JP3409248B2 - 広角レンズ - Google Patents

広角レンズ

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JP3409248B2
JP3409248B2 JP33482198A JP33482198A JP3409248B2 JP 3409248 B2 JP3409248 B2 JP 3409248B2 JP 33482198 A JP33482198 A JP 33482198A JP 33482198 A JP33482198 A JP 33482198A JP 3409248 B2 JP3409248 B2 JP 3409248B2
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尚之 西川
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大作 油
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として監視用や
通信用の画像を得るためのカメラに適用される広角レン
ズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、たとえば来客を撮像するテレ
ビカメラをドアホンに設けたり、屋内外に監視カメラを
設けて侵入者を監視したりする監視用のカメラ、あるい
はまた、テレビ電話のように通話者をテレビカメラによ
り撮像して相手側に映像を伝送する通信用のカメラが普
及してきている。この種のカメラでは、比較的近距離の
物体を撮像する必要があり、また被写界深度を深くする
必要があり、しかも解像力とともに広い撮像範囲が要求
されるから、撮像素子の前方には広角レンズが配置され
る。さらに、夜間での使用を考慮するとFナンバーが小
さい明るいレンズが要求され、かつまた中心部と周辺部
との画質や光量の差が小さいレンズが要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なレンズは単レンズでは実現が難しく複合レンズを用い
ることになるが、小型かつ安価に作成するには、組み合
わせるレンズの枚数を極力少なくすることが必要であ
る。玄関付近の監視カメラなどに用いられているレンズ
は、現状では2枚組のレンズであって、Fナンバーも比
較的小さいものではあるが、中心部に比較して周辺部が
暗く解像力も低いものであるから、周辺部の視認性が悪
いという問題を有している。また、Fナンバーを維持し
たままで視認性を改善しようとすると、レンズの枚数を
3枚以上に増やすことが必要になり、コストが増加し、
かつレンズが全体として大型化するという問題が生じ
る。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、2枚組の複合レンズを用いながら
も、解像力、Fナンバーなどの光学的諸特性に優れた広
角レンズを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、物体
側から像側に向かって、屈折力が負であるメニスカスレ
ンズと、屈折力が正である両凸レンズとがこの順に配置
され、前記両凸レンズにおける各レンズ面の間にメニス
カスレンズ側のレンズ面よりも開口径の小さい絞りが形
成され、前記両凸レンズにおいて前記絞りの開口径と像
側のレンズ面の開口径とを等しくしたものである。この
構成によれば、両凸レンズの両レンズ面間に絞りを設け
ていることによって、光軸近傍を通過する光線束と周辺
部分を通過する光線束とをバランスよく絞ることが可能
になり、レンズの全面に亘って解像力が高くなるととも
に、中心部と周辺部との明るさの差を大幅に低減させる
ことが可能になる。しかも、2枚組のレンズ構成である
から、比較的安価かつ小型に作成することが可能であ
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
、前記両凸レンズの前記絞りと像側のレンズ面との間
の外径寸法を、前記絞りと物体側のレンズ面との間の外
径寸法よりも小さくかつ一定としたものである。
【0007】請求項の発明は、請求項の発明におい
て、前記両凸レンズの前記絞りと像側のレンズ面との間
には前記両凸レンズの光軸回りの全周に亘って環状かつ
一体に遮光部材が形成されているものである。
【0008】請求項の発明は、請求項1ないし請求項
の発明において、前記メニスカスレンズおよび前記両
凸レンズの各レンズ面の形状を2次曲面に補正項を加算
