JP3418870B2 - カードの送出装置及び回収装置を具えるカードの除塵装置 - Google Patents

カードの送出装置及び回収装置を具えるカードの除塵装置

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JP3418870B2
JP3418870B2 JP2001058580A JP2001058580A JP3418870B2 JP 3418870 B2 JP3418870 B2 JP 3418870B2 JP 2001058580 A JP2001058580 A JP 2001058580A JP 2001058580 A JP2001058580 A JP 2001058580A JP 3418870 B2 JP3418870 B2 JP 3418870B2
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roll
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顕太郎 江越
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、カードの送出装
置及び回収装置を具えるカードの表裏面に付着する塵埃
や微粒子の他、裁断片等を吸着、除去してなるカードの
除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば交通機関や通信機関におい
ては、事業者及び使用者に対する利便性を考慮してプリ
ペイドカードが多数発行され、その殆どはプラスチック
カードであり、特に近年においては、ニューメディア化
や情報量の飛躍的な増加に伴って、プラスチックカード
内にICチップを装着し、このニューメディア化や情報
量の飛躍的な増加に十分に対応することができるように
してなるICカードと呼ばれるものが多用されるように
なってきているが、このようなプラスチックカード、例
えばICカードにおける製造工程において、所定位置に
ICチップを埋め込んだシート状のプラスチックを所定
形状に裁断することによって最終製造物であるICカー
ドとしてなるものにあっては、従来同様、単にシート状
のプラスチックを裁断することによって最終製造物であ
るプラスチックカードとすることとなるので、空気中に
漂う塵埃や微粒子の他、シート状のプラスチックを裁断
する際に発生し易いプラスチックの裁断片等が、シート
状のプラスチック同士の摩擦等によりカードの表面に帯
電することとなる静電気によってその表裏面等に付着す
ることが多く、このプラスチックカードの表裏面に静電
気によって付着することとなる塵埃や微粒子はプラスチ
ックカードの汚損の原因となり、特にプラスチックの裁
断片においては、その硬度のためプラスチックカード自
体を傷つけて表面の印刷を汚損するばかりでなく、特に
プラスチックカード内に埋め込まれたICチップまでも
破損させるおそれがあり、あるいはそうでなくとも、I
Cカードの検品段階において検査の障害となるおそれが
あることから、プラスチックカードの製造工程、特に完
成手前の検品においては、是非このプラスチックカード
の表裏面に付着した塵埃や微粒子のみならずプラスチッ
クの裁断片等を確実に除去しなければならないものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プラスチックカードの製造工程においては、プラスチッ
クカードの汚損や破損の原因となるその表裏面に付着す
るプラスチックの塵埃や微粒子等を除去するにあたって
は、人力により布等を使用して拭うか高圧空気を吹き付
ける程度のものであったため、僅かな枚数に対しての作
業ならば塵埃や微粒子の他、プラスチックの裁断片等の
除去も確実に行うことができるものであるが、量産する
プラスチックカードに対しては人力では全く対応するこ
とができず、仮に量産するプラスチックカードに対して
上記除塵作業を行おうとすると、プラスチックカードは
静電気によって互いに密着しやすいので、カードの表面
を除塵するに当たっては静電気によって互いに密着した
プラスチックのカードを一枚ずつに分離した上で行わな
ければならず非常に煩雑であって、その作業性や正確性
