と、ばね端部77aが引っ張ら
れている間のカム・アセンブリの回転間隔と、キャップ
手段119の開口部での負圧(吸引圧)とを概略的に示
している。
【0022】図8は、カム面95の下部停止セクション
D1と、基部ハウジング53の後壁の内面に位置し、前
記後壁の近傍のばね77のばね端部77bによって係合
可能である止め52bとによって規定された静止角位置
にあるカム・アセンブリ60を示している。すなわち、
静止角位置は、停止セクションD1の一部がカム従動子
ペグ127と係合する縦変位セクションMに近接するよ
うな角位置にカム・アセンブリがある場合に、ばね端部
77bが引っ張られない状態で止め52b上に載置され
るように止め52bを配置することによって規定され
る。カム・アセンブリ60が静止角位置から逆時計回り
方向に回転されると、ばね端部77bは引っ張られ、そ
れによってカム・アセンブリ60は、回転力が除去され
ると、その静止角位置に時計回り方向に回転される。カ
ム・アセンブリ60がその静止角位置から離れて時計回
り方向に回転されると、下端部キャップ103はカム面
95の縦移動セクションMとカム従動子ペグ127との
係合によって上昇され、カム従動子ペグ127の下方へ
のバイアス力によって、回転力が除去されたときにカム
・アセンブリ60が逆時計回り方向にその静止角位置に
回転される。
【0023】図8では、スライダ70がプライミング動
作の開始に適した最も左の位置にある状態で示されてお
り、後述するようにプライミング動作の終了時にも同じ
位置に置かれる。スライダ70は、カートリッジ・シュ
ート内のカートリッジなしでプランジャを押し下げるこ
とよって、容易に最も左の位置へとイニシャライズされ
る。
【0024】カム・アセンブリ60は、カム・アセンブ
リが図8に示すような静止角位置にあるときに、支持部
材67がその最高位置にあるように、構成されている。
支持部材67は、上部ハウジング51の上壁内の開口部
を貫いて延び、基部ハウジング53の底部に固定された
ガイド・バー68に沿って進行するプランジヤ61を押
し下げることによって、プランジャ61の起動タブ62
によって係合可能である。コイルばね72は、プランジ
ャが押し下げられた後に離された時、プランジャを上方
位置に戻す伸張バイアス力を付与する。起動タブ62の
頂部は、上部ハウジング51の上壁の内面との係合によ
りプランジャ61の上方移動を制限するために利用でき
る。
【0025】プランジャ61の押し下げにより、起動タ
ブ62が支持部材67の頂部に係合した状態になると、
カム・アセンブリ60は、時計回り方向に回転される。
カム・アセンブリが回転すると、カム面95の縦移動セ
クションMは、下端部キャップ103を上方に移動させ
ることによって、ベロー・アセンブリ50を収縮し、カ
ム・エッジ74bは、最終的に図9に示すように、スラ
イダ70のカム従動子ペグ93と係合する。スライダの
右方向への移動によって、最終的にはスライダ70の角
度を有するカム面64cがスライドして上端部キャップ
のカム従動子ペグ131と係合し、次にスライダ70
が、角度を有する傾斜面64cに対してカム従動子ペグ
131によって加えられた上方へのバイアスにより、右
方向にスナップされ、これによって、カム部材64の角
度を有するカム面64cが、次に溝付きのカム面64c
がカム従動子ペグ131に対してスライドすると、ベロ
ー・アセンブリの上端部キャップ101は、上方に移動
できる。スライダ70とカム面95とは、上端部キャッ
プ101が上方に移動してキャップ手段119をノズル
・プレート58に対して係合させる時に、上部停止セク
ションD1だけが下端部キャップ103のカム従動子ペ
グ127に対してスライドするように構成されている。
このようにして、下端部キャップ103は、上端部キャ
ップ101が上方に移動中に静止しており、それによっ
てキャップ手段119がノズル・プレート58に対して
シールすると、キャップ手段119の開口部に負圧が生
成される。
【0026】カム・アセンブリ60がプランジャ61を
押し下げ続けることによって時計回り方向に回転し続け
ると、ばね端部77aは、図10に示すように、下部の
基部53の前後の壁に位置する止め52aと係合する。
図10は、上端部キャップのカム従動子ペグ131の上
方バイアスにより角度を有する面64cに加えられたス
ライド力の結果、完全に右に移動したスライダ70をも
示している。このような係合によって、カム・アセンブ
リ60がプランジャ61の下方移動によって時計回り方
向に回転し続けると、ばね77は引っ張られる。止め5
2aに対するばね端部77aの係合は、図7にラインA
で示されている。
【0027】カム・アセンブリが時計回り方向に回転す
