JP3420412B2 - ローラコンベアのローラ駆動装置 - Google Patents

ローラコンベアのローラ駆動装置

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茂 小林
進 遠藤
富公栄 荒井
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博 池上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベアフレーム
に、搬送方向に沿って多数配列されるコンベアローラを
軸支したローラコンベアのローラ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ローラコンベアには、搬送物をその自
重により移動させるようにコンベアローラ群を傾斜状態
に配設するものと、実開平5−92219号公報に開
示されているように、コンベアローラに電動ローラを混
在させ、この電動ローラの回転をベルトを介して他のコ
ンベアローラに伝達して搬送物を移動させるものとが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のも
のは、構造が簡単であるものゝ、形状や重量の異なる搬
送物を混合して搬送する場合、或る物は搬送途中で止っ
てしまったり、或る物は勢いよく流れて他物に衝突した
りして、搬送速度を安定させることが困難であり、また
上記のものは高価な電動ローラを多数必要とすること
からコンベアがコスト高となり、しかも従来のローラコ
ンベアに直ちに適用することができない。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、従来のローラコンベアに適用して多数のコンベア
ローラを的確に駆動することができ、しかも構造が簡単
で安価な、ローラコンベアのローラ駆動装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のコンベアローラに対向してローラ
駆動盤を配設し、このローラ駆動盤に、これをコンベア
ローラとの非接触状態で搬送方向に沿う一方向へ移動さ
せる往動と、複数のコンベアローラとの接触状態で搬送
方向に沿う他方向へ移動させて該複数のコンベアローラ
を搬送方向へ回転させる復動とを繰返し与え得る作動装
置を連結したことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、作動装
置を、コンベアフレームに搬送方向に沿って往復動可能
に支持されると共に、ローラ駆動盤を昇降可能に支持す
る移動台と、この移動台を搬送方向に沿って往復動させ
る送り手段と、移動台に設けられてローラ駆動盤を複数
のコンベアローラに接離させるべく昇降させる昇降手段
とから構成したことを第2の特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面に示
す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0008】先ず図1及び図2において、コンベアフレ
ーム1は、搬送方向Dに延びる左右一対のメインフレー
ム2,2、これらメインフレーム2,2間を連結する複
数のクロスメンバ3,3…及びメインフレーム2,2を
支持する複数の支柱4,4…からなっており、搬送方向
Dに沿って多数配列されるコンベアローラ5,5…が左
右のメインフレーム2,2に軸支され、これによりロー
ラコンベアCが構成される。
【0009】而して、コンベアローラ5群上では、搬送
方向D上流側で搬送物Wが供給され、その下流端で搬送
物Wの払出しが行なわれるもので、その下流端のクロス
メンバ3には、搬送物Wのコンベアローラ5からの脱落
を阻止するストッパ6が設けられる。
【0010】このローラコンベアCの搬送方向D上流側
及び下流端側に本発明のローラ駆動装置101 ,102
がそれぞれ設けられる。これら送り装置101 ,102
の構造は基本的には同一であるので、下流側のローラ駆
動装置102 のみについて図2及び図3により説明す
る。
【0011】ローラ駆動装置102 のフレームとして、
左右一対のサブフレーム11,11が前記一対のメイン
フレーム2,2の下方において支柱4,4…に固設され
る。これらサブフレーム11,11にコンベアローラ
5,5…と同方向に多数配列されるガイドローラ12,
12…が軸支され、このガイドローラ12群上に移動台
13が往復動自在に搭載される。この移動台13の外側
方に突出した腕部13aには、支柱4にシリンダ本体1
5をピン結合した送り用エアシリンダ14(送り手段)
のピストンロッド16がピン連結され、このエアシリン
ダ14の伸縮作動により移動台13を搬送方向Dに沿っ
