JP3414285B2 - データ登録装置およびデータ登録用プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

データ登録装置およびデータ登録用プログラムを記憶した記憶媒体

Info

Publication number
JP3414285B2
JP3414285B2 JP33617498A JP33617498A JP3414285B2 JP 3414285 B2 JP3414285 B2 JP 3414285B2 JP 33617498 A JP33617498 A JP 33617498A JP 33617498 A JP33617498 A JP 33617498A JP 3414285 B2 JP3414285 B2 JP 3414285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
storage
data
image data
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33617498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000165629A (ja
Inventor
吉隆 古坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP33617498A priority Critical patent/JP3414285B2/ja
Publication of JP2000165629A publication Critical patent/JP2000165629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3414285B2 publication Critical patent/JP3414285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ登録装置に
係り、特に、1日に数万件など大量のイメージデータを
登録するデータ登録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、手書または印刷された書類を
イメージデータとして登録し、検索、画面表示、印刷な
どをコンピュータを用いて行うファイリングシステムが
一般化している。そして、イメージデータの入力処理と
登録処理とを高速化するために2つのメモリを交互に用
いる手法が提案されている。
【0003】例えば、特開平6―203116号公報に
は、2つのメモリを備え、一方のメモリに格納されたイ
メージデータの登録処理が完了した時点で、次のイメー
ジデータの送信を要求する手法が開示されている。ま
た、特開平4―296982号公報には、イメージデー
タ入力装置において、システム・バス上の転送データ量
を減少させると共に高速処理を行わせることを解決すべ
き課題として、イメージスキャナ装置に2つのバッファ
メモリを併設し、スキャナによる読取処理と、読みとっ
たイメージデータの圧縮処理とを並列に行う手法が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、データの登録を行う登録部での処理負担を最
大限減少することができない、という不都合があった。
すると、登録部で待ち時間が生じ、そのため、従来例で
は、大量のイメージデータを高速に登録することができ
ない、という不都合があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、大量のイメージデータを高速に登録する
ことのできるデータ登録装置を提供することを、その目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、読
取媒体に表示された情報を読みとるデータ読取手段と、
この読取手段と接続され当該読取手段によって読取られ
たイメージデータをマスタファイルに蓄積するデータ蓄
積手段とを備えている。しかも、読取手段は、読取媒体
に表示された情報を読取るイメージデータ読取部と、こ
のイメージデータ読取部によって読取られたイメージデ
ータを一時的に記憶する読取側記憶領域を複数有する読
取側データ記憶部と、この読取側データ記憶部の未使用
中の読取側記憶領域へイメージデータ読取部によって読
取られたイメージデータを格納する読取制御部と、読取
側データ記憶部のいずれかの読取側記憶領域に格納され
たイメージデータをイメージデータ読取部の読取動作と
非同期にデータ蓄積手段へ転送する制御をする読取側デ
ータ転送制御部とを備えている。さらに、データ蓄積手
