JP3419939B2 - 空気浄化用土壌ユニット及び空気浄化用土壌ユニットを用いた汚染空気の浄化方法 - Google Patents

空気浄化用土壌ユニット及び空気浄化用土壌ユニットを用いた汚染空気の浄化方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車の排気ガスによる汚
染空気等を浄化する場合に好適な空気浄化用土壌ユニッ
トと、この空気浄化用土壌ユニットを用いた汚染空気の
浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車から排出される排気ガスは、一酸化炭
素、窒素酸化物、粉塵等の汚染物質を多量に含んでお
り、大気を汚染している。そして、このような汚染空気
を浄化しようとする場合、従来では、触媒方式やアルカ
リ洗浄方式の空気浄化装置が用いられる。しかしなが
ら、このような空気浄化装置では、コスト高となり、ま
た、メンテナンスも面倒となる不具合がある。そこで、
汚染空気を土壌層を通過させることで浄化することが考
えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、土壌層
を用いる場合、土壌の充填時や、植物の植設時、あるい
は、長期運転により土壌が締め固まり、圧力損失が増加
する不具合が考えられる。また、傾斜箇所や起伏地に土
壌層を設けようとする場合、均一厚みの土壌層を設置し
難い不具合も生じる。また、現地でその都度土壌層を作
るのでは、土壌専門の作業員を要し、コストダウンを図
る上で不利となる。本発明は前記事情に鑑み案出された
ものであって、本発明の目的は、土壌の締め固まりを防
止する上で有利で、また、傾斜箇所や起伏地でも均一厚
みの土壌層を簡単に設けることができ、更には、土壌専
門の作業員を現地に派遣せずに誰でもが品質一定の土壌
層を設けることができる空気浄化用土壌ユニットと、こ
の空気浄化用土壌ユニットを用いた汚染空気の空気浄化
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は空気浄化用土壌ユニットであって、内部に
多数の空隙を有しその空隙率が高く耐荷重性及び耐腐食
性に優れた網状部材からなり所定の大きさ及び厚みに形
成された単一の土壌保持体と、パーライト、バーミキュ
ライト、腐葉土等が混合して形成され前記土壌保持体
前記空隙に充填された土壌層とで構成されていることを
特徴とする空気浄化用土壌ユニット。また、本発明は、
前記土壌保持体の周囲に、前記網状部材の外周部を押え
るように外壁部材が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記土壌保持体がジオテキスタイルで
あることを特徴とする。
【0005】また、本発明は、汚染空気の浄化方法であ
って、空隙率が高く耐荷重性及び耐腐食性に優れた網状
部材からなり所定の大きさ及び厚みに形成された土壌保
持体と、パーライト、バーミキュライト、腐葉土等が混
合して形成され前記土壌保持体に充填された土壌層とで
構成された空気浄化用土壌ユニットを設け、前記空気浄
化用土壌ユニットの底面に土壌の落下を防止する網状の
シートを敷設し、更に、このシートの底面に空気チャン
バーを設け、前記空気チャンバーに汚染空気を導入し、
汚染空気を空気浄化用土壌ユニットの下方から上方へ通
過させることで浄化するようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、前記空気チャンバーが、空気の流通を
可能とし前記シート及び空気浄化用土壌ユニットを支持
する網状の支持部材の内部で構成されることを特徴とす
る。また、本発明は、前記空気浄化用土壌ユニットが上
下に複数積み重ねて用いられることを特徴とする。ま
た、本発明は、最上段の空気浄化用土壌ユニットに植物
が植えられることを特徴とする。
【0006】
【作用】空気浄化用土壌ユニットは予め工場等において
量産でき、現地に運搬し所定の場所に置くことで空気浄
化装置を構成できる。また、現地において土壌の充填
や、植物の植設が行なわれず、更に、土壌は網状の土壌
保持体により保持されているため、長期運転により土壌
が締め固まり、圧力損失が増加する等の不具合がない。
また、土壌は土壌保持体により保持されているため、傾
斜地や起伏地でも均一な厚みの土壌層を簡単に形成で
き、汚染空気の浄化を行うことが可能となる。そして、
空気浄化装置は、土壌を利用するものであるため安価に
