JP3409697B2 - クリップ - Google Patents

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JP3409697B2 JP15819298A JP15819298A JP3409697B2 JP 3409697 B2 JP3409697 B2 JP 3409697B2 JP 15819298 A JP15819298 A JP 15819298A JP 15819298 A JP15819298 A JP 15819298A JP 3409697 B2 JP3409697 B2 JP 3409697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氏名やメモ等を表
示する見出し部を有し、壁等の起立面に係止して使用さ
れるクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】書類やメモ用紙等の紙片を挾持した状態
で壁等の起立面に係止して使用するクリップがある。こ
のものは、通常、起立面に係止される基板と、前記基板
に対して回動可能に設けられた押さえ板と、前記押さえ
板の先端部を前記基板に対して付勢する弾性体とを具備
してなるものである。そして、この種のクリップの中に
は、前記押さえ板にメモや名前等の見出しを表示する見
出し部を設けているものがある。
【0003】従来、この見出し部として、押さえ板の裏
面に上方が開放した凹溝を設け、その凹溝に上方からメ
モや名前等を記載した見出し用紙片及びスライド蓋をス
ライドさせ保持するようにしているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに凹溝及びスライド蓋が押さえ板の裏面に設けてある
と、スライド蓋や見出し用紙片の装脱作業を押さえ板と
基板間で上下方向にスライドさせて行わねばならないた
め装脱作業が非常に行いづらいものである。しかも、押
さえ板と基板間に指を挿入してスライド蓋の装脱作業を
行わねばならないため、押さえ板と基板間に指を挿入で
きるだけの隙間が必要となり、クリップ全体が厚みをお
びるという不具合がある。また、押さえ板と基板間に設
けられた弾性体や軸との干渉を避けるためにスライド蓋
や凹溝の構造が制約を受ける可能性もある。
【0005】さらに、使用者は押さえ板を通して見出し
用紙片を目視するため、少なくとも押さえ板の材質を見
出し用紙片を視認できるものにせねばならず、押さえ板
として使用できる材質が限定される。その上、このもの
は前述したようにスライド蓋や見出し用紙片の装脱作業
が行いにくいため、装脱作業を行う際には、押さえ板の
表面を親指で押さえて補助した状態で中指等でスライド
蓋や紙片を上下方向に滑らせることになり、押さえ板の
表面に指紋や汚れが付着して曇りがちになり、見出し用
紙片が見えにくくなる等の不具合がある。
【0006】一方、上記構成のクリップの他に、見出し
部を押さえ板の表面上部に設けスライド蓋を横方向にス
ライドさせるようにしているものもある。しかしなが
ら、従来のものは、凹溝の両側縁が開放しており、見出
し用紙片の位置決めやスライド蓋の係止が行いにくいと
いう不具合がある。また、押さえ板と基板間に紙片を挾
持する際、通常はクリップの上部近傍を把持して押さえ
板を回動するが、見出し部を両側縁に亘って表面側に設
けたものであると、どうしてもスライド蓋上を把持して
しまうこととなり、スライド蓋が曇りやすくなる。これ
を回避するために、見出し部をより下方に位置すること
も考えられるが、クリップを起立面に係止した際、見出
し部を正面視しにくくなるという不具合を生じる。
【0007】本発明は、上記不具合をことごとく解消す
るクリップに関するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した不具合を解消す
るために、本発明のクリップは、押さえ板に、漸次基板
に対する傾斜角度が小さくなる起立部と、前記起立部の
表面に設けられ見出し用紙片を保持する見出し部とを設
け、この見出し部を、一側縁側が開放し他側縁側が閉止
してなる凹溝と、前記凹溝の一側縁側から挿入されるス
ライド蓋とを備えてなるものにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、壁等の起立
面に係止される基板と、前記基板に対して回動可能に設
けられた押さえ板と、前記押さえ板の先端部を前記基板
に対して付勢する弾性体とを具備してなるものにおい
て、前記押さえ板が、漸次基板に対する傾斜角度が小さ
くなり、かつ前記起立面に係止した使用位置において略
鉛直方向に起立する起立部を形成するものであり、当該
起立部に、把持部と、起立部の表面に見出し用紙片を保
持する見出し部とを設け、この見出し部が、一側縁側が
開放し他側縁側が閉止してなる凹溝と、前記凹溝の一側
縁側から挿入されるスライド蓋とを具備してなる。
【0010】このような構成のものであると、見出し部
が押さえ板の表面に形成される上に、スライド蓋を押さ
え板の一側縁側から横滑りさせてスライドすることがで
きるのでスライド蓋や見出し用紙片の装脱作業を極めて
容易に行うことができる。その上、従来品と異なり、押
さえ板と基板間に指を挿入するための隙間が不要となる
ため、クリップ全体の厚みを抑えて薄型化を図ることが
できる。しかも、凹溝の他側縁が閉止しているので、見
出し用紙片やスライド蓋の位置決めが行い易いだけでな
く、押さえ板の他側縁側に把持部を設けるという構成を
実現することができ、紙片の挾持時にスライド蓋上を把
持することが避けられる。したがって、スライド蓋の上
面が曇ることを防止し、常に見出し部を見易い状態とす
ることができる。さらに、少なくともスライド蓋だけを
見出し用紙片を視認できる透明状のものにすればよいの
で、押さえ板の材質の選択の幅が広がる。
【0011】その上、見出し部が漸次基板に対する傾斜
角度が小さくなる起立部に設けられているため、起立面
にクリップを係止して正面視する際、見出し部が起立面
と略平行な位置、すなわち、使用者の視線に対して見出
し部が略鉛直な状態となる。そのため、使用位置におい
て見出し部が非常に見易いものとなる。このマグネット
を起立面に係止する一実施の形態としては、基板が、裏
面にマグネットを有したものであり、このマグネットの
磁力を利用して起立面に係止されるものが挙げられる。
【0012】紙片を基板と押さえ板間に挾持する際に、
見出し部の表面を把持することを防止するには、押さえ
板が、起立部の一側縁側に見出し部を、他側縁側に把持
部を有してなることが望ましい。紙片を基板と押さえ板
間に挾持する際に、滑り止めの機能を有するだけでなく
見出し部に使用者の視線を向かわせるようにするには、
把持部が、前記見出し部の他側縁の形状に沿って一定の
間隔で波紋状に広がる複数のリブを有してなることが望
ましい。
【0013】また、スライド蓋の好適な実施の形態とし
ては、スライド蓋の表面を押さえ板の表面よりも突出し
てなるものが挙げられる。このような構成のものである
と、凹溝を開放する方向にスライド蓋をスライドする時
には、スライド蓋と押さえ板間に生じる段差を指で押し
てスライドするようにすれば、スライド蓋の表面に極力
触れずにスライドすることができ、スライド蓋の上面が
曇ることを防止して、見出し部を常に見易い状態に保持
することができる。
【0014】スライド蓋の係止状態を確実なものとする
には、凹溝が、一側縁側に係合孔を有し、スライド蓋
が、前記係合孔と凹凸係合する突部を有してなることが
望ましい。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。なお、図2〜図6は、本発明のクリップ
Aを、基板1を水平に配置した状態で示す図である。こ
のクリップAは、図1に示すように、書類やスケジュー
ル表等の紙片Sを挾持した状態でロッカーやホワイトボ
ードW等のスチール製品の起立面Kに係止して使用され
るもので、図2〜図4に示すように、透明状の基板1
と、前記基板1に対して回動可能に設けられた透明状の
押さえ板2と、前記押さえ板2の先端部2aを前記基板
1の先端部1aに対して付勢する弾性体たるねじりコイ
ルバネ3とを具備してなるものである。
【0016】基板1は、図4及び図5に示すように、裏
面1bに形成した矩形状の凹部4にマグネット5を収容
してネジ6で止着してなり、このマグネット5の磁力を
利用して起立面Kに係止されるものである。そして、こ
の基板1は、表面1c側の左右両側縁近傍から一対の突
片8を突設してなり、この突片8に穿設された挿通孔8
a間に軸7を架設している。
【0017】押さえ板2は、図2〜図4及び図6に示す
ように、裏面2bから一対の突片9を突設し、該突片9
に形成した孔9aに前記軸7を挿通することにより前記
基板1に対して回動可能に設けられている。この軸7に
は、一端3aを基板1の表面1cに、他端3bを押さえ
板2の裏面2bに当接してなるねじりコイルバネ3が巻
回してあり、このねじりコイルバネ3の弾性付勢力を利
用して押さえ板2の先端部2aを基板1の先端部1aに
対して圧接している。さらに、この押さえ板2は、基板
1に対する傾斜角度が小さくなり図1及び図7に示すよ
うな使用位置において略鉛直方向に起立する起立部11
と、押さえ板2の表面2cで前記起立部11の左側縁1
1a側に設けられ見出し用紙片12を保持する見出し部
15と、右側縁11bに設けられた把持部17とを具備
してなる。
【0018】見出し部15は、図6に示すように、凹溝
13と、前記凹溝13に挿入されるスライド蓋14とを
具備してなる。凹溝13は、左側縁13a側が開放し、
平面視半円弧状の右側縁13b側が閉止してなるもので
あり、左側縁13a側の開放端に略鍵穴状の係合孔13
cを有している。
【0019】スライド蓋14は、見出し用紙片12を外
部から視認できる透明状のものであり、前記凹溝13と
略対応した形状を有し、該凹溝13の左側縁13a側か
ら挿入して蓋着されるものである。このスライド蓋14
は、左側縁14a側に、前記係合孔13cと凹凸係合す
る突部14cを突設してなり、スライド蓋14の右側縁
14bが凹溝13の右側縁13bに当接した位置で突部
14cが係合孔13cと凹凸係合し、スライド蓋14が
係止する構成となっている。また、スライド蓋14は、
左側縁14a近傍の表面14dに溝14eを有してなる
とともに、図4に示すように、表面14dが押さえ板2
の表面2cよりも湾曲して突出するように構成され、左
方向にスライドさせる際には、前記溝14e上に指を乗
せるか、若しくは、右側縁14bの表面14dと押さえ
板2の表面2c間に生じる段差を指で押すようにすれ
ば、スライド蓋14の表面14dに極力指を触れること
なくスライドさせることができる。
【0020】把持部17は、スライド蓋14の右側縁1
4bの形状に沿って一定の間隔で波紋状に広がる部分円
弧状の複数のリブ16を備えてなる。このリブ16は、
紙片Sを把持する際に滑り止めとなるだけでなく、使用
者がクリップAを見た時に、同心円の中心にある見出し
部15に視線を向かわせ、見出し部15に視線を集中さ
せるという機能を有する。
【0021】このような構成のものであると、見出し部
15が押さえ板2の表面2cに形成されている上に、ス
ライド蓋14や見出し用紙片12を押さえ板2の左側縁
13a側から横滑りさせてスライドすることができるの
でスライド蓋14や見出し用紙片12の装脱作業を極め
て容易に行うことができる。その上、従来品と異なり、
押さえ板2と基板1間に指を挿入するための隙間が不要
となるため、クリップA全体の薄型化を図ることができ
る。しかも、凹溝13の右側縁13bが閉止しているの
で、見出し用紙片12やスライド蓋14の位置決めが行
い易いだけでなく、起立部11の左側縁11a側にスラ
イド蓋14を、右側縁側11bに把持部17を形成する
ことができる。したがって、基板1と押さえ板2間に紙
片Sを挾持する際にスライド蓋14上を把持することが
避けられ、スライド蓋14の表面14dが曇ることを防
止して、常に見出し部15を見易い状態にすることがで
きる。
【0022】しかも、見出し部15が基板1に対する傾
斜角度が小さくなる起立部11に設けられているため、
図7に示すように、起立面KにクリップAを係止した時
に、見出し部15が起立面Kと略平行な位置、すなわ
ち、使用者の視線Sに対して見出し部15が略鉛直状態
となる。そのため、使用位置において見出し部15が非
常に見易いものとなる。その上、把持部17も起立部1
1に設けられているので、一定の角度で傾斜しているも
のにくらべて把持部17の基板1と押さえ板2間の離間
距離が小さくなり把持しやすいという利点がある。
【0023】基板1が、裏面1bにマグネット5を有し
