JP3324651B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3324651B2
JP3324651B2 JP2001026924A JP2001026924A JP3324651B2 JP 3324651 B2 JP3324651 B2 JP 3324651B2 JP 2001026924 A JP2001026924 A JP 2001026924A JP 2001026924 A JP2001026924 A JP 2001026924A JP 3324651 B2 JP3324651 B2 JP 3324651B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録用紙の幅方向に移
動する記録ヘッドを有し、印刷デ−タに一致してインク
滴を記録用紙に噴射して画像を形成するインクジェット
式記録装置、より詳細には記録ヘッドを封止するのに適
したキャッピングに負圧を供給するポンプユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】圧力室で加圧したインクをノズルからイ
ンク滴として記録用紙に吐出させて印刷デ−タを記録す
るインクジェット式記録装置は、ノズル開口からの溶媒
の蒸発に起因するインクの粘度上昇や、インクの固化、
塵埃の付着、さらには気泡の混入などにより印刷不良を
生じるという問題を抱いている。このため、インクジェ
ット式記録装置は、非印刷時にノズル開口を封止するた
めのキャッピング手段と、必要に応じてノズルプレート
を清掃するためのクリ−ニング手段を備えている。
【0003】例えば特開平1−125239号公報に見られる
ように、ホ−ムポジションに移動して来たキャリッジに
押されて移動するソリを、フレ−ムに設けた傾斜案内面
に沿わせて記録ヘッドのノズル開口面に移動させ、ソリ
の表面に設けたゴム製のキャップを記録ヘッドに圧接さ
せてノズル開口を封止するようにしたものが提案されて
いる。また、特公平2−13910号公報には、キャップを記
録ヘッドに圧接する手段として、フレ−ムとキャップと
の間に平行四辺形リンクを構成する2本のア−ムを介在
させ、キャップをキャリッジにより水平方向に移動させ
ると共にヘッド方向へも垂直に移動させるようにしたも
のが記載されている。
【0004】これらの装置は、それぞれフレ−ム上の傾
斜案内面や平行四辺形リンクにより垂直方向の移動量が
決められている関係上、部品の加工あるいは組付け上の
誤差によりキャリッジの走行経路とフレ−ムとの間の距
離に多少のバラツキが存在する場合とか、封筒のような
厚手の記録用紙に印刷するためにプラテンと記録ヘッド
との距離を再調整した場合には、記録ヘッドとキャップ
との間の距離が変るため、ノズル開口の封止作用をキャ
ップ自体の弾性変形に異存することになる。このこと
は、封止面が小さい場合には特に問題を来たさないが、
多数のノズルを備えた記録ヘッドに対してその全面を均
等に封止することが極めて困難となる。
【0005】また、特開昭59−103762号公報には、ホ−
ムポジションに逆L字型のヘッド保護カバ−を一点で回
動可能に軸支して、ホ−ムポジションに移動して来たキ
ャリッジにより保護カバ−を回動させて、その一端に設
けたキャップを記録ヘッドに圧接するようにしたものが
記載されている。 この装置は、ノズル面までの距離に
応じて保護カバ−の回動量が変化するため、プラテンと
印字ヘッドの距離を調整できるようにした記録装置に対
しても確実な封止効果を期待できるが、記録ヘッドの移
動方向とキャップの移動方向が異るため、両者間に生じ
る相対的な移動によりキャップに不必要な変形が生じ、
これがキャップが破損しやすいという問題を抱えてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解消
するため、本出願人は特開平6−8460号公報に見られる
ように、印刷領域外に配置され、記録ヘッドもしくはこ
れを担持するキャリッジに押圧されて非キャッピング位
置とキャッピング位置とを移動するキャッピング装置
と、記録ヘッドが非キャッピング位置からキャッピング
位置へ移動する過程で、キャッピング装置を記録ヘッド
のノズル面に変位させるカム面とカムフォロア−とから
なるものを提案した。これによればキャリッジの移動だ
けでキャッピング装置を確実にノズルプレートに弾接し
て、確実に封止することができる。
【0007】ところが、カラー印刷を行うために黒イン
クを吐出する記録ヘッドと、有色の3種類のインクを吐
出する記録ヘッドとを1つのキャリッジに搭載したカラ
ープリンタにあっては、インクタンク等の配置の関係
上、各記録ヘッド間の距離が大きくなり、同一の1つの
キャップ部材での封止が困難となってきた。
【0008】また、一方ではオンデマンド型インクジェ
ット式記録装置は、ノズル開口からのインク溶剤の蒸発
による粘度の上昇や、インクの乾燥、塵埃の付着、さら
には気泡の混入などにより印刷不良を生じるという問題
を抱いているため、キャッピング手段に吸引ポンプから
の負圧を作用させて、記録ヘッドからインクを強制的に
吐出させて目詰まり解消することが行われている。
【0009】このような吸引ポンプには、通常、構造が
簡単でしかも小型化が図りやすいチューブポンプが使用
されているが、チューブポンプは、回動中心を対称点と
する2つのプーリでチューブを扱く関係上、小型化する
と、2つのプーリが同時にチューブに当接する領域が相
対的に大きくなって、図13(b)に示したように瞬間
的に大きな負荷が掛かり、スムーズな吸引動作が不可能
となる。
【0010】もとよりこのような問題を解消するために
プーリの径を小さくすることも考えられるが、チューブ
との摩擦が大きくなってスムーズな駆動が不可能にな
り、また同時にチューブを細くすることも考えられる
が、吸引能力が低下するため、高速駆動が必要になる等
様々な問題を招く。
【0011】本発明は、このように事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、キャッピン
グ装置に負圧を供給するための、負荷トルクの変動が小
さく、かつ小型化を図ることができるポンプユニットを
備えたインクジェット式記録装置を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、2つのインクジェット式記
録ヘッドを搭載したキャリッジと、前記記録ヘッドのノ
ズル開口をそれぞれ独立に封止する2つのキャップ部材
と、該キャップ部材に負圧を供給するポンプユニットと
を備え、前記ポンプユニットがチューブの外形をほぼ半
円形に規制するチューブ支持面を背中合わせとするよう
に形成されたポンプフレームと、駆動手段からの動力に
より回動する2つのポンプホイールと、各ポンプホイー
ルの溝に回転可能に設けられ、それぞれ一方の方向への
回転では前記ポンプホイールの回転中心に対称に位置し
て前記フレーム内のチューブを扱き、また他方への回転
では前記チューブから離れる2つのプーリとから構成さ
れていて、前記ポンプフレーム内における各前記チュー
ブと前記各ポンプホイールの前記プーリとの接触領域が
160乃至180度に設定されている。
【0013】
【作用】対称に配置された2つのポンプチューブと2つ
のポンプホイールのプーリの接触領域が160乃至18
0度に設定されているため、プーリのチューブへの当接
交代時の負荷量が扱き時とほぼ同等となって負荷変動が
小さく、またポンプフレーム内にダンパチューブを収容
できて小型化を図ることができる。
【0014】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
ものであって、図中符号1は、キャリッジで、タイミン
グベルト2によりモータ3に接続されいて、ガイド部材
4に案内されてプラテン5に平行に移動するように構成
されている。キャリッジ1の記録用紙6と対向する面に
は、印刷領域(図中、左側)に黒インクを吐出する記録
ヘッド7が、また非印刷領域側に着脱可能に構成された
カラー印刷用の記録ヘッド8が搭載され、各記録ヘッド
7、8は、それぞれ黒インクインクカートリッジ9、カ
ラーインクカートリッジ10からインクの供給を受けて
記録用紙6にインク滴を吐出して印刷するようになって
いる。
【0015】12は、キャッピング装置で、黒インク用
記録ヘッド7を封止するキャップ部材13と、カラーイ
ンク用記録ヘッド8を封止するキャップ部材14を同一
のスライダに搭載し、2連のチューブポンプからなるポ
ンプユニット16にチューブを介して接続されていて、
記録ヘッド7、8のノズル開口面を1つの空間で封止で
きるサイズを備え、非印字時にはノズル開口を封止し、
また吐出能力回復操作時には図示しない紙送りローラを
駆動するモータ17の動力を受けるポンプユニット16
から負圧の供給を受けて記録ヘッド7、8からインクを
強制的に排出させることができるように構成されてい
る。また、キャッピング装置12の近傍には、モータ1
7により上下動するクリーナユニット18が配置されて
いる。
【0016】図2、図3、及び図4は、それぞれ同上キ
ャピング装置の一実施例を示すものであって、図中符号
20は、スライダで、キャリッジ1が非印刷領域に移動
したときにキャリッジ1の移動に追従して基台21の上
面を水平方向、及び上下方向に移動するように構成され
ており、上面の印刷領域側の先端(図2中、右端)には
黒インク用記録ヘッド7を封止するためのキャップ部材
13が設けられ、またほぼ中央部にはカラーインク用記
録ヘッド8を封止するキャップ部材14が設けられてお
り、さらにこれらの中間には後述するレバー39により
開放されるノーマルクローズドのバルブユニット24が
設けられ、さらに最外端にキャリッジ1に当接するフラ
ッグ片25が形成されている。
【0017】スライダ20は、カラーインク用記録ヘッ
ド8を封止するキャップ部材14の下端当たりに凸片2
6を有していて、キャリッジの移動により基台21のガ
イド面をなす低所部27a、斜面部27b、及び高所部
27cを移動するようになっている。
【0018】スライダ20は、またその先端、つまり黒
インク用記録ヘッド7を封止するキャップ部材13の下
端当たりに凸片28、29を有し、一端が長溝34によ
り基台21に回動自在に取り付けられたアーム30に支
持され、また底部と基台21との間に圧縮バネ31が介
装され、アーム30と基台との間に介装されたねじりバ
ネ32との付勢力により、突起26を基台21のストッ
パ33に当接させて、記録ヘッドからのインク滴の吐出
を受けるのに適した間隔を形成するととともに水平状態
となるように斜め上方に付勢されている。
【0019】アーム30と係合する突起28、29の一
方の突起には通孔が設けられていて、後述するキャップ
部材13のインク吸引口54に連通して接続流路を兼ね
るようになっている。
【0020】バルブユニットは、固定弁座36と、可動
弁座37と、圧縮バネ38とを備え、可動弁座37は、
バネ38により固定弁座36に常時弾接させるととも
に、レバー39が基台21の突起40に当接しとき、間
隙を形成するように構成されている。固定弁座36と可
動弁座37とにはそれぞれ他方の弁座により封止される
通孔42、43が穿設されていて、固定弁座36の通孔
には黒インク用記録ヘッド7を封止するキャップ部材1
3の大気連通口44が、また可動弁座37の通孔43に
はチューブ45を介してカラーインク用記録ヘッド7を
封止するキャップ部材14の大気連通口46が連通して
いる。
【0021】黒インク用記録ヘッド7を封止するキャッ
プ部材13は、ゴムなどの弾性材料によりカップを形成
するとともに、図4に示した用に底部に大気連通口44
とインク吸引口54とを穿設し、さらにスライダの接続
口50、51と接続する管路57、58を一体に成形
し、さらに底部にインクを吸収するインク吸収シート5
9を収容して構成されている。
【0022】一方、カラーインク用記録ヘッド8を封止
するキャップ部材14は、大きく分けてキャップ62
と、このキャップ62を保持する支持フレーム60とか
ら構成されている。
【0023】キャップ62は、耐インク性を有するゴム
などの合成樹脂をカップ状に形成するとともに、ノズル
開口列に対向しない領域に図4に示したように大気連通
口46とインク吸引口56と、これに連通する導管6
3、64と、さらに大気連通口46の開口近傍には放射
状の溝65を一体に形成して構成されている。
【0024】キャップ62には、耐インク性、インク吸
収性を備えた多孔質材料からなる2枚のインク吸収シー
ト66、67が、ほぼ底面を覆うように挿入されてい
て、キャップ62の内周面側部に形成された突起68、
68により固定されている。これらインク吸収シート6
6、67には大気連通口46と対向する位置に小径の通
孔66a、67aが穿設されている。
【0025】一方、支持フレーム60は、底面にキャッ
プ62の導管63、64が貫通する孔70、71と、バ
ルブユニット側の先端に下方が拡開するガイド部材72
を備え、両端に当接するようにスライダ20との間に圧
縮バネ74、75を介装して、導管63、64に接続す
る接続具65を介してスライダ20に固定されている。
【0026】ガイド部材72は、スライダ20に設けら
れた断面山形のガイド溝77に係合して、キャップ部材
14が記録ヘッド8に当接したとき中心位置を占めるよ
うに支持フレーム60全体を移動させるように作用す
る。
【0027】なお、図中符号78、78は、支持フレー
ム60とキャップ62との相対位置を調整するシート
を、また79は、バルブユニットのカバーをそれぞれ示
す。
【0028】このように構成されたキャッピング装置に
おいて、キャリッジ1が非印刷領域に移動してキャッピ
ング装置に対向すると、スライダ20の先端のガイド片
20aが先ずカラーインク用記録ヘッド8に係合して記
録ヘッド8に対する幅方向の相対位置が規定位置に位置
合わせされる。
【0029】この状態でさらにキャリッジ1が移動する
と、キャリッジ1がフラッグ片25に当接してスライダ
20をバネ31、32に抗して追従移動させる。これに
よりスライダ20の突起26が基台21のストッパ33
から離れて斜面部27bを摺動し、スライダ20が徐々