て往復動させるようになっている。
【0012】移動台13には、複数の昇降用エアシリン
ダ17,17…(昇降手段)が設置され、これらエアシ
リンダ17,17…により昇降されるローラ駆動盤18
が移動台13に支持される。ローラ駆動盤18の上面に
はゴム製の摩擦ライニング19が張設されている。
【0013】複数の昇降用エアシリンダ17,17…
は、これらが同時に伸長作動することにより、ローラ駆
動盤18を上昇させて摩擦ライニング19を対面する多
数のコンベアローラ5,5…の下面に圧接させ、また収
縮作動することにより、ローラ駆動盤18を下降させて
摩擦ライニング18をコンベアローラ5,5…から離間
させるようになっている。而して、移動台13、送り用
エアシリンダ14及び昇降用エアシリンダ17は、ロー
ラ駆動盤18のための作動装置Aを構成する。
【0014】メインフレーム2には、搬送物Wがローラ
コンベアCの下流端に到達したことを検知する第1セン
サS1 が設置される。また移動台13には、ローラ駆動
盤18の上昇位置を検知する第2センサS2 と、ローラ
駆動盤18の下降位置を検知する第3センサS3 とが設
置される。さらにサブフレーム11には移動台13の前
進位置及び後退位置をそれぞれ検知する第4及び第5セ
ンサS4 ,S5 が設置される。
【0015】次に、図3及び図4によりこの実施例の作
用について説明する。
【0016】いま、図3に示すように、送り用エアシリ
ンダ14及び昇降用エアシリンダ17が全て収縮状態に
あり、これにより移動台13は後退位置を占め、ローラ
駆動盤18は下降している。この状態で、ローラ駆動装
置10の電源スイッチを入れると、先ず送り用エアシリ
ンダ14が空気圧により伸長作動して移動台13をガイ
ドローラ12群上で往動させ(図3(a)参照)、その
往動限では第4センサS4 の検出信号に昇降用エアシリ
ンダ17の切換弁(図示せず)が伸長側に切換えられ、
空気圧により該エアシリンダ17が伸長してローラ駆動
盤18を上昇させ、摩擦ライニング19を多数のコンベ
アローラ5,5…の下面に圧接させる(図3(b)参
照)。
【0017】ローラ駆動盤18が上昇限に達すると、今
度は第2センサS2 の検出信号により送り用エアシリン
ダ14の切換弁が収縮側に切換わり、空気圧により該エ
アシリンダ14が収縮作動して、移動台13を復動させ
る(図3(C)参照)。このときローラ駆動盤13が摩
擦ライニング19に接する多数のコンベアローラ5,5
…を一斉に搬送方向Dへ回転させる。
【0018】移動台13が復動限に達すると、第5セン
サS5 の検出信号により昇降用エアシリンダ17の切換
弁が収縮側に切換わって空気圧により該エアシリンダ1
7が収縮作動し、ローラ駆動盤18を下降させてコンベ
アローラ5,5…から離間させ、次いでローラ駆動盤1
8の下降限では第3センサS3 の検出信号により送りエ
アシリンダ14の切換弁が伸長側に切換わり、空気圧に
より該エアシリンダ14が再び伸長作動し、移動台13
を往動させる。
【0019】以後、同様の動作が繰返されることにより
コンベアローラ5,5…が搬送方向Dへ間欠的に回転さ
れるので、その上面に載置された搬送物Wは下流側へ順
次搬送されていく。そして先頭の搬送物Wが下流端のス
トッパ6に到達すると、第1センサS1 の検出信号によ
り、送り用エアシリンダ14の作動を直ちに停止すべく
その切換弁が制御される。
【0020】そして先頭の搬送物WがローラコンベアC
から払出されると、第1センサS1はオフして送り用シ
リンダ14の作動が再開される。
【0021】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱することなく、種々の設計変更
が可能である。例えば、ローラ駆動装置は、コンベアC
の長さが比較的短い場合には、その上流側にのみ設置
し、コンベアCの長さが比較的長い場合には、数個所に
設置することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、複数のコンベアローラに対向してローラ駆動盤を配
設し、このローラ駆動盤に、これをコンベアローラとの
非接触状態で搬送方向に沿う一方向へ移動させる往動
と、複数のコンベアローラとの接触状態で搬送方向に沿
う他方向へ移動させて該複数のコンベアローラを搬送方
向へ回転させる復動とを繰返し与え得る作動装置を連結
したので、一つのローラ駆動盤を往復動させることによ
り複数のコンベアローラを駆動して搬送物を安定した速
度で搬送することができる。したがって構造が簡単で安
価に提供することができ、しかも従来のローラコンベア
に、そのローラを変更することなく簡単に適用すること
ができる。
【0023】また本発明の第2の特徴によれば、作動装
置を、コンベアフレームに搬送方向に沿って往復動可能
