JPH07117388A - 用箋挟 - Google Patents
用箋挟Info
- Publication number
- JPH07117388A JPH07117388A JP5287243A JP28724393A JPH07117388A JP H07117388 A JPH07117388 A JP H07117388A JP 5287243 A JP5287243 A JP 5287243A JP 28724393 A JP28724393 A JP 28724393A JP H07117388 A JPH07117388 A JP H07117388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engaging
- mounting plate
- pen holder
- plate
- paper clip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 載置板に、太さの異なる筆記具の挟持を可能
とする。 【構成】 クリップ機構を設けた載置板１の右端上部に
起立部５を設け、これと対向する載置板１に断面Ｌ字状
の係合溝７を設け、この係合溝７に、前記起立部５との
間で筆記具ａを挟持する挟持部片６の基部に設けた断面
Ｌ字状の係合部９を係合したペンホルダー４を設ける。
とする。 【構成】 クリップ機構を設けた載置板１の右端上部に
起立部５を設け、これと対向する載置板１に断面Ｌ字状
の係合溝７を設け、この係合溝７に、前記起立部５との
間で筆記具ａを挟持する挟持部片６の基部に設けた断面
Ｌ字状の係合部９を係合したペンホルダー４を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願は、方形状の載置板の一側縁
にクリップ機構を備えた用箋挟に関するものである。
にクリップ機構を備えた用箋挟に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、方形状の板体から成る載置板の一
側縁に、付勢部材の付勢により板体との間で用紙を挟持
するクリップ機構を備えると共に、載置板の隅部に断面
上向きＣ字状で前後方向に延びる係合溝を有したペンホ
ルダーを一体に設けたものは知られている。
側縁に、付勢部材の付勢により板体との間で用紙を挟持
するクリップ機構を備えると共に、載置板の隅部に断面
上向きＣ字状で前後方向に延びる係合溝を有したペンホ
ルダーを一体に設けたものは知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のペンホルダーは、断面上向きＣ字状を呈しているの
で、開口部を形成する左右側片の弾力は少なく、そのた
め専らほゞ等しい太さの筆記具を挟持する場合に適し、
太さの異なる筆記具の保持に適さないという不都合があ
った。
来のペンホルダーは、断面上向きＣ字状を呈しているの
で、開口部を形成する左右側片の弾力は少なく、そのた
め専らほゞ等しい太さの筆記具を挟持する場合に適し、
太さの異なる筆記具の保持に適さないという不都合があ
った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本願は、載置板
の一側縁にクリップ機構を設けて成る用箋挟において、
載置板の一部に、それから一体に起立する起立部を設
け、これと対向する位置の載置板に前後方向に延びる断
面Ｌ字状の係合溝を設け、この係合溝に起立部との間で
筆記具を挟持する挟持部片の基部に設けた断面Ｌ字状の
係合部を係合してペンホルダーを構成して成るものであ
り、好ましくは、ペンホルダーは載置板の左側縁上方隅
部に設けられ、また、挟持部片は先細状に、かつ、内向
きに湾曲して形成され、また、起立部と挟持部片の先端
開口部を細径の筆記具の外径よりも狭小に形成する。
の一側縁にクリップ機構を設けて成る用箋挟において、
載置板の一部に、それから一体に起立する起立部を設
け、これと対向する位置の載置板に前後方向に延びる断
面Ｌ字状の係合溝を設け、この係合溝に起立部との間で
筆記具を挟持する挟持部片の基部に設けた断面Ｌ字状の
係合部を係合してペンホルダーを構成して成るものであ
り、好ましくは、ペンホルダーは載置板の左側縁上方隅
部に設けられ、また、挟持部片は先細状に、かつ、内向
きに湾曲して形成され、また、起立部と挟持部片の先端
開口部を細径の筆記具の外径よりも狭小に形成する。
【０００５】
【作用】しかして、筆記具を起立部と挟持部片との間に
その上方より押し込むことにより介入する。すると細径
の筆記具は挟持部片のもつ弾性力により起立部と挟持部
片との間に挟持される。また、ペンホルダーに太径の筆
記具を挟持するときには、断面Ｌ字状の係合溝と係合部
とが係合状態で鈍角に変形して挟持部片が外向きに弾性
的に大きく開いて筆記具の挟持を可能とする。
その上方より押し込むことにより介入する。すると細径
の筆記具は挟持部片のもつ弾性力により起立部と挟持部
片との間に挟持される。また、ペンホルダーに太径の筆
記具を挟持するときには、断面Ｌ字状の係合溝と係合部
とが係合状態で鈍角に変形して挟持部片が外向きに弾性
的に大きく開いて筆記具の挟持を可能とする。
【０００６】
【実施例】以下図面に基づいて本願実施例を詳述する。
図１，２は本願用箋挟を表面と裏面より視た総体斜視図
を示し、ＡＢＳ樹脂等の硬質合成樹脂から成る方形状の
載置板１の前縁の中央位置には、クリップ機構２が設け
