JP3415194B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

ラベル発行装置

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JP3415194B2
JP3415194B2 JP14440393A JP14440393A JP3415194B2 JP 3415194 B2 JP3415194 B2 JP 3415194B2 JP 14440393 A JP14440393 A JP 14440393A JP 14440393 A JP14440393 A JP 14440393A JP 3415194 B2 JP3415194 B2 JP 3415194B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルに商品価格等の
商品情報を印字・発行するラベル発行装置の改良に係わ
り、特にプリント機構とは別個に設けられるハンディ・
ターミナルにて商品価格を値下げ変更し、この値下げ処
理された新商品情報(新価格等)をハンディ・ターミナ
ルに記憶させると共にプリント機構へ伝送し、プリント
機構にて新商品情報のラベルを印刷・発行するラベル発
行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スーパーマーケットでは、生鮮
食品及び日配品等の各部門において昼から夜にかけてタ
イムセールス(時間帯別値引き販売)が行われており、
値下げ価格に対する対応は商品のパッケージやラベルに
新価格を手書きすることによって行っている。
【0003】このため、値下げした商品の売上情報は、
オペレータがレジでいちいちキーボードより手入力する
必要があり、特に顧客で混雑する夕方には、入力ミスが
発生していた。
【0004】レジでの手入力を避けるためには、値下げ
価格を表示したバーコード入りのラベルを発行するのが
好ましいが、ラベルの発行装置の台数が限られている
上、バックヤードに設置されていることが多く、このた
め現場の棚にて残数を確認してバックヤードに戻ってラ
ベルを発行しても、その間に売れることもあって現品数
と合わなくなる場合があった。
【0005】また、スーパーマーケットのバックヤード
では、商品の値下げに伴い売価変更用の売価変更伝票の
処理作業の必要性が生じ、作業の煩雑化や伝票の記入ミ
スが生じていた。
【0006】更に、スーパーマーケットでは、各担当者
や担当部門に1日の値下げ予算を割り当て、その予算に
応じて値下げを行い商品を販売するシステムを採用して
いるところもあり、このような場合、値下げ金額を抑え
ようとすると販売チャンスを逃し商品を滞留させる原因
となり、また頻繁な値下げは利益減になるため、値下げ
商品に関しては、値引き予算を常時考慮した商品管理を
行うことが要請されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、商品価格を値下げした場合、
変更前の旧価格と変更後の新価格に関するデータを現場
のハンディ・ターミナルで処理して記憶させると共に、
このハンディ・ターミナルとは別個に設けられたプリン
ト機構で新価格のラベルを発行可能なラベル発行装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を解決
するために、台紙上に多数のラベルが連続して仮着され
た帯状ラベル連続体の前記ラベルに、商品価格等の商品
情報を印字・発行するラベル発行装置において、中央処
理装置と、該中央処理装置に接続されて商品の種別情報
及び価格情報を入力するための商品情報入力手段と、該
商品情報入力手段より入力された第1の価格情報を記憶
するための第1の記憶手段と、前記中央処理装置に接続
され前記第1の価格情報の値下げに関する変更情報を入
力するための価格変更情報入力手段と、該価格変更情報
入力手段より入力された変更情報に基づき前記第1の価
格情報を変更して第2の価格情報を作成する新価格作成
手段と、該新価格作成手段により作成された前記第2の
