JP3420615B2 - 微生物を培養しおよびその代謝を利用し及び/又は維持するためのモジュール、モジュールの作動方法、肝臓維持システム、バイオリアクター、及び生物細胞生成物を製造する方法 - Google Patents
微生物を培養しおよびその代謝を利用し及び/又は維持するためのモジュール、モジュールの作動方法、肝臓維持システム、バイオリアクター、及び生物細胞生成物を製造する方法Info
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Description
利用し、あるいは、微生物、特に細胞または細菌を培養
し、維持するモジュールに関し、またモジュールの操作
方法およびその用途に関する。
ー、細胞灌流(perfusion)手段または、より一般的に
はモジュールが、特に肝臓維持システムの分野で、動物
実験や生物細胞生成物を発生する方法に代るものとし
て、知られている。
には肝細胞(hepatocytes)を培養し、取得するための
灌流装置が開示されている。この灌流装置は、半透性の
メンブレン(membrane)で隔てられた細胞分室および灌
流分室を有する槽を含む。肝細胞は、肝細胞分室で固定
化される。さらに、細胞分室の中空のファイバーメンブ
レンが胆汁(bile)を収容する。
は、肝特異的な、血液処理の方法および対応する装置を
開示している。この装置は、3つの独立の、重ねられた
分室を持つ槽を有する。3つの分室は、槽に挿入され
た、2つの平坦なメンブレンにより形成されている。第
1の分室には血液が入れてあり、その成分は第1のメン
ブレン層を通り抜け第2の分室に入る。第2の分室には
肝臓の細胞が入れてあり、該細胞は血液の成分を代謝す
る。第2のメンブレンはこの細胞分室を第3の分室から
隔てている。該第3の分室は透析液(dialyzate fluid)
を収容する。この第3の分室には、細胞分室から物質が
拡散する。またそこから搬出される。
胞と血液または培地分室の間の物質交換、拡散により行
なわれる。しかし、これは細胞の代謝およびその制御性
の点で問題がある。培地が一方の側で流入し、メンブレ
ンを介して拡散した後、再び通過して外に出るので、培
地の流入および流出の間に基質交換(substrate exchang
e)に対する寄与の差がある。最初の領域では、基質交換
が増加する。しかし、培地が中空のファイバーメンブレ
ンを通過するに伴い、これが減少する。従って、基質お
よび代謝生成物の交換に関し、細胞は異なる寄与を受け
る。従って、基質交換が均一に行なわれず、従って、細
胞の代謝およびその生存能力が著しく害される。
は、互いに分離された3つの独立のメンブレンシステム
を有する細胞培養モジュールを開示している。しかし、
この場合も供給と排出に関し、物質の勾配が著しい。
の間の物質交換モジュールを提供し、基質および代謝生
成物の交換の改善および代謝生成物の交換の制御性の改
善を可能にすることにある。
によって解決される。請求項2〜8はモジュールのさら
なる展開に関する。
されている。請求項10〜15は方法のさらなる展開に
関する。
8に記載されている。
は、3次元体の形態の物質交換装置であって、外側の容
器と内側の空間とを有し、モジュールの内側のに密に充
填された(close packed)空間的ネットワークを収容した
ものを意味する。モジュールの形は様々である。モジュ
ールは例えば直方体であってもよく、n個の角を持つ形
でも良い。球形またはディスク状のモジュールもまた適
切である。
ムを利用し、少なくとも2つの独立のメンブレンシステ
ムが中空のファイバーメンブレンシステムとして形成さ
れ、後者が内部領域に密に充填されたネットワークを形
成することが重要である。
システムは培地の流入のために用いられる。第2の独立
の中空のファイバーメンブレンシステムは微生物に例え
ば酸素を供給し、またはCO2の除去のために用いられ
る。培地の流出は第3の独立のメンブレンシステムによ