ると、支持部材67はそれが辿る円形の経路の故にプラ
ンジャから更に離れて移動し、起動タブ62は最終的に
図11に示すように支持部材67を迂回する。支持部材
67が起動タブ62から解放された後、カム・アセンブ
リの回転速度は遅くなり、その後、ばね77の引張り力
によって逆時計回り方向に回転し始める。逆時計回り回
転の開始部分で、キャップ手段の開口部での圧力は、カ
ム面95の上部停止セクションD2によって変化しな
い。下端部キャップ103は、逆時計回り回転を継続し
つつ、カム面95の縦変位セクションMによって下方に
移動し、それによってベロー・アセンブリ50は伸張し
て、キャップ手段がノズル・プレート58に係合した際
に生成された当初の負圧よりも更に負の圧力が生成さ
れ、それによってインクがノズル・プレート58のノズ
ルの外側に吸い出される。はずみ車83の慣性によっ
て、カム・アセンブリ60の回転は遅くなり、それによ
ってインク吸引用負圧は、カム・アセンブリ60がはず
み車83を用いないで回転された場合よりも長い期間に
亘って付与される。
【0028】カム・アセンブリ60がその逆時計回り回
転を継続すると、ばね端部77aは最終的に止め52a
から離脱されるが、カム・アセンブリ60は、はずみ車
83の回転モーメントによって、逆時計回り方向に回転
し続ける。カム・エッジ74aがその静止角位置に到達
する前に、カム・エッジ74aは、スライダのカム従動
子ペグ95と係合し、逆時計回り回転によってスライダ
70を左側に移動し、それによって、角度を有する面6
4cが、次に溝無し面64が、カム従動ペグ131上を
スライドし、それによって、上端部キャップが図12及
び図13に示すように、下方に移動される。スライダ7
0と、カム・エッジ74aと、カム面95とは、上端部
キャップ101が下方に移動中に、下端部キャップ10
3が上端部キャップの下方運動の速度よりも速い速度で
下方に移動するように構成されていることによって、キ
ャップ手段がカートリッジのノズル・プレートから離脱
される際に、キャップ手段の開口部に負圧が存在する。
キャップ手段をノズル・プレート58から離脱中の負圧
は、インク吸引用負圧よりも少なくすることができる。
【0029】はずみ車のモーメント並びにその固有モー
メントによって、カム・アセンブリは、図14に示すよ
うに、ばね端77bが止め52bと係合するまで、その
静止角位置を越えて、逆時計回り方向に回転し続ける。
前記の係合によって、カム・アセンブリ60は、逆時計
回り回転を停止し、次に図15に示すように、その静止
角位置まで時計回り方向に回転し、それによって支持部
材67が確実に起動タブ62の経路内にあることが保証
され、従って次のプライミング動作の準備完了状態にな
る。止め52bに対するばね端部77bの係合は、図7
にラインBで示されている。
【0030】プランジャ61への押圧力を解除すると、
プランジャは、ばね72の上方へのバイアス力によって
上方に移動できる。起動タブ62の上部エッジは、最終
的に支持部材と接触し、カム・アセンブリを逆時計回り
方向に回転させ、それによって、ばね端部77bが、図
16に示すように、止め52bに対して引っ張られる。
起動タブ62が支持部材67を越えると、ばね77の引
張り力によってカム・アセンブリは、図17に示すよう
に、その静止角位置へと時計回り回転され、一方、プラ
ンジャはその上方移動を継続する。
【0031】さて図18を参照すると、この図にはプリ
ント・キャリッジ151内に作動的に固定され、プライ
ミング用に取り外す必要がないインクジェット・カート
リッジ157に、プライミング用の真空を供給する本発
明に従ったオンライン・プライマ装置の実施例の正面図
が示されている。図18のプライマ装置は、平坦パネル
152をスライダ70の上方に配設したことを除いて
は、図1のプライマと同様である。上部パネル152
は、図1のプライマの上部ハウジング51内の開口部と
同様の開口部153を含んでおり、更に上端部キャップ
101のガイドピン121を受容するためのアパーチャ
(図示せず)をも含んでいる。上方に延びた継手163
と、コネクタ・プレート161及び継手163とを貫い
て延びた孔165とを有するコネクタ・プレート161
が、上部パネル151の上方に配設されている。孔及び
継手は、図1のプライマに関連して前述したように、プ
ランジャの動作によってキャップ手段119がコネクタ
・プレート161の底部と係合すると、キャップ手段1
19内の開口部がコネクタ・プレート161の底部の孔
165の終端部を囲むように配設されている。コネクタ
・プレート161は、キャップ手段119がコネクタ・
プレート161と係合すると、キャップ手段がコネクタ
・プレートの底部に対してきつく押し付けられるよう
に、コネクタ・プレートから上方に延びた保持フィンガ
によって縦方向に拘束されている。
【0032】コネクタ・プレート161の継手163
は、フレキシブル・チューブ167によって、その上部
開口部上に配設されたキャップ173を有するチャンバ
171の下部ポート169に連結されている。この実施
例では、チャンバ171は、プリンタの印刷領域の片側
に配設され、インクジェット・カートリッジ157のノ
ズル配列にキャップを被せ、且つこれをワイピングする
機能を果たすプリンタのサービス・ステーションの一部
を形成する橇177によって支持されている。すなわ
ち、カートリッジ157は、橇177のカートリッジ1
57の方向への上方運動によってキャップを被せられ、
それによって、キャップ173は、カートリッジ157
のノズル・プレートに対して係合され、ノズル・プレー
トのノズル配列を囲む。チャンバ171は、例えば、フ
レキシブル・チューブ167のインク詰まりを防止する
インク・トラップ・フィルタ175を備えている。
【0033】プリンタのサービス・ステーションの例
は、本出願人に譲渡された米国特許第4,853,71
7号;本出願人に譲渡されたハインツ、ワッシュハウザ
ー及びオズボーンによる1993年4月30日出願の米
国特許出願番号第08/056327号の「ノイズを軽
減し、組立易く、ワイピング能力を調整可能なサービス
・ステーション」;本出願人に譲渡されたウイリアム・
エス・オズボーンによる1992年9月21日出願の米
国特許出願出願番号第07/949,197号「インク
ジェット・プリントヘッドのキャッピング及びワイピン
グ方法と装置」に開示されている。
【0034】図18のプライミング装置では、キャップ
手段119の開口部に生成されるプライミング用の負圧
は、孔165,フレキシブル・チューブ167及びチャ
ンバ171を経てオンライン・カートリッジに連通され
る。キャップ手段119は、キャップ手段の開口部に負
圧が存在する場合を除いて、コネクタ・プレートから分
離され、それによってチャンバ171,フレキシブル・
チューブ167及び孔165は、キャップをインクジェ
ットカートリッジとの係合状態にした時に、正圧が生成
されることを防止する通気経路を形成する。
【0035】このように、本発明に従ったインクジェッ
ト・カートリッジは、キャップ手段を(1)プライミン
グされるインクジェット・カートリッジのノズル・プレ
ート、又は(2)キャップ手段の開口部に負圧が生成さ
れている間にプライミングされるカートリッジのノズル
・プレートと連通する真空伝達構造に対してシールし、
プライミング用のインク吸引用負圧を生成し、次にキャ
ップ手段の開口部に負圧を生成中にノズル・プレート又
は真空伝達構造からキャップ手段のシールを解除する。
このようにして、キャップ手段がノズル・プレート又は
真空伝達構造に対して係合している間は常に、ノズル配
列に負圧が付与され、それによってキャップ手段により
カートリッジ・ノズル配列に対して正圧又はゼロ圧が加
えられることが防止される。
【0036】上記の説明は、ノズルに負圧を付与し、そ
れによってインク溜めに加圧するためのアクセスが不要
となり、必要時にはノズルに対して直接インクの流れを
生じさせる負圧を有利に供給するインクジェット・カー
トリッジ・プライマを開示したものである。
【0037】これまでの説明は、本発明の特定の実施例
について説明し、図示してきたが、特許請求の範囲に規
定する本発明の範囲と趣旨を離れることなく、種々の変
更と修正が専門家によって可能であろう。
【0038】以上のように、本発明の〔1〕インク噴射
ノズルの配列を有するインクジェット・カートリッジを
プライミングするプライマ装置は、長手方向に沿って収
縮可能であり、端部に第1と第2の端部キャップを有
し、前記第1端部キャップは第1と第2の端部キャップ
が互いに離れるように相対的に移動されるとそこで負圧
が生成される開口部を有している形式の、細長い弾性ベ
ロー;前記ベロー手段の前記第1端部キャップによって
支持され、プライミングされるカートリッジのノズル配
列と選択的に係合して前記ノズル配列とシールを形成す
ることによって、前記第1端部キャップの前記開口部内
に生成された負圧がノズル配列のノズルと連通するよう
にされるキャップ手段;前記第1端部キャップを前記ベ
ローの長手方向に沿って引っ込み位置と伸張位置との間
で移動させる移動手段であって、第1端部キャップの引
っ込み位置から伸張位置への移動が第2端部キャップか
ら離れるように行われる移動手段;(1)第1端部キャ
ップが静止している間に第2端部キャップを第1端部キ
ャップの方向に移動させ、(2)前記第2端部キャップ
