JP3007260U - 小紙片ホルダー - Google Patents
小紙片ホルダーInfo
- Publication number
- JP3007260U JP3007260U JP1994010375U JP1037594U JP3007260U JP 3007260 U JP3007260 U JP 3007260U JP 1994010375 U JP1994010375 U JP 1994010375U JP 1037594 U JP1037594 U JP 1037594U JP 3007260 U JP3007260 U JP 3007260U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- back plate
- front plate
- paper
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 腕時計の裏面などに装着し、簡単な作業で小
紙片などを収納できるホルダーを提供する。 【構成】 屈曲部で一体とし、弾性的に閉じ合う裏板と
表板とを有し、この裏板の外側面には粘着面を設けると
共に、上記表板の屈曲部とは反対側先端部には蝶番でレ
バーを回動自在に設け、このレバーの起立によって上記
裏板と表板を拡開して小紙片を挿入、抜き取る。裏板と
表板の向き合う面の少なくとも何れか一方には小紙片の
滑り止めの凹凸を設ける。裏板よりも表板の一部ははみ
出す大きさとし、このはみ出した部分を小紙片などの挿
入ガイドとしている。レバーには、このレバーを起立さ
せるためのハンドルを連成する。
紙片などを収納できるホルダーを提供する。 【構成】 屈曲部で一体とし、弾性的に閉じ合う裏板と
表板とを有し、この裏板の外側面には粘着面を設けると
共に、上記表板の屈曲部とは反対側先端部には蝶番でレ
バーを回動自在に設け、このレバーの起立によって上記
裏板と表板を拡開して小紙片を挿入、抜き取る。裏板と
表板の向き合う面の少なくとも何れか一方には小紙片の
滑り止めの凹凸を設ける。裏板よりも表板の一部ははみ
出す大きさとし、このはみ出した部分を小紙片などの挿
入ガイドとしている。レバーには、このレバーを起立さ
せるためのハンドルを連成する。
Description
【0001】
本考案は、腕時計などの裏面に装着し、切符などの小紙片を簡単かつ確実に保 持するためのホルダーに関するものである。
【0002】
例えば交通機関の切符は、乗車駅の改札を通過すれば降車駅の出札で使用する までは使用しない。そこで無意識に適当な服ポケットやバッグに収納することに なるが、出札口付近で切符の収納場所を思い出せなかったり、他の収納物に混じ って即座に取り出すことができないという経験をよくするところである。
【0003】 また、他人の電話番号を走り書きした紙片をいったんポケットに収納したもの の、取り出したいときには容易に探すことができないという不便もある。
【0004】
そこで従来ではこのような不便を解決する手段として、個々人が様々な工夫を していたが、簡易かつ有効な技術的手段は提供されていないのが現状である。
【0005】 本考案は上述した従来の課題を解決するもので、腕時計の裏面などに装着し、 簡単な作業で小紙片などを収納できるホルダーを提供することを目的とするもの である。
【0006】
本考案では上記目的を達成するために、屈曲部で一体とし、弾性的に閉じ合う 裏板と表板とを有し、この裏板の外側面には粘着面を設け、腕時計の裏側などに 取り付け可能とした。表板の屈曲部とは反対側の先端部には蝶番でレバーを回動 自在に設け、このレバーを起立させることによって上記裏板と表板を拡開し、小 紙片などを挿入あるいは抜き取りするようにした。
【0007】 また、裏板と表板の向き合う面の少なくとも何れか一方に、滑り止めの凹凸を 設ける手段と、裏板よりも表板の一部ははみ出す大きさとし、このはみ出した部 分を小紙片などの挿入ガイドとする手段と、さらに、レバーには、このレバーを 起立させるためのハンドルを連成する手段をそれぞれ採用した。
【0008】
裏板と表板は弾性的に小紙片を挟み込む機能を有しており、主に屈曲部によっ て弾性が保障される。蝶番で回動自在に表板に設けられたレバーは裏板と表板を 拡開する機能を有するものであり、起立させた場合にはレバーの幅が柱になる。 裏板・表板に形成される凹凸は、挟み込んだ小紙片の滑り止めとしての作用を行 う。ガイドは小紙片を挿入するときの案内部として機能する。ハンドルはレバー に連成されており、レバーの操作をより容易にする。
【0009】
以下、本考案の好ましい実施例を、添付した図面に従って詳述する。図1〜図 3は本考案ホルダーの一実施例であり、腕時計の裏面に装着する態様を例に説明 した。1は裏板、2は裏板1と一体に成形された表板である。裏板1と表板2は 屈曲部3で一体につながってU字状、あるいは略ヘアピン状を呈しており、この 屈曲部3によって両者が絶えず閉じ合う方向に付勢されている。裏板1の外側面 には図2に示したように粘着面4が形成されており、この粘着面4によって腕時 計の裏面に装着する。粘着面4としては両面粘着テープを利用するのが簡単であ り、また腕時計から容易に着脱できるので、好ましい。本実施例は、腕時計に装 着する関係で、裏板1が腕時計の裏蓋の大きさを大幅に越える形状は避けるべき である。このような構成において、裏板1と表板2の間に小紙片を挟み込む。な お、表板2は一部が裏板1よりはみ出す程度の大きさとし、小紙片の裏板1と表 板2の間への挿入を容易にするためのガイド5としている。裏板1と表板2のそ れぞれ対向する面には、必要に応じて滑り止めのために凹凸を設けることがある 。ただし、両面でなくとも一方面だけに設けてもよい。
【0010】 6はL字状のレバーで、ハンドル7を裏板1側に引き起こすと、てこの原理で 裏板1と表板2の開放部側、即ち屈曲部3の反対側を拡開し、小紙片の挿入ある いは抜き取りを容易にする。具体的には、レバー6は表板2の先端部に蝶番8で 回動自在に取り付けられており、ハンドル7を裏板1側に引き起こせばレバー6 の当接部9が裏板1に突き当たり、さらにハンドル7を起立させることによって 図4、図5に示したようにレバー6自身が柱になり、レバー6の幅分だけ裏板1 と表板2を拡開させる。そして、ガイド5を案内としてこの間隙に紙片を挿入し たり、抜き取ったりする。操作が完了すれば、ハンドル7を軽く倒せば裏板1と 表板2の復元力によって両者が再び閉じるのである。図6は利用者が本考案品を 装着した腕時計を手首に巻いた状態を示しているが、腕時計の大きさに見合う大 きさであれば図示したようにハンドル7が突出する程度であり、装飾的にも美感 を損なわない。
【0011】 本実施例のホルダーは、裏板1および表板2を合成樹脂によって一体成形し、 さらにレバーも合成樹脂によって一体成形すれば生産効率もよく、コストも抑制 することができるが、材料は合成樹脂に限らず、例えば裏板と表板は薄板鋼板を 打ち抜き、これを屈曲成形しても弾性力によって小紙片などを挟み込むことが可 能である。従って、素材としては本実施例の構造を達成できるものであれば全て 本考案の範囲に含まれる。ただし、素材に透明アクリル樹脂を用いれば、腕時計 のデザインや色彩に影響を与えることは少なく、視覚的に不自然な装着感を抑制 することができる。
【0012】 なお、本実施例では腕時計に装着する構成として説明したが、装着場所はこれ に限らず、粘着面によって確実に接着できる面があるものであれば、例えばバッ グの表面や手帳表面など、利用者の自由である。この場合、ホルダーの外形は実 施例のように円形に限定されることはなく、長方形や楕円形であってもよい。ま た、大きさも装着場所に応じて変更されることはもちろんである。
【0013】
本考案品は、特に腕時計や手帳などのように常に携帯している物に対して目立 たない場所に簡単に装着でき、レバーの操作によって小紙片を容易に保持したり 引き抜いたりすることができるので、比較的忘れやすい切符やメモを保管する構 造として有効であり、備忘品として安価に提供することができる。
【0014】 また、表板の一部をガイドとした構成では、小紙片の挿入・抜き取りがガイド に沿って容易に行うことができ、使用感に優れる。裏板あるいは表板の内側に凹 凸を形成した構成を採用すれば、小紙片を確実に保持することができる。さらに 、レバーにハンドルを連成した構成ではレバー操作が容易になり、操作性がより 向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の一実施例を示す正面図、
【図2】同、側面図、
【図3】同、平面図、
【図4】レバーを引き起こしたところを示す側面図、
【図5】同、平面図、
【図6】腕時計に装着したところを示す斜視図である。
1 裏板 2 表板 3 屈曲部 4 粘着面 5 ガイド 6 レバー 7 ハンドル 8 蝶番 9 当接部
Claims (4)
- 【請求項1】屈曲部で一体とし、弾性的に閉じ合う裏板
と表板とを有し、この裏板の外側面には粘着面を設ける
と共に、上記表板の屈曲部とは反対側先端部には蝶番で
レバーを回動自在に設け、このレバーの起立によって上
記裏板と表板を拡開することを特徴とした小紙片ホルダ
ー。 - 【請求項2】裏板と表板の向き合う面の少なくとも何れ
か一方に、滑り止めの凹凸を設けた請求項1記載の小紙
片ホルダー。 - 【請求項3】裏板よりも表板の一部ははみ出す大きさと
し、このはみ出した部分を小紙片などの挿入ガイドとし
た請求項1記載の小紙片ホルダー。 - 【請求項4】レバーには、このレバーを起立させるため
のハンドルを連成した請求項1記載の小紙片ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010375U JP3007260U (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 小紙片ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010375U JP3007260U (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 小紙片ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3007260U true JP3007260U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=43143110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010375U Expired - Lifetime JP3007260U (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 小紙片ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007260U (ja) |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP1994010375U patent/JP3007260U/ja not_active Expired - Lifetime
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