JP3412099B2 - ライティングビューローの引出し装置 - Google Patents

ライティングビューローの引出し装置

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JP3412099B2
JP3412099B2 JP18032594A JP18032594A JP3412099B2 JP 3412099 B2 JP3412099 B2 JP 3412099B2 JP 18032594 A JP18032594 A JP 18032594A JP 18032594 A JP18032594 A JP 18032594A JP 3412099 B2 JP3412099 B2 JP 3412099B2
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篤 新田見
文男 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライティングビューロ
ーの引出し装置に係わり、更に詳しくは机本体に対して
回動引き出し可能な回動天板とその下方に上段引出しと
センター引出しを設けたライティングビューローの引出
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のライティングビューロー
としては、例えば実開昭57−330号公報や実開昭5
8−87538号公報に記載されたものがある。これら
のライティングビューローにおける天板の回動部の構造
は、机本体内に固定された固定天板の前端部に蝶番等に
より回動天板を回動自在に固定するとともに、この回動
天板の下方に移動体を机本体から前方へ摺動引き出し可
能に取付け、前記回動天板と移動体とを連結杆で連結し
て、回動天板の前方への回動引き出し動作と、移動体の
前方への摺動引き出し動作とが互いに連動するように構
成されている。つまり、回動天板を前方へ倒したときに
は、該回動天板の下面が机本体から前方に摺動引き出さ
れた移動体にて略水平状態に支持されて回動天板と固定
天板とで連続した広い天板面を形成し、また、回動天板
を机本体前面に立てた状態で収納したときには、移動体
も机本体内に収納されるようになっている。このよう
に、通常ライティングビューローでは、回動天板を机本
体の前面に立てた状態から前方へ倒すと、この動作に伴
って机本体から前方へ移動体が引き出されて回動天板を
支持するのである。
【0003】ここで、通常のライティングビューローで
は、前記移動体内の一側部に上段引出しを、他側部にセ
ンター引出しを備えているのが一般的であり、更に上段
引出しの下方には机本体に固定した袖引出し体が設けら
れ、センター引出しの下方は足入れ空間となしている
(以下、この構造のライティングビューローを「上部移
動型」という)。また、移動体として上段引出しとセン
ター引出し及びキャスターを下面に有する袖引出し体を
一体となし、回動天板の回動動作に連動してそれらが前
後移動するものも提案されている(以下、この構造のラ
イティングビューローを「全体移動型」という)。更
に、簡易なライティングビューローでは、移動体が存在
せず、回動天板のみが回動引き出されるものもある(以
下、この構造のライティングビューローを「固定型」と
いう)。
【0004】また、通常は、足入れ空間とセンター引出
しを区画するため、隔離板が設けられるとともに、固定
天板と隔離板との間に仕切板が設けられ、該仕切板で区
画された両側部にそれぞれ上段引出しとセンター引出し
を引き出し可能に設けるのである。尚、上部移動型と固
定型では前記隔離板は机本体の両側板間に固定され、全
体移動型では前記隔離板は移動体の一部を構成してい
る。また、上段引出しと袖引出しの前板前面には把手を
形成しているが、センター引出しの前板には外観性及び
操作性の観点から把手を設けず、その下縁を引手として
いるため、引手に対応する前記隔離板の前縁を後退させ
ていた。
【0005】このような従来のライティングビューロー
おいて、上部移動型では、上段引出しと袖引出し体との
間に隙間が開いたり、また各引出しを引き出した際の外
観性の統一を目的に前記仕切板と袖引出し体の足入れ空
間側の内側板を同一鉛直線上に配した場合、格納時に袖
引出しの前板で内側板の前端面を外被し且つ当止し、一
方、上段引出しの前板で仕切板の前端面の略半分を当止
するとともに、センター引出しの前板で残余の略半分を
当止していたので、袖引出しの前板よりも上段引出しの
前板の横幅が狭くなって、上段引出しと袖引出し体との
外観性における一体感がなかった。そこで、袖引出しの
前板と上段引出しの前板の横幅を一致させれば、外観性
における問題は解消できるが、新たにセンター引出しの
前板の格納時における当たりを設けなければならないと
いった問題が発生する。例えば、センター引出しの前板
当たりとして、仕切板の内面側に当止板を固定すれば、
当たりとしての問題は解決できるが、センター引出しの
収納スペースが狭まるばかりでなく、せっかくの袖引出
し体の内側板と仕切板との外観性の統一が崩れるのであ
る。以上の上段引出しとセンター引出しに生じる問題点
は、全体移動型及び固定型に共通する問題点でもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、机本体に回
動天板を回転可能に設け、その下方に上段引出し、セン
ター引出し及び袖引出し体を設けたライティングビュー
ローにおいて、各引出しの引き出し時及び格納時の外観
性の統一を図るとともに、センター引出しの当たりの構
造的な問題を同時に解消することが可能なライティング
ビューローの引出し装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、机本体の両側板間に固定した固定天板と、
その下方に所定間隔を隔てて設けた隔離板との間に仕切
板を配し、該仕切板の一側部に上段引出しを設けるとと
もに、足入れ空間の上方に位置する他側部にセンター引
出しを設け、隔離板の足入れ空間に面する前縁に仕切板
寄りの延長部を除き切欠部を形成し、下縁に引手を有す
るセンター引出しの前板裏面を前記延長部に当止して格
納してなるライティングビューローの引出し装置を構成
した。
【0008】更に具体的には、机本体の両側板間に固定
した固定天板の前端に回動自在に回動天板を取付けると
ともに、該固定天板の下方に所定間隔を隔てて隔離板を
設け、該隔離板の下方一側部に袖引出し体を設け且つ他
側部を足入れ空間となし、前記固定天板と隔離板との間
であって仕切板で区画された収容部の一側部に上段引出
しを設けるとともに、他側部にセンター引出しを設けて
なるライティングビューローにおいて、前記袖引出し体
の足入れ空間側の内側板と前記仕切板とを同一鉛直線上
に配するとともに、前記隔離板と仕切板と少なくともセ
ンター引出しの収容部の外側面を形成する側面板の各前
端面を同一垂直面上に配し、前記隔離板の足入れ空間に
面する前縁に仕切板寄りの延長部を除き切欠部を形成
し、各引出しを机本体内に格納した状態で、袖引出し体
の袖引出しの前板が前記内側板の前端面を、上段引出し
の前板が前記仕切板の前端面をそれぞれ外被するととも
に、上段引出しの前板裏面が隔離板と仕切板の前端面に
当接し且つセンター引出しの前板裏面が隔離板の延長部
と側面板の前端面に当接し、袖引出しと上段引出しの前
板前面には把手を形成し、センター引出しの前板下縁に
は引手を形成してなるライティングビューローの引出し
装置を構成した。
【0009】また、前記机本体の両側板間に固定した固
定天板と隔離板との間に、回動天板の回動動作に連動し
て前後移動可能な箱状の移動体を配設し、該移動体は、
移動天板の両側端に前記側面板を下設し且つ中間に前記
仕切板を下設するとともに、側面板と仕切板間にその前
端面から後退させて補強板を渡設し、両側面板と仕切板
で区画された収容部にそれぞれ上段引出しとセンター引
出しを設けたものであることが最も好ましい実施例であ
る。
【0010】また、前記机本体の両側板間に固定した固
定天板の下方に、回動天板の回動動作に連動して前後移
動可能なキャスター付きの移動体を配設し、該移動体
は、移動天板の一側端に上下長寸の外側板を下設すると
ともに、他側端に上下短寸の前記側面板を下設し、外側
板の上部と側面板の下端間に前記隔離板を固定するとと
もに、前記移動天板と隔離板との間に前記仕切板を固定
し、更に隔離板の下方に前記内側板を下設し、外側板と
内側板間に下面に複数のキャスターを取付けた底板を固
定し、前記移動天板と隔離板間であって仕切板の両側部
にそれぞれ上段引出しとセンター引出しを配するととも
に、前記外側板、内側板、隔離板及び底板で形成された
空間部に袖引出しを配して袖引出し体を構成してなるこ
とも好ましい。
【0011】そして、前記机本体の両側板間に固定した
固定天板の下面に延長して固定した延長天板と、その下
方に所定間隔を隔てて両側板間に固定した前記隔離板の
間に前記仕切板を固定し且つ足入れ空間側の側板に前記
側面板を固定し、前記延長天板と隔離板間であって仕切
板の両側部にそれぞれ上段引出しとセンター引出しを配
するとともに、前記隔離板と該隔離板に下設した前記内
側板と机本体の一側側板とで形成した空間部に袖引出し
を配して袖引出し体を構成してなることも好ましい。
【0012】
【作用】以上の如き内容からなる本発明のライティング
ビューローの引出し装置は、袖引出し体の足入れ空間側
の内側板と前記仕切板とを同一鉛直線上に配することに
よって、各引出しを引き出した際に露出する前記内側板
と仕切板が直線上になって外観性の統一が図れ、前記隔
離板と仕切板と少なくともセンター引出しの収容部の外
側面を形成する側面板の各前端面を同一垂直面上に配
し、前記隔離板の足入れ空間に面する前縁に仕切板寄り
の延長部を除き切欠部を形成し、各引出しを机本体内に
格納した状態で、袖引出し体の袖引出しの前板が前記内
側板の前端面を、上段引出しの前板が前記仕切板の前端
面をそれぞれ外被するとともに、上段引出しの前板裏面
が隔離板と仕切板の前端面に当接するように設定すれ
ば、袖引出しと上段引出しの前板の横幅を一致させて外
観性の統一を図ることが可能となる。そして、センター
引出しの前板裏面は、前記仕切板とは関係なく隔離板の
延長部と側面板の前端面に当接するので、何ら特別な当
止板等の部材を仕切板に固定せずに、センター引出しの
格納時の前板当たりを実現でき、しかもセンター引出し
の収容部の空間を狭めることもないのである。また、袖
引出しと上段引出しの前板前面には把手を形成し、袖引
出し体の最上段の袖引出しと、上段引出しの各前板を近
接して配することにより、上段引出しと袖引出し体の外
観性における一体感が得られる。また、センター引出し
の前板下縁には引手を形成してなることで、隔離板の切
欠部との間に指を挿入してセンター引出しを引き出すこ
とが可能であり、しかも切欠部を設けたことにより、足
入れ空間の前部が高くなって、使用者の股上の余裕空間
が広くなる。以上の作用は、請求項3記載の上部移動
型、請求項4記載の全体移動型及び請求項5記載の固定
型のライティングビューローにおいても共通するのであ
る。
【0013】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を更に詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例に係
る上部移動型のライティングビューローR1を示すもの
である。図中符号1はライティングビューローR1の机
本体、2は前記机本体1の両側側板、3は机本体1の下
部に設けられた袖引出し体であり、該袖引出し体3の上
方には、机本体1の上部前面を開閉する扉を兼ねる回動
天板4が机本体1から前方へ回動引き出し可能に設けら
れている。また、図例のものは、前記机本体1の上部に
収納棚5が併設されている。そして、前記回動天板4と
下方の袖引出し体3との間には、机本体1から引き出さ
れた回動天板4を水平状態に支持する移動体6が前記回
動天板4と連動して机本体1から前方へ摺動引き出し可
能に設けられている。
【0014】前記回動天板4は、図2〜図4に示すよう
に、机本体1の両側側板2,2間に固定された固定天板
7の前端部に蝶番8により回動自在に固定されており、
この回動天板4を下方回動させて前方へ倒して水平状態
としたときには前記固定天板7と連続した広い天板面を
形成する。また、前記移動体6は、下面が開放した箱状
のもので、移動天板6aとその下面両側に設けた側面板
6b,6bとを有し、該側面板6bの側面に固定された
レール9に机本体1の側板2内面に取付けられた前後の
転子10,10が摺動自在に内嵌されており、回動天板
4の両側部と移動体6の移動天板6aの前部両側部間に
両端を枢着した連結杆11によって回動天板4の回動動
作に伴って移動体6が前後引き出し可能に連動し、また
前記両側面板6b、6b間には引出し12が前方へ引き
出し可能に取付けられている。
【0015】そして、前記回動天板4の下部両側には図
2に示すように所定の長さにわたって段落ち状態の凹部
13が設けられており、この凹部13には固定金具14
が固着されており、この固定金具14に連結杆11の上
端が回動軸15によって回動自在に固定されている。一
方、前記連結杆11の下端は、前記移動体6の移動天板
6a側面に固着された固定金具16に対して回動軸17
により回動自在に固着されている。この連結杆11は、
図に示すように、前記回動天板4を略垂直状態に起立さ
せた際に、該回動天板4の側面に沿う垂直部11aと移
動体6の側面に沿う水平部11bと、前記垂直部11a
と水平部11bとの間に設けた傾斜部11cとから形成
されている。
【0016】上記のように構成してなる本発明に係るラ
イティングビューローR1においては、天板を使用しな
い時には図3に示すように回動天板4は机本体1の前面
に垂直方向からやや傾斜して立起した状態で収納され、
回動天板4により机本体1の前面が塞がれている。この
状態から、回動天板4を机本体1の前方へ倒すと、回動
天板4は、固定天板7と連結された蝶番8を中心に前方
へ回動する。すると、この回動天板4の回動にともなっ
て、その両側に取付けた連結杆11が回動天板4との回
動軸15を中心として回動して下端の回動軸17が前方
に押し出され、回動軸17が固定された移動体6が両側
のレール9部分で机本体1の転子10に支持された状態
で机本体1から前方へ摺動移動する。そして、図5に示
すように回動天板4が略水平状態になるまで回動する
と、机本体1から前方へ引き出された移動体6の移動天
板6a上面に設けられた緩衝材からなる支持突部18上
に回動天板4の下面が当接し、天板4は移動体6上に略
水平状態に支持される。
【0017】また、本実施例のライティングビューロー
R1は、図3〜図6に示すように、前記移動体6の下方
に並設した隔離板19に、摺動杆20をその両端に取付
けた固定具21,21を固定して横設し、該摺動杆20
に摩擦抵抗力を調節可能なスライド体22を摺動可能に
取付けるとともに、該スライド体22と前記移動体6と
にステー23の両端を枢着してなり、前記摺動杆20と
ステー23とのなす角度を、回動天板4を上方回動して
移動体6が机本体1内に格納した状態では小さく、回動
天板4を下方回動して移動体6が机本体1から最も突出
した状態では大きくなるように設定してなることにあ
る。
【0018】更に詳しくは、前記移動体6は、移動天板
6aの両側端に固定した側面板6b,6bの下部間に渡
設した補強板24を除く大部分の下面を開放し且つ中央
部に設けた仕切板25の両側に着脱自在な引出し12,
12を備えた箱状のものであり、該移動体6の下方であ
って机本体1の両側側板2,2間に渡設した隔離板19
を並設し、前記仕切板25の一側部であって移動体6の
下面開放部に対応する前記隔離板19の上面に摺動杆2
0を横設するとともに、前記スライド体22の前面側に
摩擦抵抗力を調節し得る操作部26を設け、前記スライ
ド体22と仕切板25とにステー23の両端を枢着して
なるのである。ここで、前記ステー23の一端はスライ
ド体22に直接枢着し、他端には枢軸27にて回動自在
に取付けたヒンジ28を仕切板25の前方寄り側面下端
部に固定するのである。
【0019】本発明は、机本体1の両側板2,2間に固
定した固定天板7の前端に回動自在に回動天板4を取付
けるとともに、該固定天板7の下方に所定間隔を隔てて
隔離板19を設け、該隔離板19の下方一側部に袖引出
し体3を設け且つ他側部を足入れ空間29となし、前記
固定天板7と隔離板19との間であって仕切板25で区
画された収容部の一側部に上段引出し12aを設けると
ともに、他側部にセンター引出し12bを設けてなるラ
イティングビューローを前提としている。
【0020】そして、本発明の要旨は、図5〜図10に
示すように、前記袖引出し体3の足入れ空間29側の内
側板30と前記仕切板25とを同一鉛直線上に配すると
ともに、前記隔離板19と仕切板25と少なくともセン
ター引出し12bの収容部の外側面を形成する側面板6
bの各前端面を同一垂直面上に配し、前記隔離板19の
足入れ空間29に面する前縁に仕切板25寄りの延長部
31を除き切欠部32を形成し、各引出しを机本体1内
に格納した状態で、袖引出し体3の袖引出し3a,3
b,3dの前板33が前記内側板30の前端面を、上段
引出し12aの前板34が前記仕切板25の前端面をそ
れぞれ外被するとともに、上段引出し12aの前板34
裏面が隔離板19と仕切板25の前端面に当接し且つセ
ンター引出し12bの前板35裏面が隔離板19の延長
部31と側面板6bの前端面に当接し、袖引出し3a,
3b,3dと上段引出し12aの前板33,34前面に
は把手36を形成し、センター引出し12bの前板35
下縁には引手37を形成したことにある。
【0021】更に詳しくは、前記机本体1の両側板2,
2間に固定した固定天板7と隔離板19との間に、回動
天板4の回動動作に連動して前後移動可能な箱状の移動
体6を配設し、該移動体6は、移動天板6aの両側端に
前記側面板6b,6bを下設し且つ中間に前記仕切板2
5を下設するとともに、側面板6bと仕切板25間にそ
の前端面から後退させて補強板24を渡設し、両側面板
6b,6bと仕切板25で区画された収容部にそれぞれ
上段引出し12aとセンター引出し12bを設けたもの
である。
【0022】また、本発明の第2実施例は、基本的には
前述の第1実施例と同様であるが、図11及び図12に
示すような全体移動型のライティングビューローR2に
適用したものであり、前記机本体1の両側板2,2間に
固定した固定天板7の下方に、回動天板4の回動動作に
連動して前後移動可能なキャスター付きの移動体6を配
設し、該移動体6は、移動天板6aの一側端に上下長寸
の外側板38を下設するとともに、他側端に上下短寸の
前記側面板6bを下設し、外側板38の上部と側面板6
bの下端間に前記隔離板19を固定するとともに、前記
移動天板6aと隔離板19との間に前記仕切板25を固
定し、更に隔離板19の下方に前記内側板30を下設
し、外側板38と内側板30間に下面に複数のキャスタ
ー39,…を取付けた底板40を固定し、前記移動天板
6aと隔離板19間であって仕切板25の両側部にそれ
ぞれ上段引出し12aとセンター引出し12bを配する
とともに、前記外側板38、内側板30、隔離板19及
び底板40で形成された空間部に袖引出し3a,3b,
3dを配して袖引出し体3を構成したものである。本実
施例の移動体6は、一側の外側板38の上部と他側の側
面板6bの外面と両側板2,2間に設けたレール9,9
と、キャスター39とで回動天板4の回動動作に連動し
て移動案内される。その他の構成は、前記同様であるの
で、同一構成には同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0023】また、本発明の第3実施例は、基本的には
前述の第1実施例と同様であるが、図13及び図14に
示すような固定型のライティングビューローR3に適用
したものであり、前記机本体1の両側板2,2間に固定
した固定天板7の下面に延長して固定した延長天板41
と、その下方に所定間隔を隔てて両側板2,2間に固定
した前記隔離板19の間に前記仕切板25を固定し且つ
足入れ空間29側の側板2に前記側面板6bを固定し、
前記延長天板41と隔離板19間であって仕切板25の
両側部にそれぞれ上段引出し12aとセンター引出し1
2bを配するとともに、前記隔離板19と該隔離板19
に下設した前記内側板30と机本体1の一側側板2とで
形成した空間部に袖引出し3a,3b,3dを配して袖
引出し体3を構成したものである。従って、本実施例に
は前述のような移動体6は存在しないのである。その他
の構成は、前記同様であるので、同一構成には同一符号
を付してその説明は省略する。
【0024】
【発明の効果】以上にしてなる本発明のライティングビ
ューローの引出し装置によれば、以下に示す顕著な作用
効果を奏する。
【0025】請求項1によれば、センター引出しの格納
時に、該センター引出しの前板裏面が仕切板とは関係な
く隔離板の延長部に当止できるので、別途当止板等を設
ける必要がなく、しかも仕切板もデザイン重視した位置
に設定できるのであり、また隔離板の足入れ空間に面す
る前縁に切欠部を設けたことにより、前板の下縁に引手
を設けた場合にも、隔離板と前板裏面間に指を差し入れ
るための空間を確保できるとともに、足入れ空間の前側
上部の空間が広くなって、使用者の股との間に余裕がで
きる。
【0026】請求項2〜5によれば、外観性において
は、袖引出し体の足入れ空間側の内側板と前記仕切板と
を同一鉛直線上に配することによって、各引出しを引き
出した際に露出する前記内側板と仕切板が直線上になっ
て外観性の統一が図れ、前記隔離板と仕切板と少なくと
もセンター引出しの収容部の外側面を形成する側面板の
各前端面を同一垂直面上に配し、前記隔離板の足入れ空
間に面する前縁に仕切板寄りの延長部を除き切欠部を形
成し、各引出しを机本体内に格納した状態で、袖引出し
体の袖引出しの前板が前記内側板の前端面を、上段引出
しの前板が前記仕切板の前端面をそれぞれ外被するとと
もに、上段引出しの前板裏面が隔離板と仕切板の前端面
に当接するように設定すれば、袖引出しと上段引出しの
前板の横幅を一致させて外観性の統一を図ることができ
る。また、袖引出しと上段引出しの前板前面には把手を
形成し、袖引出し体の最上段の袖引出しと、上段引出し
の各前板を近接して配することにより、上段引出しと袖
引出し体の外観性における一体感が得られる。一方、引
出し格納時の当たりの構造においては、センター引出し
の前板裏面は、前記仕切板とは関係なく隔離板の延長部
と側面板の前端面に当接するので、何ら特別な当止板等
の部材を仕切板に固定せずに、センター引出しの格納時
の前板当たりを実現でき、しかもセンター引出しの収容
部の空間を狭めることもないのである。また、引出しの
操作性においては、センター引出しの前板下縁には引手
を形成してなることで、隔離板の切欠部との間に指を挿
入してセンター引出しを引き出すことが可能であり、し
かも切欠部を設けたことにより、足入れ空間の前部が高
くなって、使用者の股上の余裕空間が広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るライティングビューローの第1実
施例を示す斜視図である。
【図2】同じくライティングビューローにおける回動天
板と移動体との連動機構を示す分解斜視図である。
【図3】同じく連動機構を示す部分縦断側面図である。
【図4】回動天板を引き出した状態を示す部分縦断側面
図である。
【図5】回動天板と移動体の制動機構を示した机本体の
省略横断平面図である。
【図6】同じく部分縦断正面図である。
【図7】第1実施例のライティングビューローの正面図
である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】図7のB−B線断面図である。
【図10】本発明の要部を示す部分斜視図である。
【図11】第2実施例のライティングビューローの正面
図である。
【図12】図11のC−C線断面図である。
【図13】第3実施例のライティングビューローの正面
図である。
【図14】図13のD−D線断面図である。
【符号の説明】
R1,R2,R3 ライティングビューロー 1 机本体 2 側板 3 袖引出し体 3a,3b,3c 袖引出し 4 回動天板 5 収納棚 6 移動体 6a 移動天板 6b 側面板 7 固定天板 8 蝶番 9 レール 10 転子 11 連結杆 12 引出し 12a 上段引出し 12b センター引出し 13 凹部 14 固定金具 15 回動軸 16 固定金具 17 回動軸 18 支持突部 19 隔離板 20 摺動杆 21 固定具 22 スライド体 23 ステー 24 補強板 25 仕切板 26 操作部 27 枢軸 28 ヒンジ 29 足入れ空間 30 内側板 31 延長部 32 切欠部 33,34,35 前板 36 把手 37 引手 38 外側板 39 キャスター 40 底板 41 延長天板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 63/04 501 A47B 88/00 A47B 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机本体の両側板間に固定した固定天板