価格情報を記憶するための第2の記憶手段と、前記第2
の価格情報に基づき新たな商品情報を作成する新商品情
報作成手段と、該新商品情報作成手段により作成された
前記新商品情報を伝送するための伝送手段とを備えたハ
ンディ・ターミナルと、該ハンディ・ターミナルに接続
される伝送手段を介して伝送される前記新商品情報を記
憶する受信記憶手段と、該受信記憶手段に記憶された新
商品情報を編集・出力する出力手段とを備えたプリント
機構とから成り、前記ハンディ・ターミナルで入力され
た前記値下げに関する変更情報に基づき価格変更処理を
行って得られた新商品情報を前記伝送手段を介してプリ
ント機構へ送り、前記プリント機構で新商品情報が印字
されたラベルを発行させることを特徴とする。また、伝
送手段は、通信回線を用いるようにできる。 また、ハン
ディ・ターミナルは、処理日付、部門コード及び値下げ
理由コードの入力を促す旨のメッセージを表示する表示
部と、前記処理日付、部門コード及び値下げ理由コード
を入力するための操作部を備えるようにできる。 また、
プリント機構は、ラベルの発行枚数のカウントを表示す
る表示部を備え、かつ、前記ラベルの発行ごとに印字終
了信号を前記伝送手段を介してハンディ・ターミナルへ
送信するようにできる。
【0009】
【作用】ハンディ・ターミナルの商品情報入力手段から
商品の種別情報及び第1の価格情報を入力し、第1の記
憶手段に記憶する。次に、価格変更情報入力手段より値
下げに関する変更情報を入力し、この変更情報と前記第
1の価格情報より新価格作成手段にて第2の価格情報を
作成し、第2の記憶手段に記憶させる。そして、第2の
価格情報に基づいて新商品情報作成手段にて新商品情報
を作成し、伝送手段を介してプリント機構へ伝送する。
【0010】前記ハンディ・ターミナルとは別個に設け
られるプリント機構では、ハンディ・ターミナルから伝
送された新商品情報を受信記憶手段に記憶させ、出力手
段にて新商品情報を編集・出力する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図10
を基に説明する。
【0012】本発明のラベル発行装置は、値下げ処理を
行うハンディ・ターミナル1と、このハンディ・ターミ
ナル1とは別個に設けられるプリント機構2とから構成
される。
【0013】ハンディ・ターミナル1は、主に、LED
より成る表示部3、キーボードより成る操作部4、商品
の種別情報や価格情報を入力するための商品情報入力手
段としてのスキャナ5から構成される。
【0014】表示部3は、オペレータによる操作部4の
入力操作によって所定の信号が後述する制御部6に送ら
れ、制御部6の所定の指令信号によって商品コード、商
品価格、部門コード、オペレータへの操作指令等が表示
されるようになっている。
【0015】操作部4は、価格変更情報入力手段として
の機能を果たすもので、図2に示されるように、価格デ
ータや数値データ等を打ち込むための数字キー7、各種
の操作実行中に表示部3に前画面を呼び出すための前画
面キー8、前記数字キー7より入力した数値に誤りが生
じた場合、入力数値を消去するクリアキー9、入力され
る数字等を確定させるための入力キー10、ラベルの発
行をプリント機構2側へ指示するための発行キー11、
旧価格に対し何割引のようにパーセンテジ単位の割合で
値下げを指示するための%キー12、円単位で値下げを
指示するための¥キー13及びその他のキーが配列され
ている。
【0016】スキャナ5は、ハンディ・ターミナル1に
着脱自在に取り付けられており、商品の種別情報及び価
格情報を入力するための役割を果たしている。即ち、図
9のような価格がプリントされたラベル40aのバーコ
ードをスキャナ5で走査することにより、商品コードと
価格(この実施例の場合、商品コード012345及び
変更前の旧価格800円)が入力されることになる。な
お、図10は、値下げ処理後の商品に貼付されるラベル
40bを表し、このラベルにはNON−PLUの13桁
で示された商品コード、新商品価格及び部門コード(こ
の実施例の場合、商品コード012345、値下げ後の
価格720円及び部門コード888)等の商品データが
バーコード及び人間に可視可能な文字・数字で表示され
ている。
【0017】また、14は、例えばRS−232Cのケ
ーブルで、このケーブル14はハンディ・ターミナル1
とプリント機構2間の電気的信号の伝送手段の一種であ
り、ハンディ・ターミナル1で生成された価格情報をプ
リント機構2側へ伝達し、また、プリント機構2で発行
されたラベル40bの発行情報をハンディ・ターミナル
1側へ伝送する機能を持っている。
【0018】図3は、ハンディ・ターミナル1の要部を
なす制御部6のブロック図である。15は、制御部6の
中央処理装置(CPU)であり、このCPU15は、バ
スライン16を介して、操作部4、表示部3、リードオ
ンリーメモリ(ROM)17、ランダムアクセスメモリ
(RAM)18、RS−232Cインタフェース19、
スキャナインタフェース20をそれぞれ制御するように
なっている。
【0019】ROM17には、各部を制御するためのメ
イン処理プログラム21、前記スキャナ5より読み取っ
たバーコードデータを解析処理するための読み取りプロ
グラム22、価格情報を所定の伝送データに編集すると
共に、伝送制御を行う通信プログラム23が、各々格納
されている。
【0020】RAM18は、主に表示部3に表示される
データを格納するための表示メモリ24、スキャナ5に
よってラベル40aから入力した商品のコードや価格等
の情報を格納するスキャナ読み取りメモリ25、このス
キャナ読み取りメモリ25から価格を旧価格(変更前価
格)として取り出し格納する価格メモリ26、操作部4
より入力された値下げ理由区分に関するデータを格納す
る理由区分メモリ27、操作部4より入力された部門コ
ードを格納する部門メモリ28、同じく操作部4より入
力された日付を格納する日付メモリ29、前記価格メモ
リ26の旧価格データと理由区分メモリ27の値下げ処
理に関するデータに基づき演算処理を行い商品の新価格
(変更後価格)を算出するために用いられる演算ワーク
メモリ30及び演算論理レジスタ31、前記演算ワーク
メモリ30における計算結果、即ち新価格を格納する計
算結果メモリ32、この計算結果メモリ32の新価格デ
ータが転送されて新価格を有する商品情報のバーコード
データを生成・格納するバーコード生成メモリ33、こ
のバーコード生成メモリ33の新価格情報及び部門コー
ドをプリント機構2側へ転送する際に、前記新価格情報
を一時的に格納する伝送データメモリ34、プリント機
構2から送信されるデータを一時的に格納する受信デー
タメモリ35、この受信データメモリ35より発行済み
枚数をカウントして格納する発行実績データメモリ36
から構成される。
【0021】次に、上記ハンディ・ターミナル1におけ
る価格値下げ処理につき、主として図3及び図4に基づ
き説明する。
【0022】先ず、ハンディ・ターミナル1の電源90
を投入すると、CPU15がROM17のメイン処理プ
ログラム21の処理に従い、処理日付、部門コード及び
値下げ理由区分の入力待ちになると共に、入力を促す旨
のメッセージを表示部3に表示する。前記処理日付、部
門コード及び理由区分の入力を経て商品情報、即ち商品
コード及び変更前価格(旧価格)の入力待ちになる。
【0023】オペレータが、操作部4の入力キー10と
スキャナ5の操作によって変更前価格の表示されている
ラベル40aのバーコードを読み取ると、スキャナ読み
取りメモリ25に商品コード及び旧価格情報が読み込ま
れると共に、旧価格を価格メモリ26に格納する。そし
て、値引き価格もしくは値引き率が操作部4より入力さ
れると、解析処理37を経て演算ワークメモリ30及び
演算論理レジスタ31にて所定の値引き計算処理を行う
と共に、商品の新価格(値引き後の価格)を計算結果メ
モリ32に格納する。更に、計算結果メモリ32に格納
された新価格に該当する金額と商品コードからバーコー
ド生成メモリ33にてこの新価格情報に見合う情報及び
バーコードを生成し、伝送データメモリ34に格納する
ものである。
【0024】また、受信データメモリ35には、ケーブ
ル14を介してプリント機構2側から送信される後述の