が著しく低下してしまう欠点がある。又、高圧空気を吹
き付けても、それは塵埃や微粒子を吹き飛ばすだけで回
収するものではないため、一枚のプラスチックカードか
ら他のプラスチックカードへ塵埃等を移動させるだけで
あった。
【0004】そこで、この発明は、例えば製造工程にお
いてプラスチックカードの表裏面に付着する塵埃や微粒
子の他、プラスチックの裁断片等を除去するに当たっ
て、その処理装置内に迅速に、しかも簡易かつ確実に被
洗浄物であるプラスチックカードを送出し、回収するこ
とができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、プラスチッ
クカードの表面洗浄を行うカードの除塵装置において、
その内部においてカードを水平に積層して収容すると共
に、その収容するカードをセンサーによって位置制御し
つつ内底部方向より上下方向に昇降自在となるように支
持体によって支持してなる送出ホルダーを保持してなる
送出ホルダー部と、この送出ホルダー部を構成する送出
ホルダーの上部開口部に配置されるものであって、セン
サーにより位置制御されつつ送出ホルダー内を昇降する
積層されたカードの後端縁に当接することによって回転
する一方の回転誘導体と、最頂部のカードの上面部に対
して当接する他方の回転誘導体とを相互に斜めの位置に
配置して、上層部のカードに行くに従って送出方向に徐
々にカードを前進させてなる回転誘導体部と、この上層
部の送出方向に徐々に前進させた積層するカードのうち
最頂部の一枚のカードのみを分離するように送出方向下
方及び側面方向から間欠的に高圧空気を噴射してしてな
るエアー吹き付け口と、この高圧空気の噴射により分離
した一枚のカードのみに対してその表面に一定間隔毎に
接触し押勢するように円周部の一部の半径を拡大して径
大部としてなる送出ローラーからなる送出部より構成さ
れるカードの送出装置を用いることで、例え摩擦により
発生する静電気や吸着等によってカードが互いに強固に
密着していても、確実に一枚ずつ分離させて、表面洗浄
処理装置内に送り込むことができるものであり、特に積
層するカードは支持体により上昇することによって回転
誘導体部の回転誘導体に当接することでカードはこの回
転誘導体の円周に沿いつつ上昇を続ける結果自然に送出
方向へ徐々に前進するものとなるので、大量のカードを
送り込もうとする場合には確実に最頂部のカードは突出
することとなって分離を容易にするものであり、また送
出ローラーの円周部の一部の半径を拡大してなる径大部
の周長をカード長と略一致させることにより、送出ロー
ラーの径大部とカードとの接触面積が最大限確保される
ため、効率よくカードを次行程へ送出することができる
ものとなる。
【0006】また、カードの除塵装置を構成する表面洗
浄処理装置より排出されてくるカードを、回転体とベル
トを介して連結される上ロールと、この上ロールに当接
する下ロールからなり、下ロールの回転軸は上ロールの
回転軸よりも排出方向に前進した位置として、この上、
下ロールによって処理装置より排出されてくるカードを
上下方向から挟持し、上方に傾斜させて上記ベルトに当
接させつつ排出方向に送出する排出ロール部と、この排
出ロール部より送出されるカードを、当該カードの排出
方向側を下方として、回収ホルダーの上部に傾斜して配
設される当て板に衝突させて、各々水平に積層して回収
してなる回収ホルダーを保持する回収ホルダー部より構
成されるカードの回収装置を用いることで、処理装置よ
り排出されてくるカードを排出ロール部の上、下ロール
によって挟持しつつ上ロールが下ロールより後退してい
るので、カードの後端に対して押し下げる力が加えられ
る結果、カード前端を上方に上げつつ送出すると共に、
この上方に上がったカードの前端をベルトに当接させる
ことで、その上ロールを駆動するベルトによってカード
は前端を持ち上げられた状態で案内され、傾斜した当て
板に衝突して回収ホルダー内にほぼ水平に落下すること
となるので、プラスチックのカードを確実に回収ホルダ
ーに水平に積層して回収することができるものとなる。
【0007】そして更に、これらカードの送出装置と回
収装置の間に、カードの表面に付着する塵埃や微粒子等
を吸着、除去してなる粘着ラバーロールと、この粘着ラ
