JP3410268B2 - 扉用錠装置 - Google Patents

扉用錠装置

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JP3410268B2
JP3410268B2 JP31294695A JP31294695A JP3410268B2 JP 3410268 B2 JP3410268 B2 JP 3410268B2 JP 31294695 A JP31294695 A JP 31294695A JP 31294695 A JP31294695 A JP 31294695A JP 3410268 B2 JP3410268 B2 JP 3410268B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉の施錠,解錠を
電気的及び機械的に行う錠装置の構造を簡単にし、コン
パクトにした扉用錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11はロッカ装置の一例を示す正面図
であり、ロッカ装置のロッカ本体Cには左右方向に複数
(図11では2列)配列された格納室が上下方向に複数
段(図11では4段)設けられる。各格納室には扉Dの
左端がヒンジにより枢着され、ロッカ本体Cには各扉D
の右側枠部に設けられた凹部に、扉Dの右端を施錠,解
錠する扉用錠装置Aが嵌着される。
【0003】ロッカ装置は、利用客が所定のコインを投
入したときに扉の施錠,解錠が可能になる機械的な扉用
錠装置と、暗証番号の投入などによって扉の施錠,解錠
が可能になる電気的な扉用錠装置の2種類に大別するこ
とができる。電気的な扉用錠装置には、停電や電気系統
の故障に備えて機械的な非常解錠機構を設ける必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】機械的な非常解錠機構
を設けた場合には、電気的な施錠,解錠機構に機械的な
解錠機構がプラスされるので、扉用錠装置の全体の構造
が複雑になり、機械的な扉用錠装置に比較して大型化す
ことが余儀なくされるが、次のような理由により小型
にする必要があった。 (1) ロッカ装置の格納室を出来るだけ大きくして格納効
率を高めるためには、扉用錠装置をできるだけ小型化す
る必要がある。
【0005】(2) ロッカ装置の主要寸法が規格化されて
いるので、機械的な扉用錠装置と非常解錠機構付きの電
気的な扉用錠装置を同一寸法にして、何れの錠装置をも
取り付けられるようにする必要がある。そのためには、
機械的な扉用錠装置よりも大きい従来の非常解錠機構付
きの電気的な扉用錠装置を小型化しなければならない。
特に、機械的な扉用錠装置を非常解錠機構付きの電気的
な扉用錠装置に交換するような場合には前記小型化が
く望まれる。本発明はかかる課題を解決することを目的
としており、非常解錠機構付きの電気的な扉用錠装置の
構造を簡単にし、機械的な扉用錠装置と同一のサイズに
なるように小型化することができる扉用錠装置を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の扉用錠装置は、錠装置のケース内に枢着さ
ていて施錠角度及び解錠角度において扉の裏面に固着
された係合ロッドに係脱するラッチと、上記ケース内に
枢着され施錠角度位置にある上記ラッチに係合する方
向に付勢される施錠レバーと、制御部からの施錠及び解
信号により作動するソレノイドと、上記ケース
枢着され、上記ソレノイドの解錠方向への作動により上
記施錠レバーを付勢反対方向に押動する駆動レバーと、
上記ケースの前面に鍵孔が開口し、ロータにカムが固着
されているシリンダ錠と、上記ケースに枢着されると共
に上記カムに係合するロックプレートを有する扉用錠装
置であって、 上記駆動レバーにはケース外面より突出す
る被押動突起と上記施錠レバーに係合する駆動突起とが
設けられ、上記ロックプレートには上記被押動突起が挿
入される開口部が形成されると共に該開口部は上記ロー
タが施錠角度にあるときに上記被押動突起の回動を許容
し、上記ロータが解錠角度にあるときに上記被押動突起
を押動するようになっていて、該ロックプレートにより
上記被押動突起押動されると上記駆動レバーが上記施
錠レバーを付勢反対方向に押動するように構成したこと
を特徴とする。
【0007】上記ケース内に、上記施錠レバーが付勢反
対方向に回動したことを検知する解錠確認用センサと、
上記ラッチの施錠角度の回動を検知する施錠確認用セン
を設けるとよい。上記係合ロッドは、上記扉の裏面
にねじ止めされる固定板と、該固定板に固着され上記ラ
ッチに係脱可能なロッド部により構成すれば、取付
け,取り替えに便利である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の具体例につ
いて図面を参照して説明すると、図1は扉用錠装置A1
の分解斜視図、図2は扉用錠装置A1 の正面図、図3は
図2のX矢視図、図4は図2のY矢視図、図5は扉用錠
装置A1 の斜視図である。扉用錠装置A1 のケースは、
外側ケース1と、外側ケース1に固着される前カバー2
と、外側ケース1の内壁面に取り付けられる支持板3
と、支持板3に取り付けられる内部ケース4とによって
構成される(図1参照)。
【0009】外側ケース1は、板材よりコの字形に屈曲
加工され、前壁1aの一端に短い側壁1bが延設され
と共に他端に長い側壁1cが延設される。上記前カバー
2は、板材よりコの字形に屈曲加工され、前カバー2の
内面が上記外側ケース1の前部に固着される。上記前カ
バー2及び外側ケース1には、前面に開口する表示窓5
と円形孔6が設けられ、前面から側面につながる長孔
7が設けられる(図1,図2参照)。
【0010】上記表示窓5の後方には、外側ケース1の
側壁1b,1cから内側に向けて直角に屈曲し、表示ラ
ンプ8の台板8a(図2参照)を支持する支持片9a,
9bが設けられ、上記円形孔6の後方には、コ字形状
に形成された支持片10が上記前壁1aの裏面に取り付
けられ、上記支持片10に設けられた孔に挿入されるシ
リンダ錠11の前面が上記円形孔6から露出する(図
1,図3参照)。
【0011】上記シリンダ錠11は、上記ケース12内
に挿入されるロータ13の前面に鍵孔14が開口し(図
2参照)、上記ケース12の外周面には、前部に周設さ
れる鍔部15と、鍔部15の後方に設けられる雄ねじ
16が設けられ、雄ねじ16に螺合する大ナット1
7と上記鍔部15によって支持片10を挟持することに
より、シリンダ錠11が上記支持片10に固着される
(図3参照)。
【0012】上記ロータ13の後部は非円形軸18に形
成されると共に該非円形軸18に雄ねじが設けられ、非
円形軸18と同形状の孔を有するカム19と歯付き座金
20が非円形軸18に挿通された後に、非円形軸18に
小ナット21を螺合して、カム19をロータ13に固定
する。上記カム19は外周から突出して上記前壁1a
の方向に屈曲するケース固定用突起22と、これと位置
をずらせた外周から突出する係合突起23が設けら
れる(図1,図3参照)。
【0013】上記支持板3は、上下に突出する腕部24
にねじ孔25が設けられ、上記側壁1cに設けられた孔
26に挿入されるねじ27の先端が上記ねじ孔25に
入されて支持板3が側壁1cに取り付けられ(図1,図
3参照)、上記長孔7に重なる位置に凹部28が設け
られている。上記支持板3に孔29,30が設けられ
と共に上方の孔29を中心とした円弧状孔31が設けら
れ、支持板3の表面には、制御部(図示しない)から
の施錠,解錠信号でプランジャ33が作動するラッチ
ングソレノイド32が固着される(図2参照)。
【0014】上記支持板3に取り付けられる内部ケース
4は、図1において裏面側に支持板3が当接する当接面
34と、当接面34の上部及び下部に突出する突起35
が設けられ、当接面34に当接する支持板3の上下端
は突起35によって位置決めされる。上記当接面34に
は、後述する駆動レバー49,施錠レバー55及びラッ
チ60を収容する収容凹部36が形成され、内部ケース
4の側面には、長孔7に重なる位置に凹部37が形成さ
れる(図1参照)。
【0015】上記内部ケース4には、支持板3の孔2
9,30に相対する位置にねじ孔38,39が設けら
れ、ねじ孔38,39には、内部ケース4の裏面
円形の凹部38a,39aが設けられる。上記内部ケー
ス4の表面から上記収容凹部36に貫通する角孔40が
設けられ、角孔40の近傍に解錠確認用センサ41が
取り付けられ(図1参照)ると共 に、上記収容凹部36
施錠確認用センサ42が取り付けられる(図9参
照)。
【0016】上記内部ケース4の裏面の円形の凹部38
aに、筒状の支軸43の一端が挿入され、支軸43の
他端に形成された小径部が支持板3の孔29に嵌入し、
支持板3の裏側から支軸43に挿通されたねじ44がね
じ孔38に螺合する。上記円形の凹部39aに、筒状の
支軸45の一端が挿入され、支軸45の他端に形成さ
れた小径部が支持板3の孔30に嵌入し、支持板3の裏
側から支軸45に挿通されたねじ46がねじ孔38に螺
合する(図1,図7参照)。
【0017】上記ラッチングソレノイド32のプランジ
ャ33の先端にスリット47が設けられ、スリット4
7を貫通するピン48が設けられる(図1参照)。上記
スリット47に挿入される駆動レバー49に孔50が
設けられ、孔50,スペーサ51及びワッシャ67に
上記支軸45が挿入される(図1,図7参照)。上記駆
動レバー49には、上記孔50の右側に位置するように
上記ピン48が挿入される長溝52が設けられ、上記
50の左側に位置するように、一側縁より突出する駆動
突起53が形成され、先端部には側面から突出する被押
動突起54が設けられる(図1参照)。
【0018】下端部が支軸45により枢着される施錠レ
バー55は、左側面から起立する被駆動壁56と上端よ
り屈曲して起立する突起57を有し、被駆動壁56は内
部ケース4を貫通して設けられる孔85から突出する
(図6参照)。上記突起57は上記角孔40を経由して
内部ケース4の表面に突出し、施錠レバー55が回動し
たときに突起57が解錠確認用センサ41の検知レバー
に接離する。上記支軸45に巻回されるばね58は、そ
一端58a施錠レバー55の右側面に係止され、他
端58bが上記駆動レバー49に設けられた小孔59に
係止される(図9参照)。従って、施錠レバー55は図
9において反時計方向に付勢される。
【0019】ラッチ60は、支軸43に挿入される孔
61が形成され、一側縁には外方向に開口する係合孔6
他側縁には、被駆動壁56の上面が係脱する係合
段部63がそれぞれ形成されている上記ラッチ60に
設けられた小孔64にばね65の一端65aを係止し、
ばね65の他端65bを上記支持板3に設けられた小孔
66に係止する(図9参照)。従って、上記ラッチ60
は、係合孔62が閉鎖される施錠位置(図9参照)及び
係合溝62が凹部28に開口する解錠位置(図10参
照)の方向に付勢される。
【0020】上記側壁1cの下端に、側壁1cから直角
に屈曲し、先端部が更に内側に直角に屈曲する摺動壁6
8が設けられ、摺動壁68に設けられた2個のねじ孔
69,70の間に小孔71が設けられる。上記摺動壁6
8の上面に当接するロックプレート72には、一端側に
位置していて上記ねじ孔69重なる孔73と、上記
孔71に重なる円弧状孔74と、ねじ孔70に重なる円
弧状孔75それぞれ設けられる(図1参照)。
【0021】上記ロックプレート72の孔73に筒状の
間隔片76の下端部が挿入され、筒状の間隔片76及
びワッシャ77に挿通されたねじ78の先端が、上記摺
動壁68のねじ孔69に螺合する。上記筒状の間隔片7
6に巻回されたばね79はその一端79aが上記ロック
プレート72の小孔80に係止され、他端79bが円弧
状孔74を通過して上記小孔71に係止される(図1,
図3参照)。
【0022】ねじ82はワッシャ81及び円弧状孔75
に挿通されて上記摺動壁68のねじ孔70に螺入され
。従って、上記ロックプレート72は間隔片76を支
点として回動可能であり、図3において時計方向に付勢
される。上記ロックプレート72には、上記カム19の
係合突起23が係入する長溝83と、上記駆動レバー4
9の被押動突起54が挿入される開口部84が設けら
れる。上記開口部84は、上記ロックプレート72が図
3に示す反時計方向に回動した位置にあるときに、被押
動突起54の回動を許容する大きさを有する。
【0023】扉Dの裏面に取り付けられる係合ロッドR
は、一端に起立壁86aが設けられ固定板86と、棒
材から屈曲加工され両端面が起立壁86aと固定板
86にねじ止めされるロッド部87とによって構成さ
れ、固定板86に2個の孔88が設けられる(図8参
照)。上記扉Dの表面に取り付けらる把手89には、
扉Dの表面に当接する固定面89aと2個の脚部89b
が設けられ、脚部89bの先端面にねじ孔が設けられ
る。
【0024】そして、上記扉Dの裏側から固定板86の
孔88に挿通されるねじ90が扉Dを貫通して把手89
の脚部89bのねじ孔に螺合し、把手89及び係合ロ
ッドRが上記扉Dの表面及び裏面に固着される。図3に
示す符号91は、表示ランプ8、センサ41,42及び
ソレノイド32に接続されるワイヤーハーネスである。
【0025】図11は、冷蔵ロッカ装置に取り付けられ
た扉用錠装置A1 の正面図であり、冷蔵ロッカ装置の扉
Dの中央には、外部から格納物品を透視することができ
るようにガラス窓Wが設けられ、扉Dの表面の右端部に
把手89が、扉Dの裏面に係合ロッドRがそれぞれ
固着されている。次に、扉用錠装置A1 の作用を施錠状
態,電気的解錠,非常解錠操作の順に図2,図3,図9
及び図10を参照しながら説明する。
【0026】非常解錠を行わない通常状態では、シリン
ダ錠11のロータ13が図2において時計方向に回動し
た施錠状態にあり、カム19のケース固定用突起22が
前カバー2の下端より突出してロッカー装置のケイシン
グの裏面に係合し(図2参照)、カム19の係合突起2
3に係合するロックプレート72は、図3に示すよう
に、反時計方向に回動した施錠位置にある。
【0027】扉用錠装置A1 が施錠状態にあるときに
は、ソレノイド32のプランジャ33は没入方向の移動
端にあり、プランジャ33に係合する駆動レバー49
は、支軸45を支点としてハンドル時計方向に回動し、
被押動突起54はロックプレート72の開口部84の中
の下側に位置している(図9参照)。施錠レバー55の
突起57は解錠確認用センサ41から離隔し、被駆動壁
56の上端が、ラッチ60の係合段部63に係合してい
る。
【0028】ラッチ60は図9に示す施錠角度にあり、
係合ロッドRはラッチ60の係合溝に拘束され、開扉方
向である左方向に移動することができないので、ロッカ
扉Dは開放不能である。施錠確認センサ42は、ラッチ
60検知レバー押され、各ロッカを集中制御する制
御部(図示しない)には施錠中であることが記憶され、
表示ランプ8の点灯により外部に施錠中であることを表
示している。
【0029】ロッカ利用者が扉用錠装置A1 を解錠する
には、ロッカ番号と暗証番号を投入し、制御部から発せ
られた解錠信号によりソレノイド32が作動し、プラン
ジャ33が突出するので、駆動レバー49が支軸45を
支点として時計方向に回動する(図10参照)。駆動レ
バー49の突起57が解錠確認用センサ41の検知レバ
ーを押動し、制御部に解錠信号が発せられる。
【0030】駆動レバー49の被押動突起54は開口部
84内を上方に移動する(図10参照)。駆動レバー4
9の駆動突起53に押された施錠レバー55が同方向に
回動し、駆動レバー49の被駆動壁56とラッチ60の
係合段部63との係合が解除されるのでラッチ60が回
動可能になる。従って、扉Dを開くと、係合ロッドRが
左方向に移動し、ラッチ60が図10に示す解錠角度と
なり、施錠確認用センサ42の検知レバーから離れ、制
御部に解錠確認信号が発せられる。
【0031】扉Dを開いた後に閉扉すると、係合ロッド
Rが右方向に移動してラッチ60の係合孔62を押すの
で、ラッチ60が図9に示す施錠角度となり、施錠確認
用センサ42の検知レバーを押動すると共に、ラッチ6
0の係合段部63が施錠レバー55に係合し、施錠状態
に復帰する。
【0032】停電或いは何らかの電気系統の故障により
解錠不能となったときには、管理者の所有するキーを鍵
孔14に挿入して非常解錠を行う。キーを解錠方向(図
2において反時計方向)に約90度回動すると、カム1
9の係合突起23がロックプレート72の長孔83を上
方に押動し、ロックプレート72がねじ78を支点とし
て図3において時計方向に回動し、開口部84の下端が
被押動突起54を上方に押動する。
【0033】被押動突起54を上方に押動された駆動レ
バー49が時計方向に回動し、駆動レバー49の駆動突
起53に押された施錠レバー55が同方向に回動し、図
10と同様にラッチ60と施錠レバー55の係合が解除
され、ラッチ60が回動可能になり非常解錠される。シ
リンダ錠11で非常解錠した後は、再びシリンダ錠11
を施錠状態に戻しておく。
【0034】以上述べたように、非常解錠機構は、前壁
1aの裏側に固着したシリンダ錠11と、シリンダ錠
11に取り付けらるカム19と、外側ケース1の摺動壁
68に枢着され、上記カム19の係合突起23に係合す
る長孔83及び駆動レバー49の被押動突起54が挿入
される開口部84を有するロックプレート72との3部
品によって構成され、扉用錠装置A1 内にコンパクトに
収容されるので、扉用錠装置A1 全体の大きさを小型化
することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下のような効果を奏する。 (1) 非常解錠機構の構成部品は、部品数が少なく、且
つ、電気的な扉用錠装置の中のスペース内にコンパクト
に収納されるので、非常解錠機構付の電気的な扉錠装置
を機械的な扉用錠装置と同様な寸法まで小型化すること
ができた。従って、寸法が規格化されたロッカー装置に
非常解錠機構付の電気的な扉錠装置と機械的な扉用錠装
置とを選択して取り付けることが可能になった。特に、
機械的な扉用錠装置を装備した既設のロッカー装置に非
常解錠機構付きの電気的な扉用錠装置を取り付けかえる
ことができる利点がある。
【0036】(2) 把手と係合ロッドは扉の裏側から同時
にねじ止めされるので、把手と係合ロッドの取り付け構
造が簡単である。特に、既設のロッカー装置の扉用錠装
置を本発明の扉用錠装置に取り替える工事を行うときに
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉用錠装置の分解斜視図である。
【図2】扉用錠装置の正面図である。
【図3】図2のX矢視図である。
【図4】図2のY矢視図である。
【図5】扉用錠装置の斜視図である。
【図6】ケースを取り外した状態の扉用錠装置の正面図
である。
【図7】支軸の周辺の断面図である。
【図8】把手及び係合ロッドの斜視図である。
【図9】扉用錠装置の施錠状態の説明図である。
【図10】扉用錠装置の解錠状態の説明図である。
【図11】ロッカー装置の正面図である。
【符号の説明】
A,A1 扉用錠装置 C ロッカ本体 D 扉 R 係合ロッド 1 外側ケース 3 支持板 4 内部ケース 11 シリンダ錠 13 ロータ 14 鍵孔 19 カム 23 係合突起 32 ソレノイド 33 プランジャ 41 解錠確認用センサ 42 施錠確認用センサ 43,45 支軸 49 駆動レバー 53 駆動突起 54 被押動突起 55 施錠レバー 56 被駆動壁 57 突起 60 ラッチ 62 係合孔 63 係合段部 72 ロックプレート 83 長孔 84 開口部 86 固定板 87 ロッド部 89 把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−182586(JP,A) 特開 平9−78915(JP,A) 特開 平7−237145(JP,A) 実開 平2−113672(JP,U) 実開 平6−18579(JP,U) 実開 昭57−4561(JP,U) 実開 平6−78552(JP,U) 実開 平2−40875(JP,U) 実開 昭54−55393(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 47/00 - 47/06 E05B 65/00 - 65/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠装置のケース内に枢着されていて施錠
    角度及び解錠角度において扉の裏面に固着された係合ロ
    ッドに係脱するラッチと、上記ケース内に枢着され
    錠角度位置にある上記ラッチに係合する方向に付勢され
    る施錠レバーと、制御部からの施錠及び解錠信号によ
    り作動するソレノイドと、上記ケースに枢着され、上
    記ソレノイドの解錠方向への作動により上記施錠レバー
    を付勢反対方向に押動する駆動レバーと、上記ケースの
    前面に鍵孔が開口し、ロータにカムが固着されているシ
    リンダ錠と、上記ケースに枢着されると共に上記カムに
    係合するロックプレートを有する扉用錠装置であって、 上記駆動レバーにはケース外面より突出する被押動突起
    と上記施錠レバーに係合する駆動突起とが設けられ、上
    記ロックプレートには上記被押動突起が挿入される開口
    部が形成されると共に該開口部は上記ロータが施錠角度
    にあるときに上記被押動突起の回動を許容し、上記ロー
    タが解錠角度にあるときに上記被押動突起を押動するよ
    うになっていて、 該ロックプレートにより上記被押動突
    押動されると上記駆動レバーが上記施錠レバーを付
    勢反対方向に押動するように構成したことを特徴とする
    扉用錠装置。
  2. 【請求項2】 上記ケース内に、上記施錠レバーが付勢
    反対方向に回動したことを検知する解錠確認用センサ
    と、上記ラッチの施錠角度の回動を検知する施錠確認用
    センサが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の扉用錠装置。
  3. 【請求項3】 上記係合ロッドは、上記扉の裏面にねじ
    止めされる固定板と、該固定板に固着され、上記ラッチ
    に係脱可能なロッド部により構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の扉用錠装置。
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