JP3416360B2 - 濡れナプキン収納容器 - Google Patents
濡れナプキン収納容器Info
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- JP3416360B2 JP3416360B2 JP28978395A JP28978395A JP3416360B2 JP 3416360 B2 JP3416360 B2 JP 3416360B2 JP 28978395 A JP28978395 A JP 28978395A JP 28978395 A JP28978395 A JP 28978395A JP 3416360 B2 JP3416360 B2 JP 3416360B2
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- JP
- Japan
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- container
- napkin
- inner lid
- lid
- wet
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、濡れナプキンを１枚
ずつ取り出すことが可能な収納容器に関する。 【０００２】 【従来の技術】特開平１−２２６５７９号公報には、互
いに折り重ねた濡れナプキン（ウェットティッシュとも
いう）を１枚ずつ取り出すことが可能な容器が開示され
ている。この容器は、濡れナプキンを納める袋と、その
袋よりも硬い材料からなるトレイ部材とで構成され、ト
レイ部材には濡れナプキンを１枚ずつ取り出すことが可
能な開口があり、その開口が開閉可能な蓋によって覆わ
れている。ナプキンを取り出すと、次に取り出すべきナ
プキンの一部が開口から引き出されてトレイ部材に残る
から、蓋を閉めてそのナプキンの乾燥を防止する。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前記公知の容器は、濡
れナプキンの嵩に加え、硬い材料でできたトレイ部材の
大きさだけ嵩張ることになるから、濡れナプキンだけを
収納した容器に比べ、商品陳列棚に並べたり倉庫に保管
したりするときに多くのスペースを要し、濡れナプキン
の製造業者、販売業者にとって好ましくないという問題
がある。 【０００４】そこで、この発明は、濡れナプキンを１枚
ずつ取り出すことが可能な収納容器が嵩張らないように
することを課題にしている。 【０００５】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明では互いに折り重ねられた濡れナプキンを
１枚ずつ頂部から取り出すことが可能な濡れナプキン収
納容器を前提にしている。 【０００６】かかる前提において、前記頂部に形成され
た第１取り出し口と、前記頂部の外面に取り付けられ、
前記容器の外側から前記第１取り出し口を覆う開閉可能
な外蓋と、前記容器の内側から前記第１取り出し口を覆
い、前記ナプキンを１枚ずつ取り出し可能な、前記第１
取り出し口よりも小さな第２取り出し口を備えた内蓋と
を有し、該内蓋が、これと前記頂部の内面との間に介在
して該内蓋の外縁部と前記頂部の内面とに接合する吊持
用シートによって前記頂部に取り付けられ、該吊持用シ
ートが、前記内蓋と頂部の内面とのそれぞれに対する接
合部位間に、それらに接合することなく前記容器の上下
方向において伸縮可能なジグザグ形状に折り重ねられた
蛇腹構造の非接合部位を有し、前記内蓋と前記頂部との
間にポケットを形成していることが、この発明の特徴で
ある。 【０００７】 【実施例】添付の図面を参照してこの発明に係る濡れナ
プキン収納容器の詳細を説明すると、以下のとおりであ
る。 【０００８】図１に斜視図で示すナプキン収納容器１
は、耐湿性の紙やプラスチックフィルム等からなる容器
本体２と、開閉可能な外蓋３と、濡れナプキン７を取り
出すための細長い取り出し口４を有する内蓋５とによっ
て構成され、本体２の内部には当該技術分野における慣
用技術によって１枚ずつ互い違いに折り重ねられた濡れ
ナプキン７が収納されている。 【０００９】容器本体２は、４つの側面１１，１２，１
３，１４と、頂部１５と、底部１６とを有する。頂部１
５のほぼ中央には、相対的に大きな頂部開口１７があ
り、外蓋３でその開口１７を閉じることができる。外蓋
３の周縁部下面には粘着剤塗布域１８があり、開口１７
を閉じた時には、容器本体２が密閉状態になる。その外
蓋３は、非粘着性の摘持部１９を持つことによって開け
ることができる。頂部１５の開口１７は、本体２の内側
から内蓋５によって覆われている。 【００１０】図１のＩＩ−ＩＩ線断面図である図２にお
いて、内蓋５が吊持用シート２１を介して頂部１５の内
面２２に取り付けられている。吊持用シート２１は、内
蓋５の外周縁部に接合するとともに、頂部１５の開口１
７周縁部内面に接合し、それら両周縁部の間にはいずれ
にも接合しない所要の幅の非接合域２５を有し、この非
接合域２５は、容器１の上下方向において伸縮可能なジ
グザグ形状に折り重ねられた蛇腹構造を呈している。容
器１において、濡れナプキン７が一杯に入っている場合
には、内蓋５がナプキン７によって頂部１５の近くまで
押し上げられ、内蓋５と吊持用シート２１との間に容器
１の中央部に向かって開口するポケット３１が形成され
ている。内蓋５の外にのぞいているナプキン７は、ポケ
ット３１の中に納めておくと、外蓋３を閉じる時の邪魔
になることがなく、またナプキン７の乾燥を抑制するこ
とができる。濡れナプキン７が少なくなると、吊持用シ
ート２１が垂れ下がり、それに伴い内蓋５のレベルも下
がって頂部１５との間のポケット３１が中央部に向かっ
て拡大して比較的大きな空間を形成するようになる。内
蓋５の外にのぞいているナプキン７は、ポケット３１に
納めておくと、外蓋３を閉じるときの邪魔になることが
ない。また、取り出したナプキン７を使用しない時に
は、それをポケット３１に一時的に納めて乾燥を防止す
れば、ナプキン７を無駄にすることがない。 【００１１】 【００１２】 【発明の効果】この発明に係る濡れナプキン収納容器
は、内蓋や吊持用シートが従来技術の容器のように嵩張
ることがないから、陳列棚や倉庫で多くのスペースを占
