JP3418382B2 - アルミパネル設置具 - Google Patents

アルミパネル設置具

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JP3418382B2 JP2001063223A JP2001063223A JP3418382B2 JP 3418382 B2 JP3418382 B2 JP 3418382B2 JP 2001063223 A JP2001063223 A JP 2001063223A JP 2001063223 A JP2001063223 A JP 2001063223A JP 3418382 B2 JP3418382 B2 JP 3418382B2
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誉史 赤松
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赤松 久輝
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミパネルをコ
ンロ(周り)に設置するアルミパネル設置具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアルミパネル設置具は、磁石付き
ヨークであり、この磁石付きヨークは、予め、各種接着
剤又は(ホットメルトのような)薬品等でアルミパネル
に接着されており、アルミパネルは、その磁石の吸着に
て、コンロ周りに設置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アルミパネル設置具では、アルミパネルへの接着前に、
アルミパネル若しくは磁石付きヨークの接着面に、ゴミ
や油等が付着していた場合などは、当然に相互の接着力
が弱くなり、アルミパネルのコンロへの設置前(使用
前)に既に磁石付きヨークがアルミパネルからはずれか
けていたり、又は、接着剤や薬品等自体が熱に弱いた
め、設置中(使用中)にはずれてコンロの上にアルミパ
ネルが倒れてくるなど、使用者にとって極めて危険であ
るだけでなく、煩わしいことでもあった。
【0004】そこで、本発明は、アルミパネルをコンロ
に容易に、確実に、安定して設置することができる安価
なアルミパネル設置具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るアルミパネル設置具は、磁石と、該
磁石が固着されたヨーク部と、アルミパネルの下端を挾
持状に支持する保持部と、該ヨーク部と該保持部とを連
結する塑性変形可能な連結片部と、を備え、該保持部
が、第1平板部と、該第1平板部に対向するように配設
された第2平板部と、該第1平板部・第2平板部の一端
を連結する弯曲連結板部と、を備え、上記第1平板部に
貫設された切欠孔部の内周縁の一部から上記連結片部を
介して上記ヨーク部が連設されたものである。
【0006】また、第1平板部の他端が、第2平板部の
他端よりも突出しているものである。また、連結片部
に、塑性変形を容易とするスリットが貫設されたもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0008】本発明に係るアルミパネル設置具は、図1
〜図3に示すように、磁石5と、該磁石5が固着された
ヨーク部2と、アルミパネル4の下端を挾持状に支持す
る保持部3と、該ヨーク部2と該保持部3とを連結する
塑性変形可能な連結片部7と、を備えている。なお、ヨ
ーク部2、保持部3及び連結片部7は、金属製であり、
アルミパネル4は、コンロ6周りへの、油・ゴミ等の飛
散と放熱を防止するための遮蔽板である。そして、本設
置具1は、アルミパネル4をコンロ6(周り)に設置す
るものである。
【0009】ヨーク部2は、側壁が一部切り欠けられた
短筒状(浅皿状)であり、ヨーク部2の内部に、円盤形
の磁石5が嵌入状に接着されている。
【0010】保持部3は、第1平板部11と、該第1平板
部11に対向するように配設された第2平板部12と、該第
1平板部11・第2平板部12の一端を連結する弯曲連結板
部13と、を備えている。
【0011】第1平板部11と第2平板部12の間の隙間S
は、弯曲連結板部13にて形成される嵌入溝Gよりも小さ
く設定されている。即ち、隙間Sは、図2に示すアルミ
パネル4の厚みよりも若干大きく設定され、嵌入溝G
は、図2に示すアルミパネル4の下端縁に形成される巻