り行なわれる。
システムの各々は、複数の個々の中空のファイバーメン
ブレンを有し、システムの中空のファイバーは少なくと
も一つの流入口、または一つの流入口および一つの流出
口と連通している。これにより、いずれの独立のシステ
ムの中空のファイバーにも、流入口を介して、同時に例
えば培地が供給される。
のファイバーメンブレンシステムが、密に充填されたネ
ットワークのどの位置でも、基質の供給に関し、微生物
が実際上同一位置の条件下にあるように、三次元的に、
密に充填されたネットワークを形成しており、この結
果、動脈および静脈を備えた生理学的器官、例えば、肝
葉(lobuli)に肝細胞を配置した、肝臓の内部の条件を
実質的にシミュレートしたものを得ることができる。異
なるメンブレンシステムを独立に配置しているので、モ
ジュールは、天然の器官内と同様に、例えば栄養、合成
生成物およびガスを、複数の微生物へまたは微生物か
ら、モジュール内におけるそれらの位置とは無関係に、
分散的に輸送を行ない得ると言う利点がある。
のメンブレンシステムにより行なわれる。このメンブレ
ンシステムもまた中空のファイバーメンブレンであって
も良く、あるいは取替え可能な平坦なメンブレンでもよ
く、または取替え可能な毛細管メンブレンであっても良
い。重要なのは、第3のメンブレンシステムが、他の2
つの中空のメンブレンシステムから独立していることで
ある。
されたネットワークが3つの独立の中空のファイバーメ
ンブレンシステムで形成されている。この場合、独立の
メンブレンシステムはすべて内部領域内に位置する中空
のファイバーメンブレンである。第1の独立の中空のフ
ァイバーメンブレンシステムは培地の流入のために用い
られる。第2の独立の中空のファイバーメンブレンシス
テムは培地の流出のために用いられる。第3の独立の中
空のファイバーメンブレンシステムは例えば酸素の追加
的供給のために用いられる。密に充填されたネットワー
クはこれらの3つの独立のシステムを有する。
なる部材で構成し得る。但し、内部領域内の微生物が同
等の基質供給を受けられることが重要である。空間的に
密に充填されたネットワークは、例えば密に充填された
層を含み、いずれの場合も、独立のシステムの層は交互
に位置する。個々の中空のファイバーメンブレンを有す
る第1の層は水平に配置される。第2の層も、個々の中
空のファイバーメンブレンで構成され、同じ平面に配置
されている。しかし、第1の層に対し、90゜回転して
いる。これらの層は交互に位置し、密に充填されたネッ
トワークを形成する。第3の独立の中空のファイバーメ
ンブレンシステムは、中空のファイバーのメンブレンの
個々の層を含み、上記二つの層を、例えば垂直に上から
下まで横断し、従って上記二つの層と織り合わされてい
る。
中空のファイバーメンブレンシステムの層が交互に重ね
合わせられ、一つの面内には位置しており、互いに60
゜回転している。
ールの内部領域内に配置される。各独立のシステムが少
なくとも一つの流入口、または一つの流入口および一つ
の流出口と連通しているため、供給された培地がモジュ
ール内の全ての位置に、均一に到達し、また同様に均一
な酸素供給が得られる。培地の流出のための第3の独立
のシステムにより、培地がモジュール全体の全ての点か
ら、連続的にかつ均一に除去される。
つの中空のファイバーメンブレンシステムに加えて、培
地の流出のための更に他の独立のメンブレンシステムが
用いられる。このため、本発明のよれば、外側の容器に
取替え可能な平坦なメンブレンまたは取替え可能な毛細
管メンブレンが取り付けられる。これにより、長い時間
使用しても、問題のない培地流出を確保することができ
る。
たネットワークが二つの独立の中空のファイバーメンブ
レンシステムで形成される。第1の中空のファイバーメ
ンブレンシステムは、培地の流入に用いられ、第2の中
空のファイバーメンブレンシステムは、酸素の供給に用
いられ、第3の中空のファイバーメンブレンシステム