段は、読取側データ転送部から送信されるデータを一時
的に記憶する蓄積側記憶領域を読取側記憶領域と一対一
で対応させて複数有する蓄積側データ記憶部と、マスタ
ファイルを記憶するマスタファイル記憶部と、読取側デ
ータ転送制御部から送信されるイメージデータを受信す
ると共に蓄積側データ記憶部中の当該イメージデータが
格納されていた読取側記憶領域と対応した蓄積側記憶領
域へ格納する蓄積側データ転送制御部と、蓄積側データ
転送制御部による転送処理とは非同期に蓄積側データ記
憶部のいずれかの蓄積側記憶領域に格納されたイメージ
データを編集してマスタファイル記憶部のマスタファイ
ルに登録するデータ登録制御部とを備えた、という構成
を採っている。これにより前述した目的を達成しようと
するものである。
【0007】読取制御部は、イメージデータ読取部によ
って読取られたイメージデータを現在未使用である読取
側記憶領域に格納する。そして、読取側データ転送制御
部は、この読取側記憶領域に格納されたイメージデータ
を、イメージデータの読取処理とは非同期に、データ蓄
積手段側へ転送する。すなわち、このデータ蓄積手段へ
のデータ転送は、低速なイメージデータの読取処理とは
非同期に行われる。従って、データ蓄積手段を長時間拘
束することがない。また、蓄積側データ転送制御部は、
データ読取手段から転送されたイメージデータを、ま
ず、蓄積側記憶領域に格納する。そして、データ登録部
は、このデータ転送及び蓄積側記憶領域への格納処理と
は非同期にマスタファイルへのデータの登録を行う。ま
た、読取側記憶領域と蓄積側記憶領域とが一対一に対応
して設けられているため、データ読取手段からデータ蓄
積手段へのデータ転送で待ち時間が生じない。従って、
蓄積側データ転送制御部およびデータ登録部共に待ち時
間が発生しない。これによりデータ蓄積手段を低速な処
理から早期に解放し、このため、データ蓄積手段の待ち
時間を減らす。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本実施形態によるデータ登
録装置の構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、データ登録装置は、読取媒体に表示された情報を読
みとるデータ読取手段1と、この読取手段1と接続され
当該読取手段1によって読取られたイメージデータをマ
スタファイルに蓄積するデータ蓄積手段20とを備えて
いる。データ読取手段1とデータ蓄積手段20とは、そ
れぞれ一台のコンピュータにより実現しても良いし、デ
ータ読取手段とデータ蓄積手段との機能を一台のコンピ
ュータで実現しても良い。また、データ読取手段を多数
設け、例えば各地域ごとの事業所などに配置し、ネット
ワークを介してホスト装置となるデータ蓄積手段20と
接続するようにしてもよい。
【0009】図1に示す例では、データ読取手段1は、
読取媒体に表示された情報を読取る例えばスキャナ装置
等のイメージデータ読取部2と、このイメージデータ読
取部2によって読取られたイメージデータを一時的に記
憶する読取側記憶領域6a,6b,6cを複数有する読
取側データ記憶部6と、この読取側データ記憶部6の未
使用中の読取側記憶領域6aへイメージデータ読取部2
によって読取られたイメージデータを格納する読取制御
部12と、読取側データ記憶部6のいずれかの読取側記
憶領域に格納されたイメージデータをイメージデータ読
取部2の読取動作と非同期にデータ蓄積手段へ転送する
制御をする読取側データ転送制御部8とを備えている。
【0010】また、データ蓄積手段20は、読取側デー
タ転送部8から送信されるデータを一時的に記憶する蓄
積側記憶領域26a,26b,26cを読取側記憶領域
6a,6b,6cと一対一で対応させて複数有する蓄積
側データ記憶部26と、マスタファイルを記憶するマス
タファイル記憶部32と、読取側データ転送制御部8か
ら送信されるイメージデータを受信すると共に蓄積側デ
ータ記憶部26中の当該イメージデータが格納されてい
た読取側記憶領域6aと対応した蓄積側記憶領域26a
へ格納する蓄積側データ転送制御部24と、蓄積側デー
タ転送制御部24による転送処理とは非同期に蓄積側デ
ータ記憶部26のいずれかの蓄積側記憶領域26a,2
6b,26cに格納されたイメージデータを編集してマ
スタファイル記憶部32のマスタファイルに登録するデ
ータ登録制御部28とを備えている。
【0011】また、図1に示す例では、イメージデータ
読取部2に、読取媒体に関する情報が入力されるテキス
トデータ読取部12を併設している。そして、読取制御
部4は、イメージデータ読取部2によって読取られたイ
メージデータとテキストデータ読取部12によって読取
