JP2000516554A - 風防ガラス用ワイパーの押出し成形スキージーのための裏当て金属片の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 風防ガラス用ワイパのスキージー(22)のための裏当て金属片(20)の一部を形成するレールが、幅の狭い平らな金属片からなるブランク(34)により形成される。この金属片は、その一側に突き出るように金属片の長手軸線を横切る方向に伸びるオフセット部(36)と、このオフセット部(36)からエッジパンチされる爪保持ノッチ(40)を形作るために変形される。少なくとも一対のゴムスキージーを保持するかえし要素(46)が、前記金属片のオフセット部(36)の反対側に、前記爪保持ノッチ(40)に近接して形成され、このかえし要素(46)は、少なくとも２つのかえし要素(46)間に配置される爪保持ノッチ(40)を有する金属片上に互いに長手方向に間隔を置いて配置され、前記上部構造を介して風防ガラス用ワイパに加えられかつ前記爪保持ノッチ(40)に保持された爪によって前記レールに対して伝達される圧力を、外側に伸びている前記かえし部(46)に付勢して前記スキージー(22)と係合する。

Description

【発明の詳細な説明】 風防ガラス用ワイパーの押出し成形スキージーのための裏当て金属片の製造方 法 （技術分野） 本発明は、背材として知られているような裏当て金属片に関し、スキージーを 硬くするために風防ガラス用組立体のゴムスキージー(squeegee)と組み合わせて 使用されるものであり、風防ガラス用ワイパーの上部構造にスキージーを結合す るための取付け部品を提供するものである。 （背景技術） 第１形態の裏当て金属片は、細長い一片を一対のレールに分ける中央の長手方 向溝を有する平らな金属片を含み、成形されたゴムスキージーの首部は、裏当て 金属片とワイパー上部構造との間に横たわるスキージーの保持ビードとともに配 置される。もし、長手溝が裏当て金属片の全長よりもわずかに長く作られ、ある いはレールが分離され、そしてクリップによって裏当て金属片の両端部で結合さ れるなら、レールは金属片の両端部に結合される。前者の場合には、スキージー 自体は、通常、成形過程中、ロケーション手段を用いて製造されていたが、後者 では、スキージーは、その外形状の公差及び輪郭の正確度を大いに改善した押出 し成形によって製造され、それによって生産性を向上させるとともにコストを下 げることができる。 レール対を含むある裏当て金属片の構造が提案されていたが、その場合の少な くとも一方のレールはスキージーを貫通するためのかえし部を備えており、そし てこのかえし部によって、裏当て金属片とスキージー間の相対的な長さ方向の移 動を防ぎ、クリップの使用を不必要にする。 このような構造の例は、イギリス特許第２，２４３，９９１号やドイツ特許第 ３，２０８，７４９号に見られる。これら両特許において、かえし部は背材に取 付けるために、ワイパー上部構造のヨーク端において爪と協動するせり台または ノッチ構造から、長手方向に間隔を置いて配置されている。 最大応力が、上部構造のヨークを介してスキージーに加わり、上部構造は、即 ち、爪のところで互いに取り付けられるので、かえし部とノッチ間の上記間隔を 最小にすることが望まれことが理解できるであろう。 また、スキージーの残部が保持構造に対してスライドできるように、スキージ ーの一端のみをしっかり固定することが望ましい。それによって、変化する風防 ガラスの表面に適用できるように、特に、現代の自動車において、スキージーが 著しい曲面を有する風防ガラス上を包み込むようにしなければならない。 本発明の目的は、経済的でかつ容易であるこのような背材構造の製造方法を提 供することであり、また、スキージーの保持かえし部とノッチを保持する爪との 間の、長手方向の隔たりを最小にすることによって、風防ガラス用ワイパーの上 部構造に容易にスキージーを結合できる裏当て金属片用の構造体を提供するもの である。 （発明の開示） 本発明によれば、長手軸線を有し、幅の狭い平らな金属片からなるブランク（ 未加工の金属片）から、風防ガラス用ワイパのスキージーのための裏当て金属片 の一部を形成するレールの製造方法を提供するものであり、この製造方法は、 前記金属片の中間部に所定長さを有し、前記金属片の残部から一側に突き出す ように前記長手軸線を横切る方向に伸び、前記金属片の反対側にへこみを形成し ているオフセット部を形成し、 風防ガラス用ワイパの上部構造の一部分を形成する爪を配置できる爪保持ノッ チを形成するために、前記オフセット部をエッジパンチし、 前記へこみに隣接する金属部分に、断面積を小さくした幅を有する、スキージ ー保持用の少なくとも１つのかえし要素を形成するように、前記中間部に少なく とも１つの開口を切り抜き、さらに、 前記金属片から外側に突出するように前記長手軸線を横切る方向に、前記爪保 持ノッチに隣接する少なくとも１つのかえし部を外側に引っ張って、前記上部構 造を介して風防ガラス用ワイパに加えられかつ前記爪保持ノッチに保持される爪 によって前記レールに伝達される圧力を、前記少なくとも１つのかえし部に付勢 して、前記かえし部を前記スキージーに係合させる、各ステップを含んでいる。 本発明は、また、本発明に従う方法によって作られたレールを提供することで ある。 （図面の簡単な説明） 本発明がより容易に理解されように、好ましい実施形態が以下の図を参照して 説明される。 図１は、本発明に従って製造される裏当て金属片のレール形成部の部分の斜視 図である。 図２は、本発明に従って製造された一対のレールを含む裏当て金属片と、スキ ージーを介しての断面を示す風防ガラス組立体の部分斜視図である。 図３のａ〜ｅは、本発明に従う裏当て金属片のレール形成部の部分の略正面図 と、レールを製造する工程を示す図である。 図４は、本発明に従うレールの第１の変形例の製造工程を示す、図３のａ〜ｅ に示すものと同様な図である。 図５は、本発明に従うレールの第２変形例の製造工程を示す、図３のａ〜ｅに 示すものと同様な図である。 （発明を実施するための最良の形態） 本発明に従って製造される裏当て金属片は、図２の番号２０によって示される 。背材として知られる裏当て金属片２０は、風防ガラスワイパー組立体のゴムス キージー２２と結合される。また、この金属片は、スキージーの長さ方向に直交 する方向にスキージーを曲げている間、その長さにわたってスキージーを硬くす るために用いられる。その結果、スキージーは、曲がった風防ガラスの曲面に従 うことができる。裏当て金属片２０は、ワイパー上部構造の部分を構成するヨー ク２６上の爪端部２４によって風防ガラスワイパー上部構造に取り付けられる。 本発明に従えば、裏当て金属片２０は、図１により拡大して示される一対の適 合したレール２８，３０を含む。各レールは、狭い幅の平らな金属片からなるブ ランクから作られ、一般的に選択された直径を有するステンレス鋼ワイヤを圧延 させることによって作られる。前記ワイヤを圧延させることによって作られる金 属片は、一般的には幅２５ｍｍ、厚さ８ｍｍである。金属片それ自体は、長さが 不定であり、裏当て金属片が使用される風防ガラスワイパーの上部構造の大きさ に合わせて所定長さに切断することができる。 裏当て金属片２０の一端に隣接する中間部３２は、爪端部２４を受け人れるよ うに形成されており、スキージー２２にレール２８，３０を固定するための保持 手段を有している。レール２８、３０を形成するための処理シーケンスは図３に 示されており、図３ａは上述の平らな金属片からなるブランク３４を示す。 ブランク３４は、金属片の長さ方向を決める長手軸線を横切る方向に金属片の 一側の残部から突出させてシフトしたオフセット部３６を形成しており、このよ うな変形により金属片の反対側にへこみ３８が形成される。オフセット部３６の 位置は、金属片の一端に隣接し、また、意図される上部構造の爪位置と合わせた 距離だけ端から離れるように選択される。その工程は、図３ｂに示されている。 オフセット部３６は、一対の長さ方向に間隔をおいたせり台４２によって、ま た、それらの間に爪端部のような爪を位置づけるために適した爪保持ノッチ４０ を形成するために、エッジパンチされる。この工程は、図３ｃに示される。 