JP3415088B2 - 光増幅器用光ファイバ - Google Patents

光増幅器用光ファイバ

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JP3415088B2
JP3415088B2 JP2000010391A JP2000010391A JP3415088B2 JP 3415088 B2 JP3415088 B2 JP 3415088B2 JP 2000010391 A JP2000010391 A JP 2000010391A JP 2000010391 A JP2000010391 A JP 2000010391A JP 3415088 B2 JP3415088 B2 JP 3415088B2
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C13/00Fibre or filament compositions
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    • C03C13/044Chalcogenide glass compositions containing halogen, e.g. chalcohalide glass compositions
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06708Constructional details of the fibre, e.g. compositions, cross-section, shape or tapering
    • H01S3/06716Fibre compositions or doping with active elements

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光増幅器用光ファイ
に係り、より詳細には1.31μm波長帯の光増幅効
率が改善されたDy3+含有光増幅器用光ファイバに関す
る。
【0002】
【従来の技術】シリカガラスの零分散帯域の1.31μ
m波長の光増幅器製造時、ガラス基地にドーピングする
稀土類元素としてNd3+、Pr3+、Dy3+を使用するこ
とが一般的である。ところが、稀土類元素としてNd3+
を使用する場合には次のような問題がある。
【0003】即ち、43/2準位から413/2準位に遷移
される過程で発生する蛍光の中心波長が1.31μmで
あって、零分散帯域からだいぶ離れているし、43/2
位で発生する他の波長890nm、1064nmの蛍光
に比べて1.31μm領域での蛍光の強度が非常に弱く
て、43/2準位での励起準位吸収によって1.36μm
より短い波長での光利得が非常に低下する。前述した問
題を解決するために基地材料としてシリカガラスの代わ
りにフッ化物系ガラスを使用する方法が提案された。し
かしこの方法も1.31μm波長領域での光利得を大き
く向上させることはできなかった。
【0004】反面、ガラスにドーピングする稀土類元素
としてPr3+を使用する場合、14準位と35準位との
間の遷移過程で放出される蛍光が用いられる。この場
合、このような遷移の確率は他の遷移確率に比べてずっ
と高いため、光増幅効率が高いことが予想される。
【0005】しかし実質的にPr3+を適用すれば、14
準位と真下の位置の準位の34準位とのエネルギー差は
3000cm-1程度で小さく、基地材料として格子振動
エネルギーが大きい酸化物ガラス800cm-1を使用す
る場合、多重格子振動緩和によって14準位に励起され
たPr3+が非放射遷移される確率が非常に高く、その結
果、光増幅効率が低下する。従って、Pr3+を用いた光
増幅器で、格子振動エネルギーが低い物質を基地材料と
して使用する場合に、良好な光増幅効率を得ることがで
きる。
【0006】格子振動エネルギーが低い物質としては、
ZrF4を含むフッ化物系ガラスが知られている。とこ
ろが、このようなフッ化物系ガラスは量子効率が4%以
下で、蛍光寿命のような性能が満足すべき水準に至らな
い問題がある。これにより最近は基地材料として、フッ
化物系ガラスより格子振動エネルギーがより低い硫化物