ラベル発行済みデータが格納され、この受信データメモ
リ35より発行済み枚数をカウントして発行実績データ
メモリ36に格納する。
【0025】次に、図1及び図5ないし図7に基づき、
プリント機構2を説明する。プリント機構2は、主に、
LEDより成る表示部43、キーボードより成る操作部
44から構成される。
【0026】オペレータによる操作部44の入力操作に
よって所定の信号が後述する制御部46に送られ、制御
部46の所定の指令信号によって発行枚数のカウントが
表示部43に表示されるようになっている。
【0027】操作部44は、ラベルの発行に関わる情報
を入力させるためのものであって、図5に示されるよう
に、数字を打ち込むための数字キー47、この数字キー
47より入力された数字を確定させる登録キー48、各
種の操作実行中に表示部43に前画面を呼び出す呼出キ
ー49、前記数字キー47より入力した数値に誤りが生
じた場合、入力数値を消去するクリアキー50、ラベル
発行の開始を促す発行キー51、ラベル40bを印字す
ることなく空送りさせる紙送キー52、プリント機構2
よりハンディ・ターミナル1側へ発行データを伝送させ
るための伝送キー53、その他各種のファンクションキ
ーが配置されている。
【0028】図6は、プリント機構2の要部をなす制御
部46のブロック図である。55は、制御部54の中央
処理装置(CPU)であり、このCPU55は、バスラ
イン56を介して、操作部44、表示部43、リードオ
ンリーメモリ(ROM)57、ランダムアクセスメモリ
(RAM)58、RS−232Cインタフェース59、
印字制御インタフェース60をそれぞれ制御するように
なっている。
【0029】ROM57には、各部を制御するためのメ
イン処理プログラム61、印字に関する制御を行う印字
制御プログラム62、ラベルの印字毎にハンディ・ター
ミナル1側に送る印字終了報告の伝送制御を行う通信プ
ログラム63が、各々格納されている。
【0030】RAM58は、主に表示部43に表示され
るデータを格納するための表示メモリ64、ハンディ・
ターミナル1から送られたデータを一時的に格納する受
信データメモリ65、この受信データメモリ65から部
門コードや新価格情報(変更後価格)等印字する情報を
取り出して格納する印字データメモリ66、同様に受信
データメモリ65から新価格情報のバーコードデータ情
報を取り出して生成・格納するバーコード生成メモリ6
7、ラベルの印字毎に印字報告をハンディ・ターミナル
1側に送る機能をもつ伝送データメモリ68から構成さ
れる。
【0031】なお、印字制御インタフェース60には、
パルスモータ69、センサ70、サーマルヘッド71が
各々接続されており、バスライン56を介して接続され
るCPU55やROM57に格納される各プログラムの
働きによって、例えばヘッド切れのチェックを行い、ま
た紙切れのチェックを行い、あるいは印字スピードの制
御を行ったりしている。
【0032】次に、プリント機構2の制御を、主に図6
及び図7に基づき説明する。
【0033】プリント機構2の電源92を投入し、ハン
ディ・ターミナル1側から処理した新価格情報(変更後
価格)を送信すると、RS−232Cのケーブル14を
介して送信されてきた新価格情報は、受信データメモリ
65に格納されると共に、CPU55やROM57に格
納されている各プログラムの働きによって印字情報とバ
ーコード情報に分けられて、印字情報は印字データメモ
リ66に、またバーコード情報はバーコード生成メモリ
67に、各々格納される。そして、ハンディ・ターミナ
ル1で指定されたラベル印字枚数に従って、前記印字デ
ータメモリ66及びバーコード生成メモリ67の情報を
図示せぬラベルに印字するものである。このときラベル
発行毎に印字終了が報告されるようになっており、この
印字終了報告は、伝送データメモリ68及びケーブル1
4を経てハンディ・ターミナル1へ送信されるようにな
っている。
【0034】次に、主に図8に基づき作用を説明する。
なお、制御にかかる説明については、図1ないし図7に
基づいて説明する。ハンディ・ターミナル1の電源90
