JP3415173B2 - 薄状蓋の装着脱気装置 - Google Patents

薄状蓋の装着脱気装置

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JP3415173B2 JP11081192A JP11081192A JP3415173B2 JP 3415173 B2 JP3415173 B2 JP 3415173B2 JP 11081192 A JP11081192 A JP 11081192A JP 11081192 A JP11081192 A JP 11081192A JP 3415173 B2 JP3415173 B2 JP 3415173B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えばインクなどの液
状の内容物が充填された容器の開口部に内蓋などとして
使用される樹脂シート製などの薄状蓋を装着する装置に
係り、特にこの薄状蓋を内容物の液面と確実に密着させ
て液面と薄状蓋との間に空気の混入を防止できるように
した薄状蓋の装着脱気装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図9は、インクが充填される容器の外観
を示している。図9における符号1は金属缶などの容器
であり、この容器1内に内容物としてインクが充填され
る。この容器1の開口部1aにそのまま金属製あるいは
樹脂製の外蓋2を被せると、容器1内のインクの液面と
外蓋2との間に空気層が形成されてしまい、空気に触れ
ることによるインクの変質などが生じる。そこでインク
が直接空気に触れないようにする方法として、薄い樹脂
シートなどにより形成された内蓋3を使用することが考
えられる。この内蓋3を容器1の開口部に装着する際
に、内蓋3の底面3aを容器1内のインクの液面に密着
させ、その後外蓋2を装着すれば、インクの液面が直接
空気に触れることを防止できる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内容物
がインクのように高い粘性を有するものであると、薄い
樹脂シートにより形成された内蓋3の底面3aの全面を
インクの液面に確実に密着させるのは非常に困難であ
る。この内蓋3を装着するときに、底面3aをインクに
押し付ける位置を間違えると、内蓋3の底面3aとイン
クとの間に気泡が介在してしまい、これを後から除去す
ることは実質的に不可能となる。よって内蓋3を装着す
る作業には熟練を要し効率の良い作業は望めなかった。
また内蓋3を自動機により自動装着しようとしても、前
記の脱気を行うことができず、よって上記作業は手作業
によらなくてはならなかった。 【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、薄状蓋を容器の開口部に装着する際、液状の内容
物と薄状蓋との間に空気が残らないようにできる薄状蓋
の装着脱気装置を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明による薄状蓋の装
着脱気装置は、液状の内容物が充填された容器の開口部
に薄状蓋を装着する装置であって、開口部上に前記薄状
蓋が設置された前記容器の開口部に対向しその先端が薄
状蓋の中央に当ってこの薄状蓋と前記液状の内容物の液
面とを密着させる複数の凸状体と、この複数の凸状体を
前記容器の中心に対して周回させながら凸状体の距離を
除々に離していく駆動機構とが設けられていることを特
徴とするものである。 【0006】 【作用】上記手段では、容器の内部にインクなどの高い
粘性の液状の内容物が充填され、容器の開口部上に薄状
蓋が設置されたものが供給されると、複数の凸状体が互
いに密接した状態で薄状蓋の中心部に当たり、この中心
部にて薄状蓋と内容物の液面とを密着させる。次に前記
凸状体を容器を中心として周回させ、このとき凸状体の
距離を徐々に離す。これにより凸状体の先端は周回して
薄状蓋を液面に押し付けながら徐々に外周へ移動してい
く。よって薄状蓋と内容物の液面とは中心部から外周部
に向かって順に確実に密着していき、薄状蓋と液面との
間の空気が外周部から確実に外部へ抜き出される。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。以下に示す装着脱気装置は、図9に示した形状の容