系ガラスを利用しようとする研究が活発になされてい
る。
【0007】図1はDy3+のエネルギー準位図である。
これを参照すれば、Dy3+から放出される1.31μm
蛍光は、励起準位の611/269/2準位から基底準位
6 15/2準位に遷移する過程で発生する。
【0008】一方、下記表1はGe−Ga−Sガラス基
地を使用した場合、Dy3+とPr3+で発生する1.31
μm蛍光の光増幅性能を比較して示したものである。
【0009】
【表1】
【0010】表1によると、Dy3+の場合、Pr3+に比
べて誘導放出断面積が4倍以上も大きく、分岐率も大き
いことが分かった。また、Dy3+はPr3+とは異なり近
赤外線領域に多数の大きい吸収帯が存在しており、励起
が容易であるという長所を有している。しかし、Dy3+
の蛍光寿命を実際に測定すると、Pr3+の10%程度に
過ぎず、蛍光効率が非常に低い。これによって光増幅に
必要な利得係数が非常に小さいという短所がある。
【0011】Dy3+の蛍光寿命が短いのは多重フォノン
緩和現象に起因したことであるが、これをより詳細に説
明すれば次の通りである。即ち、励起準位の611/26
9/ 2準位と、これと最隣接している下位準位の611/2
準位との間のエネルギー差が約1800cm-1であり、
これはPr3+の場合よりもっと小さく、多重フォノン緩
和速度が1.31μm蛍光の放出速度をはるかに超え
る。そのため励起されたイオンエネルギーの大部分がイ
オンとフォノンとの間の相互作用によって損失する。従
ってDy3+の基地材料として、フォノンエネルギーが大
きい酸化物系ガラスはもちろん、フォノンエネルギーが
比較的小さなフッ化物系ガラスでも1.31μm蛍光発
生が不可能であり、一方で硫化物系ガラスを使用した場
合にだけ蛍光発生が確認された。
【0012】前述したように、Dy3+は光増幅の活性イ
オンとして充分な可能性を有しているにもかかわらず、
その可能性が確認できる基地材料が開発されていないた
めに、1.31μm波長帯光増幅器の活性イオンとして
の応用が制限されてきた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明が達成しようと
する技術的課題は、前記問題点を解決して1.31μm
波長帯の光増幅効率を改善させたDy3+含有光増幅器用
光ファイバを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】従って、本発明が解決し
ようとする前記技術的課題は、Ge−Ga−S系ガラス
KBrまたはCsBrからなるアルカリ金属−ハロゲ
ン化物を含み、Dyがドーピングされており、さらに該
アルカリ金属−ハロゲン化物の含量が該Ge−Ga−S
系ガラスのGaの含量より多いことを特徴とする光増幅
器用光ファイバによって解決される。
【0015】さらに本発明は、前記アルカリ金属−ハロ
ゲン化物の含量が、Ge−Ga−S系ガラスとアルカリ
金属−ハロゲン化物の総量を基準として1〜20モル%
であり、前記Dyの含量は、Ge−Ga−S系ガラスと
アルカリ金属−ハロゲン化物とDyの総量を基準として
0.01〜0.1モル%であることを特徴とする前記光
増幅器用光ファイバである。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】また、本発明の前記技術的課題は、Ge−
Ga−As−S系ガラスとKBrまたはCsBrからな
アルカリ金属−ハロゲン化物を含み、Dyがドーピン
グされており、さらに該アルカリ金属−ハロゲン化物の
含量が該Ge−Ga−As−S系ガラスのGaの含量よ
り多いことを特徴とする光増幅器用光ファイバによって
も達成される。
【0022】さらに本発明は、前記アルカリ金属−ハロ
ゲン化物の含量が、Ge−Ga−As−S系ガラスとア
ルカリ金属−ハロゲン化物の総量を基準として1〜20
モル%であり、前記Dyの含量は、Ge−Ga−As−
S系ガラスとアルカリ金属−ハロゲン化物とDyの総量
を基準として0.01〜0.1モル%であることを特徴
とする前記光増幅器用光ファイバである。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施例について詳細に説明する。
【0029】Dy3+の1.31μmの蛍光寿命及び光増
幅効率は、611/269/2準位に励起されたエネルギ
ーが光以外の他の形態に変換されて消耗する非放射遷移
程度によって大きく変わる。このような非放射遷移現象
は、図1に示されたように、ガラスの格子振動エネルギ
ーによる多重格子振動緩和現象(図1の(A))と近接
Dy3+イオン間のエネルギー伝達現象(図1の(B))
に大別される。
【0030】Dy3+611/269/2準位の電子密度
を縮めて光増幅効率を阻害する要因の一つは、前述した
非放射遷移現象中格子振動による多重フォノン緩和現象
である。従ってDy3+を1.31μm光増幅用活性イオ
ンとして使用するためには、多重フォノン緩和速度を最
小化することが先決課題である。ここで多重フォノン緩
和とは、稀土類イオンのような発光イオンが、結晶、ガ
ラスのような固体基地内に存在する場合、外部のエネル
ギーを吸収してイオンが浮き出した状態になった後、底
状態または下位準位に遷移する過程で発生する有用な光
エネルギーが、格子振動、即ち、フォノンエネルギーに
消耗されることを意味する。このような多重フォノン緩
和において、イオンを取り囲んでいる基地構成元素の準
位と、その最隣接下位準位との間のエネルギー差は非常
に重要である。一般的に二つのエネルギー準位のエネル
ギー差は、基地の格子振動エネルギーの数倍以上大きい
ので、励起されたイオンのエネルギーを基地の格子振動
によって消耗させるためには複数のフォノンが必要であ
る。この際の多重フォノン緩和速度は、フォノン個数に
対し指数関数的に反比例する。従ってエネルギー準位間
差が一定な場合、基地の格子振動エネルギーをできるだ
け小さくすることで、フォノン個数が増加して多重フォ
ノン緩和速度を下げることができる。
【0031】ところが、格子振動エネルギーは格子を構
成する原子の質量の自乗根に反比例し、各原子間の結合
定数の自乗根に比例するので、構成原子質量が大きく原
子間の結合力が弱い基地を使用することにより、多重フ
ォノン緩和速度を下げることができる。また多重フォノ
ン緩和速度は、基地内に存在する稀土類イオン内の電子
とフォノンとの間のカップリング強度により変化する。
従って多重フォノン緩和速度を下げるためには、稀土類
イオン内の電子とフォノンとの間の相互作用を縮めて、
これら間のカップリング強度を極小化させることが望ま
しい。
【0032】一方、硫化物系ガラスは、格子振動エネル
ギーが約350cm-1程度で、酸化物系ガラスやフッ化
物系ガラスに比べて顕著に小さいため、多重フォノン緩
和速度が遅いと期待される。しかし、基地として硫化物
系ガラスを使用した場合、Dy3+内の611/269/2
準位の蛍光寿命が約38μsで、これは非常に小さく、
量子効率が17%未満になる問題がある。従って硫化物
系ガラス内電子とフォノンの間のカップリング強度を最
小化させることが必要である。
【0033】従って本発明における前記問題点の解決手
段は、一般的な硫化物系ガラスを使用して格子振動エネ
ルギーを下げると同時に、硫化物系ガラスの構成元素に
比べて質量が大きく、電子−フォノンカップリング強度
が顕著に弱い臭素化物またはヨウ素化物を添加して、D
3+の電子とフォノンとの間の相互作用を最小化し、D
3+で発生する1.31μm波長帯蛍光の効率を増大さ
せることである。
【0034】以下、本発明の光増幅器用光ファイバに対
して詳細に説明する。
【0035】本発明の光増幅器用光ファイバはGe−G
a−S系ガラスまたはGe−Ga−As−S系ガラス
と、アルカリ金属−ハロゲン化物を含み、DyがDy3+
イオンの状態でドーピングされている。ここでアルカリ
金属−ハロゲン化物は特別に限られてはいないが、KB
r、CsBr、KIまたはCsIであることが望まし
く、その含量はGe−Ga−S系またはGe−Ga−A
s−S系ガラスと、アルカリ金属−ハロゲン化物の総合
を基準として1〜20モル%であることが望ましい。ア
ルカリ金属−ハロゲン化物の含量は1〜10モル%であ
ることがより望ましい。もしアルカリ金属−ハロゲン化
物の含量が1モル%未満の場合、光ファイバの蛍光効率
特性が優れず、20モル%を超える場合、熱的及び化学
的性質が低下して望ましくない。
【0036】Ge−Ga−As−S系ガラスは、Ge−
Ga−S系ガラスの光ファイバ製造時に問題になる結晶
化性向を最小化するために考案された組成である。Ge
−Ga−S系ガラスで、Geはガラス形成能力が良い元
素である反面、Gaはガラス形成能力が不良である。従
って、Gaの添加でGe−Ga−Sガラスは全体的に結
晶化性向が強い傾向があり、光ファイバ製造時にガラス
化し難い場合がある。このような現象を予防するため
に、ガラス形成能力に優れたAsを付加することで、硫
化物系ガラスで結晶化性向を抑え、ガラス化過程を容易
にした。Geの含量は、Ge−Ga−As−S系ガラス
またはGe−Ga−S系ガラスの全体総合を基準として
25〜30モル%、Gaは2〜10モル%、Asは5〜
10%、Sは60〜65モル%である。
【0037】Dyのドーピング量は、Ge−Ga−S系
ガラスまたはGe−Ga−As−S系ガラスと、アルカ
リ金属−ハロゲン化物とDyの総量を基準として0.0
1〜0.1モル%であることが望ましい。ここでDyの
ドーピング量が0.01モル%未満の場合、1.3μm
における蛍光強度が小さくて光増幅効果率が劣化し、
0.1モル%を超える場合には、交差緩和による濃度消
光現象が発生して光増幅効率が落ちるので望ましくな
い。ここでDyの供給源としてはDy23を、Ge供給
源としてはGeインゴットを、Ga供給源としてはGa
粉末を、As供給源としてはAs金属塊(metal
lump)を使用する。
【0038】前記アルカリ金属−ハロゲン化物がKBr
またはCsBrの場合、アルカリ金属−ハロゲン化物と
してCsIまたはKIを使用する場合に比べて蛍光寿命
改善効果に優れる。そしてアルカリ金属−ハロゲン化物
の含量は、Gaの含量と同一か多い場合が望ましく、特
にアルカリ金属−ハロゲン化物の含量はGaの含量と同
じであることがより望ましい。その理由は、このような
条件の時、ガラスの化学的安定性と稀土類元素の溶解度
特性が最も優れるためである。もしアルカリ金属−ハロ
ゲン化物の含量がGaの含量に比べて過度に多い場合、
ガラスの熱的安定性と稀土類元素の溶解度が急激に低下
するので望ましくない。
【0039】具体的な例をあげれば、0.95[Ge32
Ga563]−0.05KBr及び0.95[Ge32
563]−0.05CsBrの場合が、0.95[G
25Ga1065]−0.05KBr及び0.95[Ge
25Ga1065]−0.05CsBrの場合に比べて、
1.31μm蛍光寿命増加幅が大きい。
【0040】そして前記アルカリ金属−ハロゲン化物が
CsIとKIの場合、Gaの含量はガラス全体総合を基
準として10モル%以上であることが望ましい。そして
アルカリ金属−ハロゲン化物の含量が、Gaの含量と同
一または多い場合、1.31μm蛍光寿命改善効果が優
れる。もしアルカリ金属−ハロゲン化物の含量がGaの
含量に比べて小さい場合、1.31μm蛍光寿命増加幅
があまり大きくならず望ましくない。
【0041】一方、本発明に係る光ファイバの製造方法
は次の通りである。
【0042】光ファイバ製造物質として、高純度のG
e、Ga、Sと、Dy23等のDy3+供給源と、アルカ
リ金属−ハロゲン化物とを、酸素が排除された不活性ガ
ス雰囲気のグローブボックス内で混合する。その際、ま
ずGe、Ga、Sと、Dy3+供給源を、希望する含量比
で混合した後、この混合物に所定含量のアルカリ金属−
ハロゲン化物を付加して混合する。
【0043】前記混合物を一定量称量した後、シリカア
ンプルに充填し、真空状態で封じる。この結果物を炉で
900〜1100℃、好ましくは950〜1000℃で
溶融させる。ここで、溶融温度が1100℃を超過する
場合、密封されたシリカアンプルが蒸気圧に耐えられず
に爆発し、900℃未満の場合、溶融点が高い稀土類元
素が溶融されないため望ましくない。
【0044】次に溶融された結果物を冷却する。この際
冷却方法は特別に限定されないが、本発明では空気中で
放置して冷却する方法を用いる。
【0045】冷却された結果物を基地ガラスのガラス転
移温度、即ち、300〜400℃付近で熱処理する。次
にシリカアンプルを割り、棒状のガラスを得て、これを
熱処理した後、延伸することによって、本発明に係る
ファイバを完成する。
【0046】以下、本発明を実施例をあげて詳細に説明
するが、本発明が下記実施例に限定されるものではな
い。
【0047】
【実施例】<実施例1>アルゴン雰囲気のグローブボッ
クス内で、純度99.999%のGe、Ga、Sと、9
9.9%のKBrを称量して0.90[Ge25Ga10
65]−0.10KBrを形成した。このように形成され
た0.90[Ge25Ga1065]−0.10KBrに、
0.05モル%のDy23(純度:99.9%)を付加
してDy 3+をドーピングした。
【0048】前記結果物を称量して10gを得た後、こ
れをシリカアンプルに充填し、真空状態で封じた。これ
を炉で950℃で12時間溶融させた後、空冷した。前
記結果物を350℃で2時間熱処理した後、シリカアン
プルを割って棒状のガラスを得た。得られた棒状のガラ
スを熱処理した後、これを延伸して光ファイバを製造し
た。
【0049】<実施例2>KBrの代わりにKIを使用
して0.90[Ge25Ga1065]−0.10KIを形
成したことを除いては、実施例1と同じ方法によって実
施した。
【0050】<実施例3>KBrの代わりにCsBrを
使用して0.90[Ge25Ga1065]−0.10Cs
Brを形成したことを除いては、実施例1と同じ方法に
よって実施した。
【0051】<実施例4>KBrの代わりにCsIを使
用して0.90[Ge25Ga1065]−0.10CsI
を形成したことを除いては、実施例1と同じ方法によっ
て実施した。
【0052】<実施例5>0.90[Ge25Ga
1065]−0.10KBrの代わりに0.95[Ge25
Ga1065]−0.05KBrを形成したことを除いて
は、実施例1と同じ方法によって実施した。
【0053】<実施例6>KBrの代わりにCsBrを
使用して0.95[Ge25Ga1065]−0.05Cs
Brを形成したことを除いては、実施例5と同じ方法に
よって実施した。
【0054】<実施例7>0.90[Ge25Ga
1065]−0.10KBrの代わりに0.95[Ge32
Ga563]−0.05KBrを形成したことを除いて
は、実施例1と同じ方法によって実施した。
【0055】<実施例8>KBrの代わりにCsBrを
使用して0.95[Ge32Ga563]−0.05Cs
Brを形成したことを除いては、実施例7と同じ方法に
よって実施した。
【0056】<実施例9>0.90[Ge25Ga
1065]−0.10KBrの代わりに0.96[Ge32
Ga563]−0.04CsBrを形成したことを除い
ては、実施例1と同じ方法によって実施した。
【0057】<実施例10>0.90[Ge25Ga10
65]−0.10KBrの代わりに0.97[Ge32Ga
563]−0.03CsBrを形成したことを除いて
は、実施例1と同じ方法によって実施した。
【0058】<実施例11>0.90[Ge25Ga10
65]−0.10KBrの代わりに0.95238[Ge
29Ga566]−0.04762CsBrを形成したこ
とを除いては、実施例1と同じ方法によって実施した。
【0059】<実施例12>0.90[Ge25Ga10
65]−0.10KBrの代わりに0.95[Ge29Ga
566]−0.05KIを使用したことを除いては、実
施例1と同じ方法によって実施した。
【0060】<実施例13>KIの代わりにCsIを使
用して0.95[Ge29Ga566]−0.05CsI
を形成したことを除いては、実施例12と同じ方法によ
って実施した。
【0061】<実施例14>99.999%純度のAs
を使用し、0.90[Ge25Ga1065]−0.10K
Brの代わりに0.95[Ge30As9Ga160]−
0.05CsBrを形成したことを除いては、実施例1
と同じ方法によって実施した。
【0062】<比較例>KBrを付加せずに0.90
[Ge25Ga1065]−0.10KBrの代わりにGe
25Ga1065を形成したことを除いては、実施例1と同
じ方法によって実施した。
【0063】前記実施例1〜14及び比較例に従って製
造された光ファイバを、Dy3+611/269/2準位
の蛍光寿命を測定することによって試験した。
【0064】蛍光寿命(τ:測定値)は、デジタル化オ
シロスコープを用いて蛍光強度が初期の1/eになる地
点の時間と定義した。また蛍光寿命(τR:計算値)
は、電子遷移による光放出だけを仮定した時の蛍光強度
が、初期の1/eになる地点の時間と定義した。そして
量子効率ηは、蛍光寿命の測定値と計算値の割合と定義
した。
【0065】励起光源は、Ar+1レーザーで駆動される
Ti−サファイアレーザー(波長:914nm)を使用
した。またGe−Ga−S−アルカリ金属ハロゲン化物
ガラス(またはGe−Ga−As−S−アルカリ金属ハ
ロゲン化物ガラス)内のDy 3+67/2準位に励起させ
た後に発生する蛍光は、InSbフォト検出器で感知し
た。そして1/4mダブルモノクロメータで波長を選別
し、感知された蛍光をロックイン増幅器で分析した。
【0066】分析結果は次の通りである。実施例1の
ファイバは蛍光寿命が420μsであり、比較例の場合
(蛍光寿命:38μs、量子効率:16.6%)に比べ
て蛍光寿命が延び、かつ量子効率は90%であった。こ
れはGe−Ga−S系ガラスにKBrを添加することに
よって、Dy3+611/269/2準位から611/2準位
への多重フォノン緩和速度が激減したためである。
【0067】実施例2の光ファイバは蛍光寿命が270
μsであり、実施例3の光ファイバは蛍光寿命が1.2
6msで最大値を示した。実施例3ではGe−Ga−S
系ガラスにCsBrを添加することによってDy3+6
11/269/2準位から611/2準位への多重フォノン
緩和速度をより下げることができた。
【0068】実施例4の光ファイバの蛍光寿命は190
μs、実施例5の光ファイバの蛍光寿命は44μs、実
施例6の場合は蛍光寿命が60μs、実施例7の場合は
蛍光寿命が650μs、実施例8の場合は蛍光寿命が
1.12msであった。
【0069】前記結果から、Ge−Ga−S系ガラスに
KBrまたはCsBrを添加した場合(実施例5〜6)
には比較例の場合に比べて蛍光寿命の増加幅があまり大
きくなかったが、ガラス基地の組成を変化させた。また
KBrまたはCsBrを添加する場合(実施例7及び
8)は蛍光寿命の増加幅が大きかった。
【0070】また、実施例9の蛍光寿命は107μs
で、実施例10の場合は72μsであり、実施例1〜4
及び実施例7〜8の場合のように蛍光寿命が顕著に延び
る現象は生じなかった。
【0071】前記実施例1、3、5〜10の結果を総合
すると、臭素化物の含量がGaの含量に比べて小さな場
合、1.31μm蛍光寿命の増加があまりないことが分
かった。これを確認するために実施例11ではGa/C
sBr=1になるようにGe−Ga−S系ガラスにCs
Brを添加した。その結果、蛍光寿命は1.13ms
で、顕著に増加した。この結果により、CsBrの含量
がGaの含量と同じか多い場合にだけ、多重フォノン緩
和速度が下がる現象が生じることが判明した。
【0072】実施例12の蛍光寿命は55μsで、実施
例13の蛍光寿命は59μsであり、比較例の場合に比
べて蛍光寿命がやや延びた。このような結果からGe29
Ga 566ガラス95モル%にKIまたはCsI5モル
%を添加した場合、CsBrを添加する場合とは違っ
て、蛍光寿命改善現象があまり大きくなかった。
【0073】実施例14の場合は720μsであり、比
較例の場合に比べてDy3+の1.31μm蛍光寿命が顕
著に延びた。
【0074】一方、前記実施例1〜4及び比較例に従っ
て製造された光増幅器用光ファイバを914nmの励起
光源でDy3+67/2準位に励起した時、611/26
9/2準位から基底準位に遷移しながら発生する1.31
μm蛍光と611/2準位から基底準位に遷移しながら発
生する1.75μm蛍光スペクトルとを図2に示した。
【0075】図2を参照すれば、比較例の場合、1.3
1μm蛍光強度が1.75μm蛍光強度に比べて非常に
小さい。これは多重フォノン緩和速度がGe−Ga−S
系ガラスでは約20000sec-1で1.31μm蛍光
の自発放出速度(約4000sec-1)の5倍に至るの
で、611/269/2準位に励起された大部分のDy3 +
イオンが1.31μm蛍光を放出できなく、下位準位の
611/2に遷移して1.75μm蛍光を放出するからで
ある。
【0076】その反面、実施例1及び3の場合は、Ge
−Ga−S系ガラスに臭素化物が添加されて多重フォノ
ン緩和速度が非常に下がって1.31μm蛍光強度が
1.75μm蛍光強度より非常に大きい。Ge−Ga−
S系ガラスにヨウ素化物を添加した場合(実施例2及び
4)は1.75μm蛍光に対する1.31μm蛍光の相
対的な強度の増大幅が臭素化物を添加した場合(実施例
1及び3)に比べて小さかった。
【0077】一方、前記実施例1〜4及び比較例に従っ
て製造された光増幅器用光ファイバを914nmの励起
光源でDy3+67/2準位に励起した場合、611/2、
69/2準位から基底準位に遷移しながら発生する1.3
1μm蛍光強度が、時間が経過するにつれて変化するグ
ラフを図3に示した。図3を参照すれば、実施例1〜4
の場合は、比較例の場合に比べて蛍光強度が非常に遅く
減少するので蛍光寿命が延びたことが確認できた。
【0078】
【発明の効果】本発明に係るDy3+イオン含有光増幅器
は、Dy3+イオンがドーピングされるガラス基地として
格子振動エネルギーが小さい硫化物系ガラスを使用して
おり、かつアルカリ金属−ハロゲン化物を添加してDy
3+イオンの電子とフォノンとの間の相互作用を最小化す
ることによって、Dy3+611/269/2準位と最隣
接下位準位の611/2準位との間で発生する多重フォノ
ン緩和速度を極小化させることができる。その結果、
1.31μm蛍光準位の寿命を延びることによって蛍光
効率が非常に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】Dy3+のエネルギー準位図である。
【図2】本発明の実施例1〜4及び比較例に従って製造
された光増幅器用光ファイバに914nm波長のレーザ
ーを照射した場合の、Dy3+の蛍光放出スペクトルを示
す図面である。
【図3】本発明の実施例1〜4及び比較例に従って製造
された光増幅器用光ファイバに914nm波長のレーザ
ーを照射した場合の、Dy3+の1.31μm蛍光におい
て時間経過に従う蛍光強度の減殺曲線である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 賢 洙 大韓民国京畿道城南市盆唐区二梅洞111 番地 振興アパート801棟1002号 (56)参考文献 欧州特許出願公開676378(EP,A 1) 国際公開97/003028(WO,A1) 国際公開98/001401(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/00 - 3/30 G02B 6/00 - 6/02 G02B 6/10 G02B 6/16 - 6/22 G02B 6/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ge−Ga−S系ガラスとKBrまたは
    CsBrからなるアルカリ金属−ハロゲン化物を含み、
    Dyがドーピングされており、さらに該アルカリ金属−
    ハロゲン化物の含量が該Ge−Ga−S系ガラスのGa
    の含量より多いことを特徴とする光増幅器用光ファイ
    バ。
  2. 【請求項2】 前記アルカリ金属−ハロゲン化物の含量
    が、Ge−Ga−S系ガラスとアルカリ金属−ハロゲン
    化物の総量を基準として1〜20モル%であり、 前記Dyの含量は、Ge−Ga−S系ガラスとアルカリ
    金属−ハロゲン化物とDyの総量を基準として0.01
    〜0.1モル%であることを特徴とする請求項1に記載
    の光増幅器用光ファイバ。
  3. 【請求項3】 Ge−Ga−As−S系ガラスとKBr
    またはCsBrからなるアルカリ金属−ハロゲン化物を
    含み、Dyがドーピングされており、さらに該アルカリ
    金属−ハロゲン化物の含量が該Ge−Ga−As−S系
    ガラスのGaの含量より多いことを特徴とする光増幅器
    用光ファイバ。
  4. 【請求項4】 前記アルカリ金属−ハロゲン化物の含量
    が、Ge−Ga−As−S系ガラスとアルカリ金属−ハ
    ロゲン化物の総量を基準として1〜20モル%であり、 前記Dyの含量は、Ge−Ga−As−S系ガラスとア
    ルカリ金属−ハロゲン化物とDyの総量を基準として
    0.01〜0.1モル%であることを特徴とする請求項
    に記載の光増幅器用光ファイバ。
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