が静止している間に第1端部キャップを伸張位置に移動
させて、前記キャップ手段の開口部に負圧が生成される
ように前記移動手段を起動し、(3)第1端部キャップ
が静止している間に第2端部キャップを第1端部キャッ
プから離れるように移動させて、前記キャップ手段の開
口部にインク吸引用負圧が生成されるようにし、(4)
第1端部キャップを第2端部キャップの方向に移動する
一方で、第1端部キャップが第2端部キャップの方向に
移動する速度よりも速い速度で第2端部キャップを第1
端部キャップから離れるように移動することによって、
前記キャップ手段の開口部に負圧が生成されるようにす
るための、回転可能なプライミング制御手段;及び前記
プライミング制御手段を起動するためのプランジャ手
段;を備え、それによって、前記第1端部キャップが伸
張位置にある場合は常に、前記キャップ手段の開口部に
負圧が生成される構成であることを特徴とし、次のよう
な好ましい実施態様を有する。
【0039】〔2〕上記〔1〕において、前記移動手段
が前記第1端部キャップの変位を制御するための移動手
段カム面を含み;前記第1端部キャップが前記移動手段
カム面にスライド可能に係合する第1カム従動子手段を
含み;及び、前記プライミング起動手段が前記第2端部
キャップの変位を制御する第2カム面と、前記移動手段
の移動を制御する第3カム面とを含む;ことを特徴とす
る。
【0040】〔3〕上記〔2〕において、前記ベロー・
アセンブリが第1端部キャップを第2端部キャップから
離れるように変位させる伸張バイアスを付与するコイル
ばねを含み;前記第1端部キャップのカム従動子手段が
第2端部キャップ・カム従動子ペグからなり;前記移動
手段が前記カム従動子ペグに沿ってスライド可能なカム
面を有するスライダからなり;前記第2端部キャップ・
カム従動子手段が第2端部キャップ・カム従動子ペグか
らなり;前記プライミング起動手段が互いに固定された
回転可能な平行な平坦部材からなり;前記第2カム面が
前記回転可能な平坦部材の内側の対向面上に形成された
カム面からなり、前記カム面が前記第2端部キャップの
カム従動子ペグとスライド可能に係合し;前記第3カム
面が前記スライダのカム従動子ペグと係合するように平
坦部材の周囲に形成されたカム・エッジからなり;これ
によって、前記平坦部材の回転が前記第1と第2の端部
キャップの間の相対運動を制御することを特徴とする。
【0041】〔4〕上記〔3〕において、前記平行セク
タの回転と共回転するためのはずみ車を更に備えたこと
を特徴とする。
【0042】〔5〕上記〔4〕において、前記平行な平
坦部材がギアを有するギア・セクタからなり、前記はず
み車が前記ギア・セクタのギアと係合するピニオン・ギ
アを含むことを特徴とする。
【0043】〔6〕上記〔1〕において、前記ベロー・
アセンブリが、筒状のコイルばねを囲み、端部が第1及
び第2端部キャップに固定されたスリーブを含むことを
特徴とする。
【0044】〔7〕上記〔1〕において、前記ベロー・
アセンブリの下端部キャップが、ベロー・アセンブリの
伸張によってベロー・アセンブリがキャップ手段の開口
部で負圧を生成することができるのに充分な空気不浸透
性を有するインク浸透性プラグを含むことを特徴とす
る。
【0045】また、本発明の〔8〕インク噴射ノズルの
配列を有するインクジェット・カートリッジをプライミ
ングするプライマ装置は、長手方向に沿って収縮可能で
あり、端部に第1と第2の端部キャップを有し、前記第
1端部キャップは第1と第2の端部キャップが互いに離
れるように相対的に移動されるとそこで負圧が生成され
る開口部を有している形式の、細長い弾性ベロー;前記
ベロー手段の前記第1端部キャップによって支持され、
プライミングされるカートリッジのノズル配列と選択的
に係合して前記ノズル配列とシールを形成することによ
って、前記第1端部キャップの前記開口部内に生成され
た負圧がノズル配列のノズルと連通するようにされるキ
ャップ手段;及び、前記キャップ手段をカートリッジ・
ノズル配列に対して係合させると共に、前記キャップ手
段をカートリッジ配列から離脱させるように前記第1端
部キャップを移動させるための、及び(a)キャップ手
段の係合と離脱中に負圧を生成すると共に、(b)キャ
ップ手段がノズル配列に対して係合中にインク吸引用負
圧を生成するために、前記第1端部キャップと前記第2
端部キャップとを互いに相対的に移動させるための、起
動可能な制御手段;から構成されたことを特徴とする。
【0046】そして、本発明の
〔9〕インクジェット・
カートリッジをプライミングする方法は、キャップ手段
の開口部がノズル・プレートのノズル配列を囲むよう
に、開口部を有するキャップ手段をインクジェット・カ
ートリッジのノズル・プレートに対して位置決めするス
テップ;キャップ手段の開口部をノズル・プレートに対
して位置決め中にキャップ手段の開口部に負圧を生成す
るステップ;キャップ手段の開口部をノズル・プレート
に対して保持するステップ;キャップ手段の開口部をノ
ズル・プレートに対して保持している間に、キャップ手
段の開口部にインク吸引用負圧を生成するステップ;イ
ンクジェット・カートリッジのノズル・プレートからキ
ャップ手段を取り外すステップ;及び、インクジェット
・カートリッジのノズル・プレートからキャップ手段を
取り外している間に、キャップ手段の開口部で負圧を生
成するステップ;からなることを特徴とする。
【0047】更に、本発明の〔10〕インク噴射ノズル
の配列を有するインクジェット・カートリッジをプライ
ミングするプライマ装置は、長手方向に沿って収縮可能
であり、端部に第1と第2の端部キャップを有し、前記
第1端部キャップは第1と第2の端部キャップが互いに
離れるように相対的に移動されるとそこで負圧が生成さ
れる開口部を有している形式の、細長い弾性ベロー;負
圧をカートリッジのノズル配列へと伝達する手段;前記
ベロー手段の前記第1端部キャップによって支持され、
前記伝達手段と選択的に係合して前記伝達手段とシール
を形成することによって、前記第1端部キャップの前記
開口部内に生成された負圧がノズル配列のノズルと連通
するようにされるキャップ手段;前記第1端部キャップ
を前記ベローの長手方向に沿って引っ込み位置と伸張位
置との間で移動させ、第1端部キャップの引っ込み位置
から伸張位置への移動が第2端部キャップと離れるよう
に行われる移動手段;(1)第1端部キャップが静止し
ている間に第1端部キャップの方向に第2端部キャップ
を移動させ、(2)前記第2端部キャップが静止してい
る間に第1端部キャップを伸張位置に移動させて、前記
キャップ手段の開口部に負圧が生成されるように前記移
動手段を起動し、(3)第1端部キャップが静止してい
る間に第2端部キャップを第1端部キャップから離れる
ように移動させて、前記キャップ手段の開口部にインク
吸引用負圧が生成されるようにし、(4)第1端部キャ
ップを第2端部キャップの方向に移動する一方で、第1
端部キャップが第2端部キャップの方向に移動する速度
よりも速い速度で第2端部キャップを第1端部キャップ
から離れるように移動することによって、前記キャップ
手段の開口部に負圧が生成されるようにするための、回
転可能なプライミング制御手段;及び、前記プライミン
グ制御手段を起動するためのプランジャ手段;を備え、
それによって、前記第1端部キャップが伸張位置にある
場合は常に前記キャップ手段の開口部に負圧が生成され
る構成であることを特徴とし、次のような好ましい実施
態様を有する。
【0048】〔11〕上記〔10〕において、前記移動
手段が前記第1端部キャップの変位を制御するための移
動装置カム面を含み;前記第1端部キャップが前記移動
手段カム面にスライド可能に係合する第1カム従動子手
段を含み;前記プライミング起動手段が前記第2端部キ
ャップの変位を制御する第2カム面と、前記移動手段の
移動を制御する第3カム面とを含むことを特徴。
【0049】〔12〕上記〔11〕において、前記ベロ
ー・アセンブリが第1端部キャップを第2端部キャップ
から離れるように変位せしめる伸張バイアスを付与する
コイルばねを含み;前記第1端部キャップのカム従動子
手段が第2端部キャップのカム従動子ペグからなり;前
記移動手段が前記カム従動子ペグに沿ってスライド可能
なカム面を有するスライダからなり;前記第2端部キャ
ップのカム従動子手段が第2端部キャップのカム従動子
ペグからなり;前記プライミング起動手段が互いに固定
された回転可能な平行な平坦部材からなり;前記第2カ
ム面が前記回転可能な平坦部材の内側の対向面上に形成
されたカム面から成っており、前記カム面が前記第2端
部キャップのカム従動子ペグとスライド可能に係合し;
前記第3カム面が前記スライダのカム従動子ペグと係合
するように平坦部材の周囲に形成されたカム・エッジか
らなり;これによって、前記平坦部材の回転が前記第1
と第2の端部キャップの間の相対運動を制御することを
特徴とする。
【0050】〔13〕上記〔12〕において、前記平行
セクタの回転と共回転するためのはずみ車を更に備えた
ことを特徴とする。
【0051】〔14〕上記〔13〕において、前記平行
な平坦部材がギアを有するギア・セクタからなり、前記
はずみ車が前記ギア・セクタのギアと係合するピニオン
・ギアを含むことを特徴とする。
【0052】〔15〕上記〔10〕において、前記ベロ
ー・アセンブリが、筒状のコイルばねを囲み、端部が第
1及び第2端部キャップに固定されたスリーブを含むこ
とを特徴とする。
【0053】〔16〕上記〔10〕において、前記ベロ
ー・アセンブリの下端部キャップが、ベロー・アセンブ
リの伸張によってベロー・アセンブリがキャップ手段の
開口部で負圧を生成することができるのに充分な空気不
浸透性を有するインク浸透性プラグを含むことを特徴と
する。
【0054】また、本発明の〔17〕インク噴射ノズル
の配列を有するインクジェット・カートリッジをプライ
ミングするプライマ装置は、長手方向に沿って収縮可能
であり、端部に第1と第2の端部キャップを有し、前記
第1端部キャップは第1と第2の端部キャップが互いに
離れるように相対的に移動されるとそこで負圧が生成さ
れる開口部を有している形式の細長い弾性ベロー;負圧
をカートリッジのノズル配列に伝達する手段;前記ベロ
ー手段の前記第1端部キャップによって支持され、前記
負圧伝達手段と選択的に係合して前記負圧伝達手段とシ
ールを形成することによって、前記第1端部キャップの
前記開口部内に生成された負圧がノズル配列のノズルと
連通するようにされるキャップ手段;及び、前記キャッ
プ手段を前記負圧伝達手段に対して係合させ、前記キャ
ップ手段を負圧伝達手段から離脱させるように前記第1
端部キャップを移動させ、前記第1端部キャップと前記
第2端部キャップとを互いに移動させて、(a)キャッ
プ手段の係合を離脱中に負圧を生成し、且つ(b)キャ
ップ手段が前記負圧伝達手段に対して係合中にインク吸
引用負圧を生成するための起動可能な制御手段;から構
成されたことを特徴とする。
【0055】そして、本発明の〔18〕インクジェット
・カートリッジをプライミングする方法は、開口部を有
するキャップ手段を、負圧をインクジェット・カートリ
ッジのノズル配列に伝達するように構成された負圧伝達
手段に対して位置決めするステップ;キャップ手段の開
口部を負圧伝達手段に対して位置決め中に、キャップ手
段の開口部に負圧を生成するステップ;キャップ手段の
開口部を負圧伝達手段に対して保持するステップ;キャ
ップ手段の開口部を負圧伝達手段に対して保持している
間に、キャップ手段の開口部にインク吸引用負圧を生成
するステップ;負圧伝達手段からキャップ手段を取り外
すステップ;及び、負圧伝達手段からキャップ手段を取
り外している間に、キャップ手段の開口部で負圧を生成
するステップ;からなることを特徴とする。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
インクジェット・カートリッジをプライミングする際
に、インク溜めを加圧する必要なく、ノズルにインク吸
引用の負圧を生成することができるため、該プライマ装
置のコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタのカートリッジから取り出され、プラ
イマに手動により装填されるインクジェット・プリント
ヘッド・カートリッジをプライミングするために、本発
明に従ったオフライン・インクジェット・カートリッジ
・プライマの外部を、一部破断して示す斜視図である。
【図2】プライミング用にプリントヘッド・カートリッ
ジを装着した図1のインクジェット・カートリッジ・プ
ライマの外部を示す斜視図である。
【図3】図1のプライマのベロー・アセンブリの概略正
面図である。
【図4】図3のベロー・アセンブリの上端部キャップの
上面図である。
【図5】図1のプライマの部品を分解して示す斜視図で
ある。
【図6】図3のベローの下端部キャップの変位を制御す
る図1のプライマのカム・アセンブリ内にあるカム面の
輪郭の概略正面図である。
【図7】図1のプライマの動作中の部品の種々の変位を
示す概略図である。
【図8】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面図
である。
【図9】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面図
である。
【図10】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面
図である。
【図11】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面
図である。
【図12】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面
図である。
【図13】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面
図である。
【図14】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面