バーロール表面に対して、基板又はシート等と対向する
側より上下動自在であって、且つ回転しつつ当接密着し
て、粘着ラバーロールの粘着性よりも強い粘着性を有す
ることにより、粘着ラバーロール表面に吸着された塵埃
や微粒子等を再吸着、除去することでその表面を常に清
浄に保持してなる粘着テープロールからなる表面洗浄処
理装置を配置することにより、カードの送出装置及び回
収装置を具えるカードの除塵装置が構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】そして、上記カードの送出装置及
び回収装置を具えるカードの除塵装置においては、プラ
スチックカードは一枚ずつ表面洗浄処理装置内に送出さ
れ、表面洗浄処理終了後は確実に水平に積層して回収さ
れるものであるので、プラスチックカードの製造工程に
おいて発生し、このカードの表面に静電気により付着し
た塵埃や微粒子の他、プラスチックの裁断片等の除去作
業を迅速に、しかも簡易かつ確実に行うことができるも
のである。
【0009】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。図1の(1)は、この発明の実施例であるカードの
除塵装置であり、この発明の実施例であるカードの除塵
装置は、プラスチックカード(5)の表面に対して付着
する塵埃や微粒子の他、裁断片(6)等を実際に除塵し
てなる表面洗浄処理装置(4)の前後に、この表面洗浄
処理装置(4)内に被洗浄物であるプラスチックカード
(5)を送出してなるカードの送出装置(2)を複数並
設するとともに、この表面洗浄処理装置(4)内におい
て表面洗浄処理が施されたプラスチックカード(5)を
再び回収してなるカードの回収装置(3)も同数並設し
て、それらを一体に配置して構成されるものである。
【0010】そして、この発明の実施例であるカードの
除塵装置(1)を構成し、表面洗浄処理装置(4)内に
被洗浄物であるプラスチックカード(5)を送出してな
るカードの送出装置(2)は、その内部においてプラス
チックカード(5)を水平に積層して収容すると共に、
その内底部(2b’)方向より収容するプラスチックカ
ード(5)をセンサー(2e)(2g)によって位置制
御しつつ上下方向に昇降自在となるように支持体(2
c)によって支持してなる送出ホルダー(2b)を保持
してなる送出ホルダー部(2a)と、この送出ホルダー
部(2a)を構成する送出ホルダー(2b)の上部開口
部(2d)に配置されるものであって、送出ホルダー
(2b)内を昇降する積層されたプラスチックカード
(5)の後縁部(5’)と最頂部のプラスチックカード
(5)の上面部(5”)に対して当接するよう、すなわ
ち一方はプラスチックカード(5)の後縁部(5’)と
当接してプラスチックカード(5)の位置の上昇に伴っ
て回転するよう、又、他方は上方より当接するよう相互
に斜めの位置となるよう配置され、上部のプラスチック
カード(5)に行くに従ってプラスチックカード(5)
を一枚ずつ自然に送出方向に徐々にズレながら迫り出す
ように前進させてなる回転誘導体(2h)(2h’)に
より構成される回転誘導体部(2i)と、送出方向に徐
々に前進させた積層する上部のプラスチックカード
(5)のうち最頂部の一枚のプラスチックカード(5)
のみを分離するように送出方向斜め下方及び側面方向か
ら間欠的に高圧空気を噴射してしてなるエアー吹き付け
口(2j)と、この高圧空気の噴射により分離した最頂
部の一枚のプラスチックカード(5)のみに対してその
表面に一定間隔毎に接触し押勢するように円周部の一部
の半径を拡大して径大部(2l)として若干の粘着性を
有してなる送出ローラー(2k)、及び前記送出ローラ
ー(2k)により送出されるプラスチックカード(5)
を上方より押勢しつつ次行程である表面洗浄処理装置
(4)内へ確実に送出してなる二次送出ローラー(2
m)からなる送出部(2f)よりなるものである。
【0011】また、上記カードの送出装置(2)と共
に、この発明の実施例であるカードの除塵装置(1)を
構成し、表面洗浄処理装置(4)内において表面洗浄処
理が施された被洗浄物であるプラスチックカード(5)
を再び回収してなるカードの回収装置(3)は、図7に
示すように回転体(3c)とベルト(3d)を介して連