及びプリント機構2の電源92を投入する(S1)と、
ハンディー・ターミナル1では、表示部3に値下げ対象
日付の応答を求めるメッセージと共に本日の日付が表示
される。変更のない場合(本日の日付で処理するとき)
はそのまま入力キー10を押下する。また処理日を変更
したい場合は日付を変更後、入力キー10を押下すると
部門コードの応答待ちとなる(S2)。
【0035】所定の部門コード(実施例では888)を
応答し入力キー10を押下すると、理由区分の応答待ち
となる(S3)。
【0036】値下げの理由区分を応答し入力キー10を
押下すると、値下げ前の価格情報(旧価格)の応答待ち
となる(S4)。このとき代表的な理由区分(例えば、
賞味期限切れやタイムセールス)を表示部3に表示させ
ることも可能である。
【0037】商品情報入力手段としてのスキャナ5によ
って、現場の棚にある値下げ対象商品のラベル40aを
走査すると、スキャナ読み取りメモリ25を介して価格
メモリ26に価格が変更前価格として格納されると共
に、新価格(値引き後の価格)の入力応答待ちとなる
(S5)。
【0038】旧価格に対し何割引のようにパーセンテジ
単位の割合で値下げを指示する場合は、%キー12を押
下後、割引率を入力し入力キー10を押下する。また、
円単位で値下げを指示する場合は、¥キー13を押下
後、値下げ額を入力し入力キー10を押下すると、演算
ワークメモリ30及び演算論理レジスタ31の働きによ
り値下げ価格の計算がされて、新価格(実施例では、7
20円)を計算結果メモリ32に格納すると共に、この
新価格に基づくバーコード情報をバーコード生成メモリ
33にて編集・生成する。そして、ラベル発行枚数の入
力待ちとなる(S6)。
【0039】ハンディ・ターミナル1とプリント機構2
間のケーブル14を接続し、ハンディ・ターミナル1よ
りラベルの発行枚数を入力して入力キー10を押下した
後、発行キー11を押す(S7)。前記S1からS7の
一連のオペレーションにより新旧の価格や担当部門コー
ド等の情報が現場のハンディ・ターミナル1に記憶され
た状態で、このハンディ・ターミナル1とは別個に設け
られたプリント機構2側に、発行するバーコードラベル
に見合う情報が伝送されるものである。
【0040】ハンディ・ターミナル1よりデータが送ら
れてきたプリント機構2では、指示された発行枚数分の
ラベルを発行する(S8)。これにより、値下げされた
商品に関する値下げ価格がラベルに印字・発行されるも
のである。ラベル発行時、プリント機構2からハンディ
・ターミナル1へは、ラベルを1枚発行する毎に印字完
了信号を送信するようにされている。これにより、ハン
ディ・ターミナル1ではラベル発行枚数が確認でき、例
えば、値下げ価格を累積することにより値下げ予算へ達
した場合オーバーしないような行動が現場にて速やかに
行えるものである。
【0041】このように、新旧の価格や担当部門コード
がハンディ・ターミナル1側で入力できるため、現場に
て値下げ対象商品を見ながらの価格変更(値下げ処理)
が逐一行え、更にプリント機構2で発行するラベルの発
行枚数がハンディ・ターミナル1から入力でき、またプ
リント機構2でラベルを1枚発行した毎に印字終了信号
がハンディ・ターミナル1に送信されるため、ハンディ
・ターミナル1側で値下げデータが管理されることにな
って、現場での値下げ予算の把握が容易に行えるもので
ある。
【0042】また、ハンディ・ターミナル1に記憶され
た新旧の価格、値下げ価格や部門コード等の情報を、例
えば図示せぬホストコンピュータに伝送することによ
り、商品の値下げに伴う売価変更用の売価変更伝票の記
入が不要となるため、スーパーマーケットのバックヤー
ドで行われている値下げ金額の記入ミスや集計作業がい
らなくなり、作業の簡素化が図れるものである。
【0043】更に、ハンディ・ターミナル1で値下げ処
理を行い、プリント機構2では、ラベルの発行のみを行
えるので、種類の異なるラベルを発行するような場合で
もプリント機構2でその都度ラベル発行のためのオペレ
ーションを行う必要がなくなるため、プリント機構2の
台数が少なくても対応がし易いものである。
