JPH09265359A - ディスクアレイシステムおよびディスクアレイシステムの制御方法 - Google Patents

ディスクアレイシステムおよびディスクアレイシステムの制御方法

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JPH09265359A
JPH09265359A JP8073602A JP7360296A JPH09265359A JP H09265359 A JPH09265359 A JP H09265359A JP 8073602 A JP8073602 A JP 8073602A JP 7360296 A JP7360296 A JP 7360296A JP H09265359 A JPH09265359 A JP H09265359A
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disk device
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JP8073602A
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English (en)
Inventor
Takashi Arakawa
敬史 荒川
Takashi Oeda
高 大枝
Naoto Matsunami
直人 松並
Taisuke Kaneda
泰典 兼田
Masahiro Takano
雅弘 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】あるディスク装置に格納されているデータのコ
ピーを他のディスク装置に格納するディスクアレイシス
テムにおいて、ディスク装置に障害が発生した場合の性
能低下を低減する手法を提供する。 【解決手段】ディスクアレイシステムに格納されるコピ
ーは、対応するデータとは異なるディスク装置へ、複数
ディスク装置に分散するように格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ムの記憶システムとして用いられている、複数のディス
ク装置をアレイ状に配置して構成したディスクアレイシ
ステムおよび前記ディスクアレイシステムの制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて、高性能
を実現する二次記憶システムの一つとして、ディスクア
レイシステムがある。ディスクアレイシステムは、複数
のディスク装置をアレイ状に配置し、前記各ディスク装
置に分割格納されるデータのリード/ライトを、前記各
ディスク装置を並列に動作させることによって、高速に
行うシステムである。ディスクアレイシステムに関する
論文としては、D.A.Patterson, G.G
ibson, and R.H.Kats,”ACas
e for Redundant Arrays of
Inexpensive Disks (RAI
D)”, in Proc. ACM SIGMOD,
pp.109−116, June 1988)があ
る。上記論文では、冗長性を付加したディスクアレイシ
ステムに対し、その構成に応じてレベル1からレベル5
の種別を与えている。これらの種別に加えて、冗長性無
しのディスクアレイシステムをレベル0と呼ぶこともあ
る。
【0003】レベル1のディスクアレイシステムは、い
わゆるミラーディスクと呼ばれるシステムであって、あ
るディスク装置上に格納するデータと同じデータ(コピ
ー)を前記ディスク装置とは別の対応するディスク装置
に格納することによって、前記ディスク装置に障害が発
生した場合でも、前記の別の対応するディスク装置に格
納されたコピーを用いて作業を継続できるよう信頼性を
向上させたシステムである。さらに、データに対してリ
ードを行う際は前記データおよび前記データのコピーの
どちらをリードしてもよいため、処理を分散でき、高速
に処理できる。
【0004】レベル0のディスクアレイシステムは、デ
ータを一定長の複数ブロックにそって分割(ストライピ
ング)し、複数のディスク装置へ別々に格納することに
よって、前記データについてのリード/ライトを各ディ
スク装置に分散させ高速に行うシステムである。信頼性
と、高速リード/ライトを両立させるために、例えば特
開平6−67808号公報のような、レベル1とレベル
0を組み合わせたディスクアレイシステムも提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】レベル1を基本とする
従来のディスクアレイシステムでは、ある1台のディス
ク装置に格納されているデータのコピーは全て、前記デ
ィスク装置以外の特定のディスク装置に格納されてい
た。よって、あるディスク装置に障害が発生し使用でき
なくなった場合には、前記ディスク装置に格納されてい
るデータに対するリード要求は全て、前記コピーを格納
する別の特定のディスク装置に集中し、このため前記デ
ィスクアレイシステムの性能が著しく低下する場合があ
った。
【0006】例えば、ある1台のディスク装置に格納さ
れているデータのコピーが全て、前記ディスク装置以外
の特定の1台のディスク装置に格納される構成のディス
クアレイシステムにおいて、前記ディスクアレイシステ
ムのデータ領域のランダムな位置に対してリード要求が
個別に発生するような場合、ディスク装置が1台故障し
た時には、本来2台のディスク装置に分散されて処理さ
れるべき要求が前記コピーを持つディスク装置へ集中す
るため、前記要求の平均応答時間は長くなり、前記ディ
スクアレイシステムの性能は著しく低下する。
【0007】また例えば、4台のディスク装置を持ち、
ある1台のディスク装置に格納されているデータのコピ
ーが全て、前記ディスク装置以外の特定の1台のディス
ク装置に格納される構成のディスクアレイシステムに、
動画データなどのマルチメディアデータを分割し、前記
各ディスク装置にまたがって分散して格納し、前記マル
チメディアデータに対する複数のシーケンシャルなリー
ド要求を各ディスク装置に分散して処理する場合、各デ
ィスク装置が同時に10個のリード要求を遅滞なく(リ
アルタイム性を満たして)処理できる性能を持っていた
としても、ディスク装置が1台故障した際は前記コピー
を格納する特定のディスク装置へリード要求が集中し2
倍になるため、前記マルチメディアデータに対するリア
ルタイム性を満たしたリード処理性能としては、障害発
生時を考慮して4x10/2=20要求分しか保証でき
ない。なぜならリアルタイム性を保証するためには一度
の処理遅延も許されないからである。
【0008】本発明の目的は、あるディスク装置に格納
されているデータのコピーを他のディスク装置にも格納
するディスクアレイシステムにおいて、ディスク装置に
障害が発生し前記ディスク装置が使用できなくなった場
合の、前記ディスクアレイシステムの性能低下を低減す
る手法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、それぞれ並列に動作し、データお
よび前記データのコピーを分散して格納する3台以上の
ディスク装置をアレイ状に配置した記憶装置と前記記憶
装置に対するリード/ライト要求を処理するMPU(M
icro Processing Unit)からなる
ディスクアレイシステムにおいて、前記ディスク装置の
任意の1台に格納されているデータのコピーは他のディ
スク装置にも格納され、かつ前記ディスク装置の任意の
1台に格納している全データに対応するコピーは前記デ
ィスク装置以外の複数のディスク装置に分散して格納さ
れる、前記データのコピーの格納位置を獲得する手段
と、任意のデータの格納位置を獲得する手段と、前記各
ディスク装置へのリード/ライト要求を発行する手段
と、前記ディスク装置の障害を検出する手段を備えるこ
とができる。
【0010】データおよびデータのコピーを記憶装置に
格納する際に、ディスク装置の任意の1台に格納するデ
ータと同じデータ(コピー)を他のディスク装置にも格
納し、かつディスク装置の任意の1台に格納している全
データに対応するコピーはディスク装置以外の複数のデ
ィスク装置に分散して格納する。
【0011】このように処理することによって、あるデ
ィスク装置に格納されているデータのコピーを他のディ
スク装置に格納するディスクアレイシステムにおいて、
ディスク装置に障害が発生しディスク装置が使用できな
くなった場合の、ディスクアレイシステムの性能低下を
低減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
9を用いて説明する。
【0013】<第一実施例>図1は本発明を用いたディ
スクアレイシステムのブロック図である。本ディスクア
レイシステムは、ホストシステム100と、ディスク装
置をアレイ状に配置したディスク群200からなる。
【0014】ホストシステム100はMPU(Micr
o Processing Unit)101と、バス
変換部102と、メインメモリ103と、ディスクIF
制御部からなり、MPU101とバス変換部102とメ
インメモリ103はMPUバスで接続され、ディスクI
F制御部105とバス変換部102は拡張バス106で
接続されている。すなわちMPUバス104と拡張バス
106はバス変換部102で接続されている。
【0015】ディスク群200は5台のディスク装置2
01からなり、各ディスク装置201はディスクIF制
御部105に接続されている。各ディスク装置201に
は、データとデータと同じデータ(コピー)が、図1を
用いて以下に述べる規則Iに従って分割格納される。
【0016】[規則I] 各ディスク装置201は一定
長のブロックで分割される。各ディスク装置201の最
初のブロックはデータを格納するための領域として、次
に位置するものはコピーを格納するための領域として割
り当てられ、以下同様に1ブロックずつに交互に固定的
に割り当てられる。一続きのデータは、データに割り当
てられた領域に、ディスク装置201の番号(#1〜#
5)順に、図1のa〜tのように各ディスク装置201
に格納される。データのコピー(a’〜t’)は、コピ
ーに割り当てられた領域に、最初の5ブロック(a’〜
e’)は#2のディスク装置201から巡回的に#1の
ディスク装置201まで、次の5ブロックは#3のディ
スク装置201から巡回的に#2のディスク装置201
まで、以下同様に5ブロック毎に格納を開始するディス
ク装置201をずらしながら格納される。(規則I終わ
り) MPU101は、要求されたデータの格納位置を獲得す
る手段と、データのコピーの格納位置を獲得する手段
と、データが格納されているディスク装置201の処理
負荷を獲得する手段と、コピーが格納されているディス
ク装置201の処理負荷を獲得する手段と、各ディスク
装置201へのリード/ライト要求を発行する手段と、
ディスク装置201の障害を検出する手段を、MPU1
01内で実行されるソフトウェアとして持つ。この様子
を図2に示す。
【0017】図3にディスク装置201に障害が発生し
ていない場合のリード処理を、図4にディスク装置20
1に障害が発生していない場合のライト処理を、図5に
ディスク装置201に障害が発生した場合のリード/ラ
イト処理を、図6に障害が発生したディスク装置201
に格納されていたデータ/コピーを、使用可能かつ使用
されていなかったディスク装置201に回復する処理を
示す。
【0018】《ディスク装置201に障害が発生しない
場合のリード処理》まず、ディスク装置201に障害が
発生しない場合のリード処理について図3を用いて説明
する。例として、データのa(#1のディスク装置20
1に格納されている)に対するリード処理について説明
する。aと、aのコピーであるa’(#2のディスク装
置201に格納されている)は同一内容であるから、a
の代わりにa’をリードしても処理は完了する。MPU
101はaとa’の格納位置を規則Iに従って計算し、
獲得する(1010)。aとa’の格納位置は、規則I
に基づき、固定的かつ規則的に配置されているので容易
に計算できる。MPU101は#1のディスク装置20
1(aが格納されている)と#2のディスク装置201
(a’が格納されている)のどちらか、例えばディスク
装置201の処理負荷の少ないほうを選択し(102
0)、ディスクIF制御部105を介して選択されたデ
ィスク装置201にリード要求を発行する(103
0)。MPU101によるディスク装置201の処理負
荷の獲得は、例えば、各ディスク装置201に対する、
発行済みのリード/ライト要求の数と処理が完了したリ
ード/ライト要求の数の差を保存、参照することで実現
される。の選択されたディスク装置201はaまたは
a’をリードし、リード完了をMPU101に通知する
(1040)。MPU101はリード完了通知を受け
て、リード処理終了を認識する(1050)。
【0019】《ディスク装置201に障害が発生しない
場合のライト処理》次に、ディスク装置201に障害が
発生しない場合のライト処理について図4を用いて説明
する。例として、データのa(#1のディスク装置20
1に格納されている)に対するライト処理(更新処理)
について説明する。aと、aのコピーであるa’(#2
のディスク装置201に格納されている)は同一内容で
なければならないから、aとともにa’に対してもライ
トが行われる。MPU101はaとa’の格納位置を規
則Iに従って計算し、獲得する(2010)。aとa’
の格納位置は、規則Iに基づき、固定的かつ規則的に配
置されているので容易に計算できる。MPU101は#
1のディスク装置201(aが格納されている)と#2
のディスク装置201(a’が格納されている)の両方
に対してディスクIF制御部105を介してライト要求
を発行する(2020)。#1のディスク装置201は
aに対してライトを行い、ライト完了をMPU101に
通知する(2030)。#2のディスク装置201は
a’に対してライトを行い、ライト完了をMPU101
に通知する(2030)。MPU101は2つのライト
完了通知の両方を受けて(2040)、ライト処理終了
を認識する(2050)。
【0020】《ディスク装置201に障害が発生した場
合のリード/ライト処理》次に、ディスク装置201に
障害が発生した場合のリード/ライト処理について図5
を用いて説明する。MPU101はディスク装置20
1、ディスクIF制御部105からの通知により障害を
検出すると、障害の発生したディスク装置201を使用
しないようにする。例として、#1のディスク装置20
1に障害が発生した場合の、データのa(#1のディス
ク装置201に格納されている)に対するリード/ライ
ト処理について説明する。MPU101はaと、aのコ
ピーであるa’(#2のディスク装置201に格納され
ている)の格納位置を規則Iに従って計算し、獲得する
(3010)。aとa’の格納位置は、規則Iに基づ
き、固定的かつ規則的に配置されているので容易に計算
できる。aは障害が発生した#1のディスク装置201
に格納されているので、MPU101は#2のディスク
装置201(a’が格納されている)対してディスクI
F制御部105を介してリード/ライト要求を発行する
(3030)。#2のディスク装置201はa’に対し
てリード/ライトを行い、リード/ライト完了をMPU
101に通知する(3040)。MPU101はリード
/ライト完了通知を受けて、リード/ライト処理終了を
認識する(3050)。
【0021】データおよびデータのコピーがともに障害
の発生したディスク装置201に格納されていない場合
には、ディスク装置201に障害が発生していない場合
と同様の処理を行う(3060)。
【0022】《障害が発生したディスク装置201に格
納されていたデータ/コピーを、使用可能かつ使用され
ていなかったディスク装置201に回復する処理》次
に、ディスク装置201に障害が発生した後、障害が発
生したディスク装置201に格納されていたデータ/コ
ピーを、使用可能かつ使用されていなかったディスク装
置201に回復する処理について図6を用いて説明す
る。データ/コピーは、障害発生後、更新や削除などの
変更を受けている可能性があるが、データ/コピーにそ
れぞれ対応するコピー/データは、障害の発生したディ
スク装置201以外のディスク装置201に格納されて
いての変更を反映しているので、これを用いて最新のデ
ータ/コピーを回復する。例として、#1のディスク装
置201に障害が発生した後、#1のディスク装置20
1を新しいものに交換し、ディスク装置201に、#1
のディスク装置201に格納されていたデータ/コピー
を回復する処理を説明する。#1のディスク装置201
が新しいものに交換された後、まずMPU101は#1
のディスク装置201の最初のブロックの位置を求め、
ブロックに格納されていたデータ/コピーを回復するべ
く、データ/コピーに対応するコピー/データ(#2の
ディスク装置201に格納されているコピーのa’)の
格納位置を規則Iに従って計算し、獲得する(401
0)。a’の格納位置は、規則Iに基づき、固定的かつ
規則的に配置されているので容易に計算できる。MPU
101は#2のディスク装置201(a’が格納されて
いる)対してディスクIF制御部105を介してリード
要求を発行する(4020)。#2のディスク装置20
1はa’に対してリードを行い、リード完了をMPU1
01に通知する(4030)。MPU101はリード完
了通知を受けて、リードしたa’を#1のディスク装置
201の最初のブロックにライトするよう、#1のディ
スク装置201に対してディスクIF制御部105を介
してライト要求を発行する(4040)。#1のディス
ク装置201は最初のブロックに対してライトを行い、
障害が発生したディスクの同じ位置に格納されていたデ
ータ(データのa)を回復し、ライト完了をMPU10
1に通知する(4050)。MPU101はライト完了
通知を受けて、#1のディスク装置201の次のブロッ
クに格納されていたデータまたはコピーを回復するべ
く、上記と同様の処理を行う。以上の処理を#1のディ
スク装置201の全体にわたり繰り返してゆき、#1の
ディスク装置201の全体にデータまたはコピーを格納
し終えると(4060)、回復処理は終了する(407
0)。
【0023】以上に説明したように、ディスク装置20
1に障害が発生していない場合に他のディスク装置20
1に分散されていた処理が、ディスク装置201に障害
が発生した場合には分散できなくなることがある。しか
しその場合でも、以上の処理ではデータ/コピーを規則
Iに従って各ディスク装置201に分散格納しているの
で、障害の発生したディスク装置201が使用できなく
ても処理の対象となるデータ/コピーは残りのディスク
装置201に均一に分散格納され、よって処理は分散さ
れる。例えば、図1において、データのa(#1のディ
スク装置201に格納されている)に対するリード処理
とデータのf(#1のディスク装置201に格納されて
いる)に対するリード処理を行う場合、#1のディスク
装置201に障害が発生していて#1のディスク装置2
01が使用できなけれは、aのコピーのa’と、fのコ
ピーのf’に対してリードが行われるが、a’は#2の
ディスク装置201に格納されており、f’は#3のデ
ィスク装置201に格納されているので、負荷は分散さ
れる。これにより本ディスクアレイシステムに格納され
ているデータ領域のランダムな位置に対してリード要求
が個別に発生するような場合において、ディスク装置2
01に障害が発生した場合でも特定のディスク装置20
1への負荷集中による要求の平均応答時間の増大を防
ぎ、本ディスクアレイシステムの性能の低下を押さえる
ことができる。また例えば、図1において、データのa
〜eおよびデータのf〜jおよびデータのk〜oおよび
データのp〜tのそれぞれが動画などの一連のマルチメ
ディアデータであって、各マルチメディアデータのそれ
ぞれに対してデータのa、f、k、pのそれぞれから
e、j、o、tのそれぞれへ並行してリード処理を行う
場合、一般に各リード処理は遅滞なく(リアルタイム性
を満たして)実行されなければならないが、上記の処理
によればディスク装置201に障害が発生した場合でも
ディスク装置201の負荷は分散されるため、特定のデ
ィスク装置201にリード要求が集中し、リード処理が
遅滞する可能性を低減することができる。
【0024】また以上に説明したように、例えばデータ
のa〜eに対するライト処理では、a〜eに対するライ
トとa〜eのコピーのa’〜e’に対するライトが行わ
れる。規則Iに従ったデータ/コピー配置では図1に示
すように、例えばaとe’は#1のディスク装置201
上で連続して配置されているため、ライト処理において
aとe’に対するライトを1つのライト要求でまとめて
行なえる。このときコマンド作成のオーバーヘッドや、
シーク時間を余分にかけずにすむため、のライト処理を
高速に行なえる。このように規則Iに従ったデータ/コ
ピー配置ではディスク台数以上のブロックに対するシー
ケンシャルライトについて高性能が期待できる。
【0025】また比較的狭い領域に属するデータ/コピ
ーに対して個々にリード/ライト処理が集中的に行われ
る場合、例えばデータのa〜jに対する個々にリード/
ライト処理が集中的に行われる場合には、以上に説明し
たようにリード/ライトのアクセスはa〜jおよびa〜
jのコピーのa’〜j’に対して個々に行われる。規則
Iに従ったデータ/コピー配置では図1に示すように、
データ/コピーは各ディスク装置201上において近い
位置に配置されるので、シーク時間が少なくてすみ、の
リード/ライト処理を高速に行なえる。このように規則
Iに従ったデータ/コピー配置では、比較的狭い領域に
属するデータ/コピーに対して個々にリード/ライト処
理が集中的に行われる場合、高性能が期待できる。
【0026】以上の説明では、5台のディスク装置20
1に構成での処理について説明したが、N台以上のディ
スク装置201にデータ/コピーが分散格納される構成
(Nは3以上の整数)においても、上記と同様の処理を
行うことによって、ディスク装置201に障害が発生し
た場合の負荷分散を図ることができる。
【0027】また以上の説明では、あるディスク装置2
01に格納されているデータのコピーが残りのディスク
装置201のどこか1ヶ所に格納されていて、ある1台
のディスク装置201に障害が発生してもディスク装置
201に格納されているデータが回復できる、という構
成での処理について説明したが、あるディスク装置20
1に格納されているデータのコピーが残りのディスク装
置201のどこかMヶ所にディスク装置201内で重複
しないように格納されていて(Mは1〜[ディスク台数
−1]の整数)、あるM台のディスク装置201に障害
が発生してもディスク装置201に格納されているデー
タが回復できる、という構成においても、上記と同様の
処理を行うことによって、ディスク装置201に障害が
発生した場合の負荷分散を図ることができる。
【0028】<第二実施例>図7は本発明を用いたディ
スクアレイシステムのブロック図である。本ディスクア
レイシステムは、ホストシステム100と、ディスク装
置201をアレイ状に配置したディスク群200からな
る。図1における第一実施例との違いは、以下に述べる
規則IIに従って、各ディスク装置201にデータとデ
ータと同じデータ(コピー)が分割格納される点であ
る。
【0029】[規則II] 各ディスク装置201は一
定長のブロックで分割されている。各ディスク装置20
1の前半に位置するブロックはデータを格納するための
領域として、各ディスク装置201の後半に位置するブ
ロックはコピーを格納するための領域として固定的に割
り当てられる。一続きのデータはディスク装置201の
番号(#1〜#5)順に、データに割り当てられた領域
に、図1のa〜tのように各ディスク装置201に格納
される。データに対応するコピー(a’〜t’)は、コ
ピーに割り当てられた領域に、最初の5ブロック(a’
〜e’)は#2のディスク装置201から巡回的に#1
のディスク装置201まで、次の5ブロックは#3のデ
ィスク装置201から巡回的に#2のディスク装置20
1まで、以下同様に5ブロック毎に格納を開始するディ
スク装置201をずらしながら格納される。
【0030】すなわち本実施例は、ディスク群200に
おけるデータ/コピー配置のみが図1における第一実施
例と異なり、他の構成は第一実施例と等しいため、MP
U101が持つ、要求されたデータの格納位置を獲得す
る手段およびデータのコピーの格納位置を獲得する手段
において用いられる計算方法が規則IIを反映する以外
は、第一実施例で示した処理方法を適用することができ
る。データとコピーの格納位置は、規則IIに基づき、
固定的かつ規則的に配置されているので容易に計算でき
る。よって、ディスク装置201に障害が発生していな
い場合に他のディスク装置201に分散されていた処理
が、ディスク装置201に障害が発生したために分散で
きなくなった場合でも、計算方式に規則IIを反映させ
た処理方式を規則IIに従ったデータ/コピー配置に適
用することによって、第一実施例と同様に、処理の対象
となるデータ/コピーは残りのディスク装置201に均
一に分散格納されるので、負荷は分散される。これによ
り本ディスクアレイシステムに格納されているデータ領
域のランダムな位置に対してリード要求が個別に発生す
るような場合において、ディスク装置201に障害が発
生した場合でも特定のディスク装置201への負荷集中
による要求の平均応答時間の増大を防ぎ、本ディスクア
レイシステムの性能の低下を押さえることができる。ま
た例えば、図7において、データのa〜eおよびデータ
のf〜jおよびデータのk〜oおよびデータのp〜tの
それぞれが動画などの一連のマルチメディアデータであ
って、各マルチメディアデータのそれぞれに対してデー
タのa、f、k、pのそれぞれからe、j、o、tのそ
れぞれへ並行してリード処理を行う場合、一般に各リー
ド処理は遅滞なく(リアルタイム性を満たして)実行さ
れなければならないが、処理方式によればディスク装置
201に障害が発生した場合でもディスク装置201の
負荷は分散されるため、特定のディスク装置201にリ
ード要求が集中し、リード処理が遅滞する可能性を低減
することができる。
【0031】また一続きのデータに対するリード処理が
シーケンシャルに行われる場合、例えばデータのa〜j
に対するリード処理が行われる場合、規則IIに従った
データ/コピー配置では図7に示すように、例えばaと
fは#1のディスク装置201上で連続して配置されて
いるため、リード処理においてaとfに対するリードを
1つのリード要求でまとめて行なえる。リードがa〜j
のコピーのa’〜j’に対して行なわれる場合でも、規
則IIに従ったデータ/コピー配置では図7に示すよう
に、例えばa’とj’は#2のディスク装置201上で
連続して配置されているため、リード処理においてa’
とj’に対するリードを1つのリード要求でまとめて行
なえる。このときコマンド作成のオーバーヘッドや、シ
ーク時間を余分にかけずにすむため、のリード処理を高
速に行なえる。このように規則IIに従ったデータ/コ
ピー配置ではディスク台数以上のブロックに対するシー
ケンシャルリードについて高性能が期待できる。
【0032】以上の説明では、5台のディスク装置20
1に構成での処理について説明したが、N台以上のディ
スク装置201にデータ/コピーが分散格納される構成
(Nは3以上の整数)においても、上記と同様の処理を
行うことによって、ディスク装置201に障害が発生し
た場合の負荷分散を図ることができる。
【0033】また以上の説明では、あるディスク装置2
01に格納されているデータのコピーが残りのディスク
装置201のどこか1ヶ所に格納されていて、ある1台
のディスク装置201に障害が発生してもディスク装置
201に格納されているデータが回復できる、という構
成での処理について説明したが、あるディスク装置20
1に格納されているデータのコピーが残りのディスク装
置201のどこかMヶ所にディスク装置201内で重複
しないように格納されていて(Mは1〜[ディスク台数
−1]の整数)、あるM台のディスク装置201に障害
が発生してもディスク装置201に格納されているデー
タが回復できる、という構成においても、上記と同様の
処理を行うことによって、ディスク装置201に障害が
発生した場合の負荷分散を図ることができる。
【0034】<第三実施例>図8は本発明を用いたディ
スクアレイシステムのブロック図である。本ディスクア
レイシステムは、ホストシステム100と、ディスク装
置201をアレイ状に配置したディスク群200からな
る。図1における第一実施例との違いは、以下に述べる
規則IIIに従って、各ディスク装置201にデータと
データと同じデータ(コピー)が分割格納される点であ
る。
【0035】[規則III] 各ディスク装置201は
一定長のブロックで分割されている。各ブロックはデー
タを格納するための領域またはコピーを格納するための
領域として特に固定的に割り当てられることはないが、
各ディスク装置201の同じ位置にあるブロック(図8
において横方向に並んでいるブロック)、すなわち5個
のブロックが格納領域の管理単位として扱われる。一続
きのデータはディスク装置201の番号(#1〜#5)
順に、ディスク装置201の空き領域の先頭から順に、
図1のa〜oのように各ディスク装置201に格納され
る(図1においては最初、全ディスク装置201の全領
域が空き領域であったとする)。データに対応するコピ
ー(a’〜o’)は、a〜tが格納された領域の直後の
空き領域に、最初の5ブロック(a’〜e’)は#2の
ディスク装置201から巡回的に#1のディスク装置2
01まで、次の5ブロックは#3のディスク装置201
から巡回的に#2のディスク装置201まで、以下同様
に5ブロック毎に格納を開始するディスク装置201を
ずらしながら格納される。a’〜o’が格納された領域
の直後の空き領域に続いて格納されるデータA〜Jおよ
びA〜Jに対応するコピーA’〜J’についても同様
に、a〜oとa’〜o’の位置関係を受け継ぎながら、
図8に示すように格納される。
【0036】すなわち本実施例は、ディスク群200に
おけるデータ/コピー配置のみが図1における第一実施
例と異なり、他の構成は第一実施例と等しいため、MP
U101が持つ、要求されたデータの格納位置を獲得す
る手段およびデータのコピーの格納位置を獲得する手段
において用いられる計算方法が規則IIIを反映する以
外は、第一実施例で示した処理方法を適用することがで
きる。よって、ディスク装置201に障害が発生してい
ない場合に他のディスク装置201に分散されていた処
理が、ディスク装置201に障害が発生したために分散
できなくなった場合でも、計算方式に規則IIIを反映
させた処理方式を規則IIIに従ったデータ/コピー配
置に適用することによって、第一実施例と同様に、処理
の対象となるデータ/コピーは残りのディスク装置20
1に均一に分散格納されるので、負荷は分散される。規
則IIIを反映させた計算方式については、規則III
は、第一実施例における規則Iおよび第二実施例におけ
る規則IIと異なり、ディスク装置201内のブロック
を、データを格納する領域とコピーを格納する領域に特
に明確に割り当てないので、計算方式には、例えば図9
に示すごとき格納領域管理テーブルを用いる。格納領域
管理テーブルは、目的のデータが要求されるのに用いら
れる論理アドレスと、論理アドレスに対応してディスク
装置201上に存在するデータとコピーの種別と、デー
タ/コピーをディスク装置201上格納していく巡回の
開始ディスク装置201と、データ/コピーのディスク
装置201上での位置と、格納領域に使用しているブロ
ック数などを項目に持つ。図9における格納領域管理テ
ーブルの例では、1番の行がデータのa〜oを、2番の
行がコピーのa’〜o’を、3番の行がデータのA〜J
を、4番の行がコピーのA’〜J’を表わす。格納領域
管理テーブルを参照することによって、MPU101
は、要求されたデータの格納位置およびデータのコピー
の格納位置を計算し、獲得することができる。格納領域
管理テーブルを参照するために行われる検索は、ハッシ
ュ関数などを用いて高速に行われることが望ましい。
【0037】上記の処理により、本ディスクアレイシス
テムに格納されているデータ領域のランダムな位置に対
してリード要求が個別に発生するような場合において、
ディスク装置201に障害が発生した場合でも特定のデ
ィスク装置201への負荷集中による要求の平均応答時
間の増大を防ぎ、本ディスクアレイシステムの性能の低
下を押さえることができる。また例えば、図8におい
て、データのa〜eおよびデータのf〜jおよびデータ
のk〜oのそれぞれが動画などの一連のマルチメディア
データであって、各マルチメディアデータのそれぞれに
対してデータのa、f、kのそれぞれからe、j、oの
それぞれへ並行してリード処理を行う場合、一般に各リ
ード処理は遅滞なく(リアルタイム性を満たして)実行
されなければならないが、上記の処理によればディスク
装置201に障害が発生した場合でもディスク装置20
1の負荷は分散されるため、特定のディスク装置201
にリード要求が集中し、リード処理が遅滞する可能性を
低減することができる。
【0038】規則IIIを反映させた計算方式について
は、規則IIIは、第一実施例における規則Iおよび第
二実施例における規則IIと異なり、ディスク装置20
1内のブロックを、データを格納する領域とコピーを格
納する領域に特に明確に割り当てないので、計算方式に
は、例えば図9に示すごとき格納領域管理テーブルを用
いる。格納領域管理テーブルは、目的のデータが要求さ
れるのに用いられる論理アドレスと、論理アドレスに対
応してディスク装置201上に存在するデータとコピー
の種別と、データ/コピーをディスク装置201上格納
していく巡回の開始ディスク装置201と、データ/コ
ピーのディスク装置201上での位置と、格納領域に使
用しているブロック数などを項目に持つ。図9における
格納領域管理テーブルの例では、1番の行がデータのa
〜oを、2番の行がコピーのa’〜o’を、3番の行が
データのA〜Jを、4番の行がコピーのA’〜J’を表
わす。格納領域管理テーブルを参照することによって、
MPU101は、要求されたデータの格納位置およびデ
ータのコピーの格納位置を計算し、獲得することができ
る。格納領域管理テーブルを参照するために行われる検
索は、ハッシュ関数などを用いて高速に行われることが
望ましい。
【0039】また第一実施例に説明したように、例えば
データのa〜oに対するライト処理では、a〜oに対す
るライトとa〜oのコピーのa’〜o’に対するライト
が行われる。規則IIIに従ったデータ/コピー配置で
は図8に示すように、例えばa、f、kおよび、e’、
i’、m’は#1のディスク装置201上で連続して配
置されているため、ライト処理においてa、f、k、
e’、i’、m’に対するライトを1つのライト要求で
まとめて行なえる。このときコマンド作成のオーバーヘ
ッドや、シーク時間を余分にかけずにすむため、のライ
ト処理を高速に行なえる。このように規則IIIに従っ
たデータ/コピー配置では一続きのデータ/コピーが連
続して配置されているとき、データ/コピーに対するシ
ーケンシャルライトについて高性能が期待できる。
【0040】また一続きのデータに対するリード処理が
シーケンシャルに行われる場合、例えばデータのa〜j
に対するリード処理が行われる場合、規則IIIに従っ
たデータ/コピー配置では図8に示すように、例えばa
とfは#1のディスク装置201上で連続して配置され
ているため、リード処理においてaとfに対するリード
を1つのリード要求でまとめて行なえる。リードがa〜
jのコピーのa’〜j’に対して行なわれる場合でも、
規則IIIに従ったデータ/コピー配置では図8に示す
ように、例えばa’とj’は#2のディスク装置201
上で連続して配置されているため、リード処理において
a’とj’に対するリードを1つのリード要求でまとめ
て行なえる。このときコマンド作成のオーバーヘッド
や、シーク時間を余分にかけずにすむため、のリード処
理を高速に行なえる。このように規則IIIに従ったデ
ータ/コピー配置ではディスク台数以上のブロックに対
するシーケンシャルリードについて高性能が期待でき
る。
【0041】以上の説明では、5台のディスク装置20
1に構成での処理について説明したが、N台以上のディ
スク装置201にデータ/コピーが分散格納される構成
(Nは3以上の整数)においても、上記と同様の処理を
行うことによって、ディスク装置201に障害が発生し
た場合の負荷分散を図ることができる。
【0042】また以上の説明では、あるディスク装置2
01に格納されているデータのコピーが残りのディスク
装置201のどこか1ヶ所に格納されていて、ある1台
のディスク装置201に障害が発生してもディスク装置
201に格納されているデータが回復できる、という構
成での処理について説明したが、あるディスク装置20
1に格納されているデータのコピーが残りのディスク装
置201のどこかMヶ所にディスク装置201内で重複
しないように格納されていて(Mは1〜[ディスク台数
−1]の整数)、あるM台のディスク装置201に障害
が発生してもディスク装置201に格納されているデー
タが回復できる、という構成においても、上記と同様の
処理を行うことによって、ディスク装置201に障害が
発生した場合の負荷分散を図ることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、あるディスク装置に格
納されているデータのコピーを他のディスク装置に格納
するディスクアレイシステムにおいて、ディスク装置に
障害が発生しディスク装置が使用できなくなった場合
の、ディスクアレイシステムの性能低下を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のディスクアレイシステム
のブロック図。
【図2】本発明の第一実施例のディスクアレイシステム
のMPUの持つ手段を示す説明図。
【図3】本発明の第一実施例によるディスク装置に障害
が発生しない場合のリード処理のフローチャート。
【図4】本発明の第一実施例によるディスク装置に障害
が発生しない場合のライト処理のフローチャート。
【図5】本発明の第一実施例によるディスク装置に障害
が発生した場合のリード/ライト処理のフローチャー
ト。
【図6】本発明の第一実施例による障害が発生したディ
スク装置に格納されていたデータ/コピーを、使用可能
かつ使用されていなかったディスク装置に回復する処理
のフローチャート。
【図7】本発明の第二実施例に係るディスクアレイシス
テムのブロック図。
【図8】本発明の第三実施例に係るディスクアレイシス
テムのブロック図。
【図9】本発明の第三実施例による格納領域管理テーブ
ルの一例を示す説明図。
【符号の説明】
100…ホストシステム、 101…MPU、 102…バス変換部、 103…メインメモリ、 104…MPUバス、 105…ディスクIF制御部、 200…ディスク群、 201…ディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼田 泰典 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 高野 雅弘 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ独立して入出力動作を行う3台以
    上のディスク装置を有し、3台以上のディスク装置から
    なるディスク装置群において、前記ディスク装置群の任
    意の1台のディスク装置に格納されているデータと同じ
    内容のデータは、前記ディスク装置群内の前記ディスク
    装置を除くすべてのディスク装置に分散して格納される
    ような、ディスク装置群を1つ以上持つ、ディスクアレ
    イシステムであって、任意のデータの格納位置を獲得す
    る手段と、前記コピーの格納位置を獲得する手段と、各
    ディスク装置に入出力要求を発行する手段と、各ディス
    ク装置の障害を検出する手段を備えることを特徴とする
    ディスクアレイシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のディスクアレイシステム
    において、任意のデータおよび任意のコピーが一定長の
    複数ブロックにそって分割され、分散して格納される、
    一定長の複数ブロックに分割された記憶領域を持つ複数
    のディスク装置を有することを特徴とするディスクアレ
    イシステム。
  3. 【請求項3】それぞれ独立して入出力動作を行う3台以
    上のディスク装置を有し、3台以上のディスク装置から
    なるディスク装置群を1つ以上持つ、ディスクアレイシ
    ステムの制御方法であって、前記ディスク装置群におい
    て、前記ディスク装置群の任意の1台のディスク装置に
    格納されているデータと同じ内容のデータ(コピー)
    を、前記ディスク装置群内の前記ディスク装置を除くす
    べてのディスク装置に分散して格納することを特徴とす
    るディスクアレイシステムの制御方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のディスクアレイシステム
    の制御方法であって、前記ディスクアレイシステムが有
    する複数のディスク装置のそれぞれの記憶領域を一定長
    の複数ブロックに分割し、任意のデータおよび任意のコ
    ピーを前記複数ブロックにそって分割し、前記複数のデ
    ィスク装置に分散して格納することを特徴とする、ディ
    スクアレイシステムの制御方法。
  5. 【請求項5】請求項3または4に記載のディスクアレイ
    システムの制御方法であって、前記ディスクアレイシス
    テムが有する複数のディスク装置のそれぞれの記憶領域
    を一定長の複数ブロックに分割し、データ格納領域とコ
    ピー格納領域として前記各ディスク装置において前記ブ
    ロックを交互に割り当て、データを前記データ格納領域
    に前記ブロックにそって格納し、コピーを前記コピー格
    納領域に前記ブロックにそって格納することを特徴とす
    る、ディスクアレイシステムの制御方法。
  6. 【請求項6】請求項3または4に記載のディスクアレイ
    システムの制御方法であって、前記ディスクアレイシス
    テムが有する複数のディスク装置のそれぞれの記憶領域
    を一定長の複数ブロックに分割し、前記記憶領域の半数
    に相当する連続した前記ブロックをデータ格納領域とし
    て割り当て、前記記憶領域の残る半数に相当する連続し
    た前記ブロックをコピー格納領域として割り当て、デー
    タを前記データ格納領域に前記ブロックにそって格納
    し、コピーを前記コピー格納領域に前記ブロックにそっ
    て格納することを特徴とする、ディスクアレイシステム
    の制御方法。
  7. 【請求項7】請求項3または4に記載のディスクアレイ
    システムの制御方法であって、前記ディスクアレイシス
    テムが有する複数のディスク装置のそれぞれの記憶領域
    を一定長の複数ブロックに分割し、データを前記記憶領
    域内の空き領域に前記ブロックにそって格納し、コピー
    を前記記憶領域内の空き領域に前記ブロックにそって格
    納することを特徴とする、ディスクアレイシステムの制
    御方法。
JP8073602A 1996-03-28 1996-03-28 ディスクアレイシステムおよびディスクアレイシステムの制御方法 Pending JPH09265359A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007536658A (ja) * 2004-05-06 2007-12-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 追加的および自律的な保護の機能を備えた複数の記憶装置からなるアレイにデータを記憶するための方法およびシステム
US7519853B2 (en) 2004-11-02 2009-04-14 Nec Corporation Disk array subsystem, method for distributed arrangement, and signal-bearing medium embodying a program of a disk array subsystem
JP2009187584A (ja) * 2009-05-25 2009-08-20 Fujitsu Ltd コピー制御装置および方法
JP2011505617A (ja) * 2007-11-22 2011-02-24 中国移▲動▼通信集▲団▼公司 データ・ストレージ方法、管理サーバ、ストレージ設備及びシステム

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