結される上ロール(3b)と、この上ロール(3b)に
当接する下ロール(3e)からなり、下ロール(3e)
の回転軸を上ロールの回転軸よりも排出方向に前進
(L)させて設置されるものであって、この上、下ロー
ル(3b)(3e)によって表面洗浄処理装置(4)よ
り排出されてくるプラスチックカード(5)を上下方向
から挟持し、上記上、下ロール(3b)(3e)の回転
軸の位置のズレによってプラスチックカード(5)後端
側に上ロール(3b)より押し下げる力が加えられるた
め、プラスチックカード(5)の前端側を上方に対して
傾斜させ、上記ベルト(3d)に当接させつつ排出方向
に送出する排出ロール部(3a)と、この排出ロール部
(3a)より送出されるプラスチックカード(5)を、
センサー(3h)によって監視しつつ、回収ホルダー
(3j)の上部に設けられたプラスチックカード(5)
の排出方向側を下方として傾斜して配設する当て板(3
g)に衝突させて、回収ホルダー(3j)内において各
々水平に積層されて回収してなる回収ホルダー(3j)
を保持する回収ホルダー部(3f)より構成されるもの
である。尚、この回収ホルダー(3j)においては、内
底部(3j’)方向より収容するプラスチックカード
(5)を上下方向に昇降自在となるよう、支持体(3
i)により支持されている。
【0012】なお、実際にプラスチックカード(5)の
表面に付着した塵埃や微粒子の他、裁断片(6)等を除
去してなる表面洗浄処理装置(4)は、プラスチックカ
ード(5)の表裏面に付着する塵埃や微粒子の他、裁断
片(6)等を吸着、除去してなる粘着ラバーロール(4
a)と、この粘着ラバーロール(4a)表面に対して、
プラスチックカード(5)と対向する側より上下動自在
であって、且つ回転しつつ当接密着して、粘着ラバーロ
ール(4a)の粘着性よりも強い粘着性を有することに
より、粘着ラバーロール(4a)表面に吸着された塵埃
や微粒子の他、裁断片(6)等を再吸着、除去すること
でその表面を常に清浄に保持してなる粘着テープロール
(4b)から構成されるものである。
【0013】この発明の実施例であるカードの除塵装置
(1)が以上の構成を具えるので、被洗浄物であるプラ
スチックカード(5)の表面に付着した塵埃や微粒子の
他、裁断片(6)等を除去するにあたっては、被洗浄物
であるプラスチックカード(5)を予めカード送出装置
(2)の送出ホルダー部(2a)を構成する送出ホルダ
ー(2b)内に水平に積層して収容した後、この送出ホ
ルダー(2b)をカードの送出装置(2)の送出ホルダ
ー部(2a)に装填するものである。そして、この装置
(2)に配設されたモーター(図示せず)を作動させる
ことによって、送出ホルダー部(2a)の送出ホルダー
(2b)内において水平に積層して収容したプラスチッ
クカード(5)は、内底部(2b’)より支持する支持
体(2c)によりセンサー(2e)(2g)によってそ
の位置を制御されつつ上昇するにともない、その水平に
積層されたプラスチックカード(5)の上部のプラスチ
ックカード(5)の後縁部(5’)側が一方の回転誘導
体(2h’)に当接するとともに、最頂部のプラスチッ
クカード(5)の上面部(5”)側にも回転誘導体(2
h)が当接するので、上記送出ホルダー(2b)内に水
平に積層されるプラスチックカード(5)の上部は、送
出ホルダー(2b)の内底部(2b’)方向からの支持
体(2c)による上昇によって上記一方の回転誘導体
(2h’)が回転し、更にその回転による最頂部のプラ
スチックカード(5)の送出方向への移動に伴い、他方
の回転誘導体(2h)も回転することで、送出方向に向
かって徐々に迫り出すように積層されるものとなり、更
にこのように送出方向に向かって徐々に迫り出すように
前進させ積層されることとなったプラスチックカード
(5)のうち、最頂部の一枚のプラスチックカード
(5)のみを分離するように、モーターによる送出ロー
ラー(2k)の回転をセンサー(2n)により検知しつ
つ、その回転に合わせて送出方向斜め下方及び側面方向
に設けたエアー吹き付け口(2j)より間欠的に高圧空
気又は分離と同時にプラスチックカード(5)の表面に
摩擦などにより帯電しやすい静電気の除去を目的として
高圧イオン化空気を噴射すると同時に、この高圧空気又