器(金属缶)1の内部にインクを充填し、容器1の開口
部上に、図9に示したのと同じ形状の薄い樹脂シート製
の内蓋3を設置した後、この内蓋3を底面3aとインク
液面との間に空気を介在させることなく装着する作業を
行うものである。図1は上記装着脱気装置を正面から見
た断面図、図2は図1に示す装着脱気装置の部分平面
図、図3は図1のIII−III断面図、図4は図1の
IV矢視図、図5は装着脱気作業を説明する図1のV矢
視側面図、図6は図1のVI矢視図、図7は前記容器1
をこの装着脱気装置の位置へ送りこむインデックステー
ブルの部分平面図、図8は図7の断面図である。 【0008】図5に示すように内容物であるインク4が
所定の容量にて充填された容器1は、インデックステー
ブル10上に設けられた昇降台11上に設置される。図
7に示すように、インデックステーブル10は、円板テ
ーブルであり、その周囲に昇降台11が複数所定の間隔
で設けられており、このインデックステーブル10の間
欠回転により、昇降台11上に設置された容器1がそれ
ぞれの工程の作業領域に送られる。 【0009】図1と図8に示すように、インデックステ
ーブル10にはスラスト軸受12が設けられ、前記それ
ぞれの昇降台11の下面から下方向に延びる昇降軸13
はこの軸受12に摺動自在に挿入されている。この昇降
軸13の下端にはローラ14が回動自在に支持されてお
り、各工程の作業領域にて必要に応じて設けられた昇降
機構により、前記ローラ14を介して昇降台11がイン
デックステーブル10上にて持上げられるようになって
いる。 【0010】図7と図8に示すように、インデックステ
ーブル10上の昇降台11のさらに上方にはクランプア
ーム15が設けられている。このクランプアーム15は
1つの昇降台11に対して一対対称に向き合って設けら
れている。各クランプアーム15の基部には駆動軸16
が固定されており、この駆動軸16は、インデックステ
ーブル10に設けられた軸受17により回動自在で且つ
昇降自在に支持されている。図8に示すように、前記駆
動軸16は軸受17内を通過してインデックステーブル
10の下面方向に延びている。図8に示すように、各工
程の作業領域には必要に応じて駆動リンク機構18が設
けられており、この駆動リンク機構18により向き合っ
ている一対の前記クランプアーム15が開閉動作するよ
うになっている。図7では向き合っている一対のクラン
プアーム15が開いた状態を実線で示し、閉じた状態を
鎖線で示している。鎖線で示すように一対のクランプア
ーム15が閉じられているときに、図8に示すように、
昇降台11の上に設置された容器1の開口部周囲がこの
一対のクランプアーム15に保持される。 【0011】図1に示すように、本発明による装着脱気
装置では、インデックステーブル10の下側位置に前記
昇降台11を昇降させる昇降機構20が配置されてい
る。この昇降機構20では、架台21に上下の軸受2
3,23を介して回転自在に支持されたボールねじ軸2
2が設けられている。また架台21に設けられた図示し
ないガイド軸に沿って上下方向へ移動する昇降ブロック
25が設けられ、この昇降ブロック25に固定されたボ
ールねじ受け24が前記ボールねじ軸22の外周に装着
されている。ボールねじ軸22の回転により、ボールね
じ受け24ならびに昇降ブロック25が上下動する。昇
降ブロック25の先端にはローラ受け26が固定されて
前記昇降軸13の下端に設けられたローラ14は、イン
デックステーブル10の回動によりこのローラ受け26
上に乗り上がる。そして前記昇降ブロック25の上下動
により、昇降軸13を介して、インデックステーブル1
0上の昇降台11が上下駆動されるようになっている。 【0012】上記架台21の上面にはサーボモータ27
が設けられている。このサーボモータ27の出力軸27
aはカップリング28を介して減速機29の入力軸29
aに連結されている。この減速機29の出力軸29bに
は歯付きプーリ31が取り付けられている。一方前記ボ
ールねじ軸22の下端にも歯付きプーリ32が取り付け
られており、両歯付きプーリ31と32の間に歯付きベ
ルト35が掛けられている。また架台21に固定された