は、取替え可能な平坦なまたは毛細管のメンブレンで形
成され、外側の容器に固定されて培地の流出に用いられ
る。内部領域内の密に充填されたネットワークは二つの
中空のファイバーのメンブレンシステムで形成され、上
記したのと同様に構成されている。
レンには、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリスルフォ
ン、セルロースまたはシリコーンを用いることが望まし
い。中空のメンブレンは、物質交換に提供される分子に
応じて選択される。しかし、本発明によれば、物質交換
装置に関し従来から知られている、全ての中空のファイ
バーメンブレンを用い得る。
れたネットワークを形成する3つの独立の中空のファイ
バーメンブレンシステムを用いる場合、例えば精練鋼ま
たはガラスの、液体不浸透性の毛細管の毛細管システム
を用い得る。これはモジュールの内部領域の温度制御を
するために使用し得る。また、モジュールの内部空間お
よび導入された微生物を−20゜C以下に均一に冷却す
る上でも役立つ。本発明の他の展開によれば、更に他の
中空のファイバーシステムを温度制御し、または凝固温
度以下に冷却するのに用いることができる。
側から毛細管の内側へのアクセス(出入)が可能なよう
に、鋳造組成物により形成されている。
るアクセス部を有する。第1のアクセス部はモジュール
内への微生物の導入に用いられる。他のアクセス部はモ
ジュールの内部領域内の圧力、pH、温度の測定に用い
られる。
する。本発明によれば、モジュールの内部領域は微生物
が充填されている。この後、培養または取得のために必
要な生理学的条件が設定される。培地は第1の独立の中
空のファイバーメンブレンシステム内に供給され、中空
のファイバーメンブレンを通過し、空洞内に位置しまた
はメンブレンに付着している微生物と代謝を行なう。微
生物と培地の物質交換は対流により行なわれる。このた
めには、培地が供給される独立の中空のファイバーメン
ブレンシステムの流出口を閉鎖しておけば良い。そうす
れば、培地は中空のファイバーメンブレンを通過せざる
を得ない。しかし、本発明のモジュールは拡散動作モー
ドでも動作可能である。独立の中空のファイバーメンブ
レンシステム内の培地流れの流出口は開いておけば、拡
散動作だけが起こる。
の制御可能な基質交換が行なわれることである。これに
対し、従来技術では拡散によってのみ物質交換が行なわ
れる。
ンブレンまたは毛細管を細胞または微生物に適切な基質
で被覆し、これにより毛細管システムへの微生物の付着
を可能にすることができることである。
プに加えて、コカルチャー(coculture)の手順に従って
一つまたはそれ以上の細胞タイプ(cell type)を用い得
ることである。これらの、付加的な細胞タイプは一つま
たはそれ以上の独立の毛細管システムの内腔(lumen)
内で培養される。コカルチャーのための細胞は、例えば
肝臓類洞(sinusoids)からの非実質(non-parenchyma
l)細胞である。
立のメンブレンシステムの一つを例えば胆汁(bile)成
分の搬出のために用い得ることである。
ブレンシステムが透析(dialysis)のために用いられ
る。
ば、モジュールの用途が広い。
あって、特に肝臓の細胞である。
を説明する。ただし、本発明はこの実施例に限定されな
い。
る。このモジュール1は、3つの独立のシステムの密に
充填されたネットワーク5を有する。モジュール1は外
側容器2と、ネットワーク5を収納した内側の空間4と
を有する。外側の容器2は、密封組成物を有し、その中
に毛細管が鋳造してある。外側の容器2は、外部から、
毛細管の内径へのアクセス部を有する。密封組成物はモ
ジュールの機械的安定性を維持する。モジュール1の内
部領域4内のネットワーク5は以下の構造を有する。
(膜)システムは、各々複数の中空のファイバー3から
成る複数の層で形成されている。これらの第1の層は水
平である。各層は線状の、密に(近接して)並設された