製作でき、メンテナンスも簡単で、付近の美観を損なう
こともない。
【0007】また、本発明は、汚染空気の浄化方法であ
って、内部に多数の空隙を有しその空隙率が高く耐荷重
性及び耐腐食性に優れた網状部材からなり所定の大きさ
及び厚みに形成された単一の土壌保持体と、パーライ
ト、バーミキュライト、腐葉土等が混合して形成され前
記土壌保持体の前記空隙に充填された土壌層とで構成さ
れた空気浄化用土壌ユニットを設け、前記空気浄化用土
壌ユニットの底面に土壌の落下を防止する網状のシート
を敷設し、更に、このシートの底面に空気チャンバーを
設け、前記空気チャンバーに汚染空気を導入し、汚染空
気を空気浄化用土壌ユニットの下方から上方へ通過させ
ることで浄化するようにしたことを特徴とする。また、
本発明は、前記空気チャンバーが、空気の流通を可能と
し前記シート及び空気浄化用土壌ユニットを支持する網
状の支持部材の内部で構成されることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記空気浄化用土壌ユニットが上下に複
数積み重ねて用いられることを特徴とする。また、本発
明は、最上段の空気浄化用土壌ユニットに植物が植えら
れることを特徴とする。
【0008】土壌保持体4は、空隙率が高く耐荷重性及
び耐腐食性に優れた網状部材402からなり、所定の大
きさ及び厚みに形成されている。網状部材402として
は、例えば、土木暗渠集排水材料のジオテキスタイル
(geo-textile ) 等を用いることができる。実施例で
は、新光ナイロン株式会社の「ヘチマロン」を用い、幅
50cm、長さ2m、厚さ10cmの大きさに形成してい
る。
【0009】前記土壌層6は、予め小粒(2〜4mm程
度)のパーライト( perlite ) 、バーミキュライト( v
ermiculite )、ピートモスを混合してなる土壌を用意
し、この土壌を土壌保持体4に充填する。充填に際して
は、例えば、コンクリート打設で使用するバイブレータ
等で土壌保持体4に振動を与えつつ行なうと、土壌を均
一な密度で充填する上で有利となる。尚、実施例のよう
に植物8を植える場合には、適宜、種苗を播種し、これ
により空気浄化用土壌ユニット2が得られる。
【0010】次に、この空気浄化用土壌ユニット2を用
いて汚染空気を浄化する場合について説明する。図4乃
至図7はそれぞれ空気浄化用土壌ユニットの使用状態の
説明図を示す。まず、図4に開示された第1実施例から
説明する。図4において、10は例えば、路肩や通路の
側部に設けられた花壇で、花壇10は側壁12で囲まれ
た凹部14を備え、側壁12の下部には汚染空気導入用
の開口16が形成されている。前記凹部14には、前記
土壌保持体4と同一構造の土壌保持体4が二枚重ねて敷
設され、二枚の土壌保持体4の上下方向の中間部に前記
開口16が位置している。尚、この土壌保持体4に土壌
は充填されておらず、実施例では、これら二枚の土壌保
持体4が空気の流通を可能とした支持部材18に相当
し、支持部材18の内部に空気チャンバー20が構成さ
れている。前記支持部材18の上に1mmメッシュのナイ
ロンメッシュ22が敷設されている。また、前記ナイロ
ンメッシュ22の上に四つの空気浄化用土壌ユニット2
が積み重ねられ、ナイロンメッシュ22により支持部材
18内への土壌の落下が防止されている。そして、前記
支持部材18、ナイロンメッシュ22、空気浄化用土壌
ユニット2により空気浄化装置24が構成されている。
【0011】図5に開示された第2実施例では、開口1
6が形成された側壁12が傾斜している点が前記第1実
施例と異なる。図6に開示された第3実施例では、凹部
14の底部1402が凹凸に形成されている点が前記第
1実施例と異なる。この場合には、支持部材18、ナイ
ロンメッシュ22、空気浄化用土壌ユニット2を底部1
402上に順におき、その際、底部1402の形状に合
わせるように押し付ける等して支持部材18、ナイロン
メッシュ22、空気浄化用土壌ユニット2をそれぞれ凹
凸に変形させればよい。図6に開示された第3実施例で
は、凹部14の底部1402が傾斜している点が前記第
1実施例と異なる。この場合には、支持部材18や空気
浄化用土壌ユニット2が底部1402により傾斜して配
設され、支持部材18や空気浄化用土壌ユニット2の端
面Aと側壁12の内面Bとの間に隙間Sが生じるため、
実施例のように、この隙間Sに土壌を充填させると、支
持部材18や空気浄化用土壌ユニット2の形状を保持す