中間軸33の下端にベルトテンション調整用のテンショ
ンプーリ34が取り付けられている。前記サーボモータ
27の駆動力は減速機29により減速され、歯付きプー
リ31から歯付きベルト35を経て歯付きプーリ32に
伝達され、これにより前記ボールねじ軸22が駆動され
て、昇降ブロック25が昇降駆動される。 【0013】図1に示すように、インデックステーブル
10の上方には脱気駆動機構40が設けられている。こ
の脱気駆動機構40では、昇降架台41が、固定架台4
2に設けられたリニアガイド43にガイドされて昇降動
作できるようになっている。図2に示すように、前記昇
降架台41にはリンクロッド44が連結されており、図
示しない昇降駆動シリンダの駆動力により前記リンクロ
ッド44を介して昇降架台41が昇降駆動されるように
なっている。この昇降駆動力により、脱気駆動機構40
全体がインデックステーブル10の上方に上昇して待機
している位置と、図1に示すように脱気駆動機構40が
下降してインデックステーブル10上の容器1に対して
作業を行う位置との間を上下動する。 【0014】図1に示すように、前記昇降架台41に固
定されている下部支持板45と上部支持板46との間に
差動軸47が設けられている。この差動軸47は上部に
送りねじ軸47aが一体に形成されており、またその下
端には差動ピニオン48が固定されている。この差動軸
47の上端は、上部支持板46に保持された軸受49に
回転自在に支持されている。また差動軸47の下部は、
ハウジング軸51の内周面に設けられた一対の軸受5
2,52により回転自在に支持されている。さらにハウ
ジング軸51の外周面は、前記下部支持板45の筒部4
5aに保持された一対の軸受53,53により回転自在
に支持されている。すなわち、下部支持板45に対しハ
ウジング軸51が回転自在に設けられ、さらにこのハウ
ジング軸51の内部にて差動軸47が回転自在に支持さ
れている。 【0015】上記ハウジング軸51ならびに差動軸47
の下部に拡開旋回部60が設けられている。図3、図
4、図5は、図1のぞれぞれIII−III断面図、I
V矢視図、V矢視側面図であるが、これらの図に示すよ
うに、ハウジング軸51の下部には平行な一対のハウジ
ング板61,61が固定され、さらに両ハウジング板6
1と61の下面どうしが底部連結板62により連結され
ている。 【0016】図4と図5に示すように、両ハウジング板
61,61の間には一対のラック軸63と64が挿通さ
れ、この各ラック軸63と64はそれぞれハウジング板
61,61に設けられた摺動スリーブ65により摺動自
在に支持されている。また図4と図5に示すように、上
記ラック軸63,64の下側には一対の摺動軸66と6
7が設けられ、この一対の摺動軸66と67も前記摺動
スリーブ65と同様の摺動スリーブにより各ハウジング
板61,61に対して摺動自在に支持されている。前記
ラック軸63の右端とその下に位置する摺動軸66の右
端は連結板68が固定され、ラック軸64の右端とその
下に位置する摺動軸67の右端には連結板69が固定さ
れている。またラック軸63と摺動軸66のそれぞれの
左端には連結板71が固定され、ラック軸64と摺動軸
67の左端には連結板72が固定されている。 【0017】前記一方の連結板71の下端には軸支持板
73が固定され、連結板69の下端には軸支持板74が
固定されている。図4に示すように、両軸支持板73と
74は互いに対称形状で、底部連結板62の下側にて底
部連結板62の中央位置まで延びている。そしてそれぞ
れの軸支持板73と74に脱気軸75と76がそれぞれ
固定されている。また前記差動軸47の下端に設けられ
た差動ピニオン48はそれぞれのラック軸63と64の
ラック歯63aと64aに噛み合っている。 【0018】図3と図4の状態では、それぞれの脱気軸
75と76が底部連結板62の中央位置に密接してい
る。後述する駆動機構により、ハウジング軸51ならび
にこれに連結されているハウジング板61が図3におい
て時計方向(図4では反時計方向)へ回転駆動され、ま
た差動軸47も同じ方向へ駆動される。ただしハウジン
グ板61の回転数が差動軸47の回転数よりも高く設定
されるため、差動軸47はハウジング板61に対し相対
的に図3において反時計方向へ駆動されるのと同じにな
