JP3417569B2 - ウインドシールド・ワイパ - Google Patents

ウインドシールド・ワイパ

Info

Publication number
JP3417569B2
JP3417569B2 JP52479597A JP52479597A JP3417569B2 JP 3417569 B2 JP3417569 B2 JP 3417569B2 JP 52479597 A JP52479597 A JP 52479597A JP 52479597 A JP52479597 A JP 52479597A JP 3417569 B2 JP3417569 B2 JP 3417569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backing strip
windshield wiper
wiping element
laterally
windshield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP52479597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000502634A (ja
Inventor
ロシエレ,アレクサンドレ,ジーン
セシリア デサエデラエレ,ディエター
Original Assignee
クーパー インダストリーズ,インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クーパー インダストリーズ,インコーポレイティド filed Critical クーパー インダストリーズ,インコーポレイティド
Priority claimed from PCT/EP1996/005748 external-priority patent/WO1997025229A1/en
Publication of JP2000502634A publication Critical patent/JP2000502634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3417569B2 publication Critical patent/JP3417569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、揺動アームと、これに連結されワイピング
要素を受容するフレーム、とを含むウインドシールド・
ワイパに関する。ワイピング要素は、ワイピング要素に
設けた長手方向に延びる凹所に配置される少なくとも1
つのバッキングストリップによって補強される。フレー
ムは、ワイピング要素の上部部分とバッキングストリッ
プとを部分的に被う少なくとも1つの爪部を有する。側
方に延びる手段は、好ましくは金属で形成されるバッキ
ングストリップを保持するために設けられる。また、本
発明は、そのようなバッキングストリップに関し、ウイ
ンドシールド・ワイパを製造する方法に関する。
そのようなウインドシールド・ワイパは、独国特許公
報3208749号(Valeo Systmes d'Essuyage S.A.)から
公知である。このタイプのウインドシールド・ワイパに
より、ワイピング要素は、ゴムのような弾性材料から形
成されるワイピングブレードで形成される。該ワイピン
グブレードは、該ワイピングブレードの2つの長手方向
に延びる凹所に各々挿入された2つのバッキングストリ
ップによって補強される。この公知のウインドシールド
・ワイパのフレームは、ワイピングブレードを保持する
幾つかの爪部とその中に挿入される2つのバッキングス
トリップとを有する。ワイピングブレードの一端に位置
する1つの爪部は、ブレードを局所的に固定し、他の複
数の爪部は、ワイピングブレードの長手方向の動きを可
能にする。従って、ワイピングブレードは、それが係合
するウインドシールドの湾曲に追従することができる。
公知のバッキングストリップの側方に延びる手段は、各
バッキングストリップの外側及び内側の長手方向縁部に
ある外方折り曲げ舌状部を含む。これらの舌状部は、バ
ッキングストリップをその位置に保持するのに役立つ。
上述した独国特許公報に係るウインドシールド・ワイ
パの不都合は、使用されるバッキングストリップの複雑
な構造のために、製造が難しく、従って、相当高価にな
る、ということである。各バッキングストリップの内側
の長手方向縁部にある外方折り曲げ舌状部が、その鋭さ
のために、ワイピングブレードの弾性材料の中に深く入
り込むので、組み立て中及び先に記載したワイピングブ
レードの長手方向の動きの間に、割れが生じる。
本発明の目的は、最小コストで複雑な仕組みを用いな
い簡素な、製造容易で高品質を維持する、バッキングス
トリップが提案される、という意味において、上記不都
合をなくすことにある。本発明は、特にモータ車両用の
ウインドシールド・ワイパに関するが、それに限定され
ない。また、本発明は、気動車(rail coaches)や他の
(高速)乗り物に関する。更に、本発明は、一部品とし
て形成されたフレーム及び揺動アームを有するウインド
シールド・ワイパに関する。
本発明に従い、前書きに記載したウインドシールド・
ワイパは、バッキングストリップが、端部から所定距離
において所定長さ部分にわたって平らにされ、この部分
には、材料を除去する加工によって前記(側方に延び
る)手段が形成される。上記従来技術文献において適用