る上で有利となる。
【0012】汚染空気の浄化は、ポンプ等により汚染空
気を吸い込み、管路26、開口16を介し汚染空気を空
気チャンバー20に供給し、汚染空気を空気浄化用土壌
ユニット2内を下方から上方へ通過させることで行なわ
れる。すなわち、汚染空気が土壌層6を通過する際、土
壌のフィルターとしての物理的な作用により粉塵の捕捉
や、メタン等の炭化水素ガス等の不純成分の吸着が行な
われる。また、微生物により不純成分等、汚染物質の分
解が行なわれる。土壌の表面や、或は土壌の内部で空気
が流動する部分には、好気性微生物が繁殖し、土壌の内
部で空気が流動しない部分には、嫌気性微生物が繁殖
し、これら微生物の菌体内で消費されたり、呼吸で使わ
れる等することで、例えば、一酸化炭素は主に二酸化炭
素に変化され、一酸化窒素は主に硝酸イオンに変化さ
れ、メタンガスは主に二酸化炭素と水に分解され、この
ように汚染物質が除去される。そして、清浄な空気が最
上位の空気浄化用土壌ユニット2の表面から大気に放出
される。
【0013】前記第1乃至第4実施例において、空気浄
化用土壌ユニット2がそれぞれ四つ設けられ、その厚さ
の合計は40cmで、支持部材18として土壌保持体4が
それぞれ二つ設けられ、その厚さの合計は20cmで、通
気線速度を10mm/sec とし、空気チャンバー20の静
圧を経時測定したところ表1に示される結果を得た。
【0014】
【表1】
【0015】表1から明らかなように、土壌の厚密は発
生せず、従って、通気による圧力損失も著しい増加は見
られなかった。尚、通気線速度の速度に応じて空気浄化
用土壌ユニット2を重ねる数を増減すればよく、例え
ば、通気線速度を遅くした場合、空気浄化用土壌ユニッ
ト2を二枚のみ重ねても汚染空気を十分に浄化すること
ができる。尚、空気の流通を可能とした支持部材18と
して、例えば、5センチメートル程度の大きさのれきを
用い、このれきを凹部14に充填しても、前記と同様に
空気の浄化を行うことができる。
【0016】本実施例によれば、空気浄化用土壌ユニッ
ト2は予め工場等において量産でき、現地に運搬し所定
の場所に置くことで空気浄化装置24を構成できるの
で、土壌専門の作業員を現地に派遣せずに誰でもが品質
一定の土壌層6からなる空気浄化装置24を設けること
ができ、汚染空気の浄化が確実になされる。また、空気
浄化用土壌ユニット2は予め工場で作られ、現地におい
て土壌の充填や、植物8の植設が行なわれず、更に、土
壌は網状の土壌保持体4により保持されているため、長
期運転により土壌が締め固まり、圧力損失が増加する等
の不具合もない。また、土壌は土壌保持体4により保持
されているため、図6に示すように、空気浄化用土壌ユ
ニット2を凹凸状に変形させて配設し、あるいは、図7
に示すように、傾斜させて配設することで、起伏地や傾
斜地でも均一な厚みの土壌層6を形成でき、起伏地や傾
斜地においても汚染空気の浄化を行うことが可能とな
る。そして、空気浄化装置24は、土壌を利用するもの
であるため安価に製作でき、メンテナンスも簡単であ
る。また、土壌を利用するものであるから、実施例のよ
うに上部に植物8を植えて植栽としても利用でき、付近
の美観を損なうことなく設置できる。
【0017】尚、実施例では、土壌保持体4をジオテキ
スタイル単体で構成した場合について説明したが、土壌
保持体4の周囲の四つの端面に当接し該土壌保持体4を
保持する枠状の外壁部材を設けてもよく、このような外
壁部材を設ければ、空気浄化用土壌ユニット2を取り扱
う際便利となる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明に係
る空気浄化用土壌ユニットは、内部に多数の空隙を有し
その空隙率が高く耐荷重性及び耐腐食性に優れた網状部
材からなり所定の大きさ及び厚みに形成された単一の
壌保持体と、パーライト、バーミキュライト、腐葉土等
が混合して形成され前記土壌保持体の前記空隙に充填さ
れた土壌層とで構成されている。また、本発明に係る汚
染空気の浄化方法は、内部に多数の空隙を有しその空隙
率が高く耐荷重性及び耐腐食性に優れた網状部材からな
り所定の大きさ及び厚みに形成された単一の土壌保持体
と、パーライト、バーミキュライト、腐葉土等が混合し
て形成され前記土壌保持体の前記空隙に充填された土壌
層とで構成された空気浄化用土壌ユニットを設け、前記
空気浄化用土壌ユニットの底面に土壌の落下を防止する
網状のシートを敷設し、更に、このシートの底面に空気