る。よって差動ピニオン48とラック歯63a,64a
との噛み合いにより、ラック軸63が(イ)方向へラッ
ク軸64が(ロ)方向へ駆動されて、脱気軸75と76
は図4に示す(イ)(ロ)方向へ徐々に離れていく。す
なわち脱気軸75と76はハウジング板61とともに図
4において反時計方向(図3では時計方向)ヘ周回しな
がら、互いに離れていく動作を生じることになる。 【0019】上記拡開旋回部60への動力伝達経路につ
いて説明する。図1に示すように、上部支持板46には
スピードコントロールが可能なモータ81が固定されて
いる。このモータ81の出力軸81aはカップリング8
2を介して駆動軸83に連結されている。この駆動軸8
3は中間支持板84に設けられた軸受部85に回転自在
に支持されている。そして駆動軸83の下端に駆動歯車
86が固定されている。 【0020】下部支持板45に保持された軸受88と中
間支持板84に保持された軸受87の間には中間軸89
が回転自在に設けられており、この中間軸89に2枚の
伝達歯車91と92が固定されている。前記駆動歯車8
6は下側の伝達歯車91に噛み合っており、モータ81
の動力により下側の伝達歯車91が駆動され、これと同
じ中間軸89に固定されている上側の伝達歯車92が一
緒に回転駆動される。前記ハウジング軸51の上端には
従動歯車93が固定され、これが下側の前記伝達歯車9
1と噛み合っている。また前記差動軸47の中腹部には
従動歯車94が固定され、この従動歯車94が前記上側
の伝達歯車92と噛み合っている。 【0021】上記の歯車列において、下側の伝達歯車9
1とハウジング軸51側の従動歯車93との歯数比が例
えば64:62であり、上側の伝達歯車92と差動軸4
7側の従動歯車94との歯数比が例えば62:64であ
り、ハウジング軸51側の従動歯車93が差動軸47側
の従動歯車94よりも回転数がわずかに大きくなる。こ
の歯数比の差によりハウジング軸51は差動軸47より
も回転速度が速くなって、図3と図4に基づいて説明し
たように、脱気軸75と76が互いに旋回しながら離れ
るように駆動される。 【0022】図1に示すように、下部支持板45と上部
支持板46の図示右端部にはガイド軸101の両端が固
定されており、このガイド軸101に昇降板103に固
定されたスラスト軸受102が摺動自在にガイドされて
いる。また昇降板103にはねじ受け104が固定され
ており、このねじ受け104が前記差動軸47の上部の
送りねじ軸47aに外挿されている。昇降板103の図
示右端部には支持板105を介してドグ106が固定さ
れている。このドグは図6に示すように左右に長い形状
のブロックである。また前記下部支持板45にはスイッ
チ支持板107が設けられ、このスイッチ支持板107
に複数の近接スイッチ108が支持されている。図6
(図1のVI矢視図)に示すように、この近接スイッチ
108は、スイッチ支持板107に複数個(計8個)設
けられており、このそれぞれの近接スイッチ108はス
イッチ支持板107に対して図示上下方向の位置を調節
できるように取り付けられている。 【0023】前記モータ81の動力によりハウジング軸
51と差動軸47とが回転数差を有して回転することに
より、前述のように脱気軸75と76が互いに離れるよ
うに旋回するが、このときの差動軸47ならびにこれと
一体の送りねじ軸47aの回転により昇降板103が上
昇し、この上昇距離に応じて前記ドグ106が複数の近
接スイッチ108のそれぞれを検知状態としていく。こ
の近接スイッチ108によるドグの位置検知により各種
の動作制御が行われる。 【0024】例えば図6において(1)で示す列の2つ
の近接スイッチ108はドグ106の下降限と上昇限
(脱気軸75と76の移動限界)を検知してモータ81
を停止させるために使用される。(2)の列の2つの近
接スイッチ108は、ドグ106の上昇限と下降限の少
し前の時点でモータ81の速度を変えるために使用され
る。この(2)の列の近接スイッチの検知出力により、
モータ81の回転速度が低く切換えられ、脱気軸75と
76が互いに離れて行くときと近づいて行くときの最終
位置の手前で移動速度が減速される。(3)と(4)の
列のそれぞれ1つずつの近接スイッチ108は、図1に
示す昇降機構20のモータ27の始動タイミングを設定
