JP3412438B2 - アレイ型ライブラリ装置およびアレイ型ライブラリ装置の制御方法 - Google Patents

アレイ型ライブラリ装置およびアレイ型ライブラリ装置の制御方法

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JP3412438B2
JP3412438B2 JP05277797A JP5277797A JP3412438B2 JP 3412438 B2 JP3412438 B2 JP 3412438B2 JP 05277797 A JP05277797 A JP 05277797A JP 5277797 A JP5277797 A JP 5277797A JP 3412438 B2 JP3412438 B2 JP 3412438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ムの記憶装置として用いられる、可搬媒体およびR/W
装置をアレイ状に配置して構成したアレイ型ライブラリ
装置および前記アレイ型ライブラリ装置の制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて、高性能
を実現する二次記憶装置の一つとして、ディスクアレイ
がある。ディスクアレイは、複数のディスク装置をアレ
イ状に配置し、前記各ディスク装置に分割格納されるデ
ータのリード/ライトを、前記各ディスク装置を並列に
動作させることによって、高速に行う記憶装置である。
ディスクアレイに関する論文としては、D.A.Pat
terson, G.Gibson, and R.
H.Kats,”A Case for Redund
ant Arrays of Inexpensive
Disks (RAID)”(in Proc. A
CM SIGMOD, pp.109−116, Ju
ne 1988)がある。上記論文では、冗長性を付加
したディスクアレイに対し、その構成に応じてレベル1
からレベル5の種別を与えている。これらの種別に加え
て、冗長性無しのディスクアレイをレベル0と呼ぶこと
もある。前記レベル3、4、5においては、複数ディス
ク上の複数データを一定の規則(多くの場合は前記デー
タの前記各ディスク上の位置に基づく規則)に従って関
連づけ、前記複数データの排他的論理和(XOR)計算
結果(パリティ)を、前記複数ディスク以外のディスク
装置に格納することによって、前記の冗長性を実現し耐
ディスク障害性(高信頼性)を獲得している。あるデー
タが失われた場合には、残りの関連データと前記パリテ
ィを用いて前記の失われたデータを復元することができ
る。
【0003】また前記ディスクアレイにおいて前記ディ
スク装置に代わり可搬媒体型の記憶装置を用いることに
よっても、高信頼かつ比較的高性能な記憶装置を実現す
ることができる。前記可搬媒体型記憶装置として、磁気
テ−プ、光記憶装置等がある。特に最近では、DVD
(Digital Video Disk)が注目され
ている。これらの記憶装置の特徴は、いずれも記憶媒体
とR/W(Read/Write)装置が分離されてお
り、記憶媒体を任意のR/W装置に装填し、記憶媒体上
のデ−タを読み書きするという点である。一般にこれら
の媒体は、可搬媒体と呼ばれる。前記可搬媒体が安価で
あれば、前記可搬媒体型記憶装置を用いたディスクアレ
イシステムも安価に実現できる。
【0004】また大規模計算機システムにおいては、非
常に多くの枚数の可搬媒体の管理を容易に実現するため
に、ライブラリが導入される。ライブラリには、記憶媒
体、R/W装置に加えて、多くの枚数の記憶メディアを
収納する収納庫と、収納庫とR/W装置との間で、記憶
媒体を転送するロボットなどが含まれる。計算機システ
ムで扱うデ−タは、ますます大規模化しているため、そ
の可用性の向上に対するニ−ズも非常に高い。したがっ
て、上記のような可搬媒体で構成される記憶装置システ
ムにおいても、Pattersonの論文で提案されて
いるようなコンセプトを適用することにより、高可用性
を実現することは有効である。
【0005】可搬媒体にこのようなコンセプトを適用し
た技術として、コムデックス96:DVD アプリケ−
ション(Alan E. Bell (IBM Research Division): DVDA
pplications ,COMDEX 96 ,Nov.20,1996)がある。本文献
ではDVD、R/W装置、ロボット等から構成される通
常のライブラリを複数組み合わせて冗長性をもつRAI
L( Redundant Arrays of Inexpensive Libralies)が
提案されている。
【0006】前記の可搬媒体型記憶装置を用いたディス
クアレイにおいて、n枚(nは1以上の整数)の前記メ
ディアにデータを分散して格納することにより前記並列
動作を行う場合、前記並列動作を同時に行うには前記R
/W装置はn台あればよいことになるが、高信頼性およ
び高可用性を実現するためには、前記R/W装置の障害
に備えて予備のR/W装置を用意し、すなわち前記可搬
媒体型記憶装置を用いたディスクアレイをm台(mはn
+1以上の整数)のR/W装置で構成し、前記m台のR
/W装置のうちm−n台のR/W装置を予備の、通常は
使用しないR/W装置とするといった構成方法も採用さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記に示した従来の可
搬媒体型記憶装置を用いたディスクアレイでは、前記予
備のR/W装置は通常は使用せず、すなわち他の通常使
用しているR/W装置に障害が発生した場合に前記予備
のR/W装置が使用される。このため前記予備のR/W
装置の障害は通常使用されない間は検出されず、前記他
の通常使用しているR/W装置に障害が発生して前記予
備のドライブが使用されて初めて検出される可能性があ
った。すなわち前記障害を起こした予備のR/W装置に
対する修理や交換などの対策が遅れ、予備のR/W装置
を用意しているにもかかわらず、前記可搬媒体型記憶装
置を用いたディスクアレイの可用性が低下する可能性が
あった。
【0008】また前記R/W装置は機械的部位を持って
いるため、長期の間使用しないことにより障害発生確率
が高くなる可能性があり、すなわち前記予備のR/W装
置の障害が発生しやすくなる可能性があった。
【0009】本発明の第一の目的は、n枚(nは1以上
の整数)の可搬媒体をm台(mはn+1以上の整数)の
R/W装置のうちの1台以上の前記R/W装置に装填し
て前記可搬媒体に対しリード/ライトすることによっ
て、前記n枚の可搬媒体にデータ(および/または冗長
データ)の格納および読み出しを行い、前記n枚の可搬
媒体は前記n枚の可搬媒体を部分とする可搬媒体の集合
(ライブラリ)から取り出されて前記R/W装置に装填
される、前記m台のR/W装置を有するアレイ型ライブ
ラリ装置において、前記予備のR/W装置を長期の間使
用しないことによる前記可用性低下を回避する、前記ア
レイ型ライブラリ装置およびアレイ型ライブラリ装置の
制御方法を提供することである。
【0010】本発明の第二の目的は、前記アレイ型ライ
ブラリ装置において、長期の間使用しないことにより前
記R/W装置の障害発生確率が高くなり前記アレイ型ラ
イブラリ装置の信頼性および可用性が低下することを回
避する、前記アレイ型ライブラリ装置およびアレイ型ラ
イブラリ装置の制御方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、前記アレイ型ライブラリ装置にお
いて、アレイ制御手段と、リード/ライト手段と、R/
W装置障害検出手段と、可搬媒体管理手段と、可搬媒体
を装填するR/W装置を選択する使用R/W装置選択手
段と、R/W装置の使用状況を管理する使用状況管理手
段と、ロボット制御手段を備えることができ、さらに使
用するR/W装置を変更する時期を決定するスケジュー
リング手段を備えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
15を用いて説明する。
【0013】<第一実施例>図1は本発明を用いたアレ
イ型ライブラリ装置のブロック図である。本アレイ型ラ
イブラリ装置は、コントローラ100と、R/W装置3
00と、可搬媒体400と、前記可搬媒体400を収納
する収納庫500と、前記可搬媒体400を収納庫50
0から取り出しR/W装置300に装填し、また前記R
/W装置300から外して収納庫500に収納するロボ
ット600からなる。コントローラ100はアレイ制御
手段110と、リード/ライト手段120と、R/W装
置障害検出手段130と、可搬媒体管理手段140と、
使用R/W装置選択手段150と、R/W装置300の
使用状況を管理する使用状況管理手段160と、ロボッ
ト制御手段170と、ホストSCSII/F(インター
フェース)210と、下位SCSII/F(インターフ
ェース)220と、コントロールバスI/F(インター
フェース)230を持つ。コントローラ100の前記ホ
ストSCSII/F210とホストシステム900はホ
ストSCSIバス710で接続されており、またコント
ローラ100の前記下位SCSII/F220とR/W
装置300は下位SCSIバス720で接続されてい
る。またコントローラ100の前記コントロールバスI
/F230とロボット600はコントロールバス730
で接続されている。
【0014】本実施例において前記R/W装置300は
6台存在し、また、前記可搬媒体400は5枚1組で複
数組が前記収納庫500に収納されており、前記可搬媒
体内のデータ格納領域は論理的に一定長に分割され、本
アレイ型ライブラリ装置に格納されるデータは前記5枚
の可搬媒体400(例えば図1における#0、#1、#
2、#3、#4)のうち4枚(#0、#1、#2、#
3)の前記分割された領域に分散して格納される。さら
に前記4枚の可搬媒体400(#0、#1、#2、#
3)の格納内容のパリティが残りの1枚(#4)に格納
される。これにより前記5枚の可搬媒体400のうちの
1枚の格納内容が障害等により失われても、他の4枚の
可搬媒体400の格納内容から前記失われた格納内容を
回復できる。上記のデータやパリティの格納方法および
配置においては前記ホストシステム900による本アレ
イ型ライブラリ装置に対するリード/ライト時には前記
可搬媒体400は前記の5枚一組で使用され、すなわち
同時に5枚が前記各R/W装置300に装填されること
になる。なお上記のデータやパリティの格納方法および
配置および構成は一例であって、本発明を制限するもの
ではない。
【0015】以下に、前記ホストシステム100が本ア
レイ型ライブラリ装置に対しリード/ライト要求を発行
した場合の処理について説明する。図2に使用する前記
可搬媒体400の決定の処理を、図4に使用する前記R
/W装置300の選択の処理を、図6に前記可搬媒体4
00の前記R/W装置300への搬送および装填の処理
を、図7に前記可搬媒体400に対するリード/ライト
の処理を、図8に前記R/W装置300に障害が発生し
た場合の処理を示す。
【0016】《使用する前記可搬媒体400の決定》図
2に使用する前記可搬媒体400の決定の処理を示す。
前記ホストシステム900が前記ホストSCSIバス7
10および前記ホストSCSII/F210を介して前
記コントローラ100に対し発行したリード/ライト要
求を受けた前記アレイ制御手段110は、前記可搬媒体
管理手段140の保持する例えば図3に図示されるよう
な可搬媒体管理テーブルを用いて、使用する前記5枚の
可搬媒体400を上記のデータやパリティの格納方法お
よび配置および構成にのっとり決定する(1010)。
前記可搬媒体管理テーブルには前記可搬媒体管理手段1
40が管理する全ての前記可搬媒体400に関する情報
が保持される。
【0017】《使用する前記R/W装置300の選択》
図4に使用する前記R/W装置300の選択の処理を示
す。本実施例において前記R/W装置300の総数は6
台であり、またこれに対し同時に使用する前記可搬媒体
400は5枚であるから、前記6台のR/W装置300
のうち5台が選択されて使用される。前記選択の方法に
ついて以下に説明する。
【0018】本実施例では、前記R/W装置300を巡
回的に使用する。すなわち本実施例においては前記R/
W装置300は5台が選択されて使用されるが、前記使
用状況管理手段160は前回使用された5台の前記R/
W装置300(例えば図1における#0、#1、#2、
#3、#4)を例えば図5に図示されるような使用状況
管理テーブルを用いて記憶している(1110)。前記
使用状況管理テーブルには本アレイ型ライブラリ装置の
持つ全ての前記R/W装置300に関する情報が保持さ
れる。今回のリード/ライトの処理にあたり前記アレイ
制御手段110は前記使用R/W装置選択手段150
に、今回のリード/ライトに使用する前記R/W装置3
00を選択するよう要求する(1130)。前記使用R
/W装置選択手段150は前記使用状況管理手段160
に前記使用状況管理テーブルが保持する情報を問い合わ
せ(1140)、前記情報を情報を用いて、使用可能な
前記R/W装置300の中から、前記の前回使用された
R/W装置300に巡回的に後続する5台のR/W装置
300(#5、#0、#1、#2、#3)を今回のリー
ド/ライトにおいて使用するR/W装置300として選
択し(1150、1160)、前記選択したR/W装置
300を今回のリード/ライトに使用するR/W装置3
00として前記アレイ制御手段110に報告する(11
70)。上記のように選択していくことによって、使用
可能でありながら固定的に使用されない前記R/W装置
300の発生を回避することができる。
【0019】なお本実施例においては、本アレイ型ライ
ブラリシステムは前記の使用する可搬媒体400を前記
R/W装置300に装填する処理を行う毎に、前記の使
用するR/W装置300の選択を行う。すなわち前記ホ
ストシステム900が本アレイ型ライブラリ装置に対し
て複数のリード/ライト要求を発行する場合、上記のよ
うに前記アレイ制御手段110が前記の使用する5枚の
可搬媒体400を決定するが、本アレイ型ライブラリシ
ステムは、連続して処理する複数の前記リード/ライト
要求において前記の使用する5枚の可搬媒体400が同
じである場合には(1120)、個々の前記リード/ラ
イト要求に対して前記の5枚の可搬媒体400を前記R
/W装置300に装填しなおすことなく前記複数のリー
ド/ライト要求についての処理を行い、連続して処理す
る複数の前記リード/ライト要求において前記の使用す
る5枚の可搬媒体400が異なる場合には(112
0)、前記の使用するR/W装置300の選択を行っ
て、前記の使用する可搬媒体400を交換し、前記選択
したR/W装置300に装填して、前記リード/ライト
要求についての処理を行う。
【0020】《前記可搬媒体400の前記R/W装置3
00への搬送および装填》図6に前記可搬媒体400の
前記R/W装置300への搬送および装填の処理を示
す。前記の使用する可搬媒体400の、前記の使用する
と選択したR/W装置300への搬送に際し、前記アレ
イ制御手段110は、前記の選択したR/W装置300
に現在他の可搬媒体400が装填されているかを前記使
用状況管理手段160に確認する(1210)。前記使
用状況管理手段160は前記使用状況管理テーブルを用
いて前記の確認に返答する(1220)。もし前記の選
択したR/W装置300に現在他の可搬媒体400が装
填されていた場合は(1230)、前記アレイ制御手段
110は、前記の既に装填されている可搬媒体400の
収納庫500における収納位置を前記可搬媒体管理手段
140に尋ねる(1240)。前記可搬媒体管理手段1
40は前記可搬媒体管理テーブルを用いて前記収納位置
を調べ、前記アレイ制御手段110に返答する(125
0)。前記収納位置を得た前記アレイ制御手段110は
前記ロボット制御手段170に、前記の既に装填されて
いる可搬媒体400を前記R/W装置300から取り出
し前記収納庫500の前記収納位置へ搬送して収納する
ように指示する(1260)。前記ロボット制御手段1
70は前記の可搬媒体400の取り出しおよび搬送およ
び収納を行うよう前記ロボット600を前記コントロー
ルバスI/F230および前記コントロールバス730
を介して制御する(1270)。前記ロボット600は
前記の可搬媒体400の取り出しおよび搬送および収納
を行う(1280)。前記取り出しおよび搬送および収
納のそれぞれの完了に伴い、前記使用状況管理手段16
0は前記使用状況管理テーブルを更新し(1290)、
前記可搬媒体管理手段140は前記可搬媒体管理テーブ
ルを更新する(1300)。
【0021】前記の使用すると選択したR/W装置30
0が空いている場合もしくは空いた時点で前記アレイ制
御手段110は、前記アレイ制御手段110は、前記の
使用する可搬媒体400の収納庫500における収納位
置を前記可搬媒体管理手段140に尋ねる(131
0)。前記可搬媒体管理手段140は前記可搬媒体管理
テーブルを用いて前記収納位置を調べ、前記アレイ制御
手段110に返答する(1320)。前記の使用する可
搬媒体400の収納位置を得た前記アレイ制御手段は、
前記ロボット制御手段170に、前記の使用する可搬媒
体400を前記収納庫500の前記収納位置から取り出
し前記使用すると選択したR/W装置300に搬送し装
填するように指示する(1330)。前記ロボット制御
手段170は前記の可搬媒体400の取り出しおよび搬
送および装填を行うよう前記ロボット600を前記コン
トロールバスI/F230および前記コントロールバス
730を介して制御する(1340)。前記ロボット6
00は前記の可搬媒体400の取り出しおよび搬送およ
び装填を行う(1350)。前記取り出しおよび搬送お
よび装填のそれぞれの完了に伴い、前記使用状況管理手
段160は前記使用状況管理テーブルを更新し(136
0)、前記可搬媒体管理手段140は前記可搬媒体管理
テーブルを更新する(1370)。
【0022】《前記可搬媒体400に対するリード/ラ
イト》図7に前記可搬媒体400に対するリード/ライ
トの処理を示す。前記の使用する可搬媒体400の、前
記の使用すると選択したR/W装置300への搬送およ
び装填が完了した後、前記アレイ制御手段110は、前
記ホストシステム900が前記コントローラ100に対
し発行したリード/ライト要求を、上記のデータやパリ
ティの格納方法および配置および構成に基づき、前記の
使用する5枚の可搬媒体400が装填された前記5台の
R/W装置300へのリード/ライト要求に分割変換し
(1410)、前記リード/ライト手段120に実行す
るように指示する(1420)。前記リード/ライト手
段120は前記分割変換されたリード/ライト要求に基
づき前記5台のR/W装置300のそれぞれに対しリー
ド/ライトを実行し、すなわち前記ホストシステム90
0と前記5台のR/W装置300との間でホストSCS
II/F210と下位SCSII/F220を介してデ
ータの受け渡しを行う(1430)。
【0023】《前記R/W装置300に障害が発生した
場合の処理》図8に前記R/W装置300に障害が発生
した場合の処理を示す。前記R/W装置300における
障害は、前記R/W装置300に対する操作やリード/
ライトの失敗をもって検出される場合が多い。すなわち
前記コントローラ100が前記R/W装置300に対し
て行う操作やリード/ライトについての、前記R/W装
置300の前記コントローラ100に対する障害発生の
通知、または前記R/W装置が期待される処理を行わな
いことによる前記コントローラ100での処理のタイム
アウトによって、前記R/W装置300における障害が
検出されることが多い。
【0024】前記コントローラ100が前記R/W装置
300に対して行ったリード/ライトが失敗した場合を
例に、前記R/W装置の1台に障害が発生した場合の処
理について以下に説明する。上記のように前記コントロ
ーラ100の前記リード/ライト手段120は前記R/
W装置300に対して前記分割変換されたリード/ライ
ト要求に基づき前記R/W装置300に対しリード/ラ
イトを行う。前記R/W装置300の1台に障害が発生
した場合、前記R/W装置障害検出手段130は、前記
リード/ライトにおいて例えば前記R/W装置300の
前記コントローラ100に対する障害発生の通知、また
は前記R/W装置が期待される処理を行わないことによ
る前記コントローラ100での処理のタイムアウトなど
によって前記R/W装置300の障害を検出し(151
0)、前記R/W装置300が障害を起こしたことを前
記アレイ制御手段110に通知する(1520)。前記
通知を受けたアレイ制御手段110は前記R/W装置3
00が障害を起こしたことを前記使用状況管理手段16
0に通知する(1530)。前記通知を受けた前記使用
状況管理手段160は前記使用状況管理テーブルを例え
ば図9のように更新する(1540)。図9の例では#
2のR/W装置300に障害が発生している。前記使用
状況管理手段160に対し前記通知を行った前記アレイ
制御手段110は、前記の障害の発生したR/W装置3
00に装填されていた前記可搬媒体400について、上
記に説明した、使用する前記R/W装置300の選択
(1550〜1590)、および前記可搬媒体400の
前記R/W装置300への搬送および装填(160
0)、の処理を繰り返して前記可搬媒体400を障害を
起こしていない前記R/W装置300に装填し直し前記
リード/ライトを続行することを試みる。このとき上記
に説明したように、使用する前記R/W装置300の選
択要求を前記アレイ制御手段から受けた前記使用R/W
装置選択手段150は前記使用状況管理手段160から
得られる情報を用いて、使用可能な前記R/W装置30
0の中から、リード/ライトにおいて使用するR/W装
置300を選択するが(1560〜1590)、上記の
例では前記#2のR/W装置300における障害の発生
が前記使用状況管理テーブルに反映されており、使用可
能な前記R/W装置300が5台しかないことがわかる
ので、前記使用R/W装置選択手段150は前記の以前
に使用したR/W装置に関する情報に関わらず、前記の
使用可能な5台のR/W装置300(#0、#1、#
3、#4、#5)を前記リード/ライトにおいて使用す
るR/W装置300として選択する。以降の処理におい
ても上記のような選択方法が用いられる。
【0025】本実施例においては、前記使用する可搬媒
体400に対し前記R/W装置300の総数は6台のた
め、1台の前記R/W装置300に障害が発生した時点
で、前記使用するR/W装置300は残りの5台に固定
化されるが、一般に前記使用する可搬媒体がn枚(nは
1以上の整数)であり、前記R/W装置の総数300が
m台(mはn+1以上の整数)であって、前記m台のR
/W装置300のうち(m−n)未満の台数のR/W装
置300に障害が発生している場合には、使用する前記
R/W装置300の選択において上記に説明した処理と
同様に、前回使用されたR/W装置300に巡回的に後
続するn台のR/W装置300を前記障害の発生したR
/W装置300を除いて選択することによって、使用可
能でありながら固定的に使用されない前記R/W装置3
00の発生を上記と同様に回避することができる。
【0026】上記のように処理することによって、前記
使用する可搬媒体がn枚(nは1以上の整数)であり、
前記R/W装置の総数300がm台(mはn+1以上の
整数)であるアレイ型ライブラリ装置において、使用可
能でありながら固定的に使用されない前記R/W装置3
00の発生を回避することができる。
【0027】すなわち上記のように処理することによっ
て、前記アレイ型ライブラリ装置において、前記予備の
R/W装置を長期の間使用しないことによる可用性低下
を回避することができる。
【0028】また上記のように処理することによって、
前記アレイ型ライブラリ装置において、長期の間使用し
ないことにより前記R/W装置の障害発生確率が高くな
り前記アレイ型ライブラリ装置の信頼性および可用性が
低下することを回避することができる。
【0029】なお本実施例では、前記使用するR/W装
置300の選択の方法として上記の巡回的な選択法を用
いたが、例えば疑似乱数のような、一定周期を持つ数列
をもとに前記選択を行ってもよい。
【0030】<第二実施例>図10は本発明を用いたア
レイ型ライブラリ装置のブロック図である。第一実施例
と異なる点は、コントローラ100が、スケジュール管
理手段180を有する点である。前記スケジューリング
手段180は、使用するR/W装置300の選択のスケ
ジューリングを行う。
【0031】第一実施例で説明した処理と異なる処理と
して、本実施例における、使用する前記R/W装置30
0の選択の処理について以下に説明する。図11に使用
する前記R/W装置300の選択の処理を示す。
【0032】《使用する前記R/W装置300の選択》
本実施例において、使用する前記可搬媒体400の決定
は第一実施例と同様に行う。使用する前記R/W装置3
00の選択について、本実施例では第一実施例と同様
に、前記R/W装置300の総数は6台であり、またこ
れに対し同時に使用する前記可搬媒体400は5枚であ
るから、前記6台のR/W装置300のうち5台が選択
されて使用される。前記選択の処理について以下に説明
する。図11に前記選択の処理を示す。
【0033】本実施例においては、本アレイ型ライブラ
リシステムは前記の使用するR/W装置300の選択に
おける前記の使用するR/W装置300の変更を前記ス
ケジュール管理手段180が管理するスケジュールに基
づいて行う。すなわち前記スケジュール管理手段180
は例えば図12に図示されるようなスケジュール管理テ
ーブルを持ち、前記スケジュール管理テーブルには前記
の使用するR/W装置300の次回の変更を行う日時が
記録されている。前記スケジュール管理テーブルは一般
に本アレイ型ライブラリ装置の使用者(ユーザ)が前記
スケジュール管理手段を用いてあらかじめ設定する。前
記ホストシステム900が発行したリード/ライト要求
を前記コントローラ100が処理するにあたり前記アレ
イ制御手段110は前記使用R/W装置選択手段150
に、今回のリード/ライトに使用する前記R/W装置3
00を選択するよう要求する(2020)。前記要求を
受けた前記使用R/W装置選択手段150は前記スケジ
ュール管理手段180に、前記の使用するR/W装置3
00の変更を行うべきか問い合わせる(2030)。
【0034】前記問い合わせを受けた前記スケジュール
管理手段180は現在日時と前記の次回変更を行う日時
を比較し(2040)、現在日時が前記の次回変更を行
う日時より前であれば(2050)、前記変更を行わな
い旨を前記使用R/W装置選択手段150に対して返答
する(2060)。前記変更を行わない旨の返答をうけ
た前記使用R/W装置選択手段150は前記使用状況管
理手段160から得られる情報を用いて、現在使用して
いる前記R/W装置300をそのまま選択し、すなわち
前記の現在使用しているR/W装置300の使用を継続
する(2070)。
【0035】前記の現在日時と前記の次回変更を行う日
時の比較において現在日時が前記の次回変更と同じまた
は後であれば(2050)、前記スケジュール管理手段
180は前記変更を行う旨を前記使用R/W装置選択手
段150に対して返答し(2080)、また新たな次回
変更日時を生成して前記スケジュール管理テーブルを更
新する(2090)。図12に図示されたスケジュール
管理テーブルでは間隔が1日となっているので、前記更
新前の次回変更日時の翌日同時刻が前記の新たな次回変
更日時となる。ただし現在日時と前記更新前の次回変更
日時との差が前記間隔よりも長い場合、すなわち前記現
在日時が前記更新前の次回変更日時に対し前記間隔以上
経っている場合は、前記更新前の次回変更日時に現在日
時を超えるまで前記間隔を加えたものを前記の新たな次
回変更日時とする。図12に図示された例では、現在日
時の翌日の、前記更新前の次回変更日時の時刻が、新た
な次回変更日時となる。前記変更を行う旨の返答をうけ
た前記使用R/W装置選択手段150は前記使用状況管
理手段160から得られる情報を用いて、第一実施例に
おいて説明した方法と同様に、使用可能な前記R/W装
置300の中から、前記の前回使用されたR/W装置3
00に巡回的に後続する5台のR/W装置300を、前
記の使用するR/W装置300として選択する(210
0)。
【0036】前記使用R/W装置選択手段150は前記
変更の有無にかかわらず前記選択したR/W装置300
を今回のリード/ライトに使用するR/W装置300と
して前記アレイ制御手段110に報告する(211
0)。上記のように選択していくことによって、使用可
能でありながら固定的に使用されない前記R/W装置3
00の発生を回避することができる。本実施例では前記
ホストシステム900が連続して発行した複数のリード
/ライト要求が同一の前記可搬媒体400の組に対応す
る場合でも、前記の使用するR/W装置300の選択に
おいて、上記のように前記スケジュール管理手段180
が管理するスケジュールに基づき、使用する前記R/W
装置300の変更を行う。
【0037】使用する前記R/W装置300の選択以降
の処理は、第一実施例と同様に行う。
【0038】上記のように処理することによって、前記
使用する可搬媒体がn枚(nは1以上の整数)であり、
前記R/W装置の総数300がm台(mはn+1以上の
整数)であるアレイ型ライブラリ装置において、使用可
能でありながら固定的に使用されない前記R/W装置3
00の発生を回避することができる。
【0039】すなわち上記のように処理することによっ
て、前記アレイ型ライブラリ装置において、前記予備の
R/W装置を長期の間使用しないことによる可用性低下
を回避することができる。
【0040】また上記のように処理することによって、
前記アレイ型ライブラリ装置において、長期の間使用し
ないことにより前記R/W装置の障害発生確率が高くな
り前記アレイ型ライブラリ装置の信頼性および可用性が
低下することを回避することができる。
【0041】なお本実施例では、前記使用するR/W装
置300の選択の方法として上記の巡回的な選択法を用
いたが、例えば疑似乱数のような、一定周期を持つ数列
をもとに前記選択を行ってもよい。
【0042】<第三実施例>図13は本発明を用いたア
レイ型ライブラリ装置のブロック図である。第一実施例
と異なる点は、#4と#5の前記R/W装置300が同
一の下位SCSIバス720および下位SCSII/F
220に接続されている点である。
【0043】第一実施例で説明した処理と異なる処理と
して、本実施例における、使用する前記R/W装置30
0の選択の処理について以下に説明する。図14に使用
する前記R/W装置300の選択の処理を示す。
【0044】《使用する前記R/W装置300の選択》
本実施例において、使用する前記可搬媒体400の決定
は第一実施例と同様に行う。使用する前記R/W装置3
00の選択について、本実施例では第一実施例と同様
に、前記R/W装置300の総数は6台であり、またこ
れに対し同時に使用する前記可搬媒体400は5枚であ
るから、前記6台のR/W装置300のうち5台が選択
されて使用される。前記選択の処理について以下に説明
する。図14に前記選択の処理を示す。
【0045】本実施例では、前記6台のR/W装置30
0のうち4台(例えば図13における#0、#1、#
2、#3)を常に選択して使用し、残りの2台(図13
における#4,#5)を巡回的に(すなわち本実施例で
は交互に)選択して使用する。すなわち本実施例におい
ては前記R/W装置300は5台が選択されて使用され
るが、前記使用状況管理手段160は前記6台のR/W
装置300を常に選択して使用する4台(#0、#1、
#2、#3)と巡回的に(交互に)選択して使用する2
台(#4,#5)に、例えば図15に図示されるような
使用状況管理テーブルを用いて区別して管理している。
前記使用状況管理テーブルには本アレイ型ライブラリ装
置の持つ全ての前記R/W装置300に関する情報が保
持される。さらに前記使用状況管理手段160は前回使
用された5台の前記R/W装置300(例えば#0、#
1、#2、#3、#4)を前記使用状況管理テーブルを
用いて記憶している(3010)。前記ホストシステム
900が発行したリード/ライト要求を前記コントロー
ラ100が処理するにあたり前記アレイ制御手段110
は前記使用R/W装置選択手段150に、今回のリード
/ライトに使用する前記R/W装置300を選択するよ
う要求する(3030)。前記使用R/W装置選択手段
150は前記使用状況管理手段160から得られる情報
を用いて、使用可能な前記R/W装置300の中から、
前記の常に選択して使用する4台(#0、#1、#2、
#3)のR/W装置300と、前記の巡回的に(交互
に)選択して使用する2台のうち前回使用していない1
台(#5)のR/W装置300を、今回のリード/ライ
トにおいて使用するR/W装置300として選択し(3
040〜3070)、前記アレイ制御手段110に報告
する(3080)。上記のように選択していくことによ
って、使用可能でありながら固定的に使用されない前記
R/W装置300の発生を回避することができる。また
前記の巡回的に(交互に)選択して使用する2台(#
4、#5)のR/W装置300は他のR/W装置300
に障害が発生しない限り両方が同時に使用されることは
ないので、前記2台(#4、#5)のR/W装置300
を同一の下位SCSIバス720および下位SCSII
/F220に接続していても他のR/W装置300に障
害が発生しない正常時は前記同一の下位SCSIバス7
20および下位SCSII/F220に過負荷はかから
ず、第一実施例と比べては前記下位SCSII/F22
0および前記下位SCSIバス720の数が少ない分、
コストを削減できる。
【0046】使用する前記R/W装置300の選択以降
の処理は、第一実施例と同様に行う。
【0047】上記のように処理することによって、前記
使用する可搬媒体がn枚(nは1以上の整数)であり、
前記R/W装置の総数300がm台(mはn+1以上の
整数)であるアレイ型ライブラリ装置において、使用可
能でありながら固定的に使用されない前記R/W装置3
00の発生を回避することができる。
【0048】すなわち上記のように処理することによっ
て、前記アレイ型ライブラリ装置において、前記予備の
R/W装置を長期の間使用しないことによる可用性低下
を回避することができる。
【0049】また上記のように処理することによって、
前記アレイ型ライブラリ装置において、長期の間使用し
ないことにより前記R/W装置の障害発生確率が高くな
り前記アレイ型ライブラリ装置の信頼性および可用性が
低下することを回避することができる。
【0050】なお本実施例では、前記使用するR/W装
置300の選択の方法として上記の巡回的な選択法を用
いたが、例えば疑似乱数のような、一定周期を持つ数列
をもとに前記選択を行ってもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、前記使用する可搬媒体
がn枚(nは1以上の整数)であり、前記R/W装置の
総数300がm台(mはn+1以上の整数)であるアレ
イ型ライブラリ装置において、使用可能でありながら固
定的に使用されない前記R/W装置300の発生を回避
することができる。
【0052】すなわち前記アレイ型ライブラリ装置にお
いて、前記予備のR/W装置を長期の間使用しないこと
による可用性低下を回避することができる。
【0053】また前記アレイ型ライブラリ装置におい
て、長期の間使用しないことにより前記R/W装置の障
害発生確率が高くなり前記アレイ型ライブラリ装置の信
頼性および可用性が低下することを回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のアレイ型ライブラリ装置
のブロック図。
【図2】本発明の第一実施例による使用する可搬媒体4
00の決定のフローチャート。
【図3】本発明の第一実施例による可搬媒体管理テーブ
ルの一例を示す説明図。
【図4】本発明の第一実施例による使用するR/W装置
300の選択のフローチャート。
【図5】本発明の第一実施例による使用状況管理テーブ
ルの一例を示す説明図。
【図6】本発明の第一実施例による可搬媒体400のR
/W装置300への搬送および装填のフローチャート。
【図7】本発明の第一実施例による可搬媒体400に対
するリード/ライトのフローチャート。
【図8】本発明の第一実施例によるR/W装置300に
障害が発生した場合の処理のフローチャート。
【図9】本発明の第一実施例によるR/W装置300に
障害が発生した場合の使用状況管理テーブルの一例を示
す説明図。
【図10】本発明の第二実施例のアレイ型ライブラリ装
置のブロック図。
【図11】本発明の第二実施例による使用するR/W装
置300の選択のフローチャート。
【図12】本発明の第二実施例によるスケジュール管理
テーブルの一例を示す説明図。
【図13】本発明の第三実施例のアレイ型ライブラリ装
置のブロック図。
【図14】本発明の第二実施例による使用するR/W装
置300の選択のフローチャート。
【図15】本発明の第三実施例による使用状況管理テー
ブルの一例を示す説明図。
【符号の説明】
100:コントローラ、110:アレイ制御手段、12
0:リード/ライト手段、130:R/W装置障害検出
手段、140:可搬媒体管理手段、150:使用R/W
装置選択手段、210:ホストSCSII/F、22
0:下位SCSII/F、230:コントロールバスI
/F、600:ロボット、710:ホストSCSIバ
ス、720:下位SCSIバス730:コントロールバ
ス、900:ホストシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−36632(JP,A) 特開 平7−36634(JP,A) 特開 平8−328761(JP,A) 特開 平8−138355(JP,A) 特開 平6−139029(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 - 3/08 G06F 12/00 - 12/16 G11B 20/10 - 20/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n枚(nは2以上の整数)の可搬記憶媒体
    を1組の単位として、可搬記憶媒体を格納するライブラ
    リを有し、前記ライブラリから1組の可搬記憶媒体を搬
    送し、m台(mはn+1以上の整数)のR/W装置を用
    いて前記搬送された1組の可搬記憶媒体に対してデータ
    読み書きするアレイ型ライブラリ装置の制御方法であ
    って、前記m台のR/W装置のうち使用可能なR/W装置が巡回
    的に使用されるよう、前記m台のR/W装置からn台の
    R/W装置を選択し、 選択された前記 n台のR/W装置を用いて前記1組の
    搬記憶媒体に対してデータを読み書きするよう制御し、 選択された前記n台のR/W装置のいずれかに生じた障
    害を検出し、 障害が生じたR/W装置に装填されている可搬記憶媒体
    を前記m台のR/W装置のうち選択されなかったm−n
    台のR/W装置のいずれかに装填することを特徴とす
    る、アレイ型ライブラリ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】前記n枚の可搬記憶媒体のうち、n−1枚
    可搬記憶媒体にはデータが格納され、残り1枚の可搬
    記憶媒体には、前記n−1枚の可搬記憶媒体に格納され
    データから生成される、冗長データが格納されること
    を特徴とする請求項1記載のアレイ型ライブラリ装置の
    制御方法。
  3. 【請求項3】n枚(nは2以上の整数)の可搬記憶媒体
    を1組の単位として、可搬記憶媒体を格納するライブラ
    リを有し、前記ライブラリから1組の可搬記憶媒体を搬
    送し、m台(mはn+1以上の整数)のR/W装置を用
    いて前記搬送された1組の可搬記憶媒体に対してデータ
    を読み書きするアレイ型ライブラリ装置の制御方法であ
    って、 前記m台のR/W装置を1台または複数台のR/W装置
    らなる複数のグループに区分し、 前記複数のグループの少なくとも1つのグループでは、
    使用されるR/W装置 が使用履歴に基づき巡回的に変更
    されるように、又前記複数のグループのうち残りのグル
    ープに含まれるR/W装置のうち使用可能なR/W装置は
    常に使用されるように、前記m台のR/W装置のうち
    台のR/W装置を選択し、選択された前記 n台のR/W装置を用いて前記1組の
    搬記憶媒体に対してータを読み書きするよう制御し、 選択された前記n台のR/W装置のいずれかに生じた障
    害を検出し、 障害が生じたR/W装置に装填されている可搬記憶媒体
    を選択されなかったm−n台のR/W装置のうちのいず
    れかに装填することを特徴とする、アレイ型ライブラリ
    装置の制御方法。
  4. 【請求項4】n枚(nは2以上の整数)の可搬記憶媒体
    を1組の単位として、可搬記憶媒体を格納するライブラ
    リを有し、前記ライブラリから1組の可搬記憶媒体を搬
    送し、m台(mはn+1以上の整数)のR/W装置を用
    いて前記搬送された1組の可搬記憶媒体に対しデータ
    読み書きするアレイ型ライブラリ装置の制御方法であっ
    て、 前記m台のR/W装置の一部または全部のうち、使用可
    能なR/W装置が巡回的に使用されるよう、使用履歴に
    基づき、前記m台のR/W装置のうちn台のR/W装置
    選択し、選択された前記 n台のR/W装置を用いて、前記1組の
    可搬記憶媒体に対してデータを読み書きするよう制御
    し、 選択された前記n台のR/W装置のいずれかに生じた障
    害を検出し、 障害が生じたR/W装置に装填されている可搬記憶媒体
    を選択されなかったm−n台のR/W装置のうちのいず
    れかに装填することを特徴とする、アレイ型ライブラリ
    装置の制御方法。
  5. 【請求項5】n枚(nは2以上の整数)の可搬記憶媒体
    を1組の単位として、可搬記憶媒体を格納するライブラ
    リと、 前記ライブラリから1組の可搬記憶媒体を搬送する搬送
    部と、 前記搬送部を制御するアレイ制御部と、搬送された可搬記憶媒体からデータを読み出し、又は搬
    送された可搬記憶媒体へデータを書き込むための m台
    (mはn+1以上の整数)のR/W装置とを有する、ア
    レイ型ライブラリ装置であって、 前記アレイ制御部は、 前記m台のR/W装置を1台又は複数台のR/W装置から
    なる複数のグループに区別して管理する手段と、前記複数のグループの少なくとも1つのグループでは、
    使用されるR/W装置が使用履歴に基づき巡回的に変更
    されるように、又前記複数のグループのうち残りのグル
    ープに含まれるR/W装置のうち使用可能なR/W装置は
    常に使用されるように、前記m台のR/W装置のうちn
    台のR/W装置を選択し、選択されたn台のR/W装置を
    前記搬送部に指示する手段と、 前記選択されたn台のR/W装置のいずれかに生じた障
    害を検出する手段と、 障害が生じたR/W装置に装填されている可搬記憶媒体
    を装填し直すための他のR/W装置を、選択されなかっ
    たm−n台のR/W装置から選択し、選択されたR/W装
    置を前記搬送部に指示する手段とを有し、 前記搬送部は、前記アレイ制御部によって指示された
    /W装置に、可搬記憶媒体を搬送することを特徴とする
    アレイ型ライブラリ装置。
  6. 【請求項6】前記n枚の可搬記憶媒体のうち、n−1枚
    可搬記憶媒体にはデータが格納され、残りの1枚の
    搬記憶媒体には、前記n−1枚の可搬記憶媒体に格納さ
    れるデータから生成される冗長データが格納されること
    を特徴とする、請求項5記載のアレイ型ライブラリ装
    置。
  7. 【請求項7】n枚(nは2以上の整数)の可搬記憶媒体
    を1組の単位として、可搬記憶媒体を格納するライブラ
    リと、 前記ライブラリから1組の可搬記憶媒体を搬送する搬送
    部と、 前記搬送部を制御するアレイ制御部と、 搬送された可搬記憶媒体からデータを読み出し又は搬送
    された可搬記憶媒体にデータを書き込むための、m台
    (mはn+1以上の整数)のR/W装置とを有する、ア
    レイ型ライブラリ装置であって、 前記アレイ制御部は、 使用されない予備のR/W装置が固定されないよう、前
    記m台のR/W装置からn台のR/W装置を選択し、選択
    されたn台のR/W装置を前記搬送部に通知する手段
    と、 前記選択されたn台のR/W装置のいずれかに生じた障
    害を検出する手段と、 障害が生じたR/W装置に装填されている可搬記憶媒体
    を装填し直すための他のR/W装置を、選択されなかっ
    たm−n台のR/W装置から選択し、選択されたR/W装
    置を前記搬送部に通知する手段とを有し、 前記搬送部は、前記アレイ制御部から通知されたR/W
    装置に、可搬記憶媒体を搬送することを特徴とするアレ
    イ型ライブラリ装置。
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