されたような曲げ加工に代えて、材料除去加工、好まし
くはパンチング加工を用いることにより、保持する手段
の非常に高精度な形状を得ることができる。バッキング
ストリップの挿入される長手方向凹所に沿った僅かな寸
法をゴム製ワイピングブレードが有するので、前記手段
の正確な形状及び強度は、極めて重要である。バッキン
グストリップの端部(先端)が平らでないので、保持す
る手段の形状は、正確に調整され得る。
本発明に係るウインドシールド・ワイパの一実施態様
においては、バッキングストリップを平らにし、材料を
除去することは、一度の加工で実行される。その結果と
して、バッキングストリップを保持する手段の形状を製
造する際の精度が向上する。
本発明に係るウインドシールド・ワイパの別の実施態
様において、材料の除去は、パンチング加工による。更
に別の実施態様において、この加工は、切削/鋸加工に
よる。
本発明に係る他の実施態様において、前記手段は、バ
ッキングストリップの内側の長手方向縁部から側方に延
びる少なくとも1つの歯部を含み、該歯部は、ワイピン
グ要素にバッキングストリップを保持する。
本発明に係る更に他の実施態様において、前記手段
は、バッキングストリップの外側の長手方向縁部から側
方に延びる少なくとも1つの歯部を含み、該歯部は、爪
部、その結果としてワイピング要素にバッキングストリ
ップを保持する。別の好適な実施態様において、前記手
段は、爪部の対向する側に各々配置される2つのストッ
パを含む。
更に本発明は、本発明に係るウインドシールド・ワイ
パに使用するのに好適なバッキングストリップに関す
る。
最後に、本発明は、本発明に係るウインドシールド・
ワイパを製造するための方法に関し、 端部から所定距離において所定長さ部分にわたって、
バッキングストリップを平らにするステップと、 前記部分に前記手段を形成するために、材料除去加工
を実施するステップ、 とを含む。
本発明の他の目的及び効果は、図面を参照した以下の
説明から明らかになろう。
図1は、本発明に係る2つのバッキングストリップを
具えるワイピングブレードを斜視的に示す。
図2は、図1のバッキングストリップの上面図であ
る。
図3aは、本発明に係るバッキングストリップの平らな
部分の上面図であり、図3b、3c、3dは、前記保持する手
段の様々な実施態様を上から見た図である。
図4は、図3cに係るバッキングストリップを用いるワ
イピングブレードの断面(a)と、A−A線に沿う断面
(b)を示す。
図5は、本発明に係るバッキングストリップが1つだ
け用いられる実施態様に関するという理解の下におけ
る、図4に対応する図である。
図1は、本発明に係るウインドシールド・ワイパの一
部を斜視的に示している。図示フレーム1は、ワイピン
グブレード3の上部を部分的に被う幾つかの(ただ一つ
図示)爪部(claw)2と、ワイピングブレード3に設け
た長手方向に延びる凹所5に挿入される2つのバッキン
グストリップ4、とを有する。ワイピングブレード3と
バッキングストリップ4は好ましくはそれぞれゴムと金
属から形成される。本発明に従い、バッキングストリッ
プ4は両方とも長さの一部に関して平らである。これに
より、バッキングストリップ4の各々の端部(先端)7
は、通常の(非扁平)厚さを維持している。平らな部分
6の各々は、バッキングストリップ4を保持するための
手段を含む。該手段は、 ワイピングブレード3にバッキングストリップを保持
するための、バッキングストリップ4の内側の長手方向
縁部9から側方に延びる2つの歯部8と、 爪部2に、その結果としてワイピングブレード3にバ
ッキングストリップ4を保持するための、バッキングス
トリップ4の外側縁部から側方に延びる2つのストッ
パ、 とを含む。
図2から理解され得るように、歯部8の各々は好まし
くは燕尾形状を有する、別の好適実施態様にあっては、
この燕尾形状はトップアングルが60゜を有する。
図3aは、図2のバッキングストリップ4の平らな部分
6を示す。バッキングストリップ4の先端7は平らでは
ない。図3b、3c、3dは、歯部8の好適実施態様を示して
いる。この歯部8は、バッキングストリップ4の内側の
長手方向縁部から側方に延びており、実際上クランプと
して機能する。
図4aには、図1のワイピングブレード3の断面が示さ
れる。他方、図4bは、A−A線に沿う断面を示す。図4b
には、図3cに係るバッキングストリップ4が描かれてい
る、ということが留意されるべきである。
ワイピングブレード3の中央に設けた長手方向に延び
る凹所に配置される唯一のバッキングストリップ4によ
ってワイピングブレード3が補強されるという条件の下
で、図5a、5bは、それぞれ図4a、4bに対応する。この特
別なバッキングストリップ4は、内側及び外側に2つの
ストッパ10を具え、それぞれは、バッキングストリップ
4を爪部2に、その結果としてワイピングブレード3に
固定する。
本発明は、製造容易であり、ワイピングブレードに対
する優れた保持性能を有するバッキングストリップを提
供でき、ワイピングブレードは設けられる保持手段の強
さや高精度形状に依存する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−232150(JP,A) 特開 昭57−164844(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 1/00 - 1/60