に上昇し、また先端側はアーム30により規定されなが
ら上昇する。
【0030】このようにして図5に示したように高所部
27cまで上昇すると、先端側はアーム30により定ま
る位置に上昇して、キャップ部材13が圧縮バネ31の
付勢を受けて黒インク用記録ヘッド7に弾接し、またキ
ャップ部材14がガイド部材72によりスライダ20と
の相対位置を規定されつつバネ74、75に付勢されて
カラーインク用記録ヘッド8に弾接する。
【0031】一方、記録ヘッド7、8から強制的にイン
クを排出する必要が生じた場合には、キャッピングが行
われている状態でポンプユニット16を作動させる。こ
の状態ではレバー39が基台21に当接していないか
ら、各キャップ部材13、14の大気連通口44、46
がバルブユニット24に封止されている。
【0032】したがってインク吸引口54、56を介し
てキャップ部材13、14内に負圧が作用して、ノズル
開口から吐出したインク滴がインク吸収シート59、6
6、67に到達する。これによりノズル開口近傍に付着
している塵埃や紙粉が洗浄され、さらには記録ヘッド
7、8内の気泡がインクとともにキャップ部材13、1
4に排出されることになる。
【0033】インクの強制的な吐出が終了した段階で、
キャリッジ1をキャッピング状態からさらに非印字領域
側に移動させると、レバー39が基台21に当接して図
中右側に押し込まれるため、可動弁座37が固定弁座3
6から離れる。
【0034】これにより、それぞれのキャップ部材1
3、14の大気連通口44、46から空気が流れ込み、
インク吸収シート59、66、67の廃インクがインク
吸引口54、56から吸引されて図示しない廃インクタ
ンクに排出される。
【0035】ところで、キャップ部材14に設けられて
いる大気連通口46の近傍には放射状の溝65が存在
し、かつインク吸収シート66、67には廃インクが染
み込んでいて通気性が極めて小さくなっているから、大
気連通口46から流れ込んだ空気は、放射状の溝65を
通って拡散するため、インク吸収シート66、67に含
浸されている廃インクに泡立ちを引き起こすことなくキ
ャップ部材14に流入する。
【0036】すなわち、放射状溝65が存在しない場合
には、大気連通口46から集中的に空気が流れ込む事に
なるため、この近傍の空気流速が極めて大きくなり、こ
の近傍の廃インクを吹き上げて廃インクが泡立って、塵
埃や紙粉がノズルプレートに再付着することになる。
【0037】キャップ部材13、14内の廃インクの排
出が終了した段階で、ポンプユニット16を停止させ、
キャリッジ1を印刷領域側に移動させると、キャップ部
材13、14と記録ヘッド7、8との摩擦力、さらには
バネ31、32の付勢力によりスライダ20が印刷領域
側に移動し、この過程でレバー39が基台21から離れ
てバネ38により可動弁座37が固定弁座36に弾接さ
れ、キャップ部材13、14と大気との連通が断たれて
キャップ部材13、14が気密状態となる。
【0038】さらに、キャリッジ1が印刷領域側に移動
すると、スライダ20が斜面27bに沿って降下し、低
所部27aに到達する。スライダ20が斜面27cを移
動している過程ではキャップ部材13、14も徐々に降
下するから、キャップ部材内の圧力が徐々に大気圧に戻
ることになり、ノズルプレートに急激な圧力変化を与え
ることはない。
【0039】この状態では、キャップ部材13、14が
記録ヘッド7、8から一定の間隙、つまりフラッシング
時のインク滴の跳ね返りが記録ヘッド7、8に到達しな
い程度の間隙を形成できるまで離れるから、この状態で
フラッシングを行うことができる。
【0040】キャリッジ1がさらに印刷領域に向けて移
動すると、スライダ20の突起26が基台21のストッ
パ33に係合して、スライダ20はキャリッジ1の印刷
領域への移動に追従できなくなり、フラッシング可能状
態で留まる。
【0041】そして、印刷の過程でフラッシングが必要
となった場合には、ここの位置にキャリッジ1を移動さ
せるだけでフラッシングが可能となる。また、印刷が終
了してキャリッジ1が非印刷領域に移動して来ると、上
述の過程を経てキャッピング状態に入ることになる。
【0042】図7は、本発明が特徴とするポンプユニッ
トをその周辺に配置される機構を含めて示すもので、図
中符号91は、基体を兼ねるポンプフレームで、前述の
ポンプユニット16やクリーナユニット18が作り付け
られている。
【0043】ポンプフレーム91は、この実施例では2
つのキャップ部材13、14に負圧を供給する関係上、
2つのチューブポンプを構成するため、チューブ92、
93の中央部をほぼ半円形状で形成するように支持する
チューブ支持面94、95を背中合わせとなるように形
成するとともに、これら支持面94、95の端部にチュ