ノッチ４０の反対側では、長さ方向に伸びる開口４４が、へこみ３８部分にお いて中間部３２から切り抜かれる。開口４４は、へこみに隣接する金属が一対の 断面幅が減少したかえし要素４６を形成するように形作られる。開口４４は、爪 保持ノッチ４０の反対側にあり、それらと横に並んでいる。この工程は、図３ｄ に示される。ノッチ４０は、かえし要素４６間のレールの反対側に配置され、ま た、かえし要素４６はスキージー２２のゴム材料を貫くようにその端部をとがら せている。 図３ｅに示す最後の工程で、かえし要素４６は、レールから外側方向に突出さ せるために前記長手軸線を横切る方向に外方へ引っ張られる。もし、ブランク２ ０が不定長であるなら、意図されるワイパー上部構造に合わせるために所望の長 さに切り取られるであろう。 （産業上の適用） 本発明に従う処理工程では、ブランクの変形後、爪保持ノッチ４０を切り抜く ことができ、それ故、捨てられるあるいは再利用しなければならない無駄な材料 はほとんどない。選択的な変形は、図３ｂに「ｗ」で示されるレール幅を効率的 に増加させ、そのため、図３ａの「ｎ」で示すブランクの公称幅を越える。中間 部３２の増加する幅は、かえし要素４６がレールの反対側に形成されるように、 かえし要素４０を形成するために、爪保持ノッチ４０と開口４４の両方を収納す るスペースがある。 爪端部２４を介してレール（２８，３０）へ加えられるいかなる圧力も、かえ し要素４６を介してスキージー２２により確実な保持力を与えるので、最も好ま しい形状となる。 都合よく本発明の方法に従えば、材料を無駄にすることなくかつ金属片の幅を 無理に広げることなしに、爪端部を受け入れるノッチの中間部付近にかえし要素 を配置することができ、また、受け入れられる工業規格を越えており、スキージ ーとワイパー上部構造双方の製造において、他の必要な変更を行うことができる 。 使用上、レール２８，３０は、それぞれスキージー２２の反対側にそれぞれの 長手溝内に配置される。スキージー２２は、レール２８，３０とワイパー上部構 造間に横たわるスキージーの保持ビード５０における縮径した首部分４８を形成 する。レール２８，３０は、それぞれの爪保持ノッチ４０が、ワイパー上部構造 ２４の爪端部の各端部を受け入れて位置づけるように外方へ開口し、一方、かえ し要素４６は、スキージー２２の縮径した首部４８を貫通するように方向付けら れている。 （本発明の他の実施形態） 上述した本発明の好ましい実施形態に対して、いつくかの変形例が添付の請求 の範囲内で作ることができることが理解できるであろう。特に、適切な形状のせ り台は、爪端部２４に配置して用いることができ、また、上述した爪保持ノッチ ４０の形状及び構造は単なる例示である。同様に、かえし要素４６の数およびか えし要素を形成するようにした関連の開口４４の形状は、当業者には明らかであ るように変更することができる。 オフセット部を形成するためのブランク３４の変形は、平らな金属片の厚さを 減少するために、爪保持ノッチ４０に隣接して形成されるかえし要素４６が非常 に薄くなるので、ゴムスキージー内に有効に貫通できることが理解できよう。 かなり厚い断面積を有するかえし要素を形成するために、オフセット部３６の 間近に隣接する領域において、関連した開口がブランクの中間部３２から切り抜 かれる。 本発明のこのような例示的な実施形態は、図４及び図５に描かれており、そこ では、同一部分を識別するために図３と同様の参照番号が付されている。 図５のａ〜ｃに描かれた最初の処理工程は、図４のａ〜ｃに描かれたものと同 一であり、再度説明することはしない。 図４のｄにおいて、一対の開口５２，５４は、中間部３２から切断される。こ れらの開口５２，５４は、平らな金属片上に互いに長手方向に間隔を置いて設け られ、開口５２，５４間にはへこみ３８を備えている。各開口５２，５４は、そ れぞれ一対の対向したかえし要素５６，５８を形成し、この内側かえし要素５６ ，５８は断面積が小さくなった幅を有し、へこみ３８に隣接して金属片により形 成される。 かえし要素５６，５８は、平らな金属片から突き出るように徐々に外側に引っ 張られ、ゴムスキージーを貫通できるようになっている。