【0044】なお、本実施例ではハンディ・ターミナル
1での値下げ処理時、%キー12及び¥キー13を用い
て説明したが、これに限定されないことは勿論であり、
ハンディ・ターミナル1に設定されている他のファンク
ションキーを用いて値下げ処理を行うことは可能であ
る。使用するファンクションキーに対応した処理を行わ
せるときは、ハンディ・ターミナル1のソフトウエア変
更が必要であるが、一般的にハンディ・ターミナル1
は、ユーザに合わせてのソフトウエア変更が容易である
ため、ハンディ・ターミナル1の種類が異なる場合で
も、新価格情報のデータフォーマットを同一に編集して
伝送すればラベル発行のプリント機構2のソフトウエア
を変更する必要がない。このため、数種類のハンディ・
ターミナル1が導入されている店であっても、ラベル発
行用のプリント機構2の導入は比較的容易である。更
に、既にハンディ・ターミナル1かプリント機構2のど
ちらかを導入しているユーザで、値下げ業務の効率化を
検討しているところでは、どちらか一方の装置を購入す
ることによりシステムが構築できることになる。
【0045】また、プリント機構はラベルを発行する機
能がメインになっているため、データの記憶容量や処理
能力に限界があるが、プリント機構2とハンディ・ター
ミナル1とに分けることにより、プリント機構2はラベ
ル発行専用、またハンディ・ターミナル1は値下げ処理
専用のように機能を分割することによって、各々の処理
能力が増加することになるものである。
【0046】また、この実施例では、ハンディ・ターミ
ナル1とプリント機構2間のデータ伝送用にRS−23
2Cを用いて説明したが、これに限定されないことは勿
論であり、例えばハンディ・ターミナル1を使用する現
場とラベルを発行するプリント機構2間を通信回線で接
続することによって、離れた場所からのラベル発行指示
が可能となって、よりスピーディな処理ができるもので
ある。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ハンデ
ィ・ターミナルで入力された商品情報に基づき価格変更
処理を行い、このハンディ・ターミナルとは別個に設け
られたプリント機構で新商品情報のラベルを発行させる
ようにし、現場にあるハンディ・ターミナルからの新商
品情報によって、プリント機構にてラベルにバーコード
を発行できるので、このラベルをレジの光学的読み取り
機にかけて新商品情報を読み取ることができるため、レ
ジにおける入力作業の打ち間違いがなくなり、レジにお
ける混雑が解消される。
【0048】更に、商品の旧価格としての第1価格情報
と値下げ価格としての第2の価格情報とによりハンディ
・ターミナルで値下げ処理ができるため、各現場での値
下げ予算の把握が容易となるという効果がある。
【0049】また、前記第1価格情報と第2の価格情報
等の新商品情報をハンディ・ターミナルに記憶させてお
くことができ、更に伝送手段を設けたので、例えば、伝
送手段を介してホストコンピュータに前記新商品情報を
伝送してデータ処理を行えばスーパーマーケットのバッ
クヤード等における売価変更伝票の処理作業が不要とな
るため、値下げ金額の記入ミスや集計作業がいらなくな
り、作業の簡素化が図れるものである。
【0050】また、プリント機構とハンディ・ターミナ
ルとに分けることにより、プリント機構はラベル発行
用、またハンディ・ターミナルは値下げ処理用のように
機能を分割することによって、各々の処理能力が増加す
ることになるものである。
【0051】また、ハンディ・ターミナルとプリント機
構の間の伝送手段として、通信回線を採用することによ
り、離れた場所からのラベル発行指示が可能となって、
スピーディな処理ができる。 また、ハンディ・ターミナ
ルに、処理日付、部門コード及び値下げ理由コードの入
力を促す旨のメッセージを表示する表示部と、処理日
付、部門コード及び値下げ理由コードを入力するための
操作部を備えるため、項目の入力不足がなくなる。
た、プリント機構より伝送手段を介してハンディ・ター
ミナルに、ラベルの発行ごとに印字終了信号を送信する