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】揺動アームと、これに連結されワイピング
    要素(3)を受容するフレーム、とを含むウインドシー
    ルド・ワイパであって、ワイピング要素(3)は、ワイ
    ピング要素(3)に設けた長手方向に延びる凹所(5)
    に配置される少なくとも1つのバッキングストリップ
    (4)によって補強され、フレームは、ワイピング要素
    (3)の上部部分とバッキングストリップ(4)とを部
    分的に被う少なくとも1つの爪部(2)を有し、前記バ
    ッキングストリップ(4)が、それの端部から所定距離
    において所定長さにわたって平らにされる部分(6)
    と、前記平らにされる部分(6)に設けられた側方に延
    びる手段(8、10)と、を有するウインドシールド・ワ
    イパにおいて、 前記バッキングストリップ(4)は、材料を除去する加
    工によって形成された前記側方に延びる手段(8、10)
    と、前記平らにされる部分(6)とを含んでおり、 前記側方に延びる手段(8、10)は、前記バッキングス
    トリップ(4)を保持するのに役立っており、この保持
    するための側方に延びる手段(8、10)は、一方ではワ
    イピング要素(3)と協働し、他方では爪部(2)と協
    働して、ワイピング要素(3)にバッキングストリップ
    (4)を保持することを特徴とするウインドシールド・
    ワイパ。
  2. 【請求項2】前記バッキングストリップを平らにする加
    工と材料の除去加工とを有する一度の加工工程により形
    成される、前記平らにされる部分(6)と、側方に延び
    る手段とを有する請求項1に係るウインドシールド・ワ
    イパ。
  3. 【請求項3】前記バッキングストリップの材料を除去す
    る、パンチング加工により形成される、前記平らにされ
    る部分(6)と、前記側方に延びる手段と、を有する請
    求項1又は2に係るウインドシールド・ワイパ。
  4. 【請求項4】前記バッキングストリップの材料を除去す
    る、切削加工又は鋸による切断加工により形成される、
    前記平らにされる部分(6)と、前記側方に延びる手段
    と、を有する請求項1又は2に係るウインドシールド・
    ワイパ。
  5. 【請求項5】前記手段は、バッキングストリップの内側
    の長手方向縁部から側方に延びる少なくとも1つの歯部
    を含み、該歯部は、ワイピング要素にバッキングストリ
    ップを保持する請求項1から4のいずれか一項に係るウ
    インドシールド・ワイパ。
  6. 【請求項6】前記手段は、バッキングストリップの外側
    の長手方向縁部から側方に延びる少なくとも1つのスト
    ッパを含み、該ストッパは、爪部にバッキングストリッ
    プを保持する請求項1から5のいずれか一項に係るウイ
    ンドシールド・ワイパ。
  7. 【請求項7】前記手段は、爪部の対向する側に各々配置
    される2つのストッパを含む請求項6に係るウインドシ
    ールド・ワイパ。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれか一項に係るウイ
    ンドシールド・ワイパに使用するバッキングストリッ
    プ。
  9. 【請求項9】端部から所定距離において所定長さ部分に
    わたって、バッキングストリップを平らにするステップ
    と、 前記部分に前記手段を形成するために、材料除去加工を
    実施するステップ、 とを含む、請求項1から7のいずれか一項に係るウイン
    ドシールド・ワイパを製造するための方法。
  10. 【請求項10】前記バッキングストリップを平らにする
    ステップと、前記材料除去加工を実施するステップと
    は、一度の加工で実施される請求項9に係る方法。
JP52479597A 1996-01-10 1996-12-16 ウインドシールド・ワイパ Expired - Fee Related JP3417569B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP96200043.6 1996-01-10
PCT/EP1996/005748 WO1997025229A1 (en) 1996-01-10 1996-12-16 Windshield wiper

