JP3409971B2 - キチン不織布の製造方法 - Google Patents

キチン不織布の製造方法

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信行 谷本
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キチン不織布から
なる創傷保護材およびその製造方法に関するものであ
り、さらに詳しくは、ムラがなく良好な外観を示し、ま
た、創傷部に対する障害がきわめて少なく良好な治療過
程を示すキチン不織布からなる創傷保護材およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紡糸を行う際、種々の目的で、種々の工
程において油剤が使用されている。例えば、溶融紡糸法
では、原料チップ溶融、紡糸、冷却、延伸、捲縮、切
断、紡績、織編、染色等の工程を行うが、これらの工程
のうち、目的に応じて、必要な工程で油剤が使用されて
いる。使用される油剤は、通常、平滑剤、乳化剤、帯電
防止剤、集束助剤等を組み合わせた水性エマルジョンで
あり、水系、非水系のいずれにおいても使用されてい
る。また、油剤は組成的には、動物性油脂、ロウ、それ
らの成分、鉱物油、界面活性剤等、きわめて多くの種類
の化合物の混合物である。さらに、油剤を工程別にみる
と、紡糸油剤の他に紡績油剤、編織油剤、糊付油剤、各
種精錬時の洗浄剤、均染剤等の染色助剤、あるいは柔軟
剤、撥水剤、帯電防止剤等の仕上油剤等があり、目的に
応じて、種々の化合物を種々の割合で混合して使用して
いる。油剤を糸に付着する手段としては、回転ローラ表
面に油剤をピックアップし、その面に糸を接触させて付
着する方法やガイドに油剤供給口を設け糸条接触点に供
給して付着する方法がある。
【0003】また、キチンの綿状物やスパンレース不織
布の製造工程では、湿式紡糸法等により得られたキチン
繊維をカード機で解繊することにより、ウェブを得るこ
とができる。ウェブは繊維の方向がある程度そろった繊
維塊のシート状であるが、これを機械的な処理により構
成繊維を結合させて布状とすることにより不織布に加工
することができる。例えば、ウェブにニードルパンチや
ウォータージェット処理をおこない、繊維を交絡させれ
ば、綿状物やスパンレース不織布に加工することができ
る。ウェブや不織布等を得るこれらの各工程では、繊維
の滑りをよくするため、繊維に油剤を付着させている。
【0004】上記工程において油剤を用いない場合、キ
チン繊維はヤング率が高く、曲げに対する抵抗力が低く
なり、その結果、繊維の切断が起こる。また、繊維表面
の平滑性が低下し、繊維間の滑り抵抗力が増大するの
で、繊維の分散性が不良になり、得られたウェブや不織
布等にムラができたり、創腔部の充填や凹凸のある創面
の保護に不可欠な嵩高性が不足したりする。また、メラ
ミンホルマリン樹脂等の界面活性剤や帯電防止剤を用い
ると、繊維の分散性が向上し、ムラがなく嵩高の不織布
等を製造することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
油剤が製品中に残存していると、創傷保護材として創面
に用いた場合、創部に対して刺激となり、炎症の発生や
治癒の遅延の原因となることがある。衣類等に油剤が残
留している場合は、洗浄して除去することができるが、
医用材料として用いるキチン不織布等は、製造後、密封
して保存し、使用直前に開封されるものであり、また、
構造が繊維の集合体であるので、洗浄することは不可能
である。
【0006】本発明は、ムラがなく、嵩高で、創傷部に
対する障害がきわめて少なく良好な治療過程を示すキチ
ン不織布からなる創傷保護材およびその製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、油剤と
して特定成分からなる軟膏を付与したキチン繊維を用い
て製造したキチン不織布からなる創傷保護材が上記性能
を有することを見出し、本発明に到達した。すなわち、
本発明は、油剤を付与したキチン繊維から不織布を製造
する方法において、油剤として白色ワセリン25%、ス
テアリルアルコール22%、プロピレングリコール12
%、ラウリル硫酸ナトリウム1.5%を精製水に含有す
るものからなる軟膏を用いることを特徴とするキチン不
織布からなる創傷保護材の製造方法を要旨とするもので
あり、また、本発明はキチン不織布からなる創傷保護材
であって、キチン不織布を構成するキチン繊維に、白色
ワセリン25%、ステアリルアルコール22%、プロピ
レングリコール12%、ラウリル硫酸ナトリウム1.5