するものであり、ドグ106が(3)と(4)の列の近
接スイッチにより検知されると、昇降機構20のモータ
27が始動して、昇降台11と容器1がわずかに持ち上
げられる。さらに(5)の列の近接スイッチ108がド
グ106を検知した時点でインデックステーブル10上
の前記クランプアーム15による容器1のクランプが解
除される。 【0025】また容器1に設置された内蓋3の耳部3c
をクランプするための耳クランプ機構は、図1において
符号110で示されている。この耳クランプ機構110
では、一対のクランプ爪111,111が開閉動作する
ようになっており、脱気作業中には、前記内蓋3の耳部
3cがこのクランプ爪111,111によりクランプ保
持されるようになっている。なお図1の図示右方向へ突
出している耳部3cも同様に耳クランプ機構によりクラ
ンプされるようになっているが、図示右側の耳クランプ
機構は図示している耳クランプ機構110と対称で且つ
同じ構造であり、図示を省略している。 【0026】次に上記実施例の動作について説明する。
図9に示す容器1は、インデックステーブル10の昇降
台11上に設置されて、インデックステーブル10の回
転により各工程の作業領域へ送られる。容器1が図1に
示す装着脱気装置へ移動する前の工程において、図8に
示すように一対のクランプアーム15,15により容器
1の開口部周囲がクランプされた状態で、容器1内に内
容物であるインクが充填される。また充填されたインク
4の液面4aの高さh(図5参照)は、予め測定装置に
より測定されている。さらに図5に示すように、薄い樹
脂シートにより製造された内蓋3は、前記クランプアー
ム15の内周上部に乗せられた状態となっている。この
とき内蓋3の耳部3cは、図7のインデックステーブル
10の半径方向(図示左右方向)に延びている。 【0027】インデックステーブル10の回転により、
インク4が充填され且つクランプアーム15の内周上部
に内蓋3が乗せられた状態で、容器1は図1に示す装着
脱気装置の作業領域に移動する。この装着脱気装置で
は、前記容器1が作業領域に移動してきたときに図2に
示すリンクロッド44に連結されたシリンダ機構によ
り、昇降架台41がリニアガイド43に沿って下降させ
られ、この昇降架台41に支持された脱気駆動機構40
が容器1の上方に対向する位置まで下降させられる。 【0028】その後、装着脱気装置の下部に設けられた
昇降機構20のサーボモータ27が始動し、その動力
は、減速機29により減速され、歯付きベルト35を介
してボールねじ軸22に伝達され、このボールねじ軸2
2の回転により昇降ブロック25が上昇し、ローラ14
を介して昇降軸13ならびに昇降台11が、インデック
ステーブル10上にて上昇させられる。この作業領域の
前の工程において、容器1内に充填されたインク4の液
面4aの高さhが測定されて解っているため、サーボモ
ータ27の駆動時間は、この液面の高さhに基づいて制
御され、図5に示すように、内蓋3の底面3aの中央部
に脱気軸75と76(このときの脱気軸75と76は図
4に示すように、互いに密接している)が当たり、この
脱気軸75と76に当っている内蓋底面3aの中央部が
インク4の液面4aに必らず接触する位置まで、昇降台
11が上昇させられ、この時点でサーボモータ27が停
止する。この時点で、内蓋3の両側に突出している耳部
3cが、両側にある耳クランプ機構110のクランプ爪
111により保持され、内蓋3が回転しないように保持
される。 【0029】次に脱気駆動機構40におけるモータ81
が始動し、駆動歯車86が駆動されて、この駆動歯車8
6に噛み合っている伝達歯車91が駆動され、さらにこ
の伝達歯車91と中間軸89により連結されている上側
の伝達歯車92が駆動される。この2つの伝達歯車91
と92の回転は、それぞれが噛み合っている従動歯車9
3と94に伝達される。前述のように伝達歯車91と従
動歯車93との歯数比と、伝達歯車92と従動歯車94
との歯数比は相違しており、従動歯車93は従動歯車9
4よりもわずかに速い速度にて回転駆動される。 【0030】上記従動歯車93とともにハウジング軸5
1ならびにこれに固定されたハウジング板61が図3に
おいて時計方向へ駆動され、また従動歯車94とともに
差動軸47も図3において時計方向へ駆動される。ハウ