られたテキストデータとを合成する合成機能を備えてい
る。これは、例えば、保険の申込書をイメージデータと
して読取り、そして、その証書番号データなどをテキス
トデータとして入力されるようなシステムに対応した構
成である。
【0012】図1に示す例では、イメージデータ読取部
2によって読取られたイメージデータは、読取側データ
記憶部6のいずれかの記憶領域に格納され、この格納処
理とは非同期に、読取側データ転送制御部8によって転
送される。そして、図1に示す例では、1つのイメージ
データ読取部2に対して3つの記憶領域を備えている。
これにより、データ転送を高速に行う。また、蓄積側で
も、同様に、受信したイメージデータを一旦蓄積側デー
タ記憶部26に格納し、データの登録はこのイメージデ
ータの受信とは非同期に行う。これにより、データの登
録処理にて待ち時間が発生せず、高速な処理が可能とな
り、また、データ登録部28での処理を早期に終了させ
ることができる。そして、本実施形態では、読取側デー
タ記憶部6の各記憶領域と、蓄積側データ記憶部26の
各記憶領域とを一対一で対応させている。このため、デ
ータ転送にて記憶領域の使用を循環的に行うことがで
き、このサイクリック制御により待ち時間発生の可能性
を最小限とすることができる。
【0013】また、他の処理と非同期に転送を行うため
の一例として、イメージデータ読取部が、読取側記憶領
域の使用および不使用を示す読取側排他テーブル(排他
テーブル10)を管理する読取側排他テーブル管理機能
を備えるとよい。この場合、読取側データ転送制御部8
は、読取側排他テーブルを参照してイメージデータの格
納が完了した読取側記憶領域がある時に当該読取側記憶
領域に格納されたイメージデータを読出す機能を備え
る。
【0014】同様に、蓄積側データ転送制御部は、蓄積
側記憶領域の使用および不使用を示す蓄積側排他テーブ
ル(排他解除テーブル30)を管理する蓄積側排他テー
ブル管理機能を備えると良い。この場合、データ登録部
28は、蓄積側排他テーブル30を参照してイメージデ
ータの格納が完了した読取側記憶領域がある時に当該読
取側記憶領域に格納されたイメージデータを読出す機能
を備える。
【0015】また、図1に示す構成は演算装置とこの演
算装置を動作させるプログラムとにより実現することが
できる。演算装置は、演算を行うCPUと、このCPU
の主記憶となるRAMと、補助記憶装置であり図1に示
す各記憶部6,26となる例えばハードディスクとを備
えている。プログラムは、このハードディスクに格納す
る。そして、演算装置となるコンピュータとは別に、C
D―ROMやフロッピー(登録商標)ディスクなどデー
タを不揮発的に記憶しておくものにデータ登録用プログ
ラムを格納して提供することができる。このデータ登録
用プログラムがハードディスクに格納され、CPUによ
り実行されると、演算装置(コンピュータ)は図1に示
すデータ登録装置として機能する。
【0016】このデータ登録用プログラムは、演算装置
を動作させる指令として、読取媒体に表示された情報を
読取らせるイメージデータ読取指令と、このイメージデ
ータ読取指令によって読取られたイメージデータを一時
的に記憶する読取側記憶領域を記憶手段に割当てる読取
側記憶領域割当て指令と、未使用中の読取側記憶領域へ
イメージデータ読取部によって読取られたイメージデー
タを格納させる読取制御指令と、読取側記憶領域に格納
されたイメージデータをイメージデータ読取指令による
演算装置の読取動作と非同期に転送させる読取側データ
転送制御指令とを備える。
【0017】データ登録用プログラムはさらに、読取側
データ転送指令に応じて送信されるデータを一時的に記
憶する蓄積側記憶領域を読取側記憶領域と対応させて記
憶手段に割当てる蓄積側記憶領域割当て指令と、読取側
データ転送指令に応じて送信されるイメージデータを受
信させると共に未使用の蓄積側記憶領域へ当該イメージ
データを格納させる蓄積側データ転送制御指令と、蓄積
側データ転送制御指令による演算装置の転送処理とは非
同期に蓄積側記憶領域に格納されたイメージデータを編
集してマスタファイルに登録させるデータ登録指令とを
備える。
【0018】ここで、「指令」というのは、その指令の
みで目的の処理を実現する場合と、コンピュータのオペ
レーティングシステム等の他のプログラムに依存して実
現させるものを含む。例えば、記憶領域の割当てをアプ
リケーションプログラムの要求に応じてオペレーティン
グシステムが行う場合、記憶領域割当て指令というの
は、オペレーティングシステムに記憶領域の割当てを要
求する指令である。
【0019】
【実施例】次に、保険証書発行システムにて用いる保険
データ登録装置の実施例を説明する。保険証書発行シス
テムは、保険の申込みがあったときに、その保険の種別
に応じた保険証書を発行するシステムである。保険証書
には、保険の申込書に記載された内容や、保険の種別な
どを記載しなければならない。図1に示す例では、マス
タデータ管理部34が、マスタファイルに格納されたデ
ータと他の入力されるデータ等とを合成・編集すること
で保険証書データを生成し、プリンタ装置等の印刷部3
8にて印刷出力する。
【0020】図1に示す例では、証書番号などは例えば
キーボードなどのテキストデータ読取部12に入力され
るが、イメージデータから文字認識によりテキストデー
タを得るようにしてもよい。この場合、イメージデータ
読取部2は、保険申込書に記載されている証書番号を光
学的に読み取りし、読み取られた証書番号は文字認識を
したのち証書番号データとして読取制御部4へ送信す
る。また、イメージデータ読取部2は、保険加入者が記
入した告知内容を光学的に読み取り、読み取った告知内
容を白黒2値の画像データ(イメージデータ)として読
取制御部4へ送信する。また、イメージデータ読取部1
2へセットされた保険申込書をすべて処理した場合に読
み取り処理終了通知を読取制御部4へ送信する。
【0021】テキストデータ読取部12には、登録対象
となるデータのほか、データ登録装置に対するコマンド
も入力される。例えば、イメージデータ読取部2の処理
終了を入力することで、処理終了通知を読取制御部4と
読取側データ転送制御部8とへ送信する。
【0022】図2は各部にて扱うデータ形式の一例を示
す説明図である。読取制御部4は、読取制御部4には、
証書番号データ12aと画像データ2aとが入力され
る。この証書番号データについては、読取制御部4にて
文字認識するようにしてもよい。読取制御部4は、図2
に示すように、画像データは可変長であるため、複数の
固定長データに分割し、このときのデータの順序を通番
として確保する。そして、図2(C)に示す形式のイメ
ージデータを生成する。読取制御部4は、この形式のイ
メージデータを各読取側記憶領域へ格納する。
【0023】読取側データ転送制御部8は、読取制御部
4が書き込んだイメージデータをデータ蓄積手段20の
蓄積側データ転送制御部24へ送信するための制御を行
う。排他テーブル10には、各読取側記憶領域6a,6
b,6cのアクセス排他の情報が格納される。読取側記
憶領域は読取制御部4でイメージデータを書き込む時に
排他制御され、データ蓄積手段20の蓄積側記憶領域へ
イメージデータの登録が完了するとその排他が解除され
る。
【0024】蓄積側データ転送制御部24は、データ読
取手段1の読取側データ転送制御部8から送信されるイ
メージデータを図3のデータ記憶部の対応表に従い、第
1乃至第3の蓄積側記憶領域26a,26b,26cへ
受信するための制御を行う。また、イメージデータの受
信が終了した時点を契機としてデータ登録部28の起動
を行う。
【0025】データ登録部28は、イメージデータを第
1乃至第3の蓄積側記憶領域から読み込み、マスタファ
イル記憶部32へランダムアクセスの可能な形式でデー
タを登録するための制御を行う。
【0026】次に本実施例の動作について詳細に説明す
る。イメージデータ読取部12から与えられた証書番号
データ及び画像データは、データ読取手段1の読取制御
部4に入力される。読取制御部4は、イメージデータ読
取部12から入力された証書番号データと画像データと
から図2の形式のデータを作成し、第1乃至第3の読取
側記憶領域のいずれかの記憶領域に書き込む。読取制御
部4は初期処理において、排他テーブル10を参照し、
第1読取側記憶領域6a,第2の読取側記憶領域6b,
第3の読取側記憶領域6cの順番に読取側データ記憶部
6の書き込み可能なデータ記憶部の判定を行い、読取側
データ記憶部6の書き込み可能なデータ記憶部を確保す
る。
【0027】この時、読取側データ記憶部6のすべての
データ記憶部が書き込み不可の場合は一定時間ごとに読
取側データ記憶部6の書き込み可能なデータ記憶部の判
定処理を行い、読取側データ記憶部6の書き込み可能な
データ記憶部を確保するまで判定処理を繰り返す。
【0028】読取側データ記憶部6の書き込み可能なデ
ータ記憶部を確保した時は、読取制御部4で書き込む読
取側データ記憶部6のデータ記憶部の排他テーブル10
の状態を書き込み不可にして他の制御部からの書き込み
ができないようにする。
【0029】また、イメージデータ読取部12にセット
された保険申込書がすべて読み取られて、イメージデー
タ読取部12から読み取りの終了通知が読取制御部4へ
供給されると、読取制御部4は証書番号データと画像デ
ータの読み取り処理を終了し、読取側データ転送制御部