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000502634A JP2000502634A (ja) 2000-03-07
JP3417569B2 true JP3417569B2 (ja) 2003-06-16

Family

ID=8166458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52479597A Expired - Fee Related JP3417569B2 (ja) 1996-01-10 1996-12-16 ウインドシールド・ワイパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3417569B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4659635B2 (ja) * 2006-02-14 2011-03-30 アスモ株式会社 ワイパブレード

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000502634A (ja) 2000-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6185805B1 (en) Method of forming a windshield wiper
JP4944333B2 (ja) 自動車のウインドウガラス用のワイパブレード
EP1745997B1 (en) Windscreen wiper device
ZA987940B (en) Support element for a wiper strip forming part of a wiper blade for window panes of motor vehicles and process for its manufacture.
ZA992306B (en) Support element for a wiper strip forming a part of a wiper blade for window panes of motor vehicles and process for its manufacture.
DE59506172D1 (de) Wischarm für eine scheibenwischeranlage, insbesondere für kraftfahrzeuge
DE59604906D1 (de) Wischblatt für eine scheibenwischvorrichtung eines fahrzeuges, insbesondere eines kraftfahrzeuges
EP1197406A1 (en) Windshield wiper
JP2000516554A (ja) 風防ガラス用ワイパーの押出し成形スキージーのための裏当て金属片の製造方法
US5023972A (en) Spare wiper element
EP0260809A1 (en) Device for connecting a wiping element to the superstructure of a wiper blade
JP3417569B2 (ja) ウインドシールド・ワイパ
JP2001502639A (ja) 自動車のウインドガラスをクリーニングするためのワイパブレード
JP5008814B2 (ja) ワイパ装置
DE10130939B4 (de) Wischleiste
JP2003525800A (ja) 自動車のガラス表面を清掃するためのワイパーブレード
JP2001503704A (ja) フロントガラス用ワイパアームおよび該フロントガラス用ワイパアームの製造方法
US5522113A (en) Refill wiper element with frangible clamps
US20080184516A1 (en) Windscreen Wiper Arm
DE69706089T2 (de) Wischerarm für eine Scheibenwischeranlage,insbesondere für Kraftfahrzeuge
JPH0318294Y2 (ja)
ATE67971T1 (de) Wischervorrichtung fuer windschutz- oder heckscheibe, insbesondere fuer ein kraftfahrzeug.
JP2904657B2 (ja) 自動車のウインドガラスの接着剤除去用切断工具
ES550228A0 (es) Perfeccionamientos en una escobilla de limpiaparabrisas,es- pecialmente para vehiculo-automovil y bloque de articulacionpara la misma
JP6609519B2 (ja) ブレードラバー、ワイパーブレード、およびブレードラバーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees