JP3412950B2 - 圧延計測器の光路保護構造 - Google Patents

圧延計測器の光路保護構造

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JP3412950B2
JP3412950B2 JP05267395A JP5267395A JP3412950B2 JP 3412950 B2 JP3412950 B2 JP 3412950B2 JP 05267395 A JP05267395 A JP 05267395A JP 5267395 A JP5267395 A JP 5267395A JP 3412950 B2 JP3412950 B2 JP 3412950B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼、非鉄金属、箔、
フィルム、シート等の圧延された非測定物の幅や形状を
計測する圧延計測器の光路保護構造に関し、特に、圧延
体と検出部の間の光路にパージ空気を噴射して清浄空間
にして光路を保護する圧延計測器の光路保護構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、圧延計測器の光路保護構造につい
ては、図8および図9に示すものが知られている。
【0003】このものは、鉄鋼、非鉄金属、箔、フィル
ム、シート等の圧延された非測定物の幅を計測する圧延
計測器200である。この圧延計測器200は、圧延体
201を挟んで検出部203と光源部205から構成さ
れる。光源部205から光が投光されると、光路上に存
在する圧延体201によってその幅分だけ光は遮られて
検出部203のカメラ207に到達する。そこで、複数
台のカメラ207によって圧延体201の幅を計測する
ものである。
【0004】しかしながら、一般的に圧延計測器200
の周囲環境は光学的に好ましい環境とはいえない。特
に、鉄鋼を圧延する場合には、水を用いることに起因す
る水蒸気の発生や圧延時に発生するスケール等が光路2
09を妨害する。このため、光路上にパージ空気を噴射
して計測に支障のない清浄な光路を確保する必要があっ
た。
【0005】そこで、図8に示すものは、パージ空気2
11を導入して検出部203の下方に設けられたフード
213下部から圧延体201と平行方向に噴射させ、光
路上を横断するようにパージ空気を噴射してカメラ20
7による計測に支障のない清浄な光路を確保しようとし
ていた。
【0006】また、図9に示すものは、空気211を導
入してフード213内部から圧延体201にパージ空気
を噴射させ、光路上を上方から下方に向かってパージ空
気を噴射してカメラ207による計測に支障のない清浄
な光路を確保しようとしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す従来の圧延計測器200の光路保護構造にあって
は、フード213と空気間の圧力差によって矢印221
方向に示す巻き込み空気が発生し、周囲の水蒸気やスケ
ールを含む周囲空気をフード213内に巻き込んでしま
うので、この結果、検出部203の下部に備えられたカ
メラ207を保護するためのガラス窓223に異物が付
着し、時間経過とともに固着、堆積して光路209を遮
断して圧延体201の計測ができなくなるといった問題
があった。
【0008】また、図9に示す従来の圧延計測器250
の光路保護構造にあっては、フード213内に空気21
1を流すと、空気211がフード213の先端部に衝突
して矢印227方向に流れが傾斜するので、圧延体20
1まで到達するパージ空気に偏りが生じてしまう。この
ため、フード213自体の長さを長くして圧延体201
全体にパージ空気が到達するようにしなければならない
といった問題があった。
【0009】さらに、図9に示す従来の圧延計測器25
0の光路保護構造にあっては、フード213の先端部と
空気の導入部との間で発生した圧力差に起因して、P’
点、Q’点周囲の水蒸気やスケールを含む空気を矢印2
29方向にフード213の中に巻き込んでしまうので、
この結果、上述したようにカメラ207を保護するため
のガラス窓223に異物が付着し、時間経過とともに固
着、堆積して光路209を遮断して圧延体201の計測
ができなくなるといった問題があった。
【0010】さらにまた、上述した問題点に起因してガ
ラス窓223に付着した異物を定期的に清掃する必要が
あり、場合によってはガラス窓223を定期的に交換し
なければならないといった問題があった。
【0011】そこで、本発明は、空気を風洞に導入して
光路上の風路を介して圧延体にパージ空気を噴射して光
路を清浄空間にすることで、圧延体の板幅を計測するた
めの光路を周囲の水蒸気やスケールを含む空気から保護
することができるとともに、フード自体を長くせずに小
型化できる圧延計測器の光路保護構造を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、光源部から圧延体に投光され
た光に基づいて圧延体の板幅等を計測する検出部を備
え、圧延体と検出部の間の光路にパージ空気を噴射して
清浄空間にして光路を保護する圧延計測器の光路保護構
造において、空気を導入する空気導入口を有する風洞部
と、該風洞部の内部を複数に分割して仕切り、空気導入
口から導入された空気の風速を圧延体の板幅方向に平均
する風速均等化部と、該風速均等化部からの空気を前記
光路上を介して通過させる風路部と、風路部を通過し
空気をパージ空気として前記圧延体に噴射する噴射口
部と、を備えたことを要旨とする。
【0013】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記風洞部は、空気導入口から導入された空気
の移動方向を調整する風向部を備えたことを要旨とす
る。
【0014】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記空気導入口とは別に、空気を導入する第2
の空気導入口を備え、導入された空気を第2のパージ空
気として前記検出部の近傍に噴射することを要旨とす
る。
【0015】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記噴射口部は、前記風路部を通過して前記圧
延体に噴射するパージ空気の風速を調整する風速調整部
を備えたことを要旨とする。
【0016】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記請求項1乃至4何れか1つに記載の光路保
護構造を備えたことを要旨とする。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、空気を風洞部の空気
導入口から導入し、風速均等化 部により風洞部の内部を
複数に分割して仕切り、空気導入口から導入された空気
の風速を圧延体の板幅方向に平均し、風速均等化部から
の空気を風路部において光路上を介して通過させ、風路
部を通過した空気をパージ空気として噴射口部から圧延
体に噴射するように構成するので、圧延体の板幅を計測
するための光路を周囲の水蒸気やスケールを含む空気か
ら保護することができる。
【0018】請求項2記載の発明では、空気導入口から
導入された空気の移動方向を風向調整部で調整するよう
に構成するので、パージ空気を噴射口部から圧延体に噴
射する際のパージ空気の噴射方向を微調整でき、周囲の
水蒸気やスケールを含む空気が巻き込まれて噴射口部か
ら風路部内部に浸入することを防止できる
【0019】請求項3記載の発明では、空気導入口とは
別に空気を第2の空気導入口から導入し、第2のパージ
空気を検出部の近傍に噴射するように構成するので、検
出部の近傍に第2のパージ空気を噴射でき、空気導入口
から導入される空気が停止したとしても検出部を外部の
水蒸気やスケールを含む空気から保護することができ
【0020】請求項4記載の発明では、風路部を通過し
て圧延体に噴射するパージ空気の風速を風速調整部で調
整するように構成するので、パージ空気の風速が速くな
るように調整した場合には、噴射口部から圧延体に風速
が速いパージ空気を噴射でき、周囲の水蒸気やスケール
を含む空気が巻き込まれて噴射口部から風路部内部に浸
入することを防止でき、かつ、圧延体上の異物を除去で
きる
【0021】請求項5記載の発明では、請求項1乃至4
何れか1つに記載の発明と同様の作用を奏する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0023】(実施例1) まず、本発明に係わる圧延計測器の光路保護構造の構成
について説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例である圧延計測器
の光路保護構造のシステム構成を示す断面図(a)およ
空気の流れを示す側面断面図(b)である。
【0025】圧延計測器100は、図1(a)に示すよ
うに、圧延体1を挟んで検出部3と光源部5から構成さ
れる。
【0026】光源部5は、斜め上方の検出部3方向に光
源4で発光された光を投光するものである。検出部3
は、複数台のカメラ7を有し、光路9上に存在する圧延
体1によってその幅分だけ遮られてガラス窓11を介し
て到達した光に基づいて圧延体1の幅を計測するもので
ある。フード13は、検出部3の光路を周囲の水蒸気や
スケールを含む空気15から保護するものである。風洞
部17は、空気を導入して空気の移動方向を決定すると
ともに、空気の風速のバラつきを平均化するものであ
る。風路部19は、風洞部17から流入された空気を光
路9を介して噴射口部21から圧延体1に噴射するもの
である。
【0027】次に、図1(b)を参照して、空気導入口
31は、空気33を風洞部17に導入するものである。
風向部および風速均等化部35,37は、風洞部17内
部を3分割して仕切り、各分割された風洞部17内の風
向を決定し、かつ、風速を均等化するものである。風洞
出口39は、風洞部17から風路部19に空気を流出さ
せるものである。
【0028】次に、図2は本発明の一実施例である圧延
計測器の光路保護構造における風路部19内のパージ空
気の流れを示す背面断面図(a)、風量が多い場合の風
洞部17内の風向部および風速均等化部35,37を示
す断面図(b)、風量が少ない場合の風洞部17内の風
向部および風速均等化部35,37を示す断面図(c)
である。
【0029】図2(a)に示すように、風洞出口39か
ら流出したパージ空気は風路部19を経て圧延体1に噴
射される。ここで、空気導入口31から導入された空気
の風量に対応して風向部および風速均等化部35,37
を決定する。
【0030】図2(b)に示すように、空気導入口31
に近い風向部および風速均等化部35では空気の風量が
多いので、その形状を適当な大きさの矩形にしたものを
用いる。一方、図2(c)に示すように、空気導入口3
1から遠い風向部および風速均等化部37では空気の風
量が減少して圧力が低下するので、圧力を均等化するた
めに風穴を開けてフィルタ状にした抵抗体としたものを
用いる。
【0031】次に、図3は本発明の一実施例である圧延
計測器の光路保護構造における風洞出口39のパージ空
気の風向および風速の一例を示す上面透視図である。
【0032】風洞部17内の風向部および風速均等化部
35,37を通過した空気は風洞出口39から風路部1
9に流入する。図3において、このときの風速の大きさ
、図に示す黒点の密度に対応しており、風洞出口39
でのパージ空気の風速は均等であることを示す。また、
このときの風向は例えば黒点帯41に対応し、風洞出口
39でのパージ空気の風向は均等であることを示す。
【0033】次に、図4は本発明の一実施例である圧延
計測器の光路保護構造における噴射口部21から圧延体
1に噴射されるパージ空気の風向および風速の一例を示
す図である。
【0034】図4に示すように、噴射口部21から光路
9に沿って圧延体1に層流化されたパージ空気が噴射さ
れる。この場合、噴射口部21から噴射されるパージ空
気によって周辺の空気が巻き込み現象を起こしている。
しかしながら、噴射口部21から噴射されるパージ空気
の風速が十分に大きく、かつ、風速が平均化されている
ため、周辺の空気が巻き込まれて噴射口部21から風路
部19内部に浸入することはない。このため、圧延体1
の板幅を計測するための光路9を周囲の水蒸気やスケー
ルを含む空気から保護することができる。
【0035】このように、本実施例では、空気を風洞部
17の空気導入口から導入し、導入された空気を風向部
および風速均等化部35,37で風洞部17内部を3分
割して仕切り、各分割された風洞内の風向を決定し、か
つ、風速を均等化して風洞出口39から空気を流出させ
る。次に、光路9上の風路部19を介して空気を通過さ
せ、噴射口部21からパージ空気を圧延体1に噴射する
ように構成するので、圧延体1の板幅を計測するための
光路9を周囲の水蒸気やスケールを含む空気から保護す
ることができる。
【0036】このように、本実施例では、空気導入口か
ら導入された空気の風速を圧延体1の板幅方向に風速均
等化部35,37で平均するように構成するので、圧延
体1の板幅方向に平均化されたパージ空気を噴射口部2
1から圧延体1に噴射でき、周囲の水蒸気やスケールを
含む空気が巻き込まれて噴射口部21から風路部19内
部に浸入することを防止できる。
【0037】(実施例2) 本実施例では、本発明の特徴部分を具体的に説明する。
【0038】図5は本発明の一実施例である圧延計測器
の光路保護構造における風向調整部および風速均等化部
で調整された空気の流れを示す側面断面図(a)、風向
調整部および風速均等化部で調整された空気の流れを示
す上面断面図(b)である。
【0039】図5(a)に示すように、風向調整部およ
び風速均等化部51,55は、回転中心53,57を中
心に正逆両方向に回転させて固定でき、空気導入口31
から導入された空気33の風向を風向調整部51,55
で調整し、かつ、空気33の風速を風速均等化部51,
55で平均化する。
【0040】また、図5(b)に示すように、風向調整
部および風速均等化部61,65は、回転中心63,6
7を中心に正逆両方向に回転させて固定でき、空気導入
口31から導入された空気33の風向を風向調整部6
1,65で調整し、かつ、空気33の風速を風速均等化
部61,65で平均化する。
【0041】このように、本実施例では、空気導入口3
1から導入された空気33の移動方向を風向調整部5
1,55,61,65で調整するように構成するので、
パージ空気33を噴射口部21から圧延体1に噴射する
際のパージ空気の噴射方向を微調整でき、周囲の水蒸気
やスケールを含む空気が巻き込まれて噴射口部21から
風路部19内部に浸入することを防止できる。
【0042】なお、本実施例では、風向調整部51,5
5,61,65を正逆両方向に回転させて固定する場合
について述べたが、風向調整部51,55,61,65
を正逆両方向に自動的に回転させて微調整するように構
成してもよく、この場合、付加される機能として風向調
整部51,55,61,65を回転駆動する回転駆動機
能部を備えるように構成するものである。
【0043】(実施例3) 本実施例では、本発明の特徴部分を具体的に説明する。
【0044】図6は本発明の一実施例である圧延計測器
の光路保護構造における検出部の近傍にパージ空気を噴
射する場合の構成を示す図である。
【0045】図6に示すように、空気導入口73は、第
2のパージ空気71を導入するものである。スリット7
2,74は、導入されたパージ空気71を検出部3の近
傍75に特定位置から噴射するものである。
【0046】ここで、空気導入口73から導入された第
2のパージ空気71はスリット72,74を通過して検
出部3の近傍75に噴射される。次に、第2のパージ空
気73は風路部19で風洞出口39から流出された空気
と合流し、噴射口部21から合流したパージ空気は圧延
体1に噴射される。なお、風洞出口39から流出された
空気と第2のパージ空気71はそれぞれ独立するパージ
空気発生装置によって発生されるものとする。
【0047】このように、本実施例では、空気導入口3
1とは別に第2のパージ空気71を第2の空気導入口7
3から導入し、第2のパージ空気71を検出部3の近傍
75に噴射するように構成するので、検出部3の近傍7
5に第2のパージ空気71を噴射でき、空気導入口31
から導入される空気が停止したとしても検出部3のガラ
ス窓11を外部の水蒸気やスケールを含む空気から保護
することができる。また、風洞出口39から流出された
空気と第2のパージ空気71を使い分けているので、清
浄な空気を少ない分量の消費に抑えることができる。な
お、第2のパージ空気71は窓面保護用の清浄な空気で
ある。
【0048】(実施例4) 本実施例では、本発明の特徴部分を具体的に説明する。
【0049】図7は本発明の一実施例である圧延計測器
の光路保護構造における噴射口部から圧延体に速いパー
ジ空気を噴射する場合の構成を示す断面図である。
【0050】図7に示すように、風速調整板81,83
は、風路部19を通過した空気の風速を調整するもので
あり、風速調整板81,83を左右に移動して設定する
ことでパージ空気の風速を調整するものである。
【0051】このように、本実施例では、風路部19を
通過した空気の風速を風速調整板81,83で調整する
ように構成するので、パージ空気の風速が速くなるよう
に調整した場合には、噴射口部21から圧延体1に風速
が速いパージ空気を噴射でき、周囲の水蒸気やスケール
を含む空気が巻き込まれて噴射口部21から風路部19
内部に浸入することを防止でき、かつ、圧延体1上の異
物を除去できる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、空気を風洞に導入して
光路上の風路を介し、圧延体の板幅方向に空気を平均化
し、圧延体にパージ空気を噴射して光路を清浄空間にす
ることで、圧延体の板幅を計測するための光路を周囲の
水蒸気やスケールを含む空気から保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である圧延計測器の光路保護
構造のシステム構成を示す断面図(a)および空気の流
れを示す側面断面図(b)である。
【図2】本発明の一実施例である圧延計測器の光路保護
構造における風路部19内のパージ空気の流れを示す背
面断面図(a)、風量が多い場合の風洞部17内の風向
部および風速均等化部35,37を示す断面図(b)、
風量が少ない場合の風洞部17内の風向部および風速均
等化部35,37を示す断面図(c)である。
【図3】本発明の一実施例である圧延計測器の光路保護
構造における風洞出口39のパージ空気の風向および風
速の一例を示す上面透視図である。
【図4】本発明の一実施例である圧延計測器の光路保護
構造における噴射口部21から圧延体1に噴射されるパ
ージ空気の風向および風速の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例である圧延計測器の光路保護
構造における風向調整部および風速均等化部で調整され
空気の流れを示す側面断面図(a)、風向調整部およ
び風速均等化部で調整された空気の流れを示す上面断面
図(b)である。
【図6】本発明の一実施例である圧延計測器の光路保護
構造における検出部の近傍にパージ空気を噴射する場合
の構成を示す図である。
【図7】本発明の一実施例である圧延計測器の光路保護
構造における噴射口部から圧延体に速いパージ空気を噴
射する場合の構成を示す断面図である。
【図8】従来の圧延計測器の光路保護構造を示す図であ
る。
【図9】従来の圧延計測器の光路保護構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 検出部 11 ガラス窓 17 風洞部 19 風路部 21 噴射口部 35,37 風向部および風速均等化部 39 風洞出口 31 空気導入口 51,55,61,65 風向調整部 73 第2の空気導入口 81,83 風速調整板 100 圧延計測器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 忠雄 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (56)参考文献 特開 平6−3131(JP,A) 特開 平3−257306(JP,A) 実開 平2−65106(JP,U) 実公 昭62−6522(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源部から圧延体に投光された光に基づ
    いて圧延体の板幅等を計測する検出部を備え、圧延体と
    検出部の間の光路にパージ空気を噴射して清浄空間にし
    て光路を保護する圧延計測器の光路保護構造において、空気 を導入する空気導入口を有する風洞部と、該風洞部の内部を複数に分割して仕切り、空気導入口か
    ら導入された空気の風速を圧延体の板幅方向に平均する
    風速均等化部と、 該風速均等化部からの 空気を前記光路上を介して通過さ
    せる風路部と、 風路部を通過した空気をパージ空気として前記圧延体
    に噴射する噴射口部と、を備えたことを特徴とする圧延
    計測器の光路保護構造。
  2. 【請求項2】 前記風洞部は、 空気導入口から導入された空気の移動方向を調整する風
    向部を 備えたことを特徴とする請求項1記載の圧延計測
    器の光路保護構造。
  3. 【請求項3】 前記空気導入口とは別に、空気を導入す
    る第2の空気導入口を備え、導入された空気を第2のパ
    ージ空気として前記検出部の近傍に噴射することを特徴
    とする請求項1記載の圧延計測器の光路保護構造。
  4. 【請求項4】 前記噴射口部は、 前記風路部を通過して前記圧延体に噴射するパージ空気
    の風速を調整する風速調整部を備えた ことを特徴とする
    請求項1記載の圧延計測器の光路保護構造。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至4何れか1つに記載の
    光路保護構造を備えた圧延計測器。
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