%を精製水に含有するものからなる軟膏が乾燥重量比で
0.001〜1%付与されていることを特徴とする創傷
保護材を要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で油剤として用いる軟膏基剤成分は、白色ワセリ
ン25%、ステアリルアルコール22%、プロピレング
リコール12%、ラウリル硫酸ナトリウム1.5%を精
製水に含有するものからなるものである。
【0009】本発明に用いるキチン繊維の原料となるキ
チンとは、甲殻類又は甲虫類等の外骨格、イカの甲、あ
るいはカビ・キノコ等菌類の細胞壁を塩酸並びに苛性ソ
ーダ等で処理することにより脱石灰、脱蛋白等されて得
られるポリ−N−アセチル−D−グルコサミン又はその
誘導体をいう。誘導体としては、脱アセチル化キチン又
はキトサン、及びキチン、脱アセチル化キチン又はキト
サンのエーテル化物、エステル化物、カルボキシメチル
化物、ヒドロキシエチル化物、O−エチル化物等が挙げ
られる。
【0010】キチンの脱アセチル化はキチンをアルカリ
処理するという周知の方法により行うことができる。こ
の際、使用するアルカリ濃度、処理温度、処理時間等を
適宜変えることにより脱アセチル化度を容易に調整する
ことが可能である。
【0011】本発明のキチン不織布の製造に用いるキチ
ン繊維は、市販品でも、公知の方法により得られたもの
でも、いかなるものでもよい。公知の方法によりキチン
繊維を製造する方法としては、例えば、湿式紡糸法等が
挙げられる。湿式紡糸法としては、例えば、キチンを溶
媒に溶かしてキチンドープを作製して、ステンレスネッ
ト等のフィルターで濾過して未溶解分や異物を除去した
後、ギヤーポンプ等で輸送・計量し、ノズルから水・ア
ルコール類・ケトン類等の凝固液中に押し出して凝固さ
せ、凝固物を回転ローラー等にて一定速度で引き取り、
繊維を形成する方法等が挙げられる。
【0012】キチンドープを作製する際の溶媒として
は、天然物を精製したままのキチン、及び脱アセチル化
度の比較的低いキチンについてはハロゲン化炭化水素と
トリクロル酢酸の混合物、N−メチルピロリドン、又は
ジメチルアセトアミドと塩化リチウムの混合物が好まし
く使用され、脱アセチル化度の高いキチン及びキトサン
に対しては、酢酸等の酸溶液が好ましく用いられる。
【0013】本発明のキチン不織布は、公知の方法によ
り、キチン繊維から製造することができる。例えば、キ
チン繊維を湿式紡糸等により紡糸後、凝固浴に浸漬して
凝固させ、その後、洗浄、乾燥、切断、解繊、交絡とい
う工程を経ることによりキチン不織布を製造することが
できる。本発明では、上記工程の適当な時期に、キチン
繊維に軟膏基剤成分を付与すればよい。例えば、長繊維
のままで凝固液を洗浄する操作の前、洗浄後の乾燥前、
短繊維に切断した後等に軟膏基剤成分を付与すればよ
い。
【0014】キチン繊維に軟膏基剤成分を付与する方法
としては、例えば、軟膏基剤成分を溶解又は分散した液
の中にキチン繊維を浸漬した後、このキチン繊維を乾燥
させればよい。また、キチン繊維を湿式紡糸する場合、
あらかじめ凝固液中に軟膏基剤成分を溶解又は分散させ
ておけば、湿式紡糸により軟膏基剤成分を付与したキチ
ン繊維を得ることができる。
【0015】軟膏基剤成分を溶解又は分散する液として
、種々の温度の精製水を用いればよい。
【0016】キチン繊維に軟膏基剤成分を付与する際、
溶液、分散液又は凝固液中の軟膏基剤成分の配合量は、
回転ローラー等の引き取り速度や繊維径により適宜調整
すればよい。
【0017】キチン繊維へ付与する軟膏基剤成分の量
は、適宜調整すればよいが、軟膏基剤成分を付与したキ
チン繊維の乾燥重量比で 0.001〜1%が好ましく、さら
に好ましくは0.01〜 0.1%である。乾燥重量比で1%を
越えるとキチンの吸液性が低下し、創傷治癒効果が減退
することがある。また、乾燥重量比で 0.001%未満では
不織布の成形工程時の潤滑性が不足し、不織布の成形工
程に障害を与え、成形不良及びムラが発生することがあ
る。
【0018】本発明に用いる軟膏基剤成分は、除去が容
易であり、刺激も少なく、吸収性がほとんどなく、皮膚
の被覆保護作用を有し、本来皮膚に適用されるものであ
り、安全性の高い物質であり、また、本発明の方法で得
られたキチン不織布の軟膏基剤成分の含有量は微量であ
る。したがって、本発明の方法で得られたキチン不織布
は、創傷保護材等の生体に適用される医用材料として有
効に利用することができる。
【0019】
【実施例】
【0020】次に、本発明を実施例によって具体的に説
明する。
【0021】実施例1、比較例1 キチンの粉末を100 メッシュに粉砕し、1N−HCl にて4