めることがない。また、この発明に係る濡れナプキン収
納容器によると、濡れナプキンが少なくなると、吊持用
シートが垂れ下がり、それに伴い内蓋のレベルも下がっ
て頂部との間のポケットが中央部に向かって拡大して比
較的大きな空間を形成するようになるので、取り出した
ナプキンを使用しない時には、それをポケットに一時的
に納め、外蓋で第１取り出し口を閉鎖して乾燥を防止す
れば、濡れナプキンを無駄にすることを防ぐことができ
る。
ずつ取り出すことが可能な収納容器に関する。 【０００２】 【従来の技術】特開平１−２２６５７９号公報には、互
いに折り重ねた濡れナプキン（ウェットティッシュとも
いう）を１枚ずつ取り出すことが可能な容器が開示され
ている。この容器は、濡れナプキンを納める袋と、その
袋よりも硬い材料からなるトレイ部材とで構成され、ト
レイ部材には濡れナプキンを１枚ずつ取り出すことが可
能な開口があり、その開口が開閉可能な蓋によって覆わ
れている。ナプキンを取り出すと、次に取り出すべきナ
プキンの一部が開口から引き出されてトレイ部材に残る
から、蓋を閉めてそのナプキンの乾燥を防止する。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前記公知の容器は、濡
れナプキンの嵩に加え、硬い材料でできたトレイ部材の
大きさだけ嵩張ることになるから、濡れナプキンだけを
収納した容器に比べ、商品陳列棚に並べたり倉庫に保管
したりするときに多くのスペースを要し、濡れナプキン
の製造業者、販売業者にとって好ましくないという問題
がある。 【０００４】そこで、この発明は、濡れナプキンを１枚
ずつ取り出すことが可能な収納容器が嵩張らないように
することを課題にしている。 【０００５】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明では互いに折り重ねられた濡れナプキンを
１枚ずつ頂部から取り出すことが可能な濡れナプキン収
納容器を前提にしている。 【０００６】かかる前提において、前記頂部に形成され
た第１取り出し口と、前記頂部の外面に取り付けられ、
前記容器の外側から前記第１取り出し口を覆う開閉可能
な外蓋と、前記容器の内側から前記第１取り出し口を覆
い、前記ナプキンを１枚ずつ取り出し可能な、前記第１
取り出し口よりも小さな第２取り出し口を備えた内蓋と
を有し、該内蓋が、これと前記頂部の内面との間に介在
して該内蓋の外縁部と前記頂部の内面とに接合する吊持
用シートによって前記頂部に取り付けられ、該吊持用シ
ートが、前記内蓋と頂部の内面とのそれぞれに対する接
合部位間に、それらに接合することなく前記容器の上下
方向において伸縮可能なジグザグ形状に折り重ねられた
蛇腹構造の非接合部位を有し、前記内蓋と前記頂部との
間にポケットを形成していることが、この発明の特徴で
ある。 【０００７】 【実施例】添付の図面を参照してこの発明に係る濡れナ
プキン収納容器の詳細を説明すると、以下のとおりであ
る。 【０００８】図１に斜視図で示すナプキン収納容器１
は、耐湿性の紙やプラスチックフィルム等からなる容器
本体２と、開閉可能な外蓋３と、濡れナプキン７を取り
出すための細長い取り出し口４を有する内蓋５とによっ
て構成され、本体２の内部には当該技術分野における慣
用技術によって１枚ずつ互い違いに折り重ねられた濡れ
ナプキン７が収納されている。 【０００９】容器本体２は、４つの側面１１，１２，１
３，１４と、頂部１５と、底部１６とを有する。頂部１
５のほぼ中央には、相対的に大きな頂部開口１７があ
り、外蓋３でその開口１７を閉じることができる。外蓋
３の周縁部下面には粘着剤塗布域１８があり、開口１７
を閉じた時には、容器本体２が密閉状態になる。その外
蓋３は、非粘着性の摘持部１９を持つことによって開け
ることができる。頂部１５の開口１７は、本体２の内側
から内蓋５によって覆われている。 【００１０】図１のＩＩ−ＩＩ線断面図である図２にお
いて、内蓋５が吊持用シート２１を介して頂部１５の内
面２２に取り付けられている。吊持用シート２１は、内
蓋５の外周縁部に接合するとともに、頂部１５の開口１
７周縁部内面に接合し、それら両周縁部の間にはいずれ
にも接合しない所要の幅の非接合域２５を有し、この非
接合域２５は、容器１の上下方向において伸縮可能なジ
グザグ形状に折り重ねられた蛇腹構造を呈している。容
器１において、濡れナプキン７が一杯に入っている場合
には、内蓋５がナプキン７によって頂部１５の近くまで
押し上げられ、内蓋５と吊持用シート２１との間に容器
１の中央部に向かって開口するポケット３１が形成され
ている。内蓋５の外にのぞいているナプキン７は、ポケ
ット３１の中に納めておくと、外蓋３を閉じる時の邪魔
になることがなく、またナプキン７の乾燥を抑制するこ
とができる。濡れナプキン７が少なくなると、吊持用シ
ート２１が垂れ下がり、それに伴い内蓋５のレベルも下
がって頂部１５との間のポケット３１が中央部に向かっ
て拡大して比較的大きな空間を形成するようになる。内
蓋５の外にのぞいているナプキン７は、ポケット３１に
納めておくと、外蓋３を閉じるときの邪魔になることが
ない。また、取り出したナプキン７を使用しない時に
は、それをポケット３１に一時的に納めて乾燥を防止す
れば、ナプキン７を無駄にすることがない。 【００１１】 【００１２】 【発明の効果】この発明に係る濡れナプキン収納容器
は、内蓋や吊持用シートが従来技術の容器のように嵩張
ることがないから、陳列棚や倉庫で多くのスペースを占
めることがない。また、この発明に係る濡れナプキン収
納容器によると、濡れナプキンが少なくなると、吊持用
シートが垂れ下がり、それに伴い内蓋のレベルも下がっ
て頂部との間のポケットが中央部に向かって拡大して比
較的大きな空間を形成するようになるので、取り出した
ナプキンを使用しない時には、それをポケットに一時的
に納め、外蓋で第１取り出し口を閉鎖して乾燥を防止す
れば、濡れナプキンを無駄にすることを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】収納容器の斜視図。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線断面図。
【符号の説明】
１ 収納容器
２ 本体
３ 外蓋