図である。
【図15】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面
図である。
【図16】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面
図である。
【図17】図1のプライマの部品の動作を示す概略正面
図である。
【図18】プリンタのカートリッジに作動的に取付けら
れ、プリンタのカートリッジから取り外すことなく、プ
ライミングされるカートリッジのプライミングのための
オンライン・インクジェット・カートリッジ・プライマ
の概略断面図である。
【符号の説明】
50 ベロー・アセンブリ 53 基部ハウジング 60 カム・アセンブリ 61 プランジャ 65 ギア・セクタ 70 スライダ 75 ギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステファン・ダブル・バウアー アメリカ合衆国カリフォルニア州 サ ン・ディエゴ チボリ・ストリート 4643 (56)参考文献 特開 昭61−121948(JP,A) 特公 昭63−15911(JP,B2) 特公 平3−71267(JP,B2) 特公 平5−48182(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/17 B41J 2/165

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク噴射ノズルの配列を有するインク
    ジェット・カートリッジをプライミングするプライマ装
    置であって、 長手方向に収縮可能な細長い弾性ベローであり、前記細
    長い弾性ベローの端部に第1端部キャップと第2端部キ
    ャップを有し、前記第1端部キャップと第2端部キャッ
    プが相対的に相互に離れる方向に移動すると、前記第1
    端部キャップが負圧を発生する開口を有する細長い弾性
    ベローと、 前記ベローズ手段の前記第1端部キャップで支持される
    キャップ手段であり、プライミングされるカートリッジ
    のノズル配列に選択的に係合してシールを形成し、その
    結果前記第1端部キャップの前記開口内の負圧がノズル
    配列のノズルに連通されるキャップ手段と、 前記ベローズの長さ方向に沿って引き込んだ位置と突き
    出た位置間で前記第1端部キャップを移動する第1移動
    手段であり、引き込んだ位置から突き出た位置への第1
    端部キャップの移動が第2端部キャップから離れる方向
    である第1移動手段と、 インク噴射ノズルの配列のプライミングを制御する手段
    であり、前記制御手段が(a)第1端部キャップが静止
    している間は、第1端部キャップ方向に第2端部キャッ
    プを移動する第2移動手段,(b)第2端部キャップが
    静止して前記キャップ手段の開口に負圧を発生している
    間は、前記第1移動手段を作動して、第1端部キャップ
    を突き出た位置に移動する作動手段、(c)第1端部キ
    ャップが静止して、前記キャップ手段の開口にインク吸
    入負圧を発生している間は、第2端部キャップを第1端
    部キャップから離れる方向に移動する第3の移動手段、
    および(d)第1端部キャップが第2端部キャップ方向
    に移動する速度より速い速度で、第2端部キャップを第
    1端部キャップから離れる方向に移動し、その結果負圧
    が前記キャップ手段の開口で発生している間は、第1端
    部キャップを第2端部キャップ方向に移動する第4の移
    動手段とを含むプライミングを制御する手段と、 前記制御手段を作動するプランジャ手段とを備えている
    プライマ装置であって、 前記第1端部キャップが突き出た位置にある間中は、負
    圧が前記キャップ手段の開口で発生しているプライマ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1移動手段が、前記第1端部キャ
    ップの変位を制御する移動手段カム表面を含み、 前記第1端部キャップが、前記移動手段カム表面上にス
    ライド可能に係合する第1カム追従手段を含み、 前記プライミング制御手段が、前記第2端部キャップの
    変位を制御する第2カム表面と、前記第1移動手段の移
    動を制御する第3のカム表面を含んでいる請求項1に記
    載のプライマ装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性ベローズがチューブ状コイルス