てあり、該クリップ機構２は、載置板１に垂直傾動自在
に取り付けられ、かつ、付勢部材により先縁が常時載置
板１上に圧接するように傾動作用が付勢された挟持板３
により構成されている。
図１，２は本願用箋挟を表面と裏面より視た総体斜視図
を示し、ＡＢＳ樹脂等の硬質合成樹脂から成る方形状の
載置板１の前縁の中央位置には、クリップ機構２が設け
てあり、該クリップ機構２は、載置板１に垂直傾動自在
に取り付けられ、かつ、付勢部材により先縁が常時載置
板１上に圧接するように傾動作用が付勢された挟持板３
により構成されている。
【０００７】前記載置板１の右端上部隅部位置には、筆
記具ａを挟持するペンホルダー４が設けてあり、該ペン
ホルダー４は、図３，４で示すように、載置板１から一
体に起立し、内面下部が筆記具ａの外面と適合するよう
に湾曲状に形成した起立部５と、これと対向して載置板
１上に取付けられ、前記起立部５との間で筆記具ａを挟
持する挟持部片６とから成り、該挟持部片６は先細状
に、かつ、内面方向に湾曲状に形成され、この挟持部片
６を取り付ける載置板１上の位置には、前後方向に長い
断面Ｌ字状の係合溝７を開設した受部８が設けてあると
共に、前記挟持部片６の基部下面には図３で示すよう
に、断面Ｌ字状の係合部９を有しており、このように構
成された挟持部片６を伏倒して係合部９の先端を係合溝
７にその上面から挿し込むと共に、これを９０°回動し
て起立することにより、係合溝７に対し係合部９を係合
し、この状態で係合部９が前記係合溝７に対し図４の実
線と仮想線とで示すように筆記具ａの太さに対応して垂
直傾動可能に取付けられる。なお、本願において、起立
部５と挟持部片６の先端開口部の幅は、細径の筆記具ａ
の太さよりも狭く形成してある。
記具ａを挟持するペンホルダー４が設けてあり、該ペン
ホルダー４は、図３，４で示すように、載置板１から一
体に起立し、内面下部が筆記具ａの外面と適合するよう
に湾曲状に形成した起立部５と、これと対向して載置板
１上に取付けられ、前記起立部５との間で筆記具ａを挟
持する挟持部片６とから成り、該挟持部片６は先細状
に、かつ、内面方向に湾曲状に形成され、この挟持部片
６を取り付ける載置板１上の位置には、前後方向に長い
断面Ｌ字状の係合溝７を開設した受部８が設けてあると
共に、前記挟持部片６の基部下面には図３で示すよう
に、断面Ｌ字状の係合部９を有しており、このように構
成された挟持部片６を伏倒して係合部９の先端を係合溝
７にその上面から挿し込むと共に、これを９０°回動し
て起立することにより、係合溝７に対し係合部９を係合
し、この状態で係合部９が前記係合溝７に対し図４の実
線と仮想線とで示すように筆記具ａの太さに対応して垂
直傾動可能に取付けられる。なお、本願において、起立
部５と挟持部片６の先端開口部の幅は、細径の筆記具ａ
の太さよりも狭く形成してある。
【０００８】しかして、ペンホルダー４に筆記具ａを係
止する場合には、筆記具ａを起立部５と挟持部片６との
間にその上方より介入する。すると筆記具ａが細いとき
は挟持部片６のもつ弾性力により起立部５と挟持部片６
との先端開口部が押し開かれて図４の実線で示すように
筆記具ａは起立部５と挟持部片６との間に挟持される。
また、筆記具ａが太径の場合には、係合溝７と係合部９
との係合状態で鈍角状に変形して挟持部片６は外向きに
傾き起立部５と挟持部片６との間は筆記具ａの太さに対
応して弾性的に大きく開いて図４の仮想線で示すように
太径の筆記具ａの挟持を可能とする。
止する場合には、筆記具ａを起立部５と挟持部片６との
間にその上方より介入する。すると筆記具ａが細いとき
は挟持部片６のもつ弾性力により起立部５と挟持部片６
との先端開口部が押し開かれて図４の実線で示すように
筆記具ａは起立部５と挟持部片６との間に挟持される。
また、筆記具ａが太径の場合には、係合溝７と係合部９
との係合状態で鈍角状に変形して挟持部片６は外向きに
傾き起立部５と挟持部片６との間は筆記具ａの太さに対
応して弾性的に大きく開いて図４の仮想線で示すように
太径の筆記具ａの挟持を可能とする。
【０００９】
【発明の効果】以上のように本願によれば、係合溝と係
合部とが断面Ｌ字状に形成されていることによりそれら
を係合するだけでペンホルダーが構成できると共に、挟
持部片のもつ弾性力と係合溝と係止部との弾性的変形に
より、太さの異なる筆記具の挟持も可能であるなどの利
点を有する。
合部とが断面Ｌ字状に形成されていることによりそれら
を係合するだけでペンホルダーが構成できると共に、挟
持部片のもつ弾性力と係合溝と係止部との弾性的変形に
より、太さの異なる筆記具の挟持も可能であるなどの利
点を有する。
【図１】表面側より視た総体斜視図
【図２】裏面側より視た総体斜視図
【図３】ペンホルダーを示す分解斜視図
【図４】ペンホルダーを示す部分縦断面図
１ 載置板 ２ クリップ機構 ４ ペンホルダー ５ 起立部 ６ 挟持部片 ７ 係合溝 ９ 係合部 ａ 筆記具
Claims (3)
- 【請求項１】 載置板の一側縁にクリップ機構を設けて
成る用箋挟において、載置板の一部に、それから一体に
起立する起立部を設け、これと対向する位置の載置板
に、前後方向に延びる断面Ｌ字状の係合溝を設け、この
係合溝に、前記起立部との間で筆記具を挟持する挟持部
片の基部に設けた断面Ｌ字状の係合部を係合してペンホ
ルダーを構成して成る用箋挟。 - 【請求項２】 ペンホルダーを、載置板の左側縁上方隅
部に設けて成る請求項１記載の用箋挟。 - 【請求項３】 挟持部片を先細状にかつ内向きに湾曲し
て成り、かつ、起立部と挟持部片の先端開口部を細径の
筆記具の外径寸法よりも狭小に形成した請求項１または
２記載の用箋挟。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287243A JP2699836B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 用箋挟 |
| CN94117649A CN1066399C (zh) | 1993-10-25 | 1994-10-24 | 便条夹子 |
| CN98120957A CN1082457C (zh) | 1993-10-25 | 1998-10-15 | 便条夹子 |
| CN98120958A CN1091038C (zh) | 1993-10-25 | 1998-10-15 | 便条夹子 |
| CN98120959A CN1082458C (zh) | 1993-10-25 | 1998-10-15 | 便条夹子 |
| HK99104352A HK1019217A1 (en) | 1993-10-25 | 1999-10-06 | A clip for notes |
| HK99106030A HK1020920A1 (en) | 1993-10-25 | 1999-12-22 | A clip for notes |
| HK99106143A HK1020921A1 (en) | 1993-10-25 | 1999-12-28 | A clip for notes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287243A JP2699836B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 用箋挟 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07117388A true JPH07117388A (ja) | 1995-05-09 |
| JP2699836B2 JP2699836B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=17714889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287243A Expired - Lifetime JP2699836B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 用箋挟 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2699836B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009029013A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Kokuyo Co Ltd | 筆記具ホルダー及びこれを備えた用箋挟 |
| JP2010167654A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | M & F:Kk | 文具ホルダ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0295689U (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | ||
| JPH04583U (ja) * | 1990-04-13 | 1992-01-06 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP5287243A patent/JP2699836B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0295689U (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | ||
| JPH04583U (ja) * | 1990-04-13 | 1992-01-06 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009029013A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Kokuyo Co Ltd | 筆記具ホルダー及びこれを備えた用箋挟 |
| JP2010167654A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | M & F:Kk | 文具ホルダ |
| JP4642906B2 (ja) * | 2009-01-22 | 2011-03-02 | 株式会社エム・アンド・エフ | 文具ホルダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2699836B2 (ja) | 1998-01-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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