ているので、スチール製品の起立面にクリップを係止す
る場合に、特に好適に対応することができる。押さえ板
2が、起立部11の左側縁11a側に見出し部15を、
右側縁11b側に把持部17を有してなるので、紙片S
を基板1と押さえ板2間に挾持する際に、スライド蓋1
4の表面14dを把持することを防止して、見出し部1
5を常に見易い状態に保つことができる。
【0024】把持部17が、前記スライド蓋14の右側
縁14bの形状に沿って一定の間隔で波紋状に広がる複
数のリブ16を有しているので、紙片Sを基板1と押さ
え板2間に挾持する際に、滑り止めの機能を有するだけ
でなく,見出し部15に使用者の視線を向かわせるよう
にすることができる。また、スライド蓋14の表面14
dを押さえ板2の表面2cよりも湾曲して突出してなる
ので、スライド蓋14と押さえ板2間に段差が生じるこ
ととなり、この段差を指で押してスライド蓋14を凹溝
13を開成させる方向にスライドするようにすれば、ス
ライド蓋14の表面14dに極力触れずにスライドさせ
ることができ、スライド蓋14の表面14dが曇ること
を防止して、常に見易い状態に保持することができる。
また、湾曲して突出しているので、どの方向から見出し
部15を見ても内部の見出し用紙片12が見やすい。
【0025】凹溝13が、左側縁13a側に係合孔13
cを有し、スライド蓋14が、前記係合孔13cと凹凸
係合する突部14cを有してなるので、簡単な構成でス
ライド蓋14の係止状態を確実なものとすることができ
る。なお、各部の具体的な構成は、上述した実施例に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形が可能である。
【0026】例えば、本実施例では、基板1と押さえ板
2に、透明状の材質を使用している場合について説明し
たが、少なくともスライド蓋14が物体を視認できる材
質で構成されていればよく、基板1及び押さえ板2はど
のような材質から構成されていてもよい。また、本実施
例では、基板1の裏面1bにマグネット5を取着し、こ
のマグネット5の磁力を利用して起立面KにクリップA
を取付けるようにしているが、この他に、基板1の裏面
に吸着盤を取付けたり、粘着シートを貼着するようにし
てクリップAを起立面Kに係止するようにしてもよい。
このようにすれば、スチール製品の起立面以外にも本発
明のクリップを係止することができる。
【0027】その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明は、押さえ板が、漸次基板に対する傾斜角度
が小さくなり、かつ前記起立面に係止した使用位置にお
いて略鉛直方向に起立する起立部を形成するものであ
り、当該起立部に、把持部と、起立部の表面に見出し用
紙片を保持する見出し部とを設け、この見出し部が、一
側縁側が開放し他側縁側が閉止してなる凹溝と、前記凹
溝の一側縁側から挿入されるスライド蓋とを具備してな
るので、押さえ板の表面で、スライド蓋及び見出し用紙
片を横滑りさせてスライドすることができ、スライド蓋
や見出し用紙片の装脱作業を極めて容易に行うことがで
きる上に、クリップ全体の薄型化を図ることができる。
しかも、凹溝の他側縁が閉止しているので、見出し用紙
片やスライド蓋の位置決めが行い易いだけでなく、例え
ば、押さえ板の他側縁側に把持部を形成することがで
き、紙片の挾持時にスライド蓋上を把持することが避け
られ、常に見出し部を見易い状態とすることができる。
さらに、少なくともスライド蓋だけを見出し用紙片を視
認できる透明状のものにすればよく、押さえ板として使
用できる材質の選択の幅が広がる。
【0029】その上、見出し部が漸次基板に対する傾斜
角度が小さくなる起立部に設けられているため、起立面
にクリップを係止した時に、見出し部が使用者の視線に
対し略鉛直状態となり、使用位置において見出し部が非
常に見易いものとなる。基板が、裏面にマグネットを有
したものであり、このマグネットの磁力を利用して起立
面に係止されるものであると、スチール製品の起立面に
クリップを係止する場合には、特に好適に対応すること
ができる。
【0030】押さえ板が、起立部の一側縁側に見出し部
を、他側縁側に把持部を有してなるならば、紙片を基板
と押さえ板間に挾持する際に、見出し部の表面を把持す
ることを防止して、見出し部を常に見易い状態に保つこ
とができる。把持部が、前記見出し部の他側縁の形状に
沿って一定の間隔で波紋状に広がる複数のリブを有する
ならば、紙片を基板と押さえ板間に挾持する際に、滑り
止めの機能を有するだけでなく見出し部に使用者の視線
を向かわせるようにすることができる。
【0031】また、スライド蓋の表面を押さえ板の表面
よりも突出してなるならば、スライド蓋と押さえ板間に
段差が生じることとなり、この段差を指で押してスライ
ド蓋を凹溝を開成させる方向にスライドするようにすれ
ば、蓋の表面に極力触れずにスライドさせることがで
き、蓋の上面が曇ることを防止して、常に見易い状態に
保持することができる。
【0032】凹溝が、一側縁側に係合孔を有し、スライ
ド蓋が、前記係合孔と凹凸係合する突部を有してなるな
らば、簡単な構成でスライド蓋の係止状態を確実なもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における一使用状態を示す斜
視参考図。
【図2】同基板を水平に配置した状態を示す斜視参考
図。
【図3】同平面図。
【図4】同底面図。
【図5】同一部を破断した右側面図。
【図6】同スライド蓋を外した状態を示す斜視参考図。
【図7】同使用状態を示す右側面図。
【符号の説明】
A…クリップ 1…基板 2…押さえ板 2a…先端部 2c…表面 3…弾性体(ねじりコイルバネ) 11…起立部 11a…一側縁(左側縁) 11b…他側縁(右側縁) 12…見出し用紙片 13…凹溝 13a…一側縁(左側縁) 13b…他側縁(右側縁) 13c…係合孔 14…スライド蓋 14c…突部 14d…表面 15…見出し部 16…リブ K…起立面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−76290(JP,U) 実開 昭56−74769(JP,U) 実開 平3−11282(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42F 1/00 - 1/12 G09F 7/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁等の起立面に係止される基板と、前記基
    板に対して回動可能に設けられた押さえ板と、前記押さ
    え板の先端部を前記基板に対して付勢する弾性体とを具
    備してなるものにおいて、 前記押さえ板が、漸次基板に対する傾斜角度が小さくな
    り、かつ前記起立面に係止した使用位置において略鉛直
    方向に起立する起立部を形成するものであり、当該起立
    部に、把持部と、起立部の表面に見出し用紙片を保持す
    る見出し部とを設け、この見出し部が、一側縁側が開放
    し他側縁側が閉止してなる凹溝と、前記凹溝の一側縁側
    から挿入されるスライド蓋とを具備してなることを特徴
    とするクリップ。
  2. 【請求項2】基板が、裏面にマグネットを有したもので
    あり、このマグネットの磁力を利用して起立面に係止さ
    れることを特徴とする請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】押さえ板が、起立部の一側縁側に見出し部
    を、他側縁側に把持部を有してなることを特徴とする請
    求項1又は2記載のクリップ。
  4. 【請求項4】把持部が、前記見出し部の他側縁の形状に
    沿って一定の間隔で波紋状に広がる複数のリブを有して
    なることを特徴とする請求項3記載のクリップ。
  5. 【請求項5】スライド蓋の表面を押さえ板の表面よりも
    突出してなることを特徴とする請求項1、2、3又は4
    記載のクリップ。
  6. 【請求項6】凹溝が、一側縁側に係合孔を有し、スライ
    ド蓋が、前記係合孔と凹凸係合する突部を有してなるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のクリ
    ップ。
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