JP3412489B2 - 導電性ボールの移載方法 - Google Patents

導電性ボールの移載方法

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  • Automatic Assembly (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は導電性ボールをワー
クに移載する導電性ボールの移載方法に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】フリップチップやBGA(Ball G
rid Array)などのバンプ付きの電子部品を製
造する方法として、半田ボールなどの導電性ボールを用
いる方法が広く用いられている。また導電性ボールをチ
ップや基板などのワークに移載する方法として、吸着ツ
ールを用いる方法が知られている。 【0003】この方法は容器などに貯溜された導電性ボ
ールを吸着ツールの下面に多数形成された吸着孔に真空
吸着してピックアップし、吸着ツールをワークの上方に
移動させてこれらの導電性ボールをワークの電極上に移
載するものであり、多数の導電性ボールを一括してワー
クに移載できるので作業性がよいという利点がある。 【0004】ところで、吸着ツールを用いて導電性ボー
ルをワークに移載する方法では、移載後に吸着ツールが
上昇する際に導電性ボールが吸着ツールの下面に付着し
たまま残留するプレースミスが発生し易い。このプレー
スミスは、移載に先立ってワークの電極上に予め塗布さ
れるフラックスの量が少なく、フラックスが導電性ボー
ルをワークに貼着する作用が十分でない場合や、導電性
ボールが吸着孔に強固に付着する導電性ボールの食い込
みを生じた場合などに発生するものである。そこで、こ
のプレースミスに対処する方法として、吸着ツール下面
に残留して付着した導電性ボールを離脱させる目的で吸
着ツールに打撃を与え、このときの衝撃(振動)により
導電性ボールを落下させることが行われる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の導電
性ボールの移載方法では、吸着ツールが下降して下限位
置に到達した時点を起点として所定時間経過後に吸着ツ
ールに打撃を与えることとしていたため、この打撃タイ
ミングと吸着ツールがワーク上に移載された導電性ボー
ルから離隔するタイミングとの関係が必ずしも一定せ
ず、以下に述べるような不具合を生じていた。まず打撃
のタイミングが早過ぎる場合、すなわち吸着ツールがま
だ導電性ボールをワーク面に押し付けた状態で打撃を与
えると、この衝撃によりワークの電極上に塗布されたフ
ラックスがはね上げられて吸着ツールの下面に付着す
る。そして吸着ツールの下面に付着したフラックスは、
導電性ボールのピックアップ時に余分な導電性ボールが
付着する原因となっていた。 【0006】また打撃のタイミングが遅過ぎる場合、す
なわち吸着ツールが既に上昇を開始してある程度の高さ
まで到達した時点で打撃を与えると、衝撃により吸着ツ
ールの下面から離脱した導電性ボールは勢いよくワーク
上に落下し、ワーク上を転動して位置ずれを生じる原因
となっていた。このように従来の導電性ボールの移載方
法では、プレースミスを防止するために打撃付与を行っ
ても確実にプレースミスを防止することができないとい
う問題点があった。このような問題は、打撃の代わりに
超音波振動を用いる場合にも発生していた。 【0007】そこで本発明は、確実にプレースミスを防
止することができる導電性ボールの移載方法を提供する
ことを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の導電性ボールの
移載方法は、吸着ツールに導電性ボールの供給部に対し
て上下動作を行わせてこの吸着ツールの下面に形成され
た複数個の吸着孔に導電性ボールを真空吸着してピック
アップし、次いで吸着ツールをワークの上方に相対的に
移動させ、そこで吸着ツールに再度上下動作を行わせる
とともに、真空吸着を解除することにより、前記吸着孔
に真空吸着された導電性ボールをワークに移載するよう
にした導電性ボールの移載方法であって、導電性ボール
を前記ワークへ移載した後吸着ツールが上昇する際に、
移載された導電性ボールから吸着ツールが離隔したこと
が離隔検知手段によって検知された後所定時間経過後に
吸着ツールに振動付与手段により振動を与え、この振動
により吸着ツールの下面に残留している導電性ボールを
落下させるようにした。 【0009】本発明によれば、導電性ボールをワークへ
移載した後吸着ツールが上昇する際に、導電性ボールか
ら吸着ツールが隔離したことが検知された後所定時間経
過後に吸着ツールに打撃を与えることにより、吸着ツー
ルに残留した導電性ボールがワーク上からわずかの高さ
に上昇したタイミングでこの導電性ボールを脱落させる
ことができる。 【0010】 【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の導電
性ボールの移載装置の正面図、図2は同導電性ボールの
移載装置の移載ヘッドの断面図、図3は同導電性ボール
の移載装置の振動付与手段のエアー回路図、図4は同導
電性ボールの移載装置の動作を示すタイミングチャー
ト、図5(a),(b),(c),(d)は同導電性ボ
ールの移載装置の吸着ツールの部分断面図である。 【0011】まず図1を参照して導電性ボールの移載装
置の全体構造を説明する。図1において、基台11上に
は導電性ボールの供給部10が配設されている。供給部
10は、下面に複数の開口部14Aを有した容器14を
備えている。容器14内には多数の導電性ボールとして
の半田ボール1が貯溜されている。容器14はボックス
15に嵌入しており、ボックス15は基台12上に載置
されている。基台12の内部にはブロア17が設置され
ており、ブロア17は開閉バルブ16を介してボックス
15と接続されている。ブロア17を駆動してボックス
15内に空気を吹き込むことにより、容器14内の半田
ボール1には開口部14Aを通じて下方から空気が吹き
込まれ、半田ボール1は容器14内で流動化する。 【0012】基台11上の供給部10の側方には、ワー
クとしての基板26の位置決め部20が配設されてい
る。位置決め部20は、Xテーブル部21と、Yテーブ
ル部23を段積みし、更にその上部に基板26をクラン
プするクランパ25を設置して構成されている。Xテー
ブル部21のモータ22が駆動すると、基板26はX方
向に移動し、Yテーブル部23のモータ24が駆動する
と、基板26はY方向に移動する。このように基板26
を水平移動させることにより、基板26を位置決めす
る。 【0013】供給部10の上方には移載ヘッド30が配
設されている。移載ヘッド30の下端部には吸着ツール
32が装着されている。移載ヘッド30はZテーブル5
0に保持されている。Zテーブル50の背面に設けられ
たナット(図示せず)は、水平な送りねじ28に螺合し
ている。29は送りねじ28の保持テーブルである。し
たがって、X軸モータ27が正逆回転すると送りねじ2
8は正逆回転し、テーブル50は水平移動する。供給部
10上で移載ヘッド30が上下動作を行うことにより、
吸着ツール32はその下面に半田ボール1を真空吸着し
てピックアップする。その後テーブル50が位置決め部
20上に水平移動し、そこで移載ヘッド30が再度上下
動作を行うことにより、吸着ツール32は半田ボール1
を基板26上に移載する。 【0014】次に、図2を参照して移載ヘッド30の構
造を説明する。31は本体としてのボックスである。ボ
ックス31は無底であって、その内部にはブロック34
が収納されている。ブロック34の下部には箱型の吸着
ツール32が結合されている。吸着ツール32はチュー
ブ33を介して吸引ユニット36に接続されており、吸
引ユニット36が作動することにより、その下面に多数
個形成された吸着孔35に半田ボール1を真空吸着す
る。また、吸着ツール32には振動子43が装着されて
いる。振動子43を駆動することにより吸着ツール32
の下面が振動(好ましくは超音波振動)し、半田ボール
1を真空吸着する際に半田ボール1に対し相対的に振動
する。 【0015】ボックス31の側面にはシリンダ44が配
設されている。シリンダ44のロッド44aは吸着ツー
ル32の張り出し部32aを貫通しており、ロッド44
aの先端部には打撃子45が装着されている。シリンダ
44を駆動してロッド44aに没入動作を行わせること
により、打撃子44が上方に高速で上昇し張り出し部3
2aに打撃を与え、吸着ツール32には衝撃が作用す
る。吸着ツール32の下面の吸着孔35以外に余分な半
田ボール1が付着した状態でシリンダ44を駆動するこ
とにより、余分に付着した半田ボール1を吸着ツール3
2の下面より脱落させることができる。 【0016】図2において、ブロック34の側端部をボ
ックス31の底板31a上に押し当てることにより、吸
着ツール32の下面の水平面に対する平行度を確保して
いる。すなわち底板31aは、吸着ツール32の下降限
度を規定するとともに、吸着ツール32の下面を水平面
とするためのストッパとなっている。また本実施の形態
では、ブロック34の両側部をストッパに当接させてい
るので、吸着ツール32の下面の平行度を再現性よく維
持できる。 【0017】ボックス31の上面にはシリンダ38が設
置されており、シリンダ38のロッド39の下端部には
ブロック34が結合されている。40はバネ材であっ
て、ボックス31の天井面とブロック34の上面を結合
している。バネ材40はそのバネ力でブロック31を上
方へ弾発し、吸着ツール32側の自重を減殺している。
ブロック34の両側面に設けられたスライダ41は、ブ
ロック31の内面に設けられた垂直なレール42にスラ
イド自在に嵌合している。 【0018】移載ヘッド30の下降時に吸着ツール32
の下面が固定物に当接すると、ブロック34は押し上げ
られて上方に変位し、この変位はセンサ37によって検
知される。したがってセンサ37は吸着ツール32の下
降時に下面に吸着された半田ボール1が基板26の上面
に当接したことを検知する。また、基板26への半田ボ
ール1の移載後に吸着ツール32が上昇する際に、基板
26へ移載された半田ボール1から吸着ツール32が離
れると、半田ボール1からの反力によってわずかに持ち
上げられていたボックス34は元位置に戻り、このとき
の変位も同様にセンサ37によって検知される。したが
って、センサ37は移載された半田ボール1から吸着ツ
ール32が離隔したことを検知する離隔検知手段となっ
ている。 【0019】次にボックス31の上下動手段について説
明する。50はボックス31の側部に設けられた縦長の
駆動ケースであり、その内部には垂直なボールねじ51
が収納されている。ボールねじ51にはナット52が螺
合しており、ナット52はロッド53を介してボックス
31に結合されている。駆動ケース50の側面には垂直
なレール54が設けられており、ボックス31の側面に
設けられたスライダ55はこのレール54にスライド自
在に嵌合している。モータ56が駆動してボールねじ5
1が回転すると、ナット52はボールねじ51に沿って
上下動する。これにより、ボックス31や吸着ツール3
2は上下動作を行う。 【0020】60は制御部であって、吸引ユニット3
6、モータ駆動回路61、押圧力制御部62、振動子駆
動回路64などを制御する。63はシリンダ38および
シリンダ44の圧力源である。モータ駆動回路61は、
モータ56を制御する。押圧力制御部62はシリンダ3
8の押圧力を制御する。シリンダ制御部67はシリンダ
44の動作を制御する。真空度センサ65は、吸着ツー
ル32内の真空度を計測し、計測された真空度の信号を
制御部60に送る。タイマ66は超音波振動の付与・停
止のタイミング時間を計時する。 【0021】次に図3を参照して振動付与手段であるシ
リンダ44の動作について説明する。図3において、
A,Bはロッド44aの先端部に装着された打撃子45
がそれぞれ上昇、下降した状態を示している。駆動用エ
アの供給源である圧力源63にはシリンダ制御部67が
接続されている。シリンダ制御部67は2つの3ポート
制御弁67a,67bを備えており、制御弁67aの吐
出側ポートはシリンダ44の戻り側ポートPrと、制御
弁67bはシリンダ44の出側ポートPoと接続されて
いる。 【0022】Aに示す状態ではシリンダ44の戻り側ポ
ートPrが加圧されており、ロッド44aが上昇し、打
撃子45は吸着ツール32の張出し部32aに当接して
いる。またBに示す状態では出側ポートPoが加圧され
ており、ロッド44aが下降して打撃子45は張出し部
32aの下方に位置している。Bの状態からシリンダ制
御部67を制御してAの状態に変化させると、シリンダ
44の戻り側ポートPrが加圧されてロッド44aの先
端部の打撃子45が上昇する。このとき、出側ポートP
oは制御弁67bの排気ポートと連通し、シリンダ44
内の空気が排気されるので、ロッド44aの戻り動作は
高速で行われ、したがって打撃子45は勢いよく張り出
し部32aに衝突し、吸着ツール32に有効な衝撃を与
えることができる。 【0023】この導電性ボールの移載装置は上記のよう
に構成され、次に各図を参照して動作を説明する。まず
図1において移載ヘッド30を供給部10の上方へ移動
する。次に移載ヘッド30に供給部10に対して上下動
作を行わせて半田ボール1を吸着ツール32によりピッ
クアップする。この後、移載ヘッド30は基板26の上
方へ移動し、そこで移載ヘッド30に再度上下動作を行
わせることにより、半田ボール1を基板26上へ移載す
る。 【0024】このときの移載動作について、図4、図5
を参照して説明する。図4は移載動作時の吸着ツール3
2の下面のZ軸方向の位置(高さ位置)の変化を示した
ものであり、図5(a),(b),(c),(d)はそ
のときの吸着ツール32の下面の状態を示すものであ
る。まず図4において、吸着ツール32が高速で下降
し、タイミングt1にて低速下降に切換えられ、図5
(a)に示すように半田ボール1が予めフラックス2が
塗布された電極26a上に位置する。 【0025】次いで、タイミングt2にて図5(b)に
示すように吸着ツール32の下面に吸着された半田ボー
ル1が基板26の電極26a上に当接する。これにより
吸着ツール32の上部のブロック34はわずかに持上げ
られ、この変位をセンサ37によって検出する。図4に
示すレベルCはこの高さ位置を示している。この後吸着
ヘッド32は幾分押し込まれてタイミングt3にて下降
限に到達し、所定の押圧時間が経過するタイミングt4
まで停止する。 【0026】タイミングt4にて低速で上昇を開始した
吸着ツール32の下面には、図5(c)に示すように半
田ボール1が付着して残留している場合がある。この半
田ボール1のプレースミスは前述のように電極26a上
に塗布されたフラックス2の量が少なく、半田ボール1
を電極26a上に貼着する力が十分でない場合や、半田
ボール1が吸着孔35に食い込んだような場合に生じる
ものである。 【0027】そこで、移載後もなお吸着ツール32の下
面に残留している半田ボール1を落下させるため、吸着
ツール32への打撃が行われる。図4において、吸着ツ
ール32の下面がレベルCに到達したタイミングt5、
すなわち移載された半田ボール1から吸着ツール1が離
隔するとともに、吸着ツール32の下面に残留している
半田ボール1が電極26aの上面から離れたタイミング
からタイマ66の計時により所定時間Tだけ経過したタ
イミングt6にてシリンダ44を駆動し、吸着ツール3
2に打撃を与える。すると吸着ツール32は振動し、吸
着ツール32の下面に残留している半田ボール1を電極
26a上に落下させる。 【0028】所定時間Tを吸着ツール32の上昇速度に
応じて適切に設定することにより、図5(c)に示す高
さhを、落下した半田ボール1が基板26上で転動して
位置ずれを生じないようなわずかな高さとすることがで
きるので、打撃を与えた後は図5(d)に示すように吸
着ツール32に残留していた半田ボール1は電極26a
上の正しい位置に落下する。このとき、吸着ツール32
は電極26a上の半田ボール1とは接触していないので
打撃による衝撃によってフラックス2のはねかえりが発
生しない。このようにして全ての半田ボール1を基板2
6に移載した吸着ツール32はその後高速で上昇し、移
載動作を終了する。 【0029】なお、本実施の形態では、振動付与手段と
してシリンダ44を使用した場合を例にとって説明した
が、振動子43を振動付与手段として使用してもよい。 【0030】 【発明の効果】本発明は、導電性ボールをワークへ移載
した後吸着ツールが上昇する際に、吸着ツールが導電性
ボールから隔離したことが検知された後所定時間経過後
に吸着ツールに打撃を与えるようにしているので、吸着
ツールの下面に導電性ボールが残留している場合には常
にその残留した導電性ボールがワークの電極上からわず
かに上昇したタイミングで吸着ツールに打撃が与えられ
る。したがって吸着ツールがまだ導電性ボールをワーク
に押し付けた状態で吸着ツールに衝撃を与えることによ
るワーク上のフラックスのはね返りや、吸着ツールが高
い位置まで上昇した後に衝撃を与えることによる導電性
ボールの転動、位置ずれなどの不具合を発生することな
く、プレースミスの正しい対処を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の正面図 【図2】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の移載ヘッドの断面図 【図3】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の振動付与手段のエアー回路図 【図4】本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装
置の動作を示すタイミングチャート 【図5】(a)本発明の一実施の形態の導電性ボールの
移載装置の吸着ツールの部分断面図 (b)本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装置
の吸着ツールの部分断面図 (c)本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装置
の吸着ツールの部分断面図 (d)本発明の一実施の形態の導電性ボールの移載装置
の吸着ツールの部分断面図 【符号の説明】 1 半田ボール 2 フラックス 10 ボール供給部 20 位置決め部 26 基板 30 移載ヘッド 32 吸着ツール 35 吸着孔 37 センサ 44 シリンダ 45 打撃子 60 制御部 66 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−112671(JP,A) 特開 昭58−118131(JP,A) 特開 平8−107121(JP,A) 特開 平8−115942(JP,A) 特開 平10−303250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 B23K 3/06 H05K 3/34 H01L 23/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】吸着ツールに導電性ボールの供給部に対し
    て上下動作を行わせてこの吸着ツールの下面に形成され
    た複数個の吸着孔に導電性ボールを真空吸着してピック
    アップし、次いで吸着ツールをワークの上方に相対的に
    移動させ、そこで吸着ツールに再度上下動作を行わせる
    とともに、真空吸着を解除することにより、前記吸着孔
    に真空吸着された導電性ボールをワークに移載するよう
    にした導電性ボールの移載方法であって、導電性ボール
    を前記ワークへ移載した後吸着ツールが上昇する際に、
    移載された導電性ボールから吸着ツールが離隔したこと
    が離隔検知手段によって検知された後所定時間経過後に
    吸着ツールに振動付与手段により振動を与え、この振動
    により吸着ツールの下面に残留している導電性ボールを
    落下させることを特徴とする導電性ボールの移載方法。
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