図４のｅでは、かえし 要素５６，５８は、平らな金属片の長手軸線に関して３０°の角度に形成されて いる。スキージー内により強く貫通させるために、より大きな角度が必要ならば 、かえし要素５６，５８は、図４のｆに示すように、平らな金属片の長手軸線に 関して５５°の角度に形成するようにさらに曲げることが可能である。 本発明の第２変形例では、図５のａ〜ｃに描かれた最初の処理工程は、図３の ａ〜ｃに描かれたものと同一であり、再度説明することはしない。図５のｄにお いて、一対の開口６０，６２は、中間部３２から切断される。これらの開口６０ ，６２は、平らな金属片上に互いに長手方向に間隔を置いて設けられ、開口６０ ，６２間にはへこみ３８を備えている。 図４の実施形態と同様に、開口６０，６２は、それぞれ単一のかえし要素６４ ，６６のみを形成するように形作られ、これらのかえし要素は、へこみ３８に隣 接して互いに対向する向きに金属片から形成される。 かえし要素６４，６６は、平らな金属片から突き出るように徐々に外側に引っ 張られ、図５のｅに示すように、金属片の長手軸線に関して３０°の角度を形成 しており、また図５のｆに示すように角度６０°となるように引っ張ることもで きる。 （参照番号の索引） ２０ 裏当て金属片 ２２ スキージー ２４ 爪 ２６ ヨーク（上部構造） ２８ レール ３０ レール ３２ 中間部 ３４ ブランク ３６ オフセット部 ３８ へこみ ４０ 爪保持ノッチ ４２ せり台 ４４ 開□ ４６ かえし要素 ４８ 縮径した首部（スキージーの） ５０ 保持ビード（スキージーの） ５２ 開口 ５４ 開口 ５６ −対のかえし要素 ５８ −対のかえし要素 ６０ 開口 ６２ 開口 ６４ かえし要素 ６６ かえし要素

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．長手軸線を有し、幅の狭い平らな金属片からなるブランク(34)から、風防ガ ラス用ワイパのスキージー(22)のための裏当て金属片(20)の一部を形成するレ ール(28,30)の製造方法であって、 前記金属片の中間部(32)に所定長さを有し、前記金属片の残部から一側に突 き出すように前記長手軸線を横切る方向にシフトし、前記金属片の反対側にへ こみ(38)を形成しているオフセット部(36)を形成し、 風防ガラス用ワイパの上部構造(26)の一部分を形成する爪(24)を配置できる 爪保持ノッチ(40)を形成するために、前記オフセット部(36)をエッジパンチし 、 前記へこみ(38)に隣接する金属部分に、断面積を小さくした幅を有する、ス キージー保持用の少なくとも１つのかえし要素(46)を形成するように、前記中 間部(32)に少なくとも１つの開口(44)を切り抜き、さらに、 前記金属片から外側に突出するように前記長手軸線を横切る方向に、前記爪 保持ノッチ(40)に隣接する少なくとも１つのかえし部(46)を外側に引っ張って 、前記上部構造(26)を介して風防ガラス用ワイパに加えられかつ前記爪保持ノ ッチ(40)に保持される爪によって前記レール(28,30)に伝達される圧力を、前 記少なくとも１つのかえし部(46)に付勢して、前記かえし部(46)を前記スキー ジー(22)に係合させる、各ステップを含んでいることを特徴とする方法。 ２．ブランク(34)は、オフセット部(36)を形成する前に、所望の長さに前もって 切断されており、前記オフセット部(36)は、選択された風防ガラス用ワイパの 上部構造(26)に設けた爪(24)の相対位置に対応して、ブランク(34)端部から所 定の距離にあり、前記ブランク(34)の一端部に隣接して形成されていることを 特徴とする請求の範囲第１項に記載の方法。 ３．オフセット部(36)は、爪保持ノッチ(40)を形成する一対のせり台(42)を形作 るためにエッジパンチされることを特徴と請求の範囲第１項に記載の方法。 ４．一対の対向したかえり要素(46)前記中間部(32)から切り抜かれていることを 特徴とする請求の範囲第１項に記載の方法。 ５．