に支持されると共に、ローラ駆動盤を昇降可能に支持す
る移動台と、この移動台を搬送方向に沿って往復動させ
る送り手段と、移動台に設けられてローラ駆動盤を複数
のコンベアローラに接離させるべく昇降させる昇降手段
とから構成したので、送り手段及び昇降手段の単純な直
線運動により、ローラ駆動盤によるコンベアローラの間
欠駆動を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローラ駆動装置を備えたローラコンベ
アの全体側面図
【図2】上記ローラコンベアの下流側の一部破断斜視図
【図3】同側面図
【図4】ローラ駆動装置の作動説明図
【符号の説明】
A 作動装置 C ローラコンベア D 搬送方向 W 搬送物 101 ,102 ローラ駆動装置 13 移動台 14 送り手段としての送り用エアシリンダ 17 昇降手段としての昇降用エアシリンダ 18 ローラ駆動盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 進 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本田技研工業株式会社 埼玉製作所内 (72)発明者 荒井 富公栄 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本田技研工業株式会社 埼玉製作所内 (72)発明者 鳥塚 輝夫 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本田技研工業株式会社 埼玉製作所内 (72)発明者 志村 輝二 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本田技研工業株式会社 埼玉製作所内 (72)発明者 池上 博 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本田技研工業株式会社 埼玉製作所内 (56)参考文献 特開 平4−365708(JP,A) 特開 平7−112809(JP,A) 特開 平3−98822(JP,A) 特開 昭61−124408(JP,A) 実開 昭50−26584(JP,U) 実開 平5−77111(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05G 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアフレーム(1)に、搬送方向
    (D)に沿って多数配列されるコンベアローラ(5)を
    軸支したローラコンベアにおいて、 複数のコンベアローラ(5)に対向してローラ駆動盤
    (18)を配設し、このローラ駆動盤(18)に、これ
    をコンベアローラ(5)との非接触状態で搬送方向
    (D)に沿う一方向へ移動させる往動と、複数のコンベ
    アローラ(5)との接触状態で搬送方向(D)に沿う他
    方向へ移動させて該複数のコンベアローラ(5)を搬送
    方向(D)へ回転させる復動とを繰返し与え得る作動装
    置(A)を連結したことを特徴とする、ローラコンベア
    のローラ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 作動装置(A)を、コンベアフレーム(1)に搬送方向
    (D)に沿って往復動可能に支持されると共に、ローラ
    駆動盤(18)を昇降可能に支持する移動台(13)
    と、この移動台(13)を搬送方向(D)に沿って往復
    動させる送り手段(14)と、移動台(13)に設けら
    れてローラ駆動盤(18)を複数のコンベアローラ
    (5)に接離させるべく昇降させる昇降手段(17)と
    から構成したことを特徴とする、ローラコンベアのロー
    ラ駆動装置。
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CN102358508A (zh) * 2011-07-14 2012-02-22 无锡杰思物流设备有限公司 输送机用中间挡板装置
CN109178902B (zh) * 2018-11-06 2024-05-31 广东美的智能机器人有限公司 挡箱机构及码放装置
JP7142933B2 (ja) * 2019-09-25 2022-09-28 有限会社伊藤鉄工所 遊技機の検査台装置における当該遊技機の搬入出装置、及び遊技機載置パレット
CN110980184A (zh) * 2019-12-30 2020-04-10 苏州凯尔博精密机械有限公司 一种横移走料机构

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