JP3413692B2 - 液晶駆動装置 - Google Patents
液晶駆動装置Info
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Description
型VTRや液晶プロジェクタ装置に用いられる液晶表示
パネルを駆動する液晶駆動回路に関し、更に詳しくは、
液晶表示パネルを駆動するシグナルドライバに電子ボリ
ュームを内蔵して調整の簡素化や無調整化を図った液晶
駆動装置に関するものである。
のディスプレイや液晶プロジェクタの表示素子等種々の
用途に用いられている。近時、これら機器の高性能化が
進み、それに伴って液晶表示パネルにも高性能化の要求
が高まっている。液晶表示パネルの高性能化が進むにつ
れて液晶表示パネルを駆動する液晶駆動装置の調整項目
は増える傾向にあり、調整の簡素化が緊急の課題となっ
てきた。本発明は液晶駆動装置の調整の簡素化に係わる
ものであり、以下その具体例を挙げて説明する。
照して説明する。図5は従来技術の液晶駆動装置を示す
ブロック図である。
映像信号が入力される入力端子2、入力映像信号をR、
G、Bのセパレート信号に変換するとともに、同期信号
H、VSyncを出力するデコーダ3、後述する液晶表
示パネルの駆動に最適な交流化された映像信号を出力す
るシグナルドライバ4、シグナルドライバ4に接続され
た外部調整手段たる外部調整ボリューム5、液晶表示パ
ネルの制御に必要な(HST、HCK、VST、VC
K)等の制御信号、シグナルドライバ4に極性反転パル
スFRPおよびサンプルホールドS/H信号等のタイミ
ングパルスを出力するタイミングジェネレータ(以下、
単に「TG」と記す)6、そして映像等を映出するカラ
ーやモノクロでなる液晶表示パネル1で構成される。
作を説明する。図5における入力端子2に入力されたコ
ンポジットビデオ等の映像信号はデコーダ3に入力され
る。デコーダ3ではコンポジットビデオ等の映像信号を
液晶表示パネル1の駆動に適合したR、G、Bのセパレ
ート信号に変換するとともにカラー、ピイクチャ、ヒュ
ー(色相)等の調整回路(図示省略)が付加されて次段
のシグナルドライバ4に送出される。シグナルドライバ
4では、次段の液晶表示パネル1がカラーの場合はR、
G、Bの各映像信号を極性反転パルスFRPを基に交流
化しつつ、外部調整ボリューム5によって映像振幅(ゲ
イン)、黒レベル(ブライト)およびガンマ補正他を厳
密に調整して出力する。
途に供する各種制御信号やタイミングパルスをVCO(V
oltage Controlled Oscillator) や同期信号H、VSy
ncから生成して次段の液晶表示パネル1やシグナルド
ライバ4に出力する。液晶表示パネル1は前述の液晶駆
動装置から入力されたR、G、B等の映像信号および各
種制御信号を受取する。取り込まれた映像信号は何れも
図示を省略した液晶セルや保持容量に供給される。液晶
セルでは各画素の映像レベルに応じて供給された映像電
圧により液晶分子を印加電圧方向に捩じれて倒立させ、
この液晶分子と偏光板による旋光性を利用して液晶表示
パネル1の画像表示がなされる。
ライバ4の出力波形はシグナルドライバの外部に設けら
れた外部調整ボリュームを制御することによって各種の
調整を行っている。従来のシグナルドライバ4は出力波
形を制御するための調整項目が多く、シグナルドライバ
4の仕様や調整方法を熟知していないと調整が困難とな
っている。詳細は後述するが従来のシグナルドライバの
一例によると、IC1個当たりの調整項目は12箇所に
も及び、このICを3枚の液晶表示パネルで使用しよう
とすると、合計36項目の調整が必要となる。
技術の液晶駆動装置におけるシグナルドライバの調整項
目の多さや調整の困難さを解決し、シグナルドライバの
調整の簡素化、調整項目の削減、および無調整化を図っ
た液晶駆動装置を提供することである。
めに、本発明の液晶駆動装置では、液晶表示パネルに映
像信号を出力するとともにその映像信号の出力波形を複
数の調整項目について調整するシグナルドライバと、そ
のシグナルドライバによる出力波形の調整を制御するた
めに液晶駆動装置に内蔵された電子調整手段(電子ボリ
ューム)と、電子ボリュームの制御用のディジタルデー
タが入力されるデータ入力部と、入力された電子ボリュ
ームの設定値を各調整項目別に記憶する記憶手段と、外
部から入力されるモード選択によって電子ボリュームの
動作モードを判別するコントローラとを備えた。そし
て、電子ボリュームは、コントローラによる動作モード
の判別結果に従い、データ入力部に入力されたディジタ
ルデータ値を基にして、若しくは記憶手段から読み出し
た設定値を基にして、または一部の調整項目については
データ入力部に入力されたディジタルデータ値を基にす
るとともに他の調整項目については記憶手段から読み出
した設定値を基にして、シグナルドライバによる出力波
形の調整を制御するようにした。
イバを自動調整する電子ボリュームを内蔵し、電子ボリ
ュームは記憶手段に記憶された設定値またはデータ入力
部に入力されるディジタルデータ値の何れかを通じて外
部から制御できるようにした。そのため、ユーザは一度
制御データを作成してディジタルデータとしてデータ入
力部に与えれば、そのディジタルデータ値が設定値とし
て記憶手段に記憶され、以降は確認程度ですむようにな
り、調整の効率を格段に高めることができる。
は、液晶表示パネルに映像信号を出力するとともにその
映像信号の出力波形を調整するシグナルドライバと、そ
のシグナルドライバによる出力波形の調整を制御するた
めに液晶駆動装置に内蔵された電子調整手段(電子ボリ
ューム)と、電子ボリュームの制御用のディジタルデー
タが入力されるデータ入力部と、シグナルドライバに対
する制御を、電子ボリュームによって行うか、あるいは
液晶駆動装置の外部からアナログ値を入力する外部調整
手段によって行うかを切り換えるセレクタと、外部から
入力されるモード選択によって電子ボリュームおよびセ
レクタの動作モードを判別するコントローラとを備え
た。そして、電子ボリュームが、コントローラによる動
作モードの判別結果に従い、シグナルドライバに対する
制御を電子ボリュームによって行うようにセレクタが切
り換えた場合に、その制御をデータ入力部に入力された
後液晶駆動装置内に記憶されたディジタル値を基にして
行うようにする。
ドライバを自動調整する電子ボリュームを内蔵し、電子
ボリュームはデータ入力部に入力された後液晶駆動装置
内に記憶されたディジタル値によって制御できるように
したのに加えて、外部調整ボリュームとセレクタとを備
え、動作モードに応じて外部調整ボリュームか電子ボリ
ュームかの切り換えをできるようにした。そのため、調
整を簡素化して効率を上げつつ、ユーザの所望によって
より厳密な調整を行うことができる。
つき添付図面を参照して説明する。なお、従来技術で記
載した事項と共通する部分には同一の参照符合を付し、
それらの説明を一部省略する。
の実施の形態の詳細を説明する。先ず、図1を参照して
本発明の液晶駆動装置の構成を説明する。図1は本発明
の液晶駆動装置の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
晶駆動装置たる本発明のシグナルドライバ10(以下、
「IC」とも言う)の他、液晶表示パネル1および周辺
回路11等から大略構成される。本発明のシグナルドラ
イバ10の細部構成は、コントロールアンプ4aを備え
たシグナルドライバ4と、電子調整手段としての電子ボ
リューム12、電子ボリューム12に接続された設定値
を記憶する記憶手段たるEEPROM( Electric Eras
able Program Read Only Memory:電気的消去可能なプロ
グラマブルROM)13、セレクタ14、電子ボリュー
ム12やセレクタ14を制御を司るコントローラ15か
ら構成される。
GB信号が入力される入力部16、TGからのタイミン
グパルスが入力される入力部17、電子ボリューム12
の制御用のシリアルデータが入力される通信ポート等の
データ入力部18、後述するモード選択が入力されるモ
ード入力部19、主要な調整端子である外部調整手段と
しての外部調整ボリューム5′、そして調整済のRGB
信号が出力される出力部20で構成される。
を説明する。入力部16から入力されたRGB信号や入
力部17から入力された各種タイミングパルスは本発明
のシグナルドライバ10に入力される。本発明のシグナ
ルドライバ10には、従来外付け回路として設けていた
外部調整ボリュームを電子ボリューム12として本発明
のシグナルドライバ10に内蔵した。この電子ボリュー
ム12は通信ポート等のデータ入力部18を通じて外部
から制御される。
ューム12の設定値を記憶する。一旦EEPROM13
に記憶された制御データは再度読みだすことにより、電
子ボリューム12を制御することができる。コントロー
ラ15ではモード入力部19から入力された後述するモ
ード選択によって電子ボリューム12やセレクタ14を
制御して所望のモードを選択する。外部調整ボリューム
5′は使用頻度の高い箇所を調整するボリュームとして
一部外付け回路として残すものである。
採り挙げて調整端子の具体例を説明するならば、以下の
ような12箇所の調整端子が備えられている。 1.BRT:ユーザコントロール用ブライト端子 2.RGB−BRT:RGB信号共通のブライトコント
ロール端子 3.R−BRT:R信号のブライトコントロール端子 4.B−BRT:B信号のブライトコントロール端子 5.RGB−GAIN:RGB信号共通のゲインコント
ロール端子 6.R−GAIN:R信号のゲインコントロール端子 7.B−GAIN:B信号のゲインコントロール端子 8.SID−BRT:SID信号の黒レベルコントロー
ル端子 9.SID−GAIN:SID信号のグレーレベルコン
トロール端子 10.GAMMA:ガンマコントロール端子 11.SIG.C:RGB信号のセンタ電圧コントロー
ル端子 12.VCOM:VCOM電圧コントロール端子
回路を電子ボリュームとしてICに内蔵してしまうと、
このICを使用するユーザにとって画作りをする際に調
整が困難となる。特に1.BRT、2.RGB−BR
T、5.RGB−GAIN、10.GAMMAの4調整
端子については、ユーザの使用頻度が高いため従来通り
外付け回路として残すようにする。そして、IC内のセ
レクタ14によって所望の調整手段を選択できるように
した。液晶表示パネル1は常法に準じて映像等を表示す
る。
ライバに内臓する電子ボリュームとコントローラの詳細
を説明する。図2は本第1の実施の形態のシグナルドラ
イバに内臓する電子ボリュームとコントローラを示すブ
ロック図である。なお、以下の説明ではDAC(Digital
toAnalog Converter:ディジタル/アナログ変換器)
は8ビット、チャンネル数は12チャンネルとする。
構成は、図の位置は変更したが外部調整ボリューム
5′、電子ボリューム12、EEPROM13、コント
ローラ15、デコーダからのRGB信号が入力される入
力部16や、コントロールアンプ4aおよび出力部2
0、シリアルデータが入力されるデータ入力部18、モ
ード選択が入力されるモード入力部19等で概略構成さ
れる。電子ボリューム12の細部構成は、14ビットシ
フトレジスタ21、チャンネルデコーダ22、EEPR
OM13に関連する内部昇圧回路23、書き込みチャー
ジポンプ24、読み出しセンスアンプ25、およびラッ
チ26、27、DAC28、29から構成される。
要部の動作を説明する。入力部16から入力されたRG
B信号は次のような動作によって制御されて出力部20
に出力する。即ち、コントローラ15ではモード入力部
19から入力される後述するモード選択によって電子ボ
リューム12やセレクタ14を制御する。即ち、外部か
ら入力されるモード選択によって電子ボリューム12の
動作モードを判別して所望の動作モードを実行する。
ジスタ21には、例えば〔表1〕に示すような14ビッ
ト構成のシリアルデータが入力される。この内、D0〜
D7はDAC出力設定用のデータであり、DAC出力設
定用のデータはデータバスに入力されるとともに、各動
作モードによってEEPROM13に書き込まれたり、
ラッチ26、27を介してDAC28、29に直接作用
する。シリアルデータのC0〜C3はチャンネル設定デ
ータであり、データバスを介してチャンネルデコーダ2
2に入力される。MC0、1はEEPROMコントロー
ル信号であり、チャンネルデコーダ22を介して内部昇
圧回路23に入力される。
5によって制御され、EEPROM13へのデータの読
み書きやDAC28、29へのチャンネル設定を行う。
セレクタ14では、コントロールアンプ4aを制御する
電圧を外部調整ボリューム5′(アナログ値)か、電圧
ボリューム12(ディジタル値)かの選択をしてコント
ロールアンプ4aに入力する。なお、図においてはセレ
クタ14と外部調整ボリューム5′は各々1個しか表示
されていないが、実際には例えばBRT、RGB−BR
T、RGB−GAIN、GAMMAの各調整端子に対し
て1個ずつ備えられているものとする。このように、本
発明のシグナルドライバ10の制御をディジタルかディ
ジタル・アナログ混在かの何れかによって選択的にコン
トロールすることができるようになる。
タ構成を提示しつつ、図2を参照して本発明の液晶駆動
装置の5つの動作モードを説明する。
たシリアルデータをEEPROM13に書き込む。その
ときの動作は次ぎのようになる。即ち、データ入力部1
8に入力されたシリアルデータは14ビットシフトレジ
スタ21に入力される。入力されたシリアルデータの
内、DAC出力設定データであるD0〜D7は書き込み
チャージポンプ24を通じてEEPROM13に書き込
まれる。このとき、チャンネルデコーダ22ではMC
0、1の設定により内部昇圧回路23を稼働して書き込
みチャージポンプ24を作動させる。そして、EEPR
OM13のアドレスを各チャンネル毎に指定する。C0
〜C3のチャンネル設定用データはデータバスを介して
チャンネルデコーダ22に入力される。このように、本
動作モードによれば、EEPROM13のアドレスを各
チャンネル毎に設定できるため、一部のデータのみを書
き換えることも可能である。
使用せずに、データ入力部18から入力されたシリアル
データを直接DAC28、29に入力して設定する。即
ち、データ入力部18から入力されたシリアルデータは
14ビットシフトレジスタ21に入力される。入力され
たシリアルデータの内、DAC出力設定のデータである
D0〜D7は直接DAC前段のラッチ26、27に入力
される。そして、12のチャンネルデータはラッチ2
6、27に入力されるとともに、ラッチ26、27によ
って各チャンネル毎の設定値が読み込まれる。その値が
DAC28、29によってD/A変換され、DC電圧と
してコントロールアンプ4aに印加される。このとき、
セレクタ14は電圧ボリューム12を選択する。
18からデータを入力せず、EEPROM13に書き込
まれたデータを読み出すことにより、その値をDAC2
8、29に設定する。そのときの動作は次ぎのようにな
る。チャンネルデコーダでは、データ入力部18からの
データ入力は行われないため、全チャンネルのアドレス
を指定し、読み出しセンスアンプ24を作動させて各チ
ャンネルのラッチ26、27にDAC出力設定データを
順次設定する。そして、その値がDAC28、29によ
ってD/A変換され、DC電圧としてコントロールアン
プ4aに印加される。このとき、セレクタ14は電圧ボ
リューム12を選択する。
GB−BRT、RGB−GAIN、GAMMAの4つの
調整項目だけをALLCNOTROLモードのように外
部からDAC28、29を直接コントロールする。その
他の調整項目については、LOADモードのようにEE
PROM13に書き込まれたデータを読み出すことによ
り、DAC28、29に設定する。このとき、セレクタ
14は電子ボリューム12を選択する。
RT、RGB−GAIN、GAMMAの4つの調整項目
を外部調整ボリューム5′からの入力により行う。その
他の調整項目については、LOADモードのようにEE
PROM13に書き込まれたデータを読み出すことによ
り、DAC28、29に設定する。このとき、セレクタ
14は外部調整ボリューム5′を選択する。
した。
置のコントローラの動作をフローチャートを基に説明す
る。図3は本発明の液晶駆動装置の各動作モードにおけ
るコントローラの動作の説明に供するフローチャート図
である。
ードは、ステップSP2において、電子ボリューム(図
では単に「EVR」と記す)に動作モードを設定する。
ステップSP3によってEEPROMを使用するかの判
断を行う。EEPROMを使用しない場合はステップS
P4に進み、ステップSP4によってデータ入力部(単
に「DI端子」と記す)から入力されたシリアルデータ
をDACに直接設定する。設定データはステップSP5
でD/A変換してステップSP6に送る。ステップSP
6ではD/A変換された値をコントロールアンプに印加
されてALLCONTROLモードが確定される。
用する場合はステップSP7に進む。ステップSP7に
おいて、EEPROMからのデータを読み出すか否かの
判断をし、読み出さない場合はステップSP8に進みD
I端子から入力されたデータをEEPROMに書き込み
を行う。EEPROMからのデータを読み出す場合はス
テップSP9に進む。ステップSP9では全てのデータ
を読み出すか否かの判断を行い、読み出す場合はステッ
プSP10、11に入力される。ステップSP10では
EEPROMからのデータをDACに設定するととも
に、ステップSP11ではセレクタで所定のDACを選
択する。ステップSP12ではD/A変換し、ステップ
SP13でD/A変換された値をコントロールアンプに
印加してLOADモードが確定される。
み出さない場合にはステップSP14に進む。ステップ
SP14でDI端子からのデータを入力するか否かの判
断を行い、入力する場合はステップSP15、16に進
む。ステップSP15ではEEPROMからのデータを
DACに設定するとともに、ステップSP16ではセレ
クタで所定のDACを選択する。ステップSP17では
D/A変換し、ステップSP18でD/A変換された値
をコントロールアンプに印加してHALFCONTRO
Lモードが確定される。
らデータを入力しない場合はステップSP19、20に
進む。ステップSP19ではEEPROMからのデータ
をDACに設定するとともに、ステップSP20ではセ
レクタで所定のアナログ入力を選択する。ステップSP
21ではD/A変換し、ステップSP22でD/A変換
した値と外部アナログ入力の値とをコントロールアンプ
に印加し、HALFANALOGモードが確定されてコ
ントローラの動作が終了する。以上本発明によれば、各
モードによってコントローラを制御することにより、本
発明のシグナルドライバの調整を簡素化し、その制御方
法をディジタル化または半ディジタル化と選択すること
ができる。
リュームを4調整端子に限定せず、全ての調整ボリュー
ムについてセレクタを設けてアナログおよびディジタル
の何方でも調整を行えるようにした例であり、これを図
4を参照して説明する。図4は本第2の実施の形態のシ
グナルドライバに内臓する電子ボリュームとコントロー
ラを示すブロック図である。
構成は、モード選択が入力されるモード入力部19、コ
ントローラ15、シリアルデータが入力されるデータ入
力部18、更に本発明の特徴事項として、全ての調整項
目に対応する外部調整ボリューム5′と、全ての調整項
目に対応するセレクタ14とを備えた。電子ボリューム
12の細部構成は14ビットシフトレジスタ21、チャ
ンネルデコーダ22、EEPROM13に関連する内部
昇圧回路23、書き込みチャージポンプ24、読み出し
センスアンプ25、およびラッチ26、27、DAC2
8、29から構成される。
要部の動作を説明する。コントローラ15ではモード入
力部19から入力されるモード選択によって電子ボリュ
ーム12や全ての調整項目に対応して設けられたセレク
タ14を制御する。つまり、外部から入力されるモード
選択によって電子ボリューム12の動作モードを判別し
て所望の動作モードを実行する。以下の構成や動作は第
1の実施の形態と同様であり、重複するため省略する。
本実施の形態によれば、全ての調整項目について外部調
整ボリュームおよびそれに対応するセレクタを備えた。
そのため、自動調整によって調整の効率化を図ることが
できるとともに、ユーザの所望により全ての調整項目に
ついて外部調整ボリュームによるより厳密な調整も可能
となる。
種々の実施の形態を採ることができる。例えば本実施の
形態例では5つの動作モードを設定して例示したが、そ
れ以上の動作モードを設定することも可能であり、動作
モード数に限定されない。また、本実施の形態ではEE
PROMを内蔵した様態について例示したが、EEPR
OMを取り外せるようにし、液晶表示パネルのロット毎
に調整データを管理することにより、一定の品質を確保
するようにすることもできる。更に、本発明の主旨を逸
脱しない範囲で適宜応用が可能であることは言うまでも
ない。
置によれば、シグナルドライバを調整する電子ボリュー
ムを内蔵し、電子ボリュームは記憶手段に記憶された設
定値やデータ入力部を介して外部から制御できるように
した。そのため、調整がディジタルデータ値によってで
きるようになり、調整の効率を格段に高めることができ
る。また、ユーザが頻繁に使用する調整項目について
は、外部調整ボリュームおよびそれに対応するセレクタ
を備え、アナログおよびディジタルの何れの方法でも制
御できるようにしたため、ユーザの所望に応じた調整方
法が可能となる。
示すブロック図である。
する電子ボリュームとコントローラを示すブロック図で
ある。
るコントローラの動作の説明に供するフローチャート図
である。
する電子ボリュームとコントローラを示すブロック図で
ある。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 液晶表示パネルを駆動する液晶駆動装置
であって、 前記液晶表示パネルに映像信号を出力するとともに該映
像信号の出力波形を複数の調整項目について調整するシ
グナルドライバと、 前記シグナルドライバによる出力波形の調整を制御する
ために前記液晶駆動装置に内蔵された電子調整手段と、 前記電子調整手段の制御用のディジタルデータが入力さ
れるデータ入力部と、 入力された前記電子調整手段の設定値を各調整項目別に
記憶する記憶手段と、 外部から入力されるモード選択によって前記電子調整手
段の動作モードを判別するコントローラとを具備し、 前記電子調整手段は、前記コントローラによる動作モー
ドの判別結果に従い、前記データ入力部に入力されたデ
ィジタルデータ値を基にして、若しくは前記記憶手段か
ら読み出した設定値を基にして、または一部の調整項目
については前記データ入力部に入力されたディジタルデ
ータ値を基にするとともに他の調整項目については前記
記憶手段から読み出した設定値を基にして、前記シグナ
ルドライバによる出力波形の調整を制御するものである
ことを特徴とする液晶駆動装置。 - 【請求項2】 液晶表示パネルを駆動する液晶駆動装置
であって、 前記液晶表示パネルに映像信号を出力するとともに該映
像信号の出力波形を調整するシグナルドライバと、 前記シグナルドライバによる出力波形の調整を制御する
ために前記液晶駆動装置に内蔵された電子調整手段と、 前記電子調整手段の制御用のディジタルデータが入力さ
れるデータ入力部と、前記シグナルドライバに対する制御を、前記電子調整手
段によって行うか、あるいは前記液晶駆動装置の外部か
らアナログ値を入力する外部調整手段によって行うかを
切り換えるセレクタと、 外部から入力されるモード選択によって前記電子調整手
段および前記セレクタの動作モードを判別するコントロ
ーラとを具備し、 前記電子調整手段は、前記コントローラによる動作モー
ドの判別結果に従い、 前記シグナルドライバに対する制
御を前記電子調整手段によって行うように前記セレクタ
が切り換えた場合に、当該制御を前記データ入力部に入
力された後前記液晶駆動装置内に記憶されたディジタル
値を基にして行うものである ことを特徴とする液晶駆動
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22913995A JP3413692B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 液晶駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22913995A JP3413692B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 液晶駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0973284A JPH0973284A (ja) | 1997-03-18 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22913995A Expired - Lifetime JP3413692B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 液晶駆動装置 |
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-
1995
- 1995-09-06 JP JP22913995A patent/JP3413692B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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