は高圧イオン化空気の噴射により分離した最頂部の一枚
のプラスチックカード(5)のみを送出ローラー(2
k)の円周部の一部の半径を拡大して形成され、例えば
プラスチックカード(5)の送出をより効率よく行うた
めその周長をプラスチックカード(5)の全長と略一致
するようにしてプラスチックカード(5)との接触面積
を最大限確保した径大部(2l)を上記プラスチックカ
ード(5)の表面に密着させて回転することにより送出
し、更に、上方よりプラスチックカード(5)を押勢す
る二次送出ローラー(2m)によって、次行程であるカ
ードの表面洗浄処理装置(4)内に一枚ずつ正確にプラ
スチックカード(5)を送出することができるものであ
る。なお、次行程に送出されるプラスチックカード
(5)は一定の速度で回転する回転子(7)上を送出す
るので、次行程である表面洗浄処理装置(4)内に安定
して送出されることとなるものである。
【0014】次に、表面洗浄処理装置(4)内において
は、この表面洗浄処理装置(4)内を通過することとな
るプラスチックカード(5)の表裏面に付着する塵埃や
微粒子の他、裁断片(6)等は、まず被洗浄物であるプ
ラスチックカード(5)を上下方向から挟持することと
なる粘着ラバーロール(4a)間を通過する際に粘着ラ
バーロール(4a)の表面に吸着されることで除去され
るものであり、更にこの粘着ラバーロール(4a)の表
面に吸着された、プラスチックカード(5)の表裏面に
付着していた塵埃や微粒子の他、裁断片(6)等は、こ
の粘着ラバーロール(4a)表面に対して、プラスチッ
クカード(5)と対向する側より上下動自在であって、
且つ回転しつつ当接密着して、粘着ラバーロール(4
a)の粘着性よりも強い粘着性を有する粘着テープロー
ル(4b)に再吸着されて粘着ラバーロール(4a)の
表面から除去されるものであるから、被洗浄物であるプ
ラスチックカード(5)の表面に対して常に密着するこ
ととなる粘着ラバーロール(4a)の表面は清浄に保た
れ、被洗浄物であるプラスチックカード(5)に対する
表面洗浄能力は一定に維持され、表面洗浄後のプラスチ
ックカード(5)表面も常にクリーンになっているもの
である。
【0015】そして、以上のようにカードの送出装置
(2)によって表面洗浄処理装置(4)内に送出された
後、表面洗浄処理装置(4)により洗浄されたプラスチ
ックカード(5)は、回転子(7)に案内されてカード
の回収装置(3)に排出されてくることとなる。即ち、
この表面洗浄処理装置(4)内より排出されてくるプラ
スチックカード(5)は、まず排出ロール部(3a)の
上ロール(3b)と、この上ロール(3b)に対して当
接する下ロール(3e)との間に挟持されつつ更に排出
方向に送出されるものであるが、この上、下ロール(3
b)(3e)によるプラスチックカード(5)の挟持に
際して、下ロール(3e)の回転軸は上ロールの回転軸
よりも排出方向に前進(L)した位置に設定されている
ので、このように配置される上、下ロール(3b)(3
e)によって挟持されるプラスチックカード(5)に対
しては、上記上、下ロール(3b)(3e)の回転軸の
ズレによって、上ロール(3b)からプラスチックカー
ド(5)の後端に対して下向きの力が加えられることで
そのプラスチックカード(5)前端が上方に向かって傾
斜するものとなり、上、下ロール(3b)(3e)から
排出方向に送出されるプラスチックカード(5)は、上
ロール(3b)と回転体(3c)とを一体に連結するベ
ルト(3d)の下側に当接しつつ送出、案内されるもの
となるので、このように上、下ロール(3b)(3e)
により送出されるプラスチックカード(5)は前傾する
ことなく、カードの回収装置(3)を排出ロール部(3
a)と共に構成する回収ホルダー部(3f)へ向かうも
のとなる。そして更に、この回収ホルダー部(3f)に
おいては、排出ロール部(3a)の上、下ロール(3
b)(3e)より送出されてくるプラスチックカード
(5)を、センサー(3h)によってプラスチックカー
ド(5)の詰まり等を監視しつつ、プラスチックカード
(5)の排出方向側を下方として傾斜して配設する当て
板(3g)に衝突させ、回収ホルダー部(3f)に保持
された回収ホルダー(3j)において昇降自在となる支
持体(3i)により内底部(3j’)方向より支持しつ