き込み膨出部4aよりも若干大きく設定されている。
【0012】第2平板部12の他端(開口)側には、隙間
Sが他端側へ次第に拡開するような誘導用傾斜面12aが
形成されている。そして、上記磁石5を除いた部位──
─即ち、ヨーク部2、第1平板部11、第2平板部12──
─は、一枚の鋼片から一体成型される。
【0013】連結片部7は、ヨーク部2の切り欠け部位
と保持部3の第1平板部11とに連設しており、容易に塑
性変形できるように(厚さ・材質等が)設定されてい
る。即ち、連結片部7の(折り曲げ)塑性変形にて、図
1に示すように、ヨーク部2を保持部3に接近させた
り、(図4に示すように、)ヨーク部2を保持部3から
離間させたり、連結片部7廻りに、ヨーク部2を揺動さ
せることができる。さらに、連結片部7にスリット9が
貫設されているため、連結片部7の塑性変形が一層容易
となる。
【0014】次に、本設置具1の使用方法及び作用(機
能)について説明する。まず、図2(イ)に示すよう
に、アルミパネル4の膨出部4aを、保持部3の隙間S
に差し込んでいく。このとき、巻き込み膨出部4aは、
第2平板部12の傾斜面12aにガイドされて、確実にかつ
容易に、隙間Sに挿入されていく。
【0015】そして、図2(ロ)に示すように、アルミ
パネル4が保持部3にて挾持状に支持された取付状態と
なる。この際、アルミパネル4の巻き込み膨出部4a
は、保持部3の嵌入溝Gに嵌合され(くわえ込まれ)て
いるため、アルミパネル4と本設置具1は、外れること
なく確実に固定される。
【0016】このように、アルミパネル4を、本設置具
1の保持部3(隙間S)に差し込むだけで、本設置具1
に簡単に取り付けることができる。
【0017】次に、アルミパネル4をコンロ6に設置す
るには、アルミパネル4に、上述のようにして、複数個
の本設置具1…を(所定位置に)取り付け、図3に示す
ように、本設置具1のヨーク部2(磁石5)を、コンロ
6の側面に、そのままの状態で、吸着させて、コンロ6
周りにアルミパネル4を設置することができる。なお、
そのままの状態とは、磁石5の吸着面5aと、アルミパ
ネル4の保持部3(隙間S)への挿入方向(垂直方向)
と、が略平行となる状態をいう。従って、本設置具1に
より、アルミパネル4の安定した取付状態を保持しなが
ら、コンロ6に常に安全に設置される。
【0018】また、アルミパネル4をコンロ6の上面に
設置する場合には、まず、図4に示すように、本設置具
1の連結片部7を塑性変形させて、磁石5の吸着面5a
と、アルミパネル4の保持部3(隙間S)への挿入方向
(垂直方向)と、が略直交するようにし、図5に示すよ
うに、本設置具1のヨーク部2(磁石5)を、コンロ6
の上面に、吸着させて、コンロ6上面にアルミパネル4
を設置することができる。
【0019】次に、図6、図7に本発明の他の実施の形
態を示し、図1と比較すると明らかな如く次の構成が相
違する。即ち、図1に於て、第1平板部11は、一枚の平
板部材を2重に折り畳むことで形成されているが、図6
に於て、第1平板部11は、一枚の平板部材にて形成され
ているため、簡素な構造となる。
【0020】また、図6、図7に示すように、第1平板
部11(乃至弯曲連結板部13)に、切欠孔部8が貫設さ
れ、切欠孔部8の内周縁の一部から連結片部7を介して
ヨーク部2が連設されている。要するに、図6の本設置
具1は、一枚の平板部材(鋼片)から形成することがで
き、本設置具1の材料費が低減できると共に、(打抜)
加工・製作が容易となる。
【0021】さらに、第1平板部11には、連結片部7に
隣接して小弯曲状突部10が形成され、その小弯曲状突部
10は、図7の実線から仮想線への塑性変形をスムースと
して、連結片部7の付根部の亀裂を防止する。
【0022】なお、当然に、連結片部7にスリット9が
貫設されているため、連結片部7の塑性変形が一層容易
となり、図7に示すように、ヨーク部2を、実線にて示
す状態や仮想線にて示す状態等の(コンロの)取付面に
応じた状態に、容易に揺動させることができる。
【0023】また、第1平板部11の他端が、第2平板部
12の他端よりも長さHだけ突出しているため、図8
(イ)に示すように、アルミパネル4の巻き込み膨出部
4aを、保持部3の隙間Sの開口側に容易に導くことが
でき、さらに、図8(ロ)に示すように、保持部3に差
し込まれた(取り付けられた)アルミパネル4の一面
を、第1平板部11の突出部位にて支持するため、取付状
態を一層安定にできる。