４ 第２取り出し口（取り出し口）
５ 内蓋
７ ナプキン
１５ 頂部
１７ 第１取り出し口（頂部開口）
２１ 吊持用シート２５ 蛇腹構造の非接合域 ３１ ポケット
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平６−92378（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−226579（ＪＰ，Ａ)
実開 昭60−150971（ＪＰ，Ｕ)
実開 平２−73188（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭61−73576（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭53−126837（ＪＰ，Ｕ)
実開 平７−23495（ＪＰ，Ｕ)
実開 平１−178791（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭55−20968（ＪＰ，Ｕ)
実開 平２−37884（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭57−27360（ＪＰ，Ｙ２)
実公 平４−8879（ＪＰ，Ｙ２)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65D 83/08
A47K 7/00
A47K 10/42
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 互いに折り重ねられた濡れナプキンを１
枚ずつ頂部から取り出すことが可能な濡れナプキン収納
容器であって、 前記頂部に形成された第１取り出し口と、前記頂部の外
面に取り付けられ、前記容器の外側から前記第１取り出
し口を覆う開閉可能な外蓋と、前記容器の内側から前記
第１取り出し口を覆い、前記ナプキンを１枚ずつ取り出
し可能な、前記第１取り出し口よりも小さな第２取り出
し口を備えた内蓋とを有し、該内蓋が、これと前記頂部
の内面との間に介在して該内蓋の外縁部と前記頂部の内
面とに接合する吊持用シートによって前記頂部に取り付
けられ、該吊持用シートが、前記内蓋と頂部の内面との
それぞれに対する接合部位間に、それらに接合すること
なく前記容器の上下方向において伸縮可能なジグザグ形
状に折り重ねられた蛇腹構造の非接合部位を有し、前記
内蓋と前記頂部との間にポケットを形成していることを
特徴とする前記容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28978395A JP3416360B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 濡れナプキン収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28978395A JP3416360B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 濡れナプキン収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09132280A JPH09132280A (ja) | 1997-05-20 |
| JP3416360B2 true JP3416360B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=17747717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28978395A Expired - Lifetime JP3416360B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 濡れナプキン収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3416360B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU1506299A (en) * | 1997-12-11 | 1999-06-28 | Chiyoe Yamada | Container |
| US6604651B2 (en) * | 2001-01-24 | 2003-08-12 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Storage and dispensing package for wipes |
| JP2011195147A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Meiwa Pax Co Ltd | ウェットティッシュの包装用袋 |
| JP5883947B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2016-03-15 | 山田 菊夫 | ウェブ容器 |
| KR20150126339A (ko) * | 2013-03-14 | 2015-11-11 | 기쿠오 야마다 | 물티슈 포장체 |
| US20160007812A1 (en) * | 2013-03-14 | 2016-01-14 | Kikuo Yamada | Wipe dispenser |
| WO2014199409A1 (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | Yamada Kikuo | ウェットティッシュ包装体 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP28978395A patent/JP3416360B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09132280A (ja) | 1997-05-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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