℃で1時間処理し、さらに3%NaOH水溶液中で3時間、
90℃で加熱処理し、再度キチンの粉末中に含まれるカル
シウム分及びタンパク質を除去した後、水洗を繰り返し
乾燥した。得られたキチンを、塩化リチウム8重量%の
ジメチルアセトアミド溶液に、0.2 重量%となるように
溶解し、この溶液の30℃における粘度を測定(回転粘度
計,トキメック社 Viscometer B8L 型による測定)した
ところ 265センチポイズであった。このキチンを、塩化
リチウム7重量%のジメチルアセトアミド溶液に、7重
量%となるように溶解して、キチンドープを得た。得ら
れたドープは、1480メッシュの金網で濾過し、放置脱泡
のうえ、タンクに入れ加圧下でギヤーポンプにて輸送
し、口径0.06mm、200 ホールのノズルより吐出量 2.2g/
min の割合で、60℃のブタノール中に押し出して凝固
し、10m/min の速度でローラーに引き取った。得られた
糸条を水で十分に洗浄した後、乾燥して、単糸デニール
0.98d、強度3.1g/dのキチン繊維を得た。
【0022】得られたキチン繊維を35mmにカットして、
短繊維を得た。次に、白色ワセリンを25%、ステアリル
アルコールを22%、プロピレングリコールを12%、ラウ
リル硫酸ナトリウムを 1.5%、精製水を39.5%含む軟膏
を作製した。得られた短繊維を、油剤の含有量が、最終
的に得られる不織布の乾燥重量比で0.01%になるよう
に、上記軟膏を分散させた洗浄浴に浸漬した後、十分に
乾燥させ、カード機(大和機工(株)製、SC-360)にて
解繊し、ウェブを得た。得られたウェブをニードルパン
チにより綿状の不織布に加工し、直径80cmのドラムに巻
き取った。得られた不織布の目付は24.3g/m2であった
(実施例1)。
【0023】比較のため、上記軟膏の代わりにポリエチ
レングリコールポリアミンを溶解した水浴に浸漬したキ
チン短繊維より綿状の不織布を作製した(比較例1)。
【0024】得られた不織布の性能を以下の方法により
評価した。家兎5羽(平均体重1.66kg)の背部の皮膚を
電動式ダーマトームにより厚さ10/1000で剥皮し、剥削
創を作製した。創面に実施例1及び比較例1のキチン不
織布を貼付し、治癒過程の観察を行なった。結果を表1
に示した。
【0025】
【表1】
【0026】実施例1のキチン不織布を貼付した部分は
副作用もなく良好な治癒過程を示したのに対し、比較例
1のキチン不織布を貼付した部分は5例とも炎症がみら
れた。また、表1のごとく、平均治癒日数は実施例1で
7.8日、比較例1で10.8日であった。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の効果】本発明の方法によれば、ムラがなく、嵩
高で、良好な外観を示し、かつ創傷部に用いた場合、創
傷部に対する障害がきわめて少なく良好な治癒過程を示
すキチン不織布を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴谷 良一 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ 株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 平7−102458(JP,A) 特開 平1−223969(JP,A) 特開 昭64−11557(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 15/00 - 33/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油剤を付与したキチン繊維から不織布を
    製造する方法において、油剤として白色ワセリン25
    %、ステアリルアルコール22%、プロピレングリコー
    ル12%、ラウリル硫酸ナトリウム1.5%を精製水に
    含有するものからなる軟膏を用いることを特徴とするキ
    チン不織布からなる創傷保護材の製造方法。
  2. 【請求項2】 キチン不織布からなる創傷保護材であっ
    て、キチン不織布を構成するキチン繊維に、白色ワセリ
    ン25%、ステアリルアルコール22%、プロピレング
    リコール12%、ラウリル硫酸ナトリウム1.5%を精
    製水に含有するものからなる軟膏が乾燥重量比で0.0
    01〜1%付与されていることを特徴とする創傷保護
    材。
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