    と、その下方に所定間隔を隔てて設けた隔離板との間に
    仕切板を配し、該仕切板の一側部に上段引出しを設ける
    とともに、足入れ空間の上方に位置する他側部にセンタ
    ー引出しを設け、隔離板の足入れ空間に面する前縁に仕
    切板寄りの延長部を除き切欠部を形成し、下縁に引手を
    有するセンター引出しの前板裏面を前記延長部に当止し
    て格納してなることを特徴とするライティングビューロ
    ーの引出し装置。
  2. 【請求項2】 机本体の両側板間に固定した固定天板の
    前端に回動自在に回動天板を取付けるとともに、該固定
    天板の下方に所定間隔を隔てて隔離板を設け、該隔離板
    の下方一側部に袖引出し体を設け且つ他側部を足入れ空
    間となし、前記固定天板と隔離板との間であって仕切板
    で区画された収容部の一側部に上段引出しを設けるとと
    もに、他側部にセンター引出しを設けてなるライティン
    グビューローにおいて、前記袖引出し体の足入れ空間側
    の内側板と前記仕切板とを同一鉛直線上に配するととも
    に、前記隔離板と仕切板と少なくともセンター引出しの
    収容部の外側面を形成する側面板の各前端面を同一垂直
    面上に配し、前記隔離板の足入れ空間に面する前縁に仕
    切板寄りの延長部を除き切欠部を形成し、各引出しを机
    本体内に格納した状態で、袖引出し体の袖引出しの前板
    が前記内側板の前端面を、上段引出しの前板が前記仕切
    板の前端面をそれぞれ外被するとともに、上段引出しの
    前板裏面が隔離板と仕切板の前端面に当接し且つセンタ
    ー引出しの前板裏面が隔離板の延長部と側面板の前端面
    に当接し、袖引出しと上段引出しの前板前面には把手を
    形成し、センター引出しの前板下縁には引手を形成した
    ことを特徴とするライティングビューローの引出し装
    置。
  3. 【請求項3】 前記机本体の両側板間に固定した固定天
    板と隔離板との間に、回動天板の回動動作に連動して前
    後移動可能な箱状の移動体を配設し、該移動体は、移動
    天板の両側端に前記側面板を下設し且つ中間に前記仕切
    板を下設するとともに、側面板と仕切板間にその前端面
    から後退させて補強板を渡設し、両側面板と仕切板で区
    画された収容部にそれぞれ上段引出しとセンター引出し
    を設けたものである請求項2記載のライティングビュー
    ローの引出し装置。
  4. 【請求項4】 前記机本体の両側板間に固定した固定天
    板の下方に、回動天板の回動動作に連動して前後移動可
    能なキャスター付きの移動体を配設し、該移動体は、移
    動天板の一側端に上下長寸の外側板を下設するととも
    に、他側端に上下短寸の前記側面板を下設し、外側板の
    上部と側面板の下端間に前記隔離板を固定するととも
    に、前記移動天板と隔離板との間に前記仕切板を固定
    し、更に隔離板の下方に前記内側板を下設し、外側板と
    内側板間に下面に複数のキャスターを取付けた底板を固
    定し、前記移動天板と隔離板間であって仕切板の両側部
    にそれぞれ上段引出しとセンター引出しを配するととも
    に、前記外側板、内側板、隔離板及び底板で形成された
    空間部に袖引出しを配して袖引出し体を構成してなる請
    求項2記載のライティングビューローの引出し装置。
  5. 【請求項5】 前記机本体の両側板間に固定した固定天
    板の下面に延長して固定した延長天板と、その下方に所
    定間隔を隔てて両側板間に固定した前記隔離板の間に前
    記仕切板を固定し且つ足入れ空間側の側板に前記側面板
    を固定し、前記延長天板と隔離板間であって仕切板の両
    側部にそれぞれ上段引出しとセンター引出しを配すると
    ともに、前記隔離板と該隔離板に下設した前記内側板と
    机本体の一側側板とで形成した空間部に袖引出しを配し
    て袖引出し体を構成してなる請求項2記載のライティン
    グビューローの引出し装置。
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