ジング板61の回転速度は差動軸47の回転速度よりも
速いため、図3において差動軸47と差動ピニオン48
はハウジング板61に対し相対的に反時計方向へ駆動さ
れていることになり、各ラック軸63と64が(イ)と
(ロ)方向へ駆動される。よってこのラック軸63と6
4のそれぞれと一体に動作する脱気軸75と76は時計
方向(図4では反時計方向)へ周回しながら互いに離れ
る方向へ移動させられる。よって図5に示すように内蓋
3の底面3aの中央部に接触している脱気軸75と76
は、容器1のほぼ中心を軸として周回しながら互いに離
れていき、脱気軸75と76の下端と内蓋3の底面3a
との接触点が容器1の外周方向へ移動していく。 【0031】図1に示すように、差動軸47の上部には
送りねじ軸47aが一体に設けられており、この送りね
じ軸47aの回転により昇降板103が徐々に上昇して
いき、この昇降板103とともに上昇するドグ106
が、図6に示す複数の近接スイッチ108を順番に検知
状態にしていく。 【0032】この近接スイッチ108の検知出力により
次のような動作制御が行われる。図5において、脱気軸
75と76が周回しながら互いに離れていくと、内蓋3
の底面3aとインク4の液面4aとの接触点がむらなく
外周へと移動し、内蓋3の底面3aと液面4aとの間の
空気が外周方向へ押し出されていく。脱気軸75と76
がある位置まで広がり、例えば図5にて鎖線で示す位置
まで移動すると、湾曲している内蓋3の底面3aに脱気
軸75,76による無理な力が作用し始める。このとき
ドグ106は図6において(3)の列にある近接スイッ
チ108を検知状態にする。この(3)の列にある近接
スイッチ108の検知出力により、図1に示す昇降機構
20のサーボモータ27が所定時間作動し、ボールねじ
軸22が駆動されて昇降台11がインデックステーブル
10上にて持ち上げられ、容器1が図5において上方へ
わずかに上昇させられる。よって鎖線の間隔に開いてい
る脱気軸75と76が内蓋3の底面3aに対し無理な力
を与えないようになり、且つ既に脱気軸75と76によ
りインク4の液面4aに押し付けられた内蓋3の底面3
aの中央部分が、液面4aに対しさらに確実に密着させ
られる。 【0033】その後、脱気軸75と76が旋回しながら
互いに離れ、この脱気軸75と76の先端により密着さ
せられた内蓋3の底面3aと液面4aとの接触範囲が外
周に広がっていくと、これと共に上昇するドグ106に
より図6に示す(4)の列の近接スイッチ108が検知
状態になる。このときに再度昇降機構20のサーボモー
タ27が始動して、昇降ブロック25が上昇し、インデ
ックステーブル10にて昇降台11が上昇し、容器1が
持ち上げられる。よってこのときも脱気軸75と76の
接触により内蓋3の底面3aに無理な力がかからなくな
り、さらに既に接触している内蓋3の底面3aと液面4
aとの接触がよりいっそう確実になる。 【0034】さらに脱気軸75と76が旋回しながら互
いに離れ、内蓋3の外周方向へ所定距離移動すると、ド
グ106により図6において(5)の列にある近接スイ
ッチ108が検知状態となる。この検知出力により、イ
ンデックステーブル10上の一対のクランプアーム15
が容器1から離れるように駆動される。さらに脱気軸7
5と76が旋回しながら外周へ移動していくと、クラン
プアーム15が離れた内蓋3の外周の折り返し部3bが
容器1の開口部1aの縁部に嵌着される。 【0035】前記クランプアーム15によるクランプが
解除された後に、さらに旋回して離れていく脱気軸75
と76が内蓋3の外周に接近すると、ドグ106が図6
の(2)の列の上側の近接スイッチ108を検知状態に
する。この検知出力により図1に示すモータ81の回転
数が低下させられる。よって内蓋3の底面3aの外周付
近に移動した脱気軸75と76の旋回速度は低下し、こ
の脱気軸75と76が内蓋3の底面3aの外周の内側付
近を遅い速度にてなぞることになる。 【0036】そしてドグ106が(1)の列の上側の近
接スイッチ108を検知状態としたときに、脱気軸75
と76が内蓋3の底面3aの外周位置へ移動し、この検
知出力によりモータ81を停止させ、内蓋3の装着脱気
作業が終了する。この時点で内蓋3は容器1の開口部に
完全に装着され、また旋回しながら外周へ移動した脱気
軸75と76とにより、内蓋3の底面3aとインク4の
液面4aとの間の空気は完全に排出され、内蓋3の底面
3aがインク4の液面4aに全面的に密着する。その
後、耳クランプ機構110のクランプ爪111が開か
れ、内蓋3の耳部3cのクランプが解除される。 【0037】上記装着脱気作業が完了した時点で、昇降
機構20のモータ27により昇降ブロック25が下降さ
せられ、昇降台11ならびに容器1はインデックステー
ブル10の上面まで下降させられる。また脱気駆動機構
40では、モータ81が逆転し、ハウジング板61と差
動軸47が図3において反時計方向へ駆動され、脱気軸
75と76が前記と逆方向へ旋回しながら、(イ)
(ロ)と逆方向へ移動し、図4に示すように、脱気軸7
5と76が互いに密接する位置へ戻る。この戻り動作の
ときにドグ106が下降するが、このドグ106が図6
において(2)の列の下側の近接スイッチ108を検知
状態としたときに、モータ81の速度が低下し、(1)
の列の下側の近接スイッチ108がドグ106により検
知状態となった時点で、モータ81が停止する。 【0038】上記の復帰動作の後に、図2に示すリンク
ロッド44により昇降架台41がリニアガイド43に沿
って上昇させられ、脱気駆動機構40がインデックステ
ーブル10の上方へ離れる。そしてインデックステーブ
ル10が回動して、内蓋3が装着された容器1は次の外
蓋2の装着工程へ送られる。なお上記実施例では、容器
の内容物がインクの場合について示したが、内容物はイ
ンク以外のものであってもよい。また内蓋3に必らずし
も耳部3cを設ける必要はない。 【0039】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、薄状蓋と
内容物の液面とが中央から外周に向けて徐々に密着する
ようになり、薄状蓋と液面との間の空気を完全に外部へ
排出することができる。また薄状蓋の装着脱気を自動作
業によりできるようになる。
【図面の簡単な説明】 【図1】薄状蓋の装着脱気装置を示す正面断面図、 【図2】図1に示す装着脱気装置の平面図、 【図3】図1のIII−III断面図、 【図4】図1のIV矢視図、 【図5】図1のV矢視側面図、 【図6】図1のVI矢視図、 【図7】図1に示すインデックステーブルの部分平面
図、 【図8】図7に示すインデックステーブルの断面図、 【図9】容器、内蓋、外蓋の斜視図、 【符号の説明】 1 容器 2 外蓋 3 内蓋 3a 底面 3c 耳部 4 インク 4a 液面 10 インデックステーブル 11 昇降台 13 昇降軸 14 ローラ 20 昇降機構 22 ボールねじ軸 25 昇降ブロック 27 サーボモータ 29 減速機 40 脱気駆動機構 41 昇降架台 47 差動軸 48 差動ピニオン 51 ハウジング軸 60 拡開旋回部 61 ハウジング板 63,64 ラック軸 75,76 脱気軸 106 ドグ 108 近接スイッチ 110 耳クランプ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 典久 東京都板橋区坂下3丁目35番58号 大日 本インキ化学工業株式会社内 (72)発明者 原田 義雄 東京都千代田区大手町1丁目4番2号 丸紅株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−148492(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67B 3/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 液状の内容物が充填された容器の開口部
    に薄状蓋を装着する装置であって、開口部上に前記薄状
    蓋が設置された前記容器の開口部に対向しその先端が薄
    状蓋の中央に当ってこの薄状蓋と前記液状の内容物の液
    面とを密着させる複数の凸状体と、この複数の凸状体を
    前記容器の中心に対して周回させながら凸状体の距離を
    除々に離していく駆動機構とが設けられていることを特
    徴とする薄状蓋の装着脱気装置。
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