複数の中空のファイバーメンブレン3を備えている。第
2の独立の中空のファイバーメンブレンシステムもまた
複数の層により形成されているが、これらの層は同一の
面内で90゜回転しており、従って二つの独立のシステ
ムは交互に位置している。これらの層は、図1には部分
的に円で示されている。これらの交互に位置する層は、
密に重ねられている。外部の寸法が12x12cmのテ
ストモジュールでは、およそ100の層が重ねられてい
る。第3の独立の中空ファイバーメンブレンシステムは
図1に垂直の線で表わされている。これらの線は、単一
の面内に位置する複数の層を上から下まで垂直に横断す
る中空のファイバーメンブレンを表わす。本テストモジ
ュールでは、およそ50の層が設けられており、モジュ
ールの上から下まで垂直に織り合わされている。密に充
填されたネットワークがこのように構成されているの
で、図2(a)および図2(b)に示すように細胞が同
等の基質供給を受ける。モジュールの動作のため、培地
が、培地流入ヘッド(端末)6を通して毛細管の内径内
に供給される。このヘッド6と反対側の端部は閉じられ
ている。培地は、毛細管のメンブレンを通り抜け、空洞
内に位置しまたは毛細管に付着している細胞9との間で
も物質交換を行なう。物質交換の際、細胞9は酸素の供
給を受ける。酸素は酸素流入ヘッド13を通して毛細管
の内径に流れ込み、酸素流出ヘッド14を通して排出さ
れる。本例では、酸素供給のための独立のシステムの中
空のファイバーメンブレン3は、U字形の中空のファイ
バーメンブレンで形成されている。物質の搬出は、円で
示されたメンブレンを介して、第3の独立の中空のファ
イバーメンブレンシステム経由で行なわれる。これらの
中空のファイバーメンブレンから、培地流出ヘッド15
に至り、その後培地は除去される(図示しない)。
の内部領域に供給される。モジュールの内部領域で測
定、例えば圧力、温度、pHの測定を行なうための、他
のアクセス部8が設けられている。
ることができる。モジュールの形は矩形でなくても良
い。例えば、n個の角を有する形でもまた他の任意の中
空体でも良い。但し、中空体が内部の空間4に独立の中
空のファイバーメンブレンシステムの密に充填されたネ
ットワーク5を収容可能である必要がある。本発明に重
要であるのは、中空のファイバーメンブレンシステムの
密に充填されたネットワーク5である。図1の例とは異
なるものとして、互いの交互に位置する、独立の中空の
ファイバーメンブレンから成る個々の層を、密に充填さ
れたな方法で重ねることとしても良い。また、最初の二
つの層の成す角を90゜ではなく、0ないし180゜の
角αとしても良い。第3の独立の中空ファイバーメンブ
レンシステムに関しても任意の構成が可能である。但
し、培地の供給および酸素の供給および培地の流出のた
め、ほぼ同等の基質供給があることが必要である。
ンブレンシステムの個々の中空のファイバー32を示
す。図2(a)および(b)はモジュール1の内部空間
4からの任意の点を示す。図2(a)および(b)は、
本発明の重要な概念を示す。矢印で示すように、培地は
中空のファイバーメンブレン3を通して供給される。図
示のファイバーメンブレン3は、第1の独立のメンブレ
ンシステムの一つのメンブレンである。本例では、微生
物9は細胞の形態であるが、密に充填されたネットワー
ク5の空洞に位置しており、あるいは図3に示すように
毛細管に付着している。細胞9と培地の間で物質交換が
行なわれる。本発明によれば、他の独立の中空のファイ
バーメンブレンシステム(図2(a)および(b))に
は単一のメンブレン3が示されている)を通して、細胞
に酸素が供給される(水平のメンブレン)。第3の独立
の中空のファイバーメンブレンシステムについてもま
た、単一のメンブレン3で表わされており、培地の流出
のために用いられる。このようにして、細胞との交換の
後培地は除去される。
中空のファイバーメンブレンは、モジュール1の内部の