つ、各々水平にプラスチックカード(5)を積層して回
収してなるものである。尚、本実施例においては、表面
洗浄処理装置(4)内に被洗浄物であるプラスチックカ
ード(5)を送出してなるカードの送出装置(2)を複
数並設するとともに、この表面洗浄処理装置(4)内に
おいて表面洗浄処理が施されたプラスチックカード
(5)を再び回収してなるカードの回収装置(3)も同
数並設して、それらを一体に配置して構成しているの
で、多数のプラスチックカード(5)の表面洗浄処理を
同時に行うことができ、より一層作業効率を向上させる
ものである。なお、このように除塵を行ったプラスチッ
クカード(5)は、各所との摩擦によって静電気を帯び
てしまい易いことから、表面洗浄処理装置(4)を通過
した後に再度イオン化空気を吹き付けることにより、プ
ラスチックカード(5)の表面に帯電した静電気を除去
し、確実に一枚ずつのプラスチックカード(5)の収納
を可能にすることができるものでもある。
【0016】
【発明の効果】以上のとおり、処理装置の前後にかかる
カードの送出装置及びカードの回収装置を配置すること
により、カードの表裏面に付着する塵埃や微粒子の他、
裁断片等の除去を行う表面洗浄処理において、この表面
洗浄処理を行う処理装置に対して適宜間隔、速度により
被洗浄物であるカード等を正確に一枚ずつ送出すると共
に、表面洗浄処理を行う処理装置を通過したカード等を
一枚ずつ水平に積層して回収することができるので、例
えば表面に付着する塵埃や微粒子の他、裁断片等が表裏
面に付着するとエラーとなってしまうことから、表面の
洗浄度が厳しく要求されることとなるICカード等の精
密品の表面洗浄処理作業を、迅速にしかも簡易且つ正確
に行うことができる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるカードの除塵装置の側
面図である。
【図2】この発明の実施例であるカードの除塵装置の要
部断面図である。
【図3】この発明の実施例であるカードの除塵装置を構
成するカードの送出装置の要部拡大正面図である。
【図4】この発明の実施例であるカードの除塵装置を構
成するカードの送出装置の要部拡大側面図である。
【図5】この発明の実施例であるカードの除塵装置を構
成するカードの送出装置におけるカード類の作動を示す
模式図である。
【図6】この発明の実施例であるカードの除塵装置を構
成するカードの回収装置の要部拡大正面図である。
【図7】この発明の実施例であるカードの除塵装置を構
成するカードの回収装置の要部拡大側面図である。
【図8】この発明の実施例であるカードの除塵装置を構
成するカードの回収装置におけるカード類の作動を示す
模式図である。
【符号の説明】
1 カードの除塵装置 2 カードの送出装置 2a 送出ホルダー部 2b 送出ホルダー 2b’ 内底部 2c 支持体 2d 上部開口部 2e センサー 2f 送出部 2g センサー 2h 回転誘導体 2h’回転誘導体 2i 回転誘導体部 2j エアー吹き付け口 2k 送出ローラー 2l 径大部 2m 二次送出ローラー 2n センサー 3 カードの回収装置 3a 排出ロール部 3b 上ロール 3c 回転体 3d ベルト 3e 下ロール 3f 回収ホルダー部 3g 当て板 3h センサー 3i 支持体 3j 回収ホルダー 3j’ 内底部 4 表面洗浄処理装置 4a 粘着ラバーロール 4b 粘着テープロール 5 プラスチックカード 5’ 後縁部 5” 上面部 6 塵埃や微粒子の他、裁断片 7 回転子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65H 1/18 310 B65H 1/18 310 3/48 310 3/48 310A 320 320B 3/60 3/60 3/66 3/66 5/00 5/00 B 31/10 31/10 G06K 13/103 G06K 13/103 Z 19/077 19/00 K (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68 B65H 31/00 - 31/40 B08B 1/00 - 3/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後記表面洗浄処理装置に対してカードを
    供給するべく該処理装置前に配置され、その内部におい
    てカードを水平に積層して収容すると共に、その収容す
    るカードをセンサーによって位置制御しつつ内底部方向
    より上下方向に昇降自在となるように支持体によって支
    持してなる送出ホルダーを保持してなる送出ホルダー部
    と、この送出ホルダー部を構成する送出ホルダーの上部
    開口部に配置されるものであって、センサーにより位置
    制御されつつ送出ホルダー内を昇降する積層されたカー
    ドの後端縁に当接することによって回転する一方の回転
    誘導体と、最頂部のカードの上面部に対して当接する他
    方の回転誘導体とを相互に斜めの位置に配置して、上層
    部のカードに行くに従って送出方向に徐々にカードを前
    進させてなる回転誘導体部と、この上部の送出方向に徐
    々に前進させた積層するカードのうち最頂部の一枚のカ
    ードのみを送出してなる送出ローラーからなる送出部よ
    り構成されるカードの送出装置と、後記表面洗浄処理装
    置より処理加工終了後に排出されてくるカードを回収す
    るために該処理装置後に配置され、回転体とベルトを介
    して連結される上ロールと、この上ロールに当接する下
    ロールからなり、下ロールの回転軸は上ロールの回転軸
    よりも排出方向に前進した位置として、この上、下ロー
    ルによって該処理装置より排出されてくるカードを上下
    方向から挟持し、上方に傾斜させて上記ベルトに当接さ
    せつつ排出方向に送出する排出ロール部と、この排出ロ
    ール部より送出されるカードを、当該カードの排出方向
    側を下方として、回収ホルダーの上部に傾斜して配設さ
    れる当て板に衝突させて、各々水平に積層して回収して
    なる回収ホルダーを保持する回収ホルダー部より構成さ
    れるカードの回収装置を具えるものであって、上記カー
    ドの送出装置とカードの回収装置の間に、カードの表面
    に付着する塵埃や微粒子等を吸着、除去してなる粘着ラ
    バーロールと、この粘着ラバーロール表面に対して、カ
    ードと対向する側より上下動自在であって、且つ回転し
    つつ当接密着して、粘着ラバーロールの粘着性よりも強
    い粘着性を有することにより、粘着ラバーロール表面に
    吸着された塵埃や微粒子等を再吸着、除去することでそ
    の表面を常に清浄に保持してなる粘着テープロールから
    なる表面洗浄処理装置を配置してなるカードの除塵装
    置。
  2. 【請求項2】 後記表面洗浄処理装置に対してカードを
    供給するべく該処理装置前に配置され、その内部におい
    てカードを水平に積層して収容すると共に、その収容す
    るカードをセンサーによって位置制御しつつ内底部方向
    より上下方向に昇降自在となるように支持体によって支
    持してなる送出ホルダーを保持してなる送出ホルダー部
    と、この送出ホルダー部を構成する送出ホルダーの上部
    開口部に配置されるものであって、センサーにより位置
    制御されつつ送出ホルダー内を昇降する積層されたカー
    ドのうち最頂部の一枚のカードのみを分離するようにカ
    ードの送出時に同期させて送出方向下方及び側面方向か
    ら間欠的に高圧空気を噴射してしてなるエアー吹き付け
    口と、このカードの送出時に同期させての高圧空気の噴
    射により分離した一枚のカードのみに対してその表面に
    一定間隔毎に接触し押勢するように、その周長がカード
    長と略一致させるよう円周部の一部の半径を拡大して径
    大部としてなる送出ローラーからなる送出部より構成さ
    れるカードの送出装置と、後記表面洗浄処理装置より処
    理加工終了後に排出されてくるカードを回収するために
    該処理装置後に配置され、回転体とベルトを介して連結
    される上ロールと、この上ロールに当接する下ロールか
    らなり、下ロールの回転軸は上ロールの回転軸よりも排
    出方向に前進した位置として、この上、下ロールによっ
    て該処理装置より排出されてくるカードを上下方向から
    挟持し、上方に傾斜させて上記ベルトに当接させつつ排
    出方向に送出する排出ロール部と、この排出ロール部よ
    り送出されるカードを、当該カードの排出方向側を下方
    として、回収ホルダーの上部に傾斜して配設される当て
    板に衝突させて、各々水平に積層して回収してなる回収
    ホルダーを保持する回収ホルダー部より構成されるカー
    ドの回収装置を具えるものであって、上記カードの送出
    装置とカードの回収装置の間に、カードの表面に付着す
    る塵埃や微粒子等を吸着、除去してなる粘着ラバーロー
    ルと、この粘着ラバーロール表面に対して、カードと対
    向する側より上下動自在であって、且つ回転しつつ当接
    密着して、粘着ラバーロールの粘着性よりも強い粘着性
    を有することにより、粘着ラバーロール表面に吸着され
    た塵埃や微粒子等を再吸着、除去することでその表面を
    常に清浄に保持してなる粘着テープロールからなる表面
    洗浄処理装置を配置してなるカードの除塵装置。
  3. 【請求項3】 後記表面洗浄処理装置に対してカードを
    供給するべく該処理装置前に配置され、その内部におい
    てカードを水平に積層して収容すると共に、その収容す
    るカードをセンサーによって位置制御しつつ内底部方向
    より上下方向に昇降自在となるように支持体によって支
    持してなる送出ホルダーを保持してなる送出ホルダー部
    と、この送出ホルダー部を構成する送出ホルダーの上部
    開口部に配置されるものであって、センサーにより位置
    制御されつつ送出ホルダー内を昇降する積層されたカー
    ドの後端縁に当接することによって回転する一方の回転
    誘導体と、最頂部のカードの上面部に対して当接する他
    方の回転誘導体とを相互に斜めの位置に配置して、上層
    部のカードに行くに従って送出方向に徐々にカードを前
    進させてなる回転誘導体部と、この上層部の送出方向に
    カードを徐々に前進させた積層するカードのうち最頂部
    の一枚のカードのみを分離するように送出方向下方及び
    側面方向から間欠的に高圧空気を噴射してしてなるエア
    ー吹き付け口と、この高圧空気の噴射により分離した一
    枚のカードのみに対してその表面に一定間隔毎に接触し
    押勢するように円周部の一部の半径を拡大して径大部と
    してなる送出ローラーからなる送出部より構成される
    ードの送出装置と、後記表面洗浄処理装置より処理加工
    終了後に排出されてくるカードを回収するために該処理
    装置後に配置され、回転体とベルトを介して連結される
    上ロールと、この上ロールに当接する下ロールからな
    り、下ロールの回転軸は上ロールの回転軸よりも排出方
    向に前進した位置として、この上、下ロールによって該
    処理装置より排出されてくるカードを上下方向から挟持
    し、上方に傾斜させて上記ベルトに当接させつつ排出方
    向に送出する排出ロール部と、この排出ロール部より送
    出されるカードを、当該カードの排出方向側を下方とし
    て、回収ホルダーの上部に傾斜して配設される当て板に
    衝突させて、各々水平に積層して回収してなる回収ホル
    ダーを保持する回収ホルダー部より構成されるカードの
    回収装置を具えるものであって、上記カードの送出装置
    とカードの回収装置の間に、カードの表面に付着する塵
    埃や微粒子等を吸着、除去してなる粘着ラバーロール
    と、この粘着ラバーロール表面に対して、カードと対向
    する側より上下動自在であって、且つ回転しつつ当接密
    着して、粘着ラバーロールの粘着性よりも強い粘着性を
    有することにより、粘着ラバーロール表面に吸着された
    塵埃や微粒子等を再吸着、除去することでその表面を常
    に清浄に保持してなる粘着テープロールからなる表面洗
    浄処理装置を配置してなるカードの除塵装置。
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