ーブ92、93を支持面94、95の接線に一致するよ
うに引き出す下部の引出し口96、97、98、99を
形成して構成されている。
【0044】本発明においてはポンプ作用時にモータ1
7に掛かる負荷トルクを可及的に一定とするために、後
述するようにプーリ101、102、103、104の
押し潰し領域の中心角θ1、θ2(図10(イ)
(ロ))が、160度乃至180度の範囲、この実施例
では173度となるように、チューブ支持面94、95
の形状、及び引出し口96〜99の位置が選択されてい
る。
【0045】また、ゴム等の弾性板材により構成された
ダンパチューブ105、105、106、106がその
先端をプーリ101〜104の軌跡上に位置するように
後端がポンプフレーム91の分離壁108に固定されて
いる。
【0046】110、111は、それぞれポンプホイー
ルで、図示しない切換え手段を介してモータ17と接続
するための円筒外歯車として構成され、ポンプフレーム
91の分離壁108に対向する面112、113にはチ
ューブ92、93を圧縮する2個のプーリ101、10
2、及び103、104の回転軸101a、102a、
及び103a、104aを支持するプーリ支持溝11
5、116、及び117、118が形成されている。
【0047】プーリ支持溝115、116、及び11
7、118からプーリ101、102、及び103、1
04の軸長を隔ててプーリ101、102、及び10
3、104の側面に同様に形成されている回転軸101
b、102b、及び103b、104bに接してプーリ
101、102、及び103、104の脱落を防止と、
ポンプ駆動時にプーリ101、102、及び103、1
04をポンプホイール110、111の回転中心に対し
て対称な180度の位置を取るように規制する突起12
0、及び121を備えた軸122、及び123が設けら
れている。
【0048】さらにこれら軸122、及び123の端部
に分離壁108内で係合する連結部124、及び125
を設けて構成され、軸122、123をポンプフレーム
91の分離壁108の通孔108aに回転可能に挿入し
てポンプフレーム91に支持されている。
【0049】各ポンプホイール110、及び111のプ
ーリ支持溝115、116、及び117、118は、図
9(イ)(ロ)に示したようにポンプホイール110、
及び111がポンプを駆動する方向に回転したとき、プ
ーリ101、102、及び103、104を外周側に移
動させて回転中心から一定の距離、つまりチューブ9
2、及び93を押し潰してポンプとして機能させる最外
端115a、116a、及び最内端117b、118b
と、ポンプホイール110、及び111が逆転したとき
にはプーリ101、102、及び103、104を中心
軸方向に移動させてチューブ22から引き離す最内端1
15b、116b、及びポンプ作用を発揮させる最外端
117a、118aとを結ぶ経路として形成されてい
る。
【0050】各ポンプホイール110、及び111のプ
ーリ支持溝115、116、及び117、118は、回
転中心と最外端115a、116a、117a、118
a及び最内端115b、116b、117b、118b
とを結ぶ角度θ3、θ4が、ポンプ作用を誘起させるこ
となく、後述するクリーニング用ブレード145の先端
が記録ヘッド7、8のノズルプレートから離れた位置
(図11における符号145’で示す位置)と、記録ヘ
ッド7、8に当接する位置(符号145で示す位置)と
の間を移動できるように角度、この実施例では56度に
設定されている。
【0051】一方のポンプホイール110の内側空間に
は軸130が設けられていて、ここにクラッチ板131
が軸130との間で相対的な回転を不能とするように介
装され、これに接するように後述するブレード作動杆1
40の突起141と係合するカム溝132を備えたクリ
ーナカム板134が、その通孔135を軸130に回動
可能に挿入されている。
【0052】クリーナカム板134の他方の面に圧縮バ
ネ136を介装するとともに、ブレード作動杆140の
突起141(図12)をカム溝132に係合させて押さ
え板150によりポンプフレーム91に取り付けられて
いる。なお、他方のポンプホイール111も同様に押さ
え板151によりポンプフレーム91の他方の面に回転
可能に取り付けられている。
【0053】このカム溝132は、チューブ92、93
とプーリ101、102、103、104との弾性的な
接触に起因して生じるポンプホイール110、111の
微小な振動が、ブレード作動杆140に伝搬するのを防
止する機能を備えている。
【0054】140は、前述のブレード作動杆で、先端
にはポンプフレーム91に形成された爪141と係合し
てガイドを行う長溝142と、後端にはやはりポンプフ
レーム91に形成された突起143に係合する楕円孔1
44を備え、上面にフエルト板とゴム板を貼合わせて2
層構造とされたブレード145を収容する溝146を形
成して構成されている。
【0055】ブレード作動杆140は、ブレード145
の支持領域下端中央部に突起140aを備え、プラテン
5等の記録ヘッド7、8との距離が一定した部材147
の表面で点接触により支持されている。このような点で
支持することにより、ブレード145は、記録ヘッド
7、8に接触したときに、各記録ヘッド7、8の表面に
対応して移動ができて、均一なワイピングと、ラビング
を行うことができる。
【0056】この溝146は、キャリッジ1の移動方向
に垂直な方向に対して若干の傾きを有するように設けら
れていて、ワイピングやラビング時におけるブレード1
45の跳ね返りで生じるインクミストの飛翔方向を記録
ヘッド7、8や記録用紙から外すように考慮されてい
る。
【0057】さらに、溝146のキャリッジ移動方向に
対抗する2つの壁面146a、146bの端面までの長
さがΔdだけ異なっていて、ブレード145を構成して
いるフエルト層145aの自由長L1と、ゴム層145
bの自由長L2とに差を設けるように構成されている。
これにより、各層145a、145bの記録ヘッド7、
8への接触圧を調整して、ワイピングや、ラビングそれ
ぞれの拭き取り力を調整することができる。
【0058】この実施例において、印刷が終了してクリ
ーナユニット18やポンプユニット16を駆動する場合
には、図示しない切換え手段によりモータ17を一方の
方向(図7において矢印Aで示す方向)に回転させる
と、各ポンプホイール110、111が回転する。
【0059】これにより、各ホイール110、111に
取り付けられているプーリ101、102、及び10
3、104が公転するが、一方のホイール110のプー
リ101、102は、公転の途中でダンパチューブ10
5に接触して、その回転軸101a、101b、102
a、102bをポンプホイール110の溝115、11
6に沿って最外端115a、116aに強制的に移動さ
せられ(図9(イ)の符号101、102で示す状
態)、軸122の係止片120により回転中心に対して
180度の対称位置に位置決めされてチューブ92に弾
接する。
【0060】また他方のホイール111のプーリ10
3、104は、公転の途中でダンパチューブ106に接
触して、その回転軸103a、104aをポンプホイー
ル111の溝117、118に沿って最内端117b、
118bに強制的に移動させられ(図9(ロ)の符号1
03’、104’で示す状態)、チューブ93から離れ
る。
【0061】この状態で回転を続けることによりチュー
ブ92がフレーム91のチューブ支持面94との間で2
つのプーリ101、102により交互に扱かれ、吸引力
を発生する。この吸引力は、そのチューブ92を介して
キャッピング装置12の一方のキャップ部材13に供給
されて、記録ヘッド7に負圧を作用させてインクを強制
的に排出させる。
【0062】ポンプホイール110の回転は、摩擦クラ
ッチ板131を介してクリーナカム板134に伝達され
て、ブレード作動杆140を記録ヘッド7、8の移動経
路から待避した位置に移動させる(図11の符号14
5’で示す状態)。
【0063】次いで、モータ17を反転させると(図2
において矢印Bで示す方向)、一方のホイール110の
プーリ101、102は、公転の途中でダンパチューブ
105に接触して、その回転軸101a、102aをポ
ンプホイール110の溝115、116に沿って最内端
115b、116bに強制的に移動させられ(図9の符
号101’、102’で示す状態)ポンプチューブ92
から離れる。
【0064】他方のホイール111のプーリ103、1
04は、公転の途中でダンパチューブ106に接触し
て、その回転軸103a、103b。104a、104
bをポンプホイール111の溝117、118に沿って
最外端117a、118aに強制的に移動させられ(図
9(ロ)の符号103、104で示す状態)、軸123
の係止片121により回転中心に対して180度の対称
位置に位置決めされてチューブ93に弾接する。
【0065】この状態で回転を続けることによりチュー
ブ93がフレーム91のチューブ支持面95との間で2
つのプーリ103、104により交互に扱かれ、吸引力
を発生する。この吸引力は、そのチューブ93を介して
キャッピング装置12の他方のキャップ部材14に供給
されて、第2の記録ヘッド8に負圧を作用させてインク
を強制的に排出させる。
【0066】ポンプホイール110、111の回転は、
摩擦クラッチ板131を介してクリーナカム板134に
伝達されて、ブレード作動杆140を移動させてブレー
ド145を記録ヘッド7、8の移動経路に進出させる
(図11の符号145で示す状態)。
【0067】ところで、前述したようにチューブ92、
93は、フレーム91のチューブ支持面94、95でプ
ーリ101〜104との接触中心角が180度より小さ
な角度θ1、θ2となるように支持されているため、一
方のプーリ101、103がチューブ92、93から徐
々に離れてプーリ101、103による負荷トルクが徐
々に小さく変化するのに対して、他方のプーリ102、
104がチューブ92、93に当接して徐々に扱き始め
て、このプーリ103、104の負荷トルクが徐々に定
常値に向けて大きく変化する。
【0068】したがって、一方のプーリ101、103
から他方のプーリ102、104の切り替わり時点での
モータ17の負荷トルクが図13(a)に示したように
定常状態、つまり2つのプーリ101、103、もしく
は102、104が定常的にチューブ92、93を扱い
ているときとほぼ同等となるから、同図(b)に示す従
来のチューブポンプにおけるプーリ切り替わり時のトル
ク変動に比べて極めて小さくなる。
【0069】この押し潰し領域の中心角θ1、θ2は、
プーリ101〜104の径と、ポンプ作用に寄与する領
域のチューブ92、93の曲率半径との比により定まる
ものであるが、この実施例ではプーリ101〜104の
直径を8mmに、またチューブ92、93の曲率半径を
10mm程度に設定している関係上、173度が最適な
値となる。
【0070】いうまでもなく、この角度θ1、θ2をあ
まり小さくすると、ポンプ作用時にプーリ101〜10
4がチューブ92、93から離れる時期が生じるため、
負荷トルクの最高値は小さくなるものの、脈動が大きく
なるから、最適な値が存在する。
【0071】一方、記録ヘッド7、8をブレード145
によりクリーニングする場合には、キャリッジ1をキャ
ッピング状態を解くことができる程度に若干移動させ、
次いでポンプホイール110、111が角度θ3、θ4
だけ回動するようにモータ17を矢印Bの方向に駆動す
ると、プーリ101〜104は単にポンプホイール11
0、111のプーリ支持溝115、116、117、1
18を移動するだけでチューブ92、93を押し潰さ
ず、ただクリーナカム板134のカム溝132がブレー
ド作動杆140を記録ヘッド側に押し出す。
【0072】このときブレード作動杆140の下端が突
起140aにより部材147の面に沿って案内され、ク
リーニング用ブレード145が記録ヘッド7、8に対向
可能な位置に移動し、その先端面が記録ヘッド7、8に
正確に位置決めされる。
【0073】この移動に起因してポンプホイール11
0、111が回転してチューブ92、93とプーリ10
1、102、103、104との弾性的な接触で振動が
生じても、カム溝132によりブレード作動杆140に
伝搬するのが阻止されるから、ブレード145がクリー
ニングに適した位置に正確に位置決めされる。
【0074】この状態でキャリッジ1を図中符号C、D
で示す方向に若干往復動させると、記録ヘッド7、8が
ブレード145に擦られて表面のインクカスや紙粉が除
去される。すなわち、ブレード145はそれぞれの面の
自由長L1、L2が異なっているため、キャリッジが矢
印D方向に移動したときには、フェルト層145aがラ
ビングを行うのに適した圧力で記録ヘッド7、8に接触
し、また矢印C方向に移動したときにはゴム層145b
がワイピングするのに適した圧力で記録ヘッド7、8に
接触する。
【0075】クリーニングが終了した段階で、ポンプホ
イール110、111が角度θ3だけ回動するようにモ
ータ17を他方向に駆動すると、プーリ101〜104
によるチューブ92、93の押し潰しを行わせることな
く、記録ヘッド7、8に接触しない位置までブレード1
45を後退させることができる。
【0076】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
プーリのチューブへの当接交代時の負荷量が扱き時とほ
ぼ同等となって負荷変動を可及的に小さくでき、またポ
ンプフレーム内にダンパチューブを収容できて小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上装置のキャピング装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図3】同上キャッピング装置の組立斜視図である。
【図4】同上キャッピング装置を、インク吸収シートを
外して示す上面図である。
【図5】スライダがキャッピング可能位置に移動した状
態を示す断面図である。
【図6】同上キャッピング装置の流路構造を模式的に示
す図である。
【図7】本発明のポンプユニットの一実施例を示す組立
斜視図である。
【図8】同上ポンプユニットの一実施例をチューブを外