長手軸線を有し、幅の狭い平らな金属片からなるブランク(34)から、風防ガ ラス用ワイパのスキージー(22)のための裏当て金属片(20)の一部を形成するレ ール(28,30)の製造方法であって、 前記金属片の中間部(32)に所定長さを有し、前記金属片の残部から一側に突 き出すように前記長手軸線を横切る方向にシフトし、前記金属片の反対側にへ こみ(38)を形成しているオフセット部(36)を形成し、 風防ガラス用ワイパの上部構造(26)の一部分を形成する爪(24)を配置できる 爪保持ノッチ(40)を形成するために、前記オフセット部(36)をエッジパンチし 、 前記中間部(32)に少なくとも１つの開口を切り抜いて、前記金属片から前記 オフセット部(36)の反対側にかつ前記爪保持ノッチ(40)に隣接して、断面積を 小さくした幅を有する、スキージー保持用の少なくとも２つのかえし要素(46) を形成し、このかえし要素(46)は、かえし要素(46)間に配置される前記爪保持 ノッチ(40)を有する前記金属片上に互いに長手方向に間隔を置いて対向配置さ れ、さらに、 前記金属片から外側に突出するように前記長手軸線を横切る方向に、前記か えし部(46)を外側に引っ張って、前記上部構造(26)を介して風防ガラス用ワイ パに加えられかつ前記爪保持ノッチ(40)に保持される爪によって前記レール(2 8,30)に伝達される圧力を、前記かえし部(46)に付勢して、前記かえし部(46) を前記スキージー(22)に係合させる、各ステップを含んでいることを特徴とす る方法。 ６．単一の開口(44)が、平らな金属片から前記へこみ(38)の部分に切り抜かれる ことを特徴とする請求の範囲第５項に記載の方法。 ７．一対の開口(52,54;60,62)が中間部(32)から切断され、これらの開口(52,54 ;60,62)は、金属片上の長手方向に間隔を置いて前記開口(52,54;60,62)に配 置されるへこみ(38)とともに設けられていることを特徴とする請求の範囲第５ 項に記載の方法。 ８．各開口(52,54)は、それぞれ一対のかえし要素(56,58)を有することを特徴 とする請求の範囲第７項に記載の方法。 ９．各開口(60,62)は、爪保持ノッチ(40)に隣接する単一のかえし要素(64)を有 することを特徴とする請求の範囲第７項に記載の方法。 10．長手軸線を有し、第１，第２側面と２つの自由端部を有して幅の狭い細長い 平らな金属片で構成され、風防ガラス用ワイパのスキージー(22)のための裏当 て金属片(20)の一部を形成するレール(28,30)であって、 前記金属片の一端部に隣接する前記金属片の中間部(32)に所定長さを有し、 前記金属片の残部から一側に突き出すように前記長手軸線を横切る方向にシフ トし、風防ガラス用ワイパの上部構造(26)の一部分を形成する爪(24)を配置で きる爪保持ノッチ(40)を有する細長いオフセット部(36)と、 前記中間部(32)から前記爪保持ノッチ(40)に隣接して切断される少なくとも １つの開口(44)と、 前記中間部(32)において、少なくとも１つの開口によって、前記オフセット 部(36)の反対側に位置する前記金属片の一側に形成されるとともに、前記金属 片から突出するように前記長手軸線を横切る方向に外側に向けて伸びている、 少なくとも１つのかえし部(46)と、を備えていることを特徴とするレール。 11．前記中間部(32)から切断され、前記爪保持ノッチ(40)に対して反対側にかつ このノッチと横方向に整列して配置される、単一の開口(44)を有することを特 徴とする請求の範囲第１０項に記載のレール。 12．前記中間部(32)から切断される一対の開口(52,54;60,62)を有し、前記開口( 52,54;60,62)は、これらの開口(52,54;60,62)間に配置された爪保持ノッチ(40 )を有する金属片上に互いに長手方向に間隔を置いて配置されていることを特 徴とする請求の範囲第１０項に記載のレール。 13．各開口(52,54)は、それぞれ一対のかえし要素(56,58)を有することを特徴と する請求の範囲第１２項に記載のレール。 14．各開口(60,62)は、爪保持ノッチ(40)に隣接する単一のかえし要素(64)を有 することを特徴とする請求の範囲第１２項に記載のレール。