8へイメージデータ転送処理実行開始の依頼とイメージ
データ転送で送信に使う読取側データ記憶部6のデータ
記憶部の通知を行う。
【0030】読取制御部4からイメージデータ転送処理
の実行依頼を受けた読取側データ転送制御部8は、蓄積
側データ転送制御部24へ送信する読取側データ記憶部
6の記憶領域の番号を通知し、イメージデータ転送処理
の開始を依頼する。そして、蓄積側データ転送制御部2
4からイメージデータデータ転送処理開始可能の通知を
受け取ると、蓄積側データ転送制御部24へイメージデ
ータを送信する。イメージデータの送信は送信に使われ
る読取側データ記憶部6の記憶領域のイメージデータの
終端まで行われる。
【0031】蓄積側データ転送制御部24は、読取側デ
ータ転送制御部8からイメージデータ送信要求が行われ
ると通知された読取側データ記憶部6の記憶領域を元
に、あらかじめ図3の対応表で決められているイメージ
データを受信するための蓄積側データ記憶部26の蓄積
側記憶領域を確保し、データ受信準備が完了すると読取
側データ転送制御部8へイメージデータ転送処理開始可
能の通知をする。イメージデータ転送処理が始まると読
取側データ転送制御部8から送信されるイメージデータ
が終了するまで蓄積側データ記憶部26の記憶領域にイ
メージデータを受信する。
【0032】また、蓄積側データ転送制御部24は、イ
メージデータの受信が終了すると排他解除テーブル11
のイメージデータ転送処理で使用した蓄積側記憶領域の
位置へ受信処理終了を書き込み、データ登録部28を起
動し、イメージデータ転送処理で使用した蓄積側データ
記憶部26の記憶領域を通知する。
【0033】データ登録部28は、通知された蓄積側デ
ータ記憶部26のデータ記憶部からイメージデータを読
み込みランダムアクセス可能な形式でマスタファイル記
憶部32へ書き込む。マスタファイル記憶部32への書
き込みは、蓄積側データ記憶部26中の記憶領域のイメ
ージデータの終端まで行われる。マスタファイル記憶部
32へのイメージデータの登録がすべて終了すると、デ
ータ登録時に入力した蓄積側データ記憶部26の蓄積側
記憶領域とイメージデータ登録処理の終了通知を蓄積側
データ転送制御部24へ送り、データ登録部28は処理
を終了する。
【0034】データ登録部28より蓄積側データ記憶部
26の記憶領域番号とイメージデータ登録処理終了通知
を受け取った蓄積側データ転送制御部24は、排他解除
テーブル21の対応する蓄積側データ記憶部26の記憶
領域26aの位置へイメージデータ登録処理終了を書き
込む。
【0035】この時、蓄積側データ転送制御部24は排
他解除テーブル21の内容を読取側データ転送制御部8
へ送信する。蓄積側データ転送制御部24より排他解除
テーブル21の内容を受け取った読取側データ転送制御
部8は、読取制御部4に対して排他解除テーブル21の
内容を通知する。排他解除テーブル21の内容を受け取
った読取制御部4は排他テーブル21の内容を図3のデ
ータ記憶部の対応表をもとに排他解除テーブル21のイ
メージデータ受信、イメージデータ登録がともに終了し
ている蓄積側データ記憶部26の蓄積側記憶領域に対応
する読取側データ記憶部6の読取側記憶領域を排他解除
の対象となる読取側データ記憶部6の読取側記憶領域と
して判断し、排他解除対象となる排他テーブル10の読
取側データ記憶部6の記憶領域の状態を書き込み可能に
する。
【0036】申し込み読み取り部及びデータ蓄積手段で
行われる一連の処理はイメージデータ読取部12に保険
申込書がセットされ読み取りが開始されることを契機に
上記の一連の処理を繰り返し行い、入力装置2より処理
終了が入力されることで全体の処理を終了する。
【0037】本発明においてイメージデータ読取部12
から入力されるデータは画像データのみではなく音声、
動画、文字データであっても、キーとなるデータを1対
1で入力できれば同様の構成で実施可能である。
【0038】また、申込書読取手段を複数台にした場
合、データ蓄積手段の蓄積側データ記憶部26に申込書
読取手段の台数分の記憶領域を持たせ、蓄積側データ転
送制御部24を複数台の制御に対応させることで本発明
を実施可能となる。
【0039】上述したように本実施例によると、イメー
ジデータの読み取り、イメージデータの転送、イメージ
データの登録と各処理フェーズごとに使用するデータ記
憶部を分割して複数用意し、サイクリックに使用するこ
とによってイメージデータの読み取り処理、イメージデ
ータ転送処理を並列に処理できるようになり全体の処理
開始から終了までの時間を短縮できる。また、データ記
憶部をサイクリックに使用するようにしているため各処
理フェーズで使用するデータ記憶部の容量はイメージデ