して示す断面図である。
【図9】図(イ)、(ロ)は、それぞれ2つのポンプホ
イールに形成されたプーリ支持溝の構造を示す図であ
る。
【図10】図(イ)、(ロ)は、それぞれポンプフレー
ムの両面のチューブとプーリの関係を示す図である。
【図11】クリーナユニットの一実施例を示す図であ
る。
【図12】ブレード作動杆に形成されているブレード固
定用の溝とブレードと構造を示す一部断面図である。
【図13】図(a)、(b)は、それぞれ本発明、及び
従来のチューブポンプにおける回転角に対する負荷トル
クに関係を示す線図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 7、8 記録ヘッド 12 キャピング装置 13、14 キャップ部材 16 ポンプユニット 20 スライダ 21 基台 22、23 キャップ 24 バルブユニット 31 圧縮バネ 74、75 圧縮バネ 91 ポンプフレーム 92、93 チューブ 94、95 チューブ支持溝 110、111 ポンプホイール 101〜104 プーリ 115〜118 プーリ支持溝 131 クラッチ板 134 クリーナカム板 145 ブレード
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F04C 5/00 341 (72)発明者 磯野 正博 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 深澤 茂則 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 高橋 宣仁 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/18 B41J 2/165 B41J 2/185 F04C 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのインクジェット式記録ヘッドを搭
    載したキャリッジと、前記記録ヘッドのノズル開口をそ
    れぞれ独立に封止する2つのキャップ部材と、該キャッ
    プ部材に負圧を供給するポンプユニットとを備え、 前記ポンプユニットがチューブの外形をほぼ半円形に規
    制するチューブ支持面を背中合わせとするように形成さ
    れたポンプフレームと、駆動手段からの動力により回動
    する2つのポンプホイールと、各ポンプホイールの溝に
    回転可能に設けられ、それぞれ一方の方向への回転では
    前記ポンプホイールの回転中心に対称に位置して前記フ
    レーム内のチューブを扱き、また他方への回転では前記
    チューブから離れる2つのプーリとから構成されてい
    て、前記各ポンプホイールの前記プーリによる前記ポンプフ
    レーム内の前記各チューブの押し潰し 領域が160乃至
    180度に設定されているインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記プーリの回転軌跡上に位置するよう
    にダンパーチューブが前記ポンプフレームに設けられて
    いる請求項1のインクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンプホイールの一方に摩擦クラッ
    チ手段を介してクリーナユニットを係合させ、前記プー
    リを前記溝の一端から他端に移動させる範囲で前記クリ
    ーナユニットを前記記録ヘッドに接離可能な位置に移動
    させる請求項1のインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーナユニットを構成する部材
    が、プラテン面を規定する部材に当接している請求項3
    のインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記クリーナユニットが、前記プラテン
    面を規定する部材に対して点接触している請求項4のイ
    ンクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記摩擦クラッチ手段が、前記ポンプホ
    イールに対して所定角範囲の遊びを備えている請求項3
    のインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記クリナーユニットにはキャリッジの
    移動方向に材質の異なる2層構造のブレードが、前記2
    層のそれぞれの先端面からの自由長を異ならせて設けら
    れている請求項6のインクジェット式記録装置。
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