した形の非球面式によって表すときに、 n=1.492 R1/f=4.5462 R2/f=0.3968 R3/f=2.3931 R5/f=−0.6377 K1=2.376 K2=−0.822249 K3=−0.943327 K5=−1.54424 D1/f=0.4057 D2/f=0.6290 D3/f=0.5382 D4/f=0.6787 φ4/f≧0.7187 φ4<φ3 ただし、 f:メニスカスレンズと両凸レンズとの合成焦点距離 n:メニスカスレンズと両凸レンズとを形成する材料の
屈折率 R1:メニスカスレンズの物体側のレンズ面の頂点の曲
率半径 R2:メニスカスレンズの両凸レンズ側のレンズ面の頂
点の曲率半径 R3:両凸レンズのメニスカスレンズ側のレンズ面の頂
点の曲率半径 R5:両凸レンズの像側のレンズ面の頂点の曲率半径 K1:メニスカスレンズの物体側のレンズ面の2次曲面
パラメータ K2:メニスカスレンズの両凸レンズ側のレンズ面の2
次曲面パラメータ K3:両凸レンズのメニスカスレンズ側のレンズ面の2
次曲面パラメータ K5:両凸レンズの像側のレンズ面の2次曲面パラメー
タ D1:メニスカスレンズの両レンズ面間の距離 D2:メニスカスレンズと両凸レンズとの対向するレン
ズ面間の距離 D3:両凸レンズのメニスカスレンズ側のレンズ面と絞
りとの間の距離 D4:両凸レンズの絞りと像側のレンズ面との間の距離 φ3:両凸レンズのメニスカスレンズ側のレンズ面側の
開口径 φ4:絞りの開口径 という条件を満たすことを特徴とするものである。この
構成はメニスカスレンズおよび両凸レンズの材料として
アクリルを選択したときの最適値を与える。
【0009】
【発明の実施の形態】(基本構成) 図1は本発明の基本構成を示し 、メニスカスレンズ1と
両凸レンズ2との2枚組の複合レンズからなる広角レン
ズにより形成される像を撮像素子3により撮像する例を
示す。また、広角レンズと撮像素子3との間には平板状
の保護板4が配置される。メニスカスレンズ1は屈折力
が負である発散レンズとなり、両凸レンズ2は屈折力が
正である収束レンズとなるように構成される。メニスカ
スレンズ1と両凸レンズ2とは一つの光軸AX上に配置
される。
【0010】さらに詳しく説明する。メニスカスレンズ
1の物体側のレンズ面1aは物体側に凸となる凸曲面で
あり、両凸レンズ2側のレンズ面1bは物体側に凸とな
る凹曲面になっている。両凸レンズ2はメニスカスレン
ズ1側のレンズ面2aと撮像素子3側のレンズ面2bと
の間に絞り5が形成されている。すなわち、光軸AXに
沿った両凸レンズ2の中間部の外周面には、光軸AXを
含む断面がV溝状となった溝部2cが光軸AX回りの全
周に亘って形成され、溝部2cに囲まれる部位は両レン
ズ面2a,2bよりも開口径が小さくなっており、した
がって絞り5として機能することになる。
【0011】一例としてメニスカスレンズ1と両凸レン
ズ2とを組み合わせたFナンバーが2.8である広角レ
ンズの設計値を示す。なお、各レンズ面1a,1b,2
a,2bは以下に示す非球面式で表すものとする。この
非球面式は、2次曲面に補正項を加算した形になってい
る。すなわち、光軸AXに直交する一つの平面であって
目的とする非球面に接する平面をxy平面とするととも
に、この平面と光軸との交点を原点とし、xy平面から
の距離をzとして、各レンズ面1a,1b,2a,2b
の形状を次式で表すことができる。 z=cρ /{1+SQRT(1−Kcρ)}+
補正項 ただし、補正項=A4・ρ+A6・ρ+A8・ρ
+A10・ρ10 c:レンズ面と光軸との交点の曲率 ρ=SQRT(x+y):光軸からの距離 K:2次曲面パラメータ(=1+円錐係数) 関数SQRT(x)はxの平方根を表す。補正項は本
本構成では4項の多項式としているが、項数はさらに多
くてもよい。
【0012】しかして、メニスカスレンズ1および両凸
レンズ2の材料として屈折率が1.492のアクリルを
用い、保護板4の材料として屈折率が1.517のBK
7(ホウケイ酸クラウンガラス)を用いるものとし、メ
ニスカスレンズ1と両凸レンズ2との合成焦点距離を
1.326mmに設定するとすれば、各パラメータを表
1のように設定することができる。
【0013】
【表1】
【0014】部位1〜8は、それぞれレンズ面1a
(1)、レンズ面1b(2)、レンズ面2a(3)、絞
り(4)、レンズ面2b(5)、保護板4における両凸
レンズ2の対向面(6)、保護板4における撮像素子3
との対向面(7)、撮像素子3(8)を示す。さらに、
各レンズ面1a,1b,2a,2bの2次曲面パラメー
タKおよび補正項の係数A4,A6,A8,A10はそ
れぞれ以下のように設定される。K=2.376 A4=−7.