    プリングを含み、第1と第2端部キャップに固定された
    端部を有し、さらにスリーブが前記チューブ状コイルス
    プリングを囲んでいる請求項1に記載のプライマ装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性ベローズの第2端部キャップ
    が、空気を透過させないインク透過性プラグを備えて、
    弾性ベローズが弾性ベローズの拡大に従ってキャップ手
    段の開口で負圧を発生できるようにしている請求項1に
    記載のプライマ装置。
  5. 【請求項5】 インク噴射ノズルの配列を有するインク
    ジェット・カートリッジをプライミングするプライマ装
    置であって、 長手方向に収縮可能な細長い弾性ベローであり、前記細
    長い弾性ベローの端部に第1端部キャップと第2端部キ
    ャップを有し、前記第1端部キャップと第2端部キャッ
    プが相対的に相互に離れる方向に移動すると、前記第1
    端部キャップが負圧を発生する開口を有する細長い弾性
    ベローと、 カートリッジのノズル配列に対し負圧を伝達する手段
    と、 前記ベローズ手段の前記第1端部キャップで支持される
    キャップ手段であり、プライミングされるカートリッジ
    のノズル配列に選択的に係合してシールを形成し、その
    結果前記第1端部キャップの前記開口内の負圧がノズル
    配列のノズルに連通されるキャップ手段と、 前記ベローズの長さ方向に沿って引き込んだ位置と突き
    出た位置間で前記第1端部キャップを移動する第1移動
    手段であり、引き込んだ位置から突き出た位置への第1
    端部キャップの移動が第2端部キャップから離れる方向
    である第1移動手段と、 インク噴射ノズルの配列のプライミングを制御する手段
    であり、前記制御手段が(a)第1端部キャップが静止
    している間は、第1端部キャップ方向に第2端部キャッ
    プを移動する第2移動手段,(b)第2端部キャップが
    静止して前記キャップ手段の開口に負圧を発生している
    間は、前記第1移動手段を作動して、第1端部キャップ
    を突き出た位置に移動する作動手段、(c)第1端部キ
    ャップが静止して、前記キャップ手段の開口にインク吸
    入負圧を発生している間は、第2端部キャップを第1端
    部キャップから離れる方向に移動する第3の移動手段、
    および(d)第1端部キャップが第2端部キャップ方向
    に移動する速度より速い速度で、第2端部キャップを第
    1端部キャップから離れる方向に移動し、その結果負圧
    が前記キャップ手段の開口で発生している間は、第1端
    部キャップを第2端部キャップ方向に移動する第4の移
    動手段とを含むプライミングを制御する手段と、 前記プライミング制御手段を作動するプランジャ手段と
    を備えているプライマ装置であって、 前記第1端部キャップが突き出た位置にある間中は、負
    圧が前記キャップ手段の開口で発生しているプライマ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1移動手段が、前記第1端部キャ
    ップの変位を制御する移動手段カム表面を含み、 前記第1端部キャップが、前記移動手段カム表面上にス
    ライド可能に係合する第1カム追従手段を含み、 前記プライミング制御手段が、前記第2端部キャップの
    変位を制御する第2カム表面と、前記第1移動手段の移
    動を制御する第3のカム表面を含んでいる請求項5に記
    載のプライマ装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性ベローズがチューブ状コイルス
    プリングを含み、第1と第2端部キャップに固定された
    端部を有し、さらにスリーブが前記チューブ状コイルス
    プリングを囲んでいる請求項5に記載のプライマ装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性ベローズの第2端部キャップ
    が、空気を透過させないインク透過性プラグを備えて、
    弾性ベローズが弾性ベローズの拡大に従ってキャップ手
    段の開口で負圧を発生できるようにしている請求項5に
    記載のプライマ装置。
  9. 【請求項9】 インクジェット・カートリッジがプリン
    タ・キャリッジ内に取り付けられている請求項5に記載
    のプライマ装置。
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