ータ読取部12から入力されるデータ量と同じ容量で確
保する必要がないためデータ記憶装置の資源を節約する
効果もある。
【0040】また、保険証書発行システムでは、データ
蓄積手段を実現する演算装置にて証書の編集・印刷手段
をも実現することが一般的となるため、イメージデータ
の登録処理を高速することで、他の証書の編集処理や、
印刷処理などを並行して処理することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、読取側データ転送制御部が、この
読取側記憶領域に格納されたイメージデータを、低速な
イメージデータの読取処理とは非同期に、データ蓄積手
段側へ転送するため、データ蓄積手段を長時間拘束する
ことがなく、また、データ登録部が、イメージデータの
受信及び蓄積側記憶領域への格納処理とは非同期にマス
タファイルへのデータの登録を行うため、蓄積側データ
転送制御部およびデータ登録部共に待ち時間が発生せ
ず、すると、データ蓄積手段は受信したデータの格納や
登録に必要な編集などの処理中に待機することがなくな
り、また、読取側記憶領域と蓄積側記憶領域とが一対一
に対応して設けられているため、データ読取手段からデ
ータ蓄積手段へのデータ転送で待ち時間が生ずることな
く、特に、読取側および蓄積側の各記憶領域を3つずつ
以上確保すると、各処理の待機時間がなくなり、従っ
て、例えば1日に1万件などの大量のデータの登録を行
うことができるという従来にない優れたデータ登録装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示した構成の各部で扱うデータの形式を
示す説明図であり、図2(A)は入力されるデータの一
例を示す図で、図2(B)は入力された画像データを固
定長で分割した例を示す図で、図2(C)は固定長の画
像データと証書番号データとを合成したイメージデータ
の一例を示す図である。
【図3】図1に示す読取側データ記憶部6と蓄積側デー
タ記憶部26の各記憶領域の対応関係を示す図表であ
る。
【符号の説明】
1 データ読取手段 2 イメージデータ読取部 4 読取制御部 6 読取側データ記憶部 6a,6b,6c 第1乃至第3の読取側記憶領域 8 読取側データ転送制御部 20 データ蓄積手段 24 蓄積側データ転送制御部 26 蓄積側データ記憶部 26a,26b,26c 第1乃至第3の蓄積側記憶領
域 28 データ登録部 32 マスタファイル記憶部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−203116(JP,A) 特開 平4−296982(JP,A) 特開 平3−276262(JP,A) 特開 平1−258549(JP,A) 特開 平8−214131(JP,A) 特開 平1−211081(JP,A) 特開 平4−364580(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/21

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取媒体に表示された情報を読みとるデ
    ータ読取手段と、この読取手段と接続され当該読取手段
    によって読取られたイメージデータをマスタファイルに
    蓄積するデータ蓄積手段とを備えたデータ登録装置にお
    いて、 前記データ読取手段は、読取媒体に表示された情報を読
    取るイメージデータ読取部と、このイメージデータ読取
    部によって読取られたイメージデータを一時的に記憶す
    る読取側記憶領域を複数有する読取側データ記憶部と、
    この読取側データ記憶部の未使用中の読取側記憶領域へ
    前記イメージデータ読取部によって読取られたイメージ
    データを格納する読取制御部と、前記読取側データ記憶
    部のいずれかの読取側記憶領域に格納されたイメージデ
    ータを前記イメージデータ読取部の読取動作と非同期に
    データ蓄積手段へ転送する制御をする読取側データ転送
    制御部とを備え、 前記データ蓄積手段は、前記読取側データ転送部から送
    信されるデータを一時的に記憶する蓄積側記憶領域を前
    記読取側記憶領域と一対一で対応させて複数有する蓄積
    側データ記憶部と、前記マスタファイルを記憶するマス
    タファイル記憶部と、前記読取側データ転送制御部から
    送信されるイメージデータを受信すると共に前記蓄積側
    データ記憶部中の当該イメージデータが格納されていた
    読取側記憶領域と対応した蓄積側記憶領域へ格納する蓄
    積側データ転送制御部と、前記蓄積側データ転送制御部
    による転送処理とは非同期に前記蓄積側データ記憶部の
    いずれかの蓄積側記憶領域に格納されたイメージデータ
    を編集して前記マスタファイル記憶部のマスタファイル
    に登録するデータ登録制御部とを備えたことを特徴とす
    るデータ登録装置。
  2. 【請求項2】 前記イメージデータ読取部に、前記読取
    媒体に関する情報が入力されるテキストデータ読取部を
    併設し、 前記読取制御部は、前記イメージデータ読取部によって
    読取られたイメージデータと前記テキストデータ読取部
    によって読取られたテキストデータとを合成する合成機
    能を備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ登録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記読取側データ記憶部は、前記読取側
    記憶領域を少なくとも3つ備え、 前記蓄積側データ記憶部は、前記蓄積側記憶領域を少な
    くとも3つ備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
    のデータ登録装置。
  4. 【請求項4】 前記イメージデータ読取部は、前記読取
    側記憶領域の使用および不使用を示す読取側排他テーブ
    ルを管理する読取側排他テーブル管理機能を備え、 前記読取側データ転送制御部は、前記読取側排他テーブ
    ルを参照して前記イメージデータの格納が完了した読取
    側記憶領域がある時に当該読取側記憶領域に格納された
    イメージデータを読出す機能を備えたことを特徴とする
    請求項3記載のデータ登録装置。
  5. 【請求項5】 前記蓄積側データ転送制御部は、前記蓄
    積側記憶領域の使用および不使用を示す蓄積側排他テー
    ブルを管理する蓄積側排他テーブル管理機能を備え、 前記データ登録部は、前記蓄積側排他テーブルを参照し
    て前記イメージデータの格納が完了した読取側記憶領域
    がある時に当該読取側記憶領域に格納されたイメージデ
    ータを読出す機能を備えたことを特徴とする請求項3又
    は4記載のデータ登録装置。
  6. 【請求項6】 読取媒体に表示された情報を読みとるデ
    ータ読取手段と、この読取手段と接続され当該読取手段
    によって読取られたイメージデータを記憶する記憶手段
    とを備えた演算装置を使用して前記イメージデータを前
    記記憶手段中のマスタファイルに登録するためのデータ
    登録用プログラムを備えた記憶媒体であって、前記デー
    タ登録用プログラムは、前記演算装置を動作させる指令
    として、 読取媒体に表示された情報を読取らせるイメージデータ
    読取指令と、このイメージデータ読取指令によって読取
    られたイメージデータを一時的に記憶する読取側記憶領
    域を前記記憶手段に割当てる読取側記憶領域割当て指令
    と、未使用中の読取側記憶領域へ前記イメージデータ読
    取部によって読取られたイメージデータを格納させる読
    取制御指令と、前記読取側記憶領域に格納されたイメー
    ジデータを前記イメージデータ読取指令による前記演算
    装置の読取動作と非同期に転送させる読取側データ転送
    制御指令とを備えると共に、 前記読取側データ転送指令に応じて送信されるデータを
    一時的に記憶する蓄積側記憶領域を前記読取側記憶領域
    と対応させて前記記憶手段に割当てる蓄積側記憶領域割
    当て指令と、前記読取側データ転送指令に応じて送信さ
    れるイメージデータを受信させると共に未使用の蓄積側
    記憶領域へ当該イメージデータを格納させる蓄積側デー
    タ転送制御指令と、前記蓄積側データ転送制御指令によ
    る前記演算装置の転送処理とは非同期に前記蓄積側記憶
    領域に格納されたイメージデータを編集して前記マスタ
    ファイルに登録させるデータ登録指令とを備えたことを
    特徴とするデータ登録用プログラムを記憶した記憶媒
    体。
JP33617498A 1998-11-26 1998-11-26 データ登録装置およびデータ登録用プログラムを記憶した記憶媒体 Expired - Fee Related JP3414285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33617498A JP3414285B2 (ja) 1998-11-26 1998-11-26 データ登録装置およびデータ登録用プログラムを記憶した記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33617498A JP3414285B2 (ja) 1998-11-26 1998-11-26 データ登録装置およびデータ登録用プログラムを記憶した記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000165629A JP2000165629A (ja) 2000-06-16
JP3414285B2 true JP3414285B2 (ja) 2003-06-09

Family

ID=18296439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33617498A Expired - Fee Related JP3414285B2 (ja) 1998-11-26 1998-11-26 データ登録装置およびデータ登録用プログラムを記憶した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3414285B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000165629A (ja) 2000-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4989163A (en) Photo printer having a host computer assist function and method of controlling the same
EP0840202B1 (en) Dynamic peripheral control of I/O buffers in peripherals with modular I/O
KR100490412B1 (ko) 인쇄작업 순서 제어방법 및 이를 위한 프린트 시스템
JP3666258B2 (ja) プリンタ
US5710873A (en) Apparatus and method for maximizing a rate of image data transfer in a printing system
US5617518A (en) Output control method and system of servers
JP2000158724A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体
JP3814324B2 (ja) 印刷制御装置及び印刷制御方法
JP3575382B2 (ja) 印刷コマンドの生成および送信を行う印刷制御方法、印刷制御装置、そのためのプログラムを記録した記録媒体
JP5340058B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法及びプログラム
JP3414285B2 (ja) データ登録装置およびデータ登録用プログラムを記憶した記憶媒体
JP2000035870A (ja) プリントシステム及びプリンタ
JP4467855B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US7042582B1 (en) Printer and printer data processing method
JP2958229B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法
JP3246415B2 (ja) プリンタ制御方式およびプリンタ制御プログラムを記録した記録媒体
JP4100912B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP3745909B2 (ja) ファイル管理方法
JP3110905B2 (ja) データ転送装置及び方法
JPH11203059A (ja) 画像入出力処理装置および画像入出力処理装置のメモリアクセス方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JPS63184601A (ja) 情報処理装置
JPH0632015A (ja) 印刷装置
JPH06217106A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH09186836A (ja) ディジタル複写機
JP2001337805A (ja) 印刷システムおよびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030304

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees