JP3413276B2 - 薄膜の形成方法 - Google Patents

薄膜の形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜の形成方法に関し、
より詳細には半導体装置におけるコンタクトホールの内
表面にバリヤ層として形成されるTiN組成の薄膜の形
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、LSIのコンタクト部は下地に基
板表面の拡散層を有し、コンタクトホールを介してAl
などの配線と接続されている。しかし今日のLSIの微
細化、高集積化に伴い、このコンタクトホールのアスペ
クト比が増大し、コンタクトホールの径に比べてその深
さが深くなっているため、Alなどの金属を完全にコン
タクトホールの中に埋め込むことが難しくなってきてい
る。
【0003】そこで、コンタクトホール中への金属の埋
め込みを完全に行うため、コンタクトホール付近にAl
などの金属の膜を形成した後に高温で熱処理を行い、前
記金属をコンタクトホールに流し込む方法(リフロープ
ロセス)が、半導体製造プロセスの工程数の削減の点か
らも有望視されている。
【0004】しかし、LSIの微細化や高集積化につれ
て拡散層も浅くなっているため、この浅い拡散層の上に
直接Al金属を流し込むと、Alスパイクが生じて接合
を破壊する、あるいはコンタクトホール底部にSiが析
出してコンタクト抵抗が増大するなどの問題が生じる。
【0005】従来より前記したAlスパイクなどの問題
を防止するため、Al金属と半導体基板との間にバリア
メタルと呼ばれる金属やその化合物を使用した拡散防止
用の薄膜(バリア層)を形成する方法が採用されてい
る。TiN薄膜は、比抵抗が小さく、かつ化学的に安定
であるという特性を有し、バリア層としての要求特性を
満足することから、バリア層形成用の化合物として汎用
されている。
【0006】このTiN薄膜の形成方法としては、例え
ば反応性スパッタ法やプラズマCVD法などが挙げられ
るが、前記反応性スパッタ法により形成された薄膜は段
差被覆性が悪く、コンタクトホールの底部には形成され
にくいと言う問題がある。一方、プラズマCVD法、そ
の中でも特に電子サイクロトロン共鳴(ECR:Elec-t
ron Cyclotron Resonance)励起によりプラズマを発生
される方法を利用したCVD法(以下、ECRプラズマ
CVD法と記す)は、指向性に優れ、径の小さなコンタ
クトホールの内部にもほぼ均一な厚さの薄膜を形成する
ことができるため、次世代のULSIのバリア層の形成
方法として注目されている。
【0007】そこで、このECRプラズマCVD法を用
いてTiN薄膜を形成する方法について、以下に説明す
る。図1は、このECRプラズマCVD法に用いられる
装置を模式的に示した断面図である。
【0008】この装置は、プラズマ生成室11と反応室
12とからなる装置本体13と、プラズマ生成室11の
周囲に配設されて直流電源(図示せず)が接続された励
磁コイル14と、マイクロ波発振器(図示せず)から発
振されたマイクロ波をプラズマ生成室11に導入する導
波管15などとから構成されている。16は石英ガラス
等で形成されたマイクロ波導入窓、17はこのマイクロ
波導入窓16に高周波(RF)電源を印加する高周波発
生源、18は試料19が載置される試料台をそれぞれ表
している。
【0009】プラズマ生成室11は略円筒形状に形成さ
れ、このプラズマ生成室11の上部壁の略中央部にはマ
イクロ波を導入するための第1の孔20が形成されてお
り、プラズマ生成室11の下方には、このプラズマ生成
室11よりも大口径の反応室12が一体的に形成されて
いる。また、この反応室12とプラズマ生成室11と
は、仕切板21によって仕切られており、この仕切板2
1の略中央部には第2の孔(プラズマ引出窓)22が形
成されている。
【0010】さらに、反応室12の側壁には第1の導入
配管23が接続され、反応室12の底部には排気系(図
示せず)に連通している排気配管24が接続されてい
る。また、プラズマ生成室11の上壁部には第2の導入
配管25が接続されている。
【0011】高周波発生源17は高周波発振器26とマ
ッチングボックス27とから構成され、マイクロ波導入
窓16と導波管15との間に挟着された平板電極28を
介してマイクロ波導入窓16に高周波(RF)が印加さ
れるようになっている。
【0012】試料台18には試料19に高周波を印加す
るための高周波発振器31が、マッチングボックス30
を介して接続されている。この高周波発振器31により
試料19に所定の高周波を印加し、前述の薄膜の形成方
法を実施することにより、試料19にかかるバイアス電
圧により、アスペクト比が高い場合でも段差被覆性の良
好な薄膜を形成することができる。
【0013】また、試料19を所定のヒータ等で加熱
し、試料19の温度を所定値、例えば200〜600℃
に保つと、形成される薄膜の結晶化が促進され、薄膜の
電気伝導性が良好なものとなる。
【0014】上記装置を用いてTiN薄膜を形成するに
は、まず排気系を操作して装置本体13内を減圧し、こ
の後、TiCl4 を第1の導入配管23から反応室12
内に供給する一方、Ar、H2 、N2 をプラズマ生成室
11内に第2の導入配管25から供給する。この後、装
置本体13内を所定の圧力に設定する。
【0015】さらにマイクロ波発振器から導波管15を
介してマイクロ波をプラズマ生成室11に導入すると共
に、励磁コイル14に直流電流を流してプラズマ生成室
11内に磁場を生じさせる。そしてプラズマ生成室11
内で高エネルギ電子と原料ガスとを衝突させ、この原料
ガスを分解してイオン化し、プラズマを生成させる。一
方、高周波発生源17に通電してマイクロ波導入窓16
に高周波を印加し、マイクロ波導入窓16に発生するバ
イアス電圧によるArイオンのスパッタ効果により、T
iN薄膜がマイクロ波導入窓16に付着するのを防止す
る。
【0016】生成されたプラズマはプラズマ引出窓22
を通過し、発散磁界により試料台18の方向に加速さ
れ、試料台18に載置された半導体基板などの試料19
の表面にTiN薄膜を形成する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記した装置における
TiN薄膜形成の反応メカニズムとしては、下記の化1
式の反応が考えられる。
【0018】
【化1】2TiCl4 + N2 + 4H2 → 2
TiN + 8HCl↑ 上記化1式の反応が完全に右側に進行し、生成したTi
N薄膜中から塩酸が完全に除去されれば、TiN薄膜中
に塩素分は残留しないはずである。
【0019】しかし、TiCl4 を完全に分解してTi
+4Clとするためには400kcalmol-1 以上の非常に
高いエネルギを必要とするため、必ずしもTiCl4
完全に分解されずに形成されたTiN薄膜中に残留した
り、又は前記TiN薄膜中のTiCl4 が分解し、発生
したCl2 が前記TiN薄膜に吸着されるという現象が
生ずる。前記TiN薄膜中に残留した塩素分(前記HC
lなども含む)は、上層部のAlなどの配線と反応して
Alなどの腐食を引き起こし、このために配線が断線し
たり、その電気抵抗が増大するという課題があった。こ
のような配線の腐食は、当然ながらLSI素子の信頼性
を著しく低下させることになる。
【0020】先に、本発明者らはこのような課題を解決
するため、上記したECRプラズマCVD法に用いられ
る装置によりTiN薄膜を形成した後、前記TiN薄膜
にAr及びH2 からなるプラズマを照射することによ
り、TiN薄膜中の塩素濃度を低下させる提案を行った
(特開平5−47707号)。
【0021】前記方法はTiN薄膜に吸着しているCl
2 にH2 ガスを含むプラズマを照射することにより、C
2 をHClに変換して揮散を容易にし、前記TiN薄
膜中の塩素濃度を低下させるものである。この場合、H
2 ガスに添加したArはプラズマの安定放電やイオンの
衝撃効果に寄与し、これによりCl2 のHClへの変換
を間接的に促進していると考えられる。
【0022】しかし、上記したAr及びH2 からなるプ
ラズマをTiN薄膜に照射する方法では、TiN薄膜中
に残留している塩素分を除去する効果あるものの、前記
TiN薄膜中には依然として少しではあるが塩素分が残
留し、完全にTiN薄膜中の塩素分を効果的に除去する
ことはできなかった。
【0023】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、TiCl4 、H2 及びN2 を含むガスを原料
とし、ECRプラズマCVD法によりTiN薄膜を形成
する方法において、殆ど塩素分を含まず、上部に形成さ
れる配線などを腐食させる虞れのないTiN薄膜を形成
することができる薄膜の形成方法を提供することを目的
としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る薄膜の形成方法は、TiCl4、H2及び
2を含むガスを原料とし、ECRプラズマCVD法に
よりTiNの薄膜を形成する薄膜の形成方法において、
TiN薄膜を形成した後、前記TiN薄膜表面に、N 2
ガスと不活性ガスとからなるプラズマを照射することを
特徴としている(1)。
【0025】また、本発明に係る薄膜の形成方法は、T
iCl4、H2及びN2を含むガスを原料とし、ECRプ
ラズマCVD法によりTiNの薄膜を形成する薄膜の形
成方法において、TiN薄膜を形成した後、前記TiN
薄膜表面に、N 2ガスとH2ガスと不活性ガスとからなる
プラズマを照射することを特徴としている(2)。
【0026】
【作用】前記したようにTiN薄膜中には、TiCl4
又はその部分分解物であるTiClx など、比較的高沸
点の成分が含有されていると考えられる。
【0027】上記した薄膜の形成方法(1)において
は、ECRプラズマCVD法によりTiN薄膜を形成し
た後、このような塩素分が残留しているTiN薄膜の表
面に、N 2ガスと不活性ガスとからなるプラズマを照射
する。このプラズマ照射により、下記の化2式の反応が
進行すると考えられる。
【0028】
【化2】 2TiClx + N2 → 2TiN + xCl2 従って、前記TiN薄膜中に含有されるTiClx はT
iNとCl2 とに変換され、TiClx に比べてより低
沸点のCl2 が揮散することにより、前記TiN薄膜中
の塩素分を低減することができると推定される。
【0029】また、上記した薄膜の形成方法(2)にお
いては、ECRプラズマCVD法によりTiN薄膜を形
成した後、このような塩素分が残留しているTiN薄膜
の表面に、N 2ガスとH2ガスと不活性ガスとからなるプ
ラズマを照射する。このプラズマ照射により、上記した
化2式の反応と共に、下記の化3式の反応が進行すると
考えられる。
【0030】
【化3】2TiClx + N2 + xH2 → 2
TiN + 2xHCl この反応によりTiN薄膜中に残留したTiClx はT
iNとHClとに変換される。また、上記化2式の反応
により生成したCl2 もH2 によりHClに変換され
る。このような反応で生成したHClの沸点は−84.
9℃であり、Cl2 の沸点の−34.1℃と比較してそ
の沸点がより低く、より揮散し易いため、さらに効果的
にTiN薄膜中の塩素分の量を低減することができると
推定される。
【0031】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係る薄膜の形成方
法の実施例を図面に基づいて説明する。なお実施例に係
るECRプラズマCVD法に用いられる装置は「従来の
技術」で説明したものと同様であるので、ここではその
詳しい説明は省略することとする。
【0032】次に、上記装置を用いた実施例に係る薄膜
(TiN薄膜)の形成方法(実施例1)について説明す
る。まず試料19としてシリコン基板を使用して試料台
18に載置し、試料19の温度を500℃に設定して、
以下の方法により前記シリコン基板表面にTiN薄膜を
形成した。
【0033】最初に、排気系を操作して装置本体13内
を減圧し、この後、TiCl4 を第1の導入配管23か
ら10sccmの流量で反応室12内に供給した。一
方、第2の導入配管25から、Arを75sccm、H
2 を26sccm、N2 を8sccmの流量に設定して
それぞれプラズマ生成室11内に供給し、この後装置本
体13内を3.0mTorrの圧力に設定した。
【0034】次に、マイクロ波発振器から導波管15を
介して2.45GHzのマイクロ波を2.8kWのパワ
ーでプラズマ生成室11に導入すると共に、励磁コイル
14に直流電流を流してプラズマ生成室11内に磁場を
生じさせてプラズマを生成し、試料19の表面にTiN
薄膜を形成した。
【0035】また、高周波発生源17に通電してマイク
ロ波導入窓16に13.56MHzの高周波を150W
のパワーで印加し、TiN薄膜がマイクロ波導入窓16
に付着するのを防止した。
【0036】このTiN薄膜の形成後、装置本体13内
のガスを完全に排気し、新たにArを75sccm、N
2 を26sccmの流量で流し、装置本体13内の圧力
を3.0mTorrに設定し、その他は上記TiN薄膜
の形成方法と同様の条件でプラズマを30秒間照射し、
前記TiN薄膜に塩素の除去処理を施した。
【0037】次に、実施例2として、上記実施例1の場
合と同様の条件でTiN薄膜を形成した後、Arを75
sccm、H2 を26sccm、N2 を10sccmの
流量で流した他は上記実施例1の場合と同様にTiN薄
膜にプラズマを照射し、前記TiN薄膜に塩素の除去処
理を施した。
【0038】また、比較例1として、上記実施例1の場
合と同様の条件でTiN薄膜を形成した後、Arを75
sccm、H2 を26sccmの流量で流した他は上記
実施例1の場合と同様に同様にTiN薄膜にプラズマを
照射し、前記TiN薄膜に塩素の除去処理を施した。
【0039】また、TiN薄膜の形成後に何の処理も行
わなかった場合を比較例2とした。上記した種々の方法
により得られた実施例1〜2及び比較例1〜2に係るT
iN薄膜の膜表面の塩素濃度の分析を蛍光X線を用いて
行った。
【0040】図2は、その結果を示したグラフであり、
縦軸にはTiN薄膜表面の単位面積当たりの塩素原子の
数を示している。
【0041】図2より明らかなように、TiN薄膜の形
成後に何ら処理を施していないTiN薄膜(比較例2)
や、ArとH2 の混合ガスからなるプラズマを照射した
TiN薄膜(比較例1)に比べ、N2 とArとの混合ガ
スからなるプラズマを照射したTiN薄膜(実施例1)
では、その塩素量が減少している。実施例1に係るTi
N薄膜の塩素量はプラズマ処理を行っていないもの(比
較例2)と比較すると約1/3に減少している。
【0042】さらに、N2 とArとH2 との混合ガスか
らなるプラズマを照射したTiN薄膜(実施例2)で
は、塩素量がさらに実施例1に係るTiN薄膜の場合の
約1/2となっている。
【0043】この結果から明らかなように、実施例に係
る薄膜の形成方法では、ECRプラズマCVD法により
TiN薄膜を形成した後、前記TiN薄膜表面に、N2
ガスと不活性ガスとからなるプラズマ、又は前記ガスに
さらにH2 ガスが添加されたガスからなるプラズマを照
射するので、TiN薄膜中に含まれる塩素分を揮散し易
い物質に変換することができ、実施例に係るプラズマ処
理を施したTiN薄膜ではプラズマ処理を施さないもの
と比較して、約1/3〜1/6程度にまで塩素量を減少
させることができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る薄膜の
形成方法にあっては、TiCl4、H2及びN2を含むガ
スを原料とし、ECRプラズマCVD法によりTiNの
薄膜を形成する薄膜の形成方法において、TiN薄膜を
形成した後、前記TiN薄膜表面に、N 2ガスと不活性
ガスとからなるプラズマを照射するので、前記TiN薄
膜中に含まれる塩素分を揮散し易い物質に変換すること
ができ、前記TiN薄膜中の塩素分を大きく減少させる
ことができる。その結果、前記TiN薄膜中に残留した
塩素分が、上層部のAlなどの配線を腐食する虞れがな
くなり、LSI素子の信頼性を向上させることができ
る。
【0045】また、本発明に係る薄膜の形成方法は、T
iCl4、H2及びN2を含むガスを原料とし、ECRプ
ラズマCVD法によりTiNの薄膜を形成する薄膜の形
成方法において、TiN薄膜を形成した後、前記TiN
薄膜表面に、N 2ガスとH2ガスと不活性ガスとからなる
プラズマを照射するので、前記TiN薄膜中に含まれる
塩素分をより揮散し易い物質に変換することができ、前
記TiN薄膜中の塩素分をさらに大きく減少させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ECRプラズマCVD法に用いられる装置を模
式的に示した断面図である。
【図2】実施例1〜2及び比較例1〜2の場合に形成さ
れたTiN薄膜の単位面積当たりの塩素原子の数を示し
たグラフである。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TiCl4、H2およびN2を含むガスを
    原料とし、プラズマを利用したCVD法によりTiNの
    薄膜を形成する薄膜の形成方法において、TiN薄膜を
    形成した後、前記TiN薄膜表面に、N 2ガスと不活性
    ガスとからなるプラズマを照射することを特徴とする薄
    膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 TiCl4、H2およびN2を含むガスを
    原料とし、プラズマを利用したCVD法によりTiNの
    薄膜を形成する薄膜の形成方法において、TiN薄膜を
    形成した後、前記TiN薄膜表面に、N 2ガスとH2ガス
    と不活性ガスとからなるプラズマを照射することを特徴
    とする薄膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記TiN薄膜を形成した後、引続き同
    一装置内において、プラズマ照射することを特徴とする
    請求項1または2に記載の薄膜の形成方法。
  4. 【請求項4】 前記プラズマを利用したCVD法は、電
    子サイクロトロン共鳴(ECR)励起により発生させた
    プラズマであることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の薄膜の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記薄膜は、半導体装置におけるコンタ
    クトホールの内表面にバリヤ層として形成されることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の薄膜の形成
    方法。
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