6088−5 A6=−5.3894−5 A8=−9.1817−6 A10=−
5.0528−6 K=−0.822249 A4=−0.112636 A6=−1.25504 A8=−0.2
655 A10=−5.5747−3 K=−0.943327 A4=−0.0136578 A6=−0.579181 A8=−0.1
5522 A10=−5.7183−3 K=−1.54424 A4=−0.0177209 A6=−0.395792 A8=−0.4
38498 A10=0.0433701 図1の構成について、上述のように各種定数を設定した
場合の光学特性を図2〜図4に示す。図2はスポットダ
イヤグラム、図3は横収差図、図4はMTF(modulati
on transfer function)である。各図における1.0
0、0.72、0.48、0.00などの数値は、結像
面における光軸AXからの相対距離を示し、50.00
°、40.70°、30.00°、0.000°は結像
位置への光線が光軸AXとなす角度である。また、MT
FにおけるT,Rはタンジェンシャルのチャート、ラジ
アルのチャートを意味する。
【0015】上述の基本構成の光学特性の良否の程度を
示すために、両凸レンズ2に絞り5を形成せずに、図5
に示すように、両凸レンズ2においてメニスカスレンズ
1と対向するレンズ面2aに絞り5’を設けた広角レン
ズを比較例として示す。比較例においてもメニスカスレ
ンズ1および両凸レンズ2の材料として屈折率が1.4
92のアクリルを用い、保護板4の材料として屈折率が
1.517のBK7(ホウケイ酸クラウンガラス)を用
いるものとして、各パラメータを表2のように設定す
る。
【0016】
【表2】
【0017】部位1〜3,5〜8は、それぞれレンズ面
1a(1)、レンズ面1b(2)、レンズ面2aおよび
絞り5’(3)、レンズ面2b(5)、保護板4におけ
る両凸レンズ2の対向面(6)、保護板4における撮像
素子3との対向面(7)、撮像素子3(8)を示す。各
レンズ面1a,1b,2a,2bの2次曲面パラメータ
Kおよび補正項の係数A4,A6,A8,A10は本基
本構成と同じ値に設定する。
【0018】図5の構成について、上述のように各種定
数を設定した場合の光学特性を図6〜図8に示す。図6
はスポットダイヤグラム、図7は横収差図、図8はMT
Fである。
【0019】図2〜図4と図6〜図8とを比較すれば、
図1の構成は図5の構成に比較して収差が少なく、中心
部と周辺部とでのコントラストの差が小さいことがわか
る。つまり、周辺光線のぼけが小さく、解像力が高いこ
とがわかる。とくに、図4と図8とを比較すれば、本基
本構成では周辺光線の10〜30本/mm付近での改善
の程度が高いことがわかる。
【0020】ところで、図1に示した基本構成では、両
凸レンズ2の外周面に形成した溝部2cに囲まれる部位
を絞り5として用いており、両凸レンズ2を成形により
形成する場合には、金型を溝部2cに対応した形状とし
ておけば絞り5を形成することができる。このような溝
部2cにより形成した絞り5では、外光が溝部2cから
両凸レンズ2に入射したり、両凸レンズ2にレンズ面2
aから入射した光が溝部2cを通過したりすることによ
って、撮像素子3に届くことも考えられるから、このよ
うな迷光を防止するために、溝部2cの内周面にシボ加
工を施したり、溝部2cの内周面を黒色に塗装してもよ
い。あるいはまた、溝部2cに合致するアパーチャを別
部品として両凸レンズ2に取り付けてもよい。
【0021】たとえば、図9(a)に示すように、光軸
AXを含む断面が溝部2cの断面に一致する楔状となっ
た遮光部材6を用いてもよい。遮光部材6は光を遮断す
る材料(たとえば黒色の成形品)により形成される。こ
のような遮光部材6は両凸レンズ2と一体成形が可能で
あるから、低コストで作成することができる。しかも、
遮光部材6を設けたことによって迷光を確実に防止する
ことができる。
【0022】さらに、図9(b)のように、両凸レンズ
2の外周面に光軸AX回りの全周に亘って遮光部材6’
を形成してもよい。このように両凸レンズ2におけるレ
ンズ面2a,2b以外の外周面を全面に亘って遮光部材
6’で覆えば迷光の入射がほとんどなくなるのである。
しかも、両凸レンズ2の外周面に凹凸が少なくなるか
ら、両凸レンズ2の成形時の位置決めが容易になる。
【0023】(実施の形態) 本実施形態は、図10に示すように、上述の基本構成
おける絞り5と両凸レンズ2における保護板4側のレン
ズ面2bとの間で両凸レンズ2の外径を一定としたもの
である。つまり、絞り5の開口径と像側のレンズ面2b
の開口径とが等しくなっているのである。本実施形態の
形状では図1に示した基本構成の形状のように楔状の溝
部2cを形成する必要がないから、金型の型閉め・型開
きの際に光軸AXの方向に金型を移動させることができ
るから、金型の構造が上記基本構成よりも簡単になって
金型費用が低減される。
【0024】いま、図10に示す構成の広角レンズを、
両凸レンズ2のレンズ面2bと絞り5との間の形状のみ
を変更し(つまり、レンズ面2bの開口径を絞り5の開
口径と等しい0.953mmに設定する)、他の寸法を
上記基本構成と同寸法に設定し、球面式に用いる2次曲
面パラメータおよび補正項の係数も上記基本構成と同じ
値に設定すると、このときのスポットダイアグラム、横
収差図、MTFは、それぞれ図11〜図13のようにな
る。
【0025】図11〜図13と図6〜図8とを比較する
と、上記基本構成と同様に、図10の構成は図5の構成
に比較して収差が少なく、中心部と周辺部とでのコント
ラストの差が小さいことがわかる。つまり、周辺光線の
ぼけが小さく、解像力が高いことがわかる。とくに、図
13と図8とを比較すれば、本実施形態の構成では周辺
光線の10〜30本/mm付近での改善の程度が高いこ
とがわかる。
【0026】本実施形態においても、基本構成と同様
に、外光が両凸レンズ2の外周から入射したり、両凸レ
ンズ2にレンズ面2aから入射した光が両凸レンズ2か
ら一端外に出て再入射したりすることによって、撮像素
子3に届くことも考えられるから、このような迷光を防
止するために、両凸レンズ2の外周面にシボ加工を施し
たり、両凸レンズ2の外周面を黒色に塗装してもよい。
あるいはまた、絞り5からレンズ面2bに至る部位の外
周を覆う筒状の部材を別部品として両凸レンズ2に取り
付けてもよい。
【0027】たとえば、図14に示すように、絞り5と
レンズ面2bとの間の外周を全周に亘って覆うように成
形品により筒状に形成した遮光部材6”を用いることに
よって、迷光を抑制することができる。また、このよう
な遮光部材6”は両凸レンズ2と一体に成形することが
できるから、製造コストの低減につながる。とくに、本
実施形態の構成では、光軸AXに直交する断面内での両
凸レンズ2の直径が上記基本構成と等しいとすれば、遮
光部材6”の厚み寸法を上記基本構成(図9(b)の構
成)よりも大きくとることができ、一体成形時の位置決
めが容易であるとともに成形による歪が発生しにくくな
り、遮光性も高くなる。他の構成および動作は上記基本
構成と同様であるから説明を省略する。
【0028】なお、図15から明らかなように、画角が
大きくなると照度が低下するが、基本構成()および
本実施形態()では図5に示した比較例()よりも
低下の程度が少なくなり、画角の大きい領域ほど改善の
程度が大きいことがわかる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、物体側から像側に向かって、
屈折力が負であるメニスカスレンズと、屈折力が正であ
る両凸レンズとがこの順に配置され、前記両凸レンズに
おける各レンズ面の間にメニスカスレンズ側のレンズ面
よりも開口径の小さい絞りが形成され、前記両凸レンズ
において前記絞りの開口径と像側のレンズ面の開口径と
を等しくしたものであり、両凸レンズの両レンズ面間に
絞りを設けているので、光軸近傍を通過する光線束と周
辺部分を通過する光線束とをバランスよく絞ることが可
能になり、レンズの全面に亘って解像力が高くなるとと
もに、中心部と周辺部との明るさの差を大幅に低減させ
ることが可能になるという効果を奏し、しかも、2枚組
のレンズ構成であるから、比較的安価かつ小型に作成す
ることが可能であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す断面図である。
【図2】同上のスポットダイヤグラムを示す動作説明図
である。
【図3】同上の横収差図である。
【図4】同上のMTFを示す動作説明図である。
【図5】比較例を示す断面図である。
【図6】同上のスポットダイヤグラムを示す動作説明図
である。
【図7】同上の横収差図である。
【図8】同上のMTFを示す動作説明図である。
【図9】同上の他例を示す両凸レンズの断面図である。
【図10】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図11】同上のスポットダイヤグラムを示す動作説明
図である。
【図12】同上の横収差図である。
【図13】同上のMTFを示す動作説明図である。
【図14】同上の他例を示す両凸レンズの断面図であ
る。
【図15】基本構成と実施形態と比較例とについて画角
と照度との関係示す動作説明図である。
【符号の説明】
1 メニスカスレンズ 1a,1b レンズ面 2 両凸レンズ 2a,2b レンズ面 2c 溝部 3 撮像素子 5,5’ 絞り 6.6’,6” 遮光部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−215964(JP,A) 特開 平2−251903(JP,A) 特開 平9−325285(JP,A) 特開 昭59−152401(JP,A) 実開 平3−5120(JP,U) 実開 昭59−176001(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 13/00 G02B 3/00 G02B 27/00 C G02B 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から像側に向かって、屈折力が負で
    あるメニスカスレンズと、屈折力が正である両凸レンズ
    とがこの順に配置され、前記両凸レンズにおける各レン
    ズ面の間にメニスカスレンズ側のレンズ面よりも開口径
    の小さい絞りが形成され、前記両凸レンズにおいて前記
    絞りの開口径と像側のレンズ面の開口径とを等しくした
    ことを特徴とする広角レンズ。
  2. 【請求項2】前記両凸レンズの前記絞りと像側のレンズ
    面との間の外径寸法は、前記絞りと物体側のレンズ面と
    の間の外径寸法よりも小さくかつ一定であることを特徴
    とする請求項1記載の広角レンズ。
  3. 【請求項3】前記両凸レンズの前記絞りと像側のレンズ
    面との間には前記両凸レンズの光軸回りの全周に亘って
    環状かつ一体に遮光部材が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の広角レンズ。
  4. 【請求項4】前記メニスカスレンズおよび前記両凸レン
    ズの各レンズ面の形状を2次曲面に補正項を加算した形
    の非球面式によって表すときに、 n=1.492 R1/f=4.5462 R2/f=0.3968 R3/f=2.3931 R5/f=−0.6377 K1=2.376 K2=−0.822249 K3=−0.943327 K5=−1.54424 D1/f=0.4057 D2/f=0.6290 D3/f=0.5382 D4/f=0.6787 φ4/f≧0.7187 φ4<φ3 ただし、 f:メニスカスレンズと両凸レンズとの合成焦点距離 n:メニスカスレンズと両凸レンズとを形成する材料の
    屈折率 R1:メニスカスレンズの物体側のレンズ面の頂点の曲
    率半径 R2:メニスカスレンズの両凸レンズ側のレンズ面の頂
    点の曲率半径 R3:両凸レンズのメニスカスレンズ側のレンズ面の頂
    点の曲率半径 R5:両凸レンズの像側のレンズ面の頂点の曲率半径 K1:メニスカスレンズの物体側のレンズ面の2次曲面
    パラメータ K2:メニスカスレンズの両凸レンズ側のレンズ面の2
    次曲面パラメータ K3:両凸レンズのメニスカスレンズ側のレンズ面の2
    次曲面パラメータ K5:両凸レンズの像側のレンズ面の2次曲面パラメー
    D1:メニスカスレンズの両レンズ面間の距離 D2:メニスカスレンズと両凸レンズとの対向するレン
    ズ面間の距離 D3:両凸レンズのメニスカスレンズ側のレンズ面と絞
    りとの間の距離 D4:両凸レンズの絞りと像側のレンズ面との間の距離 φ3:両凸レンズのメニスカスレンズ側のレンズ面側の
    開口径 φ4:絞りの開口径 という条件を満たすことを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれかに 記載の広角レンズ
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