チャンバーを設け、前記空気チャンバーに汚染空気を導
入し、汚染空気を空気浄化用土壌ユニットの下方から上
方へ通過させることで浄化するようにした。そのため、
土壌の締め固まりを防止する上で有利で、また、傾斜箇
所や起伏地でも均一厚みの土壌層が簡単に設けられ、こ
れらの場所でも汚染空気の浄化を行え、更には、土壌専
門の作業員を現地に派遣せずに誰でもが品質一定の土壌
層を設けることができ、汚染空気の浄化を行うことが可
能となる。本発明に係る空気浄化用土壌ユニットと、こ
の空気浄化用土壌ユニットを用いた汚染空気の空気浄化
方法は、特に、都市部で局地的に大気汚染の著しい地域
や、自動車専用トンネルの排気ガス処理に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気浄化用土壌ユニットの斜視図である。
【図2】土壌保持体の斜視図である。
【図3】土壌保持体に土壌が充填された斜視図である。
【図4】第1実施例に係る空気浄化方法の説明図であ
る。
【図5】第2実施例に係る空気浄化方法の説明図であ
る。
【図6】第3実施例に係る空気浄化方法の説明図であ
る。
【図7】第4実施例に係る空気浄化方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
2 空気浄化用土壌ユニット 4 土壌保持体 6 土壌層 8 植物 18 支持部材 20 空気チャンバー 22 ナイロンメッシュ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−57120(JP,A) 特開 昭62−185966(JP,A) 特開 平5−98829(JP,A) 特開 平2−293015(JP,A) 特開 平4−99414(JP,A) 実開 平3−61854(JP,U) 実開 平6−41825(JP,U) 実開 昭62−147829(JP,U) 実開 平3−56627(JP,U) 実開 平6−72625(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 3/00 - 3/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に多数の空隙を有しその空隙率が高
    く耐荷重性及び耐腐食性に優れた網状部材からなり所定
    の大きさ及び厚みに形成された単一の土壌保持体と、 パーライト、バーミキュライト、腐葉土等が混合して形
    成され前記土壌保持体の前記空隙に充填された土壌層
    と、 で構成されていることを特徴とする空気浄化用土壌ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記土壌保持体の周囲には、前記網状部
    材の外周部を押えるように外壁部材が設けられている請
    求項1記載の空気浄化用土壌ユニット。
  3. 【請求項3】 前記土壌保持体はジオテキスタイルであ
    る請求項1または2記載の空気浄化用土壌ユニット
  4. 【請求項4】 内部に多数の空隙を有しその空隙率が高
    く耐荷重性及び耐腐食性に優れた網状部材からなり所定
    の大きさ及び厚みに形成された単一の土壌保持体と、パ
    ーライト、バーミキュライト、腐葉土等が混合して形成
    され前記土壌保持体の前記空隙に充填された土壌層とで
    構成された空気浄化用土壌ユニットを設け、 前記空気浄化用土壌ユニットの底面に土壌の落下を防止
    する網状のシートを敷設し、 更に、このシートの底面に空気チャンバーを設け、 前記空気チャンバーに汚染空気を導入し、汚染空気を空
    気浄化用土壌ユニットの下方から上方へ通過させること
    で浄化するようにした、 ことを特徴とする汚染空気の浄化方法。
  5. 【請求項5】 前記空気チャンバーは、空気の流通を可
    能とし前記シート及び空気浄化用土壌ユニットを支持す
    る網状の支持部材の内部で構成される請求項4記載の汚
    染空気の浄化方法。
  6. 【請求項6】 前記空気浄化用土壌ユニットは上下に複
    数積み重ねて用いられる請求項4記載の汚染空気の浄化
    方法。
  7. 【請求項7】 最上段の前記空気浄化用土壌ユニットに
    は植物が植えられる請求項6記載の汚染空気の浄化方
    法。
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