密に充填されたネットワーク5の構成する部材であり、
モジュール1内部の各点において基質供給条件が同等で
あるように構成されている(図1および図10)。モジ
ュール1の各点において、細胞9は均一に供給を受け、
最適の交換および制御性が保証される。図2(b)は、
細胞9の灌流および毛細管に沿う培地の流れを示す。本
発明の構成によれば、実際の状態即ち肝臓内部と極めて
類似の状況が得られる。
法を示す。本発明によれば、微生物9はモジュール1内
に異なる態様で配置される。図3(a)はメンブレンへ
の付着培養を示す。図3(b)はメンブレン間での凝集
体培養を示す。図3(c)はメンブレン間での微小担体
培養を示す。図3(d)はメンブレン間でのカプセル内
培養を示す。図3(e)は異なるメンブレン分室でのコ
カルチャーを示す。本発明のモジュール1の構成を採用
する結果、即ち個々の中空のファイバーメンブレンによ
って、構成されたモジュールの内部領域内に密に充填さ
れたネットワークを用いる結果、異なる細胞培養方法を
利用することができ、従って本発明の用途は広い。
細管を示し、かつ毛細管が付着因子(adhesion factors)
によってどのように被覆されるかを示す。一つの面に3
つのシステムがある。図4は、4つの独立のメンブレン
システムを示すが、これらは各々の場合全体システムの
一部である。図1および図2に関して説明したように、
一つの中空のファイバーメンブレンシステムが培地の流
入に用いられ、第3のシステムは酸素化のために、そし
て更に他の独立のシステム10は、例えば透析のため
に、他の細胞タイプとのコカルチャーのためまたは細胞
の凍結真空乾燥(lyophilization)のための熱交換器と
して用いられる。メンブレン3上の黒い点は孔の開口で
ある(細胞は示されていない)。4つの異なる独立の中
空のファイバーシステムを設けることにより、本発明の
用途を一層広くすることができる。モジュール内おいて
いかなる細胞に対しても同一の基質の供給があると言う
利点のほかに、モジュール内において、毛細管を付着因
子で被覆することによって、最大数の細胞を収容するこ
とも可能になった。そして、これらの細胞のほとんどす
べてが同等の基質供給を受けるので、その寿命が延び
る。
ァイバーシステムを備えたモジュールの一つの面の、3
次元的平面図である。第1の独立のシステムは培地の流
入のために用いられ、第2の独立のシステムは培地の流
出のために用いられ、第3の独立のシステムは酸素の供
給のために用いられる。第4の独立の中空のファイバー
システムは透析のため、または細胞の凍結乾燥のための
熱交換器として、またはコカルチャーのために用いられ
る。
の例を示す。図1ないし5を参照して説明した本発明の
構造では、培地流出は中空のファイバーメンブレン3に
よって行なわれた。他の例では、培地流出は、密に充填
されたネットワーク5の独立の中空のファイバーメンブ
レンシステムの一部をなす中空のファイバーメンブレン
を通して行なわれるだけでなく、幾つかの他のものを通
して行なわれる。図6は異なる可能性を示す。流出は、
他の毛細管メンブレンに対して、所定の関係で配置さ
れ、空間的に固定され、挿入された毛細管メンブレン
(流出口ヘッド6に接続されている)によって行なわれ
るか、または他のメンブレンシステムに対して空間的に
独立の、取替え可能な毛細管メンブレン12を介して行
なわれる。取替え可能な毛細管メンブレン12は外側の
容器2に固定され、該外側の容器は上記メンブレン12
を受けるのに適した開口を備えている。
メンブレン11が外側の容器2上に配置され、該外側の
容器は対応する開口を備えている。更に他の変形例で
は、取替え可能な毛細管メンブレン18が利用されてい
る。この毛細管メンブレン18は詰まったときには引出
される。
ーメンブレンシステムから独立であることが重要であ
る。これらの異なる培地流出装置は、密に充填されたネ
ットワークの一部をなす中空のファイバーメンブレンを
介して行なわれる、既に存在する培地流出に付加して設
けることができる。
ンヘッド6、13、14、15の特殊な配置を示す。こ
の実施態様では、モジュール1の外側のメンブレンの流
入および流出をすべて単一の側に配置しており、この結
果接続が一つの面で行なわれるという利点がある。
ヘッド6、13、14、15を備えた八角形のモジュー
ルの断面を示す。図8は、一つの面に毛細管を配置する
ための異なる例を示す。毛細管は二重管の形態であって
もよく、流入および流出を一つのヘッドで行ない得る。
他の変形例によれば、一つの毛細管が直線状であり、対
応するヘッドが培地の流入のためのものである。第3の
例によれば、単一の直線状の毛細管に、封鎖された端部
と、培地の流入および流出のためのヘッドが設けられて
いる。第4の例によれば、循環を行なわせる二重管状の
毛細管に、培地の流入および流出のためのヘッドが設け
られている。
ス部の他の例を示す。このモジュールは、圧力、温度、
流れ、pHおよび浸透性の測定を行なうための、異なる
アクセス部7、8を有する。
ール1を使用した例を示す。培地、この場合は血漿(blo
od plasma)、は血液ポンプ16によりモジュールの培地
流入ヘッド6に供給される。酸素の供給は、流入ヘッド
13から行なわれる。酸素は流出ヘッド14(図示され
ていない)を介して除去される。培地の除去は、培地流
出ヘッド15および対応する制御装置およびポンプユニ
ット17により行なわれる。
ステム内の細胞が類似の基質供給条件下におかれる。供
給される培地や酸素はモジュール内において均一に与え
られる。異なる毛細管を用いることにより、例えば親油
性(lipophilic)基質の選択的除去が可能である。本発
明の構成によれば、例えば肝臓細胞の寿命を10日から
7週間まで伸ばすことができた。そして、活性は40%
の上昇をみた。
応する中空のファイバーメンブレンを示す図である。
テムを、細胞培養とともに示す図である。
ある。
ンシステムを持つモジュ−ルの1面を示す3次元的図で
ある。
す図である。
設けた例を示す図である。
備えた、中空のファイバーメンブレン及びメンブレンの
ヘッドを持つモジュ−ルの断面図である。
ある。
示する図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 微生物(9)、特に細胞または細菌、を
培養し、及びその代謝を利用し、及び/又は維持するた
めのモジュ−ル(1)であって、外側容器(2)と、少
なくとも3個の独立の中空のファイバーメンブレンシス
テムとを有し、上記メンブレンシステムがモジュ−ル
(1)の内部領域(4)中に配置され、そしてその中空
のファイバーメンブレン(3)が密に充填された空間ネ
ットワ−ク(5)を形成しており、微生物(9)が、上
記ネットワ−ク(5)の空洞中に位置し及び/又は中空
のファイバーメンブレン(3)に付着しており、上記ネ
ットワ−ク(5)は独立の中空のファイバーメンブレン
の対の各々が互いに交差し及び/又は重ねられ、モジュ
−ル(1)の内部領域(4)中におけるほとんど全ての
点で微生物(9)にほとんど同等の基質供給及び処理条
件を与えるように構築されていることを特徴とする微生
物(9)を培養し、及びその代謝を利用し及び/又は維
持するためのモジュ−ル(1)。 - 【請求項2】 取り替え可能の平坦なメンブレン(1
1)又は毛細管メンブレン(12)が外側容器(2)上
に追加的に装着されていることを特徴とする請求項1に
記載のモジュ−ル。 - 【請求項3】 密に充填された空間ネットワ−ク(5)
が追加的に、さらに他の液体不浸透性の独立の毛細管シ
ステムを持つことを特徴とする請求項1又は2に記載の
モジュ−ル。 - 【請求項4】 密に充填された空間ネットワ−ク(5)
が追加的に、さらに他の透析目的用の独立の毛細管シス
テムを持つことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載のモジュ−ル。 - 【請求項5】 外側容器(2)が外側から毛細管又は中
空のファイバーメンブレンの内径までへのアクセスを許
す鋳造組成物によって形成されていることを特徴とする
請求項1乃至4のいずれかに記載のモジュ−ル。 - 【請求項6】 流入及び/又は流出のために、対応する
流入及び/又は流出ヘッド(6,13,14,15)が
毛細管又は中空のファイバーメンブレンの内径内に装備
され、かつそれらが各々の場合で独立の毛細管システム
と連通していることを特徴とする請求項1乃至5のいず
れかに記載のモジュ−ル。 - 【請求項7】 微生物(9)をモジュ−ル(1)中に導
入するため、及び/又は圧力、温度及び/又はpHの測
定を行なうために、内部空間(4)内に繋がる1個又は
それ以上のアクセス部(7、8)がモジュールの外側容
器(2)内に設けられていることを特徴とする請求項1
乃至6のいずれかに記載のモジュ−ル。 - 【請求項8】 出入路(7)が貫通した管の形でモジュ
−ル中へ続き、そしてこれが内部空間(4)内での微生
物(9)の均一な分布を可能にするものであることを特
徴とする請求項7に記載のモジュ−ル。 - 【請求項9】 微生物を取得しかつその代謝を利用し、
及び/又は培養するために、請求項1乃至8のいずれか
に記載のモジュ−ルを作動させる方法であって、モジュ
−ル(1)の内部領域(4)を微生物(9)で充填し、
このものを培養し及び/又は取得するのに必要な条件を
設定し、第1の独立の中空のファイバーメンブレンシス
テムによって培地を供給し、微生物(9)に例えば酸素
を追加的に第2の独立の中空のファイバーメンブレンシ
ステム経由で供給し、CO2を排出し、そして物質交換
に引き続き、第3の独立の中空のメンブレンシステム経
由で培地を除去することを特徴とするモジュ−ルの作動
方法。 - 【請求項10】 培地の流出がモジュ−ル(1)の外側
容器(2)上で、取替え可能の毛細管メンブレン(1
2)又は平坦なメンブレン(11)経由で行なわれるこ
とを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 微生物(9)がネットワ−ク(5)の
空洞に、及び/又は凝集体が積み重なった態様で位置
し、かつ凝集体/個々の細胞が毛細管の壁に付着してい
ることを特徴とする請求項9又は10に記載の方法。 - 【請求項12】 微生物(9)と共にモジュ−ル(1)
の冷却のために1個又は数個の独立の毛細管システムが
モジュール(1)を微生物(9)とともに冷却するため
に一時的に使用され、かつ冷却培地(cooling medium)
がそこを流されることを特徴とする請求項9乃至11の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項13】 長期間にわたり、微生物(9)の保存
又は輸送を可能にするために、モジュ−ル(1)とそこ
に収容された微生物(9)が−20℃未満の温度に冷却
されることを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 モジュ−ル(1)とそこに収容された
微生物(9)の冷却が、細胞栄養培地と適当な冷凍培地
(freezing medium)との間での交換に続いて、行なわれ
ることを特徴とする請求項12又は13に記載の方法。 - 【請求項15】 微生物が細胞、特に肝細胞であること
を特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項16】 請求項1乃至8のいずれかに記載のモ
ジュ−ルを用いた肝臓維持システム。 - 【請求項17】 請求項1乃至8のいずれかに記載のモ
ジュ−ルを動物試験の代替として用いたバイオリアクタ
ー。 - 【請求項18】 請求項1乃至8のいずれかに記載のモ
ジュ−ルを用いて生物細胞生成物を製造する方法。
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