ので、ハンディ・ターミナル側で値下げデータが管理さ
れるため、各現場での値下げ予算の把握が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるラベル発行装置のハンディ・タ
ーミナル及びプリント機構の外観斜視図
【図2】本発明に係わるラベル発行装置のハンディ・タ
ーミナルの操作部の正面図
【図3】同、制御部のブロック説明図
【図4】同、値下げ処理の概念を示すブロック説明図
【図5】本発明に係わるラベル発行装置のプリント機構
の操作部の正面図
【図6】同、制御部のブロック説明図
【図7】同、ラベル発行処理の概念を示すブロック説明
【図8】本発明に係わるラベル発行装置のハンディ・タ
ーミナル及びプリント機構の操作を示すフローチャート
【図9】旧価格が表示されたラベルの正面図
【図10】新価格が表示されたラベルの正面図
【符号の説明】
1 ハンディ・ターミナル 2 プリント機構 5 商品情報入力手段(スキャナ) 14 ケーブル(伝送手段) 26 価格メモリ(第1の記憶手段) 32 計算結果メモリ(第2の記憶手段) 34 伝送データメモリ(伝送手段) 65 受信データメモリ(受信記憶手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙上に多数のラベルが連続して仮着さ
    れた帯状ラベル連続体の前記ラベルに、商品価格等の商
    品情報を印字・発行するラベル発行装置において、 中央処理装置と、該中央処理装置に接続されて商品の種
    別情報及び価格情報を入力するための商品情報入力手段
    と、該商品情報入力手段より入力された第1の価格情報
    を記憶するための第1の記憶手段と、前記中央処理装置
    に接続され前記第1の価格情報の値下げに関する変更情
    報を入力するための価格変更情報入力手段と、該価格変
    更情報入力手段より入力された変更情報に基づき前記第
    1の価格情報を変更して第2の価格情報を作成する新価
    格作成手段と、該新価格作成手段により作成された前記
    第2の価格情報を記憶するための第2の記憶手段と、前
    記第2の価格情報に基づき新たな商品情報を作成する新
    商品情報作成手段と、該新商品情報作成手段により作成
    された前記新商品情報を伝送するための伝送手段とを備
    えたハンディ・ターミナルと、 該ハンディ・ターミナルに接続される伝送手段を介して
    伝送される前記新商品情報を記憶する受信記憶手段と、
    該受信記憶手段に記憶された新商品情報を編集・出力す
    る出力手段とを備えたプリント機構とから成り、 前記ハンディ・ターミナルで入力された前記値下げに関
    する変更情報に基づき価格変更処理を行って得られた新
    商品情報を前記伝送手段を介してプリント機構へ送り、
    前記プリント機構で新商品情報が印字されたラベルを発
    行させることを特徴とするラベル発行装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送手段は、通信回線を用いたこと
    を特徴とする請求項1に記載のラベル発行装置。
  3. 【請求項3】 前記ハンディ・ターミナルは、処理日
    付、部門コード及び値下げ理由コードの入力を促す旨の
    メッセージを表示する表示部と、前記処理日付、部門コ
    ード及び値下げ理由コードを入力するための操作部を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載のラベル発行装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プリント機構は、ラベルの発行枚数
    のカウントを表示する表示部を備え、かつ、前記ラベル
    の発行ごとに印字終了信号を前記伝送手段を 介してハン
    ディ・ターミナルへ送信することを特徴とする請求項1
    に記載のラベル発行装置。
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