【0024】なお、長さHは、10mm〜15mmが好ましく、
10mm未満では、アルミパネル4の保持部3への差し込み
が困難となり、また、15mmを越えると、本設置具1が大
型となってコスト高となるため、10mm〜15mmとすること
で、本設置具1を差し込みが容易で安価なものとするこ
とができる。
【0025】上述の実施の形態では、ヨーク部2と連結
片部7と保持部3とを(一体成形にて)一体化して材料
を節約し、簡素な構成で、プレス加工にて安価に製作で
きる。なお、各部材をバラバラに製作し、最後にスポッ
ト溶接等で一体化するのも自由である。
【0026】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、アルミパネル4の巻き込み膨出部4aが
嵌合される保持部3の嵌入溝Gを省略してもよく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0028】(請求項1によれば)アルミパネル4に簡
易かつ、確実にしかも常に安定した状態で取り付けるこ
とができ、アルミパネル4をコンロ6に容易に、確実
に、安定して設置することができる。また、連結片部7
を塑性変形させることで、どのような場所でも、本設置
具1を介して、アルミパネル4を設置することができ、
便利なものとなる。即ち、本設置具1を、例えば、コン
ロ6の側面、上面のどちらにでも共用(使用)すること
ができる。さらに、構造が簡単で安価となる。
【0029】また、簡単な構造で、アルミパネル4を確
実に挾持状に支持することができ、コンロ6に設置され
たアルミパネル4の倒れを確実に防止できる一層安全性
の高いものとなる。
【0030】また、保持部3と連結片部7とヨーク部2
とを、一枚の鋼片(平板部材)から一体形成することが
でき、材料費が低減され、かつ、(打抜)加工・製作が
容易となり、全体のコストを低減することができる。
【0031】(請求項によれば)第1平板部11の他端
が、第2平板部12の他端よりも突出しているため、アル
ミパネル4を確実にかつ容易に本設置具1に差し込むこ
とができる。(請求項によれば)連結片部7に、スリ
ット9が貫設されているため、連結片部7の塑性変形が
容易となり、本設置具1を所望の形状に迅速に変形で
き、アルミパネル4を所望の場所に迅速に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す斜視図である。
【図2】本発明のアルミパネルへの取り付けを示す作用
説明図である。
【図3】図1の本発明がアルミパネルに取り付けられ、
コンロ側面に設置された際の斜視図である。
【図4】連結片部を塑性変形してヨーク部を揺動させた
状態を示す斜視図である。
【図5】図4の本発明がアルミパネルに取り付けられ、
コンロ上面に設置された際の斜視図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】作用説明を兼ねた断面側面図である。
【図8】本発明のアルミパネルへの取り付けを示す作用
説明図である。
【符号の説明】
2 ヨーク部 3 保持部 4 アルミパネル 5 磁石 7 連結片部 8 切欠孔部 9 スリット 11 第1平板部 12 第2平板部 13 弯曲連結板部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石5と、該磁石5が固着されたヨーク
    部2と、アルミパネル4の下端を挾持状に支持する保持
    部3と、該ヨーク部2と該保持部3とを連結する塑性変
    形可能な連結片部7と、を備え、該保持部3が、第1平
    板部11と、該第1平板部11に対向するように配設された
    第2平板部12と、該第1平板部11・第2平板部12の一端
    を連結する弯曲連結板部13と、を備え、上記第1平板部
    11に貫設された切欠孔部8の内周縁の一部から上記連結
    片部7を介して上記ヨーク部2が連設されたことを特徴
    とするアルミパネル設置具。
  2. 【請求項2】 第1平板部11の他端が、第2平板部12の
    他端よりも突出している請求項記載のアルミパネル設
    置具。
  3. 【請求項3】 連結片部7に、塑性変形を容易とするス
    リット9が貫設された請求項1